JPS62151440A - 貼合せ用硬質艶消しフイルム - Google Patents

貼合せ用硬質艶消しフイルム

Info

Publication number
JPS62151440A
JPS62151440A JP29608385A JP29608385A JPS62151440A JP S62151440 A JPS62151440 A JP S62151440A JP 29608385 A JP29608385 A JP 29608385A JP 29608385 A JP29608385 A JP 29608385A JP S62151440 A JPS62151440 A JP S62151440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
vinyl chloride
resin
chloride resin
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29608385A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Adachi
英治 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP29608385A priority Critical patent/JPS62151440A/ja
Publication of JPS62151440A publication Critical patent/JPS62151440A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋼板や合板の表面に貼合じて同調エンボス模
様を形成するための貼合せ用フィルムに関づる。
(従来技術) 鋼板や合板の表面に印刷フィルムを貼合じて基材のIW
 3’! (υ装飾を図ることは既に広く行われている
そしてその一つの方法として、鋼板等の表面にベースト
レジン層を介して感熱性印刷を施した熱収縮性フィルム
を貼り合せ、そのフィルムを加熱して熱吸収の大きい暗
色部を選択的に収縮させることにより、同調エンボス模
様をもった鋼板等を得る方法がある(特公昭55−16
809号、特公昭55−16810J″i名°)。
この場合、装飾効果を高めるため、フィルムとして艶消
しフィルムが要望されることがある。
(発明が解決しようとづる問題点) 従来上記用途には、塩化ビニルフィルムが多用されてい
る。ところが塩化ビニル樹脂フィルムは、鋼板等を折曲
げ加エザるとさの衝撃で割れやすいので、それを防止す
るため多量(通常樹脂100重R1部に対し25〜35
重徂部)の可塑剤を含有してcl>す、その人:めフィ
ルム保管中に自然収縮によるたるみが出て印刷適t4を
1日つたり、印刷時にフィルムが伸びるため正確な印刷
がしにくい等の問題がある。
また可塑剤の一部または全部に換えて、MBS樹脂、A
BS樹脂、塩素化ポリエチレン等の衝撃改良剤を用いる
と、割れやたるみは解消するが、折曲げ時にフィルムが
白化する現象が生じる。
一方艶消しフィルムを得る方法としては、通常のフィル
ムをエンボスロールにより後加工して艶消しにする方法
が晋通であるが、この方法によると、フィルムを鋼板等
に貼り合せた後加熱する工程で艶消しの一部が元の平滑
な状態にbどろという欠点がある。
艶消しフィルムを得る他の方法として、樹脂に無機フィ
ラーを混合することも考えられるが、やはり折曲げ時に
フィルムが白化してしまう。
(問題点を解決りるための手段) 本発明は、従来の上記諸問題を解決し、折曲げ性(割れ
、白化)、印刷性、艶消し性がともに層れた貼合せ用フ
ィルムを提供するものである。
即ら本発明の特徴は、エチレン含h12〜8i1t%、
平均重合度700以上の塩化ビニル−エチレン共重合樹
脂100重漕部に対し、架橋塩化ビニル樹脂または平均
重合度2500以上の塩化ビニル樹脂を10〜50工吊
部分散させてなり、直交づる2方向のi o o ’c
における熱収縮率か各々20〜45%であるフィルムを
同調エンボス形成用の貼合ぜ用フィルムとした点にある
以下本発明の詳細な説明する。なお以下の説明で、割合
を示ず「部」Jjよび「%」は、おのおの1重量部」お
よび「重量%」を表わす。
本発明フィルムの主体となる塩化ビニル−エチレン共重
合樹脂(以下rVC−E樹脂」という)は、エチレン含
量が2〜8%のものであって、これが2%未満では割れ
の改良効果が十分でなく、また8%を越えるとフィルム
が柔かくなりずぎる。
またVC−E樹脂の平均重合度は700以上とすること
が必要であり、これよりも小さいと割れが生じやすい。
平均重合度の上限は実用上1050程度であり、これよ
りも大きくなると相当量の可塑剤を添加しないとフィル
ム成形が難しくなる。
本ざご明においては、このVC−F樹脂に架橋塩化ビニ
ル樹脂または高重合度塩化ビニル樹脂を添加して艶消し
フィルムとする。これらの添加樹脂は、フィルムの溶融
成形時にも硬い核として残り、フィルム表面に微細な凹
凸を付与する。
架橋塩化ビニル樹脂としては、押出成形等の溶融成形時
にゲル粒子がV C−[樹脂中に粒径2〜8μm程度の
大きさで分散する部分架橋樹脂が好適である。
まlC高重合度塩化ビニル樹脂としては、平均重合度2
500以上のものが好適である。このような樹脂は、通
常ベーストレジン用として用いられているしのであって
、平均重合度の上限は6000程度である。
これら添加樹脂は、VC−E樹脂の溶融成形温度(通常
190〜200 ”C程度)にJ3いて不溶な粒子とし
て残ればよく、少量の共重合成分を含むものでもよい。
これら添加樹脂の添加量は、VC−E樹脂100部に対
し10〜50部の範囲とする。10部未)−シでは艶消
し効果が小さく、50部を越えると艶消し効果がそれ以
上向上しないだけでなくフィルム成形を困難にする。
本発明フィルムは、上記成分以外に、その特性を損わな
い程度に他の樹脂を含むことができ、まIC熱安定剤、
滑剤、着色剤等の通常の添加剤を必要に応じ含有させる
。但し、前述の通りMBS樹脂等の衝撃改良剤は、折曲
げ白化の原因となるので実質上含有させず、また可塑剤
等の液状成分の添加もフィルムの自然収縮の原因どなる
ので・、フィルムのクラツシュベルグ柔軟温度が40℃
未満とならないような量(例えばDOPでは、樹脂成分
総ff1100部に対し10部以下)に抑え、いわゆる
硬質フィルムとする8四がある。実用上は可塑剤を含ま
ないフィルムが好ましい。
本発明フィルムは、VC−ト樹脂を主体としているので
、衝撃改良剤や可塑剤を添加しなくても折曲げ時に割れ
が発生しないのである。
本発明フィルムは、押出成形、カレンダ成形刃の常法に
より得たシートを、縦横2方向に延沖して熱収縮性を付
与する。
熱収縮率は、100 ’Cの熱湯に5分間浸FJ した
ときの値で、2軸方向に各々20〜45%の範囲内とす
る。この値自体は特に特殊なものではない。
この範囲であれば、形成されるエンボスが深く同調感が
あり、またフィルムが収縮しりぎて破れる等の問題もな
い。
本発明フィルムの厚さとしては、20〜10011 m
程度が好適である。
(実施例) (実施例1) エチレン含量4%、平均重合度800のVC−E樹脂1
00部に、有機錫系安定剤3部および第1表に示ず樹脂
を添加して、押出成形により厚さ135μmのシート・
とじ、これを縦横各々1.5倍延伸して厚さ60μm、
熱収縮率が縦横とも約30%のフィルムとした。
そして1qられたフィルムの艶消しの良否をJISZ8
741に規定された60部表面光沢度により評価した。
その結果を第1表に併記する。光沢度は、60%以下で
あれば、良好な艶消しといえる。
第1表 (注1)  (注2) No  高重合度PVC架橋P■C光沢度の添加!iI
r  C部ン  の添加m(部ジ(注1)平均重合度4
500の塩化ビニル単独重合樹脂 〈注2)ゲルの分散粒径 3μm この結果から、添加樹脂を10部以上添加すると良好な
艶消しが1qられるが、50部を越えでも艶消し性はそ
れ以上向上しないことがわかる。
(実施例2) 第2表に示ず組成のvc−r”樹脂100部に、実施例
1と同じ架橋塩化ビニル樹脂を25部添加し、実施例1
と同様にして厚さ60μlのフィルムを製造した。
厚さ0.2mmの鋼板に100μm厚さに塩化ビニルペ
ーストレジンを塗布し、その上に感熱性印刷を施した前
記フィルムを貼合せ、赤外線ヒータて・約200〜25
0℃に加熱し、同調エンボス模様を有する積層鋼板を得
た。
各積層鋼板について、貼合せフィルムを上面にして、O
″Cにおいてデュポン落錘テストを行い、500!Jの
落鍾を50cmの高さから落したときの1tIII合C
フィルムの7;11れの有無、および鋼板変形部にcl
>ける貼り合せフィルムの白化の有無をみた。
その結果を第2表に(JI記りる。
υ1れは、全くないものをOlわずかに割れがみられる
ものを△、割れが若しいものをXとし、白化については
、全くないものを○、わずかにみられるものを△とした
第2表 NOエチレン  平均重合度 割れ  白化含量 0%
) 1   0    800    X    O221
05000〜△ 3   2    650    △  O〜Δ4  
 4    8.00   0   06   8  
  470    △   Oこの結果から、エチレン
含量および平均重合度が所定の範囲にある本発明フィル
ム(N02.4へ・5.7)は、割れJ5よび白化がみ
られず、優れている。
(発明の効果) 本発明フィルムは、VC−E樹脂を主体としたことによ
り、衝撃改良剤−X″33多分塑剤を添加し’J <又
も折曲げ時の割れがなく、また特定の添加樹脂を添加す
ることにより、折曲げ性を損わずに良好な、加熱戻りの
ない艶消しが1qられる。
そして多重の可塑剤を含まないため、熱収縮性を付与し
ても自然収縮によるたるみや印刷時の伸びがなく、優れ
た印刷性を有している。また製造上もエンボス加工等の
後加工を要しないため簡単であり、同調エンボス模様形
成用の貼合せフィルムとして極めて優れている。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレン含量2〜8重量%、平均重合度700以上の塩
    化ビニル−エチレン共重合樹脂100重量部に対し、架
    橋塩化ビニル樹脂または平均重合度2500以上の塩化
    ビニル樹脂を10〜50重量部分散させてなり、直交す
    る2方向の100℃における熱収縮率が各々20〜45
    %である貼合せ用硬質艶消しフィルム。
JP29608385A 1985-12-25 1985-12-25 貼合せ用硬質艶消しフイルム Pending JPS62151440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29608385A JPS62151440A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 貼合せ用硬質艶消しフイルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29608385A JPS62151440A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 貼合せ用硬質艶消しフイルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62151440A true JPS62151440A (ja) 1987-07-06

Family

ID=17828894

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29608385A Pending JPS62151440A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 貼合せ用硬質艶消しフイルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62151440A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02207244A (ja) * 1989-02-07 1990-08-16 Fuji Photo Film Co Ltd ウエブ端末サンプル測長方法
JPH02118793U (ja) * 1989-03-10 1990-09-25
JPH0374438A (ja) * 1989-08-15 1991-03-29 Shin Etsu Chem Co Ltd 艶消し熱収縮フイルム
WO2015033468A1 (ja) * 2013-09-09 2015-03-12 リケンテクノス株式会社 ポリ塩化ビニル系樹脂組成物フィルム

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02207244A (ja) * 1989-02-07 1990-08-16 Fuji Photo Film Co Ltd ウエブ端末サンプル測長方法
JPH02118793U (ja) * 1989-03-10 1990-09-25
JPH0374438A (ja) * 1989-08-15 1991-03-29 Shin Etsu Chem Co Ltd 艶消し熱収縮フイルム
WO2015033468A1 (ja) * 2013-09-09 2015-03-12 リケンテクノス株式会社 ポリ塩化ビニル系樹脂組成物フィルム
CN105518061A (zh) * 2013-09-09 2016-04-20 理研科技株式会社 聚氯乙烯系树脂组合物膜
JPWO2015033468A1 (ja) * 2013-09-09 2017-03-02 リケンテクノス株式会社 ポリ塩化ビニル系樹脂組成物フィルム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2573672B2 (ja) 異なる二軸配向のhdpeフィルム
TW323258B (ja)
WO1987006188A1 (en) Film for print lamination and process for contact bonding thereof by heating
JPS62151440A (ja) 貼合せ用硬質艶消しフイルム
CN1214709A (zh) 收缩膜以及制造具有最高热收缩的薄膜的方法
JP6673522B1 (ja) 壁紙
JP4742555B2 (ja) 発泡壁紙用原反及びその製造方法
JP2001283175A (ja) カード用シート
JP3645640B2 (ja) 積層体
JP2009184331A (ja) 離型フィルム
JP3251020B2 (ja) ポリエステル樹脂被覆金属板
JP5089050B2 (ja) 離型フィルム
JPH1044310A (ja) 積層体の製造方法
JPH074908B2 (ja) 粗面表層を有するポリ塩化ビニル積層フィルム
JPH08156192A (ja) 床 材
JP2958064B2 (ja) カード用オーバーシート
JPS6085944A (ja) 積層物
JP2516478B2 (ja) 印刷適性層用樹脂組成物
JP3818700B2 (ja) 熱収縮性フィルム
KR102404831B1 (ko) 이종 수지층이 구비된 적층 필름 및 이를 포함하는 화장시트
JP5071548B2 (ja) 発泡壁紙用原反及びその製造方法
JPH0455449B2 (ja)
JP2004331899A (ja) 熱可塑性ポリウレタンエラストマー組成物及びこの組成物を使用した積層体
JP3366665B2 (ja) 貼り合わせ用硬質ポリ塩化ビニル樹脂フイルム
JPS5989365A (ja) 塗布用組成物