JPS62159453A - 抵抗体の製造方法 - Google Patents
抵抗体の製造方法Info
- Publication number
- JPS62159453A JPS62159453A JP61001031A JP103186A JPS62159453A JP S62159453 A JPS62159453 A JP S62159453A JP 61001031 A JP61001031 A JP 61001031A JP 103186 A JP103186 A JP 103186A JP S62159453 A JPS62159453 A JP S62159453A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- accuracy
- resistance
- trimming
- relative accuracy
- Prior art date
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- Pending
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- Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は抵抗体の製造方法に関し、特に1対の抵抗体の
抵抗値の相対精度を向上可能とした抵抗体の製造方法に
関するものである。
抵抗値の相対精度を向上可能とした抵抗体の製造方法に
関するものである。
従来技術
同一回路基板上に印刷形成された厚膜抵抗体の抵抗値間
の相対精度を良好とするためには、トリミング処理を行
うことが知られている。しかしながら、厚膜抵抗体はそ
の抵抗値の経年変化変化率が±0.1%を越えるという
事実があり、トリミング処理により抵抗値の相対精度を
良好に調整したとしても、この経年変化率に起因して相
対精度が劣化することになる。
の相対精度を良好とするためには、トリミング処理を行
うことが知られている。しかしながら、厚膜抵抗体はそ
の抵抗値の経年変化変化率が±0.1%を越えるという
事実があり、トリミング処理により抵抗値の相対精度を
良好に調整したとしても、この経年変化率に起因して相
対精度が劣化することになる。
特に、電子化された時分割交換機の加入者回路では、従
来のトランス型加入者回路に比較して交流誘導(商用線
誘導)に対し極めて高精度が要求される。これはいわゆ
るタテバランス(Long i tudinal B
a1ance )特性で定義されるものであり、タテモ
ードのインピーダンスが電子化加入者回路の場合、トラ
ンス型加入者回路と比較して低くされる必要があるため
、1対の抵抗の抵抗直間相対精度に対する要求が特に厳
しいものとならざるを得ない。
来のトランス型加入者回路に比較して交流誘導(商用線
誘導)に対し極めて高精度が要求される。これはいわゆ
るタテバランス(Long i tudinal B
a1ance )特性で定義されるものであり、タテモ
ードのインピーダンスが電子化加入者回路の場合、トラ
ンス型加入者回路と比較して低くされる必要があるため
、1対の抵抗の抵抗直間相対精度に対する要求が特に厳
しいものとならざるを得ない。
ここで世界におけるタテバランス特性をみるに、仏国の
CCI T T (Coa+m1tte Con5o
ltatif International Te
legraphe et Te1ephone)系の
規格では、46dB以上が要求されており、また米国の
ATT(American Te1ephon &
Teleqram)系の規格では、60dB以上が要求
されている。よって、ATT系の規格をそのまま抵抗値
の相対精度に置換えると、相対精度±0.1%以内に抑
える必要がある。そこで、当該精度をトリミング処理に
より±0.1%以内に抑えた場合、今度は経年変・化の
問題が新たに生ずる。
CCI T T (Coa+m1tte Con5o
ltatif International Te
legraphe et Te1ephone)系の
規格では、46dB以上が要求されており、また米国の
ATT(American Te1ephon &
Teleqram)系の規格では、60dB以上が要求
されている。よって、ATT系の規格をそのまま抵抗値
の相対精度に置換えると、相対精度±0.1%以内に抑
える必要がある。そこで、当該精度をトリミング処理に
より±0.1%以内に抑えた場合、今度は経年変・化の
問題が新たに生ずる。
すなわち、ハイブリッド基板に印刷される厚膜抵抗は経
年変化率が± 0.1%を越えるという事実があり、こ
の経年変化分を考慮するとトリミング処理により抵抗相
対精度を±0,1%以内に抑えても、使用年数の経過と
共に、ATT系の規格を満足することはできなくなると
いう欠点がある。
年変化率が± 0.1%を越えるという事実があり、こ
の経年変化分を考慮するとトリミング処理により抵抗相
対精度を±0,1%以内に抑えても、使用年数の経過と
共に、ATT系の規格を満足することはできなくなると
いう欠点がある。
発明の目的
本発明は上記従来のものの欠点を除去すべくなされたも
のであり、その目的とするところは、抵抗相対精度を経
年変化に対しても充分高く維持できるようにした抵抗体
の製造方法を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、抵抗相対精度を経
年変化に対しても充分高く維持できるようにした抵抗体
の製造方法を提供することにある。
Llと1濾
本発明によれば、予め第1及び第2の抵抗体が形成され
た回路基板をアニーリング処理し、しかる後に前記第1
及び第2の抵抗体の抵抗値の相対精度を良好とするトリ
ミング処理をなすことを特徴とする抵抗体の製造方法が
1qられる。
た回路基板をアニーリング処理し、しかる後に前記第1
及び第2の抵抗体の抵抗値の相対精度を良好とするトリ
ミング処理をなすことを特徴とする抵抗体の製造方法が
1qられる。
実施例
以下、図面を用いて本発明の実施例につぎ説明する。
ハイブリッドIC基板に、第1図に示す如く加入者回路
1と、厚膜抵抗R1と、更には厚膜抵抗P2及びR3に
よる並列抵抗2とを形成する。抵抗R1と並列抵抗2と
により、加入者回路1のタテバランス特性が決定される
ものであり、60dB以上のタテバランス特性が必要で
あることは前述のとおりである。そのためには、抵抗R
1と並列抵抗2との間の相対精度が±0.1%以内であ
ることが要求されるが、ハイブリッド基板に印刷された
厚膜抵抗は経年変化率が士0.1%を越える。
1と、厚膜抵抗R1と、更には厚膜抵抗P2及びR3に
よる並列抵抗2とを形成する。抵抗R1と並列抵抗2と
により、加入者回路1のタテバランス特性が決定される
ものであり、60dB以上のタテバランス特性が必要で
あることは前述のとおりである。そのためには、抵抗R
1と並列抵抗2との間の相対精度が±0.1%以内であ
ることが要求されるが、ハイブリッド基板に印刷された
厚膜抵抗は経年変化率が士0.1%を越える。
この場合、回路の使用期間を20年とすると、この20
年に対しては充分初期とみなし得る数ケ月以内で上述の
経年変動分のほとんどが変動してしまう。
年に対しては充分初期とみなし得る数ケ月以内で上述の
経年変動分のほとんどが変動してしまう。
そこで、本発明では、予め経年変動分を加速して変動せ
しめ、その後安定状態になる様にして回路の使用期間中
は抵抗相対精度を±0.1%以内に常に抑えようとする
ものである。そのために、厚膜抵抗体R1〜R3が予め
印刷形成されたハイブリッド基板全体をアニーリング処
理すべく高温熱処理する。このアニーリング処理条件と
しては、200℃で約2時間の間大気雰囲気中にさらす
ようにするのである。このアニーリング処理によって抵
抗相対精度の経年変動分を加速するようにしている。
しめ、その後安定状態になる様にして回路の使用期間中
は抵抗相対精度を±0.1%以内に常に抑えようとする
ものである。そのために、厚膜抵抗体R1〜R3が予め
印刷形成されたハイブリッド基板全体をアニーリング処
理すべく高温熱処理する。このアニーリング処理条件と
しては、200℃で約2時間の間大気雰囲気中にさらす
ようにするのである。このアニーリング処理によって抵
抗相対精度の経年変動分を加速するようにしている。
しかる後に、第2図の方法を用いて抵抗トリミングを行
うのであるが、この場合、抵抗R1は予め絶対精度を合
せるようにしておき、タテバランス特性が例えば65d
B以上になる様抵抗R3の値をトリミングする。タテバ
ランス特性は選択レベルメータ3により測定される。
うのであるが、この場合、抵抗R1は予め絶対精度を合
せるようにしておき、タテバランス特性が例えば65d
B以上になる様抵抗R3の値をトリミングする。タテバ
ランス特性は選択レベルメータ3により測定される。
尚、図において、4は電流源、5は電圧源を夫々示して
いる。
いる。
発明の効果
叙上の如く、本発明によれば、トリミング処理前にアニ
ーリングにより熱処理を行っておき、抵抗相対精度の経
年変動分をこの熱処理により予め加速せしめるようにす
ることにより、この経年変動分をトリミング処理にて吸
収することが可能となり、よって高い相対精度を常に維
持する抵抗体を製造することができるという効果がある
。
ーリングにより熱処理を行っておき、抵抗相対精度の経
年変動分をこの熱処理により予め加速せしめるようにす
ることにより、この経年変動分をトリミング処理にて吸
収することが可能となり、よって高い相対精度を常に維
持する抵抗体を製造することができるという効果がある
。
第1図は本発明の実施例に用いる抵抗体の例を示す図、
第2図は本発明の実施例におけるトリミング方法を示す
図である。 主要部分の符号の説明
第2図は本発明の実施例におけるトリミング方法を示す
図である。 主要部分の符号の説明
Claims (1)
- 予め第1及び第2の抵抗体が形成された回路基板をア
ニーリング処理し、しかる後に前記第1及び第2の抵抗
体の抵抗値の相対精度を良好とするトリミング処理をな
すことを特徴とする抵抗体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61001031A JPS62159453A (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 抵抗体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61001031A JPS62159453A (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 抵抗体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62159453A true JPS62159453A (ja) | 1987-07-15 |
Family
ID=11490193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61001031A Pending JPS62159453A (ja) | 1986-01-07 | 1986-01-07 | 抵抗体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62159453A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519298A (en) * | 1974-07-12 | 1976-01-24 | Nippon Electric Co | Hakumakuteikotaino seizohoho |
JPS5591151A (en) * | 1978-12-27 | 1980-07-10 | Nec Corp | Resistance element for hybrid integrated circuit |
JPS59138310A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-08 | ブラウン・ボバリ・ウント・シ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 薄膜抵抗の製造方法 |
-
1986
- 1986-01-07 JP JP61001031A patent/JPS62159453A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS519298A (en) * | 1974-07-12 | 1976-01-24 | Nippon Electric Co | Hakumakuteikotaino seizohoho |
JPS5591151A (en) * | 1978-12-27 | 1980-07-10 | Nec Corp | Resistance element for hybrid integrated circuit |
JPS59138310A (ja) * | 1983-01-20 | 1984-08-08 | ブラウン・ボバリ・ウント・シ−・アクチエンゲゼルシヤフト | 薄膜抵抗の製造方法 |
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