JP2002338073A - 真空吸着給紙装置 - Google Patents
真空吸着給紙装置Info
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- JP2002338073A JP2002338073A JP2001145798A JP2001145798A JP2002338073A JP 2002338073 A JP2002338073 A JP 2002338073A JP 2001145798 A JP2001145798 A JP 2001145798A JP 2001145798 A JP2001145798 A JP 2001145798A JP 2002338073 A JP2002338073 A JP 2002338073A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート同士が密着してブロッキングした積重
シートを専用のシート捌き装置を設置することなく、シ
ートを剥離させて確実に給紙する。 【解決手段】 本発明の真空吸着給紙装置１は積重シー
ト６の各シートを１枚づつ剥離して給紙するもので、給
紙ローラー２と吸引規制部材３と中空軸４とから構成さ
れる。給紙ローラー２は積重シート６の最上部のシート
６Ａの上面に沿って前端６ａから後端６ｂ方向に回転且
つ水平移動する。給紙ローラー２の周面には複数の吸引
孔２１が設けられており、給紙ローラー２の回転に伴
い、吸引規制部材３により塞がれていた吸引孔２１が順
次開放されて吸引可能となり、シート６Ａはその前端６
ａから後端６ｂに向けて給紙ローラー２の周面に順次吸
着される。給紙ローラー２の吸着及び回転動作により、
シート６Ａを確実に剥離し、次工程の搬送手段を介して
印刷部に搬送する。
シートを専用のシート捌き装置を設置することなく、シ
ートを剥離させて確実に給紙する。 【解決手段】 本発明の真空吸着給紙装置１は積重シー
ト６の各シートを１枚づつ剥離して給紙するもので、給
紙ローラー２と吸引規制部材３と中空軸４とから構成さ
れる。給紙ローラー２は積重シート６の最上部のシート
６Ａの上面に沿って前端６ａから後端６ｂ方向に回転且
つ水平移動する。給紙ローラー２の周面には複数の吸引
孔２１が設けられており、給紙ローラー２の回転に伴
い、吸引規制部材３により塞がれていた吸引孔２１が順
次開放されて吸引可能となり、シート６Ａはその前端６
ａから後端６ｂに向けて給紙ローラー２の周面に順次吸
着される。給紙ローラー２の吸着及び回転動作により、
シート６Ａを確実に剥離し、次工程の搬送手段を介して
印刷部に搬送する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、各シートが密着し
てブロック化したシートを吸着回転させて剥離する真空
吸着給紙装置に関する。
てブロック化したシートを吸着回転させて剥離する真空
吸着給紙装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】枚葉印刷機は、主なユニットとして給紙
部、印刷部及び排紙部等から構成されており、給紙部は
給紙テーブル上に多数の被印刷シートを積重させてお
き、最上段から１枚づつ順次次工程の印刷部へシートを
供給するユニットであり、印刷部は給紙部から順次供給
されて来るシート上に所定の印刷を施した後、下流の排
紙部へ搬送するものであり、排紙部は前記印刷部におい
て印刷を完了したシートを受入れて昇降する排紙テーブ
ル上へ落下積重させ、所定枚数に至ると外部へ搬出する
ユニットである。前記枚葉印刷機では、給紙テーブル上
のシートは最上段から１枚づつフィーダベルト上に移送
された後、該ベルトの回転走行を介して印刷部まで搬送
される。通常、給紙テーブル上へ積重するシートは、１
ロットで５００枚程度のシートを複数ロット重ね、棒積
みの山としている。このシートは相互に密着しているこ
とが多く、作業者が手作業で適宜紙捌きした後、順次給
紙テーブル上へ積重する必要があり、準備作業に多大の
時間を要し、生産性の低下を来すばかりでなく、積重時
にシートが横ずれする等の問題があった。
部、印刷部及び排紙部等から構成されており、給紙部は
給紙テーブル上に多数の被印刷シートを積重させてお
き、最上段から１枚づつ順次次工程の印刷部へシートを
供給するユニットであり、印刷部は給紙部から順次供給
されて来るシート上に所定の印刷を施した後、下流の排
紙部へ搬送するものであり、排紙部は前記印刷部におい
て印刷を完了したシートを受入れて昇降する排紙テーブ
ル上へ落下積重させ、所定枚数に至ると外部へ搬出する
ユニットである。前記枚葉印刷機では、給紙テーブル上
のシートは最上段から１枚づつフィーダベルト上に移送
された後、該ベルトの回転走行を介して印刷部まで搬送
される。通常、給紙テーブル上へ積重するシートは、１
ロットで５００枚程度のシートを複数ロット重ね、棒積
みの山としている。このシートは相互に密着しているこ
とが多く、作業者が手作業で適宜紙捌きした後、順次給
紙テーブル上へ積重する必要があり、準備作業に多大の
時間を要し、生産性の低下を来すばかりでなく、積重時
にシートが横ずれする等の問題があった。
【０００３】また、多数棒積みの山とした場合、その重
さのために、シート間の空気が排除されてシートは互い
に密着状態となり、そのまま給紙テーブルから印刷機へ
給紙した場合は、紙離れが悪いので未給紙等の給紙ミス
を起こしたり、２枚以上同時に給紙する等の給紙不良が
発生し易いという問題があった。また、特に、両面印刷
を行う製品においては、先刷り印刷をおこなった場合、
インキの乾燥の悪さと前記積重時の加重のために、未乾
燥のインキによりシートが相互に接着してブロッキング
していまうという問題があった。また、特に、両面印刷
を行う製品において、先刷りに凹版印刷をおこなった場
合、凹版インキの乾燥の悪さと前記積重時の加重のため
に、未乾燥の凹版インキによりシートが相互に接着して
ブロッキングしていまうという問題があった。この場
合、前記問題点を解決するため、手作業により紙捌きを
行うか、専用の給紙用シート捌き装置を使用していた。
このシート捌き装置は紙捌きのみを目的としたもので、
設備面での新たな負担や、設置面積及び作業工程の増加
という欠点があった。
さのために、シート間の空気が排除されてシートは互い
に密着状態となり、そのまま給紙テーブルから印刷機へ
給紙した場合は、紙離れが悪いので未給紙等の給紙ミス
を起こしたり、２枚以上同時に給紙する等の給紙不良が
発生し易いという問題があった。また、特に、両面印刷
を行う製品においては、先刷り印刷をおこなった場合、
インキの乾燥の悪さと前記積重時の加重のために、未乾
燥のインキによりシートが相互に接着してブロッキング
していまうという問題があった。また、特に、両面印刷
を行う製品において、先刷りに凹版印刷をおこなった場
合、凹版インキの乾燥の悪さと前記積重時の加重のため
に、未乾燥の凹版インキによりシートが相互に接着して
ブロッキングしていまうという問題があった。この場
合、前記問題点を解決するため、手作業により紙捌きを
行うか、専用の給紙用シート捌き装置を使用していた。
このシート捌き装置は紙捌きのみを目的としたもので、
設備面での新たな負担や、設置面積及び作業工程の増加
という欠点があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解消するためのもので、本発明の目的は、前記
先刷りのインキによりブロッキングした積重シートを手
作業により紙捌きを行う事や専用のシート捌き装置を使
用することなく、シートを剥離させて確実に給紙するこ
とである。
問題点を解消するためのもので、本発明の目的は、前記
先刷りのインキによりブロッキングした積重シートを手
作業により紙捌きを行う事や専用のシート捌き装置を使
用することなく、シートを剥離させて確実に給紙するこ
とである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを複数
枚積み重ねた積重シートブロックの各シートを１枚づつ
剥離して印刷部に給紙する給紙装置であって、給紙装置
は部分的に吸着機能を有する給紙ローラーを有し、給紙
ローラーを積重シートブロックの最上部のシートに接触
させながら前記シートの前端から後端方向に移動させ、
その移動に伴う給紙ローラーの吸着及び回転動作によ
り、積重シートブロックからシートを１枚づつ剥離して
印刷部に給紙する真空吸着給紙装置である。
枚積み重ねた積重シートブロックの各シートを１枚づつ
剥離して印刷部に給紙する給紙装置であって、給紙装置
は部分的に吸着機能を有する給紙ローラーを有し、給紙
ローラーを積重シートブロックの最上部のシートに接触
させながら前記シートの前端から後端方向に移動させ、
その移動に伴う給紙ローラーの吸着及び回転動作によ
り、積重シートブロックからシートを１枚づつ剥離して
印刷部に給紙する真空吸着給紙装置である。
【０００６】本発明は、シートを複数枚積み重ねた積重
シートブロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に
給紙する給紙装置であって、給紙装置はシートの剥離に
必要な面積分の吸着領域を有する給紙ローラーと該給紙
ローラーの吸着領域を制御する吸引制御機構と中空軸と
からなり、給紙ローラーを積重シートブロックの最上部
のシートに接触させながら前記シートの前端から後端方
向に移動し、その移動に伴う給紙ローラーの吸着及び回
転動作により、積重シートブロックからシートを１枚づ
つ剥離して印刷部に給紙する真空吸着給紙装置である。
シートブロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に
給紙する給紙装置であって、給紙装置はシートの剥離に
必要な面積分の吸着領域を有する給紙ローラーと該給紙
ローラーの吸着領域を制御する吸引制御機構と中空軸と
からなり、給紙ローラーを積重シートブロックの最上部
のシートに接触させながら前記シートの前端から後端方
向に移動し、その移動に伴う給紙ローラーの吸着及び回
転動作により、積重シートブロックからシートを１枚づ
つ剥離して印刷部に給紙する真空吸着給紙装置である。
【０００７】本発明は、シートを複数枚積み重ねた積重
シートブロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に
給紙する給紙装置であって、給紙装置はシートの剥離に
必要な面積分の吸着領域を有する給紙ローラーと吸引規
制部材と中空軸とからなり、給紙ローラーを積重シート
ブロックの最上部のシートに接触させながら前記シート
の前端から後端方向に移動し、その移動に伴う給紙ロー
ラーの吸着及び回転動作により、積重シートブロックか
らシートを１枚づつ剥離して印刷部に給紙する真空吸着
給紙装置である。
シートブロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に
給紙する給紙装置であって、給紙装置はシートの剥離に
必要な面積分の吸着領域を有する給紙ローラーと吸引規
制部材と中空軸とからなり、給紙ローラーを積重シート
ブロックの最上部のシートに接触させながら前記シート
の前端から後端方向に移動し、その移動に伴う給紙ロー
ラーの吸着及び回転動作により、積重シートブロックか
らシートを１枚づつ剥離して印刷部に給紙する真空吸着
給紙装置である。
【０００８】本発明は、前記給紙ローラーは積層シート
ブロックの最上部のシートの前端近傍（付近）及びその
位置から後端方向に一定の距離の間、該シートをその部
分吸着機能により吸着しつつ回転及び水平移動して、そ
の外周にシートを巻付けながら剥離する真空吸着給紙装
置である。
ブロックの最上部のシートの前端近傍（付近）及びその
位置から後端方向に一定の距離の間、該シートをその部
分吸着機能により吸着しつつ回転及び水平移動して、そ
の外周にシートを巻付けながら剥離する真空吸着給紙装
置である。
【０００９】本発明は、前記給紙ローラーは周面の周方
向の約半分の面に複数の吸引孔を有し前記回転軸の回転
により回転し内部が中空状である真空吸着給紙装置であ
る。
向の約半分の面に複数の吸引孔を有し前記回転軸の回転
により回転し内部が中空状である真空吸着給紙装置であ
る。
【００１０】本発明は、前記吸引規制部材は給紙ローラ
ーの内面に接し、且つ中空軸に固定されて回転せずに給
紙ローラーの吸引孔を部分的に塞ぐ真空吸着給紙装置で
ある。
ーの内面に接し、且つ中空軸に固定されて回転せずに給
紙ローラーの吸引孔を部分的に塞ぐ真空吸着給紙装置で
ある。
【００１１】本発明は、前記吸引規制部材は給紙ローラ
ーのシート後端側の半周面の内面に接し、吸引孔を部分
的に塞ぐ真空吸着給紙装置である。
ーのシート後端側の半周面の内面に接し、吸引孔を部分
的に塞ぐ真空吸着給紙装置である。
【００１２】本発明は、シートを複数枚積み重ねた積重
シートブロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に
給紙する給紙装置であって、給紙装置は、円筒形の構造
体からなりその周面の周方向の略半分に複数の吸引孔を
有し中空軸を軸として回転及び水平往復移動する給紙ロ
ーラーと、半円筒形の構造体からなりその外周面は給紙
ローラーの内周面と密接し中空軸に固定される吸引規制
部材と、給紙ローラーの回転軸及び吸引規制部材の固定
軸として機能し、それ自体は回転せずに水平方向の往復
移動その内部が中空で軸方向の略中央部に給紙ローラー
内部の空気を吸引する吸気孔を有しそれ自体は回転せず
に水平方向の往復移動する中空軸とからなり、給紙ロー
ラーを積重シートブロックの最上部のシートに接触させ
ながら前記シートの前端から後端方向に移動し、その移
動に伴う給紙ローラーの吸着及び回転動作により、積重
シートブロックからシートを１枚づつ剥離して印刷部に
給紙する真空吸着給紙装置である。
シートブロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に
給紙する給紙装置であって、給紙装置は、円筒形の構造
体からなりその周面の周方向の略半分に複数の吸引孔を
有し中空軸を軸として回転及び水平往復移動する給紙ロ
ーラーと、半円筒形の構造体からなりその外周面は給紙
ローラーの内周面と密接し中空軸に固定される吸引規制
部材と、給紙ローラーの回転軸及び吸引規制部材の固定
軸として機能し、それ自体は回転せずに水平方向の往復
移動その内部が中空で軸方向の略中央部に給紙ローラー
内部の空気を吸引する吸気孔を有しそれ自体は回転せず
に水平方向の往復移動する中空軸とからなり、給紙ロー
ラーを積重シートブロックの最上部のシートに接触させ
ながら前記シートの前端から後端方向に移動し、その移
動に伴う給紙ローラーの吸着及び回転動作により、積重
シートブロックからシートを１枚づつ剥離して印刷部に
給紙する真空吸着給紙装置である。
【００１３】本発明は、前記積層シートブロックの各シ
ートに予め印刷が施されている真空吸着給紙装置であ
る。
ートに予め印刷が施されている真空吸着給紙装置であ
る。
【００１４】本発明は、前記積層シートブロックの各シ
ートに予め凹版印刷が施されている真空吸着給紙装置で
ある。
ートに予め凹版印刷が施されている真空吸着給紙装置で
ある。
【００１５】本発明は、前記積層シートブロックの各シ
ートに予め凹版印刷が施されており、該凹版印刷は印刷
部分周囲に余白部分を有しているシートであり、前記剥
離が余白部分から開始される真空吸着給紙装置である。
ートに予め凹版印刷が施されており、該凹版印刷は印刷
部分周囲に余白部分を有しているシートであり、前記剥
離が余白部分から開始される真空吸着給紙装置である。
【００１６】
【発明の実施の形態】本発明の真空吸着給紙装置１はシ
ートを複数枚積み重ねた積重シートブロックの各シート
を１枚づつ剥離して印刷部に給紙するもので、給紙ロー
ラー２と吸引規制部材３と中空軸４とから構成される。
給紙ローラー２は積重シート６の最上部のシート６Ａの
上面に沿って前端６ａから後端６ｂ方向に回転且つ水平
移動する。給紙ローラー２の周面には複数の吸引孔２１
が設けられており、給紙ローラー２の回転に伴い、前記
規制部材３により塞がれていた吸引孔２１が順次開放さ
れて吸引可能となり、シート６Ａはその前端６ａから後
端６ｂに向けて給紙ローラー２の周面に順次吸着され
る。給紙ローラー２の前記吸着及び回転動作により、シ
ート６Ａをその下のシート６Ｂから剥離し、次工程の搬
送手段を介して印刷部に搬送する。前記積重シートは予
め印刷されたシートの場合に効果を発揮するが、印刷前
のシートであってもシート同士が密着してブロッキング
している場合にはその効果を発揮する。
ートを複数枚積み重ねた積重シートブロックの各シート
を１枚づつ剥離して印刷部に給紙するもので、給紙ロー
ラー２と吸引規制部材３と中空軸４とから構成される。
給紙ローラー２は積重シート６の最上部のシート６Ａの
上面に沿って前端６ａから後端６ｂ方向に回転且つ水平
移動する。給紙ローラー２の周面には複数の吸引孔２１
が設けられており、給紙ローラー２の回転に伴い、前記
規制部材３により塞がれていた吸引孔２１が順次開放さ
れて吸引可能となり、シート６Ａはその前端６ａから後
端６ｂに向けて給紙ローラー２の周面に順次吸着され
る。給紙ローラー２の前記吸着及び回転動作により、シ
ート６Ａをその下のシート６Ｂから剥離し、次工程の搬
送手段を介して印刷部に搬送する。前記積重シートは予
め印刷されたシートの場合に効果を発揮するが、印刷前
のシートであってもシート同士が密着してブロッキング
している場合にはその効果を発揮する。
【００１７】前記給紙ローラー２は図１（側面図）及び
図２（正面図）に示すように、その内部が中空状の円筒
形の構造体で、その円筒形の軸が積重シート６のシート
面と平行となるように設置し、この周面の円周方向の約
半分の面に複数の吸引孔２１を設け、給紙ローラー２が
最上シート６Ａの前端ａに到達した時点で、給紙ローラ
ー２の複数の吸気孔２１のうちの先頭の吸気孔２１ａが
給紙ローラー２の最下点に近くに到達するように設定す
る。給紙ローラー２の略円形の両側面の中央に外側方向
に突出する円筒状の駆動機構連結部２２を、前記側面の
一方又は両方に設ける。駆動機構連結部２２は吸引規制
部材３の中空軸固定部３１と密着してその周囲を取り囲
みそれ自体回転可能で且つ給紙ローラー２内部の気密を
保持する構造で、その外周部は駆動機構（図示省略）に
接し、駆動機構の駆動力により回転力が与えられ、中空
軸４の廻りを回転する。更に、給紙ローラー２は前記回
転に伴い水平移動する。後述のように、吸引規制部材３
は中空軸４に固定されているので、吸引規制部材３の外
周面が給紙ローラー２のシート６Ａの後端側の半分の内
周面に、常時密接することとなる。
図２（正面図）に示すように、その内部が中空状の円筒
形の構造体で、その円筒形の軸が積重シート６のシート
面と平行となるように設置し、この周面の円周方向の約
半分の面に複数の吸引孔２１を設け、給紙ローラー２が
最上シート６Ａの前端ａに到達した時点で、給紙ローラ
ー２の複数の吸気孔２１のうちの先頭の吸気孔２１ａが
給紙ローラー２の最下点に近くに到達するように設定す
る。給紙ローラー２の略円形の両側面の中央に外側方向
に突出する円筒状の駆動機構連結部２２を、前記側面の
一方又は両方に設ける。駆動機構連結部２２は吸引規制
部材３の中空軸固定部３１と密着してその周囲を取り囲
みそれ自体回転可能で且つ給紙ローラー２内部の気密を
保持する構造で、その外周部は駆動機構（図示省略）に
接し、駆動機構の駆動力により回転力が与えられ、中空
軸４の廻りを回転する。更に、給紙ローラー２は前記回
転に伴い水平移動する。後述のように、吸引規制部材３
は中空軸４に固定されているので、吸引規制部材３の外
周面が給紙ローラー２のシート６Ａの後端側の半分の内
周面に、常時密接することとなる。
【００１８】前記吸引規制部材３は、図１に示すよう
に、断面が半円の半円筒形の構造体で給紙ローラー２の
内面に接して給紙ローラー２の吸引孔２１を部分的に塞
ぐ機能を有し、断面が半円の両側面の円の中心付近から
外側方向に突出し中空軸４の周囲に密着固定された円筒
状の中空軸固定部３１を具備する。吸引規制部材３はそ
れ自体は中空軸４に固定され、且つ中空軸４の移動に伴
って移動する。
に、断面が半円の半円筒形の構造体で給紙ローラー２の
内面に接して給紙ローラー２の吸引孔２１を部分的に塞
ぐ機能を有し、断面が半円の両側面の円の中心付近から
外側方向に突出し中空軸４の周囲に密着固定された円筒
状の中空軸固定部３１を具備する。吸引規制部材３はそ
れ自体は中空軸４に固定され、且つ中空軸４の移動に伴
って移動する。
【００１９】なお、前記吸引規制部材３は、図１に図示
の断面が半円の半円筒形の構造体の他に、図３に示す、
円筒形の構造体とすることにより中空軸４への固定をよ
り安定且つ強固にすることができる。この場合、前記図
１のものと同様に、一方の周面は吸引孔２１を部分的に
塞ぐ構造とし、それと反対の周面は給紙ローラー２の吸
引孔２１を塞がない構造とする。
の断面が半円の半円筒形の構造体の他に、図３に示す、
円筒形の構造体とすることにより中空軸４への固定をよ
り安定且つ強固にすることができる。この場合、前記図
１のものと同様に、一方の周面は吸引孔２１を部分的に
塞ぐ構造とし、それと反対の周面は給紙ローラー２の吸
引孔２１を塞がない構造とする。
【００２０】前記中空軸４はその内部が中空の円筒状の
構造体で軸方向の略中央部に給紙ローラー内部の空気を
吸引する吸気孔４１を有し、その外周の一部に吸引規制
部材３の中空軸固定部３１が固定される。中空軸４は給
紙ローラー２の回転軸の機能と吸引規制部材３の固定軸
の機能との２つの機能を有し、それ自体は回転せずに各
シートの捲り動作の度に水平方向に往復移動する。そし
て、中空軸４の略中央の吸引規制部材３の設置側と反対
の側に吸引孔４１が設けられ、この吸引孔４１を介して
給紙ローラー２内部の空気が吸引される。
構造体で軸方向の略中央部に給紙ローラー内部の空気を
吸引する吸気孔４１を有し、その外周の一部に吸引規制
部材３の中空軸固定部３１が固定される。中空軸４は給
紙ローラー２の回転軸の機能と吸引規制部材３の固定軸
の機能との２つの機能を有し、それ自体は回転せずに各
シートの捲り動作の度に水平方向に往復移動する。そし
て、中空軸４の略中央の吸引規制部材３の設置側と反対
の側に吸引孔４１が設けられ、この吸引孔４１を介して
給紙ローラー２内部の空気が吸引される。
【００２１】ここでは実施例として給紙ローラー２内部
の気密を保持するために吸引規制部材３を使用したが、
これに代えて適切に制御されたエアバルブ（図示せず）
などを使用した吸引制御機構を用いても良い。またその
場合、吸引規制部材３を給紙ローラー２内部に設ける必
要がないので、給紙ローラー２の形状は円筒以外、例え
ば半円筒形などでもかまわない。
の気密を保持するために吸引規制部材３を使用したが、
これに代えて適切に制御されたエアバルブ（図示せず）
などを使用した吸引制御機構を用いても良い。またその
場合、吸引規制部材３を給紙ローラー２内部に設ける必
要がないので、給紙ローラー２の形状は円筒以外、例え
ば半円筒形などでもかまわない。
【００２２】以下に、本発明の真空吸着給紙装置１の動
作を説明する。真空吸着給紙装置１が積重シート６の最
上シート６Ａの前端ａに到達した時点で、給紙ローラー
２の複数の吸気孔２１のうちの先頭の吸気孔２１ａが給
紙ローラー２の最下点に近くに到達するように設定す
る。この時点では吸引規制部材３は給紙ローラー２の内
面から殆どの吸気孔２１を塞ぐ状態となっている。中空
軸４の軸方向の略中央部分に吸気孔４１が設けてあるの
で、中空軸４の一端又は両端に設けたポンプ等の吸引機
構により給紙ローラー２の内部は真空状態である。給紙
ローラー２がシート６Ａの前端ａから後端ｂ方向に移動
するのに伴って、給紙ローラー２は回転する。給紙ロー
ラー２は回転しても、吸引規制部材３は中空軸４に固定
されてそのままの状態なので、給紙ローラー２が順次回
転すると、それに連れて複数の吸気孔２１が順次開放さ
れて各吸気孔２１はシート６Ａを吸引可能な状態とな
る。この給紙ローラー２の回転によりシート６Ａは各吸
気孔２１により吸着されつつ、回転且つ移動するので、
下のシート６Ｂから徐々に剥離され、シート６Ａの後端
ｂが吸着且つ回転して給紙ローラー２の最上点に到達す
る時点では、その前端ａはグリッパー等の搬送装置によ
り挟まれ、その後、シート６Ａは印刷部に搬送される。
前記シート６Ａの下に積重されたシート６Ｂ、シート６
Ｃについても同様の動作を繰り返す。
作を説明する。真空吸着給紙装置１が積重シート６の最
上シート６Ａの前端ａに到達した時点で、給紙ローラー
２の複数の吸気孔２１のうちの先頭の吸気孔２１ａが給
紙ローラー２の最下点に近くに到達するように設定す
る。この時点では吸引規制部材３は給紙ローラー２の内
面から殆どの吸気孔２１を塞ぐ状態となっている。中空
軸４の軸方向の略中央部分に吸気孔４１が設けてあるの
で、中空軸４の一端又は両端に設けたポンプ等の吸引機
構により給紙ローラー２の内部は真空状態である。給紙
ローラー２がシート６Ａの前端ａから後端ｂ方向に移動
するのに伴って、給紙ローラー２は回転する。給紙ロー
ラー２は回転しても、吸引規制部材３は中空軸４に固定
されてそのままの状態なので、給紙ローラー２が順次回
転すると、それに連れて複数の吸気孔２１が順次開放さ
れて各吸気孔２１はシート６Ａを吸引可能な状態とな
る。この給紙ローラー２の回転によりシート６Ａは各吸
気孔２１により吸着されつつ、回転且つ移動するので、
下のシート６Ｂから徐々に剥離され、シート６Ａの後端
ｂが吸着且つ回転して給紙ローラー２の最上点に到達す
る時点では、その前端ａはグリッパー等の搬送装置によ
り挟まれ、その後、シート６Ａは印刷部に搬送される。
前記シート６Ａの下に積重されたシート６Ｂ、シート６
Ｃについても同様の動作を繰り返す。
【００２３】凹版印刷物は凹版印刷部分の周囲に余白部
分を有している場合が多い。積層シートブロックの各シ
ートに予め凹版印刷が施されており、該凹版印刷が印刷
部分周囲に余白部分を有しているシートである場合、前
記剥離を余白部分から開始する事で前記シート６Ａと下
に積重されたシート６Ｂの分離はさらに容易になる。シ
ート６Ａを剥離する時、シート６Ｂ、シート６Ｃの間に
もブロッキングによる密着力がある。シート６Ａが徐々
に剥離されるのに対し、シート６Ｂ及びシート６Ｃの間
は面で密着しているため、そのままでは剥離し難く、シ
ート６Ａと共にシート６Ｂが剥離される可能性は極めて
少ない。もちろん剥離開始されるシート６Ａの前端６ａ
部分にエアを吹き付けるなどして、シート６Ａと共にシ
ート６Ｂが剥離される可能性をさらに低くすることもで
きる。
分を有している場合が多い。積層シートブロックの各シ
ートに予め凹版印刷が施されており、該凹版印刷が印刷
部分周囲に余白部分を有しているシートである場合、前
記剥離を余白部分から開始する事で前記シート６Ａと下
に積重されたシート６Ｂの分離はさらに容易になる。シ
ート６Ａを剥離する時、シート６Ｂ、シート６Ｃの間に
もブロッキングによる密着力がある。シート６Ａが徐々
に剥離されるのに対し、シート６Ｂ及びシート６Ｃの間
は面で密着しているため、そのままでは剥離し難く、シ
ート６Ａと共にシート６Ｂが剥離される可能性は極めて
少ない。もちろん剥離開始されるシート６Ａの前端６ａ
部分にエアを吹き付けるなどして、シート６Ａと共にシ
ート６Ｂが剥離される可能性をさらに低くすることもで
きる。
【００２４】
【発明の効果】本発明の真空吸着給紙装置は、給紙ロー
ルの必要部分のみに吸気孔を設け、この吸引力によりシ
ートを吸着し、給紙ローラーの回転運動によりシートを
剥離し次工程の位置まで搬送するため、シートが強固に
ブロッキングしている場合でも、積重シートからシート
を容易に剥離して確実に給紙することができる。更に、
シート捌き装置を別途設ける必要がないので、設置スペ
ースが削減され、更に、捌き作業及び搬送作業等の作業
工程が削減されるので、作業の省力化、生産性の向上並
びに設備費用及び作業費の節減を図ることができる。
ルの必要部分のみに吸気孔を設け、この吸引力によりシ
ートを吸着し、給紙ローラーの回転運動によりシートを
剥離し次工程の位置まで搬送するため、シートが強固に
ブロッキングしている場合でも、積重シートからシート
を容易に剥離して確実に給紙することができる。更に、
シート捌き装置を別途設ける必要がないので、設置スペ
ースが削減され、更に、捌き作業及び搬送作業等の作業
工程が削減されるので、作業の省力化、生産性の向上並
びに設備費用及び作業費の節減を図ることができる。
【図１】本発明の半円筒型の吸着規制部材を用いた真空
吸着給紙装置のシートを剥離且つ搬送する動作を示す図
（側面図）である。
吸着給紙装置のシートを剥離且つ搬送する動作を示す図
（側面図）である。
【図２】本発明の真空吸着給紙装置のシートを吸引中の
状態を示す図（平面図）（ａ）及びシートを非吸引中の
状態を示す図（平面図）（ｂ）である。
状態を示す図（平面図）（ａ）及びシートを非吸引中の
状態を示す図（平面図）（ｂ）である。
【図３】本発明の他の実施例である円筒型の吸着規制部
材を用いた真空吸着給紙装置のシートを剥離且つ搬送す
る動作を示す図（側面図）である。
材を用いた真空吸着給紙装置のシートを剥離且つ搬送す
る動作を示す図（側面図）である。
１ 真空吸着給紙装置 ２ 給紙ローラー ２１ 吸引孔 ２２ 駆動機構連結部 ２２Ａ 気密性軸受け ２３ 真空部 ３ 吸引規制部材 ３１ 中空軸固定部 ４ 中空軸 ４１ 吸引孔 ５ 給紙テーブル ６ 積重シート ６ａ 前端 ６ｂ 後端 ６Ａ シート（枚葉紙） ６Ａ’ 剥離されたシート ６Ｂ シート（枚葉紙） ６Ｃ シート（枚葉紙）
Claims (11)
- 【請求項１】 シートを複数枚積み重ねた積重シートブ
ロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に給紙する
給紙装置であって、給紙装置は部分的に吸着機能を有す
る給紙ローラーを有し、給紙ローラーを積重シートブロ
ックの最上部のシートに接触させながら前記シートの前
端から後端方向に移動させ、その移動に伴う給紙ローラ
ーの吸着及び回転動作により、積重シートブロックから
シートを１枚づつ剥離して印刷部に給紙する真空吸着給
紙装置。 - 【請求項２】 シートを複数枚積み重ねた積重シートブ
ロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に給紙する
給紙装置であって、給紙装置はシートの剥離に必要な面
積分の吸着領域を有する給紙ローラーと該給紙ローラー
の吸着領域を制御する吸引制御機構と中空軸とからな
り、給紙ローラーを積重シートブロックの最上部のシー
トに接触させながら前記シートの前端から後端方向に移
動し、その移動に伴う給紙ローラーの吸着及び回転動作
により、積重シートブロックからシートを１枚づつ剥離
して印刷部に給紙する真空吸着給紙装置。 - 【請求項３】 シートを複数枚積み重ねた積重シートブ
ロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に給紙する
給紙装置であって、給紙装置はシートの剥離に必要な面
積分の吸着領域を有する給紙ローラーと吸引規制部材と
中空軸とからなり、給紙ローラーを積重シートブロック
の最上部のシートに接触させながら前記シートの前端か
ら後端方向に移動し、その移動に伴う給紙ローラーの吸
着及び回転動作により、積重シートブロックからシート
を１枚づつ剥離して印刷部に給紙する真空吸着給紙装
置。 - 【請求項４】 前記給紙ローラーは積層シートブロック
の最上部のシートの前端近傍（付近）及びその位置から
後端方向に一定の距離の間、該シートをその部分吸着機
能により吸着しつつ回転及び水平移動して、その外周に
シートを巻付けながら剥離する請求項１乃至３に記載の
真空吸着給紙装置。 - 【請求項５】 前記給紙ローラーは周面の周方向の約半
分の面に複数の吸引孔を有し前記回転軸の回転により回
転し内部が中空状である請求項１乃至３に記載の真空吸
着給紙装置。 - 【請求項６】 前記吸引規制部材は給紙ローラーの内面
に接し、且つ中空軸に固定されて回転せずに給紙ローラ
ーの吸引孔を部分的に塞ぐ請求項３に記載の真空吸着給
紙装置。 - 【請求項７】 前記吸引規制部材は給紙ローラーのシー
ト後端側の半周面の内面に接し、吸引孔を部分的に塞ぐ
請求項３又は６に記載の真空吸着給紙装置。 - 【請求項８】 シートを複数枚積み重ねた積重シートブ
ロックの各シートを１枚づつ剥離して印刷部に給紙する
給紙装置であって、給紙装置は、円筒形の構造体からな
りその周面の周方向の略半分に複数の吸引孔を有し中空
軸を軸として回転及び水平往復移動する給紙ローラー
と、半円筒形の構造体からなりその外周面は給紙ローラ
ーの内周面と密接し中空軸に固定される吸引規制部材
と、給紙ローラーの回転軸及び吸引規制部材の固定軸と
して機能し、それ自体は回転せずに水平方向の往復移動
その内部が中空で軸方向の略中央部に給紙ローラー内部
の空気を吸引する吸気孔を有しそれ自体は回転せずに水
平方向の往復移動する中空軸とからなり、給紙ローラー
を積重シートブロックの最上部のシートに接触させなが
ら前記シートの前端から後端方向に移動し、その移動に
伴う給紙ローラーの吸着及び回転動作により、積重シー
トブロックからシートを１枚づつ剥離して印刷部に給紙
する真空吸着給紙装置。 - 【請求項９】 前記積層シートブロックの各シートに予
め印刷が施されている請求項１乃至３又は８に記載の真
空吸着給紙装置。 - 【請求項１０】 前記積層シートブロックの各シートは
予め凹版印刷が施されている請求項１乃至３又は８に記
載の真空吸着給紙装置。 - 【請求項１１】 前記積層シートブロックは各シートに
予め凹版印刷が施されており、該凹版印刷は印刷部分周
囲に余白部分を有しているシートであり、前記剥離が余
白部分から開始される請求項１乃至３又は８に記載の真
空吸着給紙装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001145798A JP2002338073A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 真空吸着給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001145798A JP2002338073A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 真空吸着給紙装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002338073A true JP2002338073A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18991550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001145798A Pending JP2002338073A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | 真空吸着給紙装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002338073A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009023142A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Toppan Forms Co Ltd | フィルム吸着装置 |
| WO2009017308A1 (en) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Byung-Jun Song | Apparatus for feeding foil of printing machine with tension |
| JP2010534601A (ja) * | 2007-07-28 | 2010-11-11 | ヴィンクラー ウント デュンネビアー アクチエンゲゼルシャフト | フラット材料片を供給し、かつフラット材料片を見当正しく搬送するための装置及び方法 |
| CN105818547A (zh) * | 2015-01-26 | 2016-08-03 | 海德堡印刷机械股份公司 | 特别是用于喷墨印刷机的涂层设备 |
-
2001
- 2001-05-16 JP JP2001145798A patent/JP2002338073A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009023142A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Toppan Forms Co Ltd | フィルム吸着装置 |
| JP2010534601A (ja) * | 2007-07-28 | 2010-11-11 | ヴィンクラー ウント デュンネビアー アクチエンゲゼルシャフト | フラット材料片を供給し、かつフラット材料片を見当正しく搬送するための装置及び方法 |
| WO2009017308A1 (en) * | 2007-07-31 | 2009-02-05 | Byung-Jun Song | Apparatus for feeding foil of printing machine with tension |
| CN105818547A (zh) * | 2015-01-26 | 2016-08-03 | 海德堡印刷机械股份公司 | 特别是用于喷墨印刷机的涂层设备 |
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