JPS62157147A

JPS62157147A - 紙葉分離搬送装置

Info

Publication number: JPS62157147A
Application number: JP61303585A
Authority: JP
Inventors: イングバー　ニルソン; ジェームス　ヨハンソン
Original assignee: Svecia Antiqua SA
Current assignee: Svecia Antiqua SA
Priority date: 1985-12-20
Filing date: 1986-12-19
Publication date: 1987-07-13
Also published as: SE8506049D0; EP0226083A2; DE3683140D1; CA1278800C; US4750730A; SE449856B; EP0226083B1; EP0226083A3; ATE70808T1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、紙葉積層体から各紙葉を分離搬送する紙葉分
離搬送装置であって、個々の紙葉を該紙葉積層体から吸
い上げるための真空作動吸引要素を具備する紙葉分離搬
送装置に関する。

（従来の技術）紙葉積層体から各紙葉を分ｌ１ｌｌｔづる紙葉分離装置
は、紙葉積層体から個別に紙葉か供給されるようになっ
ている機械装置の一環として、各紙葉を該機械装置に供
給する目的で、屡々使用される。この種の機械装置は、
各紙葉が供給される単純な構造のもの、例えば、コピー
用紙が積層体で収納されているマガジンを通常有し且つ
成る所定の給紙計画に従って該コピー用紙が一枚づつ供
給されるようになっている複写機である場合もあり、ま
た１つ以上の運転操作により用紙素材を処理して用紙の
完成品に転化または処理するものであって、その処理能
力を有効に活用するために運転速度に応じて個々の用紙
素材が連続的に供給されることを必要とするようなより
高度に複雑な機械装置である場合もある。

薄い紙葉若しくはこれと同様に柔軟性のあるシート材を
、その積層体から、例えば複写機に供給するという場合
であれば、往復動作する紙葉搬送アームに設けられたａ
！擦係合要素を通常有し且つ該摩擦係合要素によって直
下の２枚目の紙葉から分離される最上部の紙葉の表面に
対して該１！ｆ！　ｉ係合要素が滑らないように係合す
るように押圧されたような種類の紙葉分離装置が、通常
、使用される。この種類の紙葉分離装置は、確かに、運
転速度が高速であり構造が簡単であるが、最上部の紙葉
を分離しているときに、最上部の紙葉ばかりかその直下
の紙葉を一枚以上分離してしまうという事態が屡々起き
る。このような、意図しない紙葉の複数枚分離は、特に
粗面の紙葉の積層体をきつく梱包したものから各紙葉を
個別に分離したいとぎ、自明の理により、その傾向が強
まる。

他方、段ボール、カートンその他の硬質のｉ立型シート
材を、その積層体から個別に分離する、という場合であ
れば、上記種類の紙葉分離装置の代りに、その典型的な
例として、可動の紙葉引き上げアームに取り着けられた
じょうご、カップ、若しくは類似するくりぬかれた構成
要素、と言ったような態様で設けられる真空作動吸引要
素を帯有し且つ該吸引要素が最上部の紙葉と真空係合す
ることにより該最上部の紙葉を紙葉積層体から分離、吸
い上げるようにされた種類の従来型紙葉分離装置が、使
用される。この型式の紙葉分離装置は、一度に複数枚分
離すると言った傾向は少ないが、他方、上記したｍ擦係
台型式の紙葉分離装置よりも技術的に複雑であり、とり
わけ、吸引要素の真空作動を、前記紙葉引き上はアーム
の紙葉引き上げ動作と正しく同調するように制御するた
めの比較的複雑な弁装置を必要とづる。更に、当該紙葉
分離装置は、上記紙葉分ａ１１　Ｂ、　＠より動作速度
が幾分おそく且つ、紙葉引き上り゛アームの動作用とし
て充分な回動空間を設けようとするのであれば、該装置
は、屡々、余りにも場所取り志向が弾道ぎざるものとな
る。更に、該装置は、吸引要素を正規に監視し且つ調整
することを必要とし、このことは、大抵の場合、疲労を
伴いがちである。

（発明の目的）従って本発明の目的は、構造が簡単で、運転速度がはや
く、亦実用上の観点から言えば紙葉の複数枚分離の可能
性が除去されていること等、前記した従来の両紙葉分離
装置の長所を併せ持つ紙葉分離搬送装置を提供すること
にある。

本発明の別の目的は、紙葉積層体から一枚づつ個別に各
紙葉を吸い上げる真空作動吸引要素を具備し且つ前記し
た従来の紙葉吸い上げ型分離装置と比較して疲労性が少
なく且つ場所取り志向も弱い型式の紙葉分離搬送装置を
提供することにある。

上記目的は、本発明に準拠して、紙葉を一枚づつ紙葉積
層体から分離して吸い上げる真空作りＪ吸引要素を含む
紙葉分１１１ｍ送装置であって、最上部の紙葉に近接し
て配設された回転可能なフィード・ブーりの廻りを滑り
止めされた状態で駆動走行する無端ベルトを含み、前記
フィード°ブーりは、少なくとも一個の外周部開孔を有
し、且つ減圧手段に連通可能である孔系統を具値し、前
記無端ベルトは、該ベルトが前記フィート・ブーりの廻
りを通過走行する際、前記外周部開孔に夫々一致して前
記吸引要素を形成する貫通孔を穿設されている、ことを
特徴とする紙葉分１１１１拠送装置によって、達成され
る。

本発明は、実際上有利な実施例に沿って、以下に、図面
を参照し乍ら、更に詳し１く説明する。

（実施例）第１図には、本発明による、例えば収納室２等に収納さ
れた紙葉（以下、用紙と言う）積層体から個々の用紙１
ａ、１ｂなどを分離する装置が概略的に示されている。

収納室２の上方には、用紙吸引分離用プーリ（以下、フ
ィード・プーリ、と言う）３が配設されており、該フィ
ード・プーリ３は、その外周面が最上部の用紙１ａと近
接した状態で軸４を中心に回転可能なＪ：うに支持され
ている。フィード・プーリ３は、無端ベルト７によって
もう一つのプーリ６に連結されており、このプーリ６は
、軸５に装着されて図示しないモーターにより回転駆動
され、他方、無端ベルト７は、上記二つのプーリ３と６
の周りを滑り止めされた状態で回転走行する。

第２図に更に詳しく示されるように、フィード・プーリ
３は、一連の孔系統８を有している。この孔系統は、軸
方向の連通孔８ａを含み、該連通孔８ａは、フィード・
プーリ３の−・側面９に間口しており、半径方向に延び
る孔８ｄ、８ｅを夫々介して外周部開孔８ｂ、８Ｇに連
通している。軸４には、連通部材１１が装置されている
。該連通部材１１は、その回動位置が調節可能になって
おり、空所１２を有している。空所１２は、ライン１３
によって減圧手段１０に連通しており、他方、開口部１
５を有する。該開口部１５は、フィード・プーリ３の一
側面９に対して（１４に於いて）密封され、フィード・
プーリが第２図に示された位置にあるとき、前記空所１
２が該間口部１５を介して連通孔８ａ１．：′Ｉｆｉ通
するようになっている。

加えて、無端ベルト７は、貫通孔１６ａ、１６ｂ、１７
ａ、１７ｂ及び１８ａ、１８ｂが穿設され、これらの貫
通孔対は、無端ベルト７がフィード・プーリ３の廻りを
走行するとき、該フィード・プーリ３の外周部開孔８ｂ
、８ｃ対と一致するように配列されている。このことは
、以下のことを意味する。すなわち、図示の例では、無
端ベルト７に於ける貫通孔対群の対間距離がそれぞれ対
応する一側に於いてフィード・プーリ３の外周長に等し
いか、又はこの外周長の整数倍でなければならない、と
いうこと、更に、戦端ベルト７とフィード・プーリ３と
は、互いに一方が他方に対して動くことがあってはなら
ない、ということ、即ち、無端ベルト７は、フィード・
プーリ３を滑り止めされた状態で走行するのでｔければ
ならない、ということ、を意味する。これは、単にフィ
ード・ブーりとベルト７の双方に、協働する歯状要素を
配列し、両者を何らかの方法ぐ係合させるか、或いは、
当該技術分野に属する熟練者であれば誰れにでも自明の
ような他の装置だけで、達成されることができる。

用紙分離搬送装置は、更に、無端ベルト７の動作部分に
平行に、該動作部分と同一方向に、且つ該動作部分の下
方部に於いて、プーリ１８及び１９の廻りを走行し、無
端ベルト７によって分離された用紙を両ベルト間の間隙
部分に受け入れ、例えば、当該用紙を加工処理等する装
置の給紙部に搬送するようにされた別の無端ベルト２０
を、有する。プーリ１９は、回転軸２１に取着すること
ができ、この回転軸２１は、例えば、従来型式の歯車装
置２２を介して、軸５が連結されて動力の伝達が可能な
ようにされ、他方、プーリ１８は、前記フィード・プー
リ３と同様に固定軸２３に支持されて、ベルト２０が走
行通過するにつれて回転するようにされている。

フィード・プーリ３が第２図に示された位置に於いて収
納室２の最上部の用紙１ａに近接して回転するにつれ、
該用紙１ａは真空作用により引き上げられすばやく無端
ベルト７に吸引されて貫通孔１８ａ、１６ｂを覆うよう
になる。この場合、該真空は、前記連通孔８ａと前記連
通部材１１内の空所１２との連通が開始されたとき、即
ち前記連通孔８ａの入口が、フィード・プーリ３の一側
面９に対してシールされた空所１２の開口部１５と同一
水平面になったとぎ、無端ベルト７と用紙１ａとの間に
生じる。上記のようにして引き上げ繰り出されてフィー
ド・プーリ３とプーリ１８との間の無端ベルト２０用は
さみ口にもたらされ、両無端ベルト７及び２０間の間隙
に受け入れられて、例えば、ある用紙処理装置へと搬送
されることになる。用紙１ａを無端ベルト７から容易に
解放させるために、真空状態を連通させる連通部材内の
間口部１５は、連通孔８ａと空所１２との間の真空連通
状態が遮断されるように具合よく調節される。すなわち
、無端ベルト７がフィード・プーリ３とプーリ１８との
間の用紙はさみ口に於いてフィード・プーリ３を離れる
ときに、フィード・プーリ３の一側面９に於ける連通孔
８ａの入口が丁度、開口部１５を通過し終えるようにな
っている。その後、動作は同じ態様で繰り返される。

すなわち、第２回目は、フィード・プーリ３の外周部開
孔８ｂ、８ｃが無端ベルト７の貫通孔１８ａ、１８ｂに
夫々一致し、この状態で第２図に示された位置を通過し
、用紙積層体内の２枚目の用紙、即ち用紙１ｂを引き上
げ搬送するようになり、以下、同様に動作する。

本発明の技術概念の範囲を逸脱しない限りに於いて、上
記し且つ図面に示された実施例に関連し゛て、そのいく
つかの実際的な変形例を挙げることができる。例えば、
フィード・プーリ３には、２個以上の軸方向の連通孔を
等間隔に分配された状態で設は且つ外周部開孔を該連通
孔に対応した数の組みだけ設けて両者を夫々半径方向に
延びる孔を介して連通させるようにすることができる。

更に、これら各組みの外周部開孔は、その形状、数、相
互の位置を変えることができる。例えば、２個以上の軸
方向の連通孔を互いに近接して順次設け、且つこれら連
通孔を、これらに対応して互いに近接配列された外周部
開孔と連通させるよう°にし、以って、対応する貫通孔
が穿設されたベルトとの協働で同一の用紙を連続的に引
き上げ分離させることができるようにすることが考えら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例による紙葉分離搬送１ａ、１
ｂ・・・・・・紙葉、３・・・・・・フィード・プーリ
、７・・・・・・無端ベルト、　８・・・・・・孔系統
、８ａ・・・・・・連通孔、　　８ｂ、８ｃ・・・・・
・外周部開孔、９・・・・・・側面、　　　　１０・・
・・・・減圧手段、１６ａ、１６ｂ：１７ａ、１７ｂ：
１８ａ。１８ｂ・・・・・・貫通孔、２０・・・・・・無端ベルト。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）各紙葉（１ａ、１ｂなど）を紙葉積層体から個別
に分離搬送する紙葉分離搬送装置であつて、前記紙葉を
一度に一枚づつ前記紙葉積層体から分離して吸い上げる
一又は二個以上の真空作動吸引要素を含むものに於いて
、最上部の紙葉（１ａ）に近接して配設された回転可能
な紙葉吸引分離用プーリ（３）の廻りを滑り止めされた
状態で駆動走行する無端ベルト（７）を含み、前記分離
用プーリ（３）は、少なくとも一個の外周部開孔（８ｂ
、８ｃ）を含み且つ減圧手段（１０）に連通可能である
孔系統（８）を具備し、前記無端ベルトは、該ベルトが
前記分離用プーリ（３）の廻りを通過走行する際、前記
外周部開孔（８ｂ、８ｃ）に夫々一致して前記吸引要素
を形成する貫通孔（１６ａ、１６ｂ；１７ａ、１７ｂ；
１８ａ、１８ｂ）が穿設されていることを特徴とする紙
葉分離搬送装置。
（２）特許請求の範囲第１項に記載する紙葉分離搬送装
置において、前記孔系統（８）が、前記紙葉分離用プー
リ（３）の一側（９）に開口する軸方向連通孔（８ａ）
を含み、この軸方向連通孔（８ａ）は、一個以上の半径
方向に延びる孔（８ｄ、８ｅ）を夫々介して、前記外周
部開孔（８ｂ、８ｃ）に連通することを特徴とする紙葉
分離搬送装置。
（３）特許請求の範囲第１項又は第２項に記載する紙葉
分離搬送装置において、前記無端ベルト（７）と平行に
、該ベルト（７）と同方向に、且つ該ベルト（７）の下
方に於いて、駆動走行され、前記無端ベルト（７）によ
つて分離された各紙葉を、前記無端ベルト（７）との間
の間隙中に受け入れさせるようにされた無端ベルト（２
０）を有することを特徴とする紙葉分離搬送装置。
（４）特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか
一つの項に記載する紙葉分離搬送装置において、前記し
た滑り止めされた状態で駆動走行する無端ベルト（７）
は、歯付きベルトであることを特徴とする紙葉分離搬送
装置。