JPH062885Y2 - 蒸気のドレン除去装置 - Google Patents

蒸気のドレン除去装置

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JPH062885Y2
JPH062885Y2 JP1987189899U JP18989987U JPH062885Y2 JP H062885 Y2 JPH062885 Y2 JP H062885Y2 JP 1987189899 U JP1987189899 U JP 1987189899U JP 18989987 U JP18989987 U JP 18989987U JP H062885 Y2 JPH062885 Y2 JP H062885Y2
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steam
drain
chamber
pipe
injection nozzle
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亮 林
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はドレン除去装置、特に容器の殺菌に用いる蒸気
のドレン除去装置に関する。
〔従来の技術〕
紙容器、プラスチック容器等に食料品等の内容物を殺菌
状態で充填する場合、近年無菌充填法が注目をあつめて
いる。この無菌充填法の1つとして蒸気を容器内に噴射
する方法があり、高温高圧の蒸気を使用する場合、ある
いは超加熱蒸気を使用する場合とがある。しかし、前者
は容器内に噴射された高温高圧の蒸気が断熱膨張するた
め、容器内が殺菌に必要な温度に達し難く、後者は設備
が大規模となり生産コストが上昇するという問題があ
る。
上記の問題を解決する手段として本考案者は熱風と蒸気
との混合気による効率的な殺菌方法を提案している(昭
和62年12月16日付の特許出願)。
ところで、常圧状態の蒸気を噴射する場合、蒸気発生源
から蒸気噴射ノズルに至る蒸気供給管中でドレンが発生
し、連続噴射する場合でもドレンが噴射されることがあ
り、さらに間欠的に噴射する場合、蒸気供給管閉鎖時に
ドレンが溜り、次の噴射時に溜っていたドレンが多量に
噴射されることがある。
そこで第5図に示されるように蒸気噴射ノズル21の開
閉弁23の上流側近傍の蒸気供給管20にドレン排出管
22を配管し、このドレン排出管の開閉弁24を若干開
放し常時蒸気を少量ずつ放出しておくという方法があ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第5図に示される手段では、開閉弁23の閉鎖
時に滞留するドレンの発生は若干防止できるが、蒸気と
ともに流れてきたドレンはそのまま噴射され、充分なド
レン除去は望めなかった。
本考案は上記の問題点を解決する蒸気のドレン除去装置
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は蒸気供給管の経路中に設置するドレン除去装置
が蒸気とドレンとを一旦収容するチャンバーを有し、こ
のチャンバーに蒸気供給管と蒸気噴射ノズル管とドレン
排出管とが接続され、前記チャンバーにおける前記蒸気
供給管の接続位置が相対的に前記蒸気噴射ノズル管の接
続位置の下方になるように設置せしめるような構成とし
た。
〔作用〕
ドレン除去装置のチャンバーに蒸気供給管と蒸気噴射ノ
ズル管とドレン排出管とを接続し、前記蒸気供給管の接
続位置を相対的に前記蒸気噴射ノズル管の接続位置の下
方に配置せしめる。
前記蒸気噴射ノズル管から蒸気が噴射されている時は、
前記蒸気供給管を通って前記チャンバーに送り込まれチ
ャンバー内に一旦収容された蒸気とドレンのうち、蒸気
のみが前記チャンバーの上方に接続する蒸気噴射ノズル
管に送られ、一方、ドレンはチャンバー内を落下し前記
ドレン排出管から系外へ除去される。また、前記蒸気噴
射ノズル管の経路中の開閉弁が閉鎖している時は、前記
チャンバー内で発生したドレンはチャンバー内を落下し
前記ドレン排出管から系外へ除去されるので、蒸気開閉
弁を開放して噴射を開始しても蒸気のみが前記蒸気噴射
ノズル管に送られる。
〔実施例〕
本考案の蒸気のドレン除去装置について第1図乃至第3
図を参照して説明する。
第1図および第2図では、本考案のドレン除去装置は蒸
気とドレンとを一旦収容するチャンバー1を有し、この
チャンバー1には、蒸気供給源(図示せず)から供給さ
れる蒸気を移送するための蒸気供給管2と、蒸気を噴射
するための蒸気噴射ノズル管3と、発生したドレンを排
出除去するためのドレン排出管4とが接続されている。
前記チャンバー1は筒状の密封構造をなし、底部はその
中央が凹部をなしており、前記蒸気供給管2のチャンバ
ー1への接続位置5は相対的に前記蒸気噴射ノズル管3
のチャンバー1への接続位置6の下方となるように配置
されている。この場合、前記接続位置6はチャンバー1
の側壁面のいずれの方向(第1図に示される例)、ある
いは、チャンバー1の上部壁面(第2図に示される例)
のいずれであってもよい。
前記ドレン排出管4のチャンバー1への接続位置7はチ
ャンバー1の底部の略中央である。
前記蒸気噴射ノズル管3は図示例ではその経路中でチャ
ンバー1の近傍に電磁開閉弁8を有し、この電磁開閉弁
8の開閉により蒸気を間欠噴射することができる。前記
ドレン排出管4は図示例では、その経路中に開閉弁9を
有し、この開閉弁9を開放することにより、前記チャン
バー1内に発生したドレンを系外へ除去することができ
る。
次に本考案のドレン除去装置を用いて蒸気と熱風との混
合気を形成する場合について第3図を参照して説明す
る。
蒸気発生源から前記蒸気供給管2に送られた蒸気11は
前記チャンバー1内を経由して前記蒸気噴射ノズル管3
内を流れ、そして蒸気噴射ノズル管3の噴射口3aから
熱風噴射ノズル10内に噴射され、熱風噴射ノズル中送
風されている熱風12と混合して混合気13となり、噴
射口10aより噴射される。
この場合、チャンバー1に送られた蒸気11は、前記蒸
気供給管2内で発生したドレンを含むが、前記蒸気供給
管2の接続位置5が前記蒸気噴射ノズル管3の接続位置
6よりも下方にあるため、蒸気11のみが前記蒸気噴射
ノズル管内に流入する。
一方、ドレンはチャンバー1内を落下してチャンバー1
の前記ドレン排出管4の接続位置7に集まり、ドレン排
出管4の開閉弁9を開放することによりドレンを系外へ
除去できる。
また、前記蒸気噴射ノズル管3の電磁開閉弁8が閉鎖さ
れた場合、チャンバー1内に発生したドレンはチャンバ
ー1内を落下し、蒸気の場合と同様にドレン排出管4を
経て系外へ除去されるため、電磁開閉弁8を開放して蒸
気の噴射を再開したときもドレンを含まない蒸気のみが
噴射される。
尚、前記チャンバー1の周囲に断熱保温材を設置するこ
とにより本考案の効果がより向上し、さらにチャンバー
1を加熱源により加熱できるようにすればさらに効果が
向上する。
尚、第4図に示されるように、蒸気噴射ノズル管15を
熱風噴射ノズル10の噴射口10aの上流側の所定位置
に設けた孔部10bから熱風噴射ノズル10内に挿入
し、噴射口10aの近傍まで配管することにより、電磁
開閉弁14を開放したときに蒸気噴射ノズル管15内を
流れる蒸気11がドレンを含有する場合でも、熱風噴射
ノズル10内の配管部分を流れる間にドレンが加熱蒸発
して、最終的には噴射口3aから蒸気のみを噴射するよ
うにすることができる。
〔考案の効果〕
本考案の蒸気のドレン除去装置によれば、蒸気を連続噴
射する場合でも、また、間欠噴射する場合でも、発生し
たドレンをきわめて効果的に除去することができ、ドレ
ンを含まない蒸気のみの噴射が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のドレン除去装置の1実施例を示す図
面、第2図は本考案のドレン除去装置の他の実施例を示
す図面、第3図は本考案のドレン除去装置を蒸気と熱風
との混合気発生装置に使用した1例を示す図面、第4図
は蒸気と熱風との混合気発生におけるドレン除去の他の
装置を示す図面、第5図は従来のドレン除去装置の1例
を示す図面である。 1…チャンバー、2…蒸気供給管、3…蒸気噴射ノズ
ル、4…ドレン排出管、5、6、7…接続位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸気供給源と蒸気噴射ノズルとを結ぶ蒸気
    供給配管の経路中に設置するドレン除去装置において、
    前記ドレン除去装置は蒸気とドレンとを一旦収容するチ
    ャンバーを有し、このチャンバーに蒸気供給管と蒸気噴
    射ノズル管とドレン排出管とが接続され、前記チャンバ
    ーにおける前記蒸気供給管の接続位置が相対的に前記蒸
    気噴射ノズル管の接続位置の下方になるように配置せし
    めたことを特徴とする蒸気のドレン除去装置。
JP1987189899U 1987-12-16 1987-12-16 蒸気のドレン除去装置 Expired - Lifetime JPH062885Y2 (ja)

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JP1987189899U JPH062885Y2 (ja) 1987-12-16 1987-12-16 蒸気のドレン除去装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0194206U JPH0194206U (ja) 1989-06-21
JPH062885Y2 true JPH062885Y2 (ja) 1994-01-26

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ID=31480907

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5670768A (en) * 1979-11-16 1981-06-12 Dainippon Printing Co Ltd Preparatory sterilizer in piping and germless chamber in germless packer
JPS6013897A (ja) * 1983-07-01 1985-01-24 ライオン株式会社 発泡性硬表面洗浄剤組成物

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JPH0194206U (ja) 1989-06-21

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