JPS62155093A - プラスチドまたはミトコンドリアへのdnaの移入方法 - Google Patents

プラスチドまたはミトコンドリアへのdnaの移入方法

Info

Publication number
JPS62155093A
JPS62155093A JP61279546A JP27954686A JPS62155093A JP S62155093 A JPS62155093 A JP S62155093A JP 61279546 A JP61279546 A JP 61279546A JP 27954686 A JP27954686 A JP 27954686A JP S62155093 A JPS62155093 A JP S62155093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dna
protoplasts
gene
plant
protoplast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61279546A
Other languages
English (en)
Inventor
インゴ ポトリクス
レイモンド ダグラス シリト
メアリー−デル キルトン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Novartis AG
Original Assignee
Ciba Geigy AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ciba Geigy AG filed Critical Ciba Geigy AG
Publication of JPS62155093A publication Critical patent/JPS62155093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/415Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from plants
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/11DNA or RNA fragments; Modified forms thereof; Non-coding nucleic acids having a biological activity
    • C12N15/52Genes encoding for enzymes or proenzymes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/82Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for plant cells, e.g. plant artificial chromosomes (PACs)
    • C12N15/8201Methods for introducing genetic material into plant cells, e.g. DNA, RNA, stable or transient incorporation, tissue culture methods adapted for transformation
    • C12N15/8214Plastid transformation

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Botany (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物細胞プロトプラスト中のプラスチドまたは
ミトコンドリア、及び特にクロロプラストへの遺伝子の
直接的な移入方法に、  関する。
植物は、本発明の目的においては、光合成を行なう単細
胞または多細胞の有機体である。
植物細胞のプロトプラストは、セルロース外分解酵素に
より、部分的または完全に細胞壁物質が除去された植物
細胞である。
クロロプラストは、ある種の除草剤、例えばトリアジン
系除草剤の標的となる。最近になってトリアジン系除草
剤の一種であるアトラジンがpsb^と呼ばれるクロロ
プラスト遺伝子によりコード化された32kdポリペプ
チドに作用することが見出された〔ヒルシュベルブ(I
I irschberg)等、1984 ) 、 32
kdポリペプチドにおける1個のアミノ酸の置換を導<
 psbAのコード領域(codiB region)
の1個のヌクレオチド置換は、アトラジンに対する抵抗
性を付与する。そのような突然変異は雑草、例えばアマ
ラントウス バイブリドウス (八maranthus Hybridus)及びソラ
ヌム ニグルム(Solanum nigrum)に生
じる。
植物、特に栽培植物のプラスチドまたはミトコンドリア
のゲノムに遺伝子を直接移入できるようになることが望
まれている。これにより、上記のような植物に新しく、
そして望ましい性質を導入することが可能になる。例え
ば除草剤抵抗性の植物を生産するためには除草剤感受性
のクロロプラストに除草剤抵抗性を付与する遺伝子が必
要とされる。
今までに、クロロプラスト中で活性な除草剤に対する抵
抗性または許容性を達成するために、植物細胞の核ゲノ
ムを操作することが試みられてきた。しかしながら、そ
のような方法は、これらの除草剤に対する許容性を付与
するだけであって、本当の意味の抵抗性を付与するもの
ではない。この方法によってクロロプラストのようなプ
ラスチドの形質転換を行なうのは不可能であると考えら
れてきたので、直接的な遺伝子の移入により栽培植物の
クロロプラストに活性な除草剤に対する真の抵抗性を付
与することは不可能であると考えられてきた。
除草剤抵抗性のような望ましい性質を付与する遺伝子を
植物の核ゲノムに導入することによる別の欠点は、いく
つかの植物の雑草に受粉させる能力により生ずる。その
ような交配は導入された所望の性質の機構を雑草に供与
する。
遺伝子を植物細胞の核染色体に移入するために使用され
る最も一般的な方法は、Ti−プラスミドベクター系を
含むアグロバクテリウム(八8ribacterium
)のような病原体による細胞の感染である。〔バートン
(Barton)等、1983;キルトン(Ch i 
l ton)等、1985 ] 、そのような方法は感
染に起因する欠点を有する。欠点としては、限られた宿
主特異性、形質転換された植物の細胞から、形質転換方
法に使用された病原体を除去する必要性が含まれる。そ
のような病原体が環境中に放出されることに関する懸念
も挙げられている。〔ロバーツ(Roberts) 、
 1985)。
デ ブ07り(De Block)等(1985)は、
完全な細胞及び完全に繁殖力のある植物が再生しうるタ
バコプロトプラストのクロロプラストゲノムに抗生物質
抵抗性がコード化された遺伝子を移入するためのアグロ
バクテリウムTi−プラスミドベクター系の使用方法を
報告している。しかしながら、この研究は、抗生物質の
不存在下では、遺伝子は不安定であり、短期間に死滅す
ることを見出した。抗生物質の選択のもとての植物の保
存は実用性がない。
むき出しの線状または環状プラスミドDNAで直接植物
細胞プロトプラストを形質転換する方法もまた公知であ
る〔パスコヴスキー(Paszkowsk i)等、1
984;シルベルート(Schilperoor t)
等、1983 )。そのような方法は病原体による植物
細胞の感染の必要がない。しかしながら、今までは、そ
の様な方法は核の形質転換に限られていた。
病原体を細胞に感染させることなく、また取り込んだ性
質が雑草に移ることがないように、植物細胞に新しい有
利な性質を付与することができるようにするために、プ
ラスチドまたはミトコンドリアのゲノムにを用な遺伝子
を直接移入することを可能にする方法が必要とされてい
る。さらに、遺伝子を植物細胞のプラスチドまたはミト
コンドリア並びに植物全体に、畑で作物が生長する間に
遺伝子の発現が失われることのないように安定に、直接
移゛入する方法が必要とされている。
従って、本発明の主要な目的は、細胞に病原体を感染さ
せずに、遺伝子を直接プラスチドまたはミトコンドリア
、特にクロロプラストのゲノムに導入し、且つ保持する
方法を提供することである。さらに、本発明の他の目的
は、遺伝子操作による一つもしくはそれ以上の特徴が安
定に維持され、且つ表現されるような条件下で遺伝子操
作されたプラスチドまたはミトコンドリアを含有する植
物体を製造することにある。
これらの目的及び他の目的は下記の記載により明らかに
なるように、プラスチドまたはミトコンドリア中で機能
性であるプロモーターを有する一種もしくはそれ以上の
遺伝子を含有するDNAを、植物細胞プロトプラスト中
のプラスチドまたはミトコンドリア中に直接導入する方
法を提供することにより達成され、該方法は、プロトプ
ラストを病原体にさらすことなく、その中でDNAがプ
ロトプラスト及びプロトプラストのプラスチドまたはミ
トコンドリア中に侵入するような媒体中で、そのような
侵入が行われるのに充分な時間、DNAをプロトプラス
トにさらすことからなる。
画Aゾυ1号 第1図ないし第3図中の略号は下記の意味を示す。
X=XhoI S=Smal H=HindI[[ B=BamllI RI=εcoRI S 1 =Sal I L IG=T4 DNAリガーゼの結合X/S Iは、
Xho1部位(7)SalI部位への結合がいずれの酵
素によっても開裂されないハイブリッド部位を製造した
部位を示している。
CATはクロラムフェニコールアセチルトランスフェラ
ーゼのコード領域を表わす。CAToはCAT遺伝子の
プロモーターのない型を表わす。
第1図ないし第3図において、psbA遺伝子は黒(塗
られた部分で示され、プロモーターは白抜きの部分で示
される。
第1図ないし第3図において、CATコード領域は点画
により示される。
本発明の明細書においては、下記の定義を用いる。
「遺伝子」は、プロモーター配列及び転写配列を含むD
NA配列を示す。プロモーターは大抵の場合は転写され
ず、それに続く遺伝子配列を形成し、いくつかの場合に
はそれらを避けてRNAに転写される。RNAはポリペ
プチド中に翻訳されることも翻訳されないこともある。
RNAが翻訳される場合、RNAはm RN Aと呼ば
れる。mRNAに相当する遺伝子のDNA配列並びにm
RNAそれ自体は、5′未翻訳領域、コード領域及び3
′未翻訳領域を含む。コード領域だけがポリペプチドに
翻訳される。
DNA配列の[活性部分(active portio
n) JはDNA配列の機能に寄与する部位である。
DNA配列の活性部分のいくつかの例としては、プロモ
ーターのRNAポリメラーゼ結合部位及び転写開始シグ
ナル(TATAボックス)、5′未翻訳領域のリポソー
ム結合部位及び翻訳開始シグナル、並びに3′未翻訳領
域のコーディング配列及び転写停止シグナル及びポリア
デニル化シグナルが挙げられる。
種々の空白領域においては、DNA配列は重要でなく、
そのような領域は活性なりNA配列であるとは考えられ
ない。
天然DNA配列の「変種(variant) Jは、同
じ機能を働かせる天然配列の変化した型を表わす。変形
は突然変異であってもよく、また合成りNA配列であっ
てもよく、実質的には相当する天然DNA配列と同等の
ものである。DNA配列は、少なくとも70%、好まし
くは少なくとも80%、そして最も好ましくは少なくと
も90%のDNA配列の活性部分が同じである場合に第
2のDNA配列と実質的に同等といえる。しかしながら
、一方を他方で置き換えてサイレント(Silent)
突然変異を構成する場合の実質的な同等性を決定する目
的のために、コード領域のDNA配列における2つの異
なるヌクレオチドは同等あると考えられる。
DNA配列は、該DNA配列がプラスチドまたはミトコ
ンドリアのような出所に存在する場合にはそのような出
所から「誘導される」という。本発明はそのようなりN
A配列の変種も包含する。
DNA配列は、プラスチドまたはミトコンドリア内で期
待される機能を発現し、プラスチドまたはミトコンドリ
アの前駆体内に維持されているとき、プラスチドまたは
ミトコンドリア内で「機能性がある」という。
「形質転換されうる植物細胞プロトプラスト」とは、直
接的な遺伝子の移入をした後、通常はプラスチドまたは
ミトコンドリア内に見出されない共有結合したDNAか
らなるプラスチドまたはミトコンドリアのゲノムを含む
プロトプラストを意味する。
本発明の方法により形質転換されうる植物細胞のプロト
プラストは、培養細胞、植物の部分に付いた細胞、また
は多細胞植物に付いた細胞から誘導されうる。形質転換
されうる植物細胞のプロトプラストは、藻類のような単
細胞植物から誘導されてもよい。単細胞植物の例として
は、シアノバクテリア(cyanobacteria)
  (例えばシネココッカス(Synechoc。
ccus)種〕、タラミードモナス(Chlamydo
monas) 、及びユーグレナ(Euglena)が
挙げられる。本発明の目的において好ましい植物細胞プ
ロトプラストは、多細胞植物から誘導される。形質転換
の後、プロトプラストは植物細胞に再生されうる。
全ての植物細胞プロトプラストは本発明により遺伝子操
作されたプラスチドまたはミトコンドリアを有すること
ができる。適する植物細胞プロトプラストの例としては
、茄属(ジャガイモ)、綿属(綿)、ダイズ属(ダイズ
)、ペチュニア属(ペチュニア)、ニンジン属にンジン
)、種属(オレンジ、レモン)、サンゴジュナスビ属(
トマト)、アブラナ属(チューリップ、キャベツ、カリ
フラワー等)、テンサイ属(ビート)、インゲンマメ属
(豆)、ヒマワリ属(ヒマワ1月、ナンキンマメ属(ビ
ーナツツ)、ヒエ属(グレインアマランス(grain
 Amaranth)) 、ウマゴヤシ属(アルファル
ファ)、ツメフサ属(クローバ−)、ロウトウ属(ナイ
トシェード(nightshade)、ヒヨス属(ヒヨ
ス)、ジギタリス属(ジギタリス)、カタランサス属(
Catharanthus spp、)(ツルニチソウ
)、エントウマメ属(エントウマメ)、及びマツ属(松
)が含まれる。
形質転換されうるプラスチドには、例えばクロモプラス
ト(chromoplast) 、アミロプラスト(a
myloplast)、ロイコプラスト(leucop
lasts) 、エチオプラスト(etioplas 
ts)、プロプラスチド(proplas tids)
及びクロロプラスト(chloroplasts)が含
まれる。クロロプラストが形質転換のための好ましいプ
ラスチドである。
本発明はまた、プラスチドまたはミトコンドリア中で機
能性の遺伝子をも含む。本発明の遺伝子は、それらが導
入されたプラスチドまたはミトコンドリアに所望且つを
用な性質を付与する。有用な性質の幾つかの例としては
、植物毒素抵抗性、例えば除草剤または抗生物質抵抗性
、改良された光合成能力、及び酵素のための色素体基剤
が知られている酵素活性が挙げられる。
除草剤抵抗性は、プラスチドまたはミトコンドリアにお
いて活性なあらゆる除草剤に対するものでありうる。例
えば、多くの除草剤はクロロプラスト内で有効である。
そのような除草剤としては、トリアジン、尿素、スルホ
ニル尿素、及びウラシル類の除草剤、並びにグリホセー
ト(N−ホスホノメチルグリシン)が挙げられる。
トリアジン系除草剤のいくつかの例として、アトラジン
、アメトリン、メトリブチン、及びシマジンが挙げられ
る。尿素系除草剤のいくつかの例としては、フェニル尿
素除草剤、例えばデユーロン(diuron)、クロロ
キシュロン(chloroxuron)及びフルオロメ
ツロン (fluormeturon)及びDCMU 
(ジクロロメチル尿素)が挙げられる。スルホニル尿素
のいくつかの例として、オウスト(Oust)及びグリ
ーン(Glean)が挙げられる。ウラシル除草剤のい
くつかの例としては、プロマシル(bromacil)
及びテルバシル(terbaciL)が挙げられる。
これらの及び他の除草剤はレバロン(LeBaron)
及びブレラセル(Gressel) (1982)に記
載されている。
一つの細胞中、約50ないし100のクロロプラスト全
てに、細胞に除草剤抵抗性を付与するために除草剤抵抗
性を組み込んだ遺伝子により直接的な遺伝子移入を起こ
す必要はない。
細胞の保護のためには、クロロプラストの少量の画分へ
の直接的な遺伝子移入で充分である。
除草剤抵抗性、例えばアトラジン抵抗性を植物に付与す
る能力は幾つかの理由から望ましい。例えば除草剤に対
して許容性の植物に除草剤を増加したレベルで使用する
ことを可能にすることである。除草剤のレベルの増加は
雑草防除の効果を増加する。
さらに、除草剤抵抗性は選択するのがより難しい植物学
的特徴に遺伝子的に結合させた選択性のある標識として
使用しうる。この可能性の利点を得るために、除草剤抵
抗性を付与する遺伝子及びもう一つの所望の特徴を得る
ための第2の遺伝子を含むDNA供与体のプラスミドが
製造される。第2の遺伝子は、例えば改良された光合成
能を付与しうる。このD’NA供与体は植物細胞のプロ
トプラストに導入され、これは植物細胞培地中に再生さ
れ、結果として全植物に再生される。完全な植物は除草
剤抵抗性及び第2の特徴の両方を有する。除草剤の存在
下で植物を成長させることにより、第2の特徴を有する
植物を選択することができる。
さらに、植物のクロロプラストに除草剤抵抗性及び第2
の農業的に有用な特徴の両方を付与しうるDNA供与体
の導入は、除草剤の存在下での植物の生長により、第2
の特徴がクロロプラスト中で安定に維持されることを可
能にする。クロロプラスト中での外来遺伝子の不安定性
は、すでにデ ブロック等(DeBlock et a
t)、1985により記載されている。
(上記参照)。
好ましくは除草剤抵抗性は2−クロロ−4−エチルアミ
ノ−6−イツプロビルアミノー1.3.5−1−リアジ
ンであるアトラジンに対するものである。
抗生物質抵抗性は形質転換されたプラスチドまたはミト
コンドリアを含む細胞を生体外で確認するために利用さ
れうる特徴である。
この選択性標識を付与する遺伝子は特にそれらが農業的
に有用な特徴に遺伝子的に結合されている場合に有用で
ある。例えば、クロラムフェニコール、カナマイシン、
または原則として他のいずれの抗生物質に対する耐性も
この方法に有用である。
主に、組織培養において遺伝子操作されたプラスチドま
たはミトコンドリアを含む植物細胞を確認するためのス
クリーニングしうる標識として有用な特徴は、色原体の
基質を有する酵素を組み込んだ遺伝子の導入により得ら
れる。例えば、酵素がベーターガラクトシダーゼである
場合、植物細胞は、色原体基質Xガル(5−クロロ−4
−プロモー3−インドリル−ベーターD−ガラクトシド
)を含む組織培養培地上に置かれ、そして遺伝子操作さ
れたプラスチドまたはミトコンドリアを含む植物細胞は
ベーターガラクトシダーゼによるXガルの開裂により放
出されるインジゴ染料により青く着色される。
本発明において有用な遺伝子は従来技術において公知の
方法により得られる。該方法は、天然の遺伝子、及び天
然の遺伝子が挿入されるプラスチドまたはミトコンドリ
アに外部から天然に生じた変種の遺伝子を単離すること
を含む。遺伝子は天然遺伝子またはプラスチドまたはミ
トコンドリア中で機能する天然遺伝子のいかなる変種で
もよい。好ましくは、遺伝子は天然のプラスチド、ミト
コンドリア、またはバクテリアの遺伝子であり、最も好
ましくはクロロプラスト遺伝子である。遺伝子が(亥内
にではなくプラスチドまたはミトコンドリア内に実際に
存在することを確認するために、遺伝子は、核内では機
能しないか、または少なくともプラスチドまたはミトコ
ンドリア内に比べて核内での機能性が実質的に低いこと
が必須ではないが、望ましい。
天然バクテリアの遺伝子の幾つかの例としては、抗生物
質抵抗性または色原体の基質を有する酵素を組み込んだ
ものが含まれる。プラスチドまたはミトコンドリアに抗
生物質抵抗性を付与しうるバクテリアの遺伝子は、クロ
ラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼ遺伝子で
ある。色原体の基質を有する酵素を組み込んだバクテリ
アの遺伝子はベータガラクトシダーゼを組み込んだ1a
cZである。プラスチドまたはミトコンドリアの遺伝子
のいくつかの例としては、除草剤抵抗性または改良され
た光合成能がコード化されたものを含む。除草剤抵抗性
を付与しうるクロロプラスト遺伝子は、ヒルシュベルブ
(Ilirschberg)等(1983)により記載
された突然変異性psbA遺伝子、または突然変異性p
sbD遺伝子〔ロシ+ ソバ(Rochaix)等(1
984) )である。改良された光合成能を付与しうる
クロロプラスト遺伝子は、rbcL変異型であり、それ
は、リブロース−1,5−ビスホスフェートカルボキシ
ラーゼ/オキシゲナーゼ)(Rubisco)の変異し
た大きなサブユニットをコード化している。Rubis
coの大きなサブユニットを表わす遺伝子はすでにクロ
ロプラスト中に存在し、光合成能に影響する。しかしな
がら、この遺伝子の改良された光合成能を有する変異型
(突然変異体、遺伝子操作または異種)を導入すること
も可能である。〔ジヨルダン(Jordan)等、19
81 )キメラ遺伝子を形成することにより、プラスチ
ドまたはミトコンドリア内で機能性の遺伝子を得ること
もできる。キメラ遺伝子は少なくとも一部、好ましくは
活性部位が、天然には他の部位と共有結合していない遺
伝子である。キメラ遺伝子はRNAの転写を特定しても
よく、またはポリペプチドを記号化してもよい。
本発明によるキメラ遺伝子のプロモーターはプラスチド
またはミトコンドリア中で機能性であるいずれのプロモ
ーターでもよい。キメラ遺伝子のプロモーターは天然の
プラスチドまたはミトコンドリアの遺伝子から誘導しう
るか、またはプラスチドまたはミトコンドリアに対する
異種遺伝子から誘導しうる。好ましい天然のプラスチド
またはミトコンドリアの遺伝子のプロモーターとしては
、psbA、psbD及びrbcL遺伝子から誘導され
るものが含まれる。プロモーターは天然のプロモーター
の変種であってもよく、本発明のキメラ遺伝子の異種の
プロモーターは、天然にはプラスチドまたはミトコンド
リア中に存在しない天然のプロモーターであってもよい
、プラスチドまたはミトコンドリアの遺伝子の機能はし
ばしばバクテリアの遺伝子と類似しているかまたは同一
であるため、バクティアのプロモーターもプラスチドま
たはミトコンドリア中で機能しうる。プラスチドまたは
ミI・コンドリアで機能性のいずれのバクテリアのプロ
モーターも本発明のキメラ遺伝子のプロモーターとして
使用しうる。いくつかの適するバクテリアのプロモータ
ーの例としては、ネオマイシンホスホロトランスフェラ
ーゼ■から得られるもの及びTiプラスミドツバリンシ
ンターゼ遺伝子のようなT−DNA遺伝子から得られる
ものが含まれる。
異種のプロモーターは、プラスチドまたはミトコンドリ
ア中で機能性の部分的にまたは完全に合成されたいずれ
のプロモーターでもよい。転写開始位置から約lOヌク
レオチド単位の位置にTATAATのような配列を有す
るという点でそれらの天然の対応物(Counterp
art)と類似する部分的にまたは完全に合成されたプ
ロモーターもまた、本発明の範囲に含まれる。
本発明のキメラ遺伝子の5′非翻訳領域はプラスチドま
たはミトコンドリア中で機能性のいずれの5′非翻訳領
域でもよい。例えば、5′非翻訳領域はプラスチドまた
はミトコンドリアから誘導されてもよく、またプラスチ
ドまたはミトコンドリアと異種の遺伝子から誘導されて
もよい。好ましい同族の5′非翻訳領域は、psbA、
psbD、またはrbcL遺伝子から誘導されるもので
ある。好ましい異種の5′非翻訳領域はバクテリアから
誘導されるものである。有効なリポソーム結合部位を有
するという点でそれらの天然の対応物と類似している合
成5′非翻訳領域も本発明の範囲に含まれる。
原則として、植物細胞に望ましい特徴を付与しうる全て
のコード領域が本発明の暗号領域として適している。上
記で論じた全ての天然遺伝子並びに他の起源から誘導さ
れるコード領域を本発明のキメラ遺伝子の製造に使用し
うる。
従って、本発明のコード領域は、天然のプラスチドまた
はミトコンドリアの遺伝子から誘導することができ、異
種の起原のものからBzBすることができ、完全にまた
は部分的に合成されたものでもよく、またはそのような
コード頒域二つもしくはそれ以上のイン−フレーム(i
n−frame)融合体であってもよい。各コード領域
は一個もしくはそれ以上の新規な性質を植物の細胞に付
与するポリペプチドをコード化している。
ある種の植物のクロロプラストに天然に生じる遺伝子に
より発現するポリペプチドの例の一つは、ヒルシュベル
ブ等(1983)により記載されている32kdポリペ
プチドから得られる突然変異体である。このポリペプチ
ドは、ある種の雑草にアトラジン抵抗性を与えることが
発見されている。このポリペプチドをコード化している
psbA遺伝子は、本発明の方法により栽培植物のよう
な有用な植物に挿入しうる。
プラスチドまたはミトコンドリアと異種の起原から誘導
されるコード領域の例の一つは、植物、動物またはバク
テリアのgshA及びgshB遺伝子から誘導されるコ
ード領域並びにグルタチオンリダクターゼ(gor)遺
伝子から誘導されるコード領域であり、これはプラスチ
ドまたはミトコンドリア内に導入されたときに有用な特
徴を付与しうる。gshA及びgshBはトリペプチド
グルタチオンの合成を触媒し、多くの除草剤の結合的な
解毒の作用の原因となる。〔マイスター(Meiste
r)等、1983 : レンネンベルグ(Rennen
berg)等、1982 )プラスチドまたはミトコン
ドリアと異種の起原から誘導されるコード領域のもう一
つの例は、植物、動物、昆虫またはバクテリアのグルタ
チオン−8−トランスフェラーゼ遺伝子から誘導される
コード領域である。除草剤アトラジンに許容性のあるこ
とが知られているいくつかの植物〔シマブクロ(Shi
mabukurO)等、1971 )において、この許
容性はグルタチオン−3−)ランスフェラーゼの存在の
ためであることが公知である。グルタチオン−8−トラ
ンスフェラーゼはアトラジン−グルタチオン結合の形成
を触媒することにより植物毒素を解毒化する。
本発明のキメラ遺伝子に有用なもう一つのコ゛−ド領域
は、さらに有効なRubiscoの型をコード化してい
る。そのようなコード領域は天然遺伝子から誘導されう
る。
本発明のコード領域は、2つもしくはそれ以上の異なる
コード領域からも誘導されうる。
そのような暗号領域からコード化されうるポリペプチド
は融合ポリペプチドと呼ばれる。
融合ポリペプチドの例は、さらに有効なRubisco
型である。Rubiscoは二つの機能、すなわちカル
ボキシラーゼ及びオキシゲナーゼとしての機能を有する
。カルボキシラーゼ機能は光合成において生産性がある
が、オキシゲナーゼ機能は望ましくない。従って、適す
る融合ポリペプチドはカルボキシラーゼ機能を最大限に
する部分とオキシゲナーゼ機能を最小限にする第2の部
分とを有する。
キメラ遺伝子の3′非翻訳領域は、プラスチドまたはミ
トコンドリアに天然に生じてもよく、またはプラスチド
またはミトコンドリアのゲノムとは異種であってもよい
。好ましい3′非翻訳領域はプラスチドまたはミトコン
ドリア起源の遺伝子から誘導される。好ましい3′非翻
訳領域はpSbA、pSbDまたはrbcLのものであ
る。
本発明の遺伝子の転写された領域は、いくつかの場合に
それ自体が有用であるRNA転写物等を特定することが
できる。これらの転写物はtRNAまたはrRNAを構
成しうる。
転写物はもう一つのRNA転写物の配列の少なくとも一
部と相補的な配列を有するRNAであってもよい。その
ような相補的な配列は、アンチセンス配列(anti−
sense 5equences)として知られており
、充分に長い場合にはアンチセンス配列と相補的である
部分のRNA配列の機能を破壊しうるか、または該RN
Aの遺伝子からの転写を妨害しうる。参照:ぺスツカ(
Pes tka)等、1984;メルトン(Melto
n)等。
1985;イザント(Izant)等1984; シモ
ンズ(Simons)等、1983;コールマン(Co
leman) 、 1984゜本発明に有用な転写され
た領域は、天然の転写領域から誘導されつるか、または
完全にもしくは部分的に合成しうる。抗センス配列は天
然遺伝子の少なくとも一部から、その部分の天然遺伝子
の向きをそのプロモーターに関して逆にすることにより
誘導されうる。
本発明に使用するのに適する遺伝子は従来より知られて
いる方法〔マニアチス(ManiatiS)等、198
2)により製造されるか、またはプラスミドクローニン
グベクターに挿入される。
外来遺伝子の植物細胞のゲノムのDNAへの挿入は、遺
伝子が天然のDNA配列(キャリアーDNA)により支
持されている場合に有利である。キャリアーDNAは植
物細胞に挿入される構成が線状DNA分子であるように
、2本の線状DNA鎖からなっていてもよい。しかしな
がら、遺伝子の形質転換のための構成は、環状構造(プ
ラスミド構造)を有していてもよい。キャリアーDNA
は合成起源でもよく、または天然に生じるDNA配列か
ら適当な制限エンドヌクレアーゼで処理することにより
得ることもできる。従って、例えば一種もしくはそれ以
上の制限エンドヌクレアーゼで開環した天然に生じるプ
ラスミドがキャリアーDNAとして適している。そのよ
うなプラスミドの例としては、容易に得られるpuca
プラスミド〔メツシング(Messing)等、 19
82に記載〕がある。天然に生じるプラスミドの断片も
またキャリアーDNAとして使用しうる。
形質転換のための構成はTiプラスミドまたは変種のT
iプラスミド由来のDNAを含有していても含有してい
な(でもよい。プラスミドはそれが少なくとも一個°の
T−D N A境界領域を有する場合に変種のTiプラ
スミドであると考えられる。T−DNA境界領域は植物
細胞に挿入されるゲノム(T−DNA)にアゲロアNJ
クテリウムが接触しうるような異なる配列を引き起こす
アグロバクテリウムのゲノムのDNAの配列である。T
−D N A境界領域は、例えばTiもしくはRiプラ
スミドのようなベクターの配列、または変種のTiもし
くはRiプラスミドの配列であってもよい。T−D N
 Aは境界領域と同じベクターの配列であっても、異な
るベクターの配列であってもよい。
植物細胞の遺伝子の形質転換の確率は種々の要因により
強化されうる。従ってイーストの実験により知られてい
るように、成功する安定な遺伝子形質転換の数は下記の
要因により増加する: 1、細胞あたりの新しい遺伝子の複製物の数を増加させ
ること 2、複製シグナルが新しい遺伝子と結合していること 3、 挿入シグナルが新しい遺伝子と結合していること
。挿入シグナルはD N A IKの他のD N A 
鎖への挿入を促進するシグナルである。
従って、本発明の方法は形質転換された遺伝子が植物細
胞内で有効な複製シグナルと結合されているとき、また
は植物細胞内で有効な挿入シグナルと結合されていると
き、または両方のシグナルと結合されているときに特に
有効であると思われる。
プロトプラスト、細胞培養中の細胞、植物組織中の細胞
、花粉、花粉管、卵細胞、胚嚢または受精卵、並びに異
なる発達段階にある胚が形質転換の出発材料として適す
る植物材料の代表例である。プロトプラストは他の前処
理なしに直接それを使用することができるため好ましい
単離した植物のプロトプラスト、細胞または組織はそれ
自体公知の方法により、または公知方法と類似の方法に
より得られる。
単離した植物のプロトプラストを得るための出発材料と
して適する単離した植物の細胞及び組織は、植物のあら
ゆる部分から、例えば葉、胚、茎、花、根、または花粉
から得られる。葉のプロトプラストを使用するのが好ま
しい。単離したプロトプラストは細胞培養からも得られ
る。プロトプラストの単離方法は、例えばガンボルグ(
Gamborg) 、 (1975)等に記載されてい
る。
新しい遺伝子の植物細胞への移入は、植物を植物病原性
バクテリア、ウィルスまたは菌のような病原体に感染さ
せることなく、及びDNA移入性病原体を植物に感染す
ることのできる昆虫または菌によりDNAを移入するこ
となく、直接行なうことができる。この直接的な移入は
、遺伝子を含むDNAを、遺伝子がプロトプラストまた
はプロトプラストのプラスチドまたはミトコンドリア中
に侵入するような媒体中で、そのような侵入が行われる
のに充分な時間、プロトプラストにさらすことにより達
成される。形質転換の頻度は、遺伝子の移入のための種
々の技術とこの方法を合わせることにより増加させうる
。そのような技術の例には、ポリーL−オルニチン、ポ
リーL−リジン、リポゾーム融合体、DNA−タンパク
質複合体による処理、プロトプラストの膜における電価
の変更、微生物のプロトプラストとの融合、またはリン
酸カルシウム共沈、並びに特にある種の多価アルコール
、例えばポリエチレングリコールによる処理、熱衝撃、
及び電気泳動、並びにこれら3つの方法の組み合わせが
挙げられる。
本発明で使用するのに適する媒体は、遺伝子を含むDN
Aがプロトプラストまたはプロトプラストのプラスチド
またはミトコンドリア中に侵入するようないずれの媒体
であってもよい。
外来遺伝子及びレセプタープロトプラストを導入するの
に適する溶液は、好ましくはプロトプラストの培養に使
用される浸透圧的に安定な培地である。
個々の成分または成分の種類の異なる多種の培地がすで
に使用できるようになっている。
しかしながら、全ての培地はそれらが、約10■/1な
いし数百ttxr/(lの範囲の濃度の無機イオンのグ
ループ(いわゆるマクロニレメン) (macroel
ements) 、例えば硝酸イオン、燐酸イオン、硫
酸イオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、鉄イ
オン);最大数■/lの濃度の他のグループの無機イオ
ン(いわゆる微量元素、例えば、コバルト、亜鉛、銅、
マンガン);多数のビタミン類(例えばイノシトール、
葉酸、チアミン);エネルギー源及び炭素源、例えばス
クロースまたはグルコース;及び0.01ないし10■
/β の範囲の濃度のオーキシン及びシトキニン類の天
然または合成の植物ホルモンの形態の植物生長調節剤を
含有するという原則に従っている。培地はさらに、糖ア
ルコール(例えばマンニトール)または糖(例えばグル
コース)または塩イオン(例えばCaC1□)により浸
透圧的に安定化されており、pHが5.6ないし6.5
の範囲に合わせられている。
慣用の培地に関するさらに詳細な説明は、例えばコブリ
ッツ(Koblitz)等、 (1974)に記載され
ている。
直接的なプロトプラストの形質転換に特に適する媒体に
は、プロトプラストの膜を変性することができ、細胞融
合を促進するのに有用な多価アルコールが含まれる。好
ましい多価アルコールはポリエチレングリコールである
。長鎖の多価アルコール、例えばポリプロピレングリコ
ール(425ないし4000g/mo le)、ポリビ
ニルアルコールまたは水酸基が部分的にまたは完全にア
ルキル化された多価アルコールもまた使用しうる。農業
に一般的に使用されており、植物に許容性の多価の分散
剤もまた適する多価アルコールである。そのような分散
剤は下記の文献に記載されている。
“マクカッチャンズ デタージェンツ アンド エマル
ジフィアーズ アニュアル(McCutcheon’s
  Detergents  and  Emulsi
fiers  Annual)”、エムシー パブリッ
シング コーボレーション(MCPublishing
 Corp−)+リッジウッド(Ridgewood)
 、 ニューシャーシー、 1981;バー シュタラ
へ(Stache、H,)、“テンジッドタッシエンブ
ッフ(Tensid−Taschenbuch) ’ 
+カール ハンザ−フェルラーク(Carl 1lan
se、r Verlag)、  ミュンヘン/ウィーン
、 1981゜好ましい多価アルコールは1000ない
し10000g/mo1e、好ましくは3000ないし
8000g/moleの範囲の分子量を有するポリエチ
レングリコールである。
直接的な形質転換の頻度は下記にさらに詳細に記載した
技術により大きく改良しうる。
ポリエチレングリコール処理においては、プロトプラス
トの懸濁液を培地に添加する。
その後、遺伝子を含み、線状でも環状プラスミドの形態
でもよいDNAをポリエチレングリコールと培地との混
合物に添加する。または、プロトプラスト及び遺伝子を
含むDNAを最初に培地に添加し、その後ポリエチレン
グリコールを添加する。
本発明の方法において、電気泳動及び熱衝撃処理もまた
、特に有利な技術であることが証明された。
電気泳動において、ニューマン(Neumann)等、
 (1982)はプロトプラストを等張溶液、例えばマ
ンニトール/マグネシウム溶液に移し、そしてプロトプ
ラスト懸濁液を電気泳動装置のチェンバーの二つの電掻
の間に注入することを報告している。Q’(Q液の上の
コンデンサーを放電させることにより、プロトプラスト
は高電圧且つ短期間の電気的衝撃を受け、これによりプ
ロ(・プラスト膜の分極及び膜の開孔が起こる。
熱処理においては、プロトプラストを等張溶液、例えば
マンニトール/塩化カルシウム溶液に懸濁し、そして該
懸濁液を小さな容器、例えば遠心分離管中で、好ましく
は水浴中で加熱する。加熱時間は選択した温度による。
通常、温度は40ないし80℃の範囲で、1秒ないし1
時間である。40ないし50℃で4ないし6分間、とり
わけ、45℃で5分間で良好な結果が得られる。続いて
、懸濁液を室温またはそれ以下に冷却する。
また、形質転換の頻度が細胞外の核酸により不活性化す
ることが見出された。不活性化は、植物に許容性の2価
の陽イオン、例えばマグネシウムまたはカルシウムによ
って行われる。好ましくは高いpH1最も好ましくは9
ないし10.5のpHで形質転換を行なうことにより不
活性化を行なうのが有効である。
驚(べきことに、これらの異なった方法の選択的な使用
により、遺伝子操作の分野において長い間目標とされて
いた形質転換の頻度の実質的な増加が達成される。
遺伝子の形質転換において形質転換頻度が低いほど、形
質転換細胞から得られる少量のクローン化された細胞を
大量の形質転換されていないクローンから探し出さなけ
ればならず、より困難で時間がかかる結果となる。形質
転換頻度が低い場合、使用した遺伝子が選択性標識機能
(例えば特定の物質に対する抵抗性)を有するものでな
い限り、慣用のスクリーニング技術の使用が実質的に不
可能である。従って、低い形質転換頻度は、標識機能を
持たない遺伝子を使用する際、非常に実質的な投資及び
努力を要求する。
外来遺伝子とレセプターのプロトプラストをポリエチレ
ングリコール処理、電気泳動及び熱衝撃のような他の技
術を使用する以前に結合させることにより、使用した一
連の工程の順序が異なる方法と比較して、形質転換頻度
の実質的な改良をもたらすことができる。
2もしくは3種の下記の技術:ポリエチレングリコール
処理、熱衝撃処理及び電気泳動を組み合わせることが有
利であり、そして外来遺伝子及びプロトプラストが溶液
中に導入された後にこれらの技術を使用することにより
特に良い結果が得られることが証明された。
好ましい技術は、ポリエチレングリコール処理の前に熱
衝撃を加え、続いて所望により電気泳動を加える方法で
ある。通常、付加的な電気泳動は更に形質転換頻度を増
加させるという効果をもたらす。しかしながら、いくつ
かの場合には熱衝撃及びポリエチレングリコール処理に
より得られる結果は付加的な電気泳動により実質的にそ
れ以上改良されることはない。
植物に許容性の2価の陽イオンの使用及び/またはpH
9ないし10.5における形質転換を、上記のような個
々の形質転FfAR度の改良技術、即ちポリエチレング
リコール処理、熱衝撃処理及び電気泳動と組み合わせる
こともまた可能である。
従って本発明の方法はウィルス及びアグロバクテリウム
のような病原体または形質転換のための天然もしくは変
形Tiプラスミドを使用することなく達成される高い形
質転換濃度を可能にする。
有利な方法は、例えばプロトプラストをマンニトール溶
液に移し、そのようにして得られたプロトプラスト懸濁
液を遺伝子を含むDNAの水溶液と混合することからな
る。プロトプラストはその後、該混合物中で45℃で5
分間培養され、続いて0℃で10秒間冷却される。培養
後、ポリエチレングリコール(分子量3000ないし8
000)を該混合物中に濃度が1ないし25%の範囲、
好ましくは約8%になるまで添加する。注意深く、完全
に混合した後、エレクトロボレーター中で処理を実施す
る。その後、プロトプラストの懸濁液を培地で希釈し、
細胞壁の再生を起こさせるように該培地中で培養する。
本発明の方法は、全ての植物細胞の形質転換に適してい
るが、特そこ被子植物飛開及び裸子植物西門の浸透性グ
ループの形質転換に適している。
裸子植物西門の中では、球果植物網が特に好ましい。
被子植物飛開の中では、上記の樹木及び潅木に加えて、
下記の科の植物が特に好ましい:ナス科、ジュウシバナ
科、キク科、ユリ科、ブドウ科、アカザ科、マツカゼソ
ウ科、アナナス科、アカネ科、ツバキ科、バシシウ科及
びホモノ科、並びにマメ科、特に胡蝶孔亜科。特に好ま
しい植物は、ナス科、ジュウジバナ科及びホモノ科の植
物である。
特に興味深いのは、煙草属、ペチュニア属、ヒヨス属、
アブラナ属及び禾本属の植物、例えばタバコ(Nico
tiana tabacum) 、ニコチアナ プルン
バジニフォリア(Nicotiana plumbaB
inifolia) 、ペチュニア ハイブリダ(Pe
tunia hybrida) 、ヒヨスチアムス ム
チクス(Hyoscyamus muticus)、プ
ランシカ ナブス(llrassica napus)
、プランシカ ラバ(Brassica rapa) 
、及ヒロリウム マルチフロルム(Lolium mu
ltiflorum)である。
本発明によれば、プロトプラストから再生により生産し
うる全での植物から得られるプラスチドまたはミトコン
ドリアを有用に形質転換することもできる。今日までに
、例えばトウモロコシ、小麦、稲、大麦、オート麦、キ
ビ、ライ麦及びモロコシのような穀物をも含むホモノ科
の植物(芝)の代表例のプラスチドまたはミトコンドリ
アを遺伝子的に操作することは可能ではなかった。本発
明は、穀物の細胞を含むホモノ科植物の細胞のプラスチ
ドまたはミトコンドリアを直接的な遺伝子の形質転換に
より遺伝子的に形質転換することができる。同じ方法に
おいて、下記の属の植物のような栽培植物のプラスチド
またはミトコンドリアの形質転換を起こすことができる
:茄属、煙草属、アブラナ属、テンサイ属、エントウマ
メ属、インゲンマメ属、ダイズ属、ヒマワリ属、ネギ属
、コムギ属、オオムギ属、カラスムギ属、セタリア属、
イネ属、カリン属、ナシ属、リンゴ属、イチゴ属、オラ
ンダイチゴ属、ウメ属、ナンキンマメ属、ライムギ属、
ウマノアシガタ属(Panicua+) 、サトウキビ
属、コーヒー樹属、ツバキ属、バショウ属、アナナス属
、ブドウ属、モロコシ属、ヒマワリ属またはダイダイ属
形質転換された遺伝子のプラスヂドまたはミトコンドリ
ア中への挿入は、従来技術において公知の方法、例えば
遺伝的交差及び分子微生物学的分析、特にプラスチドま
たはミトコンドリアのDNAのサザン法(Southe
rn blot analysis)及び酵素活性試験
により調べることができる。
サザーン法は、例えば下記のように実施できる。形質転
換された細胞またはプロトプラストのプラスチドまたは
ミトコンドリアから単離されたDNAを制限酵素で処理
した後、1%アガロースゲル中で電気泳動し、ニトロセ
ルロース膜に移し〔サザン(Sou thern等。
(1975) ] 、生体外で標識した存在することが
望まれているDNAとハイブリッド化する。
DNAは、ニックトランスレーション(nicktra
nslation)により、5X10”ないし10 X
 10’c、p、m78gの比活性に生体外で標識する
ことができる(Rigby等、(1977) 3゜フィ
ルターを0.03Mのクエン酸ナトリウム及び0.3M
の塩化すトリウム溶液で、65℃で1時間かけて3回洗
浄する。ハイブリッド化DNAをオートラジオグラフィ
ーにより1ないし数日間かけてX線フィルム上で可視化
する。
所望の遺伝子により形質転換された細胞を従来技術にお
いて公知の方法により単離する。
これらの方法は選別及びスクリーニングを含む。核遺伝
子の選択はフラゾー(Fra 1ey)等。
(1983);ヘレラーエストレラ(Ilerrera
−Es trel 1a)等、 (1983) ;ベヴ
アン(B6van)等、 (1983)に記載されてい
る。スクリーニングはベータガラクトシダーゼ〔ヘルマ
ー(Helmer)等、(1984) ) 、ツバリン
シンターゼまたはオクトピンシンターゼ〔ウォストメイ
ヤー(Wos tmeyer)等、 (1984)デグ
リーブ(DeGreve)等、 (1984)〕または
アトラジン抵抗性にも適用しうる。
本発明より以前には、プラスチドまたはミトコンドリア
が直接的な遺伝子の形質転換により形質転換しうろこと
は知られていなかった。従って、以前には単離されたD
NAのような所望の遺伝子をこれらの小器官に挿入する
ことは機能上不可能であった。遺伝子は、それらが再生
し且つ発現しうる場合に、機能的にプラスチドまたはミ
トコンドリアのゲノムに挿入されたとみなされる。
直接的な遺伝子の形質転換によりプラスチドまたはミト
コンドリア内に遺伝子を挿入することの利点は、既にプ
ラスチドまたはミトコンドリアゲノム中にある望ましく
ない遺伝子を同時に不活性化できることにある。これは
、直接的な遺伝子の移入方法においては、相同的な組み
換えによりプラスチドまたはミトコンドリアのゲノムに
外来遺伝子を挿入する必要がないために可能となるもの
である。
例えば、アトラジン抵抗型psbAを有するDNA分子
供与体を、相当するアトラジン感受性のpsbA遺伝子
内に挿入する必要はない。他方、プラスチドまたはミト
コンドリアのゲノムは比較的小さいため、形質転換され
た植物の細胞の中からスクリーニングして、DNA供与
体の挿入が所望の機能をゲノム受容体に無作為に挿入し
たものを見つけるのは実行しうろことである。従って、
プラスチドまたはミトコンドリアのゲノムへの直接的な
遺伝子の移入は、これまでは可能でなかった残留遺伝子
の不活性化方法を与える。スクリーニングにより、例え
ばアトラジン抵抗型psbA遺伝子を存するDNA分子
供与体の挿入によりアトラジン感受性のpsbA遺伝子
が不活性化された形質転換された植物細胞を見つけるこ
とができる。
さらに、プラスチドまたはミトコンドリアのゲノムへの
直接的な遺伝子の移入の利点は、それらのゲノムが核ゲ
ノムとは違って細胞質を通して母性遺伝し、且つ通常は
花粉からそれらの交配による子孫へは移入されないこと
にある。従って、移入された遺伝子が所望の性質を栽焙
作物から雑草へと付与する可能性は最小限に抑えられる
本発明の方法により形質転換された培地中の植物細胞は
、挿入された遺伝子に暗月化されたポリペプチドの生産
に使用しうる。そのような生産物には、例えばpsbA
で表わされる32kdのポリペプチド、クロラムフェニ
コールアセチルトランスフェラーゼ、グルタチオン5−
t−ランスフェラーゼ、及びRubiscoの大型サブ
ユニットが含まれる。
挿入された遺伝子を含む植物細胞は、ある場合には遺伝
子を発現し、従って新しい所望の性質を有する多細胞植
物に再生されうる。
プロトプラストから誘導された植物細胞から再生しうる
いずれの完全な植物体も、本発明の方法により作ること
ができる。いくつかの適する完全な植物体としては、例
えば、茄科(ジャガイモ)、ペチュニア屈(ペチュニア
)、ニンジン属にンンン)、サンゴジュナスビ属(トマ
ト)、アブラナ属(チューリップ、キャベツ、カリフラ
ワー等)、ウマゴヤシ属(アルファルファ)、ツメフサ
属(クローバ−)、種属、ロウトウ属、ヒヨス属、サル
ピグロシス属(SalpigIossis)、アラビド
プシス(Arabidopsis) 、ジギタリス属、
チコリラム属(Cichorium) 、線圧 、ダイ
ズ属、フウロソウ屈、ゴマノハグサ属、及びアスパラガ
ス属が挙げられる。植物は従来技術において公知の方法
により再生されうる;参照:工ヴアンス及びブラヴオ(
Evans and Bravo) 、 1983:ブ
ール(Dale)、1983 、例えば、植物は適当な
プロパグル(propagule) 、例えば細胞、カ
ルス、組織、微小器官、芽、切り技、苗条、細根、苗木
、体節朋胚子等から再生しうる。
本発明はさらに、本発明により生産された種子が挿入さ
れた遺伝子及びそれにより得られた所望の性質を含む限
り、該種子を含む。
本発明により生産された、有性生殖による子孫及び栄養
生殖による子孫を含む植物の子孫は、別の実施態様を構
成する。有性生殖の子孫は自家生殖または交配により得
られる。そのような種子及び不安定な除草剤抵抗性また
は許容性を有する除草剤抵抗性または許容性の両親によ
る子孫は、それらが除草剤の存在下で生長するかぎり、
それらの除草剤抵抗性または許容性を保持している。好
ましい除草剤はアトラジンである。従って、本発明は、
怒受性の植物が枯死するに充分な債のアトラジンのよう
な除草剤の処理下においても、生き残ることのできる植
物を遺伝子操作により生産することを可能にするもので
ある。
本発明はまた、本発明に記載された方法により形質転換
された全ての植物のプロトプラスト、植物細胞、植物の
組織培養繁殖材料または植物体、並びに本発明に記載さ
れた方法により形成された材料から誘導された該形質転
換により得られた1つもしくはそれ以上の性質を保持し
ているあらゆる植物を含む。
実施例 以下に示す実施例の方法は、−C的にマニアチス(Ma
n ia t is)等、 1983に見られる。酵素
は特記しない限り、ニュー イングランドバイオラボラ
トリ−(New England Biolabs)か
ら得ることができ、製造者の説明書に従って使用される
スノ ll:  CAT’(1ズ参■υ」λ豚戊1 、
 Tn 903から得られるKm’遺伝子を保持してい
るベクタープラスミドpMON 187をl1ind■
及びBam IIIで切断する。
2、プロモーターを含まないCAT遺伝子を、psVo
プラスミドからゲル精製したtlindlII/Bam
tlI断片として単離する。(Gorman等、13、
工程2から得られた断片とを工程1から得られた断片に
連結することにより、静・。
八Km ’コロニーに対して選択性のHBIOI E。
Co11に形質転換された、第1図にpCAT ’とし
て示した構造を有するプラスミドを得る。
−乍12:  CATの旧創蝉狡椹遣 実施例2をpMON 187以外のプラスミドで繰り返
す。
Tn 903から得られるKm’遺伝子を含有する適当
なプラスミドを下記のように製造する。
Tn 903から得られるKm’遺伝子を有する1、2
kbAvaI[断片をプラスミドpAO2から単離する
〔才力(Oka)等、(1981) ) 。Ava I
f断片の末端をフレノウ(Klenow)ポリメラーゼ
で満たし、そしてBam旧リンカ−を末端断片に結合す
る。
このDNAを制限酵素Taq  I及びBam III
で切断し、これを前もってC1al及び[lam旧で切
断したプラスミドpBR327に結合する。Tn 90
3断片を含む組み換え体はE coliにKm’を与え
る。
−j  13:   32   CATの)J゛(・ 
1ズ余伎)下記工程を、psbAプロモーターを、プロ
モーターを含まないCAT ’遺伝子に添加するために
行なう。
4、pCAT’をSma I及び旧ndl[[で切断す
る。
5、psbAプロモーターを含有するゲル精製した16
1 hp Sma I/Hind m断片をプラスミド
p^11484から単離する。組み換え体プラスミドp
A11484は、pBR322にクローン化された除草
剤(アトラジン)抵抗性アマランサスバイブリドウス(
Amaranthus hybridus)からのクロ
ロプラストDNAの3.68kb E coRI断片を
含む。〔ヒルシュヘルグ(tlirschberg)及
びマソキントソシュ(McIntosch) + (1
983) )。
6、工程5で単離された断片を工程4で得られたより大
きい断片に添加する。連結は、形質転換されたECol
iにCm’を与えるp32C八Tに導く。
5工程()ないし11)において、プラスミドpUc旧
をpUc8ベクター中で形成する。
7、(第1図)完全なρsbA遺伝子を含む3.6kb
 E CoRI断片(ゲル精製)をpAI+484から
上記のように単離する。
8、pUC8(第2図)はその特徴的なE CoRI部
位で線状化される。
9、工程8により得られる線状化されたpUc8断片を
工程7に記載した断片に連結する。
E Co1tの形質転換により、一つはpUc8−32
である所望の挿入断片を有するApゝコロニーが得られ
る。
10、ゲル精製により得られる1、8kb(7)Xho
 I/Bam III断片をp32CATから単離する
11、工程9で得られるプラスミドpUc8−32をS
al lで部分的に切断し、BalwIIIで完了する
。E Co11の形質転換後の工程10で得られる断片
との連結及びCm’の選択により、9口C1(1を含む
E Co11のコロニーが導かれる。
pBRCATの形成は、下記の3つのDNA断片を連結
することにより行われる。
a、プラスミドpAI+484中のpsbA遺伝子から
得られたE CoRI/Hind m (プロモーター
)断片(Ca、660bp) (工程12)b、プロモ
ーターを含まないCAT遺伝子を含有するpsVoのf
lindI[[/Bam H1断片(工程2)C,ベク
ターとしてのpBR322により切断されたE CoR
I/Bam Hl。
14、プラスミドに、形質転換により導入される宿主細
胞E Co11上にCm’を付与するpBRCATを結
合する。
2X106/mlの生息密度のタバコ プロトプラスト
を2,4−ジクロロフェノキシ酢酸0゜1 </L L
−ナフチル酢酸1.0 mg/l及び6−ヘンシルアミ
ノプリン0.2■/1を含有するに、培地〔プランツエ
ンフィジオロジー(Planzenphysiolog
ie)  78.453−455 (1976);  
ミューチージョン リサーチ(Mutation Re
5earch)81165−175 (1981)参照
)1mfに懸濁させる。
0.6モル濃度の蔗糖にpH5,8で浮遊させ、続いて
0.17Mの塩化カルシウム中にpl+ 5.8で(5
分間で100g)沈降させることによりプロトプラスト
を酵素)懸濁液から得る。続いて、上記の懸濁液に変性
した(高圧にかけた後、再びpH5,8に調整したF−
培地〔ネイチ+−(Nature)296.72−74
(1982) )中の分子ff16000の40%ポリ
エチレングリコール(PEG)0.5減を及びDNA供
与体(p32CAT、 pUcI+1 、またはpBR
c八T)へ5Mg及びウシ胸腺のDNA供与体gを含有
する水溶液65m1!を加える。ごの混合物をときどき
攪拌しながら26℃で30分間培養し、続いてF培地で
段階的に希釈する。プロトプラストを遠心分離(100
gで5分間)により単離し、新たに精製したに3培地3
Qmlに懸濁しなおす。さらに直径IQcmのペトリ皿
にlQmlを一区部として、24°Cで暗所で培養を行
なう。
生息密度は1rnlあたり6.3 XIO’のプロトプ
ラス]・を含む。3日後、各皿中の培養培地を新たに精
製したに3培地0.3容量部で希釈し、24℃で300
0ルクスでさらに4日間培養する。
合わせて7日後、プロトプラストから発達したクローン
を、1%アガロースゲルで固化した10mg/Iのクロ
ラムフェニコールを含有する培地に植えつけ、暗くして
24℃でビーズタイプ培養法〔プラント セル レポー
ト(r’1antCell Reports) 、  
2 、244−247 (1983) )により培養す
る。培養培地を5日ごとに同じ種類の新鮮な栄養溶液で
取り替える。
クロラムフェニコール含有培養培地内で継続して3ない
し4週間培養した後、抵抗性の直径2ないし3龍のカリ
(calli)を寒天で固化した、2.4−ジクロロフ
ェノキシ酢酸0.05mg/I、1−ナフチル酢酸2n
+g/l 、6−ベンジルアミノプリン0.1 mg/
l、キ矛チン0.1mg/l及びクロラムフェニコール
10mg/ lを含有するLS培地〔フィシオル、プラ
ント(physiol plant) IEj。
100−27(1965)に移す。クロラムフェニコー
ル抵抗性ニコチアナ タバクム ブチ ハヴアナ(Ni
cotiana tabacum Petit l1a
vana)sRr 植?+が、クロラムフェニコール1
0mg/l及び6−ベンジルアミノプリン0.2mg/
lを含有するLS培地に吸技を尋人し、その後続いてT
培地〔サイエンス(Science) 163.85−
87(1969)〕に根づかせることにより得られる。
クロラムフェニコール抵抗性カリ及び植物の選択は本質
的にデ ブロック(De 1lLock)等。
(1984)に記載されたように実施される。
a、カルス lないし10MMの範囲のアトラジン濃度で光強度を変
化させて形質転換していないカルスのアトラジンの毒性
曲線を調べた。推定のクロロプラストの形質転換体から
単離されたカルス及び対象用のカルスを栄養寒天板に置
いて、アトラジン濃度及び光強度を対象用の組織からク
ロロフィルが完全に脱色される程度に調整した。アトラ
ジン抵抗性は、抵抗組織の継続的な緑化によって目視で
評価する。
b、完全な植物 クロロプラストの形質転換体から誘導された植物のアト
ラジン抵抗性を下記の方法により3周べた。
葉中へのクロロフィル螢光の誘導。フォトシステム■の
減少側の電子移動が7トラジンにより抑制されたとき、
クロロフェニルに吸収された放射エネルギーが螢光とし
て再放出される。この螢光は葉の表面で検出しうる。
螢光は、マルキン(Malkin)等、 (1981)
に記載されているように、透明なルーサイト窓の上に水
平に積まれた円板状の葉から検出される。
励起光はdc−オペレイチット プロジェクタ−(Op
erated projector)から供給され、濾
過され、結果として、強度が約10nE xcm−2x
s−1である500ないし600nmの周波帯の化学線
が得られる。励起光照射時間は3msである。
励起光は葉の表面に垂直に照射され、同じ表面からの螢
光1.′、、柔軟性のある光ガイドにより集積され、力
・ノド−オフ フィルター(660nm)を通して赤色
感受性の光倍増管に受けられる。螢光移動はオシロスコ
ープに記録され、直接写真にされる。
C9光変調浮遊法(Light modulated 
floatation) 葉から切り抜いた円板を界面活性剤を含む燐酸緩衝液に
浮かべると、それらは細胞内の空気スペース中でCe2
に対する0□の高い比率が維持されることにより光合成
が起きるかぎり浮き続ける。葉の円板を暗室中で浮かべ
た場合、または光合成を抑制する除草剤を培地に加えた
場合、それらは急速に浮力を失い、沈む。アトラジン抵
抗性の測定方法は、ヘンスレー(Hensley) 、
 (1981)に記載されている。葉の円板はアトラジ
ン溶液を含有する管に移され、減圧下に置かれる。葉の
円板は該溶液により急速に浸潤され、溶液の底に沈む。
その後、減圧を解き、炭酸水素塩溶液を加え、管を光の
下に置く。光合成がアトラジンにより阻害されない場合
、光合成的に酸素が組織内に発生し、浮力が保持され、
その結果円板が表面に浮く。アトラジン感受性の円板は
底に残る。
ブラソシカ ラバのプロトプラストを適当な等張溶液で
洗浄し、l ml当たり5×106の生息密度で、プロ
トプラスト(Protplast)83゜プロシーディ
ング エクスペリエンチア サブルメンツム(proc
eedings IExperientia 5upp
 Iemen Lum) l ビルクホイザー フェル
ラーク(Birkhauser Verlag)、バー
ゼル、Vo1.45(1983)、44−45に従って
製造された培養培地に懸濁させる。分子16000の4
0%ポリエチレングリコール(PEG)を変性F培地(
pH5,8)に溶解しく実施例1b参照)、これをプロ
トプラスト懸濁液に混合し、最終濃度を13%PEGと
する。
この混合物に直ちに、エンドヌクレアーゼ5a11テ切
断したプラスミドpBRcATまたはp32CAT50
μg、水60μgの溶液を添加する。ときおり攪拌しな
がら、該混合物を20ないし25℃で30分間培養する
。その後変性させたF培地3X2mj!(全量で6rn
i)及び培養培地2×2ml (全量で4d)を5分間
の間隔で添加する。
プロトプラスト懸濁液を10cmのベトリ皿に移し、培
地を添加して全量を20−とする。
これらのプロトプラストの懸濁液を暗室中、26℃で4
5分間培養する。プロトプラストを100gで5分間沈
澱させることにより単離し、最初に液状、続いて固化し
たアガロースゲル培地内で処理し、その後ビーズタイプ
の培養方法〔プラント セル レポート(r’1ant
 Ce1I Reports)、2,244−247(
1983))により培養する。4週間後、最初の細胞画
分の生長段階で、クロラムフェニコールを10mg/l
のta 度で培地に添加する。アガロース部分の回りの
液体培地は4日ごとに新たに調整ξ7た栄養溶液を含有
するクロラムフェニコールと取り替える。
4日後、クロラムフェニコール抵抗性のクローンを単離
し、さらにクロラムフェニコール含有栄養溶液(10m
g/l)を週ごとに供給することにより培養する。
ロリウム マルチフロラム(イタリアンリグラス)のプ
ロトプラストをpH5,8で、0゜4モル濃度のマンニ
トールl ml当たりで2×10”の濃度で処理する。
続いてこの懸濁液に、変性F培地(p115.8)中の
分子量6000の40%のポリエチレングリコール(P
EG)0.5mfを加え〔ネイチ+  (Neture
) 296.72−74.(1982) )、プラスミ
ドp32CATまたはpBRCAT 50 μgを含有
する水溶液65μlを添加する。この混合物を、〔ネイ
チャ(Neture) 296.72−74.(198
2)〕に記載されたように、ときどき攪拌しながら26
℃で30分間培養し、続いてF培地で希釈する。プロト
プラストを遠心分離(100gで5分間)により単離し
、CC培地〔ポトリクス(1’o trykus)、ハ
ームス(Harms)及びロルツ(Lorz) +“ト
ウモロコシ(トウモロコシ属、トウモロコシ)のプロト
プラストの細胞培養からのカルスの形成方法(Call
us Formationfroin  Ce1l  
Cu1ture  Proむoplasts  of 
 Corn)”+Theor、App1.Genet、
 54,209−214(1979))  4ml中で
処理し、そして24℃で暗室中で培養する。
14日後、発達した細胞培養物を、クロラムフェニコー
ル(10mg/l)を含むこと以外は上記と同じである
培地に移す。抵抗性の細胞コロニーを寒天培地(上記と
同じ、101■/1.クロラムフェニコール、等張板な
し)に移し、そしてコロニーあたり新しい重量が数グラ
ムの大きさに達したら、バクテリアの遺伝子の存在及び
遺伝子の生物学的活性を分析する。
AT、UCI■1  たはBRCATによるノ五1d灸 プロトプラストを、ニコチアナ タバクムのニトレート
 リダクターゼ欠乏種、細胞種n1a−115(ミュラ
ー(Mu I 1er) + A 、 J、及びR,グ
レーフ(Grafe) 、Mo1.Gen、Genet
、161.6フー76(1978)〕の懸懸濁培養地の
ログ相(log phase)5Q+++jから沈澱に
より製造し、これを酵素溶液〔2%セルラーゼ オノズ
力I+−10.L%マセロザイム(Macerozym
e) RO19及び0.3Mのマンニトール洗浄液中の
0.5%ドリセラーゼ(ヘミソシュ ファブリック シ
ュヴアイツアーハーレ(Chemische Fabr
ic Schweizerhalle)、バーゼル(B
asel)により得られる)、0.04Mの塩化カルシ
ウム及び0.5%の2−(N−モルホリノ)エタンスル
ホン酸からなり。
これをKOHでpH5,6に調整する〕に再懸濁させ、
シラトリーシェーカー(gyratory 5hake
r)上、24℃で3時間培養する。その後、プロトプラ
ストを100μmのメツシュ篩を通して濾過することに
より未分解の組織から分離する。等量の0.6 M蔗糖
溶液を加え、この懸濁液を100gで10分間遠心分離
にかける。表面に浮いたプロトプラストを集め、洗浄溶
液中で沈澱させることにより3回洗浄する。
形質転換は電気泳動により実施される。ダイアログ(D
ialog ” )“ボレーター(Pora tor)
 ”(ダイアログ ゲーエムベーハ−(Dialog、
 GmbH) 、 A−フスター(Harffstr)
、34.4000  デュッセルドルフ、西ドイツによ
り得られる。
)のチャンバーを70%エタノールで、その後100%
エタノール溶液で洗浄し、その後ラミナー フロー フ
ード(laminar flow hood)からの無
菌の空気流により乾燥することにより消毒する。プロト
プラストを0.4 Mマンニトール溶液中にIXIO6
7mfの濃度で懸濁し、塩化マグネシウム溶液により抵
抗値を1.4キロオームに合わせ、そしてpBRcAT
、 pUcHl、またはP32CATのDNAを10M
g/mlの濃度で添加する。このプロトプラストQ f
FB液のサンプル0.38m#に10秒間の間隔を置い
て3回、1000ボルトまたは2000ボルトの電圧を
かける。プロトプラストはAl−CH培地〔グリメツウ
ス(Glimelius) 、 K、等、フィシオール
 プラン)(Physiol、Plant、)44,2
73−277(1978))  3rnIl中、I X
IO’/Wdlの濃度で培養され、イノシトール濃度を
100■/lまで増加させ、蔗tJ! ?)a度を34
g/lまで増加させ、並びに2−(3−メチル−2−ブ
テニル)アデニン0.05m1/lを添加することによ
り変性する。そしてこれをアガロース含有■0.6%の
アガロースにより固化する〔シー プラーク(Sea 
Plaque)、FMCコーポレーション、マリン コ
ロイド ディヴイジョン(Marine Co11oi
ds Division、P、O,Box308、ロッ
クランド、マイン04841.アメリカ合衆国〕。−週
間後、プロトプラストを含むアガロース層を、10mg
/lのクロラムフェニコールを含有する液体AA−CH
培地3Qmlに移す。3週間後、その間液体培地は1週
間ごとに同じ組成の新しい培地に取り替えられているが
、形質転換された細胞コロニーは目に見えるようになる
。クロラムフェニコール含有培地に移されてから4I5
間後に、これらの細胞のコロニーを面培地〔グリメツウ
ス(Glimel 1us) + K、等、フィシオー
ル プラント(Physiol、Plant、)44,
273−277(1978) )に移し、さらに培養し
研究する。
ブラソソ力 ラバ(Brassica rapa)及び
ロリウム マルチフロラム(1,olium muli
tflorum)のプロトプラストについての同様の分
析についても形質転換が成功した。
電気泳動装置の製造は、実施例10に記載されており、
プロトプラストの製造については実施例6に記載されて
いる。
形質転換のために、ニコチアナ タハクムのプロトプラ
ストを1.6 XIO’/mlの濃度でマンニトール (N−モルホリノ)エタンスルホン酸で緩衝されている
;pH5.6)中に再懸濁する。プロトプラスト懸濁液
の抵抗値をボレーター チェンバー(porator 
chamber) (0.38++1)内で測定し、塩
化マグネシウム溶液(0.3)1)により抵抗値を1な
いし1.2キロオームに調整する。サンプルQ,5ml
をキャップされたプラスチック管(容ffl : 5 
nrl)  中に入れ、それぞれに先ず、DNA供与体
8Itg及び子牛の胸腺DNA20μgぐらむを含有す
る水40μβ、続いてポリエチレングリコールン容ン夜
(0.4Mマンニトール中、24%iy/v)を添加す
る。DNA添加9分後に0。
38mlをパルスチェンバー(Pulse chamb
er)に入れ、そせいて、DNA添加10分後にチェン
バー中に存在するプロトプラスト懸濁液に10秒間の間
隔をおいて3回の衝撃(1000−2000ボルト)を
加える。処理された部分は直径5 cmのベトリ皿に入
れ、20℃で10分間保持する。
その後、シー プラーク(Sea Plaque)アガ
ロース0.7%w/vを含有するに3培地3 mlを各
ペトリ皿に添加し、皿の含有物を完全に混合する。皿の
含有物を固化した後、培養物を24℃で1時間、暗いと
ころに保持し、その後6日間、明るい所に保持する。そ
の後、寒天を含有するプロトプラストを含有するアガロ
ースを174に切り、その後液体培地に移す。
そして、プロトプラストをビーズタイプの培養方法によ
り培養する。カルス組織は、クロラムフェニコールで形
質転換される材料の選択により得られるが、そこから再
生される植物は、CAT J転子の生産物としてのCA
T酵素(クロラムフェニコール アセチルトランスフェ
ラーゼ)を含有する。
電気泳動は、電気泳動を用いない方法に比べて5ないし
10倍の形質転換頻度の増加を誘導する。ブラソシカ 
ラバc.v.  ジャストライト及びロリウム マルチ
フロラムについての同様の分析もまた、同じような規模
での形質転換頻度の増加をもたらした。
−り乍112:り九′蚤゛i法を いたCAT゛ 云の
り によるニコチアナ タハ゛クムの囲包の壓fi艮 ニコチアナ タバクムの葉または細胞培養物から単離さ
れたプロトプラストを実施例6ないしlOに記載された
ように単離し、そして前記の実施例に記載したように等
張の培地に移す。プロトプラスト懸濁物を45℃で5分
間保持し、10秒間氷冷し、その後実施例6及びlOに
記載したようにプラスミドpBRCAT, pυCl1
1またはp32CATを添加する。熱衝撃処理は、該処
理を用いないで実施した形質転換に比べて10倍または
それ以上の形質転換頻度の増加をもたらす。
下記の植物のプロトプラスト: ニコチアナ タバクムC.V.ブチ ハバナSt   
(/’.j ブラッシカ ラバC0ν、ジャスト ライト(B)及び ロリウム マルチフロラム (旦) を単離し、実施例11で記載した等張培地に移す。プロ
トプラスト懸濁液をpUcHl 、 p32CATまた
はpBl?cATプラスミドと実施例6ないし9に記載
したように混合するがポリエチレングリコールによる同
時処理は行なわない。その後、プロトプラスト懸濁液を
実施例12に記載したように熱衝撃処理し、その後、実
施例6ないし9に記載したようにポリエチレングリコー
ル処理を行なう。そして最後に実施例11に記載したよ
うに電気泳動を行なう。この方法による形質転換頻度は
10−3ないし10−2の範囲であるが、条件によって
は、工ないし2%にもなりうる。
蓑曳文献 パルトン(Barton)等、セル(Cell) 、 
32.1033゜パルトン(Barton)及びキルト
ン(Ch i 1 ton) 、メソ・7ド イン エ
ンザイモロジー(Methodsin enzymol
ogy)、101,527(1984)へヴアン(Be
van)等、ネイチャー (Na ture) 、 3
04.184(1983) ベヴアン(Bevan)等、ヌクレイツク アシドリサ
ーチ(Nucleic Ac1d Res、)、 12
.8711. (198ボリヴア−(Bolivar)
等、ジーン(Gene) 2.7キルトン(Chilt
on)等、ジエネティソクス(Genetics) 、
83,609(1976)キルトン(Chilton)
等、′植物遺伝子のヘクター(Plant Gene 
Vector)”、1984年のプラント ブリーディ
ング レサーチ フォルム(Plant Breedi
ng Re5earch Form)の報告、8月、2
1−23 (1984) 、第177ないし192頁(
1985)コールマン(Coleman)等、セル(C
ell) 、37,429(1984)。
コマイ(Comai)等、プラスミド(Plasmid
) 、 10゜ディル(Dale)、“プロトプラスト
培養及び穀類及び他の不適応性作物の植物の再生(Pr
otoplast Cu1ture and r’1a
nt Regeneration of Cereal
s and 0ther Recalcttrant 
Crop)” プロトプラスト1983 レフチャープ
ロシーディング(Protoplasts 1983 
Lecture Proceedings)。
ボトリクス(Potrykus)等、 (eds) +
 エクスペリエンチア サブルメント(Experie
ntia Supplemend)、Volume 4
6+ デ ブロック(De BLock)等、EMBOJ、土
、 1367デ ブロック(De Block)等、E
MBOJ、 3.1681デ グレヴ工(D6 Gre
ve)等、ネイチャー (Nature) 、 300
.752(1982)デ フラモンド(De Fram
ond)等、バイオテクノロジー(Biotechno
logy) r上、 26G(1983)ジッタ(Di
tta)等+Proc、Nat1.Acad、Sci 
USAヱヱ、7347 (1980) 工ヴアンス(Evans)及びブラヴオ(Bravo)
 、“プロトプラストの単離及び培養(Protopl
astisolation and Cu1ture)
’、Aンドブック オブ プラント セル カルチャー
(Ilandbookof Plant Ce1l C
u1ture)第1巻、工ヴアンス等+ (Eds) 
lマクミラン パプリソシングコーポレイション(Mc
Millan Publishing Co、)+ニュ
ーヨーク、 (1983) フラワー(Fraly)等、Proc、Natl、Ac
ad、Sci、 。
靭、 4803 (1983) フラワー(Fraly)等、バイオテクノロジー(Bi
otechnology)、 3.629(1985)
フラワー(Fra Iy)等、プラント モレキュラー
 バイオロジー(Plant Mo1ecular B
ion。
gy)、 3.371(1984) ギャンボルグ(Gamborg) 、プラント フィシ
オール(Plant Physiol)、45,372
(1970)ギャンボルグ(GamborB) +プラ
ント ティノスー カルチャー メソッド(Plant
 Ti5sueCulture metyods)、1
1(1975)ガーファンクル(Ga1f jnkel
)等、セル(Cell)。
27、143(1981) ゴーマン(Gorman)等、モレキュラー アンドセ
ルラー バイオロジー(Molecular and 
Ce1Iular Biology)、  2.104
4(1982)ヘルマー(tlelmer)等、バイオ
テクノロジー(BiotechnologV)+ 2.
520(1984)ヘンスレー(Ilensley)等
、ウィード サイエ2  ンス(Weed 5ci)、
 29,70.(1981)ヘノプハーン(Ilepb
urn) $、J、Mo1.八ppl、Genet、、
 !、21H1983) ヘーナルスチーン()lernalsLeen) +ネ
イチャー。
287、654 (1980) ヘレラーエストウレラ(Herrera−Estrel
la)等。
ネイチャー」斡、 209 (1983)ヒルシュベル
ブ(H4rschberg)及びマツキントノシュ(M
cTntosch) +サイエンス(Science)
 。
匡134G (1983) ヒルシュベルブ(Ilirschberg)等、ゼント
ナチュアフォーシ、:L (Z、Naturforsc
h) 、396,412ヘケマ(Iloekema)等
、ネイチャー 、 303.179ホルスタ−(llo
 l s ter)等、 Mo1.Genet、 + 
163+ 18ホルシュ(llorsch)等、ナイエ
ンスニ、1229イザート(Izarむ)等、セル(C
ell)、 36.1007ジヨルダン(Jordan
)及びオグレン(Ogren) 、ネイチャー基、51
3(1981) ジョルゲンセン(Jorgensen)等、Mol G
en、Genet、 177.65(1979) クリ−(klee)等、バイオテクノロジー、!。
コブリッツ(Kob 1 i tz) 、クルツールプ
ランツ(Kulturpflanze)、XχTI、9
3(1974)し バロン(1B [1aron)及び
グレノセル(GresselLバービサイド レジスタ
ンス イン プラン7(llerbicide Re5
istance in Plants)。
ジョン ウィリー アンド サンズ(John Wil
ley and 5ons(1982)マリガ ゼット
(Ma 1 iga + Z) + プランツエンフィ
シオール(Pflanzenphysiol)、78,
453(1976)。
マルキン(Malkin)等、プラントフィシオール。
虹、 570 (1981) マニアチス(Maniatis)等、モレキュラー ク
ローニング(Molecular CloningLコ
ールトスプリンゲス ハーバ−ラボラトリ−(Cald
 Springs 1larbor Laborato
ry)(1982)マツグ(Matzke)及びキルト
ン(Ch i l ton) + J、 M。
l  Appl、  Genet、、  土、39(1
981)メノシング(Messing)等、ジーン、 
19,269(1マイスター(Meister)等、A
nn Rev、Biochem。
弗、71H1983) メルトン(MelLon)等、Proc、Natl、A
cad、Sci、。
浜、 144 (1985) ムラシゲ(Murashige)等、フィシオール プ
ラント長、 473 (1962) ニューマン(Neumann)等、EMBOJ、 7.
841(198フラング−(Norrander)等、
ジーン、 26,101才力(Oka)等、ネイチ+ 
−、276、845(1978)才力(Oka)等、 
J、Mo1.Biol、、 147.217 (198
1)パスコツスキー(Paszkowski)等、EM
BOJ、、  3゜ペスツカ(Pestka)等、Pr
oc、Natl、 Acad、Sci、+81.752
5 (1984) レンネンベルグ(Rennenberg) +  フィ
トケミストリー(Ph tochem is try)
 、 21 、2771 (1982)リグビー(Ri
gby)等、J、Mo1.Biol、ユ旦、 237 
(1ロハーツ(Iloberts)、Plant Mo
1.Biol、、 3 +363シルベロールト(Sc
hilperoort)等、ヨーロピアン パテント 
アプリケーション(European Patent 
Application)劃6.537(1983)シ
マブクロ(Sb imabukuro)等、プラントフ
ィシオール(Plant Physioり、47.10
(1971)シモンス(Simons)等、セル、 3
4,683(1983)サザーン(Southern)
等、J、 Mo1.Biol、、98,503ワン(W
ang)等、セル、 、38,455(1984)ウォ
ストマイヤ−(Wos tmeyer)等、Mo1.G
en、。
謀り1520 (1984) ヤダフ(Yadav)等、Proc、Natl、Aca
d、Sci USA。
副、 6322 (1982) ツァンブリスキー(Zambryski)等、IJBO
J、。
2.2143(1983)
【図面の簡単な説明】
第1図は、pCAT ’及びp32CAT (D製造工
程を要約するフローチャート、第2図は、p[Ic11
1の製造工程を要約するフローチャート、第3図は、ρ
rlRcATの製造工程を要約するフローチャートであ
る。 特許出願人 チバーガイギー アクチェンゲゼルシャフ
ト第1図 第2図 牙3図

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プロトプラストを病原体にさらすことなく、その
    中でDNAがプロトプラスト及びプロトプラストのプラ
    スチドまたはミトコンドリア中に侵入するような媒体中
    で、そのような侵入が行われるのに充分な時間、DNA
    をプロトプラストにさらすことを特徴とする、プラスチ
    ドまたはミトコンドリア中で機能性のあるプロモーター
    を有する1個またはそれ以上の遺伝子を含むDNAを植
    物細胞のプロトプラストのプラスチドまたはミトコンド
    リア中に直接移入する方法。
  2. (2)さらに、形質転換されたプロトプラストから植物
    細胞を再生する工程を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. (3)さらに、植物細胞から植物を再生する工程を含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の方法。
  4. (4)DNAが線状であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  5. (5)DNAがプラスミドであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
  6. (6)プラスミドが1個もしくはそれ以上のT−DNA
    境界領域を含むかまたは含まないことを特徴とする特許
    請求の範囲第5項記載の方法。
  7. (7)DNAがプラスチドまたはミトコンドリアで除草
    剤抵抗性を付与する遺伝子を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
  8. (8)除草剤がアトラジンであることを特徴とする特許
    請求の範囲第7項記載の方法。
  9. (9)DNAが除草剤抵抗性及び第2の農業的に有用な
    性質を付与することを特徴とする特許請求の範囲第7項
    記載の方法。
  10. (10)DNAが選択性のある標識遺伝子及び農業的に
    有用な性質を付与する遺伝子を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  11. (11)選択性のある標識遺伝子が抗生物質抵抗性を付
    与することを特徴とする特許請求の範囲第10項記載の
    方法。
  12. (12)抗生物質がクロラムフェニコールまたはカナマ
    イシンであることを特徴とする特許請求の範囲第11項
    記載の方法。
  13. (13)農業的に有用な性質が除草剤抵抗性であること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項記載の方法。
  14. (14)除草剤がアトラジンであることを特徴とする特
    許請求の範囲第13項記載の方法。
  15. (15)遺伝子がキメラ遺伝子であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  16. (16)DNAが複製シグナルを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  17. (17)DNAが挿入シグナルを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。
  18. (18)植物細胞のプロトプラストが葉細胞のプロトプ
    ラストであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  19. (19)媒体が浸透圧的に安定化されたプロトプラスト
    の培地であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  20. (20)媒体が植物に許容性の2価の陽イオンを含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  21. (21)2価の陽イオンがマグネシウムまたはカルシウ
    ム陽イオンであることを特徴とする特許請求の範囲第2
    0項記載の方法。
  22. (22)媒体がプロトプラスト膜を変性し、細胞融合を
    促進することのできる多価アルコールを含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  23. (23)多価アルコールがポリエチレングリコール、ポ
    リプロピレングリコールまたはポリビニルアルコールで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第22項記載の方
    法。
  24. (24)多価アルコールがポリエチレングリコールであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第23項記載の方法
  25. (25)ポリエチレングリコールが1000ないし10
    000の分子量を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第24項記載の方法。
  26. (26)DNA及びプロトプラストが熱衝撃を受けるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  27. (27)DNA及びプロトプラストが電気泳動を受ける
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  28. (28)DNAが、ポリエチレングリコールの配合物に
    よる処理、熱衝撃及び電気泳動の少なくとも2種の組み
    合わせによりプロトプラスト中に挿入されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  29. (29)遺伝子の移入が、外来遺伝子及びプロトプラス
    トを溶液に導入し、続いて得られた懸濁液をまず熱衝撃
    処理し、次にポリエチレングリコールで処理することに
    より行われることを特徴とする特許請求の範囲第28項
    記載の方法。
  30. (30)遺伝子の移入が、外来遺伝子及びプロトプラス
    トを溶液に導入し、続いて得られた懸濁液をまず熱衝撃
    処理し、次にポリエチレングリコールで処理し、そして
    最後に電気泳動にかけることにより行なわれることを特
    徴とする特許請求の範囲第28項記載の方法。
  31. (31)媒体が、プロトプラスト膜を変性し、細胞融合
    を促進することのできる多価アルコールを含み、DNA
    及びプロトプラストが電気泳動または熱衝撃の少なくと
    も一方を受けることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
  32. (32)さらに細胞外ヌクレアーゼの不活性化工程を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  33. (33)プロトプラストがホモノ科、ナス科、またはジ
    ュウジバナ科の植物の細胞から得られるものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  34. (34)プロトプラストがホモノ科の植物の細胞から得
    られるものであることを特徴とする特許請求の範囲第3
    3項記載の方法。
  35. (35)ホモノ科の植物の細胞が穀物を生産する細胞で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第34項記載の方
    法。
  36. (36)穀物がトウモロコシ、小麦、稲、大麦、オート
    麦、キビ、ライ麦またはモロコシであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第35項記載の方法。
  37. (37)プロトプラストを病原体にさらすことなく、そ
    の中でDNAがプロトプラスト及びプロトプラストのプ
    ラスチドまたはミトコンドリア中に侵入するような媒体
    中で、そのような侵入が行われるのに充分な時間、DN
    Aをプロトプラストにさらすことを特徴とする、プラス
    チドまたはミトコンドリア中で機能性のあるプロモータ
    ーを有する1個またはそれ以上の遺伝子を含むDNAを
    植物細胞のプロトプラストのプラスチドまたはミトコン
    ドリア中に直接移入する方法により形質転換された植物
    のプロトプラスト、植物細胞、植物組織の培養物、増殖
    性の植物物質または植物。
  38. (38)上記の形質転換により得られた一つもしくはそ
    れ以上の性質を示す特許請求の範囲第37項記載の形質
    転換された植物。
JP61279546A 1985-11-22 1986-11-22 プラスチドまたはミトコンドリアへのdnaの移入方法 Pending JPS62155093A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US80101485A 1985-11-22 1985-11-22
US801014 1985-11-22

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62155093A true JPS62155093A (ja) 1987-07-10

Family

ID=25179963

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61279546A Pending JPS62155093A (ja) 1985-11-22 1986-11-22 プラスチドまたはミトコンドリアへのdnaの移入方法

Country Status (14)

Country Link
EP (1) EP0223247A3 (ja)
JP (1) JPS62155093A (ja)
CN (1) CN86107908A (ja)
AU (1) AU6555586A (ja)
BR (1) BR8605753A (ja)
DK (1) DK559586A (ja)
FI (1) FI864720A (ja)
GB (1) GB2183660B (ja)
HU (1) HUT42672A (ja)
IL (1) IL80704A0 (ja)
NO (1) NO864681L (ja)
PL (1) PL262517A1 (ja)
PT (1) PT83781B (ja)
ZA (1) ZA868828B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535578A (ja) * 2000-03-22 2003-12-02 アイコン・ジェネティクス,インコーポレイテッド 植物プラスチドを形質転換する方法およびプラスチド転換植物を製造する方法

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE73845T1 (de) * 1984-05-11 1992-04-15 Ciba Geigy Ag Transformation von pflanzenerbgut.
DE3587548T2 (de) * 1984-12-28 1993-12-23 Plant Genetic Systems Nv Rekombinante DNA, die in pflanzliche Zellen eingebracht werden kann.
EP0270496B1 (de) * 1986-12-05 1993-03-17 Ciba-Geigy Ag Verbessertes Verfahren zur Transformation von pflanzlichen Protoplasten
US5350689A (en) * 1987-05-20 1994-09-27 Ciba-Geigy Corporation Zea mays plants and transgenic Zea mays plants regenerated from protoplasts or protoplast-derived cells
EP0846771A1 (en) * 1987-05-20 1998-06-10 Novartis AG Zea mays plants and transgenic zea mays plants regenerated from protoplasts or protoplast-derived cells
US5693507A (en) * 1988-09-26 1997-12-02 Auburn University Genetic engineering of plant chloroplasts
US6680426B2 (en) 1991-01-07 2004-01-20 Auburn University Genetic engineering of plant chloroplasts
GB8901675D0 (en) * 1989-01-26 1989-03-15 Ici Plc Inhibitor of gene expression
AU732479B2 (en) * 1996-03-06 2001-04-26 Rutgers University Plastid transformation in arabidopsis thaliana
AU8583798A (en) * 1997-07-23 1999-02-16 Centro De Investigacion Y De Estudios Avanzados Del I.P.N. Improved plastid transformation of higher plants and production of trans genic plants with herbicide resistance
US6492578B1 (en) * 1998-07-10 2002-12-10 Calgene Llc Expression of herbicide tolerance genes in plant plastids
US6512162B2 (en) 1998-07-10 2003-01-28 Calgene Llc Expression of eukaryotic peptides in plant plastids
US6271444B1 (en) 1998-07-10 2001-08-07 Calgene Llc Enhancer elements for increased translation in plant plastids
US6541682B1 (en) 1998-11-12 2003-04-01 Calgene Llc Plastid transformation of solanaceous plants
US6515206B1 (en) 1998-12-23 2003-02-04 Calgene Llc Plastid transformation of Brassica
DE10014412A1 (de) * 2000-03-24 2001-10-04 Mpb Cologne Gmbh Molecular Pla Expressionsvektoren zur Anreicherung eines rekombinant hergestellten Proteins in unterschiedlichen Zellkompartimenten
US6781033B2 (en) 2000-04-26 2004-08-24 Monsanto Technology Llc Method for the transformation of plant cell plastids
WO2002068629A2 (en) * 2001-01-09 2002-09-06 Wyeth Dna constructs for cytoplasmic and mithochondrial expression and methods of making and using same
CA2911801A1 (en) 2002-03-22 2003-10-02 Greta Arnaut Novel bacillus thuringiensis insecticidal proteins
US8173871B2 (en) 2005-07-08 2012-05-08 Universidad Nacional Autonoma De Mexico Bacterial proteins with pesticidal activity
EP2222859A2 (en) 2007-12-21 2010-09-01 Keygene N.V. Trichome specific promoters
CN102459615B (zh) 2009-06-08 2017-05-03 纽海姆有限公司 耐旱植物
IN2012DN00427A (ja) 2009-07-01 2015-05-15 Bayer Bioscience Nv
CN103220905A (zh) 2010-05-28 2013-07-24 纽海姆有限公司 果实大小增大的植物
US20140137294A1 (en) 2010-07-08 2014-05-15 University Of Copenhagen Glucosinolate transporter protein and uses thereof
CN101979559A (zh) * 2010-10-29 2011-02-23 复旦大学 一种受高温诱导的启动子及其应用
CA2837664C (en) 2011-05-31 2022-12-06 Keygene N.V. Pest resistant plants with 7-epizingiberene synthase activity and methods of making same
CN104039957A (zh) 2011-10-19 2014-09-10 凯金公司 用于产生补身醇的方法和组合物
CN103013905B (zh) * 2013-01-19 2014-03-26 安徽科技学院 一种真空酶解法制备苏丹草原生质体的方法
CN103013904A (zh) * 2013-01-19 2013-04-03 安徽科技学院 一种高粱原生质体酶解制备法
WO2014142647A1 (en) 2013-03-14 2014-09-18 Wageningen Universiteit Fungals strains with improved citric acid and itaconic acid production
CA2996806A1 (en) 2015-09-04 2017-03-09 Keygene N.V. Diplospory gene
JP2019129705A (ja) * 2016-03-31 2019-08-08 日本たばこ産業株式会社 植物に物質を導入する方法
JP7075900B2 (ja) 2016-06-20 2022-05-26 ボード オブ スーパーバイザーズ オブ ルイジアナ ステート ユニバーシティ アンド アグリカルチュアル アンド メカニカル カレッジ 緑藻重炭酸輸送体およびその用途
CN107287185B (zh) * 2017-07-22 2021-05-18 贵州省园艺研究所 马铃薯四倍体栽培种与二倍体野生种原生质体融合方法
EP3976633A1 (en) 2019-05-29 2022-04-06 Keygene N.V. Gene for parthenogenesis
EP4228398A1 (en) 2020-10-13 2023-08-23 Keygene N.V. Modified promoter of a parthenogenesis gene

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8200523A (nl) * 1982-02-11 1983-09-01 Univ Leiden Werkwijze voor het in vitro transformeren van planteprotoplasten met plasmide-dna.
SU1582990A3 (ru) * 1983-01-17 1990-07-30 Монсанто Компани (Фирма) Способ получени трасформированных клеток двудольных растений
DE3416978A1 (de) * 1983-05-12 1984-12-06 Stauffer Chemical Co., Westport, Conn. Durch liposom vermittelte transformation eukaryotischer zellen
ZA853553B (en) * 1984-05-11 1985-12-24 Ciba Geigy Ag Transformation of hereditary material of plants
ATE73845T1 (de) * 1984-05-11 1992-04-15 Ciba Geigy Ag Transformation von pflanzenerbgut.
JPS6394929A (ja) * 1986-06-23 1988-04-26 バイオテクニカ・インタ−ナショナル・インコ−ポレ−テッド 葉緑体の形質転換

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535578A (ja) * 2000-03-22 2003-12-02 アイコン・ジェネティクス,インコーポレイテッド 植物プラスチドを形質転換する方法およびプラスチド転換植物を製造する方法

Also Published As

Publication number Publication date
HUT42672A (en) 1987-08-28
DK559586D0 (da) 1986-11-21
EP0223247A2 (de) 1987-05-27
FI864720A (fi) 1987-05-23
GB8627520D0 (en) 1986-12-17
ZA868828B (en) 1987-09-30
FI864720A0 (fi) 1986-11-19
IL80704A0 (en) 1987-02-27
PT83781A (en) 1986-12-01
PL262517A1 (en) 1987-09-21
DK559586A (da) 1987-05-23
NO864681L (no) 1987-05-25
GB2183660A (en) 1987-06-10
CN86107908A (zh) 1987-09-30
EP0223247A3 (de) 1989-11-02
NO864681D0 (no) 1986-11-21
GB2183660B (en) 1990-01-10
AU6555586A (en) 1987-05-28
BR8605753A (pt) 1987-08-25
PT83781B (en) 1988-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62155093A (ja) プラスチドまたはミトコンドリアへのdnaの移入方法
CA1341471C (en) Transformation of hereditary material of plants
CN109153988B (zh) 植物的基因组编辑方法
US6201169B1 (en) Transformation of hereditary material of Brassica plants and cells
US5569597A (en) Methods of inserting viral DNA into plant material
US5508184A (en) Process for transforming plant protoplast
Dutt et al. Effects of antioxidants on Agrobacterium-mediated transformation and accelerated production of transgenic plants of Mexican lime (Citrus aurantifolia Swingle)
HU215777B (hu) Kukoricasejtek stabil transzformálása elektroporációval
UA71536C2 (en) Isolated dna molecule coding protoporphyrinogen oxidase, modified variants thereof and a method for use thereof
CN102634540B (zh) 经由体细胞胚胎发生的质体遗传工程
JPS63233795A (ja) 植物における花粉介在遺伝子形質転換
CN107250355A (zh) 烟草植物中腋芽生长的遗传控制
US8067673B2 (en) Methods for plant regeneration, transformation and production of insect resistant transgenic Okra
Hu et al. A combination of overgrowth-control antibiotics improves Agrobacterium tumefaciens-mediated transformation efficiency for cultivated tomato (L. esculentum)
BG106105A (bg) Метод за растителна трансформация
KR20070059093A (ko) 상류기술 및 하류기술에서 형질전환 식물체 종자의이력추적관리
JP2003512025A (ja) 植物人工染色体の生産方法
US10774335B2 (en) Method for transforming a plant cell or plant tissue using agrobacterium, transgenic plant, transgenic cell or transgenic tissue, culture medium and use of a method for transforming a plant cell or tissue
Song et al. Efficient Agrobacterium tumefaciens-mediated transformation of sweet potato (Ipomoea batatas (L.) Lam.) from stem explants using a two-step kanamycin-hygromycin selection method
ES2302359T3 (es) Lemnaceae transgenicas.
JP2018504133A (ja) 色素体形質転換方法
EA006100B1 (ru) Способ получения растительных клеток, аккумулирующих каротиноиды, и выделенная днк, используемая для осуществления способа
JP5062616B2 (ja) コムギにおける導入された目的遺伝子の発現効率を向上させる方法
WO2006057306A1 (ja) ストレス耐性及び/又は生産性を改良したイネ科植物、及びその作出方法
Xing et al. Studies on Agrobacterium-mediated genetic transformation of embryogenic suspension cultures of sweet potato