JPS62160000A - 集線分配装置 - Google Patents

集線分配装置

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JPS62160000A
JPS62160000A JP61002368A JP236886A JPS62160000A JP S62160000 A JPS62160000 A JP S62160000A JP 61002368 A JP61002368 A JP 61002368A JP 236886 A JP236886 A JP 236886A JP S62160000 A JPS62160000 A JP S62160000A
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transmission
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frame
terminal
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浩 小林
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秀朗 春山
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    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0635Clock or time synchronisation in a network
    • H04J3/0682Clock or time synchronisation in a network by delay compensation, e.g. by compensation of propagation delay or variations thereof, by ranging
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は1以上の端末機器を集線分配端末を介して中央
装置に接続してなる集線分配方式にあって、特に各集線
分配端末からの信号送出タイミングをその信号伝送遅延
時間を考慮して最適制御することができる実用性の高い
集線分配方式に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
複数の端末機器を構内電話交換機(PBX)に接続して
ネットワークを構成する場合、上記各端末機器をそれぞ
れ直接的tこPBXに配線接続することは一般に多大な
労力を要する。また設備経費が多く掛かる等の問題があ
る。特に、各端末機器が複数の建屋に、或いは同一の建
屋であっても階を異ならせて所定数づつ分散して配置さ
れる場合が多いので、上述した問題が大きい。
そこで従来、各建屋や各階毎に集線分配端末を設け、こ
れらの集線分配端末と中央装置であるPBXとを1例え
ば上り回線と下り回線とを介して配線結合し、これらの
間で時分割に信号伝送するようにし、且つ上記各集線分
配端末に電話器等の端末機器をそれぞれ接続することが
考えられている。
このようにシステムを構成すれば、その基幹となる中央
装置および集線分配端末からなる系の敷設が容易となり
、また端末機器をその最も近い箇所に設置された集線分
配端末に接続すれば良いのでネットワークを柔軟に構築
することが可能となる。
ところが上述したようにこのシステムは、1つの信号伝
送路(−ヒリ線路と下り線路)を介して上記複数の集線
分配端末と中央装置との間で信号伝送する構成であり、
各集線分配端末が上記信号伝送路に対してそれぞれ異な
る位置に接続される。
この為、各集線分配端末と中央装置との間の伝送路長が
各集線分配端末毎に異なり、この伝送路長の異なり等に
起因する伝送遅延時間の違いによって信号伝送所要時間
に差が生じる。この為、各集線分配端末からの伝送信号
を、衝突を招来することなしに時分割多重化するには、
上記各集線分配端末毎に前記伝送所要時間(伝送遅延時
間)を考慮してその送出タイミングを制御することが必
要であった。
中央装置としてPBXを、端末装置として集線分配装置
(concentrator/distributor
 equipment )を用いた通信ネットワークシ
ステムを例として記述する。第6図に示すように、中央
装置1とこれから離れた場所に複数の端末装置2a、 
2b、・・・2nが配置される。この例では、中央装置
1から、アップリング3とダウンリンク4を有するパス
形態の信号伝送路が配線されており、端末装置2a、 
2b、・・・2nは任意の位置で信号伝送路に結合され
る。各端末装置には電話器、データ処理装置のような複
数の端末機器5が結合される。端末装置にはそれぞれ番
号(アドレス)が割当てられている。
中央装置1は、第7図(a)に示すように、端末装置2
a、 2b、・・・2nに対する送信データ(サブフレ
ームデータ) DOI、 DO2,・・・DOnを、ア
ドレスの順序に従ってその間にダミーデータを間挿して
時分割多重にダウンリンク4上に送出する。中央装置1
は、端末装置2a、 2b、・・・2nからそれぞれ所
定のタイミングでアップリンク3上に送出された送信デ
ー 11 DI 1. DI2.−−・DInを、第7
図中)に示すように。
時分割に受信する。中央装置1は最後のサブフレームデ
ータDOnのすぐ後に端末装置の1つを指定するアドレ
スデータを含むADRサブフレームを送出する。中央装
置1からのデータの1フレームは。
サブフレームチー / DOI乃至DonとADRサブ
フレームを有するデータ区間と各端末装置の伝送遅延時
間を計測するために設けられた所定の時間長を有するウ
ィンドウ区間とにより構成される。
端末装置2a乃至2nから中央装置1へ送信されるデー
タの1フレームは、第7図(b)に示すように。
端末装置からのサブフレームデータD11乃至り工nを
有するデータ区間とDInに続くウィンドウ区間とによ
り構成される。中央装置1からのアドレスデータADR
により指定される端末装置は、端末装置Sからのデータ
フレーム中のウィンドウ区間にテスト信号を送出し、そ
して中央装置は端末装置へのデータフレーム中のウィン
ドウ区間にテスト信号を返送する。自己が送出したテス
ト信号を受けて、端末装置は中央装置との間の伝送遅延
時間を測定する。この伝送遅延時間の測定により、各端
末装置は、信号の送出タイミングを調整し、この結果端
末装置からの伝送信号の衝突が防止される。
一例として、第6図のネットワークが最大31台の端末
装置が接続可能であり、そして各端末装置には最大4台
の端末機器5が接続可能であるとしよう。この場合には
、各端末装置2に宛られるサブフレームデータは、第8
図に示すように、2ビット同期信号;4ビット制御デー
タ;8ビツト×4チヤンネル音声PCMデータおよび2
ピツトダミーデータの針切ビットから成る。同期信号は
′10”である。ADRサブフレームは10ビツト、ウ
ィンドウ区間は、284ビツト+2ビツト(ウィンドウ
の立上がりと立下りに対応)とすると、1フレームは1
536ビツト長を有する。1フレームの時間長を124
μ叢とすると1言号クロックレートは1536/125
μ式= 12.288MHzである。端末装置2a乃至
2nから中央装置1へ送信されるデータのサブフレーム
および1フレームの構成は、中央装置から端末装置への
データの構成と同じである。
第9図にテスト信号サブフレームのフォーマットが示さ
れる。テスト信号は1図示のように、2ビツトダミーデ
ータ、2ビット同期信号(1〔,6ビツトアドレスデー
タ(端末装置の番号)の計10ビットから成る。中央装
置1から送出されるADRサブフレームも同様なフォー
マットを有する。
各端末装置の伝送遅延時間を高精度に測定するために中
央装置1からパイロット信号が送出され。
変調データ信号はパイロット信号に重畳されて信号伝送
路上を送信される。パイロット信号の周波数は、クロッ
クレートの整数倍、例えば12.288 x 20 =
 245.76MHzに設定される。この場合には、1
ピット時間の1/10〜1/20の精度で伝送遅延時間
の測定が可能である。
以下、第10.11.12図を参照して中央装置1およ
び端末装置2の構成を記述する。第10図に示す中央装
置1においては、アップリンク3を介して端末装置2か
ら伝送された信号はバンドパスフィルタ11により不要
な周波数帯域が除去されて、そして増幅容認により所定
のレベルに増巾される。この受信信号は復調器13によ
り復調されて1分配器(フレームディアッセンブ2)1
4に印加される。
分配器14は、端末装置2a乃至2nから送信された信
号を分解して、音声PCMデータをPCM、1イウエイ
14aを介して、制御データをデータハイウェイ14b
を介してPBX 15に結合する。
PBX15において端末装置からの信号が交換処理を受
ける。PBXからの音声信号はPCMハイウェイ16a
を、制御データ信号はデータハイウェイ16bを介して
マルチプレクサ(フレームアッセンプラ)16に供給さ
れる。フレームアッセンプラ16はフレーム同期信号に
応答し第7図(a)に示すような形式に入力信号を組立
てる。フレームアッセンプラ16の出力信号は選択器1
7を介して変調器18に印加されて、ここでFSK (
f requency ahi f t keying
 ) c7)ような所定の変調方式で変調される。
変調器18からの変調されたデータ信号は、増幅器12
からの受信データ信号とともにスイッチ回路19に印加
される。スイッチ回路19はウィンドウ信号に応答して
変調器18の出力信号か成るいは増幅器12の出力信号
を増幅器20に供給する。増幅器20の出力信号はバン
ドパスフィルタ21およびオアゲートnを介してダウン
リンク4に結合される。スイッチ回路19は前述の1フ
レームのウィンドウ期間には増幅器12の出力信号、す
なわち端末装置からアップリンク3を送信されてきたテ
スト信号をダウンリンク4に送る。
パイロット信号発生回路δが設けられており。
これは常時オアゲートnを介して正弦波の245.76
MHzのパイロット信号をダウンリンク4上に送る。
変調されたデータ信号はパイロット信号に重畳されてダ
ウンリンク4上を送信される。パイロット信号伝送路上
はまたパイロット信号に位相同期(phase 1oc
ked) した12.288MHzの送信クロック信号
Txを発生する。
前述した選択器17は、1フレ一ム期間内のデータ信号
送出期間にはフレームアッセンプラ16からの端末装置
2a乃至2n宛のサブフレームデータ信号DOI乃至D
Qnを、ウィンドウ期間内にはADRすブフレーム信号
を選択して変調器18に供給する。
PBX15から、1フレ一ム期間の周期を有する。第1
1図(In)のフレーム同期信号がフレームアッセンプ
ラ16に加えてR−87リツプフロツプ回路Uのリセッ
ト端子にも印加され、この結果そのQ出力が。
第11図(C)に示すように、ローになる。フリップフ
ロップ冴のQ出力はウィンドウ信号としてスイッチ回路
19に結合される。ウィンドウ信号がローであるときに
は、スイッチ回路19は変調器18の出力を選択し、こ
のため第11図(d)に示すように、中央装置1からデ
ータ信号(Dol乃至DonおよびADR)がダウンリ
ンク4に送出される。
フリ、プフロップ回路Uがリセットされると、送信され
るサブフレームをカウントするサブ7レームカウンタ5
がインバータがを介してエネーブルされる。同時にフレ
ームアッセンブラ16がエネーブルされて、サブフレー
ムデータDOI乃至Donの送信を開始する。サブ7レ
ームカウンタ5は。
送信クロックTxをカウントする。1データサブフレー
ムのビット数40に相当する40進カウンタとこの40
進カウンタの出力をカウントする。フレームアッセンプ
ラ16から送出されるサブフレームの個数nに対応する
n進カウンタを具備する。このn進カウンタによりn個
のサブフレームがカウントされると、 ADRサブフレ
ーム発生器四がエネーブルされてADRサブフレームを
選択器17に送り、同時に選択器17をしてADHサブ
フレームを変調器18に送る。
ADRデータ(端末装置のアドレス番号)を発生するA
DHデータ発生器27が設けられ%ADRデータをAD
Rサブフレーム発生器四に供給する。発生器沼は、第9
図に示すようなフォーマットでADRサブフレームを形
成する。ADRデータ発生器rは。
フレーム同期信号をカウントするカウンタで、1フレ一
ム周期毎にインクリメントされる。これにより、テスト
信号の送信を要求される端末装置のアドレスが1フレ一
ム周期の間隔で順次更新される。
サブ7レームカウンタ5は、ADRIサブフレームが選
択器17に送信され終る時点で、第11図(b)に示す
FRAME TRANSMIT END信号を7リツプ
フロツプ回路冴のリセット端子に供給するよう構成され
る。この結果、フリップフロップ回路冴がリセットされ
、第11図(C)に示すようlこ、 windo%V信
号がローになる。スイッチ回路19は、テスト信号の送
信要求を受けた端末装置からのテスト信号をその端末装
置に返送するための待機状態になされる。
第12.13図を参照して、端末装置の構成について説
明する。第12図は端末装置の構成を、第13図は送信
タイミング調整(伝送遅延時間測定)回路の構成を示す
。第13図において、ダウンリンク4上を送信されて来
た。第7図(a)に示す構成のフレーム信号は復調器3
1に印加され、ここでり調を受ける。パイロット信号抽
出回路32が設けられ、これはダウンリンク4上を送信
されてくる信号からパイロット信号を抽出する。抽出回
路32はバンドパスフィルタにより構成することができ
る。復調器31の出力に受信クロック回復回[33が接
続され。
これはff1M器31の出力信号から抽出されたパイロ
ット信号に位相同期した受信クロックRxを回復する。
フレームディアッセンプラあが回復された受信クロック
に応答して、自己宛に送信されたサブフレームデータを
分解して1分解されたデータはインターフェースあを介
して端末機器5に供給される。インターフェース35は
端末機器5からの情報をフレームアッセンブラ部に送る
。フレームアッセンブラあは、送信り四ツク発生回路訂
からのパイロット信号に位相同期した送信クロックに応
答して端末様器5からのデータを、第8図に示すフォー
マットに従ってアッセンブルする。フレームアッセンプ
ラIの出力信号はオアゲート37を介して変調器間に供
給されてFSK方式で変調される。
変調されたサブフレームデータはアップリンク3に送出
される。フレームアッセンブラあは1本発明に従って送
信タイミング調整回路39からのTRANSMIT E
NABLE信号によりエネーブルされて、サブフレーム
データを送信する。サブフレームデータの送信タイミン
グは、テスト信号の送信から受信までの時間に従って調
整され′る。
次に本発明によるサブフレームデータの送信りイミノジ
の調整のための構成について記述する。
Φヤリアセフッ回路40がダウンリンク4をモニタして
おり、到来する変調データ信号を検出すると。
キャリアセンス信号をサブフレームカウンタ41に1s
sue スる。サブフレームカウンタ41はキャリアセ
ンス信号によりエネーブルされて受信クロック回復回路
おからの受信クロックRxをカウントする。
サブフレームカウンタ41は中央装置1におけるサブフ
レームカウンタδと同様に構成することができる。サブ
フレームカウンタ41のサブフレームカウント数出力は
比較器42に結合される。サブフレームカウンタ41は
、またアドレス検出器必に結合されており、これはAD
Rサブフレームの受信タイミングにアドレス検出信号を
出力する。アドレス検出信号に応答してアドレスレジス
タ45が受信されつつあるADHサブフレーム中のアド
レスデータを取込む。アドレスレジスタ45の出力は比
較器46に結合される。アドレス発生器43が設けられ
ており、これは端末装置に割尚てられたアドレス番号を
提供する。アドレス発生器43は比較器42および46
に結合される。
比較器42はサブフレームカウンタ41のカウント値を
アドレス発生器43に設定されたアドレス番号と比較し
て、端末装置2a乃至2nに送信されるサブフレームデ
ータDOI乃至DOnの中の自己宛に送信されたサブフ
レームデータの受信タイミングに自己サブフレーム検出
信号を出力する。白墨サブフレーム検出信号はフレーム
ディアラセンプラスをエネーブルして自己サブフレーム
のブータラ分解する。分解されたデータはインターフェ
ースあを介して端末機器5に供給される。比較器42の
出力はまた自己サブフレーム同期検出回路47をエネー
ブルして、自己宛のサブフレーム中に含まれる同期信号
を検出させる。検出回路47の検出出力信号は後述する
送信タイミング調整回路39に供給される。
比較器46は、アドレスレジスタにロードサレタADR
サブフレーム中のアドレスデータをアドレス発生器43
に設定されたアドレス番号と比較して。
一致が検出されると、テスト信号送信要求信号を出力す
る。これは送信タイミング調整回路39とテスト信号発
生回路49に結合される。比較器46の出力はまた自己
テスト信号同期検出器絽をエネーブルして、自己が送信
し、そして中央装置1から返送されたテスト信号中の同
期信号を検出する。検出器招からの自己テスト信号同期
検出信号は送信タイミング調整回路39に印加される。
同期検出器47.48は同期信号@10”の@1”から
′0″へのtransitionを検出するよう構成さ
れる。
テスト信号発生回路49は、テスト信号送信要求信号に
よりエネーブルされて、第9図に示すフォーマットのテ
スト信号サブフレームの送信を開始する。テスト信号サ
ブフレームは明らか正こウィンドウ期間に送信される。
第13図を参照して送信タイミング調整(送信遅延時間
測定)回路39を記述しよう。初期設定レジスタ■が設
けられ、これには1フレ一ム時間長Tがプリセットされ
る。比較器46によりテスト信号送信要求が検出される
と、フリップフロップ団がセットされ、その結果そのQ
出力によりANDゲートSがエネーブルされて抽出され
たパイロット信号がダウンカウンタ51のクロック端子
に印加される。テスト信号要求信号の立ち上がりが検出
器57により検出されて立ち上がり検出信号がダウンカ
ウンタ51のプリセット端子に印加される。これにより
1フレ一ム時間長Tがダウンカウンタ51にプリセット
され、ダウンカウンタ51はパイロット信号によりカウ
ントダウンされる。テスト信号送1d要求が検出される
と、前述したように、テスト信4?プフレームの送信が
開始される。このテスト信号はアップリンク3を介して
中央装置1に送られ、そしてダウンリンク4を介して中
央装置から返送される。
返送されたテスト信号を検出器48が検出すると。
自己テスト信号同期検出信号が7リツプフロツプ5をリ
セットする。その結果ANDゲート&がディスエーブル
され、ダウンカウンタ51の計数動作を停止する。この
ときのダウンカウンタ51の計数値はテスト信号の送信
から受信までの時間長を示す。
このようにして各端末装置と中央装置との間の伝送遅延
時間が測定される。
中央装置1から送信された徒プ7レームデータDOI乃
至Donの中から自己宛のサブフレームデータが検出器
47により検出されると、自己フレーム同期検出信号が
フリップフロップIをセットする。
この結果ANDゲー)54がエネーブルされてパイロッ
ト侶゛号をダウンカウンタ52に供給する。自己サブフ
レーム同期検出信号の立ち上がりが検出器間により検出
されると、検出信号がダウンカウンタ52のプリセット
端子に印加される。これによりダウンカウンタ51に保
持された伝送遅延時間データがダウンカウンタ52にプ
リセットされる。すなわち、自己宛のサブフレームデー
タが検出されると。
ダウンカウンタ52がカウントダウンされる。ゼロにカ
ウントダウンすると、カウンタ52はTRANSMIT
ENABLE信号を出力し、これはフレームアッセンブ
ラ%と7リツプフ四ツブおのリセット端子に印加される
。フリップフロップ部のりセツティングによりANDゲ
ー)54がディスエーブルされてカウンタ52の計数動
作を停止させる。TRANSMIT ENABLE信号
が1ssueされると、フレームアッセンブラあからの
サブフレームデータの送信が開始される。
次に本発明によるネットワークにおける伝送遅延時間計
測とこの計測された伝送遅延時間に基づく信号送出タイ
ミングの調整について記述する。
第14図に示す伝送遅延時間計測に必要なウィンドウ期
間twは次の条件を満足することが必要である。中央装
置1から最とも遠い位置に接続された端末装置2までの
ダウンリンク4上の最大の伝送遅延時間をt d ma
x 、アップリンク3上の最大遅延時間をt u ma
x 、また中央装置に最とも近い端末装置までの最小の
遅延時間をtdmin(=0)とする。
更に1時間長(t ime durat ion ) 
t pのテスト信号が各端末装置におけるウィンドウ期
間twの開始時に送信されるものとする。
第14図(a)に示すように、中央装置1からフレーム
信号がダウンリンク4上に送信されると最も遠い端末装
置は、第14図(b))こ示すように、tdmax遅れ
てフレーム信号を受信する最も遠い端末装置がテスト信
号の送信を要求されているときには、この端末装置は、
第14図(c)に示すように、ウィンドウ期間の開始時
に時間長tpのテスト信号を送信する。このテスト信号
はtumax後に中央装置1により受信される。中央装
置1が受信したテスト信号をデータ信号と衝突を招くこ
となく端末装置に返送するためには、中央装置1におけ
るウィンドウ期間twをt dmax、 t dmin
、 t p dの和以上に設定することが必要である。
第14図(e)ζこ示すように、テスト信号が中央装置
1から最も遠い端末装置にtdmax連れて受信される
ために、端末装置におけるウィンドウ期間も上述したよ
うに設定されることが必要である。すなわち、ウィンド
ウ期間twを tw≧t dmax−)−1amin −1−t pに
設定することにより各端末装置は中央装置1からの距離
にかかわらず伝送遅延時間をウィンドウ期間twに確実
に計測することが可能である。第14図に点綜で示すよ
うに、遅延時間が零の端末装置数の場合番こもウィンド
ウ期間内に伝送遅延時間を測定することができる。
アドレス番号iが割当てられた端末装置21における遅
延時間計測について、第15図を参照して記述する。中
央装置1がi=Qに1フレ一ム信号の送信を開始すると
、端末装置21はtdiの遅れで1フレ一ム信号を受信
する。各サブフレームの時間長をΔとすると、端末装置
21が自己宛のサブフレームをta:+(i  1)Δ
後に受信する。
一方、t=0から1フレ一ム時間長T後から中央装置1
が端末装置2a乃至2nからの信号を受信して、そして
端末装置21からのサブフレームデータを’r+(i−
1)Δのタイミングで受信するため(こは、端末装置2
1はT+(i  1)Δ−tutのタイミングで信号の
送信を開始することが必要である。
これは端末装置21が中央装置1からの自己宛の信号を
tdi −1−(l−1)Δに受信したときには、T+
(i−1)Δ・tuiに信号の送信を開始すれば良いこ
とを意味する。従って、端末装置2Iが、第15図に示
すように、自己宛の信号を受信後。
Twait = (T +(l −1)Δ−tui )
−(tdi +(i −1)Δ〕 = T −(tui −1−tdl )=T −tpd
なる待機時間が経過するときに信号の送信を開始すれば
、ダウンリンク4上での信号の衝突が確実に回避できる
第13図を参照すると、端末装置21の送信タイミング
調整回路においては、レジスタ(資)には1フレ一ム時
間長Tに相当するデータがロードされる。
ダウンカウンタ51は、レジスタ団からTがプリセット
された後T−(tui −1−tdi)までカウントダ
ウンされる。ダウンカウンタ52にはカウンタ51から
Twait = T −(tut −1−tdi)がプ
リセットされる。カウンタ52はT −(tui +t
di )から0までカウントダウンされてTRANSM
IT ENABLE信号を1ssueする。
このように本システムによれば、ウィンド期間twに集
線分配端末2がテスト信号を送出し、そのテスト信号の
戻り時間から伝送路の信号転送遅延時間を計測して、核
集線分配端末2からの信号送出ターイミングを制御する
ので、中央装置1に負担を掛けることなしに衝突のない
効果的な信号伝送が可能となる。しかも、集線分配端末
2側から伝送遅延時間を測定するので、中央装置1にお
ける信号伝達時間遅れを含んでその遅延時間を正確に計
測することが可能となり、集線分配端末2で上記中央装
置1での時間遅れを考慮した信号送出タイミング制御す
る煩わしさがなくなる。故に、ネットワークの柔軟性を
確保して、効率の良い信号伝送を簡易に実施することが
できる等の実用上多大なる効果が奏せられる。
ところで、上記システムにおいては、ウィンド長話は、
  tdmax −1−tumax −1−tpよりも
長く設定シなければならないことは前述のとおりである
が。
これを逆に見れば、フレーム構成及び収容回線数からデ
ータ部分のピット長が決まり、1フレームからこれを引
いたものが、ウィンド長となる。すると、このウィンド
長に対し、(tdmax −)−tumax)すなわち
、最大ネットワーク長も自然に決定される。
例えば、前述の例では、ウィンド長=284ビット、t
pを10ピツトとすると。
(tdmax −1−tumax)≦(284−10)
ビット時間= 22.3μ式 %式% となる。ここで、使用する伝送路として、例えば超高発
泡形の同軸ケーブルとすると、その伝播速度は3433
 n s/mであるから、最大ネットワーク長は2.9
1Kmとなる。
このシステムでの2.913Kmは1通常のPBXにお
けるネットワーク長である0、6〜IKmよりは充分長
いものの、一般の広帯域CAN (Broadband
 Network )あるいはCATVでは5〜15K
mのネットワーク長が要求されることから充分とは言い
難い。
これを解決するには、収容するサブフレームの数を少な
くすれば簡単に実現できるが、収容可能な回線数の低下
を招く。又1通常のPCM信号では8ビツト必要なのに
対し、 ACPCM Codecを用いれば4ビツトで
済むのでサブフレーム長は短かくなるものの、ハードウ
ェアが高価となり、上記システムの利点が低下する。同
様に、M8に若しくは2相PSK等に対し、4相PSK
等の多値変調を用いても、サブフレーム長は半分になる
が、やはり、実現するハードウェアが高価であった。
〔発明の目的〕
この発明は、上記の欠点を除去したもので、ウィンド長
を実質的に長くすることにより、もってネットワーク長
を長く設定し得る集線分配方式を提供することを目的と
する。
〔発明の概要〕
この発明は、中央装置及び各集線分配端末に複数フレー
ム内のバクファメモリを設け、複数フレーム分の信号を
−まとめにして、新しいフレームを構成し、この新フレ
ームに対して一つのウィンドウを設けるものである。
更に詳しく述べるならば、第1の伝送路(上り回線)を
介して複数の集線分配端末から中央装置へ時分割に信号
伝送すると共に、第2の伝送路(下り回線)を介して該
中央装置から前記各集線分配端末へ時分割に信号伝送し
て上記中央装置と集線分配端末との間で信号の送受を行
うようにし。
上記第1および第2の伝送路を介して伝送される信号を
、それぞれ各集線分配端末に対応した複数のサブフレー
ムと、伝送遅延時間計測の為のウインド・フレームとを
時分割に組支てた1フレーム構成とし、前記各集線分配
端末に、前記中央装置からのテスト信号送出要求を受け
たとき、テスト信号を送出する手段と、このテスト信号
が上記第1の伝送路から前記中央装置を介し、更に前記
第2の伝送路を介して伝送されて該集線分配端末に戻る
までの伝送遅延時間を計測する手段と、この計測された
伝送遅延時間に基づいて前記第1の信号伝送路に送出す
る信号の送出タイミングを制御する手段とをそれぞれ設
けた集線分配方式において、上記中央装置及び上記集線
分配端末は各々音声のサンプリング周期に対し、1つも
しくは複数周期分の信号を蓄積するバッファメモリを有
し。
上記サブフレームは、上記1つもしくは複数周期分の信
号から構成されることを特徴とする。
〔発明の効果〕
この発明によれば、収容回線数を削減することなくウィ
ンドウは複数周期に1回の割り合いで割尚てられる。例
えば、音声のサンプリング周期を125μ気とし、フレ
ームを4周期すなわち500μ弐とすると、〔発明の技
術的背景〕で示した例と同じ回線分もしくはサブフレー
ム数としてもウィンドウtこは、284ビツトX 4 
= 1136 bit時間割り当てられることになり、
  tp=10ビット分をさし引いた1126ビツト時
間= 91.5.4sec= (tamaX + tu
max)(!:な一す、最大ネットワーク長は11.9
6&lIとなり、〔発明の技術的背景〕で示した例の4
倍以上に延び、その効果は絶大である。なお、複数周期
毎に送出することにともなって、少なくとも複数周期分
の遅延が生じることになるが、対話の際不自然さを生じ
させない最大許容遅延時間は59m5ecまでとされて
おり、上述のように4周期分では500μ式程度の遅延
となり実用上全く問題はない。むしろ、この最大許容時
間を積極的に利用するならば、100周期分(12,5
m−ec)でも実用上何ら問題なく最大ネットワーク長
を300−以上とすることも可能である。
もっとも、この発明の実施に際しADPCM Code
cを用いることはこの発明の効果を実に顕著なものとす
る。
〔発明の実施例〕
以下1図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
第1図は、この実施例に射けるフレーム構成を示すもの
で、(a)〜(C)は、中央装置1から集線分配端末2
へ送られる信号のフレーム構成を、cd)〜(f)は集
線分配端末2から中央装置1へ送られる信号のフレーム
構成を示している。第1図(a)において。
1フレームは、集線分配端末21〜2n各々に対するサ
ブフレームD01〜DOn並びに各集線分配端末に対し
、遅延計測のためにテスト信号を送出する様指令するた
めのアドレス信号(ADH)と無信号状態とからなる遅
延計測ウィンドウより構成される。さらに各サブフレー
ムは、同図Φ)に示されるように集線分配端末がサポー
トする端末インターフェイス系の数に対応してm個(m
〉1)のスロット1〜mから構成される。さらに各スロ
ットは、いわゆる工SDNとの互換性を確保するならば
、主に音声情報の伝送に用いる2つのBチャネルと1つ
のDチャネルのペアがサブスロットを構成し、計1個(
J>1)のサブスロットの集合となっている。サブスロ
ット数1は、基本的には、全てのサブフレームに共通で
、音声のサンプリング周期(125μs!c)について
複数周期分を1フレーム毎に多重して送る際の周期数も
しくは多重数である。
一方、同図(d)において、1フレームは、集線分配端
末21〜2n各々からのサブフレームD1.〜DI。
並びに前記アドレス信号に応じて集線分配端末が送出す
るテスト信号(TENT )と無償状態とからなる遅延
計測ウィンドウより構成される。さらに令サブフレーム
は、同図←)iこ示されるように、集線分配端末がサポ
ートするインターフェイス系の数(加入者数)に対応し
てm個のスロット1〜mから構成され−1さらに各スロ
ットは、J−個の2B+Dをペアとするサブスロットの
集合となっている。
こうしたフレーム構成を実現するためには、第2図及び
第4図に示す様、中央装置1及び集線分配端末2には、
各々、フレーム分解回路(FrameDisassem
b+Jr ) 14.7 v −A組立回路(Fram
e Assembl er )16に対し、レジスタ1
00.102.104.106を、フレーム分解回路父
、フレーム組立回路加に対し、レジスタ200.202
を付加すればよい。これらのレジスタ100.102.
104.106.200.202は、各々1周期分の(
2B+D )を蓄積する機能を有し、中央装置ではこの
ようなレジスタ(バッファメモリ)を全集線分配端末分
すなわち、mxn個分の容量が必要となる。また集線分
配端末では、当該集線分配端末に接続される全端末数分
、すなわちm個分の容量を具備している必要がある。
本システムの詳細動作は、複数周期分の情報を多重化し
て伝送する以外は、第6図〜第15図に示されるシステ
ムと基本的屹は同じである。
ここでは、多重化について、第3図及び第5図を用いて
説明する。ただし、簡略化のために、中央装置1と、3
番目の集線分配装[2との信号装置1内で積極的に生成
されている訳ではない。
PBX15からは、所定の順序で(例えば、中央装置1
に近いものから)集線分配端末2へ送るべきPCMデー
タが、 MPX lOに供給される。このデータは、第
1のレジスタ書き込みイネーブルが「hifhJ。
第2のレジスタ書き込みイネーブルが「lowJになっ
たときに、第1のレジスタ104に書き込まれる。
これが1フレームに渡って行われる。続いて1次のフレ
ーム同期信号と同期して、PCMデータがMPX 16
に供給される。
このときには第2レジスタ書き込みイネーブルが「lo
wJ、第2レジスタ書き込みイネーブル「hlghJに
なるので、供給されるPCMデータは、第2のレジスタ
106に蓄積される。以下この動作が繰り返される。
上記フレーム同期信号の次のフレーム同期信号がMPX
 16に供給されると、上記動作を行うと同時に、上記
記憶されたPCMデータが読み出され、送出される。た
だし、このときには第1及び第2のレジスタ読み出しイ
ネーブルが第1及び第2のレジスタに交互に供給される
。よって第1及び第2のレジスタから交互にデータが読
み出される。すなわち、3番目の集線分配装置2に1フ
レーム毎に送られていたPCMデータが2フレ一ム分ま
とめて送出されることになる。当然データ送出はフレー
ム同期信号が2回供給される度に1口実行される。
一方、フレーム分解は、フレーム分解回路14により行
われる。ここでは、各集線分配端末2から多重化された
データが送られてくる。そしてフレーム分解回路14か
ら次々とレジスタ100.102へ供給されるが1分解
回路から第1及び第2レジスタ100、102に対して
イネーブル信号が交互に供給される。よって、多重化を
解かれた状態でデータがレジスJ 100.102へ供
給される。こうしてレジスタ100.102に受信デー
タが書き込まれたなら、一方のレジスタ100.102
へ「hlghJ読み出しイネーブルが(他方のレジスタ
には「lawJ)供給され、データが回路14を介して
PBX15に供給される。全端末2分のデータが読み出
されたなら、他方のレジスタ100.102への読み出
しイネーブルが[hiphJ明細書の浄書(内容に変更
tL) (もとのレジスタへのイネーブルは[100wJになる
となり、次のフレームに相当するデータが読み出される
次に、集線分配端末2での多重化について説明する。ま
ず受信時について説明する。中央装置lからデータが送
出されると、端末2ではキャリアをセンスする。これと
同時にサブ2レームカウンタ41が計数を開始する。こ
の計数値と受信データ中のアドレスと比較し両者が一致
したなら、受信データをフレーム分解回路34VC,取
り込む。正確に述べるならば、このとき、レジスタ20
0 IC対して、書き込みイネーブルがrhtghJに
なる。このタイミングは自己サブフレーム表示信号とは
埋一致する。自己サブフレーム内のデータを取り込んだ
後、コーデックに対して7−デック受信フレーム同期信
号を出力し引き続きPCMデータを供給することを示す
。このフレーム同期信号は受信信号の4 KHz周期に
同期した8KHicの周期でコーデックに供給される。
フレーム同期信号が出力された後、ひき続いてレジスタ
200に対して読み出しイ明細書の浄書(内容に変更な
し) ネーブルをrhighjとし、先に取り込んだデータを
出力させ、これをコーデックへ供給する。この際出力さ
れるPCMデータは先に取り込んだPCMデータ2ブロ
ツクのうちの1ブロツクである。残りのPCMデータは
次にコーデック受信フレーム同期信号がrhighjr
cなった後、読み出し1ネ一ブル信号がrhighJに
なった時にコーデックに対して出力される。以上により
センタ装置からの信号の受信、フレーム分解同作は完了
する。
一方、端末側でのフレーム合成動作は以下のように行な
われる。端末側では既に述べた遅延計測の手段により、
ダウンリンク上で受信した信号の自己サブフレーム内の
同期信号の位置からTwa i を時間後に送出要求信
号を発生する。それに先立ち送出すべきPCMデータが
揃っているように、コーデックに対して8 KHz周期
でコーデック送信フレーム同期信号を出力する。送出要
求信号は4 KHzなので送出時には2ブロツクのPC
Mデータがレジスタに蓄えられており、アップリングへ
の送出時には2ブロツクのPCMデータをまとめて送出
する。
こうした構成をとることによって収容回線数を削減する
ことなく、前述の方式に比べ、ウィンドウ長をほぼ1倍
長くでき、これによってネットワーク長を1倍長くでき
ることは自明である。なお。
本方式では、中央装置及び集線分配端末双方にバッファ
メモリを必要とするが、前述の第2図に示される例での
収容回線数の場合、中央装置に必要なバッファメモリの
容量は、栃ビット×31サブフレーム×1となり、J=
4の場合でも4960ビツトとわずかであり、 1Mピ
ッ)DRAMが商用ベースにのりつつある現在では、こ
れによるコストアップは無視し得るオーダである。
なお、〔発明の技術的背景とその問題点〕で示した方式
では、集線分配端末との同期をとるため。
−例として中央装置よりパイ四ット信号を供給するもの
としていたが、中央装置からの信号(例えばフレーム同
期)をもとに、集線分配端末側にPLL回路等を設け、
より高い周波数の同期信号を再生してもよい。
また上記説明では、各サブスロットはl5DNとの互換
性を考慮し2B+Dを例としたが、特にこれに限定する
必要はなく、音声1チヤネルのみ、あるいは、中央装置
から集線分配端末へ送られる信号のDチャネル信号は、
各サブスロットのものがこれに対応した集線分配端末の
サプスl’y)にのみ対応づけられる必要はなく、むし
ろ下り伝送路の回報性を利用し、全ての集線分配端末に
共通に用いるようにしてもよく、トれによって、下り方
向の伝送容量を増すことも可能である。同様のことはB
チャネルについても言えることは付言するまでもない。
また上記説明では、各集線分配端末に対し、複数周期数
1は基本的lこは同じとしたが、即時性が特に重要な端
末/用途については1フレーム内に同じ集線分配端末に
対応したサブフレームを複数個割尚ててもよい。逆にパ
ケットデータの様に待時性のものについては、複数フレ
ームに1回の割でサブフレームを割尚ててもよく、こう
した混在を許すことも可能である。
また、集線分配端末からのテスト信号を折り返す中央装
置1内のスイッチ17は、単にテスト信号を増幅し折り
返すだけでなく、テスト信号を復調再生し、中央装置で
の信号処理に必要な時間分(例えば、バッファメモリへ
の書き込み読み出しに必要な時間)遅延させてから再び
変調し折り返してもよい。
また、中央装置と端末との間で情報伝送が必要になった
時のみバスを設定する( Blockinp )方式に
ついても、前述のアドレス信号及びテスト信号を活用(
呼設定情報を盛り込むことが必要)することによってこ
の発明に対して同様に適用できる。
また、〔発明の技術的背景〕で示した例では。
サブフレーム間に計2ビットのダミービットを設け、 
RF信号の立ち上がり/立ち下がり期間を設けているが
、変調方式に2相あるいは4相等の位相変調(P8K)
を用いる場合、復調系での遅延検波を可能ならしめるた
め、必要化応じさらに1ビツト追加することも考えられ
る。こうした場合においても1本発明を適用しウィンド
ウ長を1倍長くすることによって、ビット追加にともな
うウィンドウ長の短縮を吸収するととが可能である。
更に1本発明者等が先に提案した周波数再利用(fre
quency reusape )法を本発明に適用す
ることも可能である。周波数再利用法とは、ヘッドエン
ドが接続された一対の上流双方向伝送路に複数本の下流
双方向伝送路を接続するとともに、これら伝送路上で上
り方向の情報と下り方向の情報とを各々特定の周波数帯
域に割当て1周波数多重によって情報伝送を行なう情報
処理方式において、特定の周波数帯域で伝送された上り
方向の情報を特定の下り方向の周波数帯域に処理−変換
する変換処理装置を、上記下流双方向伝送路の各々の最
上流点に接続したことを特徴とする。ここに、変換処理
装置で変換・処理される上記特定の上り方向/下り方向
の周波数帯域は、ヘッドエンドで減衰される周波数帯域
に設定されている。
この周波数再利用法によれば、下流双方向伝送路の任意
の端末から送出される上り方向の情報は。
同伝送路の最上流に接続された変換処理装置によって特
定の下り方向の周波数帯域に周波数変換され1個々の下
流双方向伝送路上での、或は異なる下流双方向伝送路間
での伝送が可能となる。この時、これら特定の上り方向
/下り方向の情報は上流双方向伝送路にも送出されるが
、これら情報はヘッドエンドで減衰されるので、他の下
流双方向伝送路上での伝送に影響を及ぼすことがない。
すなわち1本発明によれば各下流双方向伝送路からの上
り情報が、それぞれの下流双方向伝送路の上流で処理さ
れ、他の下流双方向伝送路に影響を及ぼすことがないの
で、各下流双方向伝送路が同じ帯域の上り方向情報を使
用することができる。したがって1M本の下流双方向伝
送路を含むネットワークでは、実質的に同じ帯域幅でM
倍の情報量を同時に伝送することができる。
このような周波数再利用法を用いること、また64 k
 bp s PCM信号の代わりに32k bpsAD
PCM信号等を用いることにより、収容回線数を増加さ
せる技術も本発明に適用できる。
上記説明では、音声のサンプリングレートを基本周期と
し、これを複数周期分多重するものとしているがこれに
限定されることなく、他の任意の周期を基本として多重
してもよいことは言うまでもない。また、ここで、中央
装置1からのテスト信号送出要求に対して各集線分配端
末2からテスト信号が送出されるので、これを利用して
各集線分配端末2の動作状況、即ち故障診断等にも応用
することができる。また各テスト信号が中央装置1で折
返されて集線分配端末2に戻されるので。
その受信信号レベルから信号の送出レベル調整を行うこ
とも可能である。このレベル制御によって中央装置1で
の受信サブフレーム毎の信号レベル調整(AGC)が不
要になる等の効果が奏せられる。
尚1本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。例えば伝送路の形態としては、 CATVやブロード
バンドネットワークに代表されるような周波数伝送路、
光伝送路、ベースバンド伝送路等1幅広く適用可能であ
る。また上り線路と下り線路とを周波数分離して、1本
の伝送路で双方向信号伝送するようにしても曳い。また
サブフレーム長を一定化することなく、ダイナミック化
可変長構成とするようにしても良い。この場合にも。
自己宛てのサブフレームの同期タイミングを基準として
前述した信号送出タイミング制御するようにすれば良い
。要するに本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を説明するための
図、第6図乃至第15図は本発明の基礎となった゛シス
テムを説明するための図である。 代理人 弁理士  則 近 憲 俗 間     竹 花 喜久男 手 続 補 正 書(方式) 118161/i!4.118

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の伝送路を介して中央装置から複数の集線分
    配端末へ信号伝送すると共に、第2の伝送路を介して前
    記集線分配端末から前記中央装置へ時分割に信号伝送す
    るに際し、 前記第1及び第2の伝送路上での信号伝送の遅延時間を
    計測し、この結果に基づいて前記集線分配端末からの信
    号送出のタイミングを制御する集線分配方式において、 前記中央装置及び前記集線分配端末では、前記信号伝送
    の基本周期に対し、複数周期分の信号を蓄積すると共に
    、多重化して前記第1及び第2の伝送路に送出すること
    を特徴とする集線分配方式。
  2. (2)第1および第2の伝送路を介して伝送される信号
    は、各集線分配端末に対応した1以上のサブフレームと
    、伝送遅延時間計測の為のウインド・フレームとを時分
    割に組立てて1フレームを構成してなるものである特許
    請求の範囲第1項記載の集線分配方式。
  3. (3)ウインド・フレームの時間長は、最大伝送遅延時
    間以上に設定されるものである特許請求の範囲第2項記
    載の集線分配方式。
  4. (4)基本周期は、音声情報のサンプリングレートに基
    づき設定された値であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の集線分配方式。
  5. (5)サブフレームは、1以上のスロットから構成され
    、前記スロットは、1以上のサブスロットから構成され
    て成ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の集
    線分配方式。
  6. (6)サブスロットは、(2B+D)チャネルより構成
    されて成ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    の集線分配方式。
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