JPS62162091A - 製紙用2重織物 - Google Patents
製紙用2重織物Info
- Publication number
- JPS62162091A JPS62162091A JP144586A JP144586A JPS62162091A JP S62162091 A JPS62162091 A JP S62162091A JP 144586 A JP144586 A JP 144586A JP 144586 A JP144586 A JP 144586A JP S62162091 A JPS62162091 A JP S62162091A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper layer
- fabric
- weft
- warp
- lower layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Paper (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
0産業上の利用分野
本発明は多層構造の製紙用織物に関し、特に紙層支持表
面を形成する経糸及び緯糸を摩耗側表面を形成する経糸
及び緯糸から夫々別個独立に構成し、これら2層の織物
を相互に結合する接結糸をもって織成された製紙用2重
織物に関する。
面を形成する経糸及び緯糸を摩耗側表面を形成する経糸
及び緯糸から夫々別個独立に構成し、これら2層の織物
を相互に結合する接結糸をもって織成された製紙用2重
織物に関する。
0従来の技術
本発明に最も近い従来の技術として、特公昭59−42
116号及び特開昭55−12892号に開示された製
紙用多層織物がある。
116号及び特開昭55−12892号に開示された製
紙用多層織物がある。
0発明が解決しようとする問題点
上述の従来技術の織物は、紙のワイヤーマーク特性即ち
紙に紙層形成部用織物のマーク(繊維跡)が残シ必ずし
も満足でない場合がある。それは下部層織物と下部層織
物を相互に結合するのに特別な接結糸を用いた構造にな
っている為に、接結糸が下部層織物と織成される個所で
、接結糸は下部層織物の経糸と緯糸を押し開げる様な形
態で下部層織物の経糸あるいは緯糸と織成されている。
紙に紙層形成部用織物のマーク(繊維跡)が残シ必ずし
も満足でない場合がある。それは下部層織物と下部層織
物を相互に結合するのに特別な接結糸を用いた構造にな
っている為に、接結糸が下部層織物と織成される個所で
、接結糸は下部層織物の経糸と緯糸を押し開げる様な形
態で下部層織物の経糸あるいは緯糸と織成されている。
この様な構造では下部層織物の本来の織り模様と異なる
繊維跡が紙層形成面に残シ紙層形成上好ましくない。さ
らに従来の技術は上層織物と下層織物を結合するのに特
別な接結糸を用いている為、接結糸は紙層形成面の繊維
跡を小さくする為に極力小さい径の糸が使われることに
なる。
繊維跡が紙層形成面に残シ紙層形成上好ましくない。さ
らに従来の技術は上層織物と下層織物を結合するのに特
別な接結糸を用いている為、接結糸は紙層形成面の繊維
跡を小さくする為に極力小さい径の糸が使われることに
なる。
しかし、小さい径の接結糸を用いた織物は製紙会社で使
用中に接結糸の摩滅による上層織物と下層織物の分離と
いう現象を起させしめ織物の寿命をまっとう出来ないも
のである。
用中に接結糸の摩滅による上層織物と下層織物の分離と
いう現象を起させしめ織物の寿命をまっとう出来ないも
のである。
従って紙層形成側織物(下部層織物)と摩耗側織物(下
部層織物)を相互に結合する方法を改善する必要がある
。
部層織物)を相互に結合する方法を改善する必要がある
。
O問題点を解決するための手段
本発明は、上述の問題点を解決する製紙用多層織物を提
供することを目的とする。
供することを目的とする。
即ち本発明は、
上層経糸1と上層緯糸2とで織成された下部層織物と:
下層経糸3と下層緯糸4とで織成された下部層織物と;
上層緯糸2と同じ直径を有し、下部層織物の経糸1及び
下部層織物の経糸3と互に織り合わされ、それによって
下部層織物と下部層織物とを互に結合する接結糸5と; からなる紙層形成部用2重織物において:上層緯糸2が
3本の連続する上層経糸1の下を通過する個所を緯糸方
向に一定間隔に設け;前記個所と個所との中間では、上
層緯糸2と上層経糸1とが1/1平織組織に織成され;
接結糸5が、前記個所における3本の連続する上層経糸
1のうちの中央の上層経糸1の上を通り、前記中央の上
層経糸1の両側に隣接する上層経糸1の下を夫々通り、
それによって上層緯糸2の上側ナックルと接結糸5の上
側ナックルとが協働して下部層織物の上側表面上に71
平織組織のナックルを形成すること; を特徴とする製紙用2重織物を提供することによって上
述の目的を達成する。
下部層織物の経糸3と互に織り合わされ、それによって
下部層織物と下部層織物とを互に結合する接結糸5と; からなる紙層形成部用2重織物において:上層緯糸2が
3本の連続する上層経糸1の下を通過する個所を緯糸方
向に一定間隔に設け;前記個所と個所との中間では、上
層緯糸2と上層経糸1とが1/1平織組織に織成され;
接結糸5が、前記個所における3本の連続する上層経糸
1のうちの中央の上層経糸1の上を通り、前記中央の上
層経糸1の両側に隣接する上層経糸1の下を夫々通り、
それによって上層緯糸2の上側ナックルと接結糸5の上
側ナックルとが協働して下部層織物の上側表面上に71
平織組織のナックルを形成すること; を特徴とする製紙用2重織物を提供することによって上
述の目的を達成する。
0作 用
5一
本発明の多層成形織物は接結糸5と下部層織物を構成す
る経糸1とが織成する個所において、当該経糸と織成す
べき緯糸2と緯糸接結糸5とが進路が入れ替わる形態に
することによって紙層形成面本来の織り模様を損わない
で紙層形成面を構成することが可能となシ、前述の先行
技術と比べ紙層形成面の繊維跡が残らずに紙のワイヤー
マーク特性が著しく改善できるものである。
る経糸1とが織成する個所において、当該経糸と織成す
べき緯糸2と緯糸接結糸5とが進路が入れ替わる形態に
することによって紙層形成面本来の織り模様を損わない
で紙層形成面を構成することが可能となシ、前述の先行
技術と比べ紙層形成面の繊維跡が残らずに紙のワイヤー
マーク特性が著しく改善できるものである。
更に本発明では、下部層織物の経糸1と、緯糸接結糸5
が織り合わされている個所と上下に対応する個所におい
て、下部層織物の緯糸2が下部層織物の経糸3と織り合
わすことによって下部層織物と下部層織物を非常に強固
に結合することが出来る。
が織り合わされている個所と上下に対応する個所におい
て、下部層織物の緯糸2が下部層織物の経糸3と織り合
わすことによって下部層織物と下部層織物を非常に強固
に結合することが出来る。
0実施例
第1図は本発明による第1の実施例を示す横断面図を表
わしている。第1の実施例において下部層織物は経糸1
と緯糸2とで平織組織を形成し、下部層織物は経糸3と
緯糸4とで4綜絖朱子織を形成しており上部層織物と下
部層織物は緯糸接結糸5によって相互に接結されている
。
わしている。第1の実施例において下部層織物は経糸1
と緯糸2とで平織組織を形成し、下部層織物は経糸3と
緯糸4とで4綜絖朱子織を形成しており上部層織物と下
部層織物は緯糸接結糸5によって相互に接結されている
。
この織物において接結糸5と経糸1との織成点で緯糸2
と接結糸5とがその進路を交換しつまシ緯糸2が経糸1
の上にナックルを作る個所で、該緯糸2の替わりに緯糸
2と同じ径を有する接結糸5が経糸1の上にナックルを
作シ当該個所で該緯糸2は該経糸1の下を通過するもの
でこの様な構成の織り構造にすることによって上部層織
物本来の織り模様(平織)を損わない様に紙層形成面を
構成するものである。
と接結糸5とがその進路を交換しつまシ緯糸2が経糸1
の上にナックルを作る個所で、該緯糸2の替わりに緯糸
2と同じ径を有する接結糸5が経糸1の上にナックルを
作シ当該個所で該緯糸2は該経糸1の下を通過するもの
でこの様な構成の織り構造にすることによって上部層織
物本来の織り模様(平織)を損わない様に紙層形成面を
構成するものである。
第2図は、第1の実施例の斜視図である。
第3図は、本発明による第2の実施例を示す横断面図を
表わしている。
表わしている。
第2の実施例が第1の実施例と相違する点は上部層織物
の経糸11と緯糸接結糸51が織り合わされている個所
と上下に対応する個所において上部層織物の緯糸21が
下部層織物の経糸31と織り合わされたもので、この様
な構成にすることによって上層織物と下層織物の結合を
紙層形成面の織り模様を損うことなしに、非常に強固に
出来るものである。
の経糸11と緯糸接結糸51が織り合わされている個所
と上下に対応する個所において上部層織物の緯糸21が
下部層織物の経糸31と織り合わされたもので、この様
な構成にすることによって上層織物と下層織物の結合を
紙層形成面の織り模様を損うことなしに、非常に強固に
出来るものである。
0発明の効果
本発明は以上の様な構成と作用を有するので従来の技術
と比較してワイヤーマーク特性を著しく改善することが
でき然も上層織物と下層織物の結合を非常に強固にでき
、さらに耐摩耗性及び剛性を維持することができる。
と比較してワイヤーマーク特性を著しく改善することが
でき然も上層織物と下層織物の結合を非常に強固にでき
、さらに耐摩耗性及び剛性を維持することができる。
第1図は本発明の第1の実施例を示す横断面図である。
第2図は第1図の斜視図である。
第3図は本発明の第2の実施例を示す横断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、上層経糸1と上層緯糸2とで織成された上部層織物
と; 下層経糸5と下層緯糸4とで織成された下部層織物と; 上層緯糸2と同じ直径を有し、上部層織物の経糸1及び
下部層織物の経糸3と互に織り合わされ、それによって
上部層織物と下部層織物とを互に結合する接結糸5と; からなる紙層形成部用2重織物において; 上層緯糸2が3本の連続する上層経糸1の下を通過する
個所を緯糸方向に一定間隔に設け;前記個所と個所との
中間では、上層緯糸2と上層経糸1とが1/1平織組織
に織成され;接結糸5が、前記個所における3本の連続
する上層経糸1のうちの中央の上層経糸1の上を通り、
前記中央の上層経糸1の両側に隣接する上層経糸1の下
を夫々通り、それによって上層緯糸2の上側ナックルと
接結糸5の上側ナックルとが協働して上部層織物の上側
表面上に1/1平織組織のナックルを形成すること; を特徴とする製紙用2重織物。 2、前記下部層織物を構成する緯糸4の直径が上部層織
物を構成する緯糸2の直径の1.7〜2.0倍であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の製紙用2
重織物。 3、前記上部層織物の経糸1と緯糸接結糸5とが織り合
わされている個所と上下に対応する個所において上部層
織物の緯糸2が下部層織物の経糸3と織り合わされてい
る特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の製紙用2重
織物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP144586A JPS62162091A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 製紙用2重織物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP144586A JPS62162091A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 製紙用2重織物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62162091A true JPS62162091A (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=11501635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP144586A Pending JPS62162091A (ja) | 1986-01-09 | 1986-01-09 | 製紙用2重織物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62162091A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02269891A (ja) * | 1989-02-10 | 1990-11-05 | Huyck Corp | 抄紙用織地 |
JPH0987990A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-03-31 | Nippon Filcon Co Ltd | 製紙用二層織物 |
JPH09105093A (ja) * | 1995-10-05 | 1997-04-22 | Nippon Filcon Co Ltd | 製紙面側織物に補助緯糸を配置した製紙用2層織物 |
JP2001355190A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-26 | Nippon Filcon Co Ltd | 製紙用2層織物 |
JP2003013384A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Nippon Felt Co Ltd | 製紙用織物 |
JP2004518833A (ja) * | 2001-02-22 | 2004-06-24 | タムフェルト・オーワイジェイ・エービーピー | 抄紙装置用織物 |
JP2006512513A (ja) * | 2002-12-30 | 2006-04-13 | オルバニー インターナショナル コーポレイション | 製紙機械用の多層布 |
JP2014532124A (ja) * | 2011-10-04 | 2014-12-04 | アンドリッツ クフェラス ゲーエムベーハー | 抄紙機用スクリーン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6037235A (ja) * | 1983-08-09 | 1985-02-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 中空部品の押し出し加工方法 |
-
1986
- 1986-01-09 JP JP144586A patent/JPS62162091A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6037235A (ja) * | 1983-08-09 | 1985-02-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 中空部品の押し出し加工方法 |
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USRE35777E (en) * | 1989-02-10 | 1998-04-28 | Huyck Licensco, Inc. | Self stitching multilayer papermaking fabric |
JPH0987990A (ja) * | 1995-09-22 | 1997-03-31 | Nippon Filcon Co Ltd | 製紙用二層織物 |
JPH09105093A (ja) * | 1995-10-05 | 1997-04-22 | Nippon Filcon Co Ltd | 製紙面側織物に補助緯糸を配置した製紙用2層織物 |
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JP2003013384A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-15 | Nippon Felt Co Ltd | 製紙用織物 |
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JP4810229B2 (ja) * | 2002-12-30 | 2011-11-09 | オルバニー インターナショナル コーポレイション | 製紙機械用の多層布 |
JP2014532124A (ja) * | 2011-10-04 | 2014-12-04 | アンドリッツ クフェラス ゲーエムベーハー | 抄紙機用スクリーン |
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