JPS6215884Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6215884Y2
JPS6215884Y2 JP657181U JP657181U JPS6215884Y2 JP S6215884 Y2 JPS6215884 Y2 JP S6215884Y2 JP 657181 U JP657181 U JP 657181U JP 657181 U JP657181 U JP 657181U JP S6215884 Y2 JPS6215884 Y2 JP S6215884Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
belt
driven
magnetic recording
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP657181U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57122052U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP657181U priority Critical patent/JPS6215884Y2/ja
Publication of JPS57122052U publication Critical patent/JPS57122052U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6215884Y2 publication Critical patent/JPS6215884Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、音楽等の信号を録音した1本のマス
ターテープから多数の複製テープを製作する複製
機の主再生機として主に使用する磁気記録テープ
再生装置において、予め音楽等の信号を録音した
エンドレステープを磁気再生手段とテープ収納室
との間で循環させて、エンドレステープから信号
を繰り返し再生する磁気記録テープ再生装置のテ
ープ移送装置に関するものである。
第1図及至第3図は従来の磁気記録テープ再生
装置の構成を示すもので、1は磁気記録テープ再
生装置、2はこの磁気記録テープ再生装置1の上
部に水平面に対して若干傾斜させて設けた基板、
3はこの基板2上を移動するエンドレステープ
(以下テープという)で、このテープ3は磁気記
録装置(図示しない)によつて予め音楽等の信号
が録音されている。4はテープ3が載置された基
板2上を覆うように磁気記録テープ再生装置1に
開閉自在に取り付けた蓋、5は周囲を仕切板6で
仕切つて形成したテープ収納室、7はこのテープ
収納室5にテープ3を収納する収納口、8はテー
プ収納室5からテープ3を引き出す引出口、9は
仕切板6に沿つて基板2上に突設した複数のプー
リ軸、10はこのプーリ軸9に軸受11を介して
回動自在に装着した従動平プーリで、この従動平
プーリ10の外周には全周に亘つて2本のベルト
溝10aが並設されている。12はプーリ軸9に
軸受11を介して回動自在に装着した従動段プー
リで、この従動段プーリ12は従動平プーリ10
の外周径と等しい外周径の大径プーリ12aと、
従動平プーリ10の外周径よりも小さい外周径の
逃げとしての小径プーリ12bとが一体に並設さ
れており、又、大径プーリ12aの外周には全周
に亘つて1本のベルト溝12cが設けられてい
る。13は基板2を貫通した回転軸13aを基板
2上に突設した高速モータで、この高速モータ1
3は基板2の下面に固着されている。14は基板
2を貫通した回転軸14aを基板2上に突設した
低速モータで、この低速モータ14は基板2の下
面に固着されている。15は高速モータ13の回
転軸13a及び低速モータ14の回転軸14aに
それぞれ固着した駆動平プーリで、この駆動平プ
ーリ15の外周には全周に亘つて2本のベルト溝
15aが並設されている。16は隣り合つた従動
平プーリ10のベルト溝10aと駆動平プーリ1
5のベルト溝15aとの間に上下交互に順次張架
したベルトである。但し、高速モータ13で駆動
されて走行する終端側のベルト16は、従動平プ
ーリ10のベルト溝10aと、この従動平プーリ
10に隣り合つた従動段プーリ12の更に1つ先
の従動段プーリ12のベルト溝12cとの間に張
架され、又、低速モータ14で駆動されて走行す
る始端側のベルト16は、従動平プーリ10のベ
ルト溝10aと、高速走行するベルト16を装架
した従動段プーリ12の1つ手前の従動段プーリ
12のベルト溝12cとの間に張架されているた
め、高速走行するベルト16と低速走行するベル
ト16とは走行速度切換地点となる2つの従動段
プーリ12の間で並行に走行する。更に、17は
引出口8に設けた有負荷ローラ、18は収納口7
に設けた送出ガイド、19は、テープガイド20
と、テープ制動用吸引部材21と、キヤプスタン
22と、このキヤプスタン22に圧接する2つの
ピンチローラ23と、速度検出ローラ24と、第
1及び第3チヤンネル再生ヘツド25と、第2及
び第4チヤンネル再生ヘツド26と、テープ3の巻
外し及び巻取り用リール27を軸支する回転軸2
8と、巻外し及び巻取り用テープガイド29とを
それぞれ第2図に示した如く配設したテープ走行
デツキである。
このように構成された従来例では、テープ室5
の引出口8から引き出されたテープ3を、テープ
走行デツキ19上に配設された各部品に第2図に
示した如く装架して走行させることにより、テー
プ3に録音された音楽等の信号が第1及び第3チ
ヤンネル再生ヘツド25及び第2及び第4チヤン
ネル再生ヘツド26で再生される。又、再生が終
つて収納口7からテープ室5に収納されたテープ
3は、高速モータ13で駆動されるベルト16に
よつてテープ室5の引出口8側へ移送され、テー
プ室5の引出口8側に折れ曲つて既に蓄積されて
いたテープ3の周囲に更に折れ曲がりながら蓄積
される。更に、この蓄積されたテープ3は、低速
モータ14で駆動されるベルト16によつて引出
口8の方へ徐々に移送され、再び、引出口8から
引き出されて行く。ところで、ベルト16の走行
速度は、キヤプスタン22とピンチローラ23と
の間への巻込みを防止するため、収納口7側は高
速に、又、引出口8側は低速に設定してある。と
ころが、2つの従動段プーリ12の間のベルト1
6の走行速度切換地点でのベルト16の走行速度
が急激に変わるため、高速走行しているベルト1
6によつて移送されてくるテープ3の量が、低速
走行しているベルト16によつて移送されるテー
プの量を上回つて、テープ3が走行速度切換地点
から収納口7側に堆積し、高速走行しているベル
ト16によつて移送されてきたテープ3が収納口
7の方へ逆流してキヤプスタン22とピンチロー
ラ23との間に巻き込まれ、テープ3を損傷する
欠点があり、又、この欠点のため、テープ3の収
納量が多くできない欠点があつた。更に、この欠
点を解消しようとすると、テープ収納室5のテー
プ3の移送及び蓄積状態を監視しながら高速モー
タ13及び低速モータ14の回転数を調整しなけ
ればならないため、作業能率が低下する欠点があ
つた。
本考案は、前記従来例の欠点を解消するため
に、テープ収納室の引出口側に設けたベルトに蓄
積、移送されるテープの蓄積状態に応じて、引出
口側のベルトの走行速度を制御し、テープ収納室
の収納口側に設けたベルトによるテープの移送を
妨げないようにした磁気記録テープ再生装置を提
供するものである。以下、本考案の実施例を詳細
に説明する。
第4図及び第5図は本考案の一実施例の構成及
び動作を示すもので、第1図及至第3図の符号と
同一符号のものは同一部分を示しており、又、3
0は送出ガイド18に設けられた発光体、31は
受光面を発光体30と対向させて設けた受光体
で、この受光体31は収納口7の近傍の仕切板6
に設けられている。32は、発光体30の光が受
光体31に当つているときには“1”の電気信号
を出力し、又、発光体30の光がテープ3に遮断
されて受光体31に当たらなくなつたときには
“0”の電気信号を出力するトランジスタで、こ
れ等の発光体30と、受光体31と、トランジス
タ32とでテープ3の蓄積状態を検出する検出装
置を構成している。33はトランジスタ32の出
力信号に応じて低速モータ14の回転数を制御す
る回転数制御回路で、この回転数制御回路33は
トランジスタ32が“1”の電気信号を出力する
と、低速モータ14は低速で回転し、又、トラン
ジスタ32が“0”の電気信号を出力すると、低
速モータ14は高速で回転させる。
このように構成された従来例では、テープ収納
室5に収納されたテープ3が第4図に示す如く、
引出口8側のベルト16に蓄積、移送されていれ
ば、テープ収納室5に収納されたテープ3は、収
納口7から収納口7側のベルト16に真直に移送
されるため、発光体30の光が受光体31に当つ
て、トランジスタ32の出力信号が“1”のとき
は、低速モータ14は低速で回転し続ける。とこ
ろが、テープ収納室5に収納されたテープ3が、
第5図に示す如く、2つの従動段プーリ12の間
のベルト16の走行速度切換地点に堆積すると共
に、堆積したテープ3が収納口7の方へ逆流して
収納口7を塞ぎ、収納口7から収納されたテープ
3を図中左方に押し込むと、テープ3が発光体3
0と受光体31との間に侵入して、受光体31に
当つていた光を遮断する。このため、トランジス
タ32の出力信号が“1”から“0”に初り換わ
つて、低速モータ14が高速で回転し、ベルト1
6の走行速度切換地点に堆積したテープ3を引出
口8側に移送すると共に、収納口7を塞いだテー
プ3を収納口7の近傍から排除する。そして、収
納口7から収納されたテープ3が収納口7側のベ
ルト16に真直に移送されるようになると(第4
図参照)、再び、発光体30の光が受光体31に
当つて、トランジスタ32の出力信号が“0”か
ら“1”に切り換わり、低速モータ14は再び低
速で回転し続ける。
以上説明したように、本考案によれば、テープ
収納室の引出口側に設けたベルトに蓄積、移送さ
れるテープの蓄積状態に応じて、引出口側のベル
トの走行速度を制御することにより、収納口を塞
ぐテープが引出口の方に自動的に排除され、キヤ
プスタンとピンチローラとの間にテープが巻き込
まれて損傷するのを防止できる利点がある。又、
この利点のため、テープの収納量が多くなり、且
つ、高速モータと低速モータの回転数の調整が不
要になつて、作業能率が向上する利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来の磁気記録テープ再生
装置の構成図、第3図は第2図のA−A線からみ
た断面図、第4図及び第5図は本考案の一実施例
の構成図及び動作図である。 1……磁気記録テープ再生装置、2………基
板、3………エンドレステープ、4……蓋、5…
…テープ収納室、6……仕切板、7……収納口、
8……引出口、10………従動平プーリ、12…
…従動段プーリ、13……高速モータ、14……
低速モータ、15……駆動平プーリ、16……ベ
ルト、30……発光体、31……受光体、32…
…トランジスタ、33……回転数制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気記録手段によつて予め信号が記録されたエ
    ンドレステープを、磁気再生手段と、1つの平面
    上又は2つの平行平面間に形成したテープ収納室
    との間で、循環させながら、前記エンドレステー
    プから信号を繰り返し再生する磁気記録テープ再
    生装置において、回転数が一定の第1駆動手段に
    よつて駆動されるテープ第1移送手段と、回転数
    が可変の第2駆動手段によつて駆動されるテープ
    第2移送手段と、この第2移送手段上に蓄積、移
    送される前記エンドレステープが前記第1移送手
    段による前記エンドレステープの移送を妨げてい
    るか否かを検出する検出手段と、この検出手段の
    出力信号に応じて前記第2駆動手段の回転数を制
    御する回転数制御手段とを具備し、前記第1移送
    手段と前記第2移送手段とが前記テープ収納室の
    周縁部に連続して設けられ、前記第2移送手段に
    蓄積された前記エンドレステープの蓄積状態に応
    じて前記第2移送手段の走行速度を制御すること
    を特徴とする磁気記録テープ再生装置。
JP657181U 1981-01-22 1981-01-22 Expired JPS6215884Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP657181U JPS6215884Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP657181U JPS6215884Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57122052U JPS57122052U (ja) 1982-07-29
JPS6215884Y2 true JPS6215884Y2 (ja) 1987-04-22

Family

ID=29804861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP657181U Expired JPS6215884Y2 (ja) 1981-01-22 1981-01-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6215884Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57122052U (ja) 1982-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2775838B2 (ja) 可搬式vtr
JPS5826751U (ja) テ−プレコ−ダのつなぎ撮り機構
JPS6215884Y2 (ja)
KR960000831B1 (ko) 카셋트 테이프 로딩장치
US6315229B1 (en) Tape transport device
JPS5853701Y2 (ja) 磁気テ−プの駆動装置
US4779818A (en) Tape-like element loading device
JP3048900B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH0450592Y2 (ja)
JPH0450591Y2 (ja)
JP3232822B2 (ja) 記録再生装置
JPS629545Y2 (ja)
JPS593387Y2 (ja) テ−プレコ−ダ
KR0155694B1 (ko) 테이프 레코더의 헤드드럼
JPS5824278Y2 (ja) 口述録音再生機
CA1293323C (en) Tape-like element loading device
JP2570714B2 (ja) テープ状体のローディング方法
JP2567521B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP2570713B2 (ja) テ−プ状体のロ−デイング装置
JP3461223B2 (ja) 回転ドラム装置及び記録又は再生装置
JPS63173260A (ja) テ−プ状体のロ−デイング装置
JPS6450267A (en) Magnetic recording and reproducing device
JPH06180905A (ja) 磁気記録再生装置
JPS62192052A (ja) 回転ヘツド型磁気記録再生装置
JP2000105951A (ja) 磁気記録再生装置