JPS62161137A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は原稿をスキャンするキャリツノと、このキャリ
ッジに連結される駆動ベルトとの連結構造を改良した画
像形成装置に関する。

〔従来の技術〕

画像形成装置たとえば電子複写機などにおいては、その
原稿台にセットされた原稿に光源を備えたキャリッジの
移動により光を走査し、その反射光を光学系を介して感
光ドラムに導いて静電潜像を形成し、この静電潜像を現
像器で現像し、用紙に画像を転写するようになっている
。

第８図はキャリツノの駆動系を示すものである。図中１
は露光ランプを備える第１のキャリツノで、２は原稿か
らの反射光をレンズ３を介して感光ドラムへ送る反射ミ
ラーを備える第２のキャリッジである。上記第１のキャ
リツノ１はその両端部が固定部４，４を介して駆動ベル
ト５．５に連結され、上記第２のキャリッジ２の両端部
はプーリ６．７を介して上記１駆動ベルト５，５に連結
されている。

しかして、上記駆動ベルト５，５が図示しない駆動源に
より、走行されることにより、第１および第２のキャリ
ッジ１，２が移動され、原稿面が露光ランプによりスキ
ャンされる。

ところで、上記キャリッジ１，２を走行させるタイミン
グベルト５，５は時間が経過すると伸びることがある。

タイミングベルト５，５が伸びると、キャリッジ１，２
がその進行方向に対して光学的に直角でなくなり、第９
図に示すように、Ｘ軸方向にθ度傾いた画像Ｇがコピー
されてしまう。

したがって、この傾きを調整するため、定期的にキャリ
ッジ１とタイミングベルト５，５の固定部４，４をタイ
ミングベルト５，５に対シ±δ度移動させて調整が行な
われている。

しかしながら、従来においては、キャリッジＩの固定部
４，４に対してタイミングベルト５゜５をねじにより締
結される金具を介して固定していたため、キャリッジ１
の傾き調整時には、上記金具を取外さなければならない
とともに調整に際して複写機を相描分解しなければなら
ず、極めて手間取るという問題点があった。

本発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的
とするところは、金具を取外したり、画像形成装置を分
解したシすることなく容易江キャリッジの傾きを調整で
き、しかも、調整プーリの操作治具を別途用意すること
なく調整できるようにした画像形成装置を提供しようと
するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するため、キャリッジのホルダ
に駆動ベルトが掛け渡される調整プーリを設け、この調
整グーリを操作手段により操作するものである。

〔作用〕

操作手段により調整プーリを操作することによう、キャ
リツノを駆動ベルトに対し相対的に移動させてキャリッ
ジの傾きを調整する。

〔実施例〕

以下、本発明を第１図乃至第８図に示す一実施例を参照
して説明する。第１図は電子複写機の光学部を示すもの
で、図中１１は第１のキャリッジで、１２は第２のキャ
リッジである。上記第１のキャリッ・ゾ１ノには露光ラ
ンプ１３および第１の反射ミラー１４が配設され、上記
第２のキャリツノ１２には第２および第３の反射ミラー
１５．１６が配設されている。また、上記第３のミラー
１６から反射される反射光路中にはレンズユニット１７
が設けられ、このレンズユニット１７を通過した光は第
４．第５および第６の反射ミラー１Ｂ、１９．２０を介
して感光ドラム２１に案内されるようになっている。

上記第１および第２のキャリッジ１１．１２の両端部に
は第２図にも示すようにタイミングベルト２２が掛け渡
されている。上記タイミングベルト２２の両端部は固定
金具２３．２４に固定され、その中途部が順次、上記第
２のキャリッジ１２のｆ−リフ２ａ、上記第１のキャリ
ッジ１１の連結部２５、駆動プーリ２６、従動プーリ２
７および上記第２のキャリツノ１２の７’−リ１２ｂに
掛け渡されている。

上記第１のキャリッジ１１の連結部２５は第３図乃至第
７図に示すように構成されている。

すなわち、図中３１は第１のキャリッジ１１の一端部に
設けられたホルダで、このホルダ３１は離間対向する一
対の起立壁３２．３２を有するとともに、これら起立壁
３２．３２には軸受部をなす切欠部３２ｈ　、３２＆が
形成されている。上記ホルダ３ノにはその起立壁３２．
３２間に位置して調整プーリ３３が収納され、その回転
軸３３ｍ、３３ｂが上記切欠部３２ａ。

３２ｈに回転自在に支持されている。また、上記調整ｆ
−＋）３．３の一方の軸３３ｂにはウオームギヤ３４が
設けられ、このウオームギヤ３４にはウオーム３５が噛
合されている。とのウオーム３５は上記ホルダ３ノの下
部に形成された受部３６に取付けられている。３７は上
記ウオーム３５の一端部に設けられた操作機みである。

上記調整プーリ３３にタイミングベルト２２が掛け渡さ
れ、このタイミングベルト２２は第４図に示すようにホ
ルダ３１に配設されたガイド部３８．３８によりΩ状に
保持されている。

このΩ状に保持されたタイミングベルト２２のテンショ
ンにより調整プーリ３３は下方へ押圧され、これにより
、ウオームギヤ３４、ウオーム３５がホルダ３１の上部
側から嵌め込むだけのものであっても外れないようにさ
れている。

しかして、画像形成時には原稿台にセットされた原稿に
第１のキャリッジ１１の露光ランデ１３から光が照射さ
れ、タイミングベルト３５の走行により第１および第２
のキャリツノ１１゜１２が移動されて原稿面がスキャン
される。このスキャンにより、原稿面から反射された光
は第１〜第３の反射ミラー１４．１５．１６、レンズユ
ニット１７、第４〜第６の反射ミラー１８゜１９．２０
を介して感光ドラム２ノに送られ静電潜像が形成される
。この静電潜像は図示しない現像装置により、現像され
たのち同紙に転写される。

つぎに、上記第１および第２のキャリッジ１１゜１２の
傾きを調整する場合について説明する。

この場合には、第３図に示すようにオオーム３５の操作
撮み３６を矢印ａ、あるいは矢印す方向に回転させる。

これにより、ウオーム３５およびウオームギヤ３４を介
して調整プーリ３４が回転され、タイミングベルト２２
に対しホルダ３１が相対的に移動する。この移動により
、第１および第２のキャリッジ１１．１２が移動されそ
の傾き（第９図に示すθ）が調整されることになる。

上述したように、ウオーム３５の操作撮み３６を回転さ
せるだけで、キャリッジ１１．１２の傾きを調整できる
ため、調整作業が極めて容易になる。

また、調整プーリ３３を回転させるためのウオームギヤ
３４、ウオーム３５を備えるため、調整プーリ３３の操
作治具を別途用意する必要がなく実用的である。

さらＫ、ウオームギヤ３４を用いるため、微調整が可能
になるとともに、減速比が大きいため、キャリッジ１１
．１２の移動により、ウオームギヤ３４が動くこともな
い。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、調整プーリを回転
させるだけで駆動ベルトに対するキャリッジの傾きを調
整でき、従来のような駆動ベルトとキャリッジの連結具
を取外したり、装置本体を分解するといった作業が不要
になり、調整作業が著しく容易になる。

また、調整プーリを操作する操作手段を備えるため、調
整時にドライバーなどの操作治具をわざわざ用意する必
要がなく極めて便利である。

【図面の簡単な説明】 第１図乃至第７図は本発明の一実施例を示すもので、第
１図は電子複写機の光学系を示す濁成図、第２図はキャ
リツノの駆動系を示す斜視図、第３図はキャリッジとタ
イミングベルトの連結部を示す斜視図、第４図はその調
整プーリとタイミングベルトの噛合状態を示す正面図、
第５図はウオームギヤとウオームの噛合状態を示す正面
図、第６図はキャリッジとタイミングベルトの連結部を
示す縦断面図、第７図はその分解斜視図、第８図および
第９図は従来例を示す平面図である。 １１・・・キャリッジ、２２・・・タイミングベルト（
駆動４ルト）、３３・・・調整プーリ、３４・・・ウオ
ームギヤ（操作手段）、３５・・・ウオーム（操作手段
）。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　武　彦第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿を光源によりスキャンするキャリッジと、こ
   のキャリッジの少なくとも一端部にホルダを介して連結
   され走行することにより前記キャリッジを移動させる駆
   動ベルトと、上記ホルダに設けられて前記駆動ベルトが
   掛け渡された調整プーリと、この調整プーリを操作し上
   記キャリッジを駆動ベルトに対し相対的に移動させる操
   作手段とを具備してなることを特徴とする画像形成装置
   。
2. （２）操作手段は調整プーリに設けられたウォームギヤ
   と、このウォームギヤに噛合されたウォームとからなる
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の画像形成
   装置。