JPS62152909A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPS62152909A JPS62152909A JP60292451A JP29245185A JPS62152909A JP S62152909 A JPS62152909 A JP S62152909A JP 60292451 A JP60292451 A JP 60292451A JP 29245185 A JP29245185 A JP 29245185A JP S62152909 A JPS62152909 A JP S62152909A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carcass layer
- tire
- bead
- rubber stock
- folded back
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、外部サイド部の剛性を向上させ、旋回時の操
縦安定性を向上させた、主として乗用車用として使用さ
れる空気入りタイヤに関する。
縦安定性を向上させた、主として乗用車用として使用さ
れる空気入りタイヤに関する。
乗用車用として多用される従来の軽量化空気入りタイヤ
は、第２図に示されるように、カーカス層ｌの端部がビ
ードワイヤ２の廻りに矢印Ａで示すタイヤ内側から矢印
Ｂで示すタイヤ外側に折り返されて巻き上げられたビー
ド部３を有している。
は、第２図に示されるように、カーカス層ｌの端部がビ
ードワイヤ２の廻りに矢印Ａで示すタイヤ内側から矢印
Ｂで示すタイヤ外側に折り返されて巻き上げられたビー
ド部３を有している。
このようなビード部３のカーカス層巻き上げ構造では、
縦ばね定数および横ばね定数ともに低いので、突起衝撃
力は小さく乗心地、性に優れてはいるが、反面、操縦安
定性が良くない傾向にある。
縦ばね定数および横ばね定数ともに低いので、突起衝撃
力は小さく乗心地、性に優れてはいるが、反面、操縦安
定性が良くない傾向にある。
また、このような空気入りタイヤを装着した車両が第４
図に示すように路面７上を直進するときには、実線で示
す空気圧充填詩形状および破線で示す荷重負荷詩形状の
如く対称変形するので乗心地性には問題はないが、車両
の方向旋回時には、タイヤは遠心力および車両のロール
によって第４図の直進時に比較して第３図に示すように
、路面７に対して非対称変形を生じてしまう。
図に示すように路面７上を直進するときには、実線で示
す空気圧充填詩形状および破線で示す荷重負荷詩形状の
如く対称変形するので乗心地性には問題はないが、車両
の方向旋回時には、タイヤは遠心力および車両のロール
によって第４図の直進時に比較して第３図に示すように
、路面７に対して非対称変形を生じてしまう。
その際、旋回時タイヤ外側βのカーカス層１はタイヤ内
側αに比べて大きな力、すなわち、荷重を負担するので
、旋回時の操縦安定性はこの外側βのサイド部の剛性の
大小によるところが大となる。なお、第２図の従来例で
は、ビード部３において折り返されていないカーカス層
１の本体の外側（タイヤ外側Ｂ）に、ゴムストック４を
配設しているためにゴムストック４には引張力が作用す
る。
側αに比べて大きな力、すなわち、荷重を負担するので
、旋回時の操縦安定性はこの外側βのサイド部の剛性の
大小によるところが大となる。なお、第２図の従来例で
は、ビード部３において折り返されていないカーカス層
１の本体の外側（タイヤ外側Ｂ）に、ゴムストック４を
配設しているためにゴムストック４には引張力が作用す
る。
そこで、引張剛性よりも圧縮剛性が大きいというゴムの
物性から、第２図の従来例ではタイヤ外側Ｂのサイド部
の剛性が小さく、旋回時の操縦安定性に問題がある。
物性から、第２図の従来例ではタイヤ外側Ｂのサイド部
の剛性が小さく、旋回時の操縦安定性に問題がある。
本発明は、このような問題点を解消するためになされた
ものであって、ビード部のカーカス層の巻き上げ部にお
いて、折り返されていないカーカス層本体の内側（タイ
ヤ内側Ｂ）に、該カーカス層本体に隣接してゴムストッ
クを配置することにより、コーナリング時にサイド部の
剛性の向上をはかり、かつ、操縦安定性を向上させるこ
とを目的としたものである。
ものであって、ビード部のカーカス層の巻き上げ部にお
いて、折り返されていないカーカス層本体の内側（タイ
ヤ内側Ｂ）に、該カーカス層本体に隣接してゴムストッ
クを配置することにより、コーナリング時にサイド部の
剛性の向上をはかり、かつ、操縦安定性を向上させるこ
とを目的としたものである。
〔発明の構成〕
このため、本発明は、カーカス層の端部がビードワイヤ
の廻りにタイヤ内側からタイヤ外側へ折り返されたビー
ド部を有するタイヤにおいて、前記ビード部の折り返さ
れていないカーカス層本体の内側に、該カーカス層本体
に隣接してショアＡ硬度９０以上のゴムストックを配設
し、かつ、該ゴムストックの上端をタイヤ最大幅位置近
傍に位置せしめたことを特徴とする空気入りタイヤを要
旨とするものである。
の廻りにタイヤ内側からタイヤ外側へ折り返されたビー
ド部を有するタイヤにおいて、前記ビード部の折り返さ
れていないカーカス層本体の内側に、該カーカス層本体
に隣接してショアＡ硬度９０以上のゴムストックを配設
し、かつ、該ゴムストックの上端をタイヤ最大幅位置近
傍に位置せしめたことを特徴とする空気入りタイヤを要
旨とするものである。
以下、図を参照して本発明の構成について詳しく説明す
る。
る。
第１図は、本発明の一実施例の空気入りタイヤの要部断
面説明図である。この空気入りタイヤは、第２図の従来
例と同様に、カーカス層１の端部がビードワイヤ２の廻
りに矢印Ａのタイヤ内側から矢印Ｂのタイヤ外側に折り
返されたビード部３を有している。
面説明図である。この空気入りタイヤは、第２図の従来
例と同様に、カーカス層１の端部がビードワイヤ２の廻
りに矢印Ａのタイヤ内側から矢印Ｂのタイヤ外側に折り
返されたビード部３を有している。
本発明では、ビード部３において折り返されていないカ
ーカス層１の本体の内側（タイヤ内側Ａ）に、該本体に
隣接してショアＡ硬度９０以上のゴムストック４を配設
している。このゴムストック４は、ビードフィラー５を
包囲するようにカーカス層１の本体の内側に隣接し、か
つその上端がタイヤ最大幅Ｗの位置近傍に位置するよう
に配されている。なお、ビードフィラー５としては、そ
の硬度がショアＡ硬度９０以上のものが用いられる。
ーカス層１の本体の内側（タイヤ内側Ａ）に、該本体に
隣接してショアＡ硬度９０以上のゴムストック４を配設
している。このゴムストック４は、ビードフィラー５を
包囲するようにカーカス層１の本体の内側に隣接し、か
つその上端がタイヤ最大幅Ｗの位置近傍に位置するよう
に配されている。なお、ビードフィラー５としては、そ
の硬度がショアＡ硬度９０以上のものが用いられる。
以上の構成からなる本発明の空気入りタイヤでは、ショ
アＡ硬度９０以上のゴムストックを、折り返されていな
いカーカス層本体の内側に該本体に隣接して配設したの
で、ゴムストック４には圧縮力が作用することになる。
アＡ硬度９０以上のゴムストックを、折り返されていな
いカーカス層本体の内側に該本体に隣接して配設したの
で、ゴムストック４には圧縮力が作用することになる。
このため、本発明の空気入りタイヤは、第２図の従来の
空気入りタイヤに比較して外側サイド部の剛性が明らか
に向上し、したがって旋回時の操縦安定性が向上する。
空気入りタイヤに比較して外側サイド部の剛性が明らか
に向上し、したがって旋回時の操縦安定性が向上する。
また、直線走行時のばね定数は、本発明の空気入りタイ
ヤにおいても第４図の従来例に示したような形状である
ので、従来構造と本発明のタイヤのビード部のカーカス
層巻き上げ構造とによる差は殆どなく、乗心地性は良好
である。
ヤにおいても第４図の従来例に示したような形状である
ので、従来構造と本発明のタイヤのビード部のカーカス
層巻き上げ構造とによる差は殆どなく、乗心地性は良好
である。
以上説明したように、本発明の空気入りタイヤは、従来
の空気入りタイヤに比較して縦ばね定数を殆ど変えるこ
となく、旋回時の横剛性を向上させることができ、した
がって、旋回・時の操縦安定性を向上させることができ
る。
の空気入りタイヤに比較して縦ばね定数を殆ど変えるこ
となく、旋回時の横剛性を向上させることができ、した
がって、旋回・時の操縦安定性を向上させることができ
る。
また、縦ばね定数は殆ど従来のものと変らないので、乗
心地性を悪化させることがない。
心地性を悪化させることがない。
このため、本発明の空気入りタイヤは、特に乗用車用と
して有用である。
して有用である。
第１図は本発明の一実施例の空気入りタイヤの要部断面
説明図、第２図は従来の空気入りタイヤの一例の要部断
面説明図、第３図は第２図のタイヤの左旋回時の接地状
況を示す説明図、第４図は第２図のタイヤの直進時の接
地状況を示す説明図である。 １・・・カーカス層、２・・・ビードワイヤ、３・・・
ビード部、４・・・ゴムストック、５・・・ビードフィ
ラー。
説明図、第２図は従来の空気入りタイヤの一例の要部断
面説明図、第３図は第２図のタイヤの左旋回時の接地状
況を示す説明図、第４図は第２図のタイヤの直進時の接
地状況を示す説明図である。 １・・・カーカス層、２・・・ビードワイヤ、３・・・
ビード部、４・・・ゴムストック、５・・・ビードフィ
ラー。
Claims (1)
- カーカス層の端部がビードワイヤの廻りにタイヤ内側か
らタイヤ外側へ折り返されたビード部を有するタイヤに
おいて、前記ビード部の折り返されていないカーカス層
本体の内側に、該カーカス層本体に隣接してショアＡ硬
度９０以上のゴムストックを配設し、かつ、該ゴムスト
ックの上端をタイヤ最大幅位置近傍に位置せしめたこと
を特徴とする空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60292451A JPS62152909A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60292451A JPS62152909A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62152909A true JPS62152909A (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=17781970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60292451A Pending JPS62152909A (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62152909A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03193510A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-23 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| US5733395A (en) * | 1995-07-25 | 1998-03-31 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire for two-wheeled vehicle with hard rubber layer outside carcass turn-up |
| JP2007015451A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP60292451A patent/JPS62152909A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03193510A (ja) * | 1989-12-22 | 1991-08-23 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| US5733395A (en) * | 1995-07-25 | 1998-03-31 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire for two-wheeled vehicle with hard rubber layer outside carcass turn-up |
| JP2007015451A (ja) * | 2005-07-05 | 2007-01-25 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 空気入りタイヤ |
| JP4738918B2 (ja) * | 2005-07-05 | 2011-08-03 | 住友ゴム工業株式会社 | 空気入りタイヤ |
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