JPS62159882A - ポリエステル繊維補強送水ホ−ス - Google Patents

ポリエステル繊維補強送水ホ−ス

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JPS62159882A
JPS62159882A JP189586A JP189586A JPS62159882A JP S62159882 A JPS62159882 A JP S62159882A JP 189586 A JP189586 A JP 189586A JP 189586 A JP189586 A JP 189586A JP S62159882 A JPS62159882 A JP S62159882A
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supply hose
polyester
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熊川 四郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポリエステル繊維を補強材として使用した送
水ホースに関する。
(従来の技術) 従来から、ゴム、ポリ塩化ビニールなどからなる送水ホ
ースの補強材としては、安価なレーヨンが用いられてい
た。
(発明が解決しようとする問題点) このように、レーヨンを補強材として使用した送水ホー
スは、耐久性が劣り、特に東南アジア等の高温多湿地帯
で使用する場合は、その使用寿命が著しく短かくなると
いう問題があった。
本発明の目的はかかる従来の問題点を解消し、耐久性、
特に温熱耐久性に優れ、しかも安価な送水ホースを提供
することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、エチレンテレフタレーI−を主たる繰返単位
とした1限粘度が0.9以上のポリエステルよりなり、
初期モデュラスが90g/de以上、耐湿熱係数が0.
6以上であるポリエステル繊維を補強材として使用した
ことを特徴とするポリエステル繊維補強送水ホースであ
る。
本発明で用いられるポリエステル繊維を構成するポリマ
ーは、分子1’i中にエチレンテレフタレート繰返し単
位を90モル%以上、好ましくは95モル%以上含むポ
リエステルである。かかるポリエステルとしてはポリエ
チレンテレフタレートが好適であるが、10モル%未満
、好ましくは5モル%未満の割合で他の共重合成分を含
んでも差しつかえない。このような共重合成分としては
例えばイソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、アジピ
ン酸、オキシ安息香酸、ジエチレングリコール、プロピ
レングリコール、トリメリット酸、ペンタエリスリトー
ル等があげられる。又これらのポリエステルには安定剤
、着色剤等の添加剤を含んでも差しつかえない。
本発明で用いられるポリエステル繊維は、25℃O−ク
ロロフェノール溶液から求めた極限粘度が0.90以上
であることが必要である。極限粘度が0゜90未満では
高強度なポリエステル繊維が得られず、十分なホース強
力を維持することができない。極限粘度としては、0.
9〜1.3が好ましい。
また、本発明で用いられるポリエステル繊維は、初期モ
デュラスが90g/de以上であることが必要である。
初期モデュラスが90g/de未満では、ホースの寸法
安定性が不良となる。
更に、本発明で用いられるポリエステル繊維は、耐湿熱
係数が0.6以上であることが必要である。
耐湿熱係数が0.6未満では、ホースの耐久性が劣った
ものとなってしまう。ここで、耐湿熱係数とは、ポリエ
ステル繊維を温熱140°Cで24時間加熱処理し、そ
の加熱処理前の強度を80、加熱処理後の強度を81と
したとき、St /s0で表わされるものである。従来
から送水ホースの補強材に用いられているレーヨンの耐
湿熱係数は0.5前後と低い値を示す。
本発明で用いられるポリエステル繊維は例えば以下の方
法で得られる。
エチレンテレフタレートを主たる繰返単位とする極限粘
度が0.95〜1.5のポリエステル又は極限粘度が0
.7〜0.9のポリエステルに重合促進剤を反応させて
常法により溶融輸送し、紡糸口金より、延伸後の繊度が
1〜20de、全デニール500〜2000deになる
如く糸条に吐出し、吐出後直ちに急冷するか、融点以下
結晶化開始温度までの温度に保温するか、又は、融点以
上の温度の加熱雰囲気中に、ある時間さらして遅延冷却
を行う。その後、糸条を冷却固化させるが、その際以下
の条件のもとで冷却固化させることが有用である。
400≦(X x a) /Q≦1900〔Xは紡糸口
金面から冷却風(室温)の吹出し面までの距離で450
u以下、yは冷却風の吹出し長さで100〜500mm
、Qは冷却風の吹出し量で2〜6Nポ/分〕 次いで、上記の如く冷却固化させた後、油剤を付与後2
000m/分以上の速度で引取る。油剤付与は例えばオ
イリングローラ一方式、スプレ一方式など、随意の方式
で可能である。また、油剤は、必要に応じて任意の繊維
用油剤を適用することが可能である。この際、ゴム、ポ
リ塩化ビニール等に対する接着性を付与するために、表
面処理剤を付与することが有用である。
上述の条件を随時に選択することにより、極限粘度が0
.90以上で切断伸度が150%以下の結晶性未延伸繊
維であって、結晶化度Xx複屈折率Δnが X x =2.4  XIO”  XΔn+4〔ここで
、XxはX線広角回折による結晶化度、Δnは複屈折率
で0.06以上〕 の関係を満足し、複屈折率が0.06以上の未延伸繊維
が得られる。
このような未延伸繊維は、また、紡糸口金から吐出後引
取までの吐出繊維のドラフト率を300〜7000とし
、紡糸口金のオリフィス径を0.55〜2.51飢とし
、かつ引取速度を2000〜6000m/分とすること
によっても得ることができる。ここで、ドラフト率はポ
リマーの吐出線速度(オリフィス出口速度)に対する繊
維の引取速度の比である。
本発明においては、上記の如き速度で引き取った上記特
性を有する未延伸繊維を、紡糸に続いて連続して延伸し
ても、一旦)巻き取った後側工程で延伸してもよい。紡
糸に続いて連続して延伸する場合には、先に提案した特
願昭57−88927号の方法にり、Mして行うことが
出来る。また、紡糸後一旦擾取ってから延伸する場合に
は、先に提案した特願昭57−189094号の方法に
準拠して行うことが出来る。延伸時の延伸歪みや熱処理
歪みを少くする点では後者の延伸方法が好ましい。即ち
、未延伸繊維をTg+15〜Tg+50℃(ここでTg
は該繊維のガラス転移温度)で少(とも0.5秒予熱後
全延伸倍率の75%以下の倍率で第1段延伸して未延伸
繊維の複屈折率の1.2〜3゜3倍の複屈折率とする。
次いで1段延伸糸条を更に多段熱処理する。この際、多
段延伸後繊維の融解温度−50℃から融解温度−110
℃の範囲で0.4〜1.5秒間保持しなから0〜20%
の緊張熱処理を行なうのが好ましい。
このようにして得たポリエステル繊維は、そのままある
いは撚糸して製編織した後、そのまま又は熱処理して常
法に従い樹脂ホース又はゴムホース中に配設される。
(実施例) 以下、実施例により本発明を説明する。
なお、実施例中の部は全て重量部を示す。
実施例 ジメチルテレフタレート97部、エチレングリコール6
9部、酢酸カルシウムl水塩0.034部及び三酸化ア
ンチモン0.025部をオートクレーブに仕込み、窒素
をゆるやかに通じながら180〜230℃でエステル交
換の結果生成するメタノールを除去したのち、H3PO
,の50%水溶液を0.05部加えて加熱温度を280
℃まで上昇させると共に徐々に減圧に移行し、約1時間
50分重合反応を続けて固有粘度0.80、末端カルボ
キシル基量28当!/106グラムボリマーの重量体を
得た。
この重合体チップ100部に2.2′−ビス(2−オキ
サゾリン)(CE)を第1表に示す量トライブレンドし
た後、約300℃で溶融輸送し、孔径0゜60鶴、孔数
250個を有する紡糸口金より吐出後、吐出糸条を第1
表記載の冷却条件に保持し、その後25℃の冷却風を3
00鶴に亘って、4.ONn?/分で吹きつけながら冷
却固化せしめた後オイリングローラ−で油剤を付与後、
第1表記載の引取速度で捲取った。得られた未延伸繊維
の特性を第1表に示した。
この未延伸繊維を85°Cに加熱されたロールに供給し
、取引ロールとの間で第1表記載の倍率(DRl)で第
1段延伸後325℃に加熱された気体浴を介して表記載
の倍率(DR,)で第2段延伸した。
その後130℃の加熱ローラ、330℃の気体浴を使用
して表記載の倍率(DRl)で緊張熱処理した。
得られた延伸糸の性能を第2表に示した。
次に、これらの延伸糸に5T/10cmの撚りをかけて
コードとし、RFL処理を施した後、245℃で2分間
熱処理した。この処理コード1本をスパイラル状に編組
した繊維補強層をゴム中に埋め込み、未加硫ゴムホース
とした。次いで、該未加硫ゴムホースを150℃で30
分間加硫し、内径100龍、外径105龍の送水ホース
を得た。
この送水ホースの破裂強さ、寸法安定性及び湿熱耐久性
を測定した。その結果を第2表に併記した。
(本頁、以下余白) 尚、送水ホースの破裂強さ、寸法安定性、温熱耐久性は
、前記の如く作成したホース30cmに、圧力5 kg
 / crA、温度150°Cの湿熱蒸気を通じながら
、30日間保持した後、次の方法で評価した。
破裂強さ :ホース表面の亀裂の有無で判定した。
亀裂なし:◎、亀裂3ヶ以下:○ 亀裂4ヶ以上:× 寸法安定性:処理前後のホースの寸法変化を測定した。
寸法変化3%未満:◎、 3〜5%二〇、5%超:× 湿熱耐久性:ホースを分解して温熱処理前後のコードの
強力を測定し、強力維持 率を求めた。
強力維持率80%超二〇、 60〜80%二〇、60%未満:× 以上の結果から明らかなように、送水ホースに使用する
補強ポリエステル繊維の極限粘度が0.90未満の場合
(実験ぬ1)は、ホースの破裂強度が低下し、初期モデ
ュラスが90g/de未溝の場合(実験lIh3)は、
ホースの寸法安定性が悪くなる。
また、該ポリエステル繊維の耐湿熱係数が0.6未満の
場合(実験11h5)はホースの温熱耐久性が悪化する
。これに対し、本発明の送水ホース(実験l1li[L
2.4.6)は優れた強力、寸法安定性、温熱耐久性を
有している。
(発明の効果) 本発明によれば、強力、寸法安定性、温熱耐久性に優れ
た送水ホースを提供することができる。
また、補強材として、安価なポリエステル繊維を使用し
ているので、コストパフォーマンスに優れた送水ホース
を提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレンテレフタレートを主たる繰返単位とした極限粘
    度が0.9以上のポリエステルよりなり、初期モデュラ
    スが90g/de以上、耐湿熱係数が0.6以上である
    ポリエステル繊維を補強材として使用したことを特徴と
    するポリエステル繊維補強送水ホース。
JP61001895A 1986-01-07 1986-01-07 ポリエステル繊維補強送水ホ−ス Expired - Lifetime JPH0648073B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52114647A (en) * 1976-03-22 1977-09-26 Toray Ind Inc Laminated tubes
JPS5874985A (ja) * 1981-10-29 1983-05-06 東レ株式会社 アルコ−ル性液体の輸送管

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52114647A (en) * 1976-03-22 1977-09-26 Toray Ind Inc Laminated tubes
JPS5874985A (ja) * 1981-10-29 1983-05-06 東レ株式会社 アルコ−ル性液体の輸送管

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