JPS6215408B2 - - Google Patents

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JPS6215408B2
JPS6215408B2 JP54148389A JP14838979A JPS6215408B2 JP S6215408 B2 JPS6215408 B2 JP S6215408B2 JP 54148389 A JP54148389 A JP 54148389A JP 14838979 A JP14838979 A JP 14838979A JP S6215408 B2 JPS6215408 B2 JP S6215408B2
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JP
Japan
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piping
mist
sterilization
chamber
sterile
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JP54148389A
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Masaru Hoshino
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無菌包装機における配管及び無菌チヤ
ンバー内の殺菌を行なうことができる予殺菌装置
に関するもので、無菌包装機の生産稼働前に行な
う配管及び無菌チヤンバー内の殺菌を合理的に行
なうことができる殺菌装置を提供せんとするもの
である。
従来、無菌包装機における殺菌装置の配管及び
無菌チヤンバーの殺菌は蒸気、ガス、スプレーノ
ズルによりH2O2スプレーが使われてきている。
蒸気では配管等が長く、無菌チヤンバー形状が
複雑な場合、熱容量、放熱等の問題から蒸気が冷
却され、殺菌可能な程の高温が得られず、殺菌不
良部が生じることや、ドレン抜きが必要で、工程
に要する時間が長く不充分なものであつた。ガス
殺菌では配管系、チヤンバーのシール不良があつ
た場合オペレーターへの影響があり使いにくいも
のであつた。
スプレーノズルを用いたH2O2スプレーは現在
よく利用されているが、配管への適用ではスプレ
ーノズルのスプレー角度と配管径とが適切でなか
つたり、粒径のばらつきによりノズル近傍のみに
H2O2が多くたまる場合があつた。
又隅々に行きわたらぬこともあり、スプレー量
の割に殺菌効果が少なく過剰スプレーになりがち
であつた。このため生産開始直後の製品にH2O2
の混入もみられ、同時に環境の汚染にも悪い影響
があつた。一方、無菌チヤンバー内部への適用も
同様であるが、特に機械上部にノズルが設置され
た場合、ノズルへのH2O2供給が難しく、サブタ
ンク等の設置が必要であつた。
本発明はガスに近い5〜20μのH2O2ミストを
用い、これをエアーで搬送させることから配管及
びチヤンバーの殺菌を可能としたものであり、
H2O2の使用量を少量にし、隅々にまで行きわた
らせて比較的均一に付着できるようにし、適切な
乾燥後には残留の少ない無菌包装機を提供するこ
とができるようにしたものである。
以下図面に示す実施例について説明する。
先ず、説明の便宜上、本発明の予殺菌装置が適
用される無菌包装機から説明する。
本発明の予殺菌装置は、第1図に示す無菌包装
機にあつては、容器集積保持部A、容器供給部
B、容器殺菌部C、殺菌液乾燥部D、充填部E、
蓋材シール部F、蓋材乾燥部H、カツテイング部
I、製品排出部Jを内蔵する無菌チヤンバー5及
びこれに関連する配管の予殺菌及びその生産稼動
に利用されるものであり、この無菌チヤンバー5
には、さらに無菌包装機として蓋材供給部Gが付
設されている。
容器2は垂直に積まれた状態で集積保持枠1に
入れられ、更に4本の支柱3で垂直に維持され
る。
そして下部にはスプリングで支持された爪4が
容器2の底を支えており、或る一定の力で最下部
の容器をとりさると爪4がゆるみ、一つだけ容器
2が自由になる。
集積保持枠1は機枠に下部を機密状態に取りつ
けられ、無菌チヤンバー5と集積保持枠1内部が
つながつている。
容器2は空気シリンダー6によつて支点7を中
心にして揺動運動を行なう吸着板保持棒8の先端
にある吸着板9によつて底部が吸着され、無菌チ
ヤンバー5の内部に設けられたシユーター10上
におかれる。シユーター10は容器のフランジ部
のみをうけるようになつており、吸着板9はシユ
ーター10の間を通つて充分下まで降下する。勿
論、吸着保持棒8は蛇腹11等により無菌チヤン
バー5内を気密に保持している。シユーター10
上を滑り落ちた容器2はチエーンコンベヤー12
の容器受け台13の穴に入る。
このとき吸着保持棒8は次の容器2を取るため
に同じくシユーター10の間を通つて上昇する。
これら一連の動きはタイミングよく行なわれる。
容器2はチエーンコンベヤー12によつて次の容
器殺菌部Cに導かれる。
容器殺菌部Cは容器供給部B同様無菌のエアー
で充満しており、この容器殺菌部Cに装置される
殺菌装置は第2図に示される超音波による殺菌液
霧化装置14及び第3図に示される当該装置で発
生した霧を内部に充満させて容器の全表面に殺菌
液を付着させるチヤンバー15からなつている。
殺菌液霧化装置14は超音波発振回路によつて
同軸ケーブル16を介して超音波振動子17を共
振させ、そこから超音波を発振させ、温水18を
伝播媒体として殺菌液19に伝播させて霧を発生
するようになつている。
超音波の加えられた殺菌液19は超音波分散作
用によつて噴水20を形成し、さらに煙霧質の霧
となる。
こゝで上記温水18は霧化を促進すべく不純物
のない純水であつて、槽21に貯留され、かつ供
給口22および排出口23並びに第4図に示す水
タンク24、加熱要素25、冷却器26およびポ
ンプPを通して絶えず循環せしめられている。
殺菌液19は槽27に貯留され、そこへはタン
ク28から加熱要素29を経て来る殺菌液が第2
図に示す導管30から定量づつ供給される。
殺菌液の霧はチヤンバー31内でほゞ連続的に
発生し、導管32からくる加熱要素33で加熱さ
れた無菌エアーの流れに乗つて、チヤンバー31
上部の排出管34から殺菌用のチヤンバーに向け
て排出される。
チヤンバー31内で発生した霧は、選択板35
によつて径の大き過ぎる滴が除去される。又チヤ
ンバー31にはヒーター36が設けられ、上昇霧
を絶えず暖めるようにしている。霧は第4図に示
すように発生チヤンバー31に一部が帰還せしめ
られるようになつているので部分的に循還するこ
とになり、容器方面にはそれだけ均一となつて送
られる。第4図の58は加熱要素である。
帰還する霧に対しては、第2図のように注入口
37が設けられ、こゝは逆流防止のための板38
でカバーされている。
第3図において、殺菌チヤンバー15内には、
チエーンコンベア12に取付けられた板条の容器
受け台13を案内するガイドレール39があり、
40はそれのボール又はころである。ガイドレー
ル39はチヤンバー15の壁に組み込まれ、チヤ
ンバー壁と共に気密室を構成している。
殺菌チヤンバー15はガイドレール39を境に
して上部と下部とからなる箱型に構成されてい
る。そして容器受け台13を境にして上方が上部
殺菌室41、下方が下部殺菌室42となつてお
り、各室には前記殺菌液霧化装置14からの霧を
第1図に示すチユーブ43を通して導くための供
給口44およびチユーブ45を通して排出するた
めの排出口46が設けられている。
このため殺菌液の霧は上下両殺菌室41,42
内に充満して容器2の全表面に均一かつ薄い膜と
して付着し、余剰の霧は排気される。
霧は前記霧化装置14からの無菌加熱空気流に
のつて殺菌チヤンバー15内を円滑に充満かつ移
動するが、このとき霧の粒の大きさに変化が生じ
ないようヒーター47,59で加熱される。
そして万一霧がしずくを形成したとしても容器
の方に滴下することがないように天井部が曲面4
8に形成されている。
49はしずくを排出するためのドレンである。
またドレン49と供給口44との間には霧の流れ
方向を規制する板50が設けられている。
この板50によつて霧は一部が容器の底方向に
上昇させられ、他部はドレン方向に押し下げられ
て壁面で冷却され凝結せしめられる。
殺菌チヤンバー15から排出された余剰霧は第
4図で示されるように回収室51に送られ、パワ
ーユニツト54によるDC高電圧印加で作動する
静電フイルターによつて回収され、凝結器52を
経てミニタンク53からポンプP1によつて再使用
のためタンク28に送り返される。
一方、前記殺菌チヤンバー15のドレン49か
ら回収された殺菌液も凝縮器55を経て上記回収
系に合流させられる。殺菌液がガス化したものは
別系統56へと排気させる。
かくして、殺菌液霧化装置14からは常時均一
な粒子の霧がチヤンバー15内に供給され容器2
の全面に均等に付着することゝなる。
霧は霧化装置14内で常時生成され、一方容器
2はその供給方式との関連で間欠移動されるが、
霧の粒が極めて小さく、かつ均一であるため、絶
えずチヤンバー15内に供給しておいても過度に
殺菌液が付着することがない。しかし、容器2の
コンベアの間欠駆動から得ることのできるタイミ
ング信号で作動される弁57を第4図のように設
けて容器2がチヤンバー内に到来した時だけ霧を
殺菌チヤンバー15内に吹き込むようにし、殺菌
剤の浪費を避けるようにすることもできる。
なお、前記殺菌液霧化装置14に代えて二流体
式スプレイノズルを使用することもできる。この
場合はノズルをチヤンバー15の天井部に取り付
けておき、こゝから無菌エアーと共に殺菌液を容
器に向けて噴射することになる。
以上のようにして必要最小限の殺菌液が微細な
霧として付着せしめられた容器2は、次いで殺菌
液乾燥部Dに送られる。乾燥部Dは導管60から
無菌加熱エアーを空気箱61内に導いてノズル6
2より容器に向けて噴射するようになつている。
こゝで、容器2には殺菌液が前記チヤンバー15
内において均一かつ極めて薄い層となつて付着し
ているから迅速に乾燥除去されることになる。殺
菌液が乾燥除去されたら容器2は次いで充填部E
に送られる。
充填部Eでは管63より完全滅菌された食品等
の内容物が送られ、充填ノズル64により容器2
に定量充填される。
次に容器2の蓋としてAlとプラスチツク、プ
ラスチツクと紙との積層材等の連続状蓋材をフラ
ンジ部に合せて供給シールする。
連続状蓋材65は巻取り体66の状態にあつ
て、蓋材供給部Gより一般の無菌システムと同
様、テンシヨンロール67を経て殺菌槽68にあ
る殺菌剤にて滅菌後ターンロール69を経て乾燥
部Hに到る。
乾燥部Hは殺菌液と殺菌剤槽68の仕切70と
が外気とのシールの役目を果しているので無菌室
となつている。
連続状蓋材65は乾燥部Hにて乾燥ノズル支持
ステー71に取り付けられた複数の乾燥ノズル7
2より無菌加熱エアーが吹きつけられて完全に乾
燥される。
蓋材65はシール部ターンロール73迄の過程
にスピツチ修正ロール74を通過する。そしてシ
ール部ターンロール73を経た後、シール部Fに
て予め蓋材65に塗布してある加熱シール材を介
して容器2にシールされるが、このときクランク
75aによつて上下動するシール受台75上に容
器受け台13がのり、容器2を定位置に保つよう
にする。
更に位置が出た所で上部よりエアシリンダー7
6により無菌的に駆動される加熱部品77に取り
つけられたシール部片が下降し、蓋材65を容器
2の上にてシール部片にある突起によつて加熱圧
着し完全に密封する。
加熱部品77の内部にはヒーターが複数個内蔵
されており、シール部片が適性温度になるように
コントロールされている。このシールは容器2の
フランジ部にそつて円周上一定の巾で行なわれ
る。しかる後容器2は連続状蓋材65に連続的に
連続シールされた形となり、次いで切断又は打抜
きのため切断部へコンベアによつて搬送され
る。切断部では上下動する刃物固定体78につ
けられた切断刃79が容器受け台13上の蓋材6
5を押し切る。
以上によつて内容物の充填された無菌の密閉容
器が出来、コンベア12で製品排出部Jに搬送さ
れる。
搬送途中、容器フランジ部を支持するガイドバ
ー80が容器2を上方に押し上げ、容器2は完全
に底部支持ステー81上に乗り、コンベア12よ
り離れる。容器2はコンベア12より離れると直
ちに排出コンベア82により外部へ送り出され
る。
以上の装置はこれらの工程、即ちA〜J迄全て
無菌のエアーにより充満され、この無菌エアーは
噴出口83から無菌室内に流入し、集積保持枠1
及び製品排出部Jの出口より吹き出し、外部より
菌が混入して来ないようになつており、かつ無菌
チヤンバー5内における殺菌部Cよりも右方部分
が最も高くそれぞれ前方の容器集積保持部A及び
後方の製品排出部J方向へ吹き分かれて外部より
容器2に付着してくる菌が、決して容器殺菌後工
程の室内に入り込まぬよう、かつ容器殺菌部Cか
ら漏洩するミストが容器乾燥部D方向に到らない
よう配慮されている。
本発明は以上のような殺菌包装システムに組み
込まれる予殺菌装置であつて、前記殺菌液霧化装
置14すなわちH2O2ミスト超音波発生装置と同
様な殺菌装置を用いて無菌装置のための無菌チヤ
ンバー5内とその配管とを合理的に殺菌しうるよ
うにしたものである。
具体的には蒸気配管、フイルター、主配管、バ
イパス配管、フアン、ヒーター、ミスト発生部、
幾つかの配管系、チヤンバー、排気配管系、電磁
弁からなつており、次のような殺菌がなしうるよ
うになつている。
a フイルターと一部配管の蒸気殺菌 b 主配管、バイパス配管のループ状H2O2ミス
ト殺菌 c 配管系H2O2ミスト殺菌 d 無菌チヤンバー内H2O2ミスト殺菌 e 配管系、無菌チヤンバーの乾燥 f 生産稼働 さて、第5図において84は電磁弁SV6
SV10,SV13のある主配管であつて、これがフイ
ルター85と電磁弁SV3のある配管86に連通
し、配管86に直交する配管88には電磁弁SV1
とSV2があつてそれぞれの弁の開閉によつてエア
ーと蒸気とが送られるようになつている。
主配管84と直交する電磁弁SV3とSV6の間に
ある配管89,87には電磁弁SV5,SV4があ
り、これからフアン91のある枝配管90とヒー
ター93のある枝配管92が分岐している。
枝配管90には電磁弁SV7とSV9がフアン91
を間にはさんで設けられ、枝配管92はH2O2
スト超音波発生装置14につながり電磁弁SV8
ヒーター93との間に枝配管90がつながつてい
る。
H2O2ミスト超音波発生装置14からは電磁弁
SV10とSV13との間に主配管84につながる配管
94があり、電磁弁SV12とSV11をもつている。
主配管84は又電磁弁SV14,SV15,SV16をそ
れぞれもつ分割配管95,96,97につなが
り、これら分割配管95,96,97は又配管系
98,99,100を経て無菌チヤンバー5につ
ながる配管101,102,103につながり、
それぞれに電磁弁SV18,SV19,SV20が供給側に
又は電磁弁SV22,SV23,SV24を排気側にもつて
いる。105はこれら配管につながる1つの排気
配管である。
H2O2ミスト超音波発生装置14から発生した
H2O2ミストは又電磁弁SV17のある配管104か
ら無菌チヤンバー5に送られ余剰のH2O2ミスト
は電磁弁SV21のある排気配管106を経て排気
されるようになつている。
そこで生産稼働に入る前のフイルターと一部配
管の蒸気殺菌aから説明すると、これは第5図に
示されており、電磁弁SV2,SV3,SV4を開き他
を全て閉じる。
電磁弁SV2側の配管88から蒸気を入れると蒸
気はフイルター85と電磁弁SV3のある配管86
から電磁弁SV4のある配管87を経て排出され
る。
こゝで蒸気を使用するのはフイルター85が介
在しているためである。
したがつて、フイルター85、配管88,8
6,87が殺菌される。
次に主配管、バイパス配管のループ状H2O2
スト殺菌bについて説明すると、第6図において
電磁弁SV2,SV3,SV4を閉じ電磁弁SV5,SV7
SV9,SV12,SV10,SV6を開いてループを形成す
る。このとき電磁弁SV6から電磁弁SV10が主配管
で、電磁弁SV5から電磁弁SV12はバイパス配管で
ある。
ヒーター93を昇温し、H2O2ミストを発生装
置14から発生させ、フアン91を回してH2O2
ミストを第6図のようにループ内を循環させ配管
84,89,90,92,94の殺菌を行なう。
次に配管系H2O2ミスト殺菌cについて説明す
ると、第7図においてフアン91を止め電磁弁
SV7,SV9を閉じ電磁弁SV8を開く。同時に電磁
弁SV1,SV3,SV5,SV12,SV13を開く。
そうすると第7図に示すように配管88,8
6,89,92から超音波ミスト発生装置14に
向つてエアーが送られH2O2ミストがこのエアー
の流れにのつて配管94に向つて送られる。分割
配管では先ず電磁弁SV14,SV22を開いて以上の
ようなH2O2ミストを配管系98に搬送し排気す
る。
次に電磁弁SV14,SV22を閉じ電磁弁SV15
SV23を開いて同様にH2O2ミストを配管系99に
搬送し排気する。配管100についても同様であ
る。このようにして配管系全てを殺菌する。
次に無菌チヤンバー内のH2O2ミスト殺菌dに
ついて説明すると、前記配管系H2O2ミスト殺菌
cに引続いて、第8図に示すように電磁弁
SV22,SV23,SV24を閉じ、電磁弁SV18,SV19
SV20を順次開き、配管95,96,97及び配
管系98,99,100から配管101,10
2,103のそれぞれを通じて無菌チヤンバー5
内にH2O2ミストを導入し、電磁弁SV21のある配
管106から排気する。
次に配管系無菌チヤンバーの乾燥eについて説
明すると、超音波ミスト発生装置14における
H2O2ミストの発生を止め、前記配管系H2O2ミス
ト殺菌c、無菌チヤンバー内のH2O2ミスト殺菌
dと同様の経路で加熱エアーを送り乾燥させる。
以上のようにして各配管及びチヤンバー内の部
品、空間、壁面を殺菌した後で生産稼働fに入
る。
この場合は第9図に示すように電磁弁SV17
閉じ、電磁弁SV6,SV10,SV25を開く、そうする
と主配管84から各配管95,96,97及び各
配管系101,102,103を経て無菌チヤン
バー5に無菌エアーを送つて無菌チヤンバー5を
陽圧化し、また超音波ミストを発生装置14から
配管104、電磁弁SV25を経てチヤンバー15
中に送ることにより生産に移ることができる。
なお、チヤンバー15に二流体スプレイノズル
を使用する場合には次のようにして実稼働に入
る。最初に電磁弁SV5,SV8,SV17を閉じ、
SV6,SV10を開く。すると第10図でも示される
ようにエアーが配管84,95,96,97を経
て、さらに101を経てスプレーエアーがチヤン
バー15のノズルに送られ殺菌液がスプレイされ
る。また、102,103を経てチヤンバー5中
に陽圧用エアーが送られることになる。
以上何れにしても本発明は、超音波等により発
生させたH2O2ミストをフイルターを通過したエ
アーの流れに乗せてこれを配管及び無菌チヤンバ
ーに導いて予殺菌を行なうことができるものであ
つて、無菌チヤンバーにつながる前記配管を殺菌
工程数に応じて複数に分割すると共にこれらをフ
イルターからの主配管に接続し、この主配管から
ループ状に分岐したバイパス配管中にH2O2ミス
ト超音波発生装置を設け、該バイパス配管はフア
ンを用いてH2O2ミストを循環させるべく構成
し、かつ以上のような配管中に切替弁を設けて、
フイルターと配管一部の蒸気殺菌主配管とバイパ
ス配管のH2O2ミスト殺菌、配管系H2O2ミスト殺
菌、無菌チヤンバー内H2O2ミスト殺菌、配管系
と無菌チヤンバーの乾燥及び生産稼働とにそれぞ
れH2O2ミスト及びエアーの搬送経路をできるよ
うに構成されたものであつて、生産稼働の前に行
なう配管及び無菌チヤンバー内の殺菌を隅々まで
合理的に行なうことができるという特徴を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は無菌包装装置の概略図。第2図は殺菌
液霧化の一例の垂直断面図。第3図は殺菌チヤン
バーの概略垂直断面図。第4図は殺菌液及び無菌
エアーの流路系統図。第5,6,7,8,9図は
本発明装置の動作説明図、たゞし第9図はチヤン
バー15に超音波ミストを使用する場合の動作説
明図。第10図はチヤンバー15に二流体ノズル
を使用する場合の部分動作説明図である。 5……無菌チヤンバー、14……H2O2ミスト
超音波発生装置、84……主配管、85……フイ
ルター、91……フアン、93……ヒーター、
SV1〜SV25……電磁弁、86,88,87,9
0,92,94,95,96,97,101,1
02,103,104,105,106……配
管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 超音波等により発生させたH2O2ミストをフ
    イルターを通過したエアーの流れに乗せてこれを
    配管及び無菌チヤンバーに導いて殺菌を行なうこ
    とができるものであつて、無菌チヤンバーにつな
    がる前記配管を殺菌工程数に応じて複数に分割す
    ると共に、これらをフイルターから主配管に接続
    し、この主配管からループ状に分岐したバイパス
    配管中にH2O2ミスト超音波発生装置を設け、こ
    のバイパス配管はフアンを用いてH2O2ミストを
    循環させるように構成し、かつ以上のような配管
    中に切換弁を設けて、フイルターと配管一部の蒸
    気殺菌、主配管とバイパス配管のH2O2ミスト殺
    菌、配管系H2O2ミスト殺菌、無菌チヤンバー内
    H2O2ミスト殺菌、配管系と無菌チヤンバーの乾
    燥、以上の予殺菌と生産稼働とにそれぞれH2O2
    ミスト及びエアーの搬送経路を切替えることがで
    きるように構成された無菌包装機における配管及
    び無菌チヤンバー内の予殺菌装置。
JP14838979A 1979-11-16 1979-11-16 Preparatory sterilizer in piping and germless chamber in germless packer Granted JPS5670768A (en)

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JPS5670768A JPS5670768A (en) 1981-06-12
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