JPH0576605B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0576605B2
JPH0576605B2 JP59195011A JP19501184A JPH0576605B2 JP H0576605 B2 JPH0576605 B2 JP H0576605B2 JP 59195011 A JP59195011 A JP 59195011A JP 19501184 A JP19501184 A JP 19501184A JP H0576605 B2 JPH0576605 B2 JP H0576605B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
lens
supplied
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59195011A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6173118A (ja
Inventor
Yoshitomi Nagaoka
Yoshiteru Matsuda
Yoshiaki Hirao
Ryuichiro Kuga
Hiroyuki Asakura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP59195011A priority Critical patent/JPS6173118A/ja
Priority to US06/776,031 priority patent/US4673274A/en
Priority to EP85306654A priority patent/EP0175580B1/en
Priority to KR8506810A priority patent/KR890000434B1/ko
Priority to DE8585306654T priority patent/DE3570773D1/de
Publication of JPS6173118A publication Critical patent/JPS6173118A/ja
Publication of JPH0576605B2 publication Critical patent/JPH0576605B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S17/00Systems using the reflection or reradiation of electromagnetic waves other than radio waves, e.g. lidar systems
    • G01S17/02Systems using the reflection of electromagnetic waves other than radio waves
    • G01S17/06Systems determining position data of a target
    • G01S17/46Indirect determination of position data
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/30Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line
    • G02B7/32Systems for automatic generation of focusing signals using parallactic triangle with a base line using active means, e.g. light emitter

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、赤外線光を投射し三角測距原理に基
ずくビデオカメラの自動焦点調整装置に関するも
のである。
従来例の構成とその問題点 第1図に赤外線光を用いた三角測距原理に基ず
くビデオカメラの自動焦点調整装置(以下アクテ
イブ式焦点調整装置と称する。)の原理図を示す。
同図において、投光手段1より投光された測距用
赤外光は投光レンズ2を経て測距対象物3に到達
した後、反射して収束レンズ4を経て受光素子5
に入射する。この際、投光手段1および受光素子
5と測距対象物3との距離が変化すれば、反射光
の受光素子5への入射角度あるいは反射光の受光
素子表面における入射位置が変化する。この反射
光の入射角度あるいは、上記入射位置に基ずき演
算器6は所定の演算を行なう。レンズ駆動装置7
は演算器6の演算結果に基ずき、複数枚のレンズ
から成る撮影レンズを適切なフオーカシング位置
に駆動し焦点調整が完了する。
次に、従来例として、上記受光素子5として
PSD(Position Sensitive Device)等の周知の光
位置検出器を用い、光位置検出器より取り出され
る2つの光電流の比を演算することにより、被写
体と上記投光手段間の距離に対応する信号を得
て、この信号に基ずいて、ビデオカメラのピント
調整を行なう方法について説明する。
第2図は、上記従来例の投受光部の幾何学的配
置と測距原理を示したものである。第3図は、上
記従来例における演算器等の構成要素を示すブロ
ツク図である。
赤外発光ダイオード9(以下、赤外LEDと称
す)から放射された赤外線光は投光レンズ10に
より収束された被写体11に投射される。被写体
よりの反射光は収束レンズ12により収束され、
光位置検出器13の受光面上にスポツト像を結
ぶ。光位置検出器の有効な受光面の長さをl0、投
光レンズ受光レンズの光軸は平行となるように配
置されており、光軸間の距離d、受光レンズの焦
点距離、被写体と投光レンズ間の距離Lとす
る。Lが無限遠方の時、スポツト像がPSDの中
心に結像し、光位置検出器より取り出される電流
I1,I2が等しくなるように光位置検出器の中心位
置が調整されている。光位置検出器の中心位置よ
り、距離Lの時のスポツト像の結像位置の位置量
をxする。この時、変位量xは、次式で表わされ
る。
x=d・/L ……(1) また、光位置検出器13から出力される2つの光
電流I1,I2は、それぞれの出力端電極14,15
とスポツト像の結像位置までの距離に反比例す
る。即ち、 I1=l0/2−x/l0・I0 ……(2) I2=l0/2+x/l0・I0 ……(3) 上式のI0は、スポツト像の光量により生じる全
電流量を表わす。次に(1),(2),(3)式を変形する
と、 I1−I2/I1+I2=−2d・/l0・1/L ……(4) となる。(4)式によれば、被写体までの距離の逆数
(1/L)と(I1−I2/I1+I2)なる量が比例すること
がわ かる。通常の撮影レンズの焦点調整機構であるヘ
リコイドの回転角度と被写体までの距離Lの逆数
とは、ほぼ比例するから、(I1−I2/I1+I2)なる量と
、 撮影レンズのヘリコイドの回転角とを検知すれば
自動焦点調整が可能である。
次に、第3図を用いて従来より知られている演
算処理方法について説明を行なう。
LED駆動回路16により駆動された赤外LED
17より発生した赤外線光は投光レンズ18によ
り被写体へ投射される。被写体よりの反射光は収
束レンズ19により収束され光位置検出器20の
受光面にスポツト像を結像する。一般に光位置検
出器20よりの出力信号は、上記赤外LED17
による成分と、太陽光、螢光灯光などの背景光に
応答した成分も含まれているので、それを区別す
るため、赤外LED17をある所定の周波数cでパ
ルス駆動し、光位置検出器20より上記所定の周
波数cに相当する交流成分を取り出すことにより
所要の信号成分を検出する手法が用いられる。光
位置検出器20よりの出力電流I1,I2は、各々、
第1、第2の電流電圧変換器21,22により電
流電圧変換され、次いで第1、第2のコンデンサ
23,24を経て第1、第2の増幅器25,26
へ供給され、交流成分である信号成分のみ所定の
倍率で増幅される。次に、第1、第2の増幅器2
5,26の出力信号は、各々、第1、第2の中間
周波数通過フイルタ27,28(以下BPFと称
する)へ供給される。BPFは、その中心周波数
が赤外LED17の駆動周波数cと一致するよう構
成されており、信号成分に対する雑音成分の比を
大きく改善する機能をもつている。第1、第
2BPF27,28の出力信号は各々、第1、第2
の整流器29,30を経て、第1、第2BPFの出
力の交流信号振幅値に比例した直流電圧V1,V2
を出力する。加算器31は、上記V1,V2を加算
し、{V1+V2}に比例した信号V+を出力し、減
算器32は、上記V1,V2を減算し{V1−V2}に
比例した値V-を出力する。
V+=α・{V1+V2} ……(5) V-=β・{V1+V2} ……(6) α,βは定数 第1の積分器33は、加算器31の出力する直
流電圧値に応じた電圧電流変換を行ない定電流で
コンデンサに充電を行ない時間の経過につれて、
ほぼ直線状に増加するような波形の積分値V+ *
出力するように構成する。第2の積分器34は、
減算器32の出力する直流電圧値に応じた電圧電
流変換を行ない定電流でコンデンサに充電を行な
い時間の経過につれて、ほぼ直線状に増加するよ
うな波形の積分値V* -を出力するように構成する。
上記一連の演算処理は線形性を保持した処理であ
るので、第1積分器33の出力値V+ *は、{I1
I2}に比例し、第2積分器34の出力値V- *は、
{I1−I2}に比例したものとなる。以下第4図も
併用して説明をつづける。第4図波形aは、赤外
LEDの発光を示す波形図である。ある一定周期
で断続的に発光させると共に、発光期間は駆動周
波数cでパルス発生させている。波形b,cは、
各々、加算器31および減算器32の出力波形例
を示したものである。波形d,eは、各々、第1
積分器33、第2積分器34の出力例を示したも
のである。第1積分器の出力V+ *は比較器35へ
供給され、基準電圧VR36との比較を行なう。
第4図dに示すように、基準電圧値VRとV+ *
形の交点で比較器35の出力は極性が反転してパ
ルス信号を発生する。波形V+ *,V- *eは、共に
同一時刻で積分を開始しており、かつ、V+ *
V- *はI1,I2と次式の関係にある。
V+ *=A・{I1+I2}・t ……(7) V- *=B・{I1−I2}・t ……(8) t:積分時間、A,Bは定数 従つてV+ *=VRとなる時間における第2積分器
の出力レベルVFを検出すれば、実質的に
(I1−I2/I1+I2)に応答した信号を得ることができ、
こ の値は、既に説明しているように被写体までの距
離Lの逆数(1/L)に比例した信号となる。上記 VFなる第2積分器出力信号は、アナログ−デジ
タル変換器37へ供給され、デジタル信号に変換
される。一方、撮影レンズ38のピント位置は、
レンズ・エンコーダ39により検出され、撮影至
近距離から無限遠までの範囲(ヘリコイドの角度
等)を64分割した6ビツトの位置信号として出力
される。レンズ・エンコーダは、撮影レンズのフ
オーカシングレンズ部に通常設けられるヘリコイ
ド等の焦点調整機構と機械的に接触を保ち、その
焦点調整のために移動して位置検出信号を出力す
るようなものが使用される。デジタルコンパレー
タ40は、上記アナログデジタル変換器37の出
力信号aと上記レンズエンコーダ39の出力信号
bとの各対応する桁のビツトを比較する。レンズ
駆動部41は、デジタルコンパレータ40の出力
を受けa=bとなるように撮影レンズ38の焦点
調整を行ない、最適なピント位置にて停止させ自
動調整が完了する。
ここでビデオカメラ用オートフオーカス装置に
必要な所要性能について考えてみると、一般に家
庭用ビデオカメラは6倍ズームレンズが標準装備
となつており、至近1m程度から20mまでの範囲
に渡つて十分にピント精度が要求されている。次
に、アクテイブ式焦点調整装置において、取り扱
うべき信号のダイナミツクレンジについて考え
る。一般に受光素子に入射する光量は、赤外
LEDの発光量に比例し、被写体の赤外反射率に
比例し、かつ被写体までの距離Lの2乗に反比例
する。仮に反射率10%〜100%、距離1m〜20m
を測距の対象とするならば、1:4000という非常
にダイナミツクレンジの広い信号を扱かうことに
なる。従つて、アクテイブ式焦点調整装置の性能
を決める要因としては、受光素子および初段増幅
器での信号対雑音比(S/N)と、上記のごとく
広いダイナミツクレンジにわたり、回路素子のバ
ラツキ、温度変化、直流オフセツト等の要因に対
し、十分線形性の良い信号演算処理が可能である
のか否かが問題となつて来る。上記の観点から第
3図の従来例について考えて見ると次のような問
題点を有している。第1点としては、光位置検出
器20よりの出力信号I1,I2を、各々、電流電圧
変換器、増幅器、BPF、整流器を経てV1,V2
る信号を得るのであるが、この時、I1−V1系の利
得g1とI2−V2系の利得g2とすると、測距信号VF
(第4図に示したもの)は、実質的に、 VF∝g1I1−g2I2/g1I1+g2I2 ……(9) となる。従つてg1=g2であれば、測距距離の変化
に対応するI1,I2の相対的な変化に対し、本来の
線形性が保たれているので測距精度上の誤差は発
生しない。しかし、従来例の構成のままでは、
g1,g2の整合性を確保することは非常に困難であ
る。たとえば、BPFでのバラツキ、温特補償を
行なうことは不可能に近いことである。
第2点としては、所要の信号ダイナミツクレン
ジに対してVFを精度よく発生させることが非常
に困難であるという問題点がある。第1積分器3
3、第2積分器34に要求される機能を実現する
回路構成を第5図に示す。加算器31の出力信号
V+は、入力端子42より入力され、反転増幅器
43により信号の極性が反転される。スイツチ4
4は赤外LED17の発光期間以外は閉じられて
おり、出力端子45には演算増幅器46の非反転
入力端子に加えられる基準電圧47がそのまま出
力される。次に発光期間においては、スイツチ4
4は開放となり、反転増幅器43の出力電圧と上
記基準電圧47との電位差を抵抗器48で割算し
た値によつて決まる一定電流値でコンデンサ49
へ充電を行ない、出力端子45には、時間に対し
直線状に増加する三角形状の電圧波形が出力され
る。上記構成で、受光素子での受光量が零の時に
は、入力端子42は信号成分が現われず一定の直
流電圧値となるので、この時スイツチの開閉に対
し上記三角形状の電圧波形が出力端子に発生しな
いように初期調整を行なつておく。しかし温度変
化、電源変動に対し本来無信号であるにもかかわ
らず、積分波形が出力端子45に生じる場合があ
る。これは、入力端子での直流電圧値の変動や、
反転増幅器43のオフセツト電圧や演算増幅器の
オフセツト電圧の変動等が存在するためである。
このオフセツト電圧に対する積分出力値は直接測
距誤差となるので、上記電源変動・温度変化に対
するオフセツト変動量は、ある許容値以内に制限
しておく必要がある。
一般にビデオカメラは低消費電力化が強く要望
されており、第5図に示した回路も5V程度の電
源電圧で動作させる必要がある。所要の信号ダイ
ナミツクレンジを仮に1:400(距離1m〜20m、
反射率100%)に制限して考えた時、上記反射増
幅器43の出力での最大信号レベルは1V程度に
設計し、最小信号レベルを2.5mVに設計するのが
最も妥当である。積分時定数(第5図の抵抗器の
値とコンデンサの容量値の積)および、最大積分
時間Tnaxは、所要の最小信号レベルにおいて測
距が実行されるような値に設定する。ここで測距
が実行されるという事は、第1積分器出力V+ *
最大積分時間Tnax以内に、基準電圧値VRに達し、
比較器出力の極性が反転しアナログ−デジタル変
換器へVFの値の読み込み動作が生じることを意
味する。従つて最小信号レベル2.5mVで測距が実
行されるように積分時定数、最大積分時間Tnax
を設定すれば、最大信号レベル1Vについては
Tnax/400の時間で測距が実行されることにな
る。以上は、第3図、第5図に示した回路構成が
理想的に働らく場合であるが、電源電圧変動や温
度変動等に対し、数mV程度のオフセツト電圧の
発生は避けられない。従つて、信号レベルが小さ
い時については、信号とオフセツト量との区別が
できないので精度の良い測距動作を保証すること
は不可能である。
以上の説明より明らかなように、上記従来例の
構成のままでは、実用上ビデオカメラの自動焦点
調整機能に要求される所要性能を実現することは
不可能である。
発明の目的 本発明の目的は、高精度な測距性能を有し、ビ
デオカメラの撮影レンズの機構設計に大きな障害
を与えることなく測距用投受光器を設置可能なビ
デオカメラの自動焦点調整装置を実現することで
ある。
発明の構成 本発明のビデオカメラの自動焦点調整装置は、
測距用赤外光を発光する発光源と上記発光源を駆
動する発光源駆動部と、上記測距用赤外光の測距
すべき被写体よりの反射光を集光する収束レンズ
と、その収束レンズの焦点位置に設置され上記反
射光の結像スポツト位置に応じて一定の割合で第
1、第2の光電流を出力する光位置検出器と、上
記第1、第2の光電流を電流電圧変換する第1、
第2の電流電圧変換器と、上記第1、第2の電流
電圧変換器の各々の出力信号の加算を行なう加算
器と、同じく上記第1、第2の電流電圧変換器の
各々の出力信号の減算を行なう減算器と、上記加
算器の出力信号と第1の制御信号が供給される第
1の可変利得増幅器と、上記減算器の出力信号と
上記第1の制御信号が供給される第2の可変利得
増幅器と、上記第1、第2の可変利得増幅器の
各々の出力信号が供給される第1、第2の帯域増
幅器と、上記第1、第2の帯域増幅器の各々の出
力信号が供給される第1、第2の検波器と、上記
第1、第2の検波器の各々の出力信号が供給さ
れ、上記検波器の出力信号に応答した大きさの定
電流にてコンデンサを充電し、ほぼ直線的に増加
もしくは減少する電圧値を出力する第1、第2の
積分器と、上記第1積分器の出力信号と基準電圧
信号が供給され両信号のレベル比較を行なうレベ
ル判定器と、撮影レンズのピント調整を行なうフ
オーカシングレンズ群のヘリコイドの回転角を機
械的に検出し電気信号に変換して出力するレンズ
エンコーダと、上記第2積分器の出力信号と上記
レンズエンコーダ出力信号の比較を行なう比較器
と、上記比較器の出力信号に応答して上記撮影レ
ンズのフオーカシングレンズ群の位置を前方また
は後方へ駆動させるレンズ駆動部と、上記レンズ
エンコーダ出力信号と上記第1検出器出力信号が
供給され、上記発光源駆動部を制御する第2の制
御信号と、上記第1、第2可変利得増幅器の利得
を制御する前記第1の制御信号を発生させる誤差
検出器を具備し、上記レンズエンコーダの出力値
が、上記第1積分器の出力信号と上記基準電圧信
号とが一致した時刻における上記第2積分器の出
力信号に対応する値に到達するまで上記レンズ駆
動部により撮影レンズのフオーカシングレンズ群
を駆動し最適なピント位置にて停止するように構
成したものであり高精度な測距性能を有するビデ
オカメラの自動焦点調整装置を実現するものであ
る。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。本発明の基本構成は赤外線投射
三角測距原理に基ずくものであり第1図に示した
構成と全く同一である。また、投受光部の幾何学
的配置や測距原理についても第2図に示したもの
と全く同一である。従つて以下本発明の要点であ
るところの演算器の構成について、第6図を用い
て説明を行なう。
投光器50は、ある一定の周期で間欠的に発光
すると共に発光期間内では、ある周波数sでもつ
てパルス駆動されている発光源51と発光源駆動
部52より構成されている。以下、発光源51と
して赤外LEDを使用する場合について説明を行
なう。赤外LED51よりの赤外光は投光レンズ
53により被写体へ投射される。被写体よりの反
射光は収束レンズ54を介して光位置検出器55
の受光面上にスポツト像を結ぶ。ここで、光位置
検出器は、前記従来例の説明において用いたもの
と同様の素子を使用するものとする。光位置検出
器55よりの第1、第2の出力電流I1,I2は、
各々、第1、第2の電流電圧変換器56,57へ
供給され電圧信号に変換される。なお、出力電流
I1,I2は、一般に赤外LED51の駆動周波数s
成分以外にも不要な成分として太陽光や人工照射
光に対応する直流成分から60Hz、120Hz等の低周
波成分等を含んでおり、上記第1、第2電流電圧
変換器の出力には、上記の不要な成分が出力され
ないように構成する。第1、第2電流電圧変換器
56,57の出力信号は、加算器58および減算
器59へ供給され、各々、I1+I2,I1−I2に対応
した信号を出力する。加算器58および減算器5
9の出力信号は、各々、第1、第2の可変利得増
幅器60,61へ供給され、第1制御信号62に
より利得が調整される。上記第1、第2の可変利
得増幅器の出力信号は、各々、第1、第2の帯域
増幅器63,64を経て第1、第2の検波器6
5,66へ供給される。上記帯域増幅器は、上記
赤外LEDの駆動周波数sを中心周波数とする狭帯
域の周波数成分のみを増幅し通過させるように構
成し、信号対雑音比を向上させる機能を有してい
る。上記第1、第2検波器65,66は、各々、
第1、第2帯域増幅器の出力信号振幅値に応答し
た直流信号U+,U-を出力する。第1検波器65
の出力信号U+は、誤差検出器67へ供給され、
上記第1、第2可変利得増幅器の利得を可変させ
る第1制御信号62と、前記発光源駆動部52を
制御する第2制御信号68を出力する。赤外
LED51の発光量は、実質的に第2制御信号6
8により調整されることになる。第1積分器69
は、第1検波器65の出力信号U+が供給され、
U+の直流電圧値に応じた電圧電流変換を行ない、
定電流にてコンデンサに充電を行ない、時間の経
過につれてほぼ直線状に増加もしくは減少するよ
うな波形の積分値U+ *を出力するように構成す
る。第2積分器70は、第2検波器66の出力信
号U-が供給され、U-の直流電圧に応じて電圧電
流変換を行ない定電流にてコンデンサに充電を行
ない、時間の経過につれてほぼ直線状に増加もし
くは減少するような波形の積分値U- *を出力する
よう構成する。第7図は、各部の信号波形例を示
したものである。波形aは、赤外LED51の駆
動波形、波形b,cは、各々、第1、第2電流電
圧変換器56,57の出力信号波形例、波形d,
eは、各々、第1、第2検波器65,66の出力
信号U+,U-の波形例を示したものである。第1
積分器69の出力信号U+ *はレベル判定器71へ
供給され基準電圧信号VP72との比較を行ない
U+ *=VPとなる時刻でパルス信号を発生させる。
第7図波形gは、上記パルス信号を示したもので
ある。
以上の信号処理において、 U+ *=C1・{I1+I2}・t ……(10) U- *=C1・{I1−I2}・t ……(11) C1,C2は定数、tは積分時間 上式の関係が成り立つのでU+ *=VPとなる時
刻でU- *の値(以下UFと称す)を常に検出する
ようにすれば、UFは{I1−I2/I1+I2}の値に比例した 信号となる。{I1−I2/I1+I2}の値は既に説明したよ
う に光位置検出器の性質上、距離Lの逆数に比例す
るので、UF∝1/Lとなり、UFの値を用いてビデオ カメラのフオーカス調整を行なうことができる。
第7図の波形hはU- *の波形を示したものであ
る。UFは、レベル判定器71の出力パルス波形
gの立ち上り時点での、U- *の振幅値となる。第
8図は、第1、第2積分器69,70の具体的な
回路構成について示したものであり、第1検波器
65の出力信号U+は、入力端子73より供給さ
れる。スイツチ74は、赤外LEDが発光しない
期間については閉じられており、演算増幅器76
の非反転入力端子へ加えられている基準電圧75
がそのまま出力端子77へ現われる。逆に発光期
間では、スイツチ74は開放となり、入力端子7
3に加わる電圧と基準電圧75の電位差を抵抗器
78で割り算した定電流値でコンデンサ79へ充
電を行なう。ここで、スイツチ74を閉から開に
するタイミングとしては、第7図波形fに示した
ように、一定時間{τ}だけ遅くする必要があ
る。これは、U+,U-の立ち上り部分の過渡応答
時間を避けるためである。上記UFなる第2積分
器70の出力信号は比較器80へ供給される。一
方、撮影レンズのピント位置はレンズエンコーダ
81により検出され、撮影至近距離から無限遠ま
での範囲(実際には、ヘリコイドの角度等)を64
分割した6ビツトの位置信号b′として出力され、
比較器80へ供給される。比較器80は、アナロ
グ−デジタル変換器82と、デジタルコンパレー
タ83より構成されており、上記UFなる信号は、
アナログ−デジタル変換器82で6ビツトのデジ
タル信号a′に変換される。デジタルコンパレータ
83は、上記デジタル信号a′と、上記位置信号
b′との比較を行なう。レンズ駆動部84は、デジ
タルコンパレータ83の出力を受け、a′=b′とな
るように撮影レンズ85の焦点調整を行ない最適
なピント位置にて停止させ自動調整が完了する。
第9図は、誤差検出器67の詳細な構成を示し
たものである。誤差検出器67は第1、第2の切
替回路86,87と差動増幅器83を含んで構成
されている。第1切替回路86は、高レベル、低
レベルの2状態を有する切替信号89の状態に応
じて第1基準電圧信号90を出力するか、あるい
は第1検波器65の出力信号U+91を出力する
かの切替えを行なう。第1切替回路の出力信号は
前記第1制御信号62である。第1制御信号62
が一定の基準電圧信号の時は、第1、第2可変利
得増幅器60,61は一定利得で働らくことにな
る。また第1制御信号62が第1検波器65の出
力信号U+を出力する時には、第1可変利得増幅
器60、第1帯域増幅器63、第1検波器65、
誤差検出器67で閉ループを構成し、第1可変利
得増幅器60の入力信号が変化しても、第1検波
器65の出力信号U+の値が常に一定値となるよ
うに第1可変利得増幅器60の利得を自動調整す
るように負帰還ループ構成となる。この時第2可
変利得増幅器61も同様に第1制御信号により利
得調整されているので、U+の振幅値に追従して
第2検波器66の出力信号U-もレベル調整され
ることになる。一方、第2切替回路87は、上記
切替信号89により、第2基準電圧信号92を出
力するか、差動増幅器88の出力信号を出力する
かの切替えを行なう。差動増幅器88は、第1検
波器65の出力信号U+91と第3基準電圧信号
93との差を増幅する機能をもつ。第2切替回路
87の出力信号は第2制御信号となる。第2制御
信号68として差動増幅器88の出力が現われて
いる時には、発光源駆動部52、赤外LED51、
光位置検出器55、第1、第2電流電圧変換器5
6,57、加算器58、第1可変利得増幅器6
0、第1帯域増幅器63、第1検波器65、誤差
検出器67による閉ループが構成され、第1検波
器65の出力信号U+に応じて赤外LED51の発
光量を可変させ、U+の値が一定となるような自
動光量調整機能が働らくような負帰還ループ構成
とする。第2制御信号68が一定電圧値である時
には、赤外LED51の発光量は、常にあらかじ
め設定された最大発光量で発光するように構成す
る。
以上、本発明の一実施例の構成方法について詳
細に説明した。次に、本発明の特徴である高精度
な測距性能を得るための要点について説明する。
第1点は、I1,I2の和差演算を初期の段階で行な
い、I1系、I2系の利得のバラツキに対し有利な信
号処理構成にしている点である。すなわち、従来
構成では、和差演算を行なうまでに、交流信号分
の増幅器、BPF、整流器等を介することになる
ので、各ブロツクでの利得バラツキが重畳し、総
合的に、I1系とI2系の利得比が大きくなり測距精
度を大きく劣化させる要因であつたが、本発明に
よる構成では、I1系とI2系の利得比の不整合要因
は、初段の電流電圧変換器のみに限定されるの
で、上記問題点を大きく改善することができる。
また、従来例では、整流された後の直流信号レベ
ルでの和差演算であるため、必然的にオフセツト
電圧成分の重量による直流動作点の変動が生じ、
これが直接測距精度を劣化させていたが、本発明
では、交流信号段階での和差演算を行なうので、
上記の問題は一切生じない。
第2点は、第1、第2積分器へ入る信号のダイ
ナミツクレンジを圧縮することにより、上記積分
器の入力段でのオフセツト電圧量に対するマージ
ン大きく改善された点である。前記従来例の説明
において、信号ダイナミツクレンジを仮に1:
400(距離1m〜20m、被写体反射率100%)とし
た時に、積分器入力では実用的な回路構成上、お
およそ2.5mV〜1Vの信号を積分することになる
のに対し、電源電圧変動・温度変化により数mV
以上もの直流オフセツト電圧の発生が見込まれ、
積分器入力での信号レベルが小さい時には、上記
オフセツト電圧量と信号電圧量の区別がつかず誤
動作を生じると説明した。従つて、信号レベルを
1/10に圧縮して、25mV〜1Vとすれば、オフセ
ツトに対するマージンを10倍改善することができ
る。同じく、信号レベルを1/100に圧縮して
250mV〜1Vとすれば、オフセツトに対するマー
ジンを100倍改善することになり、上記直流オフ
セツト電圧の影響はほとんど無視できるようにな
る。信号レベルの圧縮の方法としては、可変利得
増幅器60,61の利得を変化させる方法が考え
られる。信号レベルを1/100に圧縮するためには、
可変利得増幅器60,61で、40dBの利得変化
をもたせる必要があるが、しかし、この場合、可
変利得増幅器60,61は共に第1制御信号62
により制御されているため、測距精度を劣化させ
ないためには、2つの可変利得増幅器60,61
の第1制御信号に対する利得特性の整合性が十分
に確保されている必要がある。もし上記整合性が
とれていないと、たとえば、光位置検出器55の
出力電流I1,I2として、I1−I2/I1+I2の比が同一であ
る にもかかわらず、光量値の大小(I1+I2の絶対
量)により、可変利得増幅器60,61以後のI1
−I2系とI1+I2系の利得比にアンバランスが生じ、
最終的な測距信号UFの値が異なることになる。
実用的な回路構成において、40dBもの範囲で制
御電圧に対し利得整合性の良好な可変利得増幅器
60,61を実現することは非常に困難である。
従つて、可変利得増幅器60,61の利得変化幅
を20dB程度に制限する必要がある。
以上の問題点から、本発明では単に可変利得増
幅器を用いる自動利得調整機能だけでなく、赤外
発光ダイオードの発光量自動調整機能を併用する
ことにより、信号レンジの圧縮を行ない、積分器
でのオフセツトに対するマージンの向上を図つて
いる。発光量の自動調整は、近距離では一般に受
光量が大きくS/Nも十分であると考えられるの
で、発光量を減少させても実質的に測距性能上は
ほとんど問題が発生しないという理由で基ずくも
のである。信号ダイナミツクレンジ圧縮の方法と
して、言い換えれば、受光量の変動に対し検波器
65の出力信号U+の値が常に一定になるように
自動調整する方法として、上記自動利得調整と発
光量自動調整を併用するのであるが、上記2つの
自動調整機能をビデオカメラの実操作を考えて不
自然さが生じないような条件で、かつ、回路動作
が不安定とならないような条件で動作させる必要
がある。第7図波形iは、切替信号の波形を示し
たものである。赤外LEDの発光期間T(波形bに
図示)において、初期の期間T1においては、主
として発光量自動調整を働らかせ、自動利得調整
が働らかないように誤差検出器67の状態を切替
える。次に発光期間T2においては、赤外LEDは
期間T1での発光量自動調整で定まる、ある一定
光量で発光を続け、さらに自動利得調整が働ら
き、第1検波器65の出力信号U+がある一定値
になるように振幅調整が行なわれる。ここで既に
説明したように積分器69,70の積分開始時刻
は、上記発光量自動調整期間、自動利得調整期間
での過度応答時間を避けるため、時間τだけ遅延
させる必要がある。本方式は一回の発光で測距が
完了し撮影レンズのピント調整を行なうことがで
きるので、基本的な発光の繰り返し周期を比較的
自由に設計できる。操作性の点から数Hzで測距を
繰り返すとすれば実用回路構成上、十分に安定し
た自動調整および切替が実現可能である。なお、
発光量自動調整は、S/Nの点で測距精度を劣化
させることのないよう、主として近距離で受光量
が十分と考えられる場合にのみ発光量を低下させ
るように構成し、受光量が少くなる遠距離や低反
射率の被写体の場合には、赤外LEDの信頼性を
保証し得る範囲内で最大発光量が得られるよう構
成する。上記の構成により、信号ダイナミツクレ
ンジの圧縮という点からは、発光量自動調整は主
として受光量の大きい場合の圧縮を行ない、自動
利得調整は主として受光量の小さい場合の圧縮を
行なうことになる。以上説明したように、2つの
自動調整機能を併用することにより、実用上
40dB以上の信号のダイナミツクレンジの圧縮が
容易に実現でき、従つて、積分器への許容オフセ
ツト量に対するマージンを大幅に改善することが
できる。
なお、第6図に示した本発明の実施例におい
て、可変利得増幅器60,61と帯域増幅器6
3,64の前後位置を入れ替えても実用上、同一
の機能が実現できる。また、上記説明では、レン
ズエンコーダ81、アナログ−デジタル変換器8
2等で6ビツトのデジタル信号を扱う場合につい
て説明したが、これに限定されるものではなく必
要に応じビツト数を増減してもよい。また、上記
説明では、測距用赤外光を投光レンズ53を用い
て投射する場合について説明したが、撮影レン
ズ、あるいは撮影レンズを構成するレンズ群の一
部と赤外光を反射あるいは屈折させる光学系を用
いて投射を行なつても、同様の自動焦点調整を実
現できる。
発明の効果 以上詳細に説明したように本発明は、光位置検
出器の2つの出力電流の加算値による積分値と、
同じく2つの出力電流の減算値による積分値とを
演算し、加算値による積分値がある一定値に達し
た時刻における減算値による積分値の値と、レン
ズエンコーダの出力値が一致するように撮影レン
ズのフオーカシングレンズ群を駆動することによ
り撮影レンズのピント調整を行なう装置におい
て、上記2つの出力電流の和差演算を初期の段階
で実施することにより回路素子のバラツキに起因
する測距誤差を大きく改善すると共に、発光量自
動調整および自動利得調整により信号のダイナミ
ツクレンジ圧縮を行なうことにより、上記積分値
の信頼性を大きく向上させ、高精度な測距信号を
得ると共に、これを用いて精度のよいビデオカメ
ラのフオーカシング機能を実現することを可能と
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は赤外線投射三角測距原理に基ずく自動
焦点調整装置の原理図、第2図は従来例および本
発明で用いる光位置検出器の動作原理を示す模式
図、第3図は従来例のシステム構成を示すブロツ
ク図、第4図は従来例における各部の応答を示す
信号波形図、第5図は積分器の構成を示すブロツ
ク図、第6図は本発明のシステム構成を示すブロ
ツク図、第7図は本発明における各部の応答を示
す信号波形図、第8図は積分器の構成を示す回路
図、第9図は誤差検出器の構成を示すブロツク図
である。 51……赤外LED、52……発光源駆動部、
54……収束レンズ、55……光位置検出器、5
6,57……電流電圧変換器、58……加算器、
59……減算器、60,61……可変利得増幅
器、63,64……帯域増幅器、65,66……
検波器、67……誤差検出器、69,70……積
分器、71……レベル判定器、81……レンズエ
ンコーダ、82……アナログ−デジタル変換器、
83……デジタルコンパレータ、84……レンズ
駆動部、85……撮影レンズ、86,87……切
替回路、88……差動増幅器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 測距用赤外光を発光する発光源と、上記発光
    源を駆動する発光源駆動部と、上記測距用赤外光
    の測距すべき被写体よりの反射光を集光する収束
    レンズと、その収束レンズの焦点位置に設置され
    上記反射光の結像スポツト位置に応じて一定の割
    合で第1、第2の光電流を出力する光位置検出器
    と、上記第1、第2の光電流を電流電圧変換する
    第1、第2の電流電圧変換器と、上記第1、第2
    の電流電圧変換器の各々の出力信号の加算を行な
    う加算器と、同じく上記第1、第2の電流電圧変
    換器の各々の出力信号の減算を行なう減算器と、
    上記加算器の出力信号と第1の制御信号が供給さ
    れる第1の可変利得増幅器と、上記減算器の出力
    信号と上記第1の制御信号が供給される第2の可
    変利得増幅器と、上記第1、第2の可変利得増幅
    器の各々の出力信号が供給される第1、第2の帯
    域増幅器と、上記第1、第2の帯域増幅器の各々
    の出力信号が供給される第1、第2の検波器と、
    上記第1、第2検波器の各々の出力信号が供給さ
    れ、上記検波器の出力信号に応答した大きさの定
    電流にてコンデンサを充電し、ほぼ直線的に増加
    もしくは減少する電圧値を出力する第1、第2の
    積分器と、上記第1積分器の出力信号と基準電圧
    信号が供給され両信号のレベル比較を行なうレベ
    ル判定器と、撮影レンズのピント調整を行なうフ
    オーカシングレンズ群のヘリコイドの回転角を機
    械的に検出し電気信号に変換して出力するレンズ
    エンコーダと、上記第2積分器の出力信号と上記
    レンズエンコーダ出力信号の比較を行なう比較器
    と、上記比較器の出力信号に応答して上記撮影レ
    ンズのフオーカシングレンズ群の位置を前方また
    は後方へ駆動するレンズ駆動部と、切替信号およ
    び上記第1検波器出力信号が供給され、上記発光
    源駆動部を制御する第2制御信号と、上記第1、
    第2可変利得増幅器の利得を制御する前記第1の
    制御信号を発生させる誤差検出器を具備し、上記
    レンズエンコーダの出力値が、上記第1積分器の
    出力信号と上記基準電圧信号とが一致した時刻に
    おける上記第2積分器の出力信号に対応する値に
    到達するまで、上記レンズ駆動部により撮影レン
    ズのフオーカシング群の駆動し最適なピント位置
    にて停止するように構成したことを特徴とするビ
    デオカメラの自動焦点調整装置。 2 レンズエンコーダはフオーカシングレンズ群
    のヘリコイドの至近距離から無限遠までの撮影距
    離に対応する回転角を予め設定された複数個の分
    割数に等分し、その分割に応じて決定されるビツ
    ト数を有するデジタル信号として出力し、比較器
    は第2の積分器の出力する信号電圧範囲を上記レ
    ンズエンコーダと同一の分割数に(同一のビツト
    数に)分割するアナログ−デジタル変換器と、上
    記アナログ−デジタル変換器の出力値と上記レン
    ズエンコーダ出力値とを対応する各ビツトごとに
    デジタル的に比較するデジタルコンパレータとを
    含めて構成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のビデオカメラの自動焦点調整
    装置。 3 第1検波器の出力信号と第1の基準電圧信号
    が供給され、切替信号を用いて両信号の切替えを
    行ない、いずれか一方もしくは両信号をある一定
    比率で加算した信号を第1の制御信号として出力
    する第1切替回路と、上記第1検波器の出力信号
    と第2の基準電圧信号が供給され、両信号の差を
    増幅する差動増幅器と、上記差動増幅器の出力信
    号と第3の基準電圧信号が供給され、上記切替信
    号を用いて両信号の切替えを行ない、いずれか一
    方の信号を第2の制御信号として出力する第2切
    替回路を用いて誤差検出器を構成したことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のビデオカメラ
    の自動焦点調整装置。
JP59195011A 1984-09-18 1984-09-18 ビデオカメラの自動焦点調整装置 Granted JPS6173118A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59195011A JPS6173118A (ja) 1984-09-18 1984-09-18 ビデオカメラの自動焦点調整装置
US06/776,031 US4673274A (en) 1984-09-18 1985-09-13 Automatic focusing apparatus for camera
EP85306654A EP0175580B1 (en) 1984-09-18 1985-09-18 Automatic focusing apparatus for camera
KR8506810A KR890000434B1 (en) 1984-09-18 1985-09-18 Automatic foeusing apparatus for camera
DE8585306654T DE3570773D1 (en) 1984-09-18 1985-09-18 Automatic focusing apparatus for camera

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59195011A JPS6173118A (ja) 1984-09-18 1984-09-18 ビデオカメラの自動焦点調整装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6173118A JPS6173118A (ja) 1986-04-15
JPH0576605B2 true JPH0576605B2 (ja) 1993-10-25

Family

ID=16334047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59195011A Granted JPS6173118A (ja) 1984-09-18 1984-09-18 ビデオカメラの自動焦点調整装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6173118A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06105329B2 (ja) * 1987-07-31 1994-12-21 富士写真光機株式会社 カメラの投光型測距装置
DE10223136C1 (de) * 2002-05-24 2003-12-24 Fraunhofer Ges Forschung Verfahren zur Anpassung und Einstellung des Tiefenmessbereichs einer Studiokamera

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6173118A (ja) 1986-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4673274A (en) Automatic focusing apparatus for camera
USRE35652E (en) Object distance detecting apparatus
US5008695A (en) Rangefinder for camera
US4935613A (en) Light projecting type distance measuring apparatus
US4758082A (en) Distance detection apparatus
US4913546A (en) Range finder
JPH0576605B2 (ja)
US4682872A (en) Signal processing apparatus for a semiconductor position sensing device
US5005970A (en) Distance detecting apparatus
JPH0576604B2 (ja)
JP3559606B2 (ja) 測距装置
JP2878502B2 (ja) 自動合焦装置
JP3236095B2 (ja) 測距装置
JP2888492B2 (ja) 距離情報出力装置
JP2942593B2 (ja) 被写体距離検出装置
JPH0545926Y2 (ja)
JPH0774854B2 (ja) 自動焦点調節装置
JPH0575461A (ja) 信号処理装置
KR950008702B1 (ko) 비디오 카메라의 자동초점 조정장치 및 그 방법
JPH0511173A (ja) 測距装置
JPS62908A (ja) 自動焦点調節用制御装置
JPH0448209A (ja) 被写体距離検出装置
JPH04141634A (ja) ビデオカメラの自動焦点調節装置及びその方法
JPH04208909A (ja) 距離検出装置
JPH0578767B2 (ja)