JP2005114543A - 光検出装置及び光検出装置を用いた光センサアレイ並びに測距装置 - Google Patents

光検出装置及び光検出装置を用いた光センサアレイ並びに測距装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005114543A
JP2005114543A JP2003348959A JP2003348959A JP2005114543A JP 2005114543 A JP2005114543 A JP 2005114543A JP 2003348959 A JP2003348959 A JP 2003348959A JP 2003348959 A JP2003348959 A JP 2003348959A JP 2005114543 A JP2005114543 A JP 2005114543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
capacitive element
terminal
operational amplifier
controlled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003348959A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4286101B2 (ja
Inventor
Kiminari Tamiya
公成 田宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2003348959A priority Critical patent/JP4286101B2/ja
Publication of JP2005114543A publication Critical patent/JP2005114543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4286101B2 publication Critical patent/JP4286101B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】小規模の簡単な回路構成で効果的に過渡電圧を印加しキャンセルできるようにした光検出装置、該光検出装置を用いた光センサアレイ及び測距装置を提供する。
【解決手段】光電流積分回路とオフセット抑圧回路とからなり、オフセット抑圧回路を、入力端子に一端を接続した直列容量素子11と、該直列容量素子の他端に一端を、他端を定電圧源に接続したスイッチ用MOSトランジスタ25と、前記直列容量素子の他端に一端を接続したスイッチ用MOSトランジスタ24と、該MOSトランジスタ24の他端に反転入力端子を、非反転入力端子を定電圧源に接続した演算増幅器21と、該演算増幅器の反転入力端子と出力端子間に接続した帰還容量素子22とスイッチ用MOSトランジスタ23とで構成して、光検出装置を構成する。
【選択図】図1

Description

この発明は、オートフォーカスセンサなどに用いる光検出装置及び該光検出装置を用いた光センサアレイ並びに測距装置に関する。
従来、撮影レンズのピントのずれ量を検出するオートフォーカスセンサなどに用いられる光検出装置としては、図10の(A)に示すような1段構成の積分回路が用いられている。この光検出装置は、フォトダイオード1と、反転アンプ2と、該反転アンプ2の入出力間に接続した帰還容量素子3と、帰還容量素子3に並列に接続されたリセット用アナログスイッチ4とで構成されている。なお、図10の(A)は1画素分の回路構成を示しており、Cgsはアナログスイッチ4を構成するNchMOSトランジスタMのゲート・ソース間容量、Cgdはゲート・ドレイン間容量である。また、図10の(B)は、図10の(A)に示した光検出装置における反転アンプ2の構成例を示し、2aはMOSトランジスタ、2bは電流源である。
次に、このように構成されている光検出装置の動作を、図11のタイミングチャートを参照しながら説明する。この光検出装置は、フォトダイオード1で生成された光電流を帰還容量素子3に蓄積して、反転アンプ2の出力電圧V1 ,つまり反転アンプ2を構成するMOSトランジスタ2aのドレイン電圧の変化として検出するものである。フォトダイオード1に流れる光電流をIpd,帰還容量素子3の容量をC0 ,反転アンプ2の入力電圧をV0 ,反転アンプ2を構成するMOSトランジスタ2aのゲート・ソース間電圧をVgsMa2aとし、そしてアナログスイッチ4がt=1のタイミングでON→OFFに変化する(リセット解除)ものとし、アナログスイッチ4がトランジスタでなく理想的なスイッチの場合は、出力V1 は次式(1)で表される。
V1 =V0 +(Ipd・t)/C0 =VgsMa2a+(Ipd・t)/C0 ・・・・(1)
アナログスイッチ4がMOSトランジスタで構成されている場合は、出力V1 には寄生容量を介したクロック漏れ成分 dV1 が加わり、次式(2),(3)で表される。
V1 =VgsMa2a+(Ipd・t)/C0 + dV1 ・・・・・・・・・・・・・(2)
dV1 ={(|Vclk |−VgsMa4 )・Cgd}/(Cgd+C0 ) ・・・・・(3)
ここで、Vclk はクロック電圧、VgsMa4 はアナログスイッチ4を構成するMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧、Cgdは同じくMOSトランジスタのゲート・ドレイン間寄生容量であり、式(2)における第1項は、リセットレベル(DC)値であり、MOSトランジスタ2a,電流源2bの製造バラツキ、電源電圧、温度などで大きく変動する。また、第3項はリセット解除時の過渡電圧で、クロックの振幅(電源電圧)、反転アンプ2のDCレベルで変動する。
上記のように、図10の(A),(B)に示す従来の1段構成の積分回路からなる光検出装置は、各構成素子の製造バラツキや電源電圧等で大きく変動するが、このような変動を防止するため、特許第2965777号には、初段の光電流積分回路(光電流電圧変換回路)と、初段の出力電圧を入力とする容量比増幅回路からなるオフセット抑圧回路(FPN抑圧回路とも呼ばれている)とで構成した2段構成の光検出装置が提案されている。
図12は、この2段構成の光検出装置を示す回路構成図で、1段目の光電流積分回路は、図10の(A),(B)に示したものと同一構成のものである。2段目のオフセット抑圧回路は、1段目の光電流積分回路の出力端子に直列容量素子11を介して反転アンプ12が接続されており、反転アンプ12の入出力端子間には容量素子13とスイッチ用MOSトランジスタ14の直列接続の帰還系を設けており、この帰還系と並列に、反転アンプ12の入力端子に初期電位を与えるためのリセット用のMOSトランジスタ15が接続されており、更に反転アンプ12のバラツキによるFPNの発生を防止するために、容量素子13の出力側に一定の初期電位を与えるための、一端を基準電圧源16に接続したスイッチ用MOSトランジスタ17を設けて構成している。図13は、図12における反転アンプ12の構成例を示す回路構成図で、MOSトランジスタ12aと電流源12bとで構成されている。なお、図12において、Vclk2はMOSトランジスタ15及び17のゲートに印加するクロック、Vxclk2 はMOSトランジスタ14のゲートに印加するクロックVclk2の反転クロックである。
次に、このように構成されている2段構成の光検出装置の動作を、図14のタイミグチャートを参照しながら説明する。時点t1までは、1段目の光電流積分回路と2段目のオフセット抑圧回路とは、スイッチ用MOSトランジスタ4及びMOSトランジスタ15,17がONされていてリセット状態となっており、時点t1において、1段目の光電流積分回路のMOSトランジスタ4がOFFして、1段目の光電流積分回路の積分動作が開始する。この積分動作開始後、1段目の光電流積分回路の出力電圧V1 が落ち着いた後の時点t2において、2段目のオフセット抑圧回路のMOSトランジスタ15,17がOFFし、MOSトランジスタ14をONして、2段目のオフセット抑圧回路のリセットを解除し、容量素子13とMOSトランジスタ14からなる帰還系を接続する。時点t2以降においても1段目の光電流積分回路における積分動作は続けられ、それによって引き起こされる1段目の光電流積分回路の出力電圧V1 の上昇は、2段目のオフセット抑圧回路の出力端子に反転出力V3 として現れ、一定積分時間経過後に、反転出力V3 を出力電圧として出力する。
このように構成された2段構成の光検出装置における出力電圧V3 は、次式(4)で表される。
V3 =VREF −(C1/C2)・(Ipd・t)/C0 + dV3 ・・・・・・・・(4)
ここで、VREF は基準電圧源16の基準電圧、C1 ,C2 は直列容量素子11及び帰還容量素子13の容量値であり、また dV3 は2段目のオフセット抑圧回路における寄生容量を介したクロックの漏れ成分で、次式(5)〜(7)で表される。
dV3 ={(|Vclk2|−VREF )・Cgd }/(Cgd+C2 )
−{(|Vclk2|−Vdd+VgsMa15)・Cgd }/(Cgd+C2 )
+{(|Vclk2|−VREF )・Cgd }/(Cgd+C2 )
={(2・Vdd−VgsMa15−2・VREF )・Cgd }/(Cgd+C2 )
・・・・・・・・(5)
|Vclk2|=|Vxclk2 |=Vdd ・・・・・・・・・・(6)
C2 >C1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7)
ここで、Cgdはサイズの等しいスイッチ用MOSトランジスタ14,15,17のゲート・ドレイン間寄生容量、Vddは電源電圧、VgsMa15はアナログスイッチを構成するMOSトランジスタ15のゲート・ソース間電圧である。
以上のように構成することにより、式(4)からわかるように、リセットレベルが反転アンプ12を構成するMOSトランジスタのゲート・ドレイン間電圧ではなく、外部の基準電圧源の基準電圧VREF となり、したがってリセットレベルの変動はなくなる。また過渡電圧 dV3 ,すなわちクロックフィードスルーで生じる電圧は、1段目の光電流積分回路と2段目のオフセット抑圧回路のリセット解除のタイミングをずらすと、1段目の光電流積分回路における積分容量素子3の容量C0 に対し、2段目のオフセット抑圧回路を構成する容量素子11,13の容量値C1 ,C2 を大きく選ぶことにより低減される。
特許第2965777号公報
ところで、上記2段構成の光検出装置においては、上記式(5)で示したように、リセット解除時の過渡電圧 dV3 は、反転アンプ(ソース接地型アンプ)のDCレベル、電源電圧、基準電圧VREF の関数であり、式(5)に示した3つの電圧のうち、ソース接地型アンプのDCレベルは、電源電圧、温度、製造バラツキで大きく変動するため、上記リセット解除時の過渡電圧 dV3 は、これに追従して変動する。この過渡電圧が相関関係のない3つの電圧の和となることは、各スイッチ用MOSトランジスタの寄生容量の充放電電流が相補的に打ち消せないことを示している。この過渡電圧の絶対値を下げるためには、それぞれのスイッチ用MOSトランジスタにおいて過渡電圧をキャンセルする回路が必要となり、このような回路を付加すると回路規模が大となってしまうという問題点がある。
本発明は、従来の2段構成の光検出装置における上記問題点を解消するためになされたもので、小規模の簡単な回路構成で効果的に過渡電圧を抑圧キャンセルできるようにした光検出装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するため、請求項1に係る発明は、フォトダイオードで検出する光電荷もしくは光電流を電圧に変換する光電流積分回路と、該光電流積分回路の出力端子に入力端子を接続したオフセット抑圧回路とを備え、前記オフセット抑圧回路は、入力端子に第1の容量素子の一端が接続され、該第1の容量素子の他端には、他端が基準電圧源に接続された第1のスイッチの一端と、該第1のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御される第2のスイッチの一端とが接続され、出力端子に前記第1のスイッチと同期して制御される第3のスイッチ及び第2の容量素子の一端と、非反転入力端子が前記基準電圧源に接続された演算増幅器の出力端子とが接続され、前記演算増幅器の反転入力端子に、前記第2のスイッチ、第3のスイッチ及び第2の容量素子の他端が接続されて構成され、光検出装置を構成するものである。
請求項2に係る発明は、フォトダイオードで検出する光電荷もしくは光電流を電圧に変換する光電流積分回路と、該光電流積分回路の出力端子に入力端子を接続したオフセット抑圧回路とを備え、前記オフセット抑圧回路は、入力端子に第1の容量素子の一端が接続され、該第1の容量素子の他端には、他端が基準電圧源に接続された第1のスイッチの一端と、該第1のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御される第2のスイッチの一端とが接続され、出力端子に前記第1のスイッチと同期して制御される第3のスイッチ、第4のスイッチ及び第2の容量素子の一端並びに演算増幅器の出力端子が接続され、前記演算増幅器の反転端子には前記第2のスイッチ、第3のスイッチ及び第2の容量素子の他端が接続され、前記第4のスイッチの他端には、該第4のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御され一端を前記基準電圧源に接続した第5のスイッチの他端と、第3の容量素子の一端とが接続され、前記演算増幅器の非反転端子には、前記第4のスイッチと同期して制御され一端を前記基準電圧源に接続した第6のスイッチの他端と、前記第3の容量素子の他端とが接続されて構成され、光検出装置を構成するものである。
請求項3に係る発明は、フォトダイオードで検出する光電荷もしくは光電流を電圧に変換する光電流積分回路と、該光電流積分回路の出力端子に入力端子を接続したオフセット抑圧回路とを備え、前記オフセット抑圧回路は、入力端子に第1の容量素子の一端が接続され、該第1の容量素子の他端には、他端が基準電圧源に接続された第1のスイッチの一端と、該第1のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御される第2のスイッチの一端とが接続され、出力端子に前記第1のスイッチと同期して制御される第3のスイッチ、第4のスイッチ及び第2の容量素子の一端並びに演算増幅器の出力端子が接続され、前記演算増幅器の反転端子には前記第2のスイッチ、第3のスイッチ及び第2の容量素子の他端が接続され、前記第4のスイッチの他端には、該第4のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御され一端を前記基準電圧源に接続した第5のスイッチの他端と、第3の容量素子の一端とが接続され、前記演算増幅器の非反転端子には、前記第5のスイッチと同期して制御される第7のスイッチの両端が接続され、該第7のスイッチの両端には、前記第4のスイッチと同期して制御され一端を前記基準電圧源に接続した第6のスイッチの他端と、前記第3の容量素子の他端とが接続されて構成され、光検出装置を構成するものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか1項に係る光検出装置において、前記光電流積分回路は、反転増幅器と、該反転増幅器の入出力端子間に接続されたスイッチング素子及び容量素子とで構成されていることを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、前記請求項1〜4のいずれか1項に係る複数の光検出装置と、該複数の光検出装置からの出力を選択して順次出力する走査回路とで光センサアレイを構成するものである。
請求項6に係る発明は、測距対象物からの光束を受光するために、互いに基線長だけ離して配置された一対の受光レンズと、受光された前記光束の輝度分布パターンに応じた光電変換信号を出力する前記一対の受光レンズに対応して配置された前記請求項5に係る一対の光センサアレイと、該一対の光センサアレイからの光電変換信号に基づいて前記測距対象物までの距離を演算して測距信号を出力する演算部とを備えて測距装置を構成するものである。
上記請求項1に係る発明によれば、オフセット抑圧回路を構成する各スイッチが接続される信号線の電位を同電位に保持させることができ、これによりリセット解除時に発生する過渡電圧を効果的に抑圧キャンセルすることができ、高精度の光検出装置を実現するこができる。また請求項2に係る発明によれば、オフセット抑圧回路を構成する演算増幅器のオフセットを補正しリセット解除時に発生する過渡電圧を更に効果的に抑圧することができる。また請求項3に係る発明によれば、オフセット抑圧回路を構成する演算増幅器のオフセットをほぼ完全にキャンセルすることができ、リセット解除時に発生する過渡電圧を一層効果的に抑圧することができる。また請求項4に係る発明によれば、光電流積分回路を簡単な構成で実現することができる。また請求項5に係る発明によれば、オフセットの抑圧された光センサアレイを実現することができる。また請求項6に係る発明によれば、オフセットの抑圧された高精度の測距装置を実現することができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、実施例1を図1に基づいて説明する。図1において、図12に示した従来の光検出装置と同一の構成要素には同一符号を付して示している。この実施例においては、1段目の光電流積分回路(光電流電圧変換回路)は、図12に示した従来の光検出装置と同一の構成のものである。直列容量素子11により接続される2段目のオフセット抑圧回路は、演算増幅器21を備え、該演算増幅器21の反転入力端子と出力端子間には帰還容量素子22とスイッチ用MOSトランジスタ23とが並列に接続されており、上記演算増幅器21の非反転入力端子には基準電圧源16が接続されており、直列容量素子11の出力側と上記演算増幅器21の反転入力端子との間には、スイッチ用MOSトランジスタ23の制御クロックVclk2の反転クロックVxclk2 で制御されるスイッチ用MOSトランジスタ24が接続されており、更に直列容量素子11の出力側と基準電圧源16との間に、スイッチ用MOSトランジスタ23と同期して制御されるスイッチ用MOSトランジスタ25を接続して構成されている。
図2は、図1における演算増幅器21の構成例を示す回路構成図で、この構成例では、図示のように接続された4つのMOSトランジスタ21a,21b,21c,21dと電流源21eとで構成されている。
次に、このように構成されている実施例1に係る光検出装置の動作を、図3に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。図12に示した従来の光検出装置の2段目のオフセット抑圧回路における各スイッチ用MOSトランジスタ14,15,17のソースとドレイン間には、反転アンプ12の入力電圧、出力電圧、基準電圧等のそれぞれ別異の電圧が印加されるように構成されていた。これに対して、本実施例における2段目のオフセット抑圧回路を構成する各スイッチ用MOSトランジスタ23,24,25のソース及びドレイン、つまり信号ラインに印加される電圧は、いずれも基準電圧VREF になっている。
すなわち、図3のタイミングチャートに示すように、時点t1以前は、クロックVclk1及びVclk2をHにして、スイッチ用MOSトランジスタ4,23,25はONにされて、帰還容量素子3,22はリセットされた状態になっている。この状態においては、演算増幅器21の反転入力端子、非反転入力端子及び出力端子、並びにスイッチ用MOSトランジスタ24とMOSトランジスタ25の接続点が、いずれも電圧がVREF となっている。そこで、時点t1において、1段目の光電流積分回路のスイッチ用MOSトランジスタ4をOFFにして、1段目の光電流積分回路の積分を開始させ、次いで時点t2において、2段目のオフセット抑圧回路のスイッチ用MOSトランジスタ23,25をOFFに、スイッチ用MOSトランジスタ24をONに切り換え、2段目のオフセット抑圧回路の積分を開始させる。この際、2段目のオフセット抑圧回路の各スイッチ用MOSトランジスタのソース及びドレインの電位が同じなので、ゲート・ソース間あるいはゲート・ドレイン間の寄生容量に基づく電荷による過渡電流は、互いに打ち消すように流れ、直列容量素子11あるいは帰還容量素子22には流れない。したがって、リセット解除時の過渡電圧 dV3 の発生原因がなくなる。
この場合における2段目のオフセット抑圧回路からの出力電圧V3 は、次式(8)のように表され、過渡電圧 dV3 は、次式(9),(10)で表される。
V3 =VREF −(C1/C2)・(Ipd・t)/C0 + dV3
=VREF −(C1/C2)・(Ipd・t)/C0 ・・・・・・・・・・・・(8)
dV3 ={(|Vclk2|−VREF )・Cgd }/(Cgd+C1 )
−{(|Vxclk2 |−VREF )・Cgd }/(Cgd+C1 )
+{(|Vclk2|−VREF )・Cgd }/(Cgd+C2 )
−{(|Vxclk2 |−VREF )・Cgd }/(Cgd+C2 )=0 ・・・・・・・・(9)
|Vclk2|=|Vxclk2 |=Vdd ・・・・・・・・・・・(10)
上記(8)〜(10)式は、各項が演算増幅器21のオフセットがゼロの条件下で相補的に打ち消された状態を示している。オフセットがゼロでない場合、打ち消されない成分が dV3 となるが、この値は、オフセットが従来例の過渡電圧 dV3 を示す式(5)〜(7)の各項に掛かる係数、2×Vdd,VgsM15 ,2×VREF より十分小さいため、小さくなる。
次に、実施例2について説明する。図1に示した実施例1に係る光検出装置においては、上述のように演算増幅器21のオフセットは、リセット解除時の過渡電圧 dV3 に影響を与えている。すなわち、図2に示した演算増幅器21を構成する4つのMOSトランジスタのバラツキにより、入力電圧V21,V22が変動し、同じになるとは限らない。本実施例は、リセット解除時の過渡電圧 dV3 に影響を与える演算増幅器21のオフセットを補正する機能をもたせるようにしたものである。
図4は、実施例2に係る光検出装置の構成を示す回路構成図であり、図1に示した実施例1と同一の構成要素には同一符号を付して示している。この実施例は、図1に示した実施例1における2段目のオフセット抑圧回路において、演算増幅器21のオフセットを、補正をかけてキャンセルするオフセットキャンセル部を設けたもので、図4に示すように、演算増幅器21の出力端子と基準電圧源16との間に、スイッチ用MOSトランジスタ31,32の直列回路を接続し、演算増幅器21の非反転入力端子と基準電圧源16との間にスイッチ用MOSトランジスタ33を接続し、更にスイッチ用MOSトランジスタ31と32の接続点と演算増幅器21の非反転入力端子との間に容量素子34を接続して構成したものである。なお、スイッチ用MOSトランジスタ32はスイッチ用MOSトランジスタ31の制御クロックVclk3の反転クロックVxclk3 で制御され、またスイッチ用MOSトランジスタ33はスイッチ用MOSトランジスタ31と同期して制御されるようになっている。
次に、このように構成した実施例2に係る光検出装置の動作を、図5のタイミングチャートに基づいて説明する。1段目の光電流積分回路の積分開始時点t1より以前の時点t0より前において、クロックVclk3をHとしVxclk3 をLとして、スイッチ用MOSトランジスタ31及び33をONとし、スイッチ用MOSトランジスタ32をOFFとすることにより、演算増幅器21のオフセットを一旦容量素子34に蓄積保持させる。その後、時点t0において、クロックVclk3をHからLとし、Vxclk3 をLからHとすることにより、スイッチ用MOSトランジスタ31及び33をOFFとし、スイッチ用MOSトランジスタ32をONとすることにより、容量素子34に保持させていた演算増幅器21のオフセットを、その非反転入力端子の電位から差し引くようにして、これにより反転入力端子の電位V22と非反転入力端子の電位V21のオフセットをキャンセルすることができる。
以上の動作態様を数式で示すと、次のようになる。まず、この実施例においては、時点t0より前のVclk がHレベル、VxclkがLレベルで、スイッチ用MOSトランジスタ31,33がON,スイッチ用MOSトランジスタ32がOFFとなっている状態では、次式(11)に示すように、演算増幅器21のオフセット dV3aのある場合を想定して説明する。
dV3a=V22−V21 ・・・・・・・・・・・・・・・・・(11)
この状態では、オフセット dV3aは容量素子34に記憶される。図5に示したタイミングチャートでは、オフセット dV3a<0の場合を例示している。この時点での演算増幅器21の出力電圧V3 は、次式(12)で表される。
V3 =V21+ dV3a=VREF + dV3a ・・・・・・・・・(12)
時点t0において、Vclk3がH→L,Vxclk3 がL→Hとなり、容量素子34に記憶されていたオフセットが差し引かれて、次式(13)に示すようにオフセット dV3aがキャンセルされ、出力電圧V3 は基準電圧VREF となる。
V3 =VREF + dV3a− dV3a=VREF ・・・・・・・・(13)
次に、実施例3を図6に基づいて説明する。図4に示した実施例2におけるオフセットキャンセル部においては、スイッチ用MOSトランジスタを3つ用いていて、MOSトランジスタ31,33がONしたときと、MOSトランジスタ32がONしたときでは、寄生容量値がアンバランスになり、誤差電圧が発生する。この実施例3は、スイッチ用MOSトランジスタの数のアンバランスによる誤差電圧の発生を防止するために、スイッチ用MOSトランジスタ33と演算増幅器21の非反転入力端子との間に、ドレイン・ソース間を短絡したダミースイッチ用のMOSトランジスタ35を接続して構成したものである。このダミースイッチ用MOSトランジスタ35のゲートには、スイッチ用MOSトランジスタ32と同期した制御クロックVxclk3 が印加されるようになっている。これにより、スイッチ用のMOSトランジスタの配置数のアンバランスにより生じる誤差電圧の発生を防止し、演算増幅器のオフセットをより完全にキャンセルすることができる。
図6に示した実施例3における演算増幅器21のオフセットキャンセル部を構成する各スイッチ用MOSトランジスタの寄生容量により生じる過渡電流をキャンセルし、演算増幅器21のオフセットを記憶する容量素子34に影響を与えない態様を、図7に示す。この際、ダミースイッチ用のMOSトランジスタ35のサイズを、他の3つのスイッチ用のMOSトランジスタ31,32,33のサイズの2倍とすることにより、過渡電流を効率よくキャンセルすることできる。
次に、実施例4について図8に基づいて説明する。この実施例は、上記実施例1〜3のいずれかに係る光検出装置を用いて構成した光センサアレイに関するものである。すなわち、1段目の光電流積分回路41と2段目のオフセット抑圧回路42とからなる上記実施例1〜3のいずれかに係る光検出装置43を複数個配列し、更にこれらの複数の光検出装置43からの出力を選択して順次出力させるための走査回路44を設けて、光センサアレイを構成するものである。
このように構成した光センサアレイでは、複数の各光検出装置43において、各フォトダイオード1で生成された光電流を電圧に変換し更にオフセットを抑圧して出力させ、この出力信号を走査回路44で選択して順次出力させることにより、オフセットの抑圧された光入力信号に対応する光電変換信号(画像信号)が得られる。
次に、実施例5について図9に基づいて説明する。この実施例は、実施例4に示した光センサアレイを用いて構成した測距装置に関するものである。この実施例に係る測距装置は、測距対象物51からの光束を受光するために、一対の受光レンズ52a,52bを互いに基線長Bだけ離して配置し、光束の輝度分布パターンに応じた光電変換信号を出力する、上記受光レンズ52a,52bに対応して配置した一対の光センサアレイ53a,53bと、該一対の光センサアレイ53a,53bから得られた光電変換信号を入力し、上記測距対象物51までの距離を演算して測距信号を出力する演算部54とを設けて構成されている。
このように構成した測距装置においては、測距対象物51までの距離Dに応じて、一対の光センサアレイ53a,53b上における2つの対象物像の間隔が変化する。演算部54において、この2つの対象物像の間隔を測定することにより、つまり基線長Bに対する変化量X1を検出することにより、対象物までの距離Dを算出し、オフセットのない高精度の測距信号を出力させることができる。
本発明に係る光検出装置の実施例1の構成を示す回路構成図である。 図1に示した実施例1における演算増幅器の構成例を示す回路構成図である。 図1に示した実施例1の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施例2に係る光検出装置の構成を示す回路構成図である。 図4に示した実施例2の動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の実施例3に係る光検出装置の構成を示す回路構成図である。 図6に示した実施例3におけるスイッチ用MOSトランジスタの寄生容量で生じる過渡電流をキャンセルする態様を示す説明図である。 本発明の実施例4に係る光センサアレイの構成を示すブロック構成図である。 本発明の実施例5に係る測距装置の構成を示すブロック構成図である。 従来の光検出装置の構成例を示す回路構成図である。 図10に示した構成例の動作を説明するためのタイミングチャートである。 従来の光検出装置の他の構成例を示す回路構成図である。 図12に示した構成例における反転アンプの回路構成例を示す図である。 図12に示した構成例の動作を説明するためのタイミングチャートである。
符号の説明
1 フォトダイオード
2 反転アンプ
3 帰還容量素子
4 スイッチ用MOSトランジスタ
11 直列容量素子
21 演算増幅器
21a〜21d MOSトランジスタ
21e 電流源
22 帰還容量素子
23,24,25 スイッチ用MOSトランジスタ
31,32,33 スイッチ用MOSトランジスタ
34 オフセット記憶用容量素子
35 ダミースイッチ用MOSトランジスタ
41 光電流積分回路
42 オフセット抑圧回路
43 光検出装置
44 走査回路
51 測距対象物
52a,52b 受光レンズ
53a,53b 光センサアレイ
54 演算部

Claims (6)

  1. フォトダイオードで検出する光電荷もしくは光電流を電圧に変換する光電流積分回路と、該光電流積分回路の出力端子に入力端子を接続したオフセット抑圧回路とを備え、前記オフセット抑圧回路は、入力端子に第1の容量素子の一端が接続され、該第1の容量素子の他端には、他端が基準電圧源に接続された第1のスイッチの一端と、該第1のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御される第2のスイッチの一端とが接続され、出力端子に前記第1のスイッチと同期して制御される第3のスイッチ及び第2の容量素子の一端と、非反転入力端子が前記基準電圧源に接続された演算増幅器の出力端子とが接続され、前記演算増幅器の反転入力端子に、前記第2のスイッチ、第3のスイッチ及び第2の容量素子の他端が接続されて構成されていることを特徴とする光検出装置。
  2. フォトダイオードで検出する光電荷もしくは光電流を電圧に変換する光電流積分回路と、該光電流積分回路の出力端子に入力端子を接続したオフセット抑圧回路とを備え、前記オフセット抑圧回路は、入力端子に第1の容量素子の一端が接続され、該第1の容量素子の他端には、他端が基準電圧源に接続された第1のスイッチの一端と、該第1のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御される第2のスイッチの一端とが接続され、出力端子に前記第1のスイッチと同期して制御される第3のスイッチ、第4のスイッチ及び第2の容量素子の一端並びに演算増幅器の出力端子が接続され、前記演算増幅器の反転端子には前記第2のスイッチ、第3のスイッチ及び第2の容量素子の他端が接続され、前記第4のスイッチの他端には、該第4のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御され一端を前記基準電圧源に接続した第5のスイッチの他端と、第3の容量素子の一端とが接続され、前記演算増幅器の非反転端子には、前記第4のスイッチと同期して制御され一端を前記基準電圧源に接続した第6のスイッチの他端と、前記第3の容量素子の他端とが接続されて構成されていることを特徴とする光検出装置。
  3. フォトダイオードで検出する光電荷もしくは光電流を電圧に変換する光電流積分回路と、該光電流積分回路の出力端子に入力端子を接続したオフセット抑圧回路とを備え、前記オフセット抑圧回路は、入力端子に第1の容量素子の一端が接続され、該第1の容量素子の他端には、他端が基準電圧源に接続された第1のスイッチの一端と、該第1のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御される第2のスイッチの一端とが接続され、出力端子に前記第1のスイッチと同期して制御される第3のスイッチ、第4のスイッチ及び第2の容量素子の一端並びに演算増幅器の出力端子が接続され、前記演算増幅器の反転端子には前記第2のスイッチ、第3のスイッチ及び第2の容量素子の他端が接続され、前記第4のスイッチの他端には、該第4のスイッチが導通状態のときは非導通状態、非導通状態のときは導通状態となるべく制御され一端を前記基準電圧源に接続した第5のスイッチの他端と、第3の容量素子の一端とが接続され、前記演算増幅器の非反転端子には、前記第5のスイッチと同期して制御される第7のスイッチの両端が接続され、該第7のスイッチの両端には、前記第4のスイッチと同期して制御され一端を前記基準電圧源に接続した第6のスイッチの他端と、前記第3の容量素子の他端とが接続されて構成されていることを特徴とする光検出装置。
  4. 前記光電流積分回路は、反転増幅器と、該反転増幅器の入出力端子間に接続されたスイッチング素子及び容量素子とで構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に係る光検出装置。
  5. 前記請求項1〜4のいずれか1項に係る複数の光検出装置と、該複数の光検出装置からの出力を選択して順次出力する走査回路とで構成したことを特徴とする光センサアレイ。
  6. 測距対象物からの光束を受光するために、互いに基線長だけ離して配置された一対の受光レンズと、受光された前記光束の輝度分布パターンに応じた光電変換信号を出力する前記一対の受光レンズに対応して配置された前記請求項5に係る一対の光センサアレイと、該一対の光センサアレイからの光電変換信号に基づいて前記測距対象物までの距離を演算して測距信号を出力する演算部とを備えていることを特徴とする測距装置。
JP2003348959A 2003-10-08 2003-10-08 光検出装置のためのオフセット抑圧回路 Expired - Fee Related JP4286101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003348959A JP4286101B2 (ja) 2003-10-08 2003-10-08 光検出装置のためのオフセット抑圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003348959A JP4286101B2 (ja) 2003-10-08 2003-10-08 光検出装置のためのオフセット抑圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005114543A true JP2005114543A (ja) 2005-04-28
JP4286101B2 JP4286101B2 (ja) 2009-06-24

Family

ID=34540958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003348959A Expired - Fee Related JP4286101B2 (ja) 2003-10-08 2003-10-08 光検出装置のためのオフセット抑圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4286101B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009194816A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Nikon Corp 撮像装置
JP2015037217A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 キヤノン株式会社 光電変換装置
US9571770B2 (en) 2012-01-19 2017-02-14 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Sense circuit and method of operation thereof and photoelectric conversion array connected to inverting input of sense circuit
JP7445436B2 (ja) 2020-01-10 2024-03-07 ローム株式会社 光学センサ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009194816A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Nikon Corp 撮像装置
US9571770B2 (en) 2012-01-19 2017-02-14 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Sense circuit and method of operation thereof and photoelectric conversion array connected to inverting input of sense circuit
JP2015037217A (ja) * 2013-08-12 2015-02-23 キヤノン株式会社 光電変換装置
JP7445436B2 (ja) 2020-01-10 2024-03-07 ローム株式会社 光学センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4286101B2 (ja) 2009-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20200068149A1 (en) Sample and hold based temporal contrast vision sensor
US7755686B2 (en) Physical quantity distribution detecting apparatus and imaging apparatus
KR101241485B1 (ko) 고체 촬상 장치, 고체 촬상 장치에서의 아날로그-디지털변환 방법 및 촬상 장치
CN100515050C (zh) 固态图像拾取装置及其驱动方法和成像设备
US6642501B2 (en) Photo-detecting apparatus
US9635298B2 (en) Comparator circuit, imaging apparatus using the same, and method of controlling comparator circuit
JP3581031B2 (ja) 光検出装置
KR20100129321A (ko) 고체 촬상 장치 및 촬상 시스템
US20160212365A1 (en) Signal processing device and method, imaging device, and imaging apparatus
CN108337457B (zh) 图像传感器
US11323639B2 (en) Image sensor and operation method thereof
KR100744118B1 (ko) 이미지 센서의 포화 레벨 검출 회로, 이미지 센서의 포화레벨 검출 방법 및 포화 레벨 검출 회로를 구비하는 이미지센서
US20220046197A1 (en) Image sensor and photodetector
US7869100B2 (en) Image sensor, module and electronic device
US20160142661A1 (en) Solid-state imaging device and camera
US20100110248A1 (en) Correlated double sampling circuit
JP2008148233A (ja) 固体撮像装置
US20130234004A1 (en) Imaging device
JP4286101B2 (ja) 光検出装置のためのオフセット抑圧回路
JP6737192B2 (ja) 固体撮像装置及び電子機器
US20200036931A1 (en) Solid-state imaging device, and camera system using same
KR20050094875A (ko) 광 검출장치
KR102349105B1 (ko) 이미지 센서
JP2015115745A (ja) 固体撮像素子、撮像装置、および電子機器
JP2005121398A (ja) 光検出装置及びそれを用いた測距装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081008

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090303

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090324

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4286101

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120403

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130403

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140403

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees