JPS62154737A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JPS62154737A
JPS62154737A JP29266985A JP29266985A JPS62154737A JP S62154737 A JPS62154737 A JP S62154737A JP 29266985 A JP29266985 A JP 29266985A JP 29266985 A JP29266985 A JP 29266985A JP S62154737 A JPS62154737 A JP S62154737A
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JP
Japan
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film
phosphorus
semiconductor device
layer
heat treatment
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JP29266985A
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English (en)
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Noboru Tatefuru
立古 昇
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は半導体装置、特にnpn )ランジスタノハシ
ベーション技術に関する。
〔背景技術〕
npn )ランジスタの製造において素子領域としての
エミッタは不純物導入源としてリンを十分含む絶縁膜た
とえばリンガラス(phosphsilicategl
ass、略してPSGという)膜が用いられていること
が、コロナ社出版集積回路工学(1) P 113.1
979年4月5日発行に記載されている。
本発明者は本発明前に本願出願人らの開発によるパシベ
ーション技術について検討した。
すなわち、シリコン基板表面にボロン拡散によりベース
を形成した後、トランジスタのエミッタとなるべき領域
を露出して高濃度のリンを含むPSG膜を化学的気相析
出法(以下CVD法と称す)により、デポジットし、酸
素ガス02及び窒素ガスN、雰囲気中でシリコン基板中
にリンを拡散(1100℃×5分)し、アニール(47
0℃×20分)する。そしてこの後、フッ9(HF:H
,O=1:4)を用いてリンガラスを除去した後に表面
保護膜(以下バンベーシヲンと称す)として低温低圧条
件下で形成した5iOz膜及びCVD法によるPSG膜
を積層する。
第7図は本発明者により検討されたパシベーション構造
を有する半導体装置の一部を断面図で示すものである。
同図において、3はコレクタとなるn−型シリコン(S
 i)基板、7はベースp型領域、6はベース電極取出
し部p+型層、9はエミッタn+型領域、5klJ11
化膜、16ハSiO,膜、17はCVD法によるPSG
膜、18は0.2μm程度の薄(・CV D 法K ヨ
ルS iot膜テアル。CvD−8iO1はCVD法に
より形成されたSiOxMを示す。
パシベーション膜のために堆積する膜の種類、厚さ、不
純物リン濃度は種々のものがある。しかし、いずれもエ
ミッタの拡散源に用いたPSG膜は高濃度にリンを含む
ため、組立封止後に樹脂パッケージに水分が進入すると
リンの溶出により、配線としてのアルミニウムが溶け、
半導体装置の耐湿性を劣化させてしまう。それを防止す
るためにエミッタ拡散源のPSG膜は全て、または、一
部が必ず除去する。
一方、パシベーション膜のトータルの膜厚は素子の要求
する品質レベル(用途品種系列等)によって異なるが、
ある程度の厚さ、例えば小信号又は中出力系トランジス
タでは少なくとも5000〜15000Aが必要である
エミッタの拡散源に用いたPSG膜(例えば4000A
厚)を除去すると、その後に堆積するパシベーション膜
厚はかなり厚いものが必要であり、生産効率が悪いこと
がわかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、半導体装置の信頼性を向上し、かつ、
生産性をも高めることができる半導体装置技術を提供す
ることにある。
本発明の前記ならびにそのはかの目的と新規な特徴は、
本明細省の記述および添付図面からあきらかになろう。
〔発明の概要〕
本題において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記のとおりである。
シリコン半導体基体表面にnpn トランジスタを形成
し、その表面を多層のパシベーション膜で覆うにあたっ
て、半導体基板上に形成した高濃度のリンを含むPSG
膜を素子領域となるエミッタの不純物導入源(拡散源〕
として用い、このPSG膜を除去することなく全て残置
した状態で高温熱処理することによりち密化し、パシベ
ーション膜として使用する。その上にCVD法によるS
in、膜又は及び低濃度のリンを含むPSG膜を積み重
ねて上層のパシベーション膜とする。
エミッタの拡散源としてのPSG膜を高温(1000℃
以上)で熱処理することにより、リンの溶出を防止でき
半導体装置の耐湿性の向上が達成できる。しかもエミッ
タの拡散源としてのPSG膜の除去工程が不要であるこ
とによるコスト節減及び生産性の向上が計られ、発明の
目的を達成できる。
〔実施例〕
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を糸すものであっ
て、半導体基体にnpn)ランジスタをつくりこみ、そ
の上にパシベーション構造を形成するプロセスの主要工
程断面図である。
以下、各工程にしたがって詳述する。
(11第1図に示すようにp−型単結晶Si基板1にn
+型埋込暦2を形成し、その上にn−型Si層3をエピ
タキシャル成長させ、p型アインレーシ目ン拡散層4を
形成した半導体基体を用意する。
表面畝化を行ないS io、膜5を0.8μm程度の厚
さに形成する。次にSiO□膜5の一部をエツチングし
てコレクタ電極取出しのために高濃度リンイオン打込み
を行ない、熱処理してn−型5iJH内にn+層10を
形成する。さらにこの後ペース電極取出し部となる領域
の表面酸化膜をエツチングし、高6度のボロンガラスを
デポジットし、加熱処理(940℃×60分〕した後、
ボロンガラスを除去し、熱拡散(ドライOt中で120
0℃×25時間)することにより、ベース取出し部p+
j脅6を形成する。
(2)次いで第2図に示すようK、ペース能動部となる
領域の表面酸化膜をエツチングし、低濃度のボロンガラ
スをデポジットし、加熱処111(940’C×60分
)を施した後、ボロンガラスを除去し、熱拡散(ドライ
Ot中で1200℃X45分、ウェットO8中、120
0℃で15分)し、イー22層7を形成する。
(3)  次に本発明の■要な工程を説明する。第3図
に示すように、エミッタ部のS iO,膜をエツチング
し、全面にCVD法によるPSG膜8をデポジットする
。このPSG膜には高濃度(たとえば、10モル程度)
のリンを導入(ドープ)してあり、厚さはたとえば0.
4μm程度とする。このPSG膜は、下記の反応式によ
り形成される。
S iII、 + 02→ 5102 + H2PH3
+o2→ P、O,+ H2 このリンを高濃度に含むPSG膜を用いたエミッタ拡散
はドライN、ガスとドライ02ガス雰囲気中で1050
℃、60分の熱処理を行な〜・、次いでウェットO,ガ
スとHtガス雰囲気中で温度を1050℃から1000
℃に3℃/分の割合で下げながらさらに熱処理を行ない
、さらにドライN、ガスとH,ガス雰囲気中で470℃
で2(1間アニール処理することにより行なわれ、エミ
ッタn+749が形成される。上記ウェットOtガスを
含む雰囲気中での熱処理でPSG膜8とエミッタn+層
9の間に熱酸化膜5′が形成される。
上記した熱処理の内、1050℃の温度で60分間の熱
処理で高濃度にリンを含むPSG膜8は焼しめられる。
この焼しめられたPSG膜8は水分によるリンの溶出現
象はないため、その後に形成されるアルミニウムからな
ろ配腺はリンにより腐食されろことがなくなり、半導体
装置の耐湿性は極めて高くなる。さらに、とのPSG[
8のリン濃度が高いため、半導体基板表面の可動不純物
イオンの良好なゲッタリング効果も期待できる。
(4)第4図に示すように全面にCVD法によりS i
o、膜11を0.5μmの厚さに生成し、さらにその上
にCVD法によりPSG膜】2を0.5pmの厚さに生
成する。
このPSG膜12には低濃度(たとえば5モル程度)の
リンがドープされている。
この後、ドライ02ガス雰囲気中で加熱処理(900℃
、40分)し、Sin、膜】1及びPSG膜12をち密
化(デンシファイ)する。
(5)次にフッ酸(HF)系エツチング液により表面酸
化膜5,5′の一部をエツチング除去し、第5図に示す
ように各領域を露出するコンタクト孔13をあける。
(6)アルミニウム人tをスパッタリング技術により蒸
着し、アニール後、パターニングホトエッチを行って第
6図に示すように各領域に低抵抗接続するアルミニウム
At電極14を形成する。この後、全面にポリイミド系
樹脂を塗布し、ベークすることにより最終バシベーシ田
ン膜15を形成してnpn )ランジスタのパシベーシ
ョン構造が完成する。
〔効果〕
以上実施例で説明した本発明によれば下記のように効果
が得られる。
■ 製造方法としての効果 (1)  エミッタ拡散工程で使用したPSG膜をその
一部ま焼きしめてパシベーション膜の一部として利用す
るため、その後に積層する他のパシベーション膜の厚さ
を薄くしてもトータルのパシベーション膜厚は十分確保
でき、材料ガスの節減の面で有利である。
(2)  エミッタ拡散に使用したPSG膜をそのまま
焼きしめてパシベーション膜として利用するため、PS
G膜の除去工程が不要となり作業工数を少なくできる。
■ パシベーション構造としての効果 (1)エミッタの拡散源に用いるPSG膜を残し、エミ
ッタ拡散温度(例えば1050℃)で焼きしめることに
より、PSG膜からのリンの溶出現象が防止できこのP
SG膜をパシベーション膜として有効に利用でき、さら
に耐湿効果が大きくできる。
(2)エミッタの拡散源に用いるPSG膜の高濃度リン
による基板表面の可動イオ/のゲッタリング効果も期待
できる。
(3)本発明者が本発明前に検討したパシベーション構
造ではトータルのバシベーシコン厚さヲ確保するために
、第7図を参照し、例えば第2に!IのS i02膜1
6の厚さを0.711m、第3層のCVD法によるPS
G膜17の厚さ0,9μmと十分に大きくとる必要があ
り、膜厚大に起因する内部ストレスにより、各層16.
17がクラックを生ずるおそれがある。一方、本発明で
は、第8図を参照し、膜厚4000AのPSG膜8をそ
のまま残しその上に5000A程度と薄い各層11.1
2を設けるために各層のパシベーション1摸が薄くてす
み、その内部ストレスも少なくなり、クラックを生ずる
こともない。そのため半導体装置の耐湿性が向上する。
(4)上記(1)〜(3)から素子の信頼性と半導体装
置の耐湿性が向上できる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例にもとづき
具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能である。
たとえば、パシベーション膜の種類を若干変え、膜の厚
さ等を若干変更しても差支えない。すなわち、上層に形
成されたS io、膜又はそれ以外の無機ガラス膜を用
いた場合にも、前記実施例と同様又はそれに近い効果が
得られる。
〔利用分野〕
本発明はnpn トランジスタでエミッタ源としてPS
Gを使用するあらゆるプロセスに応用できる。
本発明は主として小信号npn トランジスタ、中出力
npn)ランジスタ、パワーnpn トランジスタを有
するICに適用して最も効果があり、又、TTL等にも
応用できる。
図面のf51単な説明 編1図乃至第6図は本発明の一実施例を示し、npnト
ランジスタの製造プロセスの一部工程断面図である。
第7図は本発明者が本発明前に検討したパシベーション
構造の例を示す一部拡大断面図である。
第8し」は本発明によるパシベーション構造の例を示す
一部拡大断面図である。
1・・・p−型Si基板(サブストレート)、2・・・
n+型埋込み層、3・・・エピタキシャルn−m5i層
、4・・・アイソレーションp型層、5・・・熱酸化膜
(Sing ) 、6・・・ベース電極取出しp+型層
、7・・・ベースp型層、8・・・高濃度にリンを含む
PSG膜、9・・・エミッタn+型層、10・・・コレ
クタ1L極取出しn+型層、1】・・・CVD法による
S io、膜、12−・・低濃度す7 トープCVD−
PSG膜、13・・・コンタクトホール、14・・・k
t’t3極、】5・・・有機樹脂膜、】6・・・S i
 Oを膜、17・・・CVD法によるPSG膜、18・
・・最終S io2膜。
代理人 弁理士  小 川 勝 男 第  1  図 第  2  図 第  3  F 第  4 区 第  5  図 第  8  図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一主面に半導体素子を有する半導体基体の表面酸化
    膜上に、前記半導体素子の少なくとも1つの素子領域の
    形成に用いられた不純物導入源としての絶縁膜がち密化
    されて保護膜として用いられていることを特徴とする半
    導体装置。 2、一主面に半導体素子を有する半導体基体上に多層の
    保護膜を有する半導体装置であって、上記多層の保護膜
    は上記半導体素子の一部を構成する素子領域の不純物導
    入源として用いられた高濃度のリンを含む第1のリンガ
    ラスと、その上にシリコン酸化膜又は及び低濃度のリン
    を含む第2のリンガラスとを有することを特徴とする半
    導体装置。 3、上記半導体素子はバイポーラトランジスタである特
    許請求の範囲第2項に記載の半導体装置。 4、上記第1のリンガラスにおけるリン濃度は10モル
    程度であり、上記第2のリンガラスにおけるリン濃度は
    5モル程度である特許請求の範囲第2項又は第3項に記
    載の半導体装置。 5、表面酸化膜から一部表面が露出する半導体基体上に
    、高濃度に不純物を含む絶縁膜を形成する工程と、この
    絶縁膜から半導体基体内に不純物を導入し、かつ、この
    絶縁膜をち密化する熱処理工程とを有することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。 6、シリコン半導体基体表面にトランジスタを形成し、
    この上を多層のパシベーション膜で覆うにあたって、基
    板の一部露出部に形成した高濃度のリンを含むリンガラ
    ス膜を形成し、このリンガラスを不純物導入源として用
    いてエミッタ拡散し、かつ、このリンガラスをち密化す
    る温処理工程と、この高濃度リンを含むPSG膜を除去
    することなくその上にシリコン酸化物膜又は及び低濃度
    のリンを含むリンガラス膜を積み重ねて上層のパシベー
    ション膜を形成する工程と、を特徴とする半導体装置の
    製造方法。
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