JPS62161850A - 難燃性組成物 - Google Patents
難燃性組成物Info
- Publication number
- JPS62161850A JPS62161850A JP403486A JP403486A JPS62161850A JP S62161850 A JPS62161850 A JP S62161850A JP 403486 A JP403486 A JP 403486A JP 403486 A JP403486 A JP 403486A JP S62161850 A JPS62161850 A JP S62161850A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- parts
- composition
- weight
- vinyl chloride
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/03—Use of materials for the substrate
- H05K1/0313—Organic insulating material
- H05K1/0353—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement
- H05K1/0373—Organic insulating material consisting of two or more materials, e.g. two or more polymers, polymer + filler, + reinforcement containing additives, e.g. fillers
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、難燃性組成物に関し、特に、制御機器の盤内
配線用の絶縁被覆材として好適な難燃性3111成物に
関する。
配線用の絶縁被覆材として好適な難燃性3111成物に
関する。
制御機器の盤内配線としては、防災上、万−盤内線に過
電流が流れて扉体が赤熱溶断した場合でも、その時に生
じるアーク火花で発火しないものが要求されている。
電流が流れて扉体が赤熱溶断した場合でも、その時に生
じるアーク火花で発火しないものが要求されている。
上記の要求を満たすために、従来よりフッ素樹脂系の絶
縁電線が用いられていたが、該電線は高価である問題が
ある。このため、最近では、安価な難燃性のポリ塩化ビ
ニル組成物を被覆した絶縁電線を上記のフッ素樹脂系の
絶縁電線に代わって用いる試みがなされている。
縁電線が用いられていたが、該電線は高価である問題が
ある。このため、最近では、安価な難燃性のポリ塩化ビ
ニル組成物を被覆した絶縁電線を上記のフッ素樹脂系の
絶縁電線に代わって用いる試みがなされている。
ところで、これまで提案された低塩酸難燃性ポリ塩化ビ
ニル絶縁の電線は、耐アーク火花性が充分でなく屡アー
クにより発火する問題があった。
ニル絶縁の電線は、耐アーク火花性が充分でなく屡アー
クにより発火する問題があった。
このため本発明は、アーク火花に接しても発火し難く、
しかも電気絶縁性に優れた難燃性組成物を提供すること
を目的とするものである。
しかも電気絶縁性に優れた難燃性組成物を提供すること
を目的とするものである。
本発明は、塩化ビニル系グラフトマーと当該塩化ビニル
系グラフトマー100重量部あたり炭酸カルシウムおよ
び水酸化マグネシウムからなる群から選ばれた少なくと
も1種lO〜70重量部、焼成クレーおよび焼成シリカ
からなる群から選ばれた少なくとも1種3〜50重量部
、並びに難燃剤とからなり、かつ酸素指数が少なくとも
27であることを特徴とする難燃性組成物に関する。
系グラフトマー100重量部あたり炭酸カルシウムおよ
び水酸化マグネシウムからなる群から選ばれた少なくと
も1種lO〜70重量部、焼成クレーおよび焼成シリカ
からなる群から選ばれた少なくとも1種3〜50重量部
、並びに難燃剤とからなり、かつ酸素指数が少なくとも
27であることを特徴とする難燃性組成物に関する。
従来から使用されていた制御機器盤内配線用の低塩酸難
燃性ポリ塩化ビニル絶縁を線は、過電流通電によって昇
温された導体の熱で被覆物が熱分解するとともに、被覆
物内配合されている塩化水素の補足剤たる炭酸カルシウ
ムが熱分解により生じた塩化水素(難燃性を有する)と
反応して当該ガスを消費し、この結果、導体近傍で可燃
性ガスの濃度が高くなってこのガスが発火の原因となっ
ていた。
燃性ポリ塩化ビニル絶縁を線は、過電流通電によって昇
温された導体の熱で被覆物が熱分解するとともに、被覆
物内配合されている塩化水素の補足剤たる炭酸カルシウ
ムが熱分解により生じた塩化水素(難燃性を有する)と
反応して当該ガスを消費し、この結果、導体近傍で可燃
性ガスの濃度が高くなってこのガスが発火の原因となっ
ていた。
これに対して、本発明においては、ベースポリマーとし
て塩化ビニル系グラフトマーを用い、かつ、これらに上
記の特定の薬剤を特定量添加することにより上記した可
燃性ガスの濃度を低く抑えて耐アーク火花性の難燃性組
成物が得られる。
て塩化ビニル系グラフトマーを用い、かつ、これらに上
記の特定の薬剤を特定量添加することにより上記した可
燃性ガスの濃度を低く抑えて耐アーク火花性の難燃性組
成物が得られる。
本発明において用いられる塩化ビニル系グラフトマーと
しては、エチレン・酢酸ビニルグラフトポリ塩化ビニル
(EV^−g−PVC> 、塩素化ポリエチレングラフ
トポリ塩化ビニル< CI−PH−g−PVC)、エレ
ン・エチルアクリレートグラフトポリ塩化ビニル(HE
^−g−PVC> 、などが挙げられる。
しては、エチレン・酢酸ビニルグラフトポリ塩化ビニル
(EV^−g−PVC> 、塩素化ポリエチレングラフ
トポリ塩化ビニル< CI−PH−g−PVC)、エレ
ン・エチルアクリレートグラフトポリ塩化ビニル(HE
^−g−PVC> 、などが挙げられる。
炭酸カルシウムおよび水酸化マグネシウムからなる群か
ら選ばれた少なくともL種の使用量、またはその両方の
合計量の使用量は、塩化ビニル系グラフトマー100重
量部あたり10〜70重量部、好ましくは20〜50重
量部である。10重量部より少ないと、添加の効果が乏
しく、一方、70重量部より多いと、組成物の耐寒性や
押し出し加工性が悪くなる。
ら選ばれた少なくともL種の使用量、またはその両方の
合計量の使用量は、塩化ビニル系グラフトマー100重
量部あたり10〜70重量部、好ましくは20〜50重
量部である。10重量部より少ないと、添加の効果が乏
しく、一方、70重量部より多いと、組成物の耐寒性や
押し出し加工性が悪くなる。
焼成クレーおよび焼成シリカからなる群から選ばれた少
なくとも1種の使用量、またはその両方の合計量の使用
量は、塩化ビニル系グラフトマー100重量部あたり3
〜50重量部、好ましくは5〜30重量部である。3重
量部より少ないと添加の効果が乏しく、一方、50重量
部より多いと組成物の耐寒性が悪くなる。
なくとも1種の使用量、またはその両方の合計量の使用
量は、塩化ビニル系グラフトマー100重量部あたり3
〜50重量部、好ましくは5〜30重量部である。3重
量部より少ないと添加の効果が乏しく、一方、50重量
部より多いと組成物の耐寒性が悪くなる。
本発明の組成物は、JIS K 7201に従って測定
した酸素指数が少なくとも27の難燃性を有することも
必須の用件とする。この用件は、通常の有機難燃剤や無
機難燃剤を上記の酸素指数値を達成するに必要な量を添
加することにより容易になすことができる。
した酸素指数が少なくとも27の難燃性を有することも
必須の用件とする。この用件は、通常の有機難燃剤や無
機難燃剤を上記の酸素指数値を達成するに必要な量を添
加することにより容易になすことができる。
有機難燃剤としては、ヘキサブロモベンゼン、トリス2
.3ジブロモプロピルイソシアヌレート、デカブロモジ
フェニルオキサイドなどのハロゲン系難燃剤、赤リン、
りん酸エステルなどのリン系難燃剤、あるいはその他の
難燃剤を挙げることができる。
.3ジブロモプロピルイソシアヌレート、デカブロモジ
フェニルオキサイドなどのハロゲン系難燃剤、赤リン、
りん酸エステルなどのリン系難燃剤、あるいはその他の
難燃剤を挙げることができる。
無機難燃剤としては、二酸化アンチモン、二酸化モリブ
デンなどの無機金属酸化物、水和マグネシア、水和アル
ミナなどの水和金属酸化物、硼酸亜鉛、メタ硼酸バリウ
ムなどの硼酸化合物などが挙げられる。
デンなどの無機金属酸化物、水和マグネシア、水和アル
ミナなどの水和金属酸化物、硼酸亜鉛、メタ硼酸バリウ
ムなどの硼酸化合物などが挙げられる。
有機難燃剤と無機難燃剤とは、併用してもよいく、また
要求によっては、H燃剤として非ハロゲン系のものを用
いて、本発明の組成物をハロゲンフリー化することもで
きる。
要求によっては、H燃剤として非ハロゲン系のものを用
いて、本発明の組成物をハロゲンフリー化することもで
きる。
本発明の組成物には、必要に応じてポリ塩化ビニルに通
常配合される薬剤、たとえば安定剤、顔料、可塑剤、加
工助剤、などを通常量配合してもさしつかえない。
常配合される薬剤、たとえば安定剤、顔料、可塑剤、加
工助剤、などを通常量配合してもさしつかえない。
本発明の組成物は、耐アーク火花性にすぐれているので
、各種機器の盤内配線用の被覆材として好適である。
、各種機器の盤内配線用の被覆材として好適である。
以下、実施例及び比較例により本発明を一層詳細に説明
する。
する。
実施例1〜7、 比較例1〜3
下表に示す実施例および比較例の各組成物を150〜1
60℃に調温した2本ロールで約20分間混練して調製
した。ついで各組成物につき、次に示す試験を行った。
60℃に調温した2本ロールで約20分間混練して調製
した。ついで各組成物につき、次に示す試験を行った。
過電流難燃試験
外径1鰭φの銅導体の上に各組成物を21m厚さに押出
被覆して得た絶縁電線から長さ40cmの試験片を採取
し、その両端に取りつけたAMP端子間に許容電流(3
8A)の4.5倍の電流を印加し、導体が溶断する時に
発生するアークにてPIly層が発火するか否かを調べ
る。下表には、発火しない組成物については○印で、一
方発火した組成物については、×印で示した。
被覆して得た絶縁電線から長さ40cmの試験片を採取
し、その両端に取りつけたAMP端子間に許容電流(3
8A)の4.5倍の電流を印加し、導体が溶断する時に
発生するアークにてPIly層が発火するか否かを調べ
る。下表には、発火しない組成物については○印で、一
方発火した組成物については、×印で示した。
匹しヱ五又生見
Te3−53に規定する方法に従って発生HCIガスを
測定し、その量が150■/g以下の組成物については
、○印で、上記の値より多い組成物については、×印で
示した。
測定し、その量が150■/g以下の組成物については
、○印で、上記の値より多い組成物については、×印で
示した。
止盪抵坑圭
各組成物から160℃×10分のプレス成形によって調
製した1m厚のシートにつき、JISK6723に規定
の方法に従って30℃の値を測定した。体積抵抗率が7
X10”Ω・値以上の組成物については○印で、一方上
記の値より低いものについてはX印で示した。
製した1m厚のシートにつき、JISK6723に規定
の方法に従って30℃の値を測定した。体積抵抗率が7
X10”Ω・値以上の組成物については○印で、一方上
記の値より低いものについてはX印で示した。
腹皮厳皮
各組成物から160℃XIO分のプレス成形によって調
製した2龍厚のシートにつき、J■S ゛に6
723に規定の方法に従って脆化温度を測定した。その
温度が一15℃以下の組成物は、○印で、一方上記の温
度より高いものについては×印で示した。
製した2龍厚のシートにつき、J■S ゛に6
723に規定の方法に従って脆化温度を測定した。その
温度が一15℃以下の組成物は、○印で、一方上記の温
度より高いものについては×印で示した。
(風下余白・)
Claims (1)
- (1)塩化ビニル系グラフトマーと当該塩化ビニル系グ
ラフトマー100重量部あたり炭酸カルシウムおよび水
酸化マグネシウムからなる群から選ばれた少なくとも1
種10〜70重量部、焼成クレーおよび焼成シリカから
なる群から選ばれた少なくとも1種3〜50重量部、並
びに難燃剤とからなり、かつ酸素指数が少なくとも27
であることを特徴とする難燃性組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP403486A JPS62161850A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 難燃性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP403486A JPS62161850A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 難燃性組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62161850A true JPS62161850A (ja) | 1987-07-17 |
Family
ID=11573677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP403486A Pending JPS62161850A (ja) | 1986-01-10 | 1986-01-10 | 難燃性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62161850A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996023656A1 (fr) * | 1995-02-02 | 1996-08-08 | Nobel Plastiques | Procede d'ignifugation d'un composant en matiere plastique appartenant a une installation de distribution d'un liquide inflammable |
FR2741083A1 (fr) * | 1995-11-13 | 1997-05-16 | Nobel Plastiques | Procede d'ignifugation d'un composant en matiere plastique appartenant a une installation de distribution d'un liquide inflammable |
US8026444B2 (en) | 2008-08-28 | 2011-09-27 | Hitachi Cable, Ltd. | Radiation-proof resin composition and radiation-proof cable |
JP2013129734A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Hitachi Cable Ltd | ポリ塩化ビニル樹脂組成物、それを用いた電線およびケーブル |
-
1986
- 1986-01-10 JP JP403486A patent/JPS62161850A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1996023656A1 (fr) * | 1995-02-02 | 1996-08-08 | Nobel Plastiques | Procede d'ignifugation d'un composant en matiere plastique appartenant a une installation de distribution d'un liquide inflammable |
FR2741083A1 (fr) * | 1995-11-13 | 1997-05-16 | Nobel Plastiques | Procede d'ignifugation d'un composant en matiere plastique appartenant a une installation de distribution d'un liquide inflammable |
US8026444B2 (en) | 2008-08-28 | 2011-09-27 | Hitachi Cable, Ltd. | Radiation-proof resin composition and radiation-proof cable |
JP2013129734A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Hitachi Cable Ltd | ポリ塩化ビニル樹脂組成物、それを用いた電線およびケーブル |
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