JPS621512Y2 - - Google Patents

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JPS621512Y2
JPS621512Y2 JP1980175435U JP17543580U JPS621512Y2 JP S621512 Y2 JPS621512 Y2 JP S621512Y2 JP 1980175435 U JP1980175435 U JP 1980175435U JP 17543580 U JP17543580 U JP 17543580U JP S621512 Y2 JPS621512 Y2 JP S621512Y2
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JP
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valve
hole
closure
gas
valve element
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JP1980175435U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はゴム管が外れた時などにガス供給を遮
断するガス用安全弁に関するものである。
第1図は従来のこの種のガス用安全弁の一例を
示したもので、縦型にも横型にも使用できるよう
に45度に傾斜させたガス管路10′内に、ボール
状の弁子16′が転動自在に挿入されており、ゴ
ム管外れなどで一定流量以上のガス流が流れる
と、弁子16′が自重に抗して押し上げられ、弁
孔を閉塞するものである。一旦弁孔が閉塞される
と、原因が除去された後も弁孔の下流側の圧力が
大気圧まで低下しているので、圧力差により弁子
16′は弁孔に吸着されたままであり、従つて弁
子16′をリセツトするために、弁孔の下流側に
摺動自在に設けた被押棒23′をばね22′により
閉子25′の外周に形成したカム面24′に圧接さ
せ、閉子25′の閉方向への回動によつて、被押
棒23′を弁孔側へ移動させ、弁子16′をリセツ
トするようにしていた。
しかしこの従来の構成では、ガス流量が増加す
るとボール状の弁子16′が瞬間的に弁孔を閉塞
するので、流量調節のためにガスコツクを急激に
回動した時などのように、圧力差が瞬時に回復す
るような場合にも安全弁が作動してしまつて不便
であるという欠点があつた。
本考案は上述のような誤動作を防止でき、しか
も部品点数を節減することができるガス用安全弁
を提供することを目的とするものである。
以下本考案を図面に基づいて詳述する。第2図
及び第3図に示す実施例は、安全弁を壁内に埋設
する縦型として構成したもので、筒状の器具本体
1の中央部に閉子孔2を穿孔して閉子3を回動自
在に装着してある。4はこの閉子3の操作軸であ
り、操作軸4をまわせば回転子5を介して閉子3
が閉子孔2内で回転し、閉子3に設けられた導通
孔6によりガス管路10が開閉される。器具本体
1のガス流出側端部にはゴム管先端のソケツトを
接続するためのプラグ7が連結され、また器具本
体1のガス流入側端部には安全弁11を内装した
フランジ管8が接続されており、このフランジ管
8の側部内面にはガス管接続用のテーパねじ9が
形成されている。
第3図において、安全弁11の上流側と下流側
との圧力差が負荷側の圧力低下によつて異常に大
きくなると、安全弁11が作動して自動的にガス
供給を停止させるようになつており、以下その構
成を説明する。フランジ管8に嵌着された筒状の
ケーシング12内に、柱状のガイド体13がガス
管路10と同軸状に設けられている。このガイド
体13をケーシング12に支持する支持部15に
通孔26を透設してあり、この通孔26を通つた
供給ガスはガイド体13とケーシング12との間
の空間を通過するようになつている。本実施例で
はこのガイド体13を筒体として、その下流側端
部を底板14で閉塞しており、このようにガイド
体13を軽量化のために中空体として構成してい
るが、実質的にはガス流に対して柱体として作用
するものである。
ガイド体13には下流側から、内径がガイド体
13の外径よりやや大きい有底筒状の弁子16を
摺動自在に嵌挿してある。この弁子16が下流側
へ摺動した位置で、弁子16の底部17が弁孔2
0を閉塞するようになつており、本実施例では弁
子16の端縁には弁孔20の段部に当接する傾斜
面19を形成している。また弁子16は外周に挿
着されたばね22によつて上流側へ付勢されてい
る。供給ガスの同部分は弁子16の外周面とケー
シング12の内壁面との間の空間を通過するが、
ガイド体13の外周面と弁子16の筒部16aの
内周面との間にも少量のガスの通る小間隙が形
成されている。
上記の構成によれば、操作軸4を操作して閉子
3を開いた直後や、プラグ7に接続したゴム管を
不測に歩行中に踏んだときのように、一時的に下
流側が低圧になる場合には、弁子16の筒部16
a先端の受圧部21の両面に加わる圧力差によ
り、弁子16が下流側に吸引されて第3図に鎖線
で示した位置まで移動しようとするが、ガイド体
13の端面と弁子16の端面との間に形成されて
いる中空室18内が負圧となつて、弁子16が上
方に移動するのを抑圧するので、ガスが狭い小間
隙1を通つて中空室18内へ導入される時間だけ
弁子16の作動を遅延させることができるのであ
る。この遅延時間内に異常圧力差が回復すれば、
弁子16はばね22の弾発力によつて第3図の状
態に復帰するので、安全弁は作動しない。
ゴム管が外れた時のように異常圧力差の状態が
長時間にわたる場合には、上記遅延時間経過後に
弁子16が第3図の鎖線位置に達して弁孔20を
閉塞し、すなわち安全弁が作動してガスが緊急遮
断される。なお第3図において、ガス接続器具A
をガス管路10が鉛直となるように設置する場合
には、弁子16を自重で復帰させることができる
ので、ばね22はなくてもよい。
弁子16の底部17の外面には、安全弁の作動
状態をリセツトするための被押棒23が一体的に
突設されており、また閉子3の外周面には第4図
に示すように、導通孔6から略90度の範囲にわた
つてカム面24が形成されている。このカム面2
4は導通孔6の縁部に向かつて閉子3の半径が
徐々に小さくなるように形成されたものであり、
また被押棒23の先端は弁孔20の閉塞状態にお
いて、第4図aに示すように閉子3の導通孔6内
に若干突出するよう形成されており、従つて閉子
3の閉方向への回動操作により、被押棒23の先
端がカム面24に摺接して弁子16がカム面24
によつて押圧され、これがガス圧に抗して弁子1
6を弁孔20から離間させるようになつている。
第4図aは負荷側の不測の圧力低下によつて安
全弁11が作動した状態、すなわち閉子3が開き
弁子16が閉じた状態を示している。この安全弁
をリセツトするには、ガスの流出の原因を処置し
た後、閉子3を一旦第4図aの開状態から矢印方
向に回動操作して同図cの閉状態に戻せばよい。
このとき同図bに示すように、閉子3のカム面2
4が被押棒23を矢印方向に押圧し、供給ガス圧
と大気圧との圧力差に抗して弁子16を弁孔20
から離間させる。それにより弁子16の両側の圧
力差が解消するので、弁子16はばね22または
自重により第3図の鎖線の状態から実線の状態へ
復帰するのである。
以上のように本考案は、ガス管路10に設けた
ガス遮断用弁孔20の上流側にガス管路10と同
軸状に配設された柱状のガイド13に、下流側か
ら有底筒状の弁子16を摺動自在に遊挿して弁子
16をばね22または自重で上流側へ付勢すると
共に、弁子16の上流側と下流側の圧力差により
弁子16がばねまたは自重に抗して下流側へ摺動
した時に、弁子16の底部17が弁孔20を閉塞
するようにしたものであるから、ガスコツクを急
激に開いた場合のように異常圧力差が短時間で回
復するような時に、弁子とガイド体との狭い隙間
を通つて弁子内にガスが侵入するまでの間、弁子
内が負圧になつて弁子の移動を妨げることによ
り、安全弁が誤動作するのを防止することができ
という利点があり、また弁孔20の下流側に回動
操作軸が管軸と直交する閉子3を設けて、弁孔2
0の閉塞状態において弁子16の底部外面に立設
した被押棒23の先端を閉子3の導通孔6内に若
干突出するようし、閉子3の閉方向への回動によ
り、導通孔6の縁部から閉子3の外周面にかけて
形成されたカム面24に被押棒23の先端を摺接
させて弁子16を弁孔20から離間させるように
したものであるから、弁子16と閉子3との間に
別途リセツト用部材を介在させることなく、閉子
3をリセツト操作具25として利用することがで
き、きわめて簡単な構成で安全弁にリセツト機能
を持たせることができるとう利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の断面図、第2図は本考案の一
実施例の正面図、第3図は同上の縦断面図、第4
図a,b,cは同上の動作説明図である。 3は閉子、6は導通孔、10はガス管路、13
はガイド体、16は弁子、17は底部、20は弁
孔、22はばね、23は被押棒、24はカム面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガス管路にガス遮断用弁孔を設け、弁孔の上流
    側にガス管路と同軸状に配設された柱状のガイド
    体に下流側から有底筒状の弁子を摺動自在に遊挿
    して、弁子を上流側へばねまたは自重により付勢
    すると共に、弁子が下流側へ摺動した位置で弁子
    の底部が弁孔を閉塞するようにし、弁孔の下流側
    に回動操作軸が管軸と直交し且つ周胴を貫通する
    導通孔によりガス管路を開閉する円錐台状の閉子
    を設けて、弁子の底部外面に立設した被押棒の先
    端を弁子が弁孔を閉塞した状態において閉子の導
    通孔内に若干突出させ、閉子の閉方向への回動に
    より、導通孔の縁部から閉子の外周面にかけて形
    成されたカム面に被押棒の先端を摺接させて弁子
    を弁孔から離間させるようにして成るガス用安全
    弁。
JP1980175435U 1980-12-05 1980-12-05 Expired JPS621512Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980175435U JPS621512Y2 (ja) 1980-12-05 1980-12-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980175435U JPS621512Y2 (ja) 1980-12-05 1980-12-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5796862U JPS5796862U (ja) 1982-06-14
JPS621512Y2 true JPS621512Y2 (ja) 1987-01-14

Family

ID=29532992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980175435U Expired JPS621512Y2 (ja) 1980-12-05 1980-12-05

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JP (1) JPS621512Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54141023U (ja) * 1978-03-24 1979-10-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5796862U (ja) 1982-06-14

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