JPS62150115A - 半導体位置検出器を有する測距装置のa/d変換回路 - Google Patents

半導体位置検出器を有する測距装置のa/d変換回路

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JPS62150115A
JPS62150115A JP29478685A JP29478685A JPS62150115A JP S62150115 A JPS62150115 A JP S62150115A JP 29478685 A JP29478685 A JP 29478685A JP 29478685 A JP29478685 A JP 29478685A JP S62150115 A JPS62150115 A JP S62150115A
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psd
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transistor
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JP29478685A
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Teruo Iwazawa
岩澤 照夫
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体装置検出器を有する測距装置のA/D
変換回路、更に詳しくは、被写体に赤外光を照射し、そ
の反射光を半導体装置検出器で受光し、同検出器の出力
に基づいて測距情報を1する測距装置において、測距情
報をディジタル値で得るためのA/D変換回路に関する
小型カメラにおける測距装置としては、例えば、第2図
に示すように、赤外発光ダイオード(以下、IREDと
略記する)11より発せられる赤外光を投光レンズ12
によって被写体(物体)13に向けて照射し、この被写
体13からの赤外反射光を結像レンズ14により半導体
装置検出器(以下、PSDと略記する)10の受光面一
にに結像させ、このPSDIOの被写体距離に応じた結
像位置の変化により可変するPSDの2系統の出力電流
(光電流)を演算することによって、PSDへの入射光
強度に依存しない、結像位置のみに依存する測距情報を
得るようにしたものが知られている。
そして、このPSDの演算出力はレンズ繰り出し量に対
応させるために、アナログ量をディジタル量に変換して
用いられる方がオートフォーカス制御」二から都合が良
い。
次に、従来の測距装置の電気回路の一例を′:tX14
図によって説明する。第14図において、PSDloは
、周知のようにその受光面10aに結像される被写体か
らの赤外反射光の入射位置に応じて、第1の出力端10
bから送出される第1の光電流11と第2の出力端10
cから送出される第2の光電流I2か変化するようにな
っている。従って、第1の光¥、流■ と第2の光電流
I2の比は彼方体距離に対応したものとなり、この比を
求めることによって被写体距離情報を得ることができる
このような被写体距離情報を求めるには、PSDIOの
第1の出力端10bに生じる第1の光電流I を電流/
電圧(以下、I/Vと略記する)変換回路20とコンデ
ンサ24とホールド回路25と対数圧縮回路32で形成
される第1の信号処理回路32で対数圧縮された第1の
出力電圧V。5,1に変換する。I/V変換回路20は
オペアンプ21゜PNP型トランジスタ22および抵抗
23からなり、ホールド回路25はオペアンプ30、P
NP型トランジスタ27,31.  ダイオード26.
コンデンサ29および抵抗28からなり、対数圧縮回路
32はオペアンプ34およびNPN型トランジスタ33
からなる。オペアンプ21の非反転入力端には基準電圧
V   、オペアンプ30の反「e「3 転入内端には基準電圧V   、オペアンプ34ref
’ 2 の非反転入力端には基準電圧V   が印加され、re
f’ 1 トランジスタ31のエミッタ、トランジスタ33のコレ
クタに動作電圧十Bが印加されるようになっている。
一方、PSDIOの第2の出力端10cに生じる第2の
光電流I2も上述の回路20. 24.25゜32でな
る第1の信号処理回路35と同様の第2の信号処理回路
36で対数圧縮された第2の出力電圧V   に変換す
る。
UT 2 そして、この第2の出力電圧V   と上述のUT 2 第1の出力電圧■   との差電圧を、オペアンLIT
 l プ39および抵抗38.40〜42からなる差出力検出
回路37で求めることによってPSD演算出力電圧、即
ちアナログ値としての測距情報出力電圧voUTを得る
ようになっている。オペアンプ39の非反転入力端は、
抵抗42を介して第2の基準電圧V   が供給され、
そして、オペアンcf 2 ブ39の出力端は差出力検出回路37の出力端、即ち、
PSD演算出力電圧voUTの送出端になっている。
上記測距情報出力電圧V。U、の送出端である差出力検
出回路37の出力端は、ラダー型のアナログ/ディジタ
ル(以下、A/Dと略記する)変換回路43の入力端、
即ち、7個のコンパレータ44a〜44gの非反転入力
端に接続されている。
このコンパレータ44a〜44gの反転入力端は、第2
の基準電圧V   が印加される端子と定電cr2 流FA46との間に直列に接続された7個の抵抗45a
〜45gの各接続点にそれぞれ接続されている。従って
、コンパレータ44a〜44gの非反転入力端には上記
測距情報出力電圧■。Ulが印加され、反転入力端には
定7u流1cか抵抗45a〜45gを流れることにより
各接続点に生じた7つの判定電圧が印加されるようにな
っている。この7つの判定電圧は3ビツトのバイナリ信
号に変換するために、上記測距情報出力電圧■。6.を
そのレベルに応じて8つの電圧領域に区分するためのも
のである。コンパレータ44a〜44gの出内端はこの
各コンパレータ44a〜44gの出力状態に応じて、r
o 00J〜rl 11Jまでの3ビツトのバイナリ出
力信号に変換するエンコーダ47に接続されている。
上記測距装置の動作を説明すると、PSDIOの第1の
出力端10bに得られた第1の光電流11が、オペアン
プ21の反転入力端に印加され、トランジスタ22のエ
ミッタ、ベースの帰還ループによって第1の光電流■1
に略等しい電流が抵抗23に流れることによって同トラ
ンジスタ22のコレクタに上記第1の光電流Ilに応じ
た電圧が−生じる。この電圧は、コンデンサ24によっ
て直流成分がカットされ、交流成分のみが次段のホール
ド回路25に供給される。ここで、上記1/V変換回路
20の出力の交流成分とは、図示しない赤外光源を発光
させた時にPSDIOによって受光される測距用の被写
体反射光の成分である。
このようなI/V変換回路20の出力の電圧は、ホール
ド回路25においてタイミング信号Slによってホール
ドされる。このタイミングは、図示しない赤外光源の発
光タイミングに同期しており、赤外発光をしていない時
にタイミング信号S【によってトランジスタ31がオン
されている間には、トンジスタ33のベースが第1の基
弗電圧”rarlにロックされ、同トランジスタ33の
エミッタか第2の基準電圧V   にロックされる。こ
のだref’ 2 めに、上記I/V変換回路20に生じる交流成分はダイ
オード26のアノードとカソードを介してトランジスタ
27のエミッタに流れこむ。
そして、赤外発光が開始すると同時にタイミング信号S
lによってトランジスタ31がオフされると、オペアン
プ30のバイアス電流が断たれるのでトランジスタ33
のエミッタ電位がフリーになる。これと同時にホールド
回路25のコンデンサ29の充電電荷によってトランジ
スタ27のベースが固定電位にされてしまうために、ト
ランジスタ31がタイミング信号Slによってオフされ
た後の、上述の第1の光電流11に基づく変化成分のみ
がトランジスタ33のベースに流れ込む。
このような動作は、いわゆる背景光の除去のために行な
われる。
結局、トランジスタ33の工8ミッタ電流は、第1の基
準電圧V   と第2の基準電圧V、。r2rcl’ 
 1 によって決定づけられるバイアス電流IElと、赤外発
光に基づく成分のみに対応した電流(トランジスタ33
のべ〜スミ流)Intにトランジスタ33の電流増幅率
8倍したβ・IBlとを加算した電流となる。即ち、ト
ランジスタ33のエミッタには、■[E++β・Int
     ・・・・・・・・・(1)なる電流が流れる
。一方、トランジスタ33の飽和電流を18とすると、
トランジスタ33のベース・エミッタ間電圧VBE1は
、下式のようになる。
ここで、上記VTは、サーマルボルテージでkT/q(
K:ボルツマン定数 T:絶対忍度q:電子電倚の定数
)である。
このようにして対数圧縮回路32の出力端に得られる第
1の出力電圧V   と同様に、第2のOUT 1 信号処理回路36においてもPSDIOの第2の出力端
10cに生じる第2の光電流I2が電流/電圧変換され
、対数圧縮されて、第2の出力電圧voUT2が得られ
る。この時、」二連の対数圧縮回路32に対応する、第
2の信号処理回路36に設けられたトランジスタにおけ
るベース・エミッタ間電圧■I3r:2は、下式のよう
になる。
そして、上述の第1の出力電圧V   と第2UT 1 の出力電圧V   の差が差出力検出回路32にOut
’ 2 よって求められることによって測距情報用カフ1i圧”
 OUTが得られるのである。このように得られた71
111距情報出力電圧V。、Tは、下式のようになる。
vOUT ” vBE2− V13Elそして、このよ
うして求められる/l111距情報出力電圧V。UTに
基づいてこれをA/D変換回路43にてA/D変換する
ことにより、オートフォーカス制御、測距等の所望の制
御を行うことができることになる。
[発明が解決しようとする問題点コ ところで、被写体距踏aか比較的小さいときは、PSD
l、0の光電流1..I2が充分に大きいので、I く
βI   I(β1132となり、このたEl    
  131’    E2め、」二足(4)式を簡li
化して、 とすることができる。ここで、ベース電流■131’I
 はPSDIOの2系統の光電流1..I2に相当する
ので、 である。以下、」二足(6)式を基本にしてさらに詳し
く述べる。
第2図に示すように、PSDIOの有効長の1/2をり
、IREDIIとPSDIOとの離間距離、即ち基本長
をL′、結像レンズ14の主点とPSDIOの受光面間
の距離をLB、PSDIOの中心から赤外光の結像中心
までの距離をXAととなることが一般的に知られている
一方、幾何光学」二から、xAについて求め、その両辺
をして割って結像位置xA/Lを求めると、となる。上
記(8)式をグラフで表わすと、第15図に示すように
なる。即ち、横軸に肢写体距離の逆数1 / aをとり
、縦軸にPSDIOの結像位置x A/Lをとると、両
者は比例関係にあり、グラフの直線の傾きがkとなる。
同図においてはに−1としているが、このkの値は、上
記(9)式から明らかなように、設計によって決定され
るものであり、機械精度によってバラツキを生じてしま
う。
つまりPSDIOの位置が設計によって求めた位置から
ずれた場合にはkの値が変化してしまうことになる。
そこで、上記(6)式に(7)、<8)式を代入すると
、像位置のみに依存する出力電圧となる。
上記(lO)式をグラフで表わすと、第16図に示すよ
うになる。即ち、被写体距離の逆数1 / aを横軸に
とり、上記測距情報出力電圧V。、1をサーマルサボル
テージVTで除した測距情報出力VoUT/VTを縦軸
にとると、k−1に設計する場合は、第16図に実線で
示す曲線上にコンパレータ44a〜44gの各判定電圧
が乗るように設計されることになる。前記第14図に示
すA/D変換回路43における各コンパレータ44a〜
44gの判定電圧は、結像位置x A/Lの0から1ま
での値を、3ビツトバイナリ出力に変換する場合は8等
分して7つできるが、その各判定電圧が上記(10)式
の出力電圧に対応する電圧となるように上記定電流源4
6の定電流1cおよび抵抗45a〜45gの値を決定し
ておく。
ところで、抵抗45a〜45gの抵抗値の絶対値は、集
積化された場合にバラツキを生ずることがあるが、この
ように抵抗値にバラツキを生じた場合であっても、その
抵抗値の比について見てみればバラツキが非常に小さい
と言えるので、定電流1cを可変することで抵抗値のバ
ラツキをほぼ補償できることになる。
しかしながら、kの値にバラツキを生じた場合、即ち、
k−1で設計したにもかかわらず実際には、k−0,1
1となってしまった場合には、これを定電流1cを変化
させることにより補償することはできない。これについ
て以下、さらに詳述する。
実際のkの値が設計値から外れたものとなっても、一定
の被写体距離aのとき一定の測111i情報出力電圧V
oUTを得ることが要求されるが、今、第16図におい
て、k−1の設計値のときはx   /L= 1/a 
      −(II)A となっている。即ち、PSDの結像位置xA/L=0.
5のとき被写体距離の逆数1/a=0.5となる。とこ
ろか、実際にはk −0,8となると、XA / T−
=0.8 (1/ a)  ・・・・・112)となり
、1/a=0.5では結像位置XAハル−,4となって
しまう。従って、測距情報出力■ou’r/V−rの値
は、同一被写体距離で設計値と実際値とが異なってくる
。実際の調整に当っては、被写体距離の逆数が0.5m
−’の位置では、実際の1(はに−0,8であるのに、
k−1としたときのap1距情報出力V。UT/vTに
等しくなるように、定電流Icを可変することによりコ
ンパレータ44a〜44gの判定電圧が調整されること
になる。即ち、第16図から解るように、1/a−0,
5のとき、k==1では、 Vo、T/VT=1.1  (設計値)・・・(13)
k譚0.8では、 VOUT/VT”0.8  (実際値)・−(14)に
なる。このように、コンパレータ44a〜44gの判定
電圧レベルは1−2第16図中の実線で示す曲線48に
一致するように設計されているので、1/a−0,5の
とき設51値がV OUT / V T == ] −
1であるのに対して実際のVoUT/VTが0.8にし
かならない。従って、k −0,8となったときの実際
のコンパレータ44a〜44gの判定電圧レベルは、上
記第16図において、実線で示す曲線48を縦方向に0
.8/ 1 、またけ圧縮し、かつ、k−0,8におけ
る1/aをJに弗にしてグラフを描いた、一点鎖線で示
す曲線49となる。この一点鎖線で示す曲線49と上記
実線で示す曲線48とが重なった部分では、k−1の設
計値が実際にはに−0,8になったとしても測距情報出
力電圧V。UTを補正することができることになる。例
えば、第16図に示す例で言えば、k−0,8のときに
0く1/a < 0.75の範囲内、即ち、O< x 
t、 / L < 0 、6の範囲内では補正すること
ができるが、X A / しく0.6の範囲では、l2
両曲線は大きくずれており、従って、上記A/D変換回
路43において、定電流1cを可変するようにしても、
上記機械的バラツキによるkの変動を吸収することがで
きず、11111距情報出力電圧V。、TをA/・D変
換したバイナリ出力の71111距信号に誤差を生ずる
ことになる。
また、上記第14図に示した従来のA/D変換回路43
は3ビツトのバイナリ出力を得るには、同図に示すよう
に7個のコンパレータ44a〜44gを必要とし、また
、4ビツトとする場合には、15個のコンパレータを必
要とする。一般にnビットのときには、2°−1個のコ
ンパレータが必要であり、ビットiが多いほど回路規模
が増大する。
さらに、」二足A/D変換回路43のコンパレータ44
a〜44gの各判定電圧を決定している抵抗45a〜4
5gか直列になっていることから、このうちの1個の抵
抗の値が誤差を生じても、全てのコンパレータの判定電
圧にも誤差を発生させることになり、誤差累積の虞れが
大きい。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので
、PSDの位置ずれがあっても、PSD出力に基づくア
ナログ信号の1Ill距情報を111)正しえて正確な
ディジタル信号を得ることができるようにした、半導体
装置検出器を有する測距装置のA/D変換回路を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用コ本発明の半
導体装置検出器を有する測距装置のA/D変換回路では
、第1図に示す基本的ブロック回路図のように、被写体
で反射して戻ってきた赤外光をPSDIO(第2図参照
)にて受光するとき、このPSDIOの両端から出力さ
れる715 jQI、、I2をPSD演算出力回路1に
て演算してその比(I、、/I、)を求め、これを比較
器3の一方の人力とする。また、クロックパルスをディ
ジタルカウンタ5で計数し、この計数出力をラッチ回路
4に送るとともに、D/A変換回路6に送ってアナログ
信号に変換する。このD/A変換回路6で上記ディジタ
ルカウンタ5の出力をアナログ信号に変換するに際し、
PSD位置ずれ5,1整回路7によりPSDIOの位置
ずれに応じて上記アナログ信号が調整される。この調整
されたアナログ信号は電流分配部8に送られ、」二記P
SDIOから出力される2つの電流に疑似した2つの電
流■di” d2を2つの定電流源8a、8bにて設定
する。この電流分配部8により設定される2つの電流は
割算回路2に送られてその比(1,2/ I d、)が
求められると、これを比較器3の他方の人力とする。そ
して、この比較器3の両入力、即ち、PSD演算出力回
路1の出力と割算回路2の出力か一致したとき、比較器
3よりラッチ回路4ヘラッチ信号を送って上記ディジタ
ルカウンタの計数値をラッチする。このラッチ回路4で
ラッチされた計数値がディジタル測距情報として出力す
る。
[実 施 例] 第4図および第5図は本発明の一実施例を示す7111
1距装置のA/D変換回路である。PSDIOの両端か
ら出力される2系統の光電流It、12について述べる
と、上記第2図に示すようにPSDloの中心を赤外光
の結像位置の基準点とした場合、2系統の電流1.1 
 は、 ■ロー11+12・・・・・・・・・(15)とすると
、 となることが一般的に知られている。
従って、」二足(IG)、 (17)式の両辺を1゜で
割るとなるので、この(18)、 (19)式に前記(
8)式を代入すれば、 となる。この(18)〜(21)式の関係をグラフで表
わすと、第3図に示すようになる。第3図において、直
線51は上記(18)、 (2G)式で示される直線で
あり、直線52は上記(19)、 (21>式で示され
る直線である。これらの式から解るように、出力11/
II/I  は結像位置X、A / Lおよび彼等0 
“  20 体距離の逆数1 / aに比例する。
第4図において、前記第14図で説明したと同様のPS
D演算出力回路60の出力側に、本実施例のA/D変換
回路が設けられている。本実施例のA/D変換回路は、
第4図において、I REDllの発光に同期してタイ
ミング信号を発生するタイミング回路61と、PSD演
算出力回路60からの出力電圧V。u’rを上記タイミ
ング回路61からのタイミング信号に同期してサンプリ
ングホールトする、オペアンプ62.PNP型トランジ
スタ63.NPN型トランジスタ64.コンデンサ65
および抵抗66.67からなる周知の回路1、)成のサ
ンプルホールド回路68と、オペアンプ69、NPN型
トランジスタ70〜75および抵抗76〜83からなる
4ビット構成の周知のD/A変換回路84と、補正用可
変抵抗器109よりなるPSD位置すれ1凋整手段と、
オペアンプ85゜NPN型トランジスタ86〜88およ
び抵抗89゜90からなる基L$電流発生回路91と、
この基準電流発生回路91により流れる基L$電流およ
び上記D / 、M、 e換回路84により流れるアナ
ログ電流を加減前pして2つの電流11′ 12′に分
配するための、PNI”C21−ランジスタ92〜95
および上記トランジスタ74.75.87.88からな
る電流分配回路96と、オペアンプ97.99およびダ
イオード98,100からなる2つの対数圧縮回路10
1A、l0IBと、オペアンプ102および抵抗103
〜106からなる差出力検出回路107と、この差出力
検出回路107の出力とサンプルホールド回路68の出
力とを比較し、両出力が一致したとき出力を発生する比
較器108とを白゛シてなる。オペアンプ97.99の
非反転入力端には基準電圧V   、オペアンプcf 
1 102の非反転入力端には抵抗106を介して基準電圧
V   1オペアンプ85の非反転入力端cf 2 には基準電圧Vrel’がそれぞれ印加される。オペア
ンプ69の非反転入力端には基僧電圧■、。1.を可変
抵抗109により可変した基準電圧V、。1.′か印加
される。
比較器108の出力端108aと、D/A変換回路84
の各ビットの入力端84a〜84dとの間には、第5図
に示すような制御部の回路か設けられている。この制御
部の回路はD型フリップフロップ(以下、D−FFと略
記する)112.アンドゲート113〜115.ナント
ゲート116〜120およびインバータ121からなる
ラッチ回路122と、アップカウンタ123およびイン
バータ124からなるディジタルカウンタ125とによ
り構成されている。
第4図に示すPSD演算出力回路60ては、実際のPS
Dの2系統の光電流11.I2に基づく、一方の電流が
端子24aに加えられオペアンプ34Aとトランジスタ
33Aからなる対数圧縮回路32Aで対数圧縮されて差
出力検出回路37の抵抗38を通じてオペアンプ39の
反転入力端に人力され、他方の電流が端子24bに加え
られオペアンプ34Bとトランジスタ33Bからなる対
数圧縮回路32Bで対数圧縮されて差出力検出回路37
の抵抗41を通じてオペアンプ39の非反転入力端に人
力されると、差出力検出回路37の出力端、即ち、PS
D演算出力回路60の出力端60aから前記(6)式に
て示すPSD演算出力電圧VoUTが11+られる。即
ち、 ■2 Vour=vT41((、)   −= (6)上記(
6)式に示すPSD演算出力電圧V。U2.は、サンプ
ルホールド回路68のオペアンプ62の反転入力端に印
加される。トランジスタ63は、タイミング回路61か
らタイミング信号が発せられたときオペアンプ62にバ
イアス電流を供給するもので、バイアス電流が供給され
ているときはオペアンプ62の反転入力端の上記PSD
演算出力電圧vOUTと等しい電圧がトランジスタ64
のコレクタに出力される。オペアンプ62のバイアス電
流が切れると、オペアンプ62の出力かハイインピーダ
ンスになるが、コンデンサ65はバイアス電流が切れる
直前のオペアンプ62の出力電圧を保持しているので、
このときコンデンサ65が放電されるしばらくの間、ト
ランジスタ64のコレクタは、バイアス電流が切れる直
前の7ヒ圧を保持することになる。このトランジスタ6
4の電圧がサンプルホールド回路68の出力として比較
器108の一方の入力端である反転入力端に人力される
。つまり、この比較器108の反転入力端には、赤外光
の発光タイミングに合わせてPSD演算出力電圧voU
Tがサンプルホールド回路68を通じて人力されること
になる。
一方、対数圧縮回路101の対数圧縮ダイオード99に
流れる電流をI ′、対対数圧縮ダイオド100に流れ
る電流を■1′ とするとき、差出力検出回路107の
出力としては、抵抗103〜106の値がいずれも”、
9しいものとすれば、なる電圧V ′か出力される。こ
の電圧UT V  ′は上記PSD演算出力電圧V。Ul、に疑似O
U′「 した仮想の演算出力電圧であり、同仮想演算出力電圧V
  ′は」二1だ比較器108の他方の入力端でUT ある非反転入力端に人力される。上記電流12′につい
ては電流分配回路96のトランジスタ92゜93により
供給され、上記電流Il′についてはトランジスタ94
.95により供給される。
ここで、D/A変換回路84のオペアンプ69の非反転
入力端には基準電圧V   l、基学電流re「 発生回路91の非反転入力端には基準電圧vrerがそ
れぞれ印加されるようになっていて、通常は、Vrel
’ −” ref ’     ・= −−−−(23
)としておく。PSDの位置ずれが生じていた場合には
、基準電圧V  ′を可変させて、上記(23)rcf
’ 式のバランスをくずし、PSDの位置ずれによる誤差発
生の補正を行なう。
オペアンプ85の反転入力端と接地(GND)端との間
には、このJ!4電流発生回路91の入力端91aが“
H”レベルでトランジスタ86がオンのときに抵抗89
を通じて電i& Iが流れるか、となる。
同じく、オペアンプ69の反φム入力端と接地(GND
)端との間にはこのD/A変換回路84の入力端84a
〜84dのいずれかか“H“レベルでトランジスタ70
〜73のいずれかがオンのとき抵抗76〜79のうち、
オンになったトランジスタに対応する抵抗を通じて電流
I3か流れる。
抵抗76〜79の抵抗値は、−1−記抵抗89の抵抗値
をRとするとき、抵抗76は2R,77は4R。
78はgR,79は16Rとされており、これらの抵抗
にそれぞれI/2.I/4.I/8.I/16の電流が
流れるようになっている。即ち、D/A変換回路84の
各ビットの入力端84a〜84dはMSB側からLSB
側に順に1/2.1/4.1/8.1/16の重み付け
がなされているので、オンになったビットのトランジス
タに対応する抵抗に流れる電流の総和が電流I3となっ
てD/A変換される。この電流I3が流れるときのとな
る。この(25)式は、上記(23)式よりとなる。
オペアンプ69.トランジスタ74.75にて電圧電流
変換が行なわれると、トランジスタ74と75はカレン
トミラー回路を形成しているので、トランジスタ74と
75のコレクタにはそれぞれ電流13/2が流れる。ま
た、オペアンプ85゜トランジスタ8L88にて電圧電
流変換が行なわれると、トランジスタ87と88もカレ
ントミラー回路を形成しているので、トランジスタ87
と88のコレクタにはそれぞれ電流1/2が流れる。
そして、電流分配回路96のトランジスタ92のコレク
タに上記トランジスタ74および88のコレクタが接続
されているので、トランジスタ93のコレクタ即ち、対
数圧縮ダイオード99に流れとなる。また、トランジス
タ94のコレクタにはトランジスタ87のコレクタが接
続され、トランジスタ95のコレクタにはトランジスタ
88のコレクタが接続されているので、対数圧縮ダイオ
ード100に流れる電流11′は、 となる。
」1記(28)、 (27)式の両辺を■で割ると、と
なる。この(29)、 (30)式を前記(1B)、 
(19)式と比較してみると、電流IはP S D 1
0の光電流11゜■ の総和I に対応し、■3/Iは
PSDIOの結1象位置XA/Lに対応していることが
解る。
従って、上記D/A変換回路84における電流I3と基
準電流発生回路91における電流Iとの比を制御しなが
ら、実際のPSD演算出力電圧■  と仮想の演算出力
電圧V  ′とを上記比OUT           
 OUT較器108で比較することでPSDIOの結像
位置xA/L、即ち、被写体距離の逆数k(1/a)を
得ることができる。
ここで、PSDI Oに位置ずれがあり、kの値にバラ
ツキを生じている場合、これを補正する方法について説
明する。今、再び前記(8)式を示すと、 xA/L−k (1/a)   −−=18)である。
ところで、k−1で設工1シたにもかかわらすノくラツ
キを生じ実際にはに=2/3になってしまったとする。
このとき、被写体距離aが2m(すなわち1/a−0,
5)とすると、kが設計値通りでに−1であるとすれは
、PSD演算出力電圧” OUTは・ となる。しかし、実際には、k−2/3であるので、結
像位置XA/Lは、上記(8)式よりX A / L 
= 2 / 3 X 0 、5−1 / 3 ・・・(
32)となる。このため、実際のPSD演算出力電圧V
oUTは− である。従って、補正が行なわれないときは、−に記(
33)式の結果を見ると、実際の彼方体距離の逆数(1
/a)は0.5であるのに、1 / a −1/ 3と
判断されてしまい、測距誤差を生じてしまうことになる
そこで、このような場合には、オペアンプ69の非反転
入力端に加わる基準電圧V  ′を可変cr して補正を行なう。今、 V      ’   −(2/3)  V     
    ・・・・・・ く34)rcrrat’ としてみると、このときの仮想の電流■3は、D/A変
換回路84の、例えば1/2の重みを持つビットが“H
”のときこの重みの糸路に関し、前となる。即ち、1/
2の市みを白゛するビットの糸路には■/3しか流れな
い。
従って、前記(22)、  (27)、 (28)式と
上記(35)式から、上記(33)式に示される実際の
P S D 演算出力電圧V。01.に一致した仮想の
演算出力電圧V  ′が得られる。このとき1 / a
 −1/ 2とou’r なり測距l;差はなくなる。
次に、設計値に−に、。1.とじた場合について考える
と、バイナリ−データの結像位置としての工み付けてな
く、実際は、被写体距離の逆数としての重み付けは、M
SB側では、前記(8)式より、となり、他の3ビツト
の玉み付けもそれぞれ、であるとすると、 の補正をすれば、■3相当の電流は、前記(25)式の
電流しか流れない。
ところで、実際のPSD演算出力電圧V。UTは、(l
O)式より実際の結像位置は、 x  / L−k   (1/ a + )A    
 rea l となり、仮想の演算出力電圧V  ′は補1区以前UT で、(10)式より、同じ結像位置でk” krat’
で矛となるが、この場合(39)式のV。U、、 −(
40)式のV  ′となっても”rea1〜1(、。r
であるのでUT 1/a  ←1/a2となり、測距エラーを生じてしま
う。
そこで、仮想の演算出力電圧V  ′は前記UT であるので、(40)、  (旧)式より、I a /
 I−k 、cr (1/ a 2 ) ・・・・・・
・−(42)であり、また、(24)、  (2B)式
より、13/I−R/R3・・・・・・・・・(43)
である。
そして、補正することにより電流■3がI3′になるの
で、h17正後の仮想演算出力電圧V。0.1、′とな
る。この(44)式中の13 ’ /Iは、上記(38
)であり、この(45)式に(42)、  (43)式
を代入して、’3’   1(real    Rkr
eal    13となるので、この(46)式を」−
2(44)式に代入すれとなる。従って、この(47)
式の仮想演算出力電圧V  ′が上記(39)式の実際
のPSD演算出力電UT 圧V  に一致したとき1 / a  = 1 / a
 2とな01JT                 
lす、測距エラーはなくなる。
このように、−に記実施例では、実際のPSDIOの有
効長の半分りの結像位置x A/Lの全範囲に亘って補
正でき、しかも従来技術に較べて正確な補圧を行なうこ
とができる。
また、基準電圧V  ′を可変して補正する代rcl” りにJ!準電圧V、。rを可変して補正するようにして
もよいことは勿論である。
次に第5図に示す制御部について説明するとその動作は
第6図に示すタイムチャートで表わされる。アップカウ
ンタ123はカウント開始信号がイネーブル(ENAB
LE)端子に人力すると、クロックCKIをカウントし
、カウント出力を出力端Q1〜Q3に発生する。このカ
ウント出カは上記D/A安換回路84の入力端84a〜
84dに人力されるとともに、D−FF 112の入力
端DローD3に人力される。なお、アップカウンタ12
3はリセット端Rにインバータ124を通じてリセット
信号「が印加されるときリセットされる。アップカウン
タ123のカウント出力がD/A変換回路84の入力端
84a〜84dに人力されることにより後述するように
、肢写体犀離の逆数1 / aの玉み付けを持った各ビ
ットの電流をオン、オフして電流13を制御する。
実際のPSD演算出力電圧■。0□と仮想の演算出力電
圧V  ′とが比較器1o8で比較されるUT と、V  ′〉voUTのときに比較2’j10gの出
UT 力すが“Lルーベルから“H” レベルになるが、この
出力すが1L” レベルである間は、アンドゲート11
3の出力Cも“L”レベルであるので、ナントゲート1
17,118からなるR5型フリップフロップ(以下、
R5−FFと略記する)はリセット信号πにてリセット
されたあとナントゲート117の出力は“L″レベルな
っており、ナントゲート116の出力は“H” レベル
である。
このため、リセット信号πにてリセットされた後の、ナ
ンドゲ−1−119,12(lからなるR8−FFの出
力dは“H”レベルになっていて、アンドゲート114
はカウント開始後、アンドゲート115から出力される
クロックCK 2を出力aとして、アンドゲート113
に送る。そして、アンドゲート113は上記比較’A′
、i108の出力すが“L”レベルであるとき、アント
ゲ−1−114の出力aを通さないが、v   >v 
  ’ となり、01JT   OU’l’ 比較器108の出力すが“H“レベルになると、アンド
ゲート113はアンドゲート114の出力aを通すので
、出力aの“H”レベルで出力Cが“H″レベルなる。
すると、インバータ121の出力か“L”レベルになる
ので、ナンドケート117の出力が“H”レベルになり
、このあと、アンドゲート113の出力Cが“Lルーベ
ルになったときナントゲート116の出力がL”レベル
になるので、ナントゲート12oの出力dは“L”レベ
ルとなり、アンドゲート114の出力aは“L”レベル
になる。即ち、比較aH108の出力すが″H″レベル
になると、アントゲ−1・113がクロックCK2の1
個のHパルスを送出したあとは、クロックCK2がアン
トゲート 113に送出されなくなり、アントゲ−1−
 1 1 3の出力Cも“L−レベルとなる。
また、上記比較器108の出力すはD−FF112のク
ロック入力端に人力されるようになっているので、D−
FF 1 1 2はリセット端止にリセット信号πか人
力されてリセットされたのち、」二言己出力すか“L”
レベルから“H”レベル(こなったとき、その入力端D
o−D3に人力されているアップカウンタ123の出力
端Qo−Q3の4ビツトカウント出力をラッチし、D−
FF112の出力端Q。−Q3にdIII &I!fi
7 Nとして出力する。
なお、この測距情報を取り込む時期としては、アップカ
ウンター23か10進敗の15に相当するカウント出力
を送出してOに戻った直後の時点を選ぶようにすればよ
い。
次に、上記実施例の変形例を説明する。例えば、第7図
に示すように、PSDIOの中心位置と結像レンズ14
の中心位置とがずれているときにはこれを補正する必要
かあるが、このような場合には第8図に示すように、D
/A変換回路84Bにおいて、各ビットの重み付けを行
なうための抵抗とトランジスタとの直列回路と並列に、
抵抗値RCの補正用fiIe低抗129を接続する。
ところで、PSDIOの中心位置と結像レンズ14の中
心位置間のすれ晴をX とすると、この第9図に実線で
示す曲線126は上記(4B)式において、ずれx/L
”0としたときの結像位ii’t:x/Lに対する演算
出力(V   ’ /VT)をA          
           OUT示し、一点鎖線で示す曲
線127はすれx/L=0.1とした場合である。従来
技術による補正、即ち、前記第15図に示したA/D変
換回路43の定¥、、流I を可変させることにより行
なっていた補正では、破線で示す曲線128のようにな
り、同曲線128をずらしても一点鎖線で示す曲線12
7に重ね合わせることは不可能であることか明らかであ
る。これは、PSDIOの中心位置がずれることによっ
てグラフの曲線127か横方向にx  /L−0,1に
相当する分たけずれたのに対C。
して、従来による補正では、もとのグラフを縦ノj向に
何倍かして補正しようとすることにほかならないので、
原理的に1]モ確な浦IEは無理である。
ここで、補正用可変抵抗129に流れる電流をIdとし
、 I  譚1’+I     ・・・・・・・・・(49
)33       d そこで、上記(48)式と(50)式とを比較して、と
すれば、v   ’−v   ’ となり、完全に補O
UT’      0UT 1にできることが解る。
次に本発明の他の実施例を説明する。この実施例では、
第10図に示すように、結像(1゛l置の基亭点をPS
DIOの一端に一致させたものにおいて適用されるもの
である。第10図において、PSDIOの一端から赤外
光の結像中心までの距離をX とすると、PSDloの
2系統の光電流11゜I (但し、I  +1 −1  ) であるので、(52)、  (53)式より、である。
ここで、上、2(55)式は、であることは明らかであ
る。
実際のPSD演算出力電圧VoUTは、PSDIOの光
入射強度に依存しないように演算すると、であるので、 I/ I−X B / 2 L   ・・・・・・・・
・(58)の関係か成立するように回路構成する。する
と、仮想の演算出力′電圧■  ′は−1−記(57)
、 (58)弐〇〇T より、 v’−vTΩ。(13/I)・・べ59)tlT となる。
上記(59)式に示す仮想の演算出力電圧V。UT′を
iするために、第11図に示すようにA/D変換回路の
電気回路が構成されている。D/A変換回路84Aの合
成抵抗に流れる電流I3は、NPNPNPトランジスタ
13gレクタにそのまま流れ、基準電流発生回路91A
の抵抗89に流れる電流■もそのままNPN型トランジ
スタ135のコレクタに流れる。そして、電流分配回路
96Aは、トランジスタ134のコレクタかダイオード
133とPNPffiNPN型トランジスタ135レン
トミラー回路に接続され、トランジスタ135のコレク
タがダイオード132とPNPC)ランジスタ130か
らなるカレントミラー回路に接続された構成とされてい
るので、トランジスタ131のコレクタには電流I3が
流れ、トランジスタ+30のコレクタには電流Iが流れ
る。そして、このトランジスタ130のコレクタに流れ
る電iU Iは対数ノ土縮回路101Aのダイオード9
8に流れ、トランジスタ131のコレクタに流れる電流
I3は対数圧縮回路101Bのダイオード100に流れ
るようになっているとともに、対数圧縮回路101Aの
出力は差出ノj検出回路107の抵抗103を通じてオ
ペアンプ102の反転入力端に入力され、対数圧縮回路
101Bの出力は抵抗105を通じてオペアンプ102
のJト反転入力端に入力されているので、この差出力検
出回路107からは、上記(59)式で示される仮想演
算出力電圧V  ′が得られる。この電圧V  ′は、
PSOUT              0LITD演
算出力電圧V。UTとの比較のために比較器10gに入
力される。なお、第11図において、D/Ae換回路8
4Aは2ビツト構成のものとなっているが、適宜のビッ
ト数の構成にすることができる。比較器108の出力端
108aとD/A変換回路84Aの入力端84a、84
b間には、前記第5図に示した構成とほぼ同様の制御部
の回路が接続されることになり、D/A変換回路84A
の入力端84g、84bに結像位置x B/ 2 Lの
重み1/2.1/4が表われる。。
第12図は本発明の史に他の実施例を示すA/D変換回
路の電気回路図である。この実施例も、上記第10図に
示すように、結像位置の基準点をPSDIOの一端に一
致させるようにした場合の測距装置に適用される。この
実施例で、上記第11図に示した実施例の回路と異なる
ところは、電流分配回路96Bである。即ち、トランジ
スタ134のコレクタはカレントミラー回路を形成して
いる2つのPNP!lランジスタ136,137のコレ
クタに接続され、トランジスタ135のコレクタは上5
己2つのトランジスタ136.137のベースとカレン
トミラー回路を形成している3つのPNP型トランジス
タ13g、139,140のベースおよびトランジスタ
138のコレクタに接続されている。トランジスタ13
6,137のコレクタは対数圧縮回路101Aのオペア
ンプ97の反転入力端に接続され、トランジスタ139
゜140のコレクタは対数圧縮回路101Bのすペアン
ブ99の反転入力端に接続されている。
一方、上記(54)式より、 である。ここで、上記(60)式は、 である。
実際のPSD演算出力電圧V。U、1.は、P S D
 10の光入射強度に依存しないように演算すると、で
あるので、 1  /I=x  /L    ・・・・・・・・・(
63)の関係が成立するようにすると、仮想の演算出力
電圧V  ′は、上記(62)、  (G3)式よりU
T となる。               °°°“−−
−−−(64)そこで、−1−2第12図に示すA/D
変換回路を見ると、基準電流発生回路91Aに電流■が
流れルトキ、トランジスター38のコレクタにも電流I
か流れるので、トランジスタ136,137゜139.
140のコレクタにもそれぞれ電流Iが流れる。即ち、
トランジスタ136,137により2Iの電流が対数圧
縮ダイオード98に流れ、トランジスタ139,140
により2Iの電流が対数圧縮ダイオード100に流れる
また、D/Aの変換回路84Aに゛電流I3が流れると
トランジスタ136,137のコレクタに電流■ が流
れる。この電流■3は対数圧縮ダイオード98に対して
は上記2■の電流と逆向きに流れるので、結果として対
数圧縮ダイオード98には電流(21−13)が流れる
従って、上記電流(21−13)と電流2Iとかそれぞ
れ対数圧縮回路101A、l0IBで対数圧縮され、次
段の差出力検出回路107で引算されると、この差出力
検出回路107から比較器108へ上記(64)式で示
す仮想の演算出力電圧V  ′か送出される。
UT PSDIOの位置すれによるA/D変換出力の誤差の補
正を行なうには、オペアンプ69の非反転入力端の基準
′電圧■  ′、或いは、hli市用1jJer 変抵抗129の抵抗値R(第8図参照)を可変させて行
なうことは前述した通りである。
第13図は上記第12図に破線で囲んで示す回路部14
1に相当する電気回路の回路図である。
この第13図に示す電気回路は、定電流源151゜PN
P型トラン’、;ス9152〜156. NPN’!!
トランジスタ157〜166、ダイオード167〜16
9および抵抗170〜172からなり、カレントミラー
回路によってD/A変換回路173および基準電流発生
回路174か形成されている。
定電流源151に定電流1/4が流れることにより、D
/A閲換回路173のトランジスタ154゜155にそ
れぞれ電流1/4が流れ、基準電流発生回路174のト
ランジスタ156に電流1/4が流れる。D/A変換回
路173の各ビットの入力端173a、173bはアク
ティブローであり、例えば、入力端173aが“L”レ
ベルのときトランジスタ158,159がオンになり、
D/A変換回路173の出力端175に電流I3として
I/2が流れ、さらに入力端173bも“L”レベルに
なるとトランジスタ161もオンになり、電流■8とし
て(I/2)+ (1/4)−(3/4)Iが流れるこ
とになる。また、基準電流発生回路174の入力端17
4aは常に“L“レベルであるので、トランジスタ16
3〜166がオンしてそれぞれのコレクタに1/4の電
流が流れるので、基準電流発生回路174の出力端17
6には電流■が流れることになる。
なお、上述した各実施例においては、PSDの位置ずれ
による誤差発生を補正するためのPSD位置ずれ調整手
段は、いずれもD/A変換回路84゜84A、84Bに
設け、同回路内で調整を行なうようにしているが、二の
PSD位置ずれ調整手段はD/A変換回路とは別に設け
、その前段、或いは後段で電流I3に浦itEを加える
ようにしてもよい。
〔発明の効果] 以」二述べたように、本発明によればPSDの位置ずれ
があっても、即ち、例えば、基線長のバラツキ、レンズ
主点とPSD間の距離のバラツキ。
PSDの有効長のバラツキ或いはレンズ中心とPSD中
心との゛ずれ等があっても、このPSD位置ずれによる
A/D変換出力の誤差の補正を行なうことができ、かつ
正確な補正を行なうことができる。また、A/D変換さ
れた測距情報出力はバイナリ出力とするとき、そのビッ
ト数が増えれば増えるほど従来技術に比較してIC化に
よって回路規模が小さくなるとともにA/D変換の+I
J、 il?Faか増大する等の優れた効果を発揮する
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のA/D変換回路の】、ζ本(を成を
示すブロック図、 第2図は、本発明が適用される測距装置の光学系の一配
置例を示す・14而図、 第3図は、結像位置に対するPSDの出力特性を示す線
図、 第4図は、本発明の一実施例を示すA/D変換回路の要
部の電気回路図、 第5図は、上記第4図に示す要部電気回路に接続される
制御部の電気回路図、 第6図は、上記第5図に示す制御部の動作を説明する各
部の信号のタイムチャート、 第7図は、PSD中心とレンズ中心とのずれを説明する
ための光学系の平面図、 第8図は、上記第7図に示すずれによるご;差の補正を
行なうための、上記第4図中のD/A変換回路の他の変
形例を示す電気回路図、 第9図は、上記第7図に示すずれが生じているときの結
像位置に対するPSD演算出力特性を示す線図、 第10図は、本発明が適用される測距装置の光学系の他
の配置例を示す東面図、 第11図は、本発明の他の実施例を示すA/D変換回路
の要部の電気回路図、 第12図は、本発明の更に他の実施例を示すA/D変換
回路の要部の電気回路図、 第13図は、上記第12図中の一部の回路部の他の変形
例を示す電気回路図、 第14図は、従来のA/D変換回路をaした測距装置の
電気回路図、 第15図は、被写体距離の逆数に対する結像位置を示す
線図、 第16図は、被写体距離の逆数に対するPSD演や出力
特性を示す線図である。 1.60・・・・・・Psi]寅帥出力回路2・・・・
・・・・・・・・・・・割算回路3.108・・・比較
器 4・・・・・・・・・・・・・・・ラッチ回路5・・・
・・・・・・・・・・・・ディジクルカウンタ6.84
.84B、84A、173・・・D/A変換回路 7・・・・・・・・・・・・・・・PSD位置ずれ調整
回路8・・・・・・・・・・・・・・・電流分配部10
・・・・・・・・・・・・PSD(’+4導体位置検出
器)96.96A、96B・・・電流分配回路第8 口 垢ア閃 も15  口 ・−一中一一一一十−→        Cm’)0 
02’  o5 ”75 ’   ”5  k□0.8
at=  ?L写4本”N’iLy>e#<7;)手 
 続  捕  IE   書 (自発)昭和61年 2
J131j 特許庁長官  宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示     昭和60イ[特+i’l願第
294786号2、発明の名称     半専体位置検
出器を有する測距装置のA/D変換回路 3、 MiiEをする者 名 称     (037)  オリンパス光学工業株
式会ト1゜5、補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 赤外光を投射手段により発せられて、被写体で反射して
    戻ってきた赤外光を半導体装置検出器にて受光するとき
    、この半導体位置検出器の両端から出力される2つの電
    流の比を演算する演算回路と、 クロックパルスを計数するディジタルカウンタと、 このディジタルカウンタの出力をアナログ信号に変換す
    るD/A変換回路と、 このD/A変換回路でアナログ信号に変換する際に、上
    記アナログ信号を上記半導体位置検出器の位置ずれに応
    じたアナログ信号に調整して出力する位置ずれ調整回路
    と、 上記D/A変換回路の出力を受け、上記半導体位置検出
    器の両端から出力される2つの電流に疑似した2つの電
    流を出力する電流分配部と、この電流分配部からの2つ
    の電流の比を算出する割算回路と、 この割算回路の出力と上記演算回路の出力とを比較し、
    両者が一致したときに出力を発生する比較器と、 この比較器の出力により上記ディジタルカウンタの計数
    値をラッチし、同ラッチされた計数値を測距情報として
    出力するラッチ回路と、 を具備したことを特徴とする半導体位置検出器を有する
    測距装置のA/D変換回路。
JP29478685A 1985-12-25 1985-12-25 半導体位置検出器を有する測距装置のa/d変換回路 Pending JPS62150115A (ja)

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JP29478685A JPS62150115A (ja) 1985-12-25 1985-12-25 半導体位置検出器を有する測距装置のa/d変換回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01162611U (ja) * 1988-04-28 1989-11-13

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