JPS62155717A - 絶縁電線の接続部の形成方法 - Google Patents
絶縁電線の接続部の形成方法Info
- Publication number
- JPS62155717A JPS62155717A JP60294979A JP29497985A JPS62155717A JP S62155717 A JPS62155717 A JP S62155717A JP 60294979 A JP60294979 A JP 60294979A JP 29497985 A JP29497985 A JP 29497985A JP S62155717 A JPS62155717 A JP S62155717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- core wire
- crimp sleeve
- connecting portion
- insulated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Processing Of Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、2本の絶縁電線を接続する際に、その接続
部をいかに形成するかの方法に関する。
部をいかに形成するかの方法に関する。
[従来の技術]
第2図は、従来の絶縁電線接続部の形成方法を示す図で
ある。互いに接続されるべき第1の絶縁電線の芯線1と
、第2の絶縁Ti線の芯線2とは、まず金属製の圧着ス
リーブ3を介して接続される。
ある。互いに接続されるべき第1の絶縁電線の芯線1と
、第2の絶縁Ti線の芯線2とは、まず金属製の圧着ス
リーブ3を介して接続される。
その後、この接続部分は金型4内に挿入される。
そして、金型4内を予熱し、この金型4内に加熱溶融し
た熱可塑性樹脂を押出す。そして最後に冷却する。こう
して、最終的には、第1の芯線1と第2の芯線2とは、
モールド成型された熱可塑性樹脂5によって覆われる。
た熱可塑性樹脂を押出す。そして最後に冷却する。こう
して、最終的には、第1の芯線1と第2の芯線2とは、
モールド成型された熱可塑性樹脂5によって覆われる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかし、上記形成方法には、以下のような問題点がある
。すなわち、第3図に示すように、第1の芯線1と第2
の芯線2とを圧着スリーブ3によって接続したとぎ、第
1の芯線1と第2の芯線2との間に空気WJ6が存在す
る。そのため、第4図に示すように、熱可塑性樹脂5で
モールド成型したとき、第3図に示す空気層6が膨張し
、芯線1および圧着スリーブ3の周囲に気泡7が発生す
る。
。すなわち、第3図に示すように、第1の芯線1と第2
の芯線2とを圧着スリーブ3によって接続したとぎ、第
1の芯線1と第2の芯線2との間に空気WJ6が存在す
る。そのため、第4図に示すように、熱可塑性樹脂5で
モールド成型したとき、第3図に示す空気層6が膨張し
、芯線1および圧着スリーブ3の周囲に気泡7が発生す
る。
熱可塑性樹脂の冷却効果を良くすれば空気層の収縮によ
って気泡7はなくなるが、その反面第5図において参照
番号8で示すように、熱可塑性樹脂5の表面に凹み現象
(ヒケ現象)が生じる。
って気泡7はなくなるが、その反面第5図において参照
番号8で示すように、熱可塑性樹脂5の表面に凹み現象
(ヒケ現象)が生じる。
このように熱可塑性樹脂5内に気泡7が発生したり、あ
るいは熱可塑性樹脂5の表面に凹み現象が生じたりすれ
ば、外観および品質特性面(耐圧特性)でのばらつきが
大ぎくなり望ましくない。
るいは熱可塑性樹脂5の表面に凹み現象が生じたりすれ
ば、外観および品質特性面(耐圧特性)でのばらつきが
大ぎくなり望ましくない。
それゆえに、この発明の目的は、モールド成型された熱
可塑性樹脂内の気泡発生や表面の凹み現象を防止し得る
絶縁電線の接続部の形成方法を提供することである。
可塑性樹脂内の気泡発生や表面の凹み現象を防止し得る
絶縁電線の接続部の形成方法を提供することである。
[問題点を解決するための手段]
この発明に従った絶縁電線の接続部の形成方法は、互い
に接続されるべき2本の絶縁電線の芯線を圧着スリーブ
で接続し、その後その接続部分を覆うように熱可塑性樹
脂によってモールド成型するものであって、以下のこと
を特徴とする。すなわち、圧着スリーブによる芯線接続
工程と、熱可塑性樹脂によるモールド成型工程との間に
、芯線接続部分を熱収縮チューブによって密着して覆う
工程が入る。
に接続されるべき2本の絶縁電線の芯線を圧着スリーブ
で接続し、その後その接続部分を覆うように熱可塑性樹
脂によってモールド成型するものであって、以下のこと
を特徴とする。すなわち、圧着スリーブによる芯線接続
工程と、熱可塑性樹脂によるモールド成型工程との間に
、芯線接続部分を熱収縮チューブによって密着して覆う
工程が入る。
[作用1
圧着スリーブ内に存在する空気層は、熱収縮チューブに
よって完全に密閉されるので、熱可塑性樹脂によるモー
ルド成型の際に、芯線および圧着スリーブの周囲に気泡
が発生するということはなく、またそれゆえに熱可塑性
樹脂表面の凹み現象(ヒケ現象)も生じない。
よって完全に密閉されるので、熱可塑性樹脂によるモー
ルド成型の際に、芯線および圧着スリーブの周囲に気泡
が発生するということはなく、またそれゆえに熱可塑性
樹脂表面の凹み現象(ヒケ現象)も生じない。
[実施例1
第1図は、この発明に従った絶縁電線接続部の形成方法
を説明するための図である。
を説明するための図である。
互いに接続されるべき第1の電線の芯線1と、第2の電
線の芯線2とは、金属製の圧着スリーブ3を介して接続
される。この芯線接続工程の後に、上記芯線接続部分を
熱収縮チューブ9によって密着して覆う。その結果、圧
着スリーブ3内に存在する空気層は、熱収縮チューブ9
によって完全に密閉される。
線の芯線2とは、金属製の圧着スリーブ3を介して接続
される。この芯線接続工程の後に、上記芯線接続部分を
熱収縮チューブ9によって密着して覆う。その結果、圧
着スリーブ3内に存在する空気層は、熱収縮チューブ9
によって完全に密閉される。
その後、接続部分を金型4内に挿入し、金型4内を予熱
する。そして、金型4内に加熱溶融した熱可塑性樹脂を
押出し、その後冷却して取出す。
する。そして、金型4内に加熱溶融した熱可塑性樹脂を
押出し、その後冷却して取出す。
こうして、R終的に、芯線接続部分は熱可塑性樹脂5に
よって覆われる。
よって覆われる。
前述したように、圧着スリーブ3内に存在する空気層は
熱収縮チューブ9によって完全に密閉されているので、
熱可塑性樹脂によるモールド成型の際に、気泡が発生す
るということはない。また、気泡の発生を防止すること
ができれば、当然熱可塑性樹脂5の表面凹み現象(ヒケ
現象)も生じない。
熱収縮チューブ9によって完全に密閉されているので、
熱可塑性樹脂によるモールド成型の際に、気泡が発生す
るということはない。また、気泡の発生を防止すること
ができれば、当然熱可塑性樹脂5の表面凹み現象(ヒケ
現象)も生じない。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、圧着スリーブによる
芯線接続工程と、熱可塑性樹脂によるモールド成型工程
との間に、芯線接続部分を熱収縮デユープによって密着
して覆う工程が入るので、圧着スリーブ内に存在する空
気層は熱収縮チューブによって完全に密閉される。その
結果、モールド成型の際に熱可塑性樹脂内で気泡が発生
するということもなく、またそれゆえに熱可塑性樹脂表
面にJ3ける凹み現象も生じない。こうして、耐圧特性
や外観等において、擾れた品質の絶縁電線接続部を得る
ことができる。さらに、熱収縮チューブによって芯線接
続部分を密閉するので、該接続部への異物付着を防止す
ることができる。
芯線接続工程と、熱可塑性樹脂によるモールド成型工程
との間に、芯線接続部分を熱収縮デユープによって密着
して覆う工程が入るので、圧着スリーブ内に存在する空
気層は熱収縮チューブによって完全に密閉される。その
結果、モールド成型の際に熱可塑性樹脂内で気泡が発生
するということもなく、またそれゆえに熱可塑性樹脂表
面にJ3ける凹み現象も生じない。こうして、耐圧特性
や外観等において、擾れた品質の絶縁電線接続部を得る
ことができる。さらに、熱収縮チューブによって芯線接
続部分を密閉するので、該接続部への異物付着を防止す
ることができる。
第1図は、この発明に従った絶縁電線接続部の形成方法
を説明するための図である。 第2図は、従来の接続部形成方法を示す図である。第3
図は、2本の芯線を圧着スリーブによって接続している
状態を承り断面図である。第4図は、モールド成型後に
樹脂内に気泡が発生している状態を示す断面図である。 第5図は、モールド成型後に樹脂表面が凹んでいる状態
を示す断面図である。 なお、各図中同一番号は同一または相当部分を示す。 図において、1は第1の芯線、2は第2の芯線、3は圧
着スリーブ、5は熱可塑性樹脂、9は熱収縮チューブを
示す。
を説明するための図である。 第2図は、従来の接続部形成方法を示す図である。第3
図は、2本の芯線を圧着スリーブによって接続している
状態を承り断面図である。第4図は、モールド成型後に
樹脂内に気泡が発生している状態を示す断面図である。 第5図は、モールド成型後に樹脂表面が凹んでいる状態
を示す断面図である。 なお、各図中同一番号は同一または相当部分を示す。 図において、1は第1の芯線、2は第2の芯線、3は圧
着スリーブ、5は熱可塑性樹脂、9は熱収縮チューブを
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 互いに接続されるべき2本の絶縁電線の芯線を圧着スリ
ーブで接続し、その後その接続部分を覆うように熱可塑
性樹脂によってモールド成型する接続部の形成方法にお
いて、 前記圧着スリーブによる芯線接続工程と、前記熱可塑性
樹脂によるモールド成型工程との間に、芯線接続部分を
熱収縮チューブによって密着して覆う工程が入ることを
特徴とする、絶縁電線の接続部の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60294979A JPS62155717A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 絶縁電線の接続部の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60294979A JPS62155717A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 絶縁電線の接続部の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62155717A true JPS62155717A (ja) | 1987-07-10 |
Family
ID=17814781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60294979A Pending JPS62155717A (ja) | 1985-12-26 | 1985-12-26 | 絶縁電線の接続部の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62155717A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044618A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Shiseido Co Ltd | 粘性流体物質用容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589515A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-19 | 日立電線株式会社 | 絶縁ケ−ブルの接続部の形成方法 |
JPS6070912A (ja) * | 1983-09-27 | 1985-04-22 | 日東電工株式会社 | ケ−ブルの接続方法 |
-
1985
- 1985-12-26 JP JP60294979A patent/JPS62155717A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS589515A (ja) * | 1981-07-09 | 1983-01-19 | 日立電線株式会社 | 絶縁ケ−ブルの接続部の形成方法 |
JPS6070912A (ja) * | 1983-09-27 | 1985-04-22 | 日東電工株式会社 | ケ−ブルの接続方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044618A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Shiseido Co Ltd | 粘性流体物質用容器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62155717A (ja) | 絶縁電線の接続部の形成方法 | |
FI79419B (fi) | Metallfilmskondensator samt foerfarande foer faestande av ledare i ett poroest metallmaterial. | |
JP3392339B2 (ja) | 電線接続部のモールド構造およびモールド方法 | |
JP3152052B2 (ja) | ワイヤハーネスのスプライス方法および構造 | |
JPH0441733Y2 (ja) | ||
CN217983720U (zh) | 一种线束线芯防水连接件 | |
JP2789583B2 (ja) | ケーブル接続部の成形方法 | |
JPH0510012B2 (ja) | ||
JPH0424589Y2 (ja) | ||
JPH05211B2 (ja) | ||
JPS6342502Y2 (ja) | ||
JPH0442886B2 (ja) | ||
JPS6116754Y2 (ja) | ||
JPH0458477A (ja) | リード線接続部の封止方法 | |
JPS6260414A (ja) | Cvケ−ブル用押出モ−ルド式直線接続部の製作方法 | |
JPS60200480A (ja) | ケ−ブル接続部の形成方法 | |
JPS59148509A (ja) | モ−ルドストレスコ−ン形成方法 | |
JPS5849990B2 (ja) | ケ−ブル接続用熱収縮性プラスチツク補助スリ−ブの製造方法 | |
JPH0116346Y2 (ja) | ||
JPS6231315A (ja) | 絶縁ケ−ブルの接続部形成方法 | |
JPH07264743A (ja) | ワイヤハーネスのスプライス方法および構造 | |
JPS5976055U (ja) | 温度ヒユ−ズ | |
JPS60160311A (ja) | 電力ケ−ブルのモ−ルドジヨイント工法 | |
JPS6260426A (ja) | ゴム・プラスチツクケ−ブルの接続方法 | |
JPS5816485A (ja) | ケ−ブル接続部への熱収縮チユ−ブの加熱収縮方法 |