JPS621511Y2 - - Google Patents
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- JPS621511Y2 JPS621511Y2 JP17543380U JP17543380U JPS621511Y2 JP S621511 Y2 JPS621511 Y2 JP S621511Y2 JP 17543380 U JP17543380 U JP 17543380U JP 17543380 U JP17543380 U JP 17543380U JP S621511 Y2 JPS621511 Y2 JP S621511Y2
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- JP
- Japan
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- valve
- partition wall
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- auxiliary body
- closure
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Links
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- FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 10,10-dioxo-2-[4-(N-phenylanilino)phenyl]thioxanthen-9-one Chemical compound O=C1c2ccccc2S(=O)(=O)c2ccc(cc12)-c1ccc(cc1)N(c1ccccc1)c1ccccc1 FGRBYDKOBBBPOI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
- Safety Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はゴム管が外れた時やガスコツクを無負
荷状態で開いた時などに作動する安全弁付ガス管
路に関するものである。
荷状態で開いた時などに作動する安全弁付ガス管
路に関するものである。
従来のこの種の安全弁のリセツト機構として、
例えば実開昭54−141023号公報に示されているも
のが公知である。この安全弁は流入側と流出側の
圧力差が一定値を超えると弁体が弁孔を遮断する
ものであり、この弁体に被押棒を突設して、被押
棒が閉子の閉操作により押圧されることによつて
弁体が弁孔から離間し、安全弁がリセツトされる
ように構成されている。しかし閉子と被押棒とを
連動させるための手段として上記従来例では、閉
子の外周面に凹部を形成して、こ凹部内にばね片
を収納し、閉子を閉方向に回動した時に、このば
ね片が凹部から飛び出して被押棒を押圧するよう
に構成しており、構造が複雑で耐久性に欠けると
いう問題があつた。また上記従来例では、弁体が
遅延動作をする構成にはなつていないために、ゴ
ム管外れのような異常時のみならず、単にガスコ
ツクを急激に開いた時などの短時間で回復するよ
うな圧力変動によつても弁体が応動して安全弁が
誤動作してしまうことがあり、きわめて不便であ
るという欠点があつた。
例えば実開昭54−141023号公報に示されているも
のが公知である。この安全弁は流入側と流出側の
圧力差が一定値を超えると弁体が弁孔を遮断する
ものであり、この弁体に被押棒を突設して、被押
棒が閉子の閉操作により押圧されることによつて
弁体が弁孔から離間し、安全弁がリセツトされる
ように構成されている。しかし閉子と被押棒とを
連動させるための手段として上記従来例では、閉
子の外周面に凹部を形成して、こ凹部内にばね片
を収納し、閉子を閉方向に回動した時に、このば
ね片が凹部から飛び出して被押棒を押圧するよう
に構成しており、構造が複雑で耐久性に欠けると
いう問題があつた。また上記従来例では、弁体が
遅延動作をする構成にはなつていないために、ゴ
ム管外れのような異常時のみならず、単にガスコ
ツクを急激に開いた時などの短時間で回復するよ
うな圧力変動によつても弁体が応動して安全弁が
誤動作してしまうことがあり、きわめて不便であ
るという欠点があつた。
本考案は上記の問題点を解消することを目的と
するもので、瞬間的な圧力変動には応動せず、し
かも弁体動作後のリセツト機構の構造がきわめて
簡単でしかも堅牢なこの種の安全弁付ガス接続具
を提供するものである。
するもので、瞬間的な圧力変動には応動せず、し
かも弁体動作後のリセツト機構の構造がきわめて
簡単でしかも堅牢なこの種の安全弁付ガス接続具
を提供するものである。
以下本考案をガス接続用器具の第1図乃至第5
図の実施例に基づいて詳述すると、筒状に形成さ
れたガス接続具本体7の中央部に管軸と直交する
閉子孔8を穿孔して円錐台状の閉子9を回動自在
に装着してあり、この閉子9の操作軸10をまわ
せば回転子11を介して閉子9は閉子孔8内で回
転し、閉子9の周胴を貫通して設けられた導通孔
12によりガス管路が開閉される。接続具本体7
のガス流出側端部上方に屈曲されてソケツトを接
続するためのプラグ13が連結されている。この
プラグ13の上端開口がガス流出口14となつて
おり、接続具本体7のガス流入側の端部に接続管
15が接続されて、接続管15のガス流入側開口
がガス流入口16となつている。接続管15内に
納められている安全弁装置Aは弁体2と弁補助体
5と弁孔1とにより構成され、弁孔1は接続管1
5の先端に設けられた隔壁6の中央に穿孔されて
ある。
図の実施例に基づいて詳述すると、筒状に形成さ
れたガス接続具本体7の中央部に管軸と直交する
閉子孔8を穿孔して円錐台状の閉子9を回動自在
に装着してあり、この閉子9の操作軸10をまわ
せば回転子11を介して閉子9は閉子孔8内で回
転し、閉子9の周胴を貫通して設けられた導通孔
12によりガス管路が開閉される。接続具本体7
のガス流出側端部上方に屈曲されてソケツトを接
続するためのプラグ13が連結されている。この
プラグ13の上端開口がガス流出口14となつて
おり、接続具本体7のガス流入側の端部に接続管
15が接続されて、接続管15のガス流入側開口
がガス流入口16となつている。接続管15内に
納められている安全弁装置Aは弁体2と弁補助体
5と弁孔1とにより構成され、弁孔1は接続管1
5の先端に設けられた隔壁6の中央に穿孔されて
ある。
弁体2はブタジエンアクリロニトリルゴムや合
成樹脂等の弾性材よりなり、厚肉の周壁部3と薄
肉の底板21とで弁孔1よりも径の大きい椀状に
形成されており、底板21の背面の圧力が高くな
ると弾性変形して周壁部3の端縁が隔壁6に密着
し、弁孔1を閉塞するようになつている。5は弁
体2を覆うようにして弁孔1に被着された有底円
筒状の弁補助体であつて、その内面中心部に弁体
2の中心部が固着されており、常時は一端をばね
受け板17に係止されたばね18の付勢により隔
壁6に圧接している。弁補助体5の隔壁6に接し
ている開口周縁には、第4図aに示すように、弁
補助体5の内部S2と外部のガス通路24とを連通
させる通気用切欠き24が設けられており、通常
時には同図に矢印で示した経路でガスが供給され
ている。本実施例ではこのガス通路24は、弁補
助体5を摺動自在に支持する都合上、弁補助体5
自体の周壁29を厚肉にして、この周壁29内に
等角度間隔で多数の縦孔31を穿設することによ
り形成されており、周壁29の外周面がガス管路
の内壁面に摺動するようになつている。従つて上
記通気用切欠き24はこの縦孔31と弁補助体5
の内部とを連通させているのである。
成樹脂等の弾性材よりなり、厚肉の周壁部3と薄
肉の底板21とで弁孔1よりも径の大きい椀状に
形成されており、底板21の背面の圧力が高くな
ると弾性変形して周壁部3の端縁が隔壁6に密着
し、弁孔1を閉塞するようになつている。5は弁
体2を覆うようにして弁孔1に被着された有底円
筒状の弁補助体であつて、その内面中心部に弁体
2の中心部が固着されており、常時は一端をばね
受け板17に係止されたばね18の付勢により隔
壁6に圧接している。弁補助体5の隔壁6に接し
ている開口周縁には、第4図aに示すように、弁
補助体5の内部S2と外部のガス通路24とを連通
させる通気用切欠き24が設けられており、通常
時には同図に矢印で示した経路でガスが供給され
ている。本実施例ではこのガス通路24は、弁補
助体5を摺動自在に支持する都合上、弁補助体5
自体の周壁29を厚肉にして、この周壁29内に
等角度間隔で多数の縦孔31を穿設することによ
り形成されており、周壁29の外周面がガス管路
の内壁面に摺動するようになつている。従つて上
記通気用切欠き24はこの縦孔31と弁補助体5
の内部とを連通させているのである。
弁体2はその背面中心部に突設された突起23
を弁補助体5の底板30の中心孔20に圧入する
ことによつて、弁補助体5の内面に固着され、弁
体2の周壁部3が気密的に弁補助体5の内周面に
摺接しており、また弁補助体5の底板30には通
気用小孔4が穿設されて、この小孔4を通じて弁
体2の背面と弁補助体5の底板30との間の空間
S1にガスが供給されるようになつている。
を弁補助体5の底板30の中心孔20に圧入する
ことによつて、弁補助体5の内面に固着され、弁
体2の周壁部3が気密的に弁補助体5の内周面に
摺接しており、また弁補助体5の底板30には通
気用小孔4が穿設されて、この小孔4を通じて弁
体2の背面と弁補助体5の底板30との間の空間
S1にガスが供給されるようになつている。
隔壁6とその流出側に設けられた閉子9との間
における接続具本体7の通気路22中には、第2
図に示すように、管軸に沿つて設けられた軸部2
8と円筒状摺動部26と支持アーム27よりなる
リセツト部材19が管軸方向に摺動自在に配設さ
れ、リセツト部材19の一端をばね25の付勢に
より閉子9の周面に形成されたカム面9aに圧接
させて、閉子9の閉方向への回動操作によつてリ
セツト部材19の他端が弁補助体5を弁体2と共
に隔壁6から離間させるようにしている。なお図
中33は支持アーム27間に形成されたガス通路
孔であり、リセツト部材19によりガスの流通が
妨げられることはない。
における接続具本体7の通気路22中には、第2
図に示すように、管軸に沿つて設けられた軸部2
8と円筒状摺動部26と支持アーム27よりなる
リセツト部材19が管軸方向に摺動自在に配設さ
れ、リセツト部材19の一端をばね25の付勢に
より閉子9の周面に形成されたカム面9aに圧接
させて、閉子9の閉方向への回動操作によつてリ
セツト部材19の他端が弁補助体5を弁体2と共
に隔壁6から離間させるようにしている。なお図
中33は支持アーム27間に形成されたガス通路
孔であり、リセツト部材19によりガスの流通が
妨げられることはない。
第5図は閉子9とリセツト部材19との動作を
示したもので、カム面9aは閉子9の導通孔12
の孔縁から略90度の範囲に形成されて孔縁に近く
なるほど閉子9の周面からの深さが大きくなつて
いる。同図aの開状態から閉子9を閉方向に回転
させると、同図bに示すようにカム面9aに弾接
しているリセツト部材19の軸部28がカム面9
aによつて押圧され、同図cの閉状態において
は、第2図に示すように軸部28の後端部にて弁
体2を隔壁6から離間させる。なお閉子9の開状
態においては第5図aに示すようにリセツト19
の軸部28が閉子9の導通孔12内に進入するの
で、第4図aに示すように、軸部28の後端部が
弁体2から遠ざかり、弁補助体5がばね18の弾
発力によつて隔壁6に圧接している。
示したもので、カム面9aは閉子9の導通孔12
の孔縁から略90度の範囲に形成されて孔縁に近く
なるほど閉子9の周面からの深さが大きくなつて
いる。同図aの開状態から閉子9を閉方向に回転
させると、同図bに示すようにカム面9aに弾接
しているリセツト部材19の軸部28がカム面9
aによつて押圧され、同図cの閉状態において
は、第2図に示すように軸部28の後端部にて弁
体2を隔壁6から離間させる。なお閉子9の開状
態においては第5図aに示すようにリセツト19
の軸部28が閉子9の導通孔12内に進入するの
で、第4図aに示すように、軸部28の後端部が
弁体2から遠ざかり、弁補助体5がばね18の弾
発力によつて隔壁6に圧接している。
次に本考案の動作を説明すると、第4図aの通
常ガス使用状態では、ガスの流量が一定してい
て、ガス通路24及び通気用切欠き32を通つて
ガスが供給されており、弁補助体5の内外の圧力
差は殆どないので弁体2は撓まない。いまゴム管
が破れたりゴム管が外れたりして、負荷側のガス
圧が大気圧まで低下した場合、弁孔1の流出側の
圧力P2が下がり、流入側圧力P1との間に、隘路と
なる切欠き32を境として圧力差を生じる。この
とき弁補助体5内の弁体2の背面の空間S1の圧力
P1′と弁体2の前面の空間S2の圧力P2′はそれぞれ
通気用小孔4及び弁孔1を通じて流入側圧力とP1
流出側圧力P2に等しくなるので、この圧力差
(P1′−P2′)により弁体2が第4図bのように撓
んで、弁体2の端縁が隔壁6に密着し、切欠き3
2が遮断されることによつて弁孔1が閉塞され、
ガスの供給が遮断される。
常ガス使用状態では、ガスの流量が一定してい
て、ガス通路24及び通気用切欠き32を通つて
ガスが供給されており、弁補助体5の内外の圧力
差は殆どないので弁体2は撓まない。いまゴム管
が破れたりゴム管が外れたりして、負荷側のガス
圧が大気圧まで低下した場合、弁孔1の流出側の
圧力P2が下がり、流入側圧力P1との間に、隘路と
なる切欠き32を境として圧力差を生じる。この
とき弁補助体5内の弁体2の背面の空間S1の圧力
P1′と弁体2の前面の空間S2の圧力P2′はそれぞれ
通気用小孔4及び弁孔1を通じて流入側圧力とP1
流出側圧力P2に等しくなるので、この圧力差
(P1′−P2′)により弁体2が第4図bのように撓
んで、弁体2の端縁が隔壁6に密着し、切欠き3
2が遮断されることによつて弁孔1が閉塞され、
ガスの供給が遮断される。
弁体2が弁孔1を閉塞した後は、弁体2の背面
の圧力P1′はガス供給圧であり、前面の圧力P2′は
大気圧まで低下しているので、この弁体2を復帰
させるには、一旦流入側のガスを流出側に導入し
て弁体2の両側を同じ圧力に戻してやる必要があ
り、そのためにリセツト部材19が設けられてい
るのである。いま安全弁装置Aを第4図bの状態
からリセツトするには、閉子9を閉方向に操作し
て、閉子9のカム面9aで第5図に示すようにリ
セツト部材19の軸部28を押圧し、リセツト部
材19を隔壁6方向に移動させて、第2図に示す
ようにリセツト部材19の軸部18の後端部が弁
補助体5を弁体2とともに強制的に隔壁6と反対
方向に押出して隔壁6から引き離す。それにより
流入側のガスは、第2図に示すように隔壁6から
離間した状態における弁補助体5のガス通路24
を通つて、閉子9により流出側と遮断されている
空間22内に充填され、その結果弁体2の両側の
圧力差(P1′−P2′)が解消されて、弁体2が元の
位置に復帰し、安全弁のリセツトが行なわれるの
である。
の圧力P1′はガス供給圧であり、前面の圧力P2′は
大気圧まで低下しているので、この弁体2を復帰
させるには、一旦流入側のガスを流出側に導入し
て弁体2の両側を同じ圧力に戻してやる必要があ
り、そのためにリセツト部材19が設けられてい
るのである。いま安全弁装置Aを第4図bの状態
からリセツトするには、閉子9を閉方向に操作し
て、閉子9のカム面9aで第5図に示すようにリ
セツト部材19の軸部28を押圧し、リセツト部
材19を隔壁6方向に移動させて、第2図に示す
ようにリセツト部材19の軸部18の後端部が弁
補助体5を弁体2とともに強制的に隔壁6と反対
方向に押出して隔壁6から引き離す。それにより
流入側のガスは、第2図に示すように隔壁6から
離間した状態における弁補助体5のガス通路24
を通つて、閉子9により流出側と遮断されている
空間22内に充填され、その結果弁体2の両側の
圧力差(P1′−P2′)が解消されて、弁体2が元の
位置に復帰し、安全弁のリセツトが行なわれるの
である。
またゴム管外れなどの事故がなく、規定値内の
流量で正常にガスが流れている場合において、ガ
スコツクを急激に操作した場合などに、流入側と
流出側とに瞬間的に圧力差が生じることがあり、
このような場合には、第4図aに示した弁体2と
隔壁6との間の空間S2内のガス圧P2′は弁孔1を
通じて瞬間的に流出側のガス圧P2すなわち大気圧
まで低下するので、弁体2も直ちに背後空間S1の
圧力P1′が大気圧に下がるところまでは撓み得る
が、それ以上撓むとP1′が負圧になるので、背後
空間S1へ小孔4を通じてガスが補充されるのを待
つて撓むことになる。従つて圧力変動が短時間で
回復するような場合には、再びP2′がガス供給圧
まで上昇するので、隔壁6の方向へ撓み始めてい
た弁体2は元のa図の状態に復帰し、安全弁が誤
動作することがないのである。
流量で正常にガスが流れている場合において、ガ
スコツクを急激に操作した場合などに、流入側と
流出側とに瞬間的に圧力差が生じることがあり、
このような場合には、第4図aに示した弁体2と
隔壁6との間の空間S2内のガス圧P2′は弁孔1を
通じて瞬間的に流出側のガス圧P2すなわち大気圧
まで低下するので、弁体2も直ちに背後空間S1の
圧力P1′が大気圧に下がるところまでは撓み得る
が、それ以上撓むとP1′が負圧になるので、背後
空間S1へ小孔4を通じてガスが補充されるのを待
つて撓むことになる。従つて圧力変動が短時間で
回復するような場合には、再びP2′がガス供給圧
まで上昇するので、隔壁6の方向へ撓み始めてい
た弁体2は元のa図の状態に復帰し、安全弁が誤
動作することがないのである。
上述のように本考案安全弁付ガス管路は、ガス
管路に弁孔1を有する隔壁6を設け、弁孔1の流
入側に弁孔1よりも径の大きい有底筒状の弁補助
体5を被着すると共に弁補助体5を隔壁6方向に
ばね体18にて付勢し、弁補助体5の内面中心部
に弾性材料よりなる椀状の弁体2の中心部を固着
して弁体2の外周面を弁補助体5の内周面に遊嵌
し、弁補助体5の開口周縁に通気用切欠き32を
設けると共に、弁補助体5の底板30に通気用小
孔4を設けて、弁体2の表裏面に圧力差が生じる
と弁体2が変形してその周縁が隔壁6に密着する
ようにしたので、ガスコツク開閉時などのように
瞬時に圧力が回復する圧力低下に対してはガスを
遮断してしまうことがないという利点があり、ま
た隔壁6よりも流出側に回動操作軸が管軸と直交
し周胴を貫通する導通孔12によりガス管路を開
閉する円錐台状の閉子9を設けると共に、閉子9
と隔壁6との間に管軸に沿つて摺動自在に設けた
リセツト部材19の一端をばね25付勢により閉
子9の周面に形成されたカム面9aに圧接させ
て、閉子9の閉方向への回動によりリセツト部材
19の他端が弁補助体5を弁体2と共に隔壁6か
ら離間させるように構成したので、閉子9が開い
ている限り弁体2は復帰せず、閉子9が閉じると
その閉塞動作に連動して弁体2がひとりでにリセ
ツトされるものであり、ユーザは特別のリセツト
操作を必要としないので、取り扱いがきわめて容
易であり、またリセツト部材の構造もきわめて簡
単で堅牢であるという利点がある。
管路に弁孔1を有する隔壁6を設け、弁孔1の流
入側に弁孔1よりも径の大きい有底筒状の弁補助
体5を被着すると共に弁補助体5を隔壁6方向に
ばね体18にて付勢し、弁補助体5の内面中心部
に弾性材料よりなる椀状の弁体2の中心部を固着
して弁体2の外周面を弁補助体5の内周面に遊嵌
し、弁補助体5の開口周縁に通気用切欠き32を
設けると共に、弁補助体5の底板30に通気用小
孔4を設けて、弁体2の表裏面に圧力差が生じる
と弁体2が変形してその周縁が隔壁6に密着する
ようにしたので、ガスコツク開閉時などのように
瞬時に圧力が回復する圧力低下に対してはガスを
遮断してしまうことがないという利点があり、ま
た隔壁6よりも流出側に回動操作軸が管軸と直交
し周胴を貫通する導通孔12によりガス管路を開
閉する円錐台状の閉子9を設けると共に、閉子9
と隔壁6との間に管軸に沿つて摺動自在に設けた
リセツト部材19の一端をばね25付勢により閉
子9の周面に形成されたカム面9aに圧接させ
て、閉子9の閉方向への回動によりリセツト部材
19の他端が弁補助体5を弁体2と共に隔壁6か
ら離間させるように構成したので、閉子9が開い
ている限り弁体2は復帰せず、閉子9が閉じると
その閉塞動作に連動して弁体2がひとりでにリセ
ツトされるものであり、ユーザは特別のリセツト
操作を必要としないので、取り扱いがきわめて容
易であり、またリセツト部材の構造もきわめて簡
単で堅牢であるという利点がある。
第1図は本考案の実施例の平面図、第2図は同
上の縦断面図、第3図は同上の安全弁装置の縦断
面図、第4図は同上の安全弁装置の動作説明図、
第5図a,b,cは同上のカム面の動作説明図で
ある。 1は弁孔、2は弁体、3は周壁部、4は小孔、
5は弁補助体、6は隔壁、9は閉子、9aはカム
面、10は操作軸、19はリセツト部材、32は
通気用切欠き。
上の縦断面図、第3図は同上の安全弁装置の縦断
面図、第4図は同上の安全弁装置の動作説明図、
第5図a,b,cは同上のカム面の動作説明図で
ある。 1は弁孔、2は弁体、3は周壁部、4は小孔、
5は弁補助体、6は隔壁、9は閉子、9aはカム
面、10は操作軸、19はリセツト部材、32は
通気用切欠き。
Claims (1)
- ガス管路に弁孔を有する隔壁を設け、弁孔の流
入側に弁孔よりも径の大きい有底筒状の弁補助体
を被着すると共に弁補助体を隔壁方向にばね付勢
し、弁補助体の内面中心部に弾性材料よりなる椀
状の弁体の中心部を固着して弁体の外周面を弁補
助体の内周面に摺接させ、弁補助体の開口周縁に
通気用切欠きを設けると共に、弁補助体の底板に
通気用小孔を設けて、弁体の表裏面に圧力差が生
じると弁体が変形してその周縁が隔壁に密着する
ようにし、隔壁よりも流出側に回動操作軸が管軸
と直交し周胴を貫通する導通孔によりガス管路を
開閉する円錐台状の閉子を設けると共に、閉子と
隔壁との間に管軸に沿つて摺動自在に設けたリセ
ツト部材の一端をばね付勢により閉子の周面に形
成されたカム面に圧接させて、閉子の閉方向への
回動によりリセツト部材の他端が弁補助体を弁体
と共に隔壁から離間させるようにして成る安全弁
付ガス管路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17543380U JPS621511Y2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17543380U JPS621511Y2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5796861U JPS5796861U (ja) | 1982-06-14 |
JPS621511Y2 true JPS621511Y2 (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=29532990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17543380U Expired JPS621511Y2 (ja) | 1980-12-05 | 1980-12-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS621511Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-12-05 JP JP17543380U patent/JPS621511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5796861U (ja) | 1982-06-14 |
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