JPS62149684A - 抗菌性化合物 - Google Patents

抗菌性化合物

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JPS62149684A
JPS62149684A JP61206574A JP20657486A JPS62149684A JP S62149684 A JPS62149684 A JP S62149684A JP 61206574 A JP61206574 A JP 61206574A JP 20657486 A JP20657486 A JP 20657486A JP S62149684 A JPS62149684 A JP S62149684A
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compound
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Yoshinobu Yoshimura
義信 吉村
Naoto Hashimoto
直人 橋本
Shoji Kishimoto
岸本 彰二
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は優れた抗菌作用を有する新規な抗菌性化合物お
よびその製造法ならびに医薬組成物に関するものである
(従来の技術) 従来より、3位に第4級アンモニウムメチル基、7位に
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロ
キン(または置換ヒドロキシ)イミノアセトアミド基を
合わせ持つセフェム化合物またはその誘導体は種々合成
され、特許出願されている[たとえば日本国公開特許公
報昭53−34795、同昭54−9296.同昭54
−135792゜同昭54−154786.同昭55−
149289、同町57−56485.同昭57−19
2394、同昭58−159498などコが、3位の第
4級アンモニウムメチル基が含窒素芳香族複素環に由来
するしのとしては単環性のピリジニウム基もしくはその
環上に置換基を有するものがほとんどで、本発明の縮合
トリアゾリオ基を有する化合物については合成はおろか
、出願明細書における開示ら全くなされていない。
(発明が解決しようとする問題点) セフェム系抗生物質は人および動物の病原性細菌により
生ずる疾病の治療に広く使用されており、たとえばペニ
シリン系抗生物質に抵抗性を示す細菌に起因する疾病の
治療およびペニシリン感受性’、L’、 uの治療に特
に汀用である。その場合グラム陽性菌およびグラム陰性
菌の雨音に対して活性を示すセフェム系抗生物質を用い
ろことが望ましく、この理由から広い抗菌スペクトルを
持つセフェム系抗生物質の研究が盛んに行なイっれてき
た。長期にわたる研究の結果、セフェム環の7位に2−
(2−アミノデアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシ
(または置換ヒドロキシ)イミノアセトアミド基や含窒
素複素環アミノ基などを導入するとグラム陽性菌および
グラム陰性菌の両者に活性を示すようになることが発見
され、いわゆる第3世代セファロスポリン系化合物の開
発へとつながった。現在、数種の第3世代セファロスポ
リン系化合物がすでに市販されている。これら第3巴代
セファロスポリン系抗生物質のもうひとつの特徴は、か
ってベニンリンにおいて経験されたと同様の耐性菌、い
わゆるセファロスポリン耐性菌に対しても活性を示した
点である。すなわち既知のセファロスポリン類に耐性を
示した一部のエシェリヒア・コリ菌、一部の一シトロバ
クター属および大部分のインドール陽性のプロテウス属
、エンテロバクタ−属、セラデア属あるいはシュウトモ
ナス属などに分類される病原性細菌に対しても臨床的に
使用が可能なていどの抗菌力を発現した。これらの第3
は化セファロスポリン系化合物の技術思想の中から、3
位にピリジニウムメチル基などの第4級アンモニウムメ
チル基、7位に前記のアミノヂアゾリルオキンイミノア
セトアミド類や含窒素複素環アミノ基などをあわせ持つ
セフェム化合物およびそのオキサ体、カルバ体がさらに
浸れた抗菌作用と独特な抗菌スペクトルを有することが
示唆され、その系統の化合物が種々合成されてきた。
(問題を解決するための手段) 本発明は一般式 [式中、Roは水素原子、含窒素1夏索環基、アシル基
またはアミノ基の保護基を、Zはs、s−o、oまたは
CIhを、R′は水素原子、メトキシ基またはホルムア
ミド基を、R”は水素原子、メチル基、水酸基またはハ
ロゲン原子を、Aは置換されていてもよい縮合トリアゾ
リオ基を、それぞれ示す]で表わされる化合物またはそ
の生理学的に受容される塩らしくはエステル、およびそ
の製造法ならびに医薬組成物に関するものである。すな
わち本発明の抗菌性化合物またはそれらの合成中間体は
一般式[1]で表わされろセフェム化合物(Z=S、S
→0)またはそのオキサ体(Z=O)、カルバ体(Z=
 CI−1、)である。以下、本明細書において化合物
[1]と表わす場合は特にことわりのないかぎり生理学
的に受容される塩らしくはエステルら含むこととする。
本明細書におけるセフェム化合物は「ザ・ジャーナル・
才ブ・ン・アメリカン・ケミカル・ソザイエティ」第8
4巻、3400頁(1962年)に記載されている「セ
ファム」に基づいて命名された化合物群であり、セフェ
ム化合物はセファム化合物のうち3.4−位に二重結合
を有する化合物を意味する。
従来の技術の項で述べたように3位に第4級アンモニウ
ムメチル基、7位にアミノチアゾリルオキシイミノアセ
トアミド類や含窒素複索環アミノ基などをあわせ持つセ
フェム化合物およびそのオキサ体、カルバ体がさらに優
れた抗菌作用と独特な抗菌スペクトルを有することが次
第に明らかになってきた。3位の第4級アンモニウムメ
チル基が含窒素芳香族複素環に由来する化合物がすでに
多数合成されて特許出願されているが、それらの複素環
は単環性のピリジニウム基もしくはその環上に置換基を
有するものがほとんどで、本発明の縮合トリアゾリオ基
を有する化合物については全く合成が行なわれていない
。本発明者らはこのような化学構造上の特徴を持つ一般
式[I]で表わされる化合物を合成することに成功する
とともに、それらの化合物の抗菌活性と抗菌スペクトル
を調べた結果、化合物[I]が各種の細菌に対して強い
抗菌作用を示すこと、特に前述のセファロスポリン耐性
菌に対する強い抗菌作用を存すること、ンユウドモナス
属の菌に対して特異な抗菌力を示すことなどを見出して
本発明を完成した。
つぎに本明細書において使用する法名、記号について述
へろ。特にことわりのない限り、本明細書における各法
名および各記号の意味は下記のとおりである。
「アルキル基」は直鎖状または分枝状の炭素数I〜Gの
低級アルキル基(以後、rc、−、アルキル基」と略す
ことらある)が好ましく、たとえばメヂル。
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブヂル、5ec−ブチル、 tert−ブチル、n−
ペンチル、n−ヘキシルなどかあげられろ。
「アルケニル基」は直鎖状または分枝状の炭素数2〜6
の低級アルケニル基(以後、rc2−6アルケニル基」
と略すこともある)か好ましく、たとえばビニル、アリ
ル、1−プロペニル、イソプロペニル。
l−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、メタリル
、1,1−ジメチルアリルなどがあげられる。
「アルキニル基」は直鎖状または分岐状の炭素数2〜6
の低級アルキニル基(以後、rcz−aアルキニル基」
と略すこともある)が好ましく、たとえばエチニル、!
−プロピニル、プロパルギルなどがあげられる。
「シクロアルキル基」は炭素数3〜10からなる3〜7
員脂環状炭化水素基(以後、「C3−1oシクロアルキ
ル基」と略すこともある)が好ましく、たとえばシクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロへブチル、ノルボルニル、アダマンチルな
どがあげられる。
「シクロアルケニル基」は二重結合を有する5〜6員脂
環状炭化水素基(以後、rCs−eシクロアルケニル基
」と略すこともある)が好ましく、たとえばフクロペン
テニル。シクロペンタジェニル、シクロへキセニル、シ
クロへキサジェニルなどがあげられる。
「アリール基」は炭素数6〜■2の芳香族炭化水素基(
以後、rca−12アリール基」と略すことらある)が
好ましく、たとえばフェニル、α−ナフチル。
β−ナフヂル、ビフェニリルなどがあげられる。
更には、炭素数Ca−+。のらの(以後rce−1oア
リール基」と略すことらある)が好ましい。
「アラルキル基」は炭素数7〜12の芳香族置換”アル
キル基(以後、rc、−、、アラルキル基」と略すこと
もある)が好ましく、たとえばベンジル、1−フェニル
エチル、2−フェニルエチル、フェニルプロピル、ナフ
ヂルメヂルなどがあげられる。なお、C7−+tアラル
キル基と下記のジce−toアリールーメチル基、トリ
ca−toアリール−メチル基とをあわせてrc7−、
、アラルキル基」と記す場合らある。
「ジアリールメチル基」は上記のco−toアリール基
が2個置換したメチル基(以後、「ジco−10アリー
ルーメヂル基」と略すこともある)を意味し、たとえば
ベンズヒドリルなどがあげられろ。
「トリアリールメチル堰Jは上記のC8−16アリール
基が3個置換したメチル基(以後、「トリC6−t。
アリールメチレ基」と略すこともある)を意味し、たと
えばトリデルなどがあげられる。
「アリールメチレン基」のアリール基は上記のco−t
oアリール基がよく、したがって以後、rc、−、。ア
リール−メチレン基」と略すことらある。c6□0アリ
ール−メチレン基としてはたとえば、ベンジリデン(C
,H5CH−)などがあげられる。
「アルコキノ基」のアルキル基は上記のC5−。アルキ
ル基が好ましく、したがって以後、rc、−6アルコキ
ソ基」と記すこともある。c、−6アルコキシL(とじ
てはたとえば、メトキシ、エトキン、n−プロボギシ、
イソプロボキソ、n−ブトキシ、tert−ブトキノ、
ペンチルオキシ、ヘキソルオキンなどがあげられる。
「ンクロアルキルオギシ基」のシクロアルキル基は上記
のC3−IQシクロアルキル基が好ましく、したがって
以後、rc、、−10シクロアルキルオキシ基」と記す
こともある。C3−10シクロアルキルオキシ堪として
はたとえば、シクロプロピルオキン、シクロペンチルオ
キン、シクロへキンルオキシ、ノルボルニルオキシなど
があげられる。
「アリールオキシ基」のアリール基は上記のCa−1o
アリール基が好ましく、したがって以後、「c。
−10アリールオキシ基」と記すこともあ、る。Ce−
+。
アリールオキシ基としてはたとえば、フェノキシ。
ナフチルオキシなどがあげられる。
「アラルキルオキシ基」のアラルキル基は上記のC?−
+9アラルキル基が好ましく、したがって以後、rc、
、、アラルキルオキシ基」と記すことらある。
C7−+Sアラルキルオキン基としてはたとえば、ペン
ジルオキン、l−フェニルエチルオキン、2−フェニル
エチルオキシ、ナフチルメヂルオキシ、ベンズヒドリル
オキシ、トリチルオキシなどがあげられる。
「アルキルチオ基」のアルキル基は上記のc、−6アル
キル基が好ましく、したがって以後、「c、−。
アルキルチオ基」と記すこともある。C+−aアルキル
チオ基としてはたとえば、メチルヂオ、エチルヂオ、n
−プロピルチオ、n−ブチルチオなどがあげられる。
「アミノアルキルチオ基」のアルキルチオ基は上記のC
+−*アルキルチオ基が好ましく、したがって以後、「
アミノC+−aアルキルチオ基」と記すこともある。ア
ミノC1−6アルキルチオ基としてはたとえば、アミノ
メチルチオ。2−アミノエチルチオ、3−アミノプロピ
ルチオなどがあげられる。
「アルキルチオ基」のアルケニル基は上記の02、アル
ケニル基が好ましく、したがって以後、[C、−8アル
ケニルチオ基」と記すこともある。C2−6アルケニル
ヂオ基としてはたとえば、ビニルチオ。
アリルチオ、■−プロペニルチオ、イソプロペニルチオ
などがあげられる。
「シクロアルキルチオ基」のシクロアルキル基は上記の
03□。シクロアルキル基が好ましく、したがって以後
、rCa−+oシクロアルキルチオ基」と記すこともあ
る。C3−10シクロアルキルチオ基としてはたとえば
、ンクロブロビルチオ、シクロへキシルチオなどがあげ
られる。
「アリールヂオ基」のアリール基は上記のCo−+。
アリール基が好ましく、したがって以後、rc。
、。アリールヂオ基」と記すこともある。C8−1oア
リールチオ基としてはたとえば、フェニルチオ。
ナフチルチオなどがあげられる。
「アラルキル基オ基」のアラルキル基は上記のC6−、
アラルキル基が好ましく、したがって以後、rc、−−
nアラルキル基オ基」と記すこともある。C7−88ア
ラルキルチオ基としてはたとえば、ベンジルチオ、フェ
ニルエチルチオ、ベンズヒドリルチオ。
トリチルチオなどがあげられる。
「モノアルキルアミノ基」のアルキル基は上記の01−
、アルキル基が好ましく、したがって以後、[モノC1
−8アルキルアミノ基Jと記すこともある。モノC+−
eアルキルアミノ基としてはたとえば、メチルアミノ、
エチルアミノ、n−プロピルアミノ、n−ブチルアミノ
、Lert−ブチルアミノ、n〜ペンチルアミノ、n−
へキンルアミノなどがあげられる。
「ジアルキルアミノ括」のアルキル基は上記のC7−。
アルキル基が好ましく、したがって以後、「ジCI=O
アルキルアミノ基」と記すこともある。ジC1−8アル
キルアミノ基としてはたとえば、ジメヂルアミノ、ジエ
チルアミノ、メチルエチルアミノ。
ジー(n−プロピル)アミノ、ジー(n−ブチル)アミ
ノなどがあげられる。
「トリアルキルアンモニウム基」のアルキル基は上記の
CI−eアルキル基が好ましく、したがって以後、「ト
リC1−6アルギルアンモニウム基」と記すこともある
。トリc+−eアルキルアンモニウム基としてはたとえ
ば、トリメチルアンモニウム[(CH3)3N G) 
−]、 トトリエチルアンモニラなどがあげられる。ト
リアルキルアンモニウム基はこれに対するアニオンを必
ず伴っている。このようなアニオンとしてはたとえば、
ハロゲンイオン(塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオ
ンなど)、スルフェートイオン、ナイトレートイオン、
カルボネートイオン、有機カルボキシレートイオン(た
とえばオキザレートイオン。トリフルオロアセテートイ
オンなど)、有機スルホネートイオン(たとえば、メタ
ンスルホネートイオン、p−トルエンスルホネートイオ
ンなど)があげられる。分子内に有機カルボキシレート
イオン、有機スルホネートイオンなどが存在する場合は
、上記トリアルキルアンモニウムはこれらのイオンと分
子内塩を形成していてもよい。
「シクロアルキルアミノ基」のシクロアルキル基は上記
のC3−4゜シクロアルキル基が好ましく、したがって
以後、rC3−zaミノクロアルキルアミノ」と記すこ
ともある。C3−ILIンクロアルキルアミノ基として
はたとえば、シクロプロピルアミノ、ンクロペンチルア
ミノ、シクロへキンルアミノなどがあげられろ。
「アリールアミノ基」のアリール基は上記のCe−1o
アリール基が好ましく、したがって以後、「C6−IQ
アリールアミノ基」と記すこともある。Ca−IQアリ
ールアミノ基としてはたとえば、アニリノ。
N−メチルアニリノなどがあげられる。
「アラルキルアミノ基」のアラルキル基は上記の07−
19アラルキル基が好ましく、したがって以後、「C7
−111アラルキルアミノ基」と記すこともある。
C7−+sアラルキルアミノ基としてはたとえば、ベン
ジルアミノ、l−フェニルエチルアミノ、2−フェニル
エチルアミノ、ベンズヒドリルアミノ、トリチルアミノ
などがあげられる。
「環状アミノ基」は後記するような含窒素複素環または
その二重結合を飽和したものの母形成窒素原子に結合し
ている水素原子を1個とりのぞいてできる基をいい、た
とえばLH−テトラゾール−1−イル、lH−ピロール
−1−イル、ピロジン。
ピロリジノ、IH−イミダゾール−1−イル、イミダゾ
リノ、イミダゾリジノ、IH−ピラゾール−l−イル、
ピラゾリノ、ピラゾリジノ1ピペリジノ、ピペラジノ、
モルホリノなどがあげられる。 「ヒドロキシアルキル
基」のアルキル基は上記のCI−@アルキル基が好まし
く、した・かって以後、「ヒドロキンC1−6アルキル
基」と記すこともある。ヒドロキシCI−IIアルキル
基としてはたとえば、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキ
シエチル、2−ヒドロキンエチル、3−ヒドロキシプロ
ピルなどがあげられる。
[メルカプトアルキル基」のアルキル基は上記のC0−
6アルキル基が好ましく、したがって以後、「メルカプ
トC1−6アルキル基」と記すこともある。メルカプト
Cl−8アルキル基としてはたとえばメルカプトメデル
、■−メルカプトエチル、2−メルカプトメデルなどが
あげられる。
「アルコキシアルキル基」のアルコキン基は上記のC3
−8アルコキシ基が、アルキル基は上記の01−8アル
キル基が好ましく、したがって以後、「C1−6アルコ
キシC3−6アルキル基」と記すことらある。
C9−6アルコキシCl−6アルキル基としてはたとえ
ば、メトキシメチル。エトキシメチル、2−メトキシエ
チルなどがあげられる。
「アルキルチオアルキル基」のアルキルチオ基は上記の
C+−eアルキルチオ基が、アルキル基は上記の01−
6アルキル基が好ましく、したがって以後、rc、−、
アルキルチオC0−6アルキル基jと記すこともある。
C8−6アルキルチオCl−11アルキル基としてはた
とえば、メチルチオメチル。2−メチルチオエヂルなど
があげられる。
「アミノアルキル基」のアルキル基は上記の01−6ア
ルキル店が好ましく、したがって以後、[アミノC1−
6アルキル基」と記すこともある。アミノC1−11ア
ルキル基としてはたとえば、アミノメチル。
2−アミノエチル、3−アミノプロピルなどがあげられ
ろ。
[モノアルキルアミノアルキル基」は「モノC1−6ア
ルキルアミノC1−6アルキル基」が好ましく、たとえ
ばメチルアミノメチル、エチルアミツメデル。
2−(N−メチルアミノ)エチル、3−(N−メチルア
ミノ)プロピルなどがあげられる。
[ジアルキルアミノアルキル基Jは「ジC1−8アルキ
ルアミノC3−6アルキル基」が好ましく、たとえば、
N、N−ジメチルアミツメデル、N、N−ジエチルアミ
ノメチル、2−(N、N−ツメチルアミノ)エチル、2
−(N、N−ジエチルアミノ)エチル、3−(N、N−
ジメチルアミノ)プロピルなどがあげられる。
「環状アミノアルキル基」の環状アミノ基は上記のもの
が好ましく、またアルキル基は上記のCI−〇アルキル
基が好ましいので、したがって以後、「環状アミノC1
−8アルキル基」と記すこともある。環状アミノC1−
8アルキル基としてはたとえば、ピロリジノメチル、ピ
ペリジノメチル、ピペラジノメチル、モルホリノメチル
、2−(モルホリノ)エチルなどがあげられる。
「環状アミノアルキルアミノ基」の環状アミノアルキル
基は上記の環状アミノc+−eアルギル基が好ましく、
したがって以後、「環状アミノC+−eアルキルアミノ
基」と記すこともある。環状アミノC+−Oアルキルア
ミノ基としてはたとえば、ピロリジノメチルアミノ、ピ
ペリジノメチルアミノ、ピペラジノメチルアミノ、モル
ホリノメチルアミノなどがあげられる。
「ハロゲノアルキル基」のアルキル基は上記のCI−’
Bアルキル基が好ましく、したがって以後、「ハロゲノ
C1−8アルキル基」と記すこともある。ハロゲノC1
−6アルキル基としてはたとえば、フルオロメチル、ジ
フルオロメチル、トリフルオロメチル。
クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル。
2−フルオロエチル、2.2−ジフルオロエチル。
2.2.2−トリフルオロエチル、2−クロロエチル、
2.2−ジクロロエチル、2,2.2−トリクロロエヂ
ル、2−ブロモエチル、2−ヨードエチルなどがあげら
れる。
「シアノアルキル基」のアルキル基は上記の01−8ア
ルキル基が好ましく、したがって以後、「シアノc14
アルキル基」と記すこともある。シアノC1−6アルキ
ル基としてはたとえば、シアノメチル。
2−シアノエチルなどがあげられる。
「カルボキシアルキル基」のアルキル基は上記のC3−
8アルキル基が好ましく、したがって以後、「カルボキ
シC1−。アルキル基」と記すこともある。カルボキシ
C1−6アルキル基としてはたとえば、カルボキシメチ
ル、1−カルボキシエチル、2−カルボキシエチルなど
があげられる。
「スルホアルキル基」のアルキル基は上記のCI=。ア
ルキル基が好ましく、したがって以後、「スルホcI−
eアルキル基」と記すこともある。スルホC1−8アル
キル基としてはたとえば、スルホメチル。
2−スルホニデルなどがあげられる。
「アルカノイルアルキル基」のアルカノイル基は後記す
るC7−6アルカノイル基が好ましく、またアルキル基
は上記のCtI−eアルキル基が好ましいので、以後r
Ct−eアルカノイルC+−gアルキル基」と記すこと
もある。C3−6アルカノイルC1−6アルキル基とし
てはたとえば、アセチルメチル、1−アセチルエチル1
2−アセチルエチルなどがあげられる。
「アルカ、lイルオキシアルキル基」のアルカノイルオ
キシ基は後記するC3−6アルカノイルオキシ基が好ま
しく、またアルキル基は上記のCI−aアルキル基が好
ましいので、以後「C3−。アルカノイルオキシC+−
aアルキル基」と記すこともある。C7−、アルカノイ
ルオキシC3−6アルキル基としてはたとえば、アセト
キシメチル、■−アセトキソエチル、2−アセトキシエ
チルなどがあげられる。
「アルコキシカルボニルアルキル基」のアルコキシカル
ボニル基は後記するCl−1゜アルコキン−カルボニル
基が好ましく、またアルキル基は上記のCl−6アルキ
ル基が好ましいので、以後rc、−,oアルコキン−カ
ルボニルC1−6アルキル基」と記すこともある。Cl
−10アルコキシ−カルボニルCI−sアルキル基とし
てはたとえば、メトキシカルボニルメチル、エトキシカ
ルボニルメチル、 tert−ブトキンカルボニルメチ
ルなどがあげられる。
「カルバモイルアルキル基」のアルキル基はCl−6ア
ルキル基が好ましく、したがって以後、「カルバモイル
オキシアルキル基」と記すこともある。カルバモイルC
1−、アルキル基としてはたとえば、カルバモイルメチ
ルなどがあげられる。
「カルバモイルオキシアルキル基Jのアルキル基はCl
−aアルキル基が好ましく、シたがって以後、「カルバ
モイルオキシC8−6アルキル基」と記すこともある。
カルバモイルオキシC3−6アルキル基としてはたとえ
ば、カルバモイルオキシメチルなどがあげられる。
「ハロゲン原子」としてはたとえば、フッ素、塩素。
臭素、ヨウ素などがあげられる。
「アルカノイル基」は炭素数1〜6の脂肪族アシル基(
以後、rc、−、アルカノイル基」と略すこともある)
が好ましく、たとえばホルミル、アセチル、プロピオニ
ル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル
、ピバロイルなどがあげられる。このうちポルミルを除
いたアルカノイル基をrct−sアルカノイル基」と記
すこともある。
「アルケノイル基」は炭素数3〜5のアルケノイル猜(
以後、rc、5アルケノイル基」と略すこともある)が
好ましく、たとえばアクリロイル、クロトノイル、マレ
オイルなどがあげられる。
「シクロアルキルカルボニル基」のシクロアルキル基は
上記のC3−10シクロアルキル基が好ましく、したが
って以後、rcff−10シクロアルキル−カルボニル
基」と記すこともある。C3−10シクロアルキル−カ
ルボニル基としてはたとえば、シクロプロピルカルボニ
ル、シクロブチルカルボニル、シクロペンチルカルボニ
ル、シクロへキシルカルボニル。
シクロへブチルカルボニル、アダマンデルカルボニルな
どがあげられる。
「シクロアルケニルカルボニル基」のシクロアルケニル
基は上記のC5−6ンクロアルケニル基が好ましく、シ
たがって以後、rCs−eシクロアルケニル−カルボニ
ル基」と記すこともある。C5−6シクロアルケニルー
カルボニル基としてはたとえば、シクロペンテニルカル
ボニル、シクロペンタジェニルカルボニル、シクロへキ
セニルカルボニル、シクロへキサジェニルカルボニルな
どがあげられる。
「アリールカルボニル基」のアリール基は上記のCo−
+oアリール基が好ましく、シたがって以後、「C8−
4゜アリール−カルボニル基」と記すこともある。
Co−+oアリールーカルボニル基としてはたとえば、
ベンゾイル、ナフトイルなどがあげられる。
「アラルキルカルボニル基」のアラルキル基は上記のc
、−+eアラルキル基が好ましく、したがって以後、r
ct−19アラルキル−カルボニル基」と記すこともあ
るac、−Illアラルキル−カルボニル基としてはた
とえば、フェニルアセチル、フェニルプロピオニル、α
、α−ジフェニルアセチル、α、α。
α−トリフェニルアセチルなどがあげられる。
「アルコキシカルボニル基」のアルキル基はここでは炭
素数l〜8の低級アルキル基のほか、上記のC3−to
シクロアルキル基も含むものとする。したがってアルコ
キシカルボニル基は以後、rc 、−、。
アルコキシ−カルボ C1−、。アルコキシ−カルボニル基としてはたとえば
、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロ
ポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブ
トキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、tert
−ブトキシカルボニル、シクロペンチルオキシカルボニ
ル、シクロへキシルオキシカルボニル、ノルボルニルオ
キシカルボニルなどがあげられる。
「アリールオキシカルボニル基」のアリールオキシ基は
上記のC。−、。アリールオキシ基が好ましく、したが
って以後J c e−t。アリールオキシ−カルボニル
基」と記すこともある。C6−、。アリールオキシ−カ
ルボニル基としてはたとえば、フェノキシカルボニル、
ナフヂルオキシカルボニルなどがあげられる。
「アラルキルオキシカルボニル基」のアラルキルオキン
基は上記の07−IIIアラルキルオキシ基が好ましく
、たとえばベンジルオキシカルボニル、ベンズヒドリル
オキシカルボニル、トリチルオキソカルボニルなどがあ
げられる。
「置換オキシカルボニル基」は上記のC I−IQアル
コキン−カルボニル基,C!+−1。アリールオキシー
カルボニル基またはC?−18アラルキルオキシ−カル
ボニル基をいう。
「アルキルチオカルボニル基」のアルキルチオ基は上記
のCl−6アルキルチオ基が好ましく、シたがって以後
、rc、−eアルキルチオ−カルボニル基」と記すこと
もある。C1−6アルキルチオーカルボニル基としては
たとえば、メチルチオカルボニル、エチルチオカルボニ
ル、n−プロピルチオカルボニル。
n−ブチルチオカルボニルなどがあげられる。
「アルカノイルオキシ基」のアルカノイル基は上記の0
1−8アルカノイル基が好ましく、シたがって以後、「
C2−。アルカノイルオキシ基」と記すこともある。C
1−8アルカノイルオキシ基としてはたとえば、ホルミ
ルオキシ、アセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリル
オキシ、バレリルオキシ、ピバロイルオキシなどがあげ
られる。このうちホルミルオキシを除いたアルカノイル
オキシ基をrct−eアルカノイルオキシ基」と記すこ
ともある。
「アルケノイルオキシ基」のアルケノイル基は上記の0
3−、アルケノイル基が好ましく、シたがって以後、r
c3−4アルケノイルオキン基」と記すことらある。C
1−5アルケノイルオキシ基としてはたとえば、アクリ
ロイルオキシ、クロトノイルオキシなどがあげられる。
「モノアルキルカルバモイル基」のアルキル基は上記の
01−6アルキル基が好ましく、シたがって以後、「モ
ノCl−8アルキルカルバモイルともある。モノC I
−11アルキルカルバモイル基としてはたとえば、N−
メチルカルバモイル、N−エチルカルバモイルなどがあ
げられる。
[ジアルキルカルバモイル基」のアルキル基は上記の0
1−6アルキル基が好ましく、シたがって以後、「ジC
1ー8アルキルカルバモイル基」と記すこともある。ジ
C1ー.アルキルカルバモイル基としてはたとえば、N
.N−ツメデルカルバモイル、 N 、 N−ジエチル
カルバモイルなどがあげられる。
「モノアルキルカルバモイルオキシ基」のモノアルキル
カルバモイル基は上記のモノC1−6アルキルカルバモ
イル基が好ましく、シたがって以後、「モノC1−6ア
ルキルカルバモイルオキン基」と記すこともある。モノ
Cヨー6アルキルカルバモイルオキシ基としてはたとえ
ば、N−メチルカルバモイルオキシ、N−エチルカルバ
モイルオキシなどがあげられる。
「ジアルキルカルバモイルオキシ基」のジアルキルカル
バモイル基は上記のジC1ー8アルキルカルバモイル基
が好ましり、シたがって以後、「ジC,ー6アルキルカ
ルバモイルオキシ基」と記すこともある。ジC+ーaア
ルキルカルバモイルオキシ基としてはたとえば、N,N
−ジメチルカルバモイルオキシ、N,N−ジエチルカル
バモイルオキシなどがあげられる。
「アルキルスルホニル基」のアルキル基は上記のCI−
6アルキル基が好ましく、シたがって以後、「CI−。
アルキルスルホニル基」と記すこともある。C1−6ア
ルキルスルホニル基としてはたとえば、メタンスルホニ
ル、エタンスルホニルなどがあげられる。
「アリールスルホニル基」のアリール基は上記のC 8
−10アリール基が好ましく、シたがって以後、「C6
−10アリールスルホニル基」と記すこともある。
Ce−+oアリールスルホニル基としてはたとえば、ベ
ンゼンスルホニルなどがあげられる。
「アラルキルスルホニル基」のアラルキル基は上記のC
?−19アラルキル基が好ましく、したがって以後、r
c7−Illアラルキルスルホニル基」と記すこともあ
る6C7−19アラルキルスルホニル基としてはたとえ
ば、フェニルメタンスルホニル、ジフェニルメタンスル
ホニルなどがあげられる。
「アルキルスルホニルオキシ基」のアルキルスルホニル
基は上記のC,−8アルキルスルホニル基が好ましり、
シたがって以後、rc.、アルキルスルホニルオキシ基
」と記すことらある。cl−6アルキルスルポニルオキ
シ基としてはたとえば、メタンスルホニルオキン,エタ
ンスルボニルオキシなどがあげられる。
「アリールスルホニルオキシ基」のアリールスルホニル
基は上記のC.、oアリールスルホニル基が好ましく、
シたがって以後Jc.−,。アリールスルホニルオキシ
基」と記すことらある。C,−、。アリールスルホニル
オキシ基としてはたとえば、ベンゼンスルホニルオキシ
などがあげられる。
「アラルキルスルホニルオキシ基」のアラルキルスルホ
ニル基は上記のCt−1gアラルキルスルホニル基が好
ましく、シたがって以後、rC7−+sアリールスルホ
ニルオキシ基」と記すことらある。C7−+eアラルキ
ルスルホニルオキシ基としてはたとえば、フェニルメタ
ンスルホニルオキシ、ジフェニルメタンスルホニルオキ
シなどがあげられる。
「アミノ酸残基」は通常のアミノ酸のカルボキシル基の
水酸基をとりのぞいてできるアシル基をいい、具体的に
はたとえば、グリシル、アラニル、バリル、ロイシル、
イソロインル、セリル、スレオニル。
ンスティニル、シスチル、メチオニル、アスパラギル、
グルタミル、リジル、アルギニル、フェニルグリノル、
フェニルアラニル、チロシル、ヒスチジル、トリプトフ
ィル、プロリルなどがあげられる。本明細書において、
かかるアミノ酸残基中のアミノ酸はL体のみならずD体
も含む。
「含窒素複素環」は1〜数個の、好ましくは1〜4個の
窒素原子(オキシド化されていてもよい)を含む5〜8
員環またはその縮合環をいう。このような含窒素複素環
は窒素原子のほかに酸素原子。
硫黄原子などのへテロ原子を1〜数個、好ましくは1〜
2個含んでいてもよい。
「含窒素複素環基」は上記の含窒素複素環の環形成炭素
原子に結答している水素原子を1個とりのぞいてできる
基をいう。
「複素環基」は複素環の炭素原子に結合している水素原
子を1個とりのぞいてできる基をいい、そのような複索
環はたとえば、窒素原子(オキンド化されていてもよい
)、酸素原子、硫黄原子などのへテロ原子を1〜数個、
好ましくは1〜4個含む5〜8員環またはその縮合環を
いう。このような複素環基としては具体的には2−また
は3−ピロリル、3−.4−または5−ピラゾリル、2
−.4−または5−イミダゾリル、I、2.3−または
1.2゜4−トリアゾリル、IH−または2H−テトラ
ゾリル、2−または3−フリル、2−または3−チェニ
ル、2−.4−または5−才キサゾリル、3−.4−ま
たは5−イソキサゾリル、l、2.3−オキサジアゾー
ル−4−または5−イル、1,2.4−オキサジアゾ−
゛ルー3−または5−イル、l、2.5−または1.3
.4−オキサジアゾリル、2−.4−または5−チアゾ
リル、3−.4−または5−イソチアゾリル、I、2.
3−チアジアゾール−4−または5−イル、I、2.4
−チアジアゾール−3−または5−イル、I、2.5−
または1,3.4−チアジアゾリル、2−または3−ピ
ロリジニル、2−13−または4−ピリジル、2−.3
−または4−ピリツルーN−オキシド、3−または4−
ピリダジニル、3−または4−ピリダジニル−N−オキ
シド、2−.4−または5−ピリミジニル、2−.4−
または5−ピリミジニル−N−オキシド、ピラジニル、
2−.3−または11−ピペリジニル、ピペラジニル、
 31−1−インドール−2−または3−イル。
2−33−または4−ピラニル、2−.3−または4−
チオピラニル、ベンゾピラニル、キノリル、ピリド[2
,3−d]ピリミジル、1.5−.1.6−.1゜7−
、1.8−.2.6−または2.7−ナフチリジル、ヂ
エノ[2,3−d]ピリジル、ピリミドピリジル。
ピラジノキノリル、ベンゾピラニルなどがあげられる。
「複素環オキシ基」、「複素環チオ基」、「複素環アミ
ノ基」、「複素環カルボニル基」、「複素環アセチル基
」および「複素環カルボキサミド基」の複素環基はいず
れも上記の「複素環基」が好ましい。
「第4級アンモニウム基」は上記の含窒素複素環の1個
の3級窒素原子上の不対電子が結合手となり、自らは4
級化している基をいう。したがってこれに対するアニオ
ンを必ず伴っている。第4級アンモニウム基としてはた
とえば、オキサシリウム、デアゾリウム、イソキサゾリ
ウム、イソチアゾリウム、ピリジニウム、キノリニウム
などがあげられる。アニオンとしてはたとえば、水酸イ
オン、ハロゲンイオン(塩素イオン、臭素イオン、ヨウ
素イオンなど)、スルフェートイオン、ナイトレートイ
オン、カルボネートイオン、打機カルボキシレートイオ
ン(たとえばオキザレートイオン。トリフルオロアセテ
ートイオンなど)、有機スルポネートイオン(たとえば
p−トルエンスルホネートイオンなど)があげられる。
有機カルボキシレートイオン、有機スルホネートイオン
などは分子内の場合もある。
右肩に記号1を付した基は、その基が「置換基を有して
いてもよい基」であることを示す。たとえばアルキル”
基は「置換基を有していてもよいアルキル基」を表わす
。この場合、置換基の数は1個だけに限定されず、置換
される基によっては同一または異なって2〜数個、好ま
しくは2〜3個存在していてもよい。
rca−1oアリール7基J、rct−1@アラルキル
1基」。
rca−+。アリール1オキシ基」およびrc7−、、
アラルキル1オキシ基」としてはそれぞれ、「フェニル
秦基」。
「ベンジル1基」、「フェノキシ7基」および「ベンジ
ル1オキシ基」がより好ましい。
本発明の化合物[1]において置換基R0は水素原子、
含窒素複素環基、アシル基またはアミノ基の保護基を表
わす。これらのうち置換基R0が含窒素複素環基である
化合物[1]またはアシル基である化合物[I]は各種
の細菌、特にセファロスポリン耐性菌に対する強い抗菌
作用を有し、しかもンユウドモナス属の菌に対して特異
な抗菌力を示す抗菌性化合物である。一方、置換基R0
が水素原子である化合物[I]またはアミノ基の保護基
である化合物[1]は置換基R0が含窒素複素環基また
はアシル基である上記の化合物[+]を製造する際に、
中間体として使用しうる有用な化合物である。
置換基R0としての含窒素複素環基(以後、記号Raで
表わす場合もある)は前記したような「含窒素複素環基
」をいい、たとえば2−ピロリル、3−ピロリル、3−
ピラゾリル、4−ピラゾリル、5−ピラゾリル、2−イ
ミダゾリル、4−イミダゾリル。
5−イミダゾリル、1,2.3−トリアゾリル、1゜2
.4−トリアゾリル、 I H−テトラゾリル、2■4
−テトラゾリル、2−才キサゾリル、4−オキサシリル
、5−才キサゾリル、3−イソキサゾリル、4−イツキ
サゾリル、5−イソキサゾリル、I、2.3−才キサジ
アゾール−4−イル、1.2.3−才キサジアゾール−
5−イル、 1.2.4−才キサジアゾール−3−イル
、1.2.4−オキサジアゾール−5−イル、l、2.
5−オキサジアゾリル、1,3゜4−オキサジアゾリル
、2−チアゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、
3−イソチアゾリル、4−イソチアゾリル、5−イソチ
アゾリル、1.2.3−デアジアゾール−4−イル、t
、2.3−チアジアゾール−5−イル、I、2.4−チ
アジアゾール−3−イル、l、2.4−チアジアゾール
−5−イル、1,2.5−チアジアゾリル、l、3.4
−チアジアゾリル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニ
ル。
2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ビリ
シルーN−オキシド、3−ビリジルーN−オキシド、4
−ピリジル−N−オキシト、3−ピリダジニル、4−ピ
リダジニル、3−ピリダジニル−N−オキシド、4−ピ
リダジニル−N−オキシド、2−ピリミジニル、4−ピ
リミジニル、5−ピリミジニル、2−ピリミジニル−N
−オキシド、4−ピリミジニル−N−オキシド、5−ピ
リミジニル−N−オキシド、ピラジニル、2−ピペリジ
ニル、3−ビペリジニル、4−ピペリジニル、ピペラジ
ニル。
3H−インドール−2−イル、3H−インドール−3−
イルなどがあげられるが、特に2−ピリジル、3−ピリ
ノル、4−ピリジル、2−イミダゾリル、4−イミダゾ
リル、5−イミダゾリルなどが好ましい。
上記の含窒素複素環基は環上に置換基を育していてもよ
い。そのような置換基は1個だけに限定されず、置換さ
れる基によっては同一または異なって2〜数個、好まし
くは2〜3個存在していてもよい。このような含窒素複
素環上の置換基としてはたとえば、アルキル基、シクロ
アルキル基、アリール基、アラルキル基、水酸基、アル
コキシ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アミノ基、
モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ハロゲン
原子。
ニトロ基、アジド基、シアノ基、カルボキシル基、アル
コキシカルボニル基、アルカノイル基、アルカノイルオ
キシ基、カルバモイル基、モノアルキルカルバモイル基
、ジアルキルカルバモイル基、カルバモイルオキシ基、
モノアルキル力ルバモイルオキン基、ジアルキルカルバ
モイルオキシ基などがあげられる。
置換基を育する含窒素複素環基としては上記したアルキ
ル基、アリール基、ハロゲン原子などが置換した2−イ
ミダゾリル基、もしくは4−ピリジル基の窒素原子に上
記のアルキル基やアラルキル基などが置換して該窒素原
子が4級化したN−置換ピリジニウム−4−イル基が好
ましい。このような置換−2−イミダゾリル基としては
たとえば、l−メチル−2−イミダゾリル、4−クロロ
−2−イミダゾリルなどが、N−置換ピリジニウムー4
−イル基としてはたとえば、N−メチルピリジニウム−
4−イル、N−エチルピリジニウム−4−イル、N−ベ
ンジルピリジニウム−4−イル、N−(p−フルオロベ
ンジル)ピリジニウム−4−イルなどがそれぞれあげら
れる。
置換基R0としてのアシル基(以後、記号Rbで表わす
場合もある)は従来から知られているペニシリン誘導体
の6位のアミノ基に置換しているアシル基やセファロス
ポリン誘導体の7位アミノ基に置換しているアシル基な
どをいう。このようなアシル基としてはアルカノイル基
、アルケノイル基、シクロアルキル力ルボニル基、シク
ロアルケニルカルボニル基、アリールカルボニル基、複
素環カルボニル基なとがあげられ、より具体的にはそれ
ぞれC1−6アルカノイル′基+ 03−sアルケノイ
ル6X 、 C、、。ノクロアルキルーカルボニル基+
C3f1シクロアルケニル−カルボニル基、Co−M+
アリール“カルボニル基、複素環“カルボニル基があげ
られる。
C1−8アルカノイル基としてはたとえば、ホルミル、
アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バ
レリル、イソバレリル、ピバロイルなとがあげられる。
C1−8アルカノイル1基で表わされる「置換基を有し
ていてもよいCl−8アルカノイル基」の置換基として
はたとえば、■C1アルカノイル基(すなわちホルミル
)の場合は複素環”カルボニル基が、また■C,−。ア
ルカノイル基(すなわちアセチル、プロピオニル、ブチ
リル。イソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピバロ
イルなど)の場合は以下に述べる「置換基S′」があげ
られる。「置換基SIJはC3−1oシクロアルキル“
基、 OS−8シクロアルケニル1基。
Ce−toアリール0基、水酸基、c+−eアルコキシ
基。
C3−+oシクロアルキルオキシ基、Go−+oアリー
ル1オキシ基、C7−1sアラルキル”オキシ基、メル
カプト基+ 01−aアルキル1チオ基、アミノC1−
6アルキルチオ基、Ct−eアルケニル”チオ基、 C
G−1゜シクロアルキルチオ基、Ce−+oアリール1
チオ基1c?−I11アラルキル”チオ基、アミノ基、
モノCl−8アルキルアミノ基、ノC1−aアルキルア
ミノ基、C3−+oシクロアルキルアミノ基、 Ce−
+。アリール1アミノ基。
C7−toアラルキル0アミノ基、環状アミノ9基、ハ
ロゲン原子、ニトロ基、アジド基、シアノ基、カルボキ
シル基、アシル“基、置換オキシカルボニル基、C−6
アルキルヂオーカルボニル基、アシル“オキシ基。
アシル1アミノ基、アノル1アミノアルキルチオ基、カ
ルバモイル基、モノC3−。アルキルカルバモイル基、
ジC3−6アルキルカルバモイル基、カルバモイルオキ
ソ基、モノC3−。アルキルカルバモイルオキシ基、ノ
C1−6アルキルカルバモイルオキン基。
スルホ基、ヒドロキシスルボニルオキシ基I C1−e
アルキルスルホニル基、 Cs−+。アリール0スルボ
ニル基+C?−19アラルキル”スルホニル基、Cl−
eアルキルスルホニルオキシ基、C6−1aアリール′
スルボニルオキシ基、C7−18アラルキル“スルホニ
ルオキシ基、ウレイド1基、スルファモイル“基、複素
環“基。
複素環“オキシ基、複素環“チオ基、複素環0アミノ基
、複素環7カレレボニル基、複素環“カルボキサミド基
または第4級アンモニウム1基をいう。これらの置換基
の数は1個に限定されず、置換基が1個乃至3@の場合
が好ましく、複数個の場合、それらの置換基は同一でも
、また異なっていてもよい。さらにはそのうちの2個の
置換基があわさって後記するようなC−C二重結合また
はC=N二重結合を昨成していてもよい。
C3−5アルケノイル″基で表わされる「置換基を存し
ていてもよいC1−、アルケノイル基」の置換基(以後
[置換基StJという)としてはたとえば、C3−1゜
シクロアルキル基、 C、−、。アリール′基+Cl−
11アルコキシ基、 Ca−+。アリール1オキノ基、
C7−+eアラルキル“オキシ基、ハロゲン原子、シア
ノ基、カルボキンル基、アンル+基、置換オキシカルボ
ニル基。
アソル“オキン基、複素環”基、第4級アンモニウム7
基などがあげられる。
C6−+oアリール0カルボニル基で表わされる「置換
基を存していてもよいC6−3゜アリール−カルボニル
基」の置換基および複素環1カルボニル基で表わされる
「置換基を有していてもよい複素環基」の置換基(以後
、「置換基S3Jという)としてはたとえば、C+−e
アルキル基、 c t−8アルケニル基、Cs−+。
アリール基、C7−+tアラルキル基、ジaS−1Oア
リールーメヂル基、トリGo−10アリールーメチル基
、水酸基、Ct−11アルコキシ基、Cs−+。アリー
ルオキシ基、C7−1eアラルキルオキシ基、メルカプ
ト基、CI−〇アルキルチオ基、C6−+oアリールチ
オ基、Ct−19アラルキルチオ基、アミノ基、モノc
+−eアルキルアミノ基、ジC7−。アルキルアミノ基
、ヒドロキシC1−6アルキル基、メルカプト01〜6
アルキル基、ハロゲノcueアルキル基1カルボキシC
l−6アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、アジド基
、シアノ基。
カルボキンル基、置換オキシカルボニル基、ア、シル1
基、アンル1オキン基、アシル“アミノ基、カルバモイ
ル基、チオカルバモイル基+ CI−6アルキルスルポ
ニルLN 、 C、l□10アリールスルホニルLc7
−6.アラルキルスルホニル基なとがあげられる。
上記したCl−0アルカノイル基、C3−sアルケノイ
ル基、Cs−1oアリール−カルボニル基および複索環
カルボニル基の置換基(S’、S2およびS3)で以下
に述べるもの以外の基は前記した基をここでら意味する
CG−toアリール′基、フェニル3基、Ca−+oア
リール“オキン基、フェノキシ′基+ Ci−+ Qア
リールオキシ基、Ca−+aアリール1アミノ基、Ca
−+oアリール“スルボニル基およびC0−10アリー
ル′スルボニルオキ7基のC6−8゜アリール基の置換
基としては、上記の置換基S3がここでもそのままあげ
られる。
C7−+ 2アラルキル7基、ベンジル9基、 C?−
19アラルキル8オキシ基、ベンジル7オキシ基、Ct
−1゜アラルキル0ヂオ基、Ct−19アラルキル“ア
ミノ基、Ct−18アラルキル8スルホニル基およびC
7−19アラルキル”スルホニルオキシ基のCt−12
またはCt−111アラルキル基の芳香環の置換基とし
ては、上記の置換基S3がここでもそのままあげられる
複素環2基、複素環1オキシ基、複素環”チオ基、複素
環′アミノ基、複素環1アセデル基および複素環“カル
ボキサミド基の複素環の置換基としては、上記の置換基
S3がここでもそのままあげられる。
第4級アンモニウム“基の含窒素複素環上の置換基とし
ては、上記の置換基S3がここでもそのままあげられる
C1−8アルキル“基で表わされる[置換基されていて
もよいC3−6アルキル基」のCI6アルキル基の置換
基としては、上記の置換基S1がここでもそのままあげ
られる。
C3−toシクロアルギル“基およびcs−Ilンシク
アルケニル′基で表わされる「置換されていてもよいC
3−IQノクロアルキル基」および「置換されていても
よいC5−、シクロアルケニル基」の置換基としては、
上記の置換基S3がここでらそのままあげられる。
C0−6アルギル′チオ基で表わされる「置換されてい
てもよいC3−6アルキルヂオ基fのCl−8アルキル
ヂオ基の置換基(以後、「置換基S’Jという)として
はたとえば、水酸基+Cl−8アルコキン基、C3−1
oシクロアルキルオキソ基、C6−+oアリール0オキ
シM、c7−、、アラルキル“オキシ基、メルカプト基
C1−6アルキルヂオ基+C31゜シクロアルキルチオ
基、 CG−IQアリール8ヂオ基+ C7−19アラ
ルキル“チオ基、アミノ基、モノC3−6アルキルアミ
ノ基、ジC1−8アルキルアミノ基、珂状アミノ′基、
ハロゲン原子、ノアノ基、カルボキシル基、カルバモイ
ル基、アンノいオキノ基、スルホ基、第4級アンモニウ
ム″基なとかあげられる。
C2−8アルケニル“チオ基で表わされる「置換されて
いてらよいC6−8アルケニルチオ基」のC3−6アル
ケニルヂオ基の置換基(以後、「置換JJS5Jという
)としてはたとえば、ハロゲン原子、シアノ基。
カルポキンル基、カルバモイル居、モノC1−、アルキ
ルカルバモイル基、ジC3−6アルキルカルバモイル基
、チオカルバモイル括などがあげられる。
「アノル+括」は上記のC3−8アルカノイル基、 C
a−10アリール8カルボニル基、C7−11!アラル
キル”カルボニル基、複素環8カルボニル基または複素
環”アセチル基をいう。したがってアシル+基の代表的
なものをあげるとたとえば、ホルミル、アセチル。
プロピオニル、n−ブチリル、イソブチリル。バレリル
、ピバロイル、n−ヘキサノイル、クロロアセチル。
ノクロロアセヂル、トリクロロアセチル、3−オキソブ
チリル、4−クロロ−3−オキツブチリル、3−カルポ
キンプロピオニル、4−カルボキシブチリル、3−エト
キシカルバモイルプロピオニル、ベンゾイル、ナフトイ
ル、p−メチルベンゾイル、p−ヒドロキンベンゾイル
、p−メトキシベンゾイル、p−クロロベンゾイル、p
−ニトロベンゾイル、0−カルボキシベンゾイル、0−
(エトキシカルボニルカルバモイル)ベンゾイル、0−
(エトキシカルボニルスルファモイル)ベンゾイル、フ
ェニルアセチル、p−メチルフェニルアセチル、p−ヒ
ドロキンフェニルアセチル、p−メトキシフェニルアセ
チル、2.2−ジフヱニルアセチル、2−チェニルカル
ボニル。
2−フリルカルボニル、2−.4−または5−チアゾリ
ルアセデル、2−または3−チェニルアセチル、2−ま
たは3−フリルアセデル、2−アミノ−4−または5−
チアゾリルアセデル、5−アミノ−3−デアノアゾリル
アセデルなどがあげられる。
「アシル1オキノ基」および「アン/Pアミノ盾コのア
ン)V基は上記のアンル+基をいい、したがって「アシ
ル1オキシ基」としてはたとえば、ポルミルオキン、ア
セトキノ、プロピオニルオキノ、プチリルオキン、バレ
リルオキン、ピバロイルオキノ、クロロアセトキン、ノ
クロロアセトキン、トリクロロアセトキン、3−オキソ
ブチリルオキン、4−クロロ−3−オキソブチリルオキ
シ、3−カルボキシプロピオニルオキン、4−カルボキ
ンブチリルオキシ、3−エトキン力ルバモイルプロピオ
ニルオキノ、ペンゾイルオキン、ナフトイルオキシ、p
−メチルベンゾイルオキン、p−メトキンヘンゾイルオ
キシ、p−クロロベンゾイルオキノ、0−カルボキシベ
ンゾイルオキン、0−(エトキンカルボニルカルバモイ
ル)ベンゾイルオキシ、0−(エトキノカルボニルスル
ファモイル)ペンゾイルオキン、フェニルアセチルオキ
シ、p−メチルフェニルアセチルオキン、p−メトキン
フェニルアセチルオキシ9p−クロロフェニルアセチル
オキシ、2゜2−ジフェニルアセチルオキシ、チェニル
カルボニルオキシ、フリルカルボニルオキシ、チアゾリ
ルアセチルオキシ、チェニルアセチルオキシ、フリルア
セチルオキシなどが、また「アシル1アミノ基」として
はたとえば、アセトアミド(CIl、C0NH−)、ベ
ンズアミド(C,I[、C0NH−)。
フェニルアセトアミド(C,H5C1l、CONト)、
 2−チェられる。
「アシル“アミノアルキルチオ基」のアシル“アミノ基
およびアルキルチオ基はそれぞれ前記のアシル“アミノ
基およびc+−eアルキルチオ基を意味し、したがって
このような[アシル“アミノC1−6アルキルチオ基」
としてはたとえば、アセトアミドメチルチオ。2−アセ
トアミドエチルチオなとがあげられる。
「アリールアシル1基」はrca−1oアリール−アシ
ル“基」がよく、たとえばベンゾイル、フタロイル。
ナフトイル、フェニルアセデルなどがあげられる。
「アリールアシ/ビオキシ基Jはrce−1oアリール
−アシル1オキシ基」がよく、たとえばベンゾイルオキ
シ、ナフトイルオキン、フェニルアセデルオキシなとが
あげられる。
「ウレイド7基」で表わされる「置換されていてもよい
ウレイド基」のウレイド基の置換基としてはたとえば、
鈷−。アルキル基、 Ce−+。アリールILC7−+
eアラルキル′基、アシノヒ基、カルバモイル基。
スルホ基(ナトリウム、カリウムなどと適宜に塩を形成
していてもよい)、スルファモイル基、アミジノ基など
かあげられる。
「スルファモイル′基」で表わされる「置換されていて
もよいスルファモイル基Eのスルファモイル基の置換基
としてはたとえば、Cl−6アルキル基。
アミツノ基なとがあげられろ。
「カルバモイル′基」および「カルバモイル′オキンJ
II、 Jで表わされる「置換されていてもよいカルバ
モイル基」の置換基としてはたとえば、Cl−11アル
キル基、 Ca−+。アリール“基、C7−12アラル
キル0基。
アシル1基などがあげられ、また、カルバモイル基の窒
素原子が含窒素複素環の環形成窒素原子である場合も含
まれる。
[チオカルバモイル”基」で表わされる「置換されてい
てもよいチオカルバモイル基」の置換基としてはたとえ
ば、C1−8アルキル基、Co−+oアリール1基、C
?−I2アラルキル3基、アシル“基などがあげられ、
また、チオカルバモイル基の窒素原子が含窒素複素環の
環形成窒素原子である場合も含まれる。
「環状アミノ”基」で表わされる「置換されていてもよ
い環状アミノ基」の環状アミノ基の置換基(以後、「置
換基S8」という)としてはたとえば、C3−8アルキ
ル基、 C2−8アルケニル基、 C、−、。シクロア
ルキル基、CO−+Oアリール”基、 C7−+ tア
ラルキル1基、ジco−toアリールーメチル基、トリ
C8−2゜アリール−メチル基、水酸基、C+−aアル
コキシ基、C8−1oアリールゞオキノ基、C7−+e
アラルキル6オキシ基、メルカプト基+Cl−8アルキ
ルチオ基、CB−+oアリール”チオ基、C7−+sア
ラルキル1チオ基、アミノ基、モノc+−eアルキルア
ミノ基、ジC1−8アルキルアミノ基+ CB−10ア
リール8アミノ基、C7−1eアラルキル9アミノ基、
ハロゲン原子、ニトロ基、アジド基、オキソ基、デオキ
ソ基、ノアノ基、カルボキノル基、アシル“基、置換オ
キンカルボニル基、アシル“オキシ基、アシル“アミノ
基、カルバモイル基、カルバモイルオキシ基、チオカル
バモイル基、スルホ基などがあげられる。
C1−6アルカノイル″基のひとつとして前記した複素
環”カルボニル基で置換されたホルミル基はすなわち複
素環”−co−co−なる式を有するアシル基で、該複
素環”基は前記のものがここでもあげられるが、置換基
を宜していてらよいオキサシリル基、チアゾリル基、オ
キサジアゾリル基。
チアジアゾリル基などがより好ましい。このような「複
素環”−CO−Co−Jなる基としてはたとえば、2−
(2−,4−または5−オキサゾリル)−2−才キソア
セチル、2−(2−,4−または5−チアゾリル)−2
−オキソアセチル、2−(2−アミノ−4−デアゾリル
)−2−オキソアセチル。
2−(1,2,4−才キサジアゾール−3−または5−
イル)−2−オキソアセチル、2−(1,2,4=チア
ジアゾール−3−または5−イル)−2−才キソアセチ
ル、2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−
3−イル)−2−オキソアセチルなどがあげられる。
C2−6アルカノイル”基としては置換基を有するアセ
チル基が最も好ましい。置換基を有するアセチル基の置
換基の数は1〜3個であり、置換基はC3−。アルカノ
イル基の置換基として前記した[置換基S’Jがここで
もあげられる。置換基の数が2〜3個の場合、それらの
置換基は同一でも、また異なっていてもよく、さらには
2個の置換基があわさって二重結合を形成していてもよ
い。モノ置換アセチル基としてはR”CH2C0−、ジ
置換ずことかできる。一方、トリ置換アセチル基として
はそのうちの2gIの置換基があわさってC=C二重結
合もしくはC=N二重結合を形成しているものがよく、
それぞれ rt”−c−co−、R”−c−co−と表わすことが
できる。ここで記号R”〜R′7.R”およびR”は前
記した置換基(Sつを意味し、記号R+’、R”および
R2′については後記する。以下、これらの置換基(R
15〜R12)を有するアセチル基について詳述する。
i)R”CH3CO− 記号R15は前記のC3−、アルキル基の置換基(Sつ
をき味するが、とりわけ、C1−。シクロアルケニル基
+C8−10アリール3基、Ca−+oアリール7オキ
シ基、Cl−8アルキル”チオ基+ C!−8アルケニ
ル0チオM 、 c o−、。アリール”チオ基、アミ
ノ基、環状アミノ基、ンアノ基、アシル“基、アシル1
オキン基、複素環7基、複素環1チオ基、第4級アンモ
ニウム6基などか繁用される。したがって「アシル基R
”CH2C0−」としてはたとえば、1.4−シクロへ
キサジェニルアセチル、フェニルアセチル、p−トリル
アセチル、p−ヒドロキシフェニルアセチル、p−メト
キシフェニルアセデル、p−クロロフェニルアセチル、
0−アミノメチルフェニルアセチル、フエノキソアセヂ
ル、p−ヒドロキシフェノキシアセチル、p−クロロフ
ェノキシアセデル、シアノメチルチオアセチル、ジフル
オロメチルチオアセチル、トリフルオロメチルチオアセ
チル、(2−カルボキシエチル)チオアセチル、(2−
アミノ−2−カルボキシエチル)チオアセチル、(2〜
クロロビニル)チオアセチル、(2−カルボキシビニル
)チオアセチル、(2−フルオロ−2−カルバモイルビ
ニル)チオアセチル、(1,2−ジクロロビニル)チオ
アセチル、(2−クロロ−2−カルボキシビニル)チオ
アセチル。
フェニルチオアセチル、p−ヒドロキシフェニルチオア
セチル、グリシル、IH−テトラゾール−■−イルアセ
チル、3.5−ジクロロ−4−オキソ−1゜4−ジヒド
ロピリジン−1−イルアセチル、シアノアセチル、アセ
トアセチル、ベンゾイルアセチル。
フリルカルボニルアセチル、チェニルカルボニルアセチ
ル、(IH−テトラゾリル)アセチル、■−メチルー1
 tl−テトラゾリルアセチル、(2−フリル)アセデ
ル、(2−チェニル)アセデル、(3−ヂエニル)アセ
デル、(11−オキサシリル)アセデル、(4−デアゾ
リル)アセデル、(2−アミノ−4−チアゾリル)アセ
チル、(1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセ
チル、(5−アミノ−1,2,4−デアジアゾール−3
−イル)アセデル、(2−ピリジル)アセチル、(4−
ピリジル)アセデル、(2−イミダゾリル)チオアセチ
ル、(2−ピリノル)チオアセチル、(4−ピリジル)
チオアセチル、(2−ヂエニル)チオアセチル。ヒドロ
キンピリジルチオアセデル。
(5−イソデアゾリル)チオアセデル、(3−メチルチ
オ−5−イソチアゾリル)チオアセチル、(4−シアノ
−5−イソデアゾリル)チオアセチル、(4−シアノ−
2−メチル−3−オキソ−2,3−ノヒドロイソヂアゾ
ールー5−イル)チオアセチル。
ピリジニウムアセチル、キノリニウムアセチルなどがあ
げられる。
記号R′8は前記の置換基(Sl)を意味するが、とり
わけ、C6−8シクロアルケニル基、Co−+。アリー
ル“基、Co−+。アリール1オキシ基、Cl−8アル
キル1チオ基、 c 2−@アルケニル1チオ基、Cs
−+oアリール”チオ基、環状アミノ基、シアノ基、複
素環”基。
複素環“チオ基、複素環“カルボキサミド基、第4級ア
ンモニウム1基などがここでも繁用される。また記号R
”も前記の置換基を意味するが、とりわけ、水酸基、メ
ルカプト基、アミノ基、アミノ酸残基で置換されたアミ
ノ基、ヒドラジノ基、アジド基、ウレイド”基、アシル
“オキシ基、アシル“アミノ基、カルボキシル基、置換
オキシカルボニル基、スルホ基。
スルファモイル基、カルバモイル基、複素環”カルボキ
サミド基などが好ましい。これらのうち置換基RI7が
アミノ基のもの(すなわち R16CH−Co−)は特に「アミノ酸残基」とし□  H2 て分類されることもある。したがって「アシル2−アミ
ノ−2−(1,4−クロロへキサジェニル)アセデル、
マンゾリル、α−アットフェニルアセチル、α−カルボ
キンフェニルアセチル、α−(フェノキシカルボニル)
フェニルアセチル、α−(0−ヒドロキンフェニル)オ
キシカルボニルフェニルアセチル、α−(p−トリルオ
キシカルボニル)フェニルアセデル、α−スルホフェニ
ルアセチル、α−スルポーp−ヒドロキシフェニルアセ
チル、α−ウレイドフェニルアセチル、α−(Nr−ス
ルホウレイド)フェニルアセチル、α−カルボキシ−p
−ヒドロキシフェニルアセデル、α−(ホルミルオキシ
)フェニルアセチル、α−(2−アミノ−3−カルボキ
ンプロピオンアミド)フェニルアセチル、α−(3−ア
ミノ−3−カルボキンプロピオンアミド)フェニルアセ
チル、α−(3,4−ノヒドロキシベンズアミド)フェ
ニルアセチル、α−(5−カルボキシ−4−イミダゾリ
ルカルボキサミド)フェニルアセチル、α−(1,3−
ジメチル−4−ピラゾリルカルボキサミド)フェニルア
セデル、5−フェニル−3−イソキサゾリルカルボキサ
ミド)フェニルアセデル、α−[I−(p−メトキシフ
ェニル)−4−クロロ−1,2,3−トリアゾール−5
−イルカルボキサミド]フェニルアセデル、α−(4−
オキソ−1,・1−ノヒトロピリジンー3−イルカルボ
キサミド)フェニルアセチル、α−[2−オキソ−5−
(3,4−ジヒドロキソフヱニル)−1,2−ジヒドロ
ピリジン−3−イルカルボキサミド]フェニルアセデル
、α−(4−オキソ−414−1−チオピラン−3−イ
ルカルボキサミド)フェニルアセチル、α−(4−ヒド
ロキシ−1,5−ナフチリジン−3−イルカルボキサミ
ド)フェニルアセチル。
α−(4−エチル−2,3−ジオキソピベラノノカルポ
キサミド)フェニルアセチル、α−(4−エチル−2,
3−ジオキソピペラジノカルボキサミド)−p−ヒドロ
キシフェニルアセチル、α−(4−エチル−2,3−)
オキソビペラノノカルボキサミド)−p−ベンジルオキ
シフェニルアセチル、α−(4−エチル−2,3−ジオ
キソピペラジノカルボキサミド)−p−スルホフェニル
アセチル、α−(4−エチル−2,3−ジオキソピペラ
・ジノカルボキサミド)−p−メトキノフェニルアセチ
ル、α−(2−オキソイミダゾリノノカルホ゛キサミド
)フェニルアセデル、α−(2−オキソ−3−メタンス
ルポニルイミグゾリノノ力ルポキサミド)フェニルアセ
チル、α−(6,7−シヒドロキシー4−オキソ−・1
■【−Δ、レゾビラン−3−イルカルボキサミド)フェ
ニルアセデル、α−(6,7−ジヒドロキシ−2−オキ
ソ−2H−ベンゾピラン−3−イルカルボキサミド)フ
ェニルアセデル、α−ヒドロキン−2−チェニルアセチ
ル。α−ヒドロギン−3−チェニルアセチル。α−カル
ボキシ−3−チェニルアセチル、α−アミノ−α−(2
−アミノデアゾール−4−イル)アセチル、α−ホルム
アミド−α−(2−アミノデアゾール−4−イル)アセ
チル、α−アセトアミド−α−(2−アミノチアゾール
−4−イル)アセチル、α−ホルムアミド−α−ぐ2−
アミノ−5−クロロデアゾール−4−イル)アセデル、
α−アセトアミド−α−(2−アミノ−5−クロロチア
ゾール−4−イル)アセチル、α−ホルムアミド−α−
(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル
)アセチル、α−アセトアミド−α−(5−アミノ−1
,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセチル、α−
ヒドラジノ−α−(2−アミツチアゾールー4−イル)
アセチル、α−ヒドロキン−α−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)アセデル、α−ウレイド−α−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)アセチル、α−[NY−(
m −ヒドロキノフェニル)ウレイドコフェニルアセチ
ル。
α−[Nr−(2−メチル−6−ヒトロキシピリミジン
ー5−イル)ウレイド」フェニルアセチル、α−r、’
JT−(3,=1−ノアセトキソベンゾイル)ウレイト
コフェニルアセチル、α−[NY−(3,4−・ジヒド
ロキシノンナモイル)ウレイドコフェニルアセヂル、α
−[Nr−(3,4−ジアセトキシベンズアミトアセチ
ル)ワレイド」フェニルアセデル、α−[Nr−(2−
フリルカルボニル)ウレイド]フェニルアセチル、α−
[NY−(6,7−シヒドロー4−オキソ−・1■【−
ベンゾピラン−3−イルカルボニル)ウレイトコフェニ
ルアセヂル、α−(2−クロロビニルチオ)フェニルア
セチル、α−カルバモイル−α−(2−クロロビニルチ
オ)アセチル、α−(4−エヂルー2.3−ジオキソビ
ペラジノカルホ゛キサミド)−α−(2−クロロビニル
チオ)アセチル、α。
α−ビス−(4−エチル−2,3−ジオキソーl−ビペ
ラジノカルボキサミド)アセチル、α−(2−アミノ−
4−デアゾリル)−α−(4−エチル−2゜3−ノオキ
ソーI−ピペラノノカルボキサミド)アセデル、α−(
4−ヒドロキシ−6−メチルニコチンアミド)−α−フ
ェニルアセデル、α−(4−ヒドロキン−6−メチルニ
コチンアミド)−α−(4−ヒドロキノフェニル)アセ
チル1α−(5,8−ジヒドロ−2−C,1−ホルミル
−1−ピペラジニル)−5−オキソピリド[2,3−d
]ピリミノン−6一カルポキザミド)−α−フェニルア
セデル、α−(3,5−)オキソ−1,2,,1−トリ
アジン−6−カルボキサミド)−α−(4−ヒドロギン
フェニル)アセデル、α−(3−フルフリデンアミノ−
2−オキソイミダゾリジン−1−カルボキサミド)−α
−フェニルアセチル、α−(クマリン−3−カルボキサ
ミド)−α−フェニルアセチル、α−(4−ヒドロキシ
−7−メチル−1,8−ナフチリジン−3−カルボキサ
ミド)−α−フェニルアセチル、α−(4−ヒドロキシ
−7−ドリフルオロメチルキノリンー3−カルボキサミ
ド)−α−フェニルアセデル、N−[2−(2−アミノ
−4−チアゾリル)アセデル]−D−フェニルグリンル
、α−(6−ブロモ−1−エチル−1,4−ジヒドロ−
4−オキソチェノ[2,3−b]ピリジン−3−カルボ
キサミド)−α−フェニルアセチル、α−(4−エチル
−2,3−ジオキソ−1−ピペラジノカルボキサミド)
−α−チェニルアセチル、α−(4−n−ペンチル−2
,3−ジオキソ−1−ピペラジノ・カルボキサミド)−
α−チェニルアセチル、α−(4−n−才クチル−2,
3−ジオキソ−1−ピペラジノカルボキサミド)−α−
チェニルアセチル、α−(4−シクロへキシル−2,3
−ジオキソ−1−ピペラジノカルボキサミド)−α−チ
ェニルアセチル、α−[4−(2−フェニルエチル)−
2,3−ジオキソ−1−ピペラジノカルボキサミド]−
α−チェニルアセチル、α−(3−フルフリデンアミノ
−2−オキツイミダゾリジンーl−カルボキサミド)−
α−(4−ヒF’ CJキノフェニル)アセデルなどが
例示される。またアミノ酸の残基 (R”(jlcO−)としてはここでらたとえば、 H
2 アラニル、バリル、ロインル、イソロインル、セリル。
スレオニル、ノステイニル、ソスヂル、メチオニル。
アスパラギル、グルタミル、リジル、アルギニル、フェ
ニルグリノル。フェニルアラニル、チロシル。ヒスチジ
ル、トリプトフィル、プロリルなどが例示される。また
これらのアミノ酸残基のアミノ基は後記するようなアミ
ノ基の保護堰て保護されていてらよい。「アミノ基が保
護されたアミノ酸残基」としてはたとえば、N−ペンジ
ルオキンカルボニルアラニル、N−ベンノルオキシ力ル
ポキサミトフェニルグリンルなどがあげられる。またア
ミノ酸残基のアミノ基はさらにもうひとつのアミノ酸残
基で置換されていてもよい。このようなアシル基はすな
イっち「ジペプチドの残基」であり、この上うなアシル
基としてはたとえば、フェニルグリノル−アラニル。ベ
ンジルNa−ベンジルオキシカルボニル−γ−グルタミ
ルーアラニル、アラニル−フェニルグリシル、γ−アス
パルチルーフェニルグリシル、γ−グルタミルーアラニ
ルなどがあげられる。またアミノ酸残基のアミノ基は環
状カルノくモイル基で置換されていてもよい。この上う
なアシル基としてはたとえば、N−(4−エチル−2,
3−ジオキソ−1−ピペラジノカルボニル)アラニル、
N −(4−エチル−2,3−ジチオキソーl−ビペラ
ジノ力ルボニル)フェニルグリシル、N−(4−エチル
−2,3−ジオキソ−1−ピペラジノカルボニル)スレ
オニルなどがあげられる。
R′6 またアシル基 、>CH−Co−のひとつとR′ シーr   >−”SNO2−1−Co−IJ:中、R
”。
R” R5 R25は同一または異なって水素原子、ノhロゲン原子
(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ヒドロキンメチル基
、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基。
ポルミル基、ンアノ基、アジド基、カルボキシル基。
J、  IJ、、/ <  /  ++、、tr−r 
   −7キシ」−II/羊す迂す す・は C5−1
oアリール“チオ基を示ず]て表わされるアノル基も使
用される。
このようなアノル基としてはたとえば げられろ。
山)  R”−C−CO− 記号R20は前記の置換基(Sl)を意味ずろが、とり
わけCa−1aアリールゝ基、CB−+aアリール2オ
キノ基+ 06−I Qアリール0ヂオ基、(夏素環*
J、%、複素環8ヂオ基などが繁用される。記号V11
1′は水素原子またはハロゲン原子(フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素)を表イつし、ハロゲン原子としては塩素が
好ましい。
記号R′9はC1−6アルギル基、C6−1oアリール
′基。
C1−アルキルチオ基、ハロゲン原子、ノアノ基、アミ
ノ基+Cl−11アルキルスルホニルW+Ce−1oア
リール′スルフ1;ニル括、カルバモイル!、&、c、
−、アルコキンイミドイル括または腹累環″基を表イつ
ず。ここてCI8アルコキノイミドイル基のC,、アル
コキン基は前記の01−6アルコキン基がよく、シたが
ってC3−6アルコキンイミドイル基としてはたとエト
キノイミドイルなどがあげられる。その他基はいずれら
前記した基がここでもそのままあてはめられる。したが
って「アシル基 R”−C−Co−Jとしてはたとえば、2−(2(I 一アミノー4−チアゾリル)−3−クロロアクリロイル
、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)クロトノイル、
2−(2−アミノ−4−チアゾリル)シンナモイル、2
−(2−アミノ−4−チアゾリル)−3−メタンスルホ
ニルアクリロイル、2−(2−アミノ−4−チアゾリル
)−3−ベンゼンスルホニルアクリロイル、2−(5−
アミノ−1,2,4−チアノアゾール−3−イル)−2
−ペンテノイル。
2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−
イル)−3−クロロアクリロイル、2−(5−アミノ−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)クロトノイル
、2−(2−アミノ−5−クロロ−4−ヂアゾリル)−
3−クロロアクリロイル、2−(2−アミノ−5−クロ
ロ−4−デアゾリル)クロトノイルなどがあげられろ。
iv)  n”−C−Go − R” 記号fl”は前記の置換基(Sりを色味するが、とりわ
けC9−3゜ノクロアルキルゞ基+ 05−8ノクロア
ルケニル8基、Ca−+oアリール0基、C+−sアル
コキン基、CB−I11アリール”オキシ基、Cl−8
アルキル1ヂオ基、アミノC+−sアルキルチオ基、C
o−+oアリールゞチチオ、C7−reアラルキル′チ
オ基、シアノ基。
アシル“基、カルバモイル基、複素環”基などが繁用さ
れる。
これらのなかでもC11−10アリール“基、複素環1
基が特に好ましい。これらのCo−+oアリール基、複
素環基の置換基はc+−eアルキル基、水酸基、アミノ
基、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)が好
ましい。したがって置換基R”として好ましい基をあげ
ると、たとえばフェニル、p−ヒドロキシフェニル、2
−フリル、2−チェニル、4−才キサゾリル、2−アミ
ノ−4−才キサゾリル、2−アミノ−5−クロロ−4−
才キサゾリル、4−チアゾリル、2−アミノ−4−チア
ゾリル、2−アミノ−5−クロロ−4−デアゾリル、2
−アミノ−5−ブロモ−4−チアゾリル、2−アミノ−
5−フルオロ−4−チアゾリル、2−アミノ−4−チア
ゾリル−3−オキシド、2−イミノ−3−ヒドロキンチ
アゾリン−4−イル、3−イソキサゾリル、5−アミノ
−3−イッキサゾリル、3−イソチアゾリル、5−アミ
ノ−3−イソチアゾリル、1.2.4−オキザノアゾー
ル−3−イル、5−アミノ−1゜2.4−オキサジアゾ
ール−3−イル、I、2.4−−チアジアゾール−3−
イル、5−アミノ−1,2゜4−チアジアゾール−3−
イル、 l 、3.4−オキサジアゾリル、2−アミノ
−1,3,4−才キサジアゾール−5−イル、I、3.
4−チアジアゾリル。
2−アミノ−1,3,4−デアジアゾール−5−イル、
I −(C1−eアルキル)−5−アミノ−1,2,4
−トリアゾール−3−イル、4−(C,−11アルキル
)−5−アミノ−1,2,4−トリアゾール−3−イル
1”−(C1−t+アルキル)−2−アミノ−4−イミ
ダゾリル、2−アミノ−6−ピリジル、4−アミノ−2
−ピリミジル、2−アミノ−5−ピリミジル、3−ピラ
ゾリル、4−ピラゾリルなどが例示される。
また記号R”は0R23基(式中、R23は水素原子ま
たは置換されていてもよい炭化水素残基を示す)である
。ここでR”−C−CO−で表わされる基R23 はR”−C−CO−で表わされるシン異性体まOR2′ たはR”−C−CO−で表わされるアンチ異性体、もし
くはそれらの混合物を表わし、なかでら1ξ換基R22
、l、(pQ素坦”基でかつノン異性体であるものかよ
り好ましい。このようなアシル基は式し N R3 [式中、R”’は複素環”基を、R3は水素原子または
置換されていてもよい炭化水素残基を示す]で表わすこ
とができる。ここで複素環”基R22′は置換されたチ
アゾリル基またはチアジアゾリル基、すなわち式 [式中、R1は保護されていてもよいアミノ基を、R2
は水素原子、ハロゲン原子またはニトロ基を示す]のも
のが最も好ましい。したがって最も好ましいR暴は式 シン異性体(Z配位)     シン異性体(Z配位)
である。すなわち置換基R0としてアシル基Rを有する
化合物[+]としては または の4R造のものが好ましい。以下、置換基RI 、 R
2゜R3について詳しく述べる。
記号R1は保護されていてもよいアミノ基を表イつす。
β−ラクタムおよびペプチドの分野ではアミノ基の保護
基は充分に研究されていてその保護法はすでに確立され
ており、本発明においてもアミノ基の保護基としてはそ
れら公知のものが適宜に採用されうる。アミノ基の保護
基としてはたとえば、Cl−8アルカノイル6基+ 0
3−6アルケノイル”基、 c 11−1゜アリール”
カルボニル基、フタロイル基。
複素環”カルボニル基+Cl−8アルキル1スルホニル
基、カンファースルホニル基、C11−+。アリール1
スルホニル基、置換オキシカルボニル基、カルバモイル
”基、チオカルバモイル1基、Cs+l。アリール”メ
チル基、ジC6−2゜アリール“メチル基、トリC6−
10アリール”メチル基、Cm−+oアリール0メチレ
ン基。
Co−+oアリール1チオ基、置換シリル基、2−C,
−16アルコキシーカルボニルー1−メチル−■−エチ
ニル基などがあげられる。
rc+−11アルカノイル1基」としてはここではたと
えば、ポルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル。
バレリルビバロIルサクシニルゲルタリル、モノクロロ
アセチル、ジクロロアセデル、トリクロロアセチル、モ
ノブロモアセチル、モノフルオロアセデル、ジフルオロ
アセチル、トリフルオロアセチル5モノヨードアセチル
、3−オキツブチリル、4−クロロ−3−オキソブチリ
ル。フェニルアセチル、p−クロロフェニルアセチル、
フェノキンアセチル。
p−クロロフェノキシアセチルなどかあtfられる。
rc、、アルケノイル7基」としてはここではたとえば
、アクリロイル、クロトノイル、マレオイル、シンナモ
イル。p−クロロシンナモイル、β−フェニルシンナモ
イルなどかあげられる。
「Co−1oアリール3カルボニル基」としてはここで
はたとえば、ベンゾイル、ナフトイル、p−トルオイル
、p−tert−ブチルベンゾイル、p−ヒドロキシベ
ンゾイル、p〜メトキシベンゾイル、p−tert−ブ
トキシベンゾイル、p−クロロベンゾイル、p−ニトロ
ベンゾイルなどがあげられる。
複索環”カルボニル基としては後記するものがあげられ
る。
rc+−eアリール1スルホニル基」としてはたとえば
、メタンスルボニル、エタンスルホニルなどがあげられ
る。
rce−10アリール7スルホニル基」としてはここで
はたとえば、ベンゼンスルホニル、ナフタレンスルボニ
ル、p−トルエンスルボニル、p−tert−プチルヘ
ンゼンスルホニル、p−メトキシヘンゼンスルホニル、
p−クロロベンゼンスルホニル、p−ニトロベンゼンス
ルボニルなどがあげられる。
「置換オキソカルボニル基」としては前記の置換オキソ
カルボニル基すなわちC1□。アルコキシ−カルボニル
基+06−10アリールオキシ−カルボニル基またはC
7−19アラルキルオキシ−カルボニル基のほか、ここ
ではそれらがさらに置換基を有しているものら含まれ、
たとえばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n
−ブロボキソカルボニル、イソプロポギンカルボニル、
n−ブトキシカルボニル、 tert−ブトキンカルボ
ニル、クロロへキンルオキン力ルボニル、ノルボルニル
オキシカルボニル、フェノキンカルボニル、ナフチルオ
キシカルボニル、ベンノルオキシカルボニル、メトキシ
メチルオキンカルボニル、アセチルメチルオキソカルボ
ニル12−トリメチルシリルエトキシカルボニル、2−
メタノスルホニルエトキ7ヵルポニル、2゜2.2−ト
リクロロエトキンカルボニル、2−シアノエトキンカル
ボニル、p−メチルフェノキシカルボニル。p−メトキ
ンフェノキンカルボニル、p−クロロフェノキンカルボ
ニル、p−メチルベンジルオキシカルボニル、p−メト
キノベンノルオキシカルボニル、p−クロロペンジルオ
キン力ルボニル、p−ニトロベンジルオキソカルボニル
、ペンズヒドリルオキン力ルボニル、シクロプロピルオ
キノヵルボニル、シクロペンヂルオキシ力ルポ′ニル、
シクロへキシルオキノ力ルボニルなどがあげられる。
「カルバモイル2基」としてはここではたとえば、カル
バモイル、N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバ
モイル、N、N−ジメチルカルバモイル。
N 、 N−ジエチルカルバモイル、N−フェニルカル
バモイル、N−アセチルカルバモイル、N−ベンゾイル
カルバモイル、N−(p−メトキシフェニル)カルバモ
イルなとがあげられる。
「カルバモイル′オキン基」としてはここではたとえば
、カルバモイルオキノ、N−メチルカルバモイルオキシ
、 N 、 N−ジメチルカルバモイルオキシ。
N−エチルカルバモイルオキシ、N−フェニルカルバモ
イルオキシなどがあげられる。
「チオカルバモイル1基」としてはここではたとえば、
チオカルバモイル、N−メチルチオカルバモイル、N−
フェニルチオカルバモイルなどがあげられる。
rc、、。アリール1メチル基」としてはたとえば、ベ
ンジル、ナフチルメチル、p−メチルヘンジル。p−メ
トキシベンジル、p−クロロベンジル、p−ニトロベン
ノルなどがあげられる。
「ジC6−5゜アリール“メチル基」としてはたとえば
、ベンズヒドリル、ジ(p−トリル)メチルなどがあげ
られる。
「トリca Inアリール′メチル基」としてはたとえ
ば、トリチル、トリ(p−トリル)メチルなどがあげら
れる。
rc、、。アリール1メチル基」としてはたとえば、ベ
ンジリデン、p−メチルベンジリデン。p−クロロベン
ジリデンなどがあげられろ。
r c e−+。アリール9ヂオ基」としてはたとえば
、0−ニトロフェニルチオなどがあげられる。
「置換シリル基」で保護されたアミノ基としては例えば
、一般式R’ R’ R’ S i N H、(R8R
7n 8rt6.R?、R8,R11,R”、R” 、
R10’ハそれぞれC3−6アルキル基らしくはCs−
+aアリールゞ基を示し、それぞれ同一または異なって
いてらよい。またZ′はたとえばメチレン、エチレン、
プロピレンなどのCl−3アルキレン基を示す]で表わ
されるようなシリル基を意味し、具体的にはトリメチル
シリル、 tart−ブチルジメチルシリル、  5i
(CH3)tCT−1tCr−ItSl(CI−1i)
t−などがあげられろ。
「2−c、−、。アルコキシ−カルボニル−1−メチル
−l−エチニル基のCI−I。アルコキソーカルポニル
基は前記したものがよ<、シたがって2−CI−1゜ア
ルコキシ−カルボニル−1−メチル−I−エチニル基と
してはたとえば、2−メトキノカルボニル−■−メチル
ー1−エチニル、2−エトキンカルボニル−1−メチル
−1−エチニル、2− tert−ブトキシカルボニル
−1−メチル−I−エテニル、2−シクロへキシルオキ
シカルボニル−i−メチル−1−エチニル、2−ノルボ
ルニルオキシカルボニル−■−メチルー■−エチニルな
どがあげられる。
記号R2は水素原子、ハロゲン原子またはニトロ基を表
わす。ハロゲン原子としてはここではフッ素、塩素、臭
素などがあげられ、好ましくは塩素である。
記号R3は水素原子または置換されていてもよい炭化水
素残基を表わす。炭化水素残基としてはたとえばc+−
eアルキル基、 Ct−6アルケニル基、C7−。アル
キニル基、C3−1゜シクロアルキル基、 c s−e
シクロアルケニル基などがあげられるが、とりわけCl
−tアルキル基または置換されたC1−、アルキル基が
好ましい。c+−eアルキル基としてはここでも前記し
たC +−aアルキル基がよく具体的にはメチル、エチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
チル、5ec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンデ
ル、n−ヘキシルなどがあげられるかとりわけメチル、
エチル、n−プロピルが好ましい。C2−6アルケニル
基としてはここでも前記したC7−8アルケニル基がよ
く具体的にはビニル、アリル、イソプロペニル、メタリ
ル、l、1−ジメチルアリル、2−ブテニル、3−ブテ
ニルなどがあげられる。02−6アルキニル基としては
具体的にはエチニル、1−ブロビニル、2−プロピニル
、プロパルギルなとがあげられる。0310シクロアル
キル基としてはここでも前記したC3−8ンクロアルキ
ル基かよく具体的にはシクロプロピル、シクロブチル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、ア
ダマンチルなどがあげられる。C5−、シクロアルケニ
ル基としては具体的には2−シクロペンテニル。
3−シクロペンテニル、2−シクロへキセニル、3−ン
クロへキセニル、シクロペンタノエニル、ノクロへキサ
ジエニルなどがあげられる。
これらの炭化水素残基の置換基としてはたとえば水酸基
、Cl−8アルキル基、 Ct−eアルケニル基。
C2−。アルキニル基、C3−+oシクロアルキル基、
 Cs−6シクロアルケニル基、C@−toアリール基
、C7−+sアラルキル基、複素環基+ Cl−11ア
ルコキシ基、C,−1oシクロアルキルオキシ基、C@
−+oアリールオキシ基、C7−19アラルキルオキシ
基、複素環オキシ基。
メルカプト基、Cl−6アルキルチオ基+C3−10シ
クロアルキルチオ基、cs l。アリールチオ基、C7
−18アラルキルチオ基、複素環チオ基、アミノ基、モ
ノC1−6アルキルアミノ基、ジC+−eアルキルアミ
ノ基、トリCI−aアルキルアンモニウム基、C3−+
oシクロアルキルアミノ基、C(1−+oアリールアミ
ノ基。
C7−+++アラルキルアミノ基、複素環アミノ基、環
状アミノ基、アジド基、ニトロ基、ハロゲン原子、シア
ノ基、カルボキシル基+Cl−1゜アルコキシ−カルボ
ニル基、 Ce−+。アリールオキシ−カルボニル基、
C7−18アラルキルオキシ−カルボニル基、C6−1
0アリールーアンル“基+Cl−11アルカノイル基、
 C3−sアルケノイル基、 Ce−+。アリール−ア
シル1オキシ江 ρ−−マ]シー?1ノI +Lナネク
キ r+−1アル仕ノイルオキシ基、カルバモイル”基
、チオカルバモイル1基、カルバモイル“オキン基、フ
タルイミド基、C1−6アルカノイルアミノ基、C@−
Haアリール−アシル“アミノ基、カルボキシアミノ基
、 C+−+。アルコキシ−カルボキサミド基、 c 
ll−1゜アリールオキシー力ルポキザミド基、C7−
+eアラルキルオキシーカルボキサミド基などがあげら
れ、同一または異なって2個以上存在していてもよい。
炭化水素残基の置換基としては、具体的にはC3−8ア
ルキル基は前記のもの、すなわちメチル、エチル、n−
プロピル。
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、5ec−ブチ
ル、 tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル
などを、C2−6アルケニル基は前記のらの、すなわち
ヒニノC,アリル、イソプロペニル、メタリル、1.1
−ジメチルアリル、2−ブテニル、3−ブテニルなどを
、C2−6アルキニル基は前記のもの、すなわちエチニ
ル。l−プロピニル、2−プロピニル、プロパルギルな
どを、C*−+oンクロアルキル基は前記のもの、すな
わちフクロプロピル。シクロブチル、シクロペンチル、
シクロヘキシル、ンクロヘプチル。
アダマンデルなどを、C6−。シクロアルケニル基は前
記のらの、すなわちシクロブロベニル、2−シクロペン
テニル、3−シクロペンテニル、2−シクロへキセニル
、3−ンクロへキセニル、シクロペンタジェニル、シク
ロへキサジェニルなどを、Ca−+oアリール基は前記
のもの、すなわちフェニル、ナフチル、ビフェニリルな
どを、C?−+eアラルキル基は前記のらの、すなわち
ベンジル、l−フェニルエチル。
2−フェニルエチル、フェニルプロピル、ナフヂルメチ
ル、ベンズヒドリルなどを、Cl−8アルコキシ基は前
記のもの、すなわちメトキシ、エトキシ、n−プロポキ
シ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、 tert −ブ
トキシ、n−ペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシなど
を、C3−10ンクロアルキルオキシ基は前記のもの、
すなわちシクロプロピルオキシ、シクロへキシルオキソ
などを、C11−10アリールオキシ基は前3己のもの
、すなわちフェノキシ、ナフチルオキシなどを、C7−
l11アラルキルオキシ基は前記のもの、すなわちベン
ジルオキシ、■−フェニルエチルオキン、2−フェニル
エヂルオキシ、ペンズヒドリルオキノなどを、ci−n
アルキルチオ すなわちメチルチオ,エチルヂオ,nープロピルチオ、
n−ブチルチオなどを、C3−10ンクロアルキルチオ
基は前記の乙の、すなわちシクロプロピルチオ、シクロ
へキシルチオなどを,Co−+oアリールチオ基は前記
のもの、すなわちフェニルチオ,ナフヂルヂオなどを、
C7□,アラルキルオキシもの、すなわちベンジルチオ
、フェニルアチルヂオ。
ベンズヒドリルチオなどを、モノC1−8アルキルアミ
ノ基は前記のもの、すなわちメチルアミノ、エチルアミ
ノ、n−プロピルアミノ、n−ブチルアミノなどを、)
C,−、アルキルアミノ基は前記のもの、すなわちジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、メチルエチルアミノ,ジ
ー(n−プロピル)アミノ、ジー(n −ブチル)アミ
ノなどを、トリC+ーaアルキルアンモニウム基は面5
己のもの、すなわちトリメデルアンモニウム、トリエチ
ルアンモニウムなどを、Ca+l。
シクロアルキルアミノ基は前記のもの、すなわちシクロ
プロピルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロへキシ
ルアミノなどを、Ci−toアリールアミノ基は前記の
もの、すなわちアニリノ、N−メチルアニリノなどを、
C ?−1 9アラルキルアミノ基は前記のもの、すな
わちベンジルアミノ、■ーフェニルエチルアミノ.2ー
フェニルエチルアミノ、ベンズヒドリルアミノなどを、
環状アミノ基は前記のもの、すなわちピロリジノ、ピペ
リジノ、ピペラジノ。
モルホリノ、!ーピロリルなどを、ハロゲン原子はここ
ではフッ素.塩素.臭素,ヨウ素などを、CI□,。
アルコキシ−カルボニル基は前記のもの、すなわちメト
キンカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキン
カルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキン
カルボニル、イソブトキシカルボニル、tert−ブト
キシカルボニル、シクロペンチルオキシカルボニル、シ
クロへキシルオキソカルボニル、ノルボルニルオキシカ
ルボニルなどを、C8−1。アリールオキシ−カルボニ
ル基は前記のもの、すなわちフェノキシカルボニル、ナ
フチルオキシカルボニルなどを、C7−1.アラルキル
オキシ−カルボニル基は前記のもの、すなわちベンジル
オキシカルボニル、ベンズヒドリルオキシカルボニルな
どを%C8ー10アリールーアシル+基は前記のもの、
すなわちベンゾイル、ナフトイル、フタロイル、フェニ
ルアセチルなどを、cI−11アルカノイル基は前記の
もの、すなわちホルミル、アセチル、プロピオニル、ブ
ヂリル,バレリル、ピバロイル、ザクシニル。
グルタリルなどを、cs−sアルケノイル基は前記のも
の、すなわちアクリロイル、クロトノイル、マレオイル
などを、C11−+oアリールーアシル“オキシ基は前
記のもの、すなわちペンゾイルオキン,ナフトイルオキ
ソ、フェニルアセトキシなどを、C t−eアルカノイ
ルオキシ基は前記のもの、すなわちアセトキン、プロピ
オニルオキシ、ブチリルオキシ、バレリルオキソ、ピバ
ロイルオキシなどを、C3−、アルケノイルオキシは前
記のもの、すなわちアクリロイルオキシ、クロトノイル
オキシなどを、カルバモイル8基は前記のもの、すなわ
ちカルバモイル。
N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバモイル、N
,N−ジメチルカルバモイル.Nーエチルカルバモイル
, N 、 N−ジエチルカルバモイル、N−フェニル
カルバモイル、N−アセチルカルバモイル、N−ベンゾ
イルカルバモイル、N−(p−メトキシフェニル)カル
バモイルに加えてピロリジノカルボニル、ピペリジノカ
ルボニル、ピペラジノカルボニル、モルホリノカルボニ
ルなどを、チオカルバモイル”基は前記のもの、すなわ
ちチオカルバモイル、N−メチルチオカルバモイル、N
−フェニルチオカルボニルなどを、カルバモイル”オキ
シ基は前記のもの、すなわちカルバモイルオキシ、N−
メチルカルバモイルオキシ、N、N−ジメチルカルバモ
イルオキシ、N−エチルカルバモイルオキシ、N−フェ
ニルカルバモイルオキシなどを、rC+−eアルカノイ
ルアミノ基」はたとえばアセトアミド、プロピオンアミ
ド、ブヂロアミド、バレロアミド、ピバロアミドなどを
Jc、−、。アリール−アシル“アミノ基」はたとえば
ベンズアミド、ナフトイルアミド。
フタルイミドなどを、rcl−+Oアルコキシーカルボ
キキサド基」はたとえばメトキシカルボキサミド(C1
130CON11−) 、 エトキシカルボキサミド、
 tert−ブトキシカルボキサミドなどを、rcs−
10アリールオキシ−カルボキサミド基」はたとえばフ
ェノキシカルボキサミド(C,150CONII)なと
を、「C7−19アラルキルオキンーカルボキサミド基
」はたとえばベンノルオキン力ルホキサミド(C611
5CI+20CONI+−)、ヘンズヒドリルオキノカ
ルポキサミドなどを表わす。
複素環基、複素璋オキン基、央素環チオ基および複素環
アミノ基の複素環基はここでも複素環の炭素原子に結合
している水素原子を1個とりのぞいてできる基をいい、
そのような複素環は、たとえば窒素原子(オキシド化さ
れていてもよい)、酸素原子、硫黄原子などのへテロ原
子を1〜数個、好ましくは1〜4個含む5〜8員環また
はその縮合環をいう。このような複素環基としてはここ
で62−ピロリル以下、具体的に前記したものがそのま
まあげられる。したがって「複素環オキノ基ヨとしては
たとえばチアゾリルオキシなどが、「複素環チオ基」と
してはたとえばチアゾリルチオなどがあげられる。「複
素環アミノ基」としてはたとえばチアゾリルアミノ、デ
アジアゾリルアミノなどがあげられる。
置換された炭化水素残基でより好ましいものは水酸基、
シクロアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ア
ミノ基、トリアルキルアンモニウム基。
ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、カルバモイル基、シアノ基、アジド基、複素環基な
どで置換されたC1−、アルキル基(C+−aアルキル
基はメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピルなど
をいう)であり、それらを具体的にあげると、シクロプ
ロピルメチル、メトキシメチル、エトキシメチル、1−
メトキシエチル、2−メトキシエチル、l−エトキンエ
チル、2−ヒドロキシエチル。
メチルチオメチル、2−アミノエチル、2−()ツメチ
ルアンモニウム)エチル、2−(トリエチルアンモニウ
ム)エチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリ
フル才ロメヂル、2−フルオロエチル。
2.2−ジフルオロエチル、クロロメチル、2−クロロ
エチル、2.2−ジクロロエチル、2,2.2−トリク
ロロエチル、2−ブロモエチル、2−ヨードエチル、2
.2.2−トリフルオロエチル、カルボキシメチル、l
−カルボキシエチル、2−カルボキシプロピル、1−カ
ルボキシブチル、シアツメデル。
l−カルボキン−I−メチルエチル、メトキンカルボニ
ルメチル、エトキシカルボニルメチル、 tert=ブ
トキシカルボニルメチル、1−メトキノカルボニル−1
−メチルエチル、1−エトキシカルボニル−1−メチル
エチル、 I−tert−ブトキンカルボニル−1−メ
チルエチル、■−ベンジルオキシカルボニルー1−メチ
ルエチル、1−ピバロイルオキシカルボニル−1−メチ
ルエチル、カルバモイルメチル。2−アジドエチル、2
−(ピラゾリル)エチル、2−(イミダゾリル)エチル
、2−(2−オキソピロリジン−3−イル)エチル。2
−アミノー4−チアゾリルメチルなどのほか多くのもの
があげられる。具体的にあげた炭化水素残基のうち最も
好ましいものはメチル、エチル、ロープロピルなどの直
鎖状のC3−3アルキル基および2−フルオロエチル、
2−クロロエチル。2−ヒドロキシエヂル、2−メトキ
シエチル。シアツメデル、カルボキソメチル、tert
−ブトキシカルボニルメチル、l−カルボキン−1−メ
チルエチル I −jp酎−ブトキン力ルポニルーI−
メチルエチルなどのハロゲン原子、水酸基、アルコキシ
基、カルボキシル基。
アルコキンカルボニル基、ンアノ基で置換された直鎖状
又は分岐状のCl−4アルキル基およびアリル基、プロ
パルギル基である。ここで記号R”を上に例示した最も
好ましい炭化水素残基もしくは水素原子を表わすものと
すると、置換基Roとしてアリル基 OR” を示す]を有する本発明の化合物[I]はいずれも抗菌
活性が特に強く、特に耐性菌に対して優れた殺菌作用を
もつ。また前記したように複素環1基[いずれら式中、
R1は保護されていてもよいアミノ基を、R2は水素原
子、ハロゲン原子またはニトロ基を、それぞれ示す]の
ものが最も好ましく、したがって化合物[[]としては または [式中の記号は前記したものを示す] の構造のものが最も好ましい。
「アリル基R”C−Co−Jとして好ましいR” 例をあげるとたとえば、2−(2−アミノチアゾール−
4−イル)−2(Z)−(ヒドロキシイミノ)アセチル
、2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2(Z)
−(メトキシイミノ)アセチル、2−(2−クロロアセ
タミドチアゾール−4−イル)−2(Z)−(メトキシ
イミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2(Z)−(エトキシイミノ)アセデル、2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(n
−プロポキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル>−2(Z)−(イソブロボキソイミ
ノ)アセチル、2−(2−アミノデアゾール−4−イル
)  2(Z)−(n−ブトキシイミノ)アセチル、2
−(2−アミノチアゾール−4−) −2(Z)−(n
−へキシルオキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)−2(Z)−(シクロプロピル
メチルオキシイミノ)アセデル、2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2(Z)−(ベンジルオキシイミ
ノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル
)−2(Z)−(アリルオキシイ゛ミノ)アセチル、2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(
プロパルギルオキシイミノ)アセチル、2−(2−アミ
ノチアゾジイミノ)アセデル、2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2(Z)−(エトキシメチルオキシ
イミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2(Z)−((1−メトキシエチル)オキシイ
ミノ)アセデル、2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2(Z)−((2−メトキンエチル)オキシイミ
ノ)アセチル、 2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2(Z)−((2−エトキシエチル)オキシイミ
ノ)アセデル、2−(2−アミノデアゾール−4−イル
)−2(Z)−((1−エトキシエチル)オキシイミノ
)アセデル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2CZ)−((2−ヒドロキシエチル)オキシイミノ
)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2CZ)−Cメチルチオメチルオキシイミノ)アセチ
ル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z
)−((2−アミノエチル)オキシイミノ)アセチル、
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
(フルオロメチルオキシイミノ)アセチル、2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(ジフルオ
口メチルオキジイミノ)アセチル、2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2(Z)−(Jリフルオロメチ
ルオキンイミノ)アセデル、 2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2(Z)−((2−フルオロエチル
)オキシイミノ)アセデル、2−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)−2(Z)−((2、2−ジフルオロエ
チル)オキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2(Z)−(クロロメチルオキシ
イミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2(Z)−[(2−クロロエチル)オキシイミ
ノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル
) −2(Z)−((2、2−ジクロロエチル)オキシ
イミノ)アセデル、2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2(Z)−((2,2,2−)ジクロロエチル
)オキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)−2(Z)−((2−ブロモエチル)オ
キシイミノンアセチル、2−(2−アミノデアゾール−
4−イル)−2(Z)−((2−ヨードエチル)オキシ
イミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−
イル) −2(z)−((2、2。
2−トリフルオロエチル)オキシイミノ)アセチル。
2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2(Z)=
(カルボキノメチルオキノイミノ)アセチル、2−(2
−アミノデアゾール−4−イル)−2(Z)−(l−カ
ルポキンエチルオキノイミノ)アセデル。
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
((2−カルボキシエチル)オキシイミノ)アセチル、
2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2(Z)−
(1−カルポキンプロビルオキノイミノ)アセデル、2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(
(3−カルボキシプロピル)オキシイミノ)アセチル、
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
((1−カルボキンブチル)オキシイミノ)アセチル、
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
(シアノメチルオキシイミノ)アセチル、2−(2−(
アミノデアゾール−4−イル)−2(Z)−((+−カ
ルボキン−1−メチルエチル)オキシイミノ)アセチル
、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)
−(メトキンカルボニルメチルオキシイミノ)アセチル
、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)
−(エトキシカルボニルメチルオキシイミノ)アセチル
、2−(2−アミツチアゾールー4−イル) −2(Z
)−((tert−ブトキノカルボニルメチル)オキシ
イミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−(1−(tert−ブトキシカルボニル)エト
キシイミノ)アセデル、2−(2−アミノチアゾール−
4−イル)−2(Z)−((t−メトキシカルボニル−
1−メチルエチル)オキシイミノ)アセチル、2−(2
−アミツチアゾールー4−イル)−2(Z)−((1−
エトキシカルボニル−1−メチルエチル)オキシイミノ
)アセチル、2−(2−アミノデアゾール−4−イル)
−2(Z)  ((1−tert−ブトキシカルボニル
−1−メチルエチル)オキシイミノ)アセチル、2−(
2−アミノデアゾール−4−イル)−2(Z) −(1
−(tert−ブトキシカルボニル)プロポキシイミノ
)アセデル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2(z)−((1−ヘンシルオキシカルボニル−1−
メチルエチル)オキシイミノ)アセチル、2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−((1−ピバ
ロイルオキシカルボニル−1−メチルエチル)オキシイ
ミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2(Z)−(カルバモイルメチルオキシイミノ)
アセデル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2(Z)−(1−(1−カルバモイル−1−メチル)エ
チルオキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2(Z)−((2−アジドエチルオ
キシイミノ)アセチル、2−(2−アミノデアゾール−
4−イル)−2(Z)−(フェノキンカルボ゛ニルオキ
シイミノ)アセチル、2−(2−アミノ−5−クロロチ
アゾール−4−イル)−2(Z)−(ヒドロキノイミノ
)アセデル、2−(2−アミノ−5−クロロデアゾール
−4−イル)−2(Z)−(メトキンイミノ)アセチル
、2−(2−アミノ−5−クロロデアゾール−4−イル
)−2(Z)−(エトキシイミノ)アセデル、2−(2
−アミノ−5−クロロデアゾール−4−イル) −2(
Z)−(n−プロポキシイミノ)アセチル、2−(2−
アミノ−5−クロロチアゾール−4−イル)−2(Z)
−((2−フルオロエチル)才キンイミノ)アセチル、
2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4−イル)
−2(Z)−((2−クロロエチル)オキシイミノ)ア
セチル、2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−(カルボキンメチルオキシイミノ
)アセチル、2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール
−4−イル) −2(Z ) −((tert−ブトキ
シカルボニルメチル)オキシイミノ)アセチル、2−(
2−アミノ−5−クロロチアゾール−4−イル) −2
(Z)−((+−カルボキン−1−メチルエチル)オキ
シイミノ)アセデル、2−(2−アミノ−5−クロロチ
アゾール−4−イル)−2(Z)−((1−tert−
ブトキンカルボニル−1−メチルエチル)オキシイミノ
)アセデル、2−(2−アミノ−5−ブロモチアゾール
−4−イル)−2(Z)−(エトキシイミノ)アセチル
、2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)−2(Z)−(ヒドロキシイミノ)アセチル、
 2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3
−イル)−2(Z)−(メトキシイミノ)アセチル、2
−(5−アミノ−1,2,,4−チアジアゾール−3−
イル)−2(Z)−(エトキノイミノ)アセデル、2−
(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル
)−2(Z)−エトキンイミノ)アセチル、 2−(5
−アミノ−1,2,4−デアジアゾール−3−イル)−
2CZ)−((2−フルオロエチル)オキシイミノ)ア
セチル、2−(5−アミノ−1,2゜4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2(Z)−((2−クロロエチル)オ
キシイミノ)アセチル、2−(5−アミノ−1,2゜4
−チアノアゾール−3−イル)−2(Z)−(カルボキ
ンメチルオキシイミノ)アセチル、2−(5−アミノ−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2(Z)−
((+−カルボキシ−l−メチルエチル)オキシイミノ
)アセチル、2−(5−アミノ−1,2,4−デアノア
ゾール−3−イル−2(Z) −((i −terL−
ブトキシカルボニル−l−メチルエチル)オキシイミノ
)アセチル、2−(5−アミツイソキサゾールー3−イ
ル)−2(Z)−(エトキシイミノ)アセチル、2−(
5−アミノ−1,2゜4−才キサジアゾール−3−イル
)−2(Z)−(エトキシイミノ)アセチル、2−(2
−イミノ−3−ヒドロキンチアゾリン−4−イル)−2
(Z)−(エトキシイミノ)アセチル、2−(2−アミ
ノ−3−オキシドチアゾール−4−イル)−2(Z)−
(エトキシイミノ)アセチル、2−チェニル−2(Z)
−(メトキンイミノ)アセチル、2−チェニル−2(Z
)−(エトキンイミノ)アセチル、2−フリル−2(Z
)−(メトキシイミノ)アセチル、2−フリル−2(Z
)−(エトキシイミノ)アセチル、2−(1,3,4−
チアジアゾリル)−2(Z)−(エトキシイミノ)アセ
デル、2−(p−ヒドロキシフェニル)−2(Z)−(
エトキンイミノ)アセチル、2−フェニル−2(Z)−
(エトキシイミノ)アセデル、2−フェニル−2(Z)
−(ヒドロキシイミノ)アセチル、2−(p−(γ−D
−グルタミルオキシ)フェニル)−2(Z)−(ヒドロ
キシイミノ)アセデル、2−(+)−<3−アミノ−3
−カルボキシプロポキシ)フェニル)−2(Z)−(ヒ
ドロキシイミノ)アセチルなどが例示される。
以上、アシル基(Rb)のひとつとして述べてきたC 
+−eアルカノイル”基には上記のcl−eアルカノイ
ル居、複素環ゞco−co−,RI5ct−tt品・ チル、4−カルボキシブチリル、5−アミノ−5−カル
ポキシバレリル、5−オキソ−5−カルボキシバレリル
、N−(2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2(Z
)−(メトキシイミノ)アセチル)−D−アラニル、N
−(2−(2−アミノ−4−チアゾリル−2(Z)−(
メトキンイミノ)アセチル)−D−フ、エニルグリシル
、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(2−(
2−アミノ−4−チアゾリル)−2(Z)−(メトキシ
イミノ)アセタミド)アセデルなども含まれる。
CI−eアルカノイル“基以外のアシル基(Rb)とし
ての03−、アルケノイ)X基としてはここでも前記し
たアクリロイル、クロトノイル、マレオイル。
シンナモイル、p−クロロシンナモイル、β−フェニル
シンナモイルなどが、C3−1oシクロアルキル−カル
ボニル基としてはここでも前記したシクロプロピルカル
ボニル、シクロブチルカルボニル、シクロペンデルカル
ボニル、シクロへキシルカルボニル、シクロへブチルカ
ルボニル、アダマンチルカルボニルなどが、Cs−。シ
クロアルケニル−カルボニル基としてはここでも前記し
たシクロペンテニルカルボニル、シクロペンタジェニル
カルボニル、シクロへキセニルカルボニル、シクロへキ
サジェニルカルボニルなどが、C11−10アリール“
カルボニル基としてはここでもベンゾイル、ナフトイル
、p−トルオイル、p−tert−ブチルベンゾイル、
p−ヒドロキシベンゾイル、p−メトキシベンゾイル。
p −tert−ブトキシベンゾイル、p−クロロベン
ゾイル、p−ニトロベンゾイルなどが、[複素環”カル
ボニル基」としてはたとえば、2−または3−ピロリル
カルボニル、3−.4−または5−ピラゾリルカルボニ
ル、2−.4−または5−イミダゾリルカルボニル、I
、2.3−または1,2.4−トリアゾリルカルボニル
、 I [(−または2H−テトラゾリルカルボニル、
2−または3−フリルカルボニル。
2−または3−チェニルカルボニル、2−.4−または
5−才キサゾリル力ルボニル、3−.4−または5−イ
ソキサゾリルカルボニル、1,2.3−オキサノアゾー
ル−4−または5−イルカルボニル。
l、2.4−オキサジアゾール−3−または5−イルカ
ルボニル、1.2.5−またはI、、3.4−オキサジ
アゾリルカルボニル、2−.4−または5−チアゾリル
カルボニル、2−アミノ−4−チアゾリルカルボニル、
3−.4−または5−インチアプリルカルボニル、I、
2.3−チアジアゾール−4−または5−イルカルボニ
ル、1,2.4−チアジアゾール−3−または5−イル
カルボニル、5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イルカルボニル、1.2.5−または1,3.4
−チアジアゾリルカルボニル、2−または3−ピロリジ
ニルカルボニル、2−.3−または4−ピリジルカルボ
ニル、2−.3−または4−ピリジルカルボニル−N−
オキシド、3−または4−ピリダジニルカルボニル、−
3−または4−ピリダジニルカルボニル−N−オキシト
、2−.4−または5−ピリミジニルカルボニル、2−
.4−または5−ピリミジニルカルボニル−N−オキシ
ド、ピラジニルカルボニル。
2−13−または4−ピペリジニルカルボニル、ピペラ
ジニルカルボニル、3H−インドール−2−または3−
イルカルボニル、2−.3−または4−ピラニルカルボ
ニル、2−.3−または4−チオピラニルカルボニル、
ベンゾピラニルカルボニル、キノリルカルボニル、ピリ
ド[2,3−’d]ピリミジルカルボニル、1.5−、
l、6−.1.7−.1.8−。
2.6−または2.7−ナフチリジルカルボニル。
チェノ[2,3−b]ピラゾリルカルボニルピリミドピ
リジルカルボニル、ピラジノキノリルカルボニル、3−
(2,6−ジクロロフェニル)−5−メチルイソキサゾ
ール−4−イルカルボニルなどがあげられる。
置換基R0としてのアミノ基の保護基(以後、記号R0
で表わす場合もある)は、記号RIで表わされる保護さ
れていてもよいアミノ基の保護基として前記したフタロ
イル基、C,、アルキル”スルホニル基、カンファース
ルホニル基、C,、、アリールゞスルホニル基、置換オ
キシカルボニル基、カルバモイル“基、チオカルバモイ
ル“基+Cl−10アリール“メチル基、ジCa−+a
アリール1メチル基、トリCa−+aアリール1メチル
基、 Cs−+。アリール“メチレン基、Co−+oア
リール1チオ基、置換シリル基、2−C1〜、。アルコ
キシ−カルボニル−■−メチルーI−エテニル基などが
ここでもそのままあげられ、なかでも、フタロイル基、
置換オキシカルボニル基。
C6−1゜アリール”メチル基、ジCo−+oアリール
1メヂル基、トリce−toアリール7メチル基がより
好ましい。したがって置換基R0としてのアミノ基の保
護基として具体的には、フタロイル、メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボニル、
イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、
 tert−ブトキシカルボニル、シクロへキシルオキ
シカルボニル、ノルボルニルオキシカルボニル、フェノ
キシカルボニル、ナフチルオキシカルボニル、ペンジル
オギシ力ルボニル、メトキジメチルオキシカルボニル、
アセチルメチルオキシカルボニル、2−トリメチルシリ
ルエトキシカルボニル、2−メタンスルホニルエトキシ
カルボニル、2,2.2−トリクロロエトキシカルボニ
ル。
2−シアノエトキシカルボニル、p−メチルフェノキシ
カルボニル、p−メトキシフェノキシカルボニル、p−
クロロフェノキシカルボニル、p−メチルベンジルオキ
シカルボニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル
、p−クロロベンジルオキシカルボニル、p−ニトロベ
ンジルオキシカルボニル、ベンズヒドリルオキシカルボ
ニル、シクロプロピルオキシカルボニル、シクロペンチ
ルオキシカルボニル、シクロへキシルオキシカルボニル
、ベンジル。
ナフチルメチル、p−メチルベンジル、p−メトキシベ
ンジル、p−クロロベンジル、p−ニトロベンジル。
ベンズヒドリル、ジ(p−トリル)メチル、トリチルな
どがあげられる。
本発明の化合物[I]において置換基R4は水素原子、
メトキシ基またはホルムアミド基(HCONH−)を表
わす。
本発明の化合物[+1において置換基f113は水素原
子、メチル基、水酸基またはハロゲン原子を表わす。こ
こでハロゲン原子はフッ素、塩素、臭素、ヨウ素をいう
化合物[1]において置換基Aは置換されていてもよい
縮合トリアゾリオ基を表わす。ここで縮合トリアゾリオ
基はトリアゾール環を形成する3個の窒素原子のうちの
1個と2gの炭素原子のうちの1個とが互いに隣接する
位置で各々が橋頭となって縮合環を形成し、トリアゾー
ル環ののこりの2個の窒素原子のうちの1個が結合手を
出して環内の窒素原子1個が4級化しているものを表わ
す。
ここで縮合環はトリアゾール環と5〜6員芳香族複素環
が縮合した形のものを意味し、この縮合環はさらに別の
芳香環または芳香族複素環と縮合していてもよい。置換
されていてもよい縮合トリアゾリオ基(A(E))は以
下の一般式[A’]から[八すで書き表わされ、式中の
Bはさらに別の芳香環または芳香族複素環と縮合してい
てもよい5〜6員芳香族複素環を形成する基、R目は水
素原子またはトリアゾール環上の置換基、R”は水素原
子またはトリアゾール環と縮合する環上の置換基をそれ
ぞれ表わす。Bは炭素原子、窒素原子、酸素原子および
/または硫黄原子からなり、このうち窒素原子は1個の
水素原子または1個の置換基と結合するか、もしくは隣
接する炭素原子とともに別の縮合環を形成する。A1基
としては具体的にはっぎのようなものがあげられる。
A2基としては具体的にはつぎのようなものがあげられ
る。
A3基としては具体的にはつぎのようなものがあげられ
る。
A4基としては具体的にはつぎのようなものがあげられ
る。
A′′基としては具体的にはつぎのようなものがあげら
れる。
これらの基のなかで[1,2,3]トリアゾロ[l、5
N− [1,2,3]トリアゾロ[1,5−a]ピリジニウム
−畠 口[1,5−a]ピリジニウム−■−イル基E1.2.
4コトリアゾロ[4,3−aコピリジニウムー■ ロC+、5−aコピリミジニウム−1−イル基[+、2
.49リアゾロr4.3−b]ピリダジニウムゾロ[4
,3−b]ピリダジニウム−2−イル基がより好ましい
面記の式[A ’]〜「A5」および具体的にあげたA
’W〜八′基へおいては置換基AOの陽電荷を便宜上、
縮合環の橋頭の窒素原子にあてはめたが、該第4級窒素
原子がトリアゾール環の他の窒素原子にあてはめられる
場合もある。また1価の陽電荷がトリアゾール環に非局
在化している場合、ざらに縮合環全体に非局在化してい
る場合らある。
ようにも表わされる。この陽電荷の存在位置は化合物[
I]の状態(固体か溶液中か)、溶媒の種類・液性、温
度1置換基の種類などによって流動的に変化するので、
本発明は陽電荷が窒素原子に局在化した場合とトリアゾ
ール環または縮合環全体に非局在化した場合のすべてを
包含するものとする。
縮合環A上の置換基R1およびR11としてはたとえば
水酸基、ヒドロキシc 1−11アルキル基、 C+−
。アルキル基+ C2−8アルケニル基、 c 1−1
1アルキニル基。
C4−8アルカジェニル基、C3−toシクロアルキル
基。
C6−8シクロアルケニル基、C3−Haシクロアルキ
ルCl−6アルキル基、cg−+aアリール基、C7−
Ixアラルキル基、ジC6−+oアリールメチル基、ト
リC6−3゜アリールメチル基、複素環基、C,−、ア
ルコキシ基。
C5−、アルコキシ−01−、アルキル基、Cs□0シ
クロアルキルオキノ基、Ca1−10アリールオキン基
、Cツー6.アラルキルオキシ基、メルカプト基、メル
カプトc、、アルキル基、スルホ基、スルホC1−8ア
ルキル基+ C+−eアルキルチオチオC+−aアルコ
キンカルボニルC5−6アルキルチオ基、ヒドロキシC
+−sアルキルチオチオs 、 C+−eアルキルチオ
C1−8アルキル基、 C、、。シクロアルキルチオ基
、Ca−+。アリールチオ基、C?−+eアラルキルチ
オ基、アミノ基、アミノC、−、アルキル基、モノC1
−、アルキルアミノ基、ジC5−、アルキルアミノ基、
モノC1−6アルキルアミノC+−Oアルキル基、ジC
1−8アルキルアミノC3−6アルキル基、C3−10
シクロアルキルアミノ基。
C6−8゜アリールアミノ基、C7−+sアラルキルア
ミノ基基環環状アミノ基環状アミノc1−6アルキル基
環状アミノC1−8アルキルアミノ基、アジド基、ニト
ロ基、ハロゲン原子、ハロゲノC1−8アルキル基。
シアノ基、シアノC3−6アルキル基、カルボキシル基
、カルボキンCI−eアルキル基、C,−、。アルコキ
シ−カルボニル基+ CI−1゜アルコキシーカルボニ
ルC+−eアルキル基、Ca−+。アリールオキシ−カ
ルボニルLc、−、、アラルキルオキシ−カルボニルL
c、−,oアリール−アシル“基+Cl−8アルカノイ
ル基、C,,アルカノイルC3−。アルキル基、C3−
sアルケノイル基、Co−+oアリールーアシル“オキ
シ基、C2−eアルカノイルオキシ基、 Ct−aアル
カノイルオキシCl−6アルキル基+ 03−5アルケ
ノイル才キン基、カルバモイルC3−6アルキル基、カ
ルバモイルs基、チオカルバモイル1基、カルバモイル
1才キン基、カルバモイルオキシC1−6アルキル基、
CI−。アルカノイルアミノ基、Ca−+。アリール−
アシル1アミノ基、スルホンアミド基、カルボキシアミ
ノ基、C1−1oアルコキシ−カルボキサミド基、Ca
−2゜アリールオキシ−カルボキサミド基、C7−+*
アラルキルオキシーカルボキキサド基などがあげられる
。上記の置換基中、「C4,アルカジェニル基」はたと
えば、1.3−ブタジェニルなどをJcp−10シクロ
アルキルC1−6アルキル基」はたとえば、シクロペン
チルメチル、シクロヘキシルメチルなどを、ハロゲン原
子はここではフッ素、塩素、臭素などをそれぞれ表わす
。その他の基はすべて前記のものがここでらそのままあ
げられる。R12としてはこれらの置換基が同一または
異なって複数個であってらよい。R1としては、ヒドロ
キソC1−6アルキル基、CI−aアルキル基、C,−
、アルコキノ基、 C+−。アルキルチオ基、C+−I
+アルコキンカルボニルCl−11アルキルヂオ基、ヒ
ドロキンC1−、アルキルチオ基、アミノ基、モノC3
−。アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、
シアノ基、カルバモイル基“。
ハロゲン原子等が、好ましい。R”としては、R11と
して好ましい前記の置換基の1個あるいは同一または異
なる2個の置換基であるのが好ましい。
従って、化合物[1]における置換基へとして、好まし
くはヒドロキシC1−6アルキル基、cl−eアルキル
基、C,−、アルコキシ基、C,−、アルキルチオ基。
C+−eアルコキシカルボニルcI−eアルキルチオ基
ヒドロキシC1−6アルキルチオ基、アミノ基、モノC
3−8アルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基
、シアノ基、カルバモイル基”及びハロゲン原子等から
選ばれたlないし3の置換基で、置換されていでもよい
[1,2,3])リアゾロ[1,5−aコピリジニウム
−1−または−2−イル基、[1,2,4コトリアゾロ
[1,5−ミコピリジニウム−1−イル基。
[+、2.4]トリアゾロ[4,3−aコピリジニウム
ー1−または−2−イル基、[1,2,4コトリアゾロ
[1,5−a]ピリミジニウム−1−イル基、[1,2
,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリミジニウム−1−
イル基、[1,2,4コトリアゾロ[4,3−b]ピリ
ダジニウム−1−または=2−イル基、[l 、2.4
]トリアゾロ[1,5−b]ピリダジニウム−1−イル
基等が挙げられる。
上記の化合物[1]において4位のカルボキシル基(−
Coo)の右肩に付記したeは該カルボキシル基がカル
ボキシレートアニオンであって、置換基A上の陽電荷と
一対になって分子内塩を形成していることを示す。一方
、前記したように化合物[ミコは生理学的に受容される
塩もしくはエステルら含む。生理学的に受容される塩と
しては無機塩基塩、アンモニウム塩、有機塩基塩、無機
酸付加塩。
打機酸付加塩、塩基性アミノ酸塩などがあげられる。無
機塩基塩を生成させつる無機塩基としてはアルカリ金1
1m(たとえばナトリウム、カリウムなど)、アルカリ
土類金属(たとえばカルシウムなど)などが、有機塩基
塩を生成させつる有機塩基としてはたとえばプロカイン
、2−フェニルエチルベンジルアミン、ジベンジルエチ
レンジアミン、エタノールアミン、ジェタノールアミン
、トリスヒドロキシメチルアミノメタン、ポリヒドロキ
シアルキルアミン、N−メチルグルコサミンなどが、無
機酸付加塩を生成させうる無機酸としてはたとえば塩酸
、臭化水素酸、硫酸1硝酸、リン酸などか、有機酸付加
塩を生成さ仕うる有機酸としてはたとえばp−トルエン
スルホン酸、メタンスルホン酸、ギ酸、トリフルオロ酢
酸、マレイン酸などが、塩基性アミノ酸塩を生成させう
る塩基性アミノ酸としてはたとえばリジン、アルギニン
、オルニチン、ヒスチジンなどがあげられる。これらの
塩のうち塩基塩(すなわち無機塩基塩、アンモニウム塩
、有機塩基塩、塩基性アミノ酸塩)は化合物[1]の置
換基R0らしくはA中にカルボキシル基、スルホ基など
の酸性基が存在する場合に形成しうる塩基塩を意味し、
酸付加塩(すなわち無機酸付加塩、何機酸付加塩)は化
合物[1]の置換基R0もしくはA中にアミノ基、モノ
アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基。
シクロアルキルアミノ基、アリールアミノ基、アラルキ
ルアミノ基、環状アミノ基、含窒素複素環基などの塩基
性基が存在する場合に形成しつる酸付加塩を意味する。
また酸付加塩としては化合物[1]の分子内塩を形成し
ている部分、すなわち4位のカルボキンレート部分(C
000)と3位のCH。
AO部分に酸カ月モル付加して4位がカルボキシル基C
COOH) 、 3 位カCHtA O・M O[式中
、MOは無機酸、何機酸からプロトンH+をとりのぞい
てできるアニオンを示す。たとえばクロライドイオン、
ブロマイドイオン、スルフェートイオン、p−トルエン
スルホネートイオン、メタンスルホネートイオン、トリ
フルオロアセテートイオンなど]となった塩も含まれる
。生理学的に受容されるエステルは分子中に含まれるカ
ルボキシル基をエステル化することにより生成されうる
エステルをα味し、合成中間体としてトリ用できるエス
テルおよび代謝上不安定なfH[毒のエステルである。
合成中間体として1+1用できるエステルとしてはC+
−eアルキル”エステル、C21アルケニルエステル、
C3−+oシクロアルキルエステル、C3I。シクロア
ルキルC3−6アルキルエステル、co toアリール
“エステル、C7−12アラルキル′エステル、)C,
−16アリールーメチルエステル、トリC6−0゜アリ
ール−メチルエステル、置換シリルエステルなどがあげ
られる。C2−6アルキル8エステルを形成する「c、
−、アルキルゞ基」としてはたとえば、メチル、エチル
、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチ
ル、5ec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンデル
n−ヘキシル、ベンジルオキシメチル、2−メチルスル
ホニルエチル、2−トリメチルノリルエチル。
2.2.2−トリクロロエチル、2−ヨードエチル。
アセデルメチル、p−ニトロベンゾイルメチル、p−メ
シルベンゾイルメチル、フタルイミドメチル、サクシン
イミドメチル、ベンゼンスルホニルメチル。
フェニルチオメチル、ジメチルアミノエチル。ピリジン
−1−オキシド−2−メチル、メチルスルフィニルメチ
ル、2−シアノ−1,1−ジメチルエチルなどを、C2
−8アルケニルエステ・ルを形成するC1−6アルケニ
ル基としてはここでも前記のもの、すなわちビニル、ア
リル、■−プロペニル、イソプロペニル、l−ブテニル
、2−ブテニル、3−ブテニル、メタリル、l、1−ジ
メチルアリル、3−メチル−3−ブテニルなどを、C3
−10シクロアルキルエステルを形成するC3−10シ
クロアルキル基としてはここでも前記のもの、すなわち
シクロプロピル。
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル。
シクロヘプヂル、ノルボルニル、アダマンチルなどを、
C3−1oシクロアルキルC+−eアルキルエステルを
形成するC3−1゜シクロアルキルc+−eアルキル基
としてはここでも前記のもの、すなわちシクロプロピル
メチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル
などを、Ca−+oアリール慢エステルを形成するrc
e−1゜アリール7基」としてはたとえばフェニル、α
−ナフチル、β−ナフチル、ビフエー11・1−−1−
−1−11 + h、−1−1−−II、す−どを、C
7□2アラルキル1エステルを形成する「C7−1,ア
ラルキル8基」としてはたとえば、ベンジル。
■−フェニルエチル、2−フェニルエチル、フェニルプ
ロピル、ナフチルメチル、p−ニトロベンジル。
p−メトキシベンジル、■−インダニル、フェナシル、
3.5−ジtert−ブチルー4−ヒドロキンベンジル
などを、ジca−107リールーメチルエステルを形成
するジC8−10アリールーメヂル基としてはここでら
前記のもの、すなわちベンズヒドリル、ヒス(p−メト
キシベンジル)メチルなどを、トリC6−1゜アリール
−メチルエステルを形成するトリC6−1゜アリール−
メチル基としてはここでら前記のもの、すなわちトリチ
ルなどを、置換ノリルエステルを形成する置換シリル基
としてはここでも前記のらの、すなわちトリメチルノリ
ル、tcrt−ブチルツメデルノリル、 S i(Cl
l3)2Cll2Cr−r2s i(CI(3) 2−
などをそれぞれ表わす。上記したエステルには4位のエ
ステルも含まれる。このように4位が上記のエステル基
であるものは3位が(’、H、A  (E)  −M 
OriiU−M  O!tii’ii、ii’ )−+
mfpを示す]のような塩を形成している。
代謝上不安定な無毒のエステルとしてはペニシリン、セ
ファロスポリンの分野ですでに確立されているものが本
発明においても便宜に採用されうる。このような代謝上
不安定な無毒のエステルとしては、たとえばC7−。ア
ルカノイルオキシC3−6アルキルエステル、 I −
(C+−eアルコキシ)C,−。
アルキルエステル、+−(CI−aアルキルチオ)C,
−6アルキルエステルなどがあげられ、C2−11アル
カノイルオキシC3−6アルキルエステルとしてはたと
えば、アセトキシメチルエステル、■−アセトキシエチ
ルエステル、l−アセトキシブチルエステル、2−アセ
トキシエチルエステル、プロピオニルオキシメチルエス
テル、ピバロイルオキシメチルエステルなどが、l −
(C1−、アルコキシ)CI−6アルキルエステルとし
てはたとえば、メトキシメチルエステル、エトキシメチ
ルエステル、イソプロポキシメチルエステル、1−メト
キシエチルエステル、1−エトキシエチルエステルなど
が、1−(CI−。アルキルチオ)cI−eアルキルエ
ステルとじてはたとえば、メチルチオメチルエステル。
エチルチオメチルニスデルなどがそれぞれあげられる。
本発明は上記エステル誘導体のほかに、生体内において
化合物[1]に変換される生理学的に受容しうる化合物
ら包含する。上記した合成中間体として利用できるエス
テルおよび代謝上不安定な無毒のエステルには4位のエ
ステルら含まれる。このように4位が上記のエステル基
であるものは通常、3位がCH2AO−MC)[式中、
MOは前記と同色義を示す]のような塩を形成している
また化合物[I]が水酸基を有する場合、その水酸基は
保護されていてらよい。水酸基の保護基としては、β−
ラクタ、ムおよび有機化学の分野で通常、水酸基の保護
基として使用しうるしのはすべて利用でき、前記のC7
−、アルカノイル基、置換オキシカルボニル基、 te
rt−ブチル基、C7−rxアラルキル”基、ジCo−
+oアリールーメチル基、トリC8−1゜アリールーメ
チル基、1−(cI−aアルコキシ)C3−6アルキル
基、 I −(C1−sアルキルチオ)C,−Sアルキ
ル基、置換シリル基などのほか、たとえば2−チトラヒ
ドロビラニル、4−メトキシ−4−テトラヒドロピラニ
ルなどのアセタール残基などが用いられる。
化合物[I]が前記したアミノ基以外のアミノ基をさら
に有する場合、そのアミノ基もやはり保護されていても
よい。このようなアミノ基の保護基としては、前記のア
ミノ基の保護基がここでもそのままあげられる。
本発明の化合物[I]のうち置換基R0が含窒素複素環
基(Ra)またはアシル基(Rb)のらのはスペクトル
の広い抗菌活性を有し、人および動物における病原性細
菌により生ずる種々の疾病、たとえば気道感染、尿路感
染の予防ならびに治療のために使用されうる。抗菌性化
合物[1](R’=RaまたはRb )の抗菌スペクト
ルの特徴としてつぎのような点かあげられる。
(1)多種のダラム陰性、閑に対して非常に高い活性を
示す。
(2)ダラム陽性菌(たとえばスタフィロコッカフ  
、 7 ピ++、^ 7 111 ÷ Jく 々 4−
1丁 17 )、  、、′ブ 7−一 1iアエなど
)に対して高い活性を有している。
(3)通常のセファロスポリン系抗生物質による治療に
感受性でないシュウトモナス・エアルギノサに対して顕
著な効果を示す。
(4)多くのβ−ラクタマーゼ生産性ダラム陰性菌(た
とえばエシェリヒア属、エンテロバクタ−属。
セラチア属、プロテウス属など)に対しても高い活性を
有している。
特にシュウトモナス属微生物に対しては従来からアミカ
シン、ゲンタマイシンなどのアミノグリコシド系抗生物
質が用いられてきたが、抗菌性化合物[1]はこれらの
アミノグリコシド類に匹敵ずろ抗菌力を示すばかりでな
く、人および動物に対する毒性がアミノグリコシド類よ
りも格段に低いので、大きな利点を持っている。
また本発明の抗菌性化合物[1](R’−RaまたはR
b)は優れた安定性を有する、血中濃度が高い、効果の
持続時間が長い、組織移行性が顕著であるなどの特徴を
も存している。
本発明の化合物[1]の製造法を以下に詳しく述べる。
−以下に述べる方法は反応としてはいずれら公知であり
、それらの公知方法またはそれらに準する方法を応用す
ることができる。
製造法(1):化合物[II]([1]、R0=水素原
子)の合成法 たとえば、一般式 [式中、記号R5は水酸基、アシルオキシ基、カルバモ
イルオキシ基、置換カルバモイルオキシ基またはハロゲ
ン原子を、その他の記号は前記と同意義を示すコで表わ
される化合物またはその塩もしくはエステルと置換され
ていてもよい縮合トリアゾール化合物またはその塩(以
下、A′で表わす)とを反応させることにより7−アミ
ノ化合物[II]([I] 、 RO=水素原子)を合
成することができる。すなわち次の反応式で示される。
[式中、記号Z、R’、R”、rt’、AおよびA′は
前記と同、き義を示す] ここで原料となる化合物[IX]または塩・エステルは
公知の方法もしくはそれに準する方法を用いて容易に入
手しうる化合物である。化合物[IX]の塩。
エステルについては化合物[II]の塩、エステルとし
て後記するものと同じ塩、エステルがここでもあげられ
る。
前記R5で表わされるアシルオキシ基は前記のアシル1
オキシ基がここで乙用いられるが、とりわけアセトキシ
、クロロアセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオ
キシ、ピバロイルオキシ、3−オキソブチリルオキシ、
4−クロロ−3−オキソブチリルオキシ、3−カルボキ
シプロピオニルオキシ、4−カルボキシブチリルオキシ
、3−エトキシカルバモイルプロビオニルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、〇−カルボキシベンゾイルオキシ、0−
(エトキシカルボニルカルバモイル)ベンゾイルオキシ
、0−(エトキシカルボニルスルファモイル)ベンゾイ
ルオキシなどが好ましい。記号゛R5で表わされる置換
カルバモイルオキシ基は前記のものがここでも用いられ
るが、とりわけメチルカルバモイルオキシ、N、N−ジ
メチルカルバモイルオキシなどが好ましい。記号R5で
表わされるノ\ロゲン原子は塩素、臭素、ヨウ素などが
好ましい。またトリアゾール化合物とその塩(A′)及
び、3位の求核置換反応については(3−2)項におい
て詳記する。
本反応は7位−アミノ基が保護され、ていても上記と同
様に反応が進行して第(4)項に記載する方法で合成さ
れる化合物と同一の化合物が得られ、反応後、要すれば
保護基の脱離を行うことにより同じく7−アミノ化合物
[n ]([I ]、R’=水素原子)に導くことがで
きる。
製a法(2):化合物[1a](R0=Ra;Raは含
窒素複素環基を示す)の合成法 たとえば (2−1):前項(1)で得られた7−アミノ化合物[
■]またはその塩もしくはエステル(塩、エステルにつ
いては後記する)と一般式RaHal(Raは含窒素複
素環基、Hatはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などのハ
ロゲン原子を、それぞれ示す]で表わされる化合物また
はその塩とを反応させることにより化合物[I  ](
R−R)を合成することができる。すなわち次の反応式
で示される。
[11] [式中、記号Raは含窒素複素環基を、記号Z、R’。
n l 、 AおよびHalは前記と同意義を示すコ化
合物RaHalのハロゲン原子(Hat)としてはフッ
素が最も繁用される。化合物RaHalの塩としてはた
とえば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩。
リン酸塩などの無機酸付加塩、ギ酸塩、酢酸塩、トリフ
ルオロ酢酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスル
ポン酸塩などの有機酸付加塩などがあげられる。反応は
一般的には水もしくは含水溶媒中。
室lA (約15〜30℃)で化合物RaHalまたは
その塩と7−アミノ化合物[■]またはその塩もしくは
エステルを混合することにより行なわれる。化合物R”
H’alが化合物[II]と反応する前に加水分解され
るのを防ぐため、反応液のp f−1の調節が必要であ
る。至適pHは6〜8,5である。反応によって生成す
るハロゲユノ化水素を反応系から除去する目的で脱酸剤
を用いてもよい。このような脱酸剤としてはたとえば、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸
水素ナトリウムなどの無機塩基、たとえばトリエチルア
ミン、トリ(n−プロピル)アミン、トリ(ドブチル)
アミン、ジイソプロピルエチルアミン、シクロへキシル
ジメチルアミン、ピリジン、ルチジン、γ−コリジン、
N、N−ジメチルアニリン、N−メチルピペリジン、N
−メチルピロリジン、N−メチルモルホリンなどの第3
級アミン、たとえばプロピレンオキシド、エピクロルヒ
ドリンなどのアルキレンオキノド類などがあげられる。
また、アルカリ性になりすぎるのを防ぐために、塩酸、
臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸を使用す
る場合もある。含水溶媒を使用する場合、水と混合して
用いられる有機溶媒としてはたとえばジオキサン、テト
ラヒドロフラン、ジエチルエーテル、 tert−ブチ
ルメチルエーテル、シイ′ノブロピルエーテルなどのエ
ーテル類、ホルムアミド、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、N−ジメチルアセトアミドなどのアミド類、た
とえばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトンなどのケトン類などのほかジメチルスルホキシ
ド。
スルホランハキサメチルホスホルアミドなど力(あげら
れる。化合物naHalの使用量は7−アミノ化合物[
■]1モルに対して通常1〜3モル、好ましくは1〜2
モルである。反応時間は7−アミノ化合物[ff]と化
合物RaHalの種類、溶媒の種類。
反応温度などに依存し、通常1分〜48時間、好ましく
は15分〜3時間である。
化合物Ra1−(alおよびその塩は公知の方法もしく
はそれに学する方法により容易に合成することができる
本方法によりたとえば次式の化合物が合成できる。
化合物Ra■−Ialが活性すぎて加水分解されやすい
場合は、たとえば無水のジメチルスルホキシド中、たと
えば無水のトリエチルアミンなどの有機塩基の存在下に
反応を行なってもよい。この方法によりたとえば次式の
化合物が合成できる。
また、たとえばp−トルエンスルホン酸、メタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、酢酸、酪酸などの有機酸らし
くは塩酸、@酸、炭酸などの無機酸の存在下に上記の反
応を行なう場合らある。この場合ら化合物flal−1
alのハロゲン原子(Hal)としてはフン素が最も繁
用される。反応は通常ジメチルホルムアミド、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサン、クロロホルム、メタノール、
アセトニトリル、ベンゼン、アセトン、水などの溶媒中
もしくはそれらの混合溶媒中で行なわれる。反応温度は
0〜150℃、好ましくは20〜80℃である。反応時
間は通常30分〜20時間である。この方法によりたと
えば次式の化合物が合成できる。
(2−2):前項(りで使用した原料化合物OX]また
はその塩もしくはエステルを化合物RaHalまたはそ
の塩と反応させたのち、トリアゾール化合物またはその
塩(A′)を反応させることにより化合物[I”1(r
t ’ = Ra)を合成することもできる。
すなわち次の反応式で示される。
[IX] (塩・エステルも含む) [式中、記号Raは含窒素複素環基を、記号Z、R’。
R”、R’、A、A’およびHalは前記と同意義を示
す]原料化合物[IX]とその塩・エステル、化合物R
”l4alとその塩については前記したものがここでも
あげられる。トリアゾール化合物とその塩(A’)につ
いては後に詳記する。反応は製造法(2=1)および製
造法(+)で述べた方法及び下記(3−2)項で述べる
方法をそのまま応用することができる。
製造法(3):化合物[I  ](R’=Rb:Rbは
アシル基を示す)の合成法 たとえば (3−1)前々項(1)で得られた7−アミノ化合物[
ff]またはその塩らしくはエステルと一般式RbOt
l [式中、Rbはアシル基を示す]で表わされるカル
ボン酸またはその塩もしくは反応性誘導体とを反応させ
ることにより化合物[Ib](R’ = Rb)を合成
することができる。すなわち次の反応式で示される。
[式中、記号Rbはアシル基を、記号z 、 R4、R
l 3゜およびAは前記と同意義を示す] 本法は7−アミノ化合物[■]をカルボン酸RbOHま
たはその塩もしくは反応性誘導体でアシル化する方法で
ある。この方法においてカルボン酸RbOHは遊離のま
まあるいはその塩らしくは反応性誘導体が7−アミノ化
合物[11]の7位アミノ基のアシル化剤として用いら
れる。ずなわち遊離酸RbOHあるいは遊離酸RboH
の無機塩、有機塩、酸ハライド、酸アジド、酸無水物、
混合酸無水物、活性アミド、活性エステル、活性チオエ
ステルなどの反応性誘導体がアシル化反応に供される。
無機塩としてはアルカリ金属塩(たとえばナトリウ14
塩、カリウム塩など)、アルカリ土類金属塩(たとえば
カルシウム塩など)などが、有機塩としてはたとえばト
リメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、tert−ブ
チルジメチルアミン塩、ジベンジルメチルアミン塩、ベ
ンジルツメチルアミン塩、N、N−ジンメチルアニリン
塩ピリノン塩、キノリン塩などが、酸ハライドとしては
たとえば酸クロライド。
酸ブロマイドなどが、混合酸無水物としてはモノc+−
eアルキル炭酸混合酸無水物(たとえば遊離酸1”tb
OHとモノメチル炭酸、モノエチル炭酸1モノイソプロ
ピル炭酸、モノイソブチル炭酸、モノtert=ブチル
炭酸、モーノベンジル炭酸、モノ(p−ニトロベンジル
)炭酸、モノアリル炭酸などとの混合酸無水物)、C,
−、脂肪族カルボン酸混合酸無水物(たとえば遊離酸R
b○ト■と酢酸、トリクロロ酢酸、シアノ酢酸、プロピ
オン酸、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ピバル
酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、アセト酢酸な
どとの混合酸無水物)、C7−。
、芳香族カルボン酸混合酸無水物(たとえば遊離酸Rb
OHと安息香酸、p−1−ルイル酸、p−クロロ安息香
酸などとの混合酸無水物)、有機スルホン酸混合酸無水
物(たとえば遊離酸RbOHとメタンスルホン酸、エタ
ンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスル
ホン酸などとの混合酸無水物)などが、活性アミドとし
ては含窒素複素環化合物とのアミド(たとえば遊離酸R
bOHとピラゾール。
イミダゾール、ベンゾトリアゾールなどとの酸アミドで
、これらの含窒素複素環化合物は前記のC3−〇アルキ
ル基、cI−eアルコキシ基、ハロゲン原子。
オキソ基、チオキソ基+Cl−11アルキルチオ基など
で置換されていてもよい)などがあげられる。活性エス
テルとしてはβ−ラクタムおよびペプチド合成の分野で
この目的に用いられるものはすべて利用でき、たとえば
有機リン酸エステル(たとえばジェトキシリン酸エステ
ル、ジフェノキシリン酸エステルなど)のほかp−ニト
ロフェニルエステル。
2.4−ジニトロフェニルエステル、シアノメチルエス
テル、ペンタクロロフェニルエステル、N−ヒドロキシ
フタルイミドエステル、N−ヒドロキシフタルイミドエ
ステル、■−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステル、
6−クロロ−1−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステ
ル、■−ヒドロキシーI H−2−ピリドンエステルな
どがあげられる。活性チオエステルとしては芳香族複素
環チオール化合物とのエステル(たとえば2−ピリジル
チオールエステル、2−ベンゾチアゾリルチオールエス
テルなどで、これらの複素環は前記の01−6アルキル
基、Cl−8アルコキシ基、ハロゲン原子、Cl−11
アルキルチオ基などで置換されていてもよしりがあげら
れる。一方、7−アミノ化合物[11]は遊離のまま、
その塩あるいはエステルとして用いられる。7−アミノ
化合物[■]の塩としては無機塩基塩、アンモニウム塩
、有機塩基塩、無機酸付加塩。
有機酸付加塩などがあげられる。無機塩基塩としてはア
ルカリ金属塩(たとえばナトリウム塩、カリウム塩など
)、アルカリ土類金属塩(たとえばカルシウム塩など)
などが、有機塩基塩としてはたとえばトリメチルアミン
塩、トリエチルアミン塩、tert−ブチルジメチルア
ミン塩、ノベンジルメチルアミン塩、ベンジルジメチル
アミン塩、N、N−ジメチルアニリン塩、ピリジン塩、
キノリン塩などが、無機酸付加塩としてはたとえば塩酸
塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩などが、
有機酸付加塩としてはギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢
酸塩。
メタンスルホン酸塩、p−)ルエンスルホン酸塩などが
あげられる。7−アミノ化合物[II]のエステルとし
ては化合物[11のエステル誘導体としてすでに述べた
エステルがここでもそのままあげられる。すなわちC1
−1アルキル”エステル+C2−aアルケニルエステル
、C,、。シクロアルキルエステル、C3−。シクロア
ルキルCl−6アルキルエステル、 C++−10アリ
ール1エステル、Ct−+yアラルキル1エステル、ジ
Cs−+oアリールメチルエステル。
トリC*−tOアリールメチルエステル、Ct−sアル
カノイルオキシC1−6アルキルエステ、ルなどがあげ
られる。原料物質RbOHおよびその塩・反応性誘導体
は公知の方法またはそれに準する方法によって容易に製
造できる。化合物RbOHの反応性誘導体は反応混合物
から単離された物質として7−アミノ化合物[1]と反
応させてらよいし、または単離前の化合物RbOHの反
応性誘導体を含有する反応混合物をそのまま7−アミノ
化合物[II]と反応させることもできる。カルボン酸
RbOHを遊離酸または塩の状態で使用する場合は適当
な縮合剤を用いる。縮合剤としてはたとえばN、N’−
ジシクロヘキシルカルボジイミドなどのN、N’−ジ置
換カルボジイミド類、たとえばN、N’ −カルボニル
ジイミダゾール、N、N’−チオカルボニルノイミダゾ
ールなどのアゾライド類、たとえばN−エトキンカルボ
ニル−2−エトキシ−1,2−ジヒドロキノリン、オキ
シ塩化リン、アルコキシアセヂレンなどの脱水剤、たと
えば2−クロロピリジニウムメチルアイオダイド、2−
フルオロピリリニウムメチルアイオダイドなどの2−ハ
ロゲノピリジニウム塩類などが用いられる。これらの縮
合剤を用いた場合、反応はカルボン酸RbOHの反応性
誘導体を経て進行すると考えられる。反応は一般に溶媒
中で行なわれ、反応を阻害しない溶媒が適宜に選択され
る。このような溶媒としてはたとえばジオキサン、テト
ラヒドロフラン、ジエチルエーテル、 tert−ブチ
ルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、エチレン
グリコールージメチルエーテルなどのエーテル類、たと
えばギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチルなどのエ
ステル類またとえばジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素、トリクレン、1.2−ジクロロエタンなどの
ハロゲン化炭化水素類、たとえばn−ヘキサン。
ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類、たとえばホルム
アミド、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメ
チルアセトアミドなどのアミド類、たとえばアセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケ
トン類、たとえばアセトニトリル、プロピオニトリルな
どのニトリル類などのほか、ジメチルスルホキシド、ス
ルホラン、ヘキサメチルホスホルアミド、水なとが単独
または混合溶媒として用いられる。アシル化剤(RbO
)()の使用量は7−アミノ化合物[II]1モルに対
して通常1〜5モル、好ましくは1〜2モルである、。
反応は一80〜80℃、好ましくは一40〜50℃、最
も好ましくは一30〜30℃の温度範囲で行われる。反
応時間は7−アミノ化合物[11]およびカルボン酸R
bO■1の種類、溶媒の種類(混合溶媒の場合はその混
合比も)1反応部度などに依存し、通常1分〜72時間
好ましくは15分〜3時間である。アシル化剤として酸
ハライドを用いた場合は放出されるハロゲン化水素を反
応系から除去する目的で脱酸剤の存在下に反応を行うこ
とができる。このような脱酸剤としてはたとえば炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム。
炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩基、
たとえばトリエチルアミン、トリ(n−プロピル)アミ
ン、トリ(n−ブチル)アミン、ジイソプロピルエチル
アミン、シクロへキシルジメチルアミン。
ピリジン、ルチジン、γ−コリジン、N、N−ジメチル
アニリン、N−メチルピペジリン、N−メチルピロリジ
ン、N−メチルモルホリンなどの第3級アミン、たとえ
ばプロピレンオキシド1エピクロルヒドリンなどのアル
キレンオキシドなとがあげられる。
ここにあげた方法によりたとえば前記した化合物[■]
を合成することができる。反応式は次に示すとおりであ
る。
カルボン酸[III]は公知の方法もしくはそれに準す
る方法により容易に製造することができる。
、(3−2)ニ一般式 [式中、Rbはアシル基、その他の記号は前記と同意義
を示す]で表わされる化合物またはその塩もしくはエス
テルとトリアゾール化合物またはその塩(A′)とを反
応させることにより化合物[1](RO=Rb)を合成
することができる。すなわち次の反応式で示される。
[式中、記号Rbはアシル基を、記号Z、rt’、RI
3゜R’、AおよびA′は前記と同意義を示すコこの反
応は製造法(1)で述べた方法と本質的に同一の反応で
あり、化合物[Xlまたはその塩らしくはエステルに対
してトリアゾール化合物またはその塩(A′)を反応さ
せ、求核置換反応により化合物[1b](R’=Rりを
合成する方法である。化合物[XlにおいてR5はここ
でも水酸基、アシルオキシ基、カルバモイルオキシ基、
置換カルバモイルオキシ基またはハロゲン原子を示す。
化合物[Xlは遊離のまま、その塩あるいはエステルと
して用いられる。化合物[Xlの塩、エステルとしては
製造法(3−1)において7−アミノ化合物[■]の塩
エステルとしてあげたものがここでもそのままあてはめ
られる。化合物[Xl、その塩およびエステルは公知の
方法またはそれに準する方法によって容易に製造できる
。一方トリアゾール化合物(A’)は置換されていても
よい縮合トリアゾールを示す。ここで縮合環はトリアゾ
ール環と5〜6員芳香族複素環が窒素原子1個および炭
素原子1個を橋頭として縮合した形のものを意味し、こ
の縮合環はさらに別の芳香環または芳香族複素環と縮合
していてらよい。置換されていてもよい縮合トリアゾー
ル(A′)は一般式[A” ]、[A” ]または[A
”] で書き表わされ、化合物[Xlまたはその塩またはエス
テルと化合物[A”]とを反応させた場合に合成できる
目的化合物[Ib] (R0=Rb)のAO基は前記の
A1基もしくはA2基を、化合物[X’lまたはその塩
またはエステルと化合物[A”]とを反応させた場合に
合成できる目的化合物[1](R’=Rb)(7)A(
E>JiSハff1r記(7)A’基ヲ、化合物[Xl
またはその塩またはエステルと化合物[A”]とを反応
させた場合に合成できる目的化合物[■ ](Ro =
 Rb )のA■ 基は前記のA4基もしくはA6基を
それぞれ示す。縮合トリアゾール[A”]。
[A”]および[A”]の式中の記号BはAl基〜A5
基中のBとしてすでにあげたものがここでもそのままあ
てはめられ、したがって化合物[A ”]としては具体
的には などが、[A”]としては具体的には などが、[A”]としては具体的には などがあげられる。トリアゾール化合物A′上の置換基
R目′および R12′としては基Aの置換基R”およ
びR′′としてずでにあげたものがここでもそれぞれそ
のままあてはめられる。置換基RI+’、l’(+2’
はさらに置換されていてもよい。トリアゾール化合物A
′はその塩も含まれる。化合物A′の塩としてはたとえ
ば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩な
どの無機酸付加塩。
たとえばギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、メタン
スルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩などの有機酸
付加塩などがあげられる。トリアゾール化合物およびそ
の塩(A′)の一般的合成法は既知であり、文献記載の
公知方法またはそれに準する方法によって容易に製造で
きる。かかる文献としては、例えば、総括的に記載され
たものとしては、コンプリヘンシブ・ヘテロサイクリッ
ク・ケミストリー 5巻(カトリツキー(Alan R
,Katritzky))があげられ、更に詳しくは、
[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]コピリジン関
しては、・ジャーナル・才ブ・オーガニック・ケミスト
リー 31(1966)、 260 ・ケミカル・アンド・ファーマシュティカルブレティン
 区(1966)、 506が、[+、2.4]トリア
ゾロ[4,3−1+]ピリジンに関しては、 ・ジャーナル・オブ・ザ・ケミカル・ソサイエティ 眼
旺、 4510 ・ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ   
31(1966)、  251  が[1,2,4コト
リアゾロ[1,5−a]ピリミジンに関しては、 ・テトラヘドロン・レターズ1973.1677・ジャ
ーナル・オブ・オーガニック・ケミストリ  各9(1
974)、   2143・ジャーナル・オブ・ヘテロ
サイクリック・ケミストIJ−12(+975)、 1
07[1,2,4])リアゾロ[4,3−bコピリダジ
ンに関しては ・ジャーナル・オプ・ヘテロサイクリック・ケミストリ
ーけ(1980)、 1527・オーストラリアン・ジ
ャーナル・オブ・ケミストリー 34(1981)、 
1729が[+ 、2.4]トリアゾロ[1,5−11
コピリダジンに関しては、 ・テトラヘドロン・レターズ 1978.3059・ジ
ャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー 川(1
974)、 2143 ・オーガニック・ブリパレーションズ・プロシデュア 
糾(1978)、 293 ・ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリ
ー 14(1977)、 1403[1,2,3コトリ
アゾロ[1,5−aコピリジンに関しては、 ・ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミストリ
ー 旦−(1975)、 481・薬学雑誌 101(
1981)、 329等が、それぞれ挙げられる。
トリアゾール化合物(A′)と化合物[X]との本求核
置換反応はそれ自体よく知られた反応であって、通常溶
媒中で行なわれる。 この反応に用いられる溶媒として
は製造法(3−1)で使用されるエーテル類、エステル
類、ハロゲン化炭化水素類。
炭化水素類、アミド類、ケトン類、ニトリル類、水など
の溶媒かそのままあてはめられるが、これらのほかにた
とえばメタノール、エタノール、n−プロパツール、イ
ソプロパツール、エチレングリコール。
2−メトキシエタノールなどのアルコール類も用いられ
る。またトリアゾール化合物A′が液体の場合、この化
合物A′を化合物CX]に対して大過剰(たとえば10
〜200倍モル)使用して溶媒をも兼ねさせる場合があ
る。この場合、上記の溶媒を使用しなくてもよいし、ま
たは上記の溶媒とA′とを混合溶媒としてもよい。
(3−2−1):R5がアシルオキシ基、カルバモイル
オキソ基、置換カルバモイルオキシ基の場合より好まし
い溶媒は水もしくは水と混合しうる有機溶媒と水との混
合溶媒で、水と混合しうる有機溶媒のうち、より好まし
いものはアセトン、メチルエチルケトン、アセトニトリ
ルなどである。
求核試薬A′の使用量は化合物[X11モルに対して通
常1〜5モル、好ましくは1〜3モルである。
反応は10〜100°C0好ましくは30〜80℃の温
度範囲で行なわれる。反応時間は化合物[X]および化
合物A′の種類、溶媒の種類(混合溶媒の場合はその混
合比)9反応温度などに依存し、通常30分〜5日間、
好ましくは1〜5時間である。反応はp)12〜8.好
ましくは中性付近すなわち1)H5〜8で行なうのが有
利である。また本反応は通常2〜30当量のヨウ化物ま
たはチオシアン酸塩の存在下でより容易に進行する。こ
のような塩としてはヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム
、チオンアン酸ナトリウム、チオシアン酸カリウムなど
があげられる。
上記の塩のほか、たとえばトリメチルベンノルアンモニ
ウムブロマイド、トリメチルベンノルアンモニウムブロ
マイド、トリエチルベンジルアンモニウムヒドロキサイ
ドのような界面活性作用を有する第4級アンモニウム塩
を添加することによって反応を円滑に進行させうる場合
もある。
(3−2−2):R’が水酸基の場合 たとえば日本国公開特許公報昭58−43979などに
記載された方法にしたがって有機リン化合物の存在下に
行う。ここで用いられる有機リン化合物としてはたとえ
ば0−フェニレンホスホロクロリゾエイト、0−フェニ
レンホスホロフロリゾエイト、メチル 0−フェニレン
ホスフェイト、エチル O−フェニレンホスフェイト、
 プロピル 〇−フェニレンホスフェイト、イソプロピ
ル 0−フェニレンホスフェイト、 ブチル 0−フェ
ニレンホスフェイト、イソブチル 0−フェニレンホス
フェイト、5eC−ブチル 0−フェニレンホスフェイ
ト、シクロヘキシル 0−フェニレンホスフェイト、フ
ェニル O−フェニレンホスフェイト、p−クロロフェ
ニル 0−フェニレンホスフェイト、p−アセデル 0
−フェニレンホスフェイト、2−クロロエチル O−フ
ェニレンホスフェイト、2.2.2−トリクロロエチル
 0−フェニレンホスフェイト、エトキシカルボニルメ
チル 0−フェニレンホスフェイト、カルバモイルメチ
ル 〇−フエニレンポスフェイト、2−シアノエチル 
〇−フェニレンホスフェイト、2−メチルスルホニルエ
チル 0−フェニレンホスフェイト、ベンジル O−フ
ェニレンホスフェイト、1.1−ジメチル−2−プロペ
ニル 0−フェニレンホスフェイト、2−プロペニル 
0−フェニレンホスフェイト、3−メチル−2−ブテニ
ル 0−フェニレンホスフェイト、2−チェニルメチル
 0−フェニレンホスフェイト、2−フルフリルメチル
 0−フェニレンホスフェイト、ビスー〇−フェニレン
ピロホスフェイト、2−フェニル−1,3,2−ベンゾ
ジオキサホスホ−ルー2−オキシド(2−フェニル−2
−オキソ−1,3,2−ペンゾノオキサホスホール)、
2−(p−クロロフェニル)−1,3,2−ペンジノオ
キサホスホ−ルー2−オキンド、2−ブチル−1,3,
2−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−オキシド、2−ア
ニリノ−1,3,2−ペンジノオキサホスホ−ルー2−
オキツド、2−フェニルチオ−1,3,2−ベンゾジオ
キサホスホ−ルー2−オキシト、2−メトキン−5−メ
ヂルー1゜3.2−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−オ
キシド、2−クロロ−5−エトキシカルボニル−1゜3
.2−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−オキンド、2−
メトキン−5−エトキシカルボニル−!。
3.2−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−オキシド、5
−エトギンカルボニル−2−フェニル−1゜3.2−ベ
ンゾジオキサホスホ−ルー2−オキシド、2.5−フク
ロロー1.3.2−ベンゾジオキサホスポール−2−オ
キシド、4−クロロ−2−メトキシ−1,3,2−ベン
ゾジオキサホスホ−ルー2−オキシド、2−メトキシ−
4−メチル−1゜3.2−ペンジノオキサホスポール−
2−オキシド、2.3−ナフタレンメチルホスフェイト
、5゜6−ノメヂルー2−メトキシ−1,3,2−ペン
ジノオキサポスホール−2−オキシド、2.2−ジヒド
ロ−4,5,6,7−テトラクロロ−2,2,2−トリ
メトキシ−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール、2
.2−ジヒドロ−4,5,6,7−チトラクロロー2.
2.2−1−リフエノキシ−1,3,2−ベンゾジオキ
サホスホール、2.2−ジヒドロ−2,2−エチレンジ
オキシル2−メトキシ−1,3゜2−ベンゾジオキサホ
スホール、2.2−ジヒドロ−2−ベンジル−2,2−
ジメトキシ−I、3゜2−ベンゾジオキサホスホール、
2.2−ジヒドロ−4,5−ベンゾ−2,2,2−トリ
メトキシ−[,3,2−ベンゾジオキサホスホール、2
,2−ジヒドロ−2,2,2−トリフエノキシ−1,3
,2−ベンゾジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−
2,2−(o−フェニレンジオキシ)−2−フェノキシ
−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール、2−クロロ
−2,2−ジヒドロ−2,2−(o−フェニレンジオキ
シ)−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール、2.2
−ジヒドロ−2−メトキシ−2,2−(0−フェニレン
ジオキシ)−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール、
2.2−ジヒドロ−2,2゜2−トリクロロ−1,3,
2−ベンゾジオキサホスホール、9,10.−フェナン
スレンジオキシトリメトキシホスホラス、0−フエニレ
ンホスホロクロリダイト、0−フエニレンホスポロプロ
ミダイト、0−フェニレンホスホロフロリダイト、メチ
ル 〇−フエニレンホスファイト、ブチル 0−フェニ
レンホスファイト、メトキシカルボニルメチルQ−フェ
ニレノポスファイト、フェニル 0−フェニレンホスフ
ァイト、p−クロロ(またはp−ニトロ)フェニル 0
−フェニレンホスファイト、2−フェニル−1,3,2
−ベンゾジオキサポスホール、ビスー〇−フェニレンピ
ロホスファイト、2−メトキシ−5−メチル−1,3,
2−ベンゾジオキサホスホール、5−アセチル−2−フ
ェノキシ−!。
3.2−ベンゾジオキサホスホール、9.10.−フェ
ナンスレンホスホロクロリダイト、2−クロロ−4−メ
チル−1,3,2−ベンゾジオキサボスホール、5−エ
トキシカルボニル−2−フェニル−I。
3.2−ベンゾジオキサホスホール、2−クロロ−2−
チオキソ−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール、2
−フェノキシ−2−オキソ−1,3,2=ヘンゾジアザ
ホスホール、2−フェノキン−1゜3.2−ペンゾジオ
キサアザポスホール、2.2−ジヒドロ−2−オキソ−
2−メトキシ−4,5−ツメチル−1,3,2−ジオキ
サホスホール、2゜2−ジヒドロ−2−才キソー2−ク
ロロ−4,5−ジメチル−1,3,2−ノオキザホスホ
ール、2゜2−ジヒドロ−2−オキソ−2−(l−イミ
ダゾリル)−4,5−ジメチル−1,3,2−ジオキサ
ホスホール、2.2−ジヒドロ−2,2−エチレンジオ
キシ−2−メトキシ−4,5−ジメチル−1,3゜2−
ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2゜2−ジフ
トキン−2−フェノキシ−4,5−ジメチル−1,3,
2−ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2,2,
2−トリメトキシ−4,5−ジメチル−[,3,2−ジ
オキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2,2,2−ト
リフエノキシ−4,5−ジメチル−1,3,2−ジオキ
サホスホール、2゜2−ジヒドロ−2,2,2−トリエ
トキシ−4,5−ジフェニル−1,3,2−ジオキサホ
スホール、2.2−ジヒドロ−2,2,2−トリメトキ
ン−4゜5−ジフェニル−1,3,2−ジオキサポスホ
ール、2.2−ジヒドロ−2−オキソ−2−メトキシ−
4,5−ジフェニル−1,3,2−ジオキサホスホール
、2,2−ノヒドロー2.2.2−)リフトキシ−1,
3,2−ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2,
2,2−トリメトキシ−4−フェニル−1,3,2−ジ
オキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2,2,1−1
−リフトキン−4−メチル−■。
3.2−ジオキサポスホール、2,2−ジヒドロ−2,
2,2−トリメトキシ−4−メチル−5−フェニルカル
バモイル−1,3,2−ジオキサホスホール、2.2.
4,5,6.7−へキサヒドロ−2,2゜2−トリメト
キシ−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール、2,2
′−オキシビス(4,5−ジメチル−2,2−ジヒドロ
−1,3,2−ジオキサホスホール)、2.2′−オキ
シビス(4,5−ジメチル−2,2−ジヒドロ−1,3
,2−ジオキサホスホ−ルー2−オキシト)などがあげ
られる。とりわけメチル 0−フ二二しンホスフエイト
、エチル0−フェニレンホスフェイトなどの低級アルキ
ル0−フェニレンホスフェイト類や2−フェニル−1,
3,2−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−オキシトが好
ましい。反応に用いる溶媒は反応を阻害しないものであ
ればよく、好ましくは前記したエーテル類、エステル類
、ハロゲン化炭化水素類。
炭化水素類、アミド類、ケトン類、ニトリル類などが単
独または混合溶媒として用いられる。とりわけ、たとえ
ばジクロロメタン、1.2−ジクロロエタン、アセトニ
トリル、酢酸エチル、ホルムアミド。
テトラヒドロフラン、ホルムアミドとアセトニトリルの
混合溶媒、ジクロロメタンとアセトニトリルの混合溶媒
などを使用すると好効果が得られる。
とりわけジクロロメタンの使用が好ましい。求核試薬A
′および有機リン化合物の使用量は化合物[X11モル
に対してそれぞれ1〜5モル、1−1゜モル、より好ま
しくはそれぞれ1〜3モル、1〜6モルである。反応は
一50〜100℃、好ましくは一35〜35℃の温度範
囲で行なわれる。反応時間は通常I分〜15時間、好ま
しくは5分〜2時間である。
反応系に有機塩基を添加してもよい。このような有機塩
基としてはたとえばトリエチルアミン、トリ(n−ブチ
ル)アミン、ジ(n−ブチル)アミン、ノイソブチルア
ミン、ジシクロヘキシルアミン、2.6−ルチジンなど
のアミン類があげられる。塩基の添加量は化合物[X1
1モルに対して1〜5モルがよい。
(3−2−3):R5がハロゲン原子の場合好ましい溶
媒は前記のエーテル類、エステル類。
ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類、アミド類、ケトン
類、ニトリル類、アルコール類、水などである。
求核試薬A′の使用量は化合物[X11モルに対して通
常1〜5モル1好ましくは1〜3モルである。
反応は0〜80℃、好ましくは20〜60 ’Cの温度
範囲で行なわれる。反応時間は通常30分〜15時間、
好ましくは1〜5時間である。反応を促進するため脱ハ
ロゲン剤の存在下に反応を行うこともできる。
このような脱ハロゲン剤としては製造法(3−1)の項
で述べた無機塩基、第3級アミン、アルキレンオキノド
類などの脱酸剤がここでもあげられるが、求核試薬A′
自身を脱ハロゲン剤として働かせてもよい。この場合に
は化合物A′を化合物[X11モルに対して2モル以上
使用する。R5で示されるハロゲン原子は塩素、臭素、
ヨウ素などであるが、好ましくはヨウ素である。R5が
ヨウ素である化合物[X]はたとえば日本国公開特許公
報昭58−57390に記載の方法またはそれに孕する
方法などを用いて容易に製造できる。
ここにあげた方法によりたとえば前記した化合物[■]
もしくは(■]を合成することができる。反応式は次に
示すとおりである。
[■] [■] 化合物[111]および[lV]は公知の方法らしくは
それに学する方法により容易に製造することができる。
また化合物[■コ、[■]を含む下記の化合物[X[]
は上記の製造法(3−1)または(3−2)の方法のほ
か、下記の製造法(3−3)の方法によっても製造する
ことができる。化合物[■]は(3−1)、(3−2)
または(3−3)の方法のほか、下記の(3−4)の方
法によっても製造することができる。
(3−3)・反応式は次のとおりである。
[式中、記号R22′は置換されていてもよい複素環基
を、記号Z、R’、R13,AおよびR3は前記と同意
義を示す] 本法はヒドロキシイミノ化合物[V]に対して一般式R
”’OHで示される化合物またはその反応性誘導体を反
応させて化合物[XI]を合成する方法であり、よく知
られたエーテル化反応である。ここでR″′が 生成物[Xl]はそれぞれ化合物[■]または[■コで
ある。R3″は置換されていてもよい炭化水素残基を示
し、このような炭化水素残基としてはR3における置換
されていてもよい炭化水素残基としてすでにあげたもの
がここでもそのままあてはめられる。R”’OHはその
ままあるいはその反応性誘導体として用いられる。R”
’OHの反応性誘導体はヒドロキシイミノ化合物[V]
の水素原子とともに離脱する基を有するR”’OHの誘
導体、すなわち一般式R”’ Yで表わされる化合物を
意味する。ここで水素原子とともに離脱する基Yはハロ
ゲン原子、スルホ基、モノ置換スルホニルオキシ基など
を示す。ハロゲン原子としては塩素、臭素。
ヨウ素などがあげられる。モノ置換スルホニルオキン基
としてはたとえばメタンスルホニルオキシ。
エタンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキン、
p−トルエンスルホニルオキシなどのC1−8アルキル
スルホニルオキシ基、Ca−+oアリールスルホニルオ
オキ基などがあげられる。また特に化合物EV]の01
−4アルキル工−テル体を製造する場合には上記の反応
性誘導体のほか、たとえばジアゾメタン、ジアゾエタン
などのC3−4ジアゾアルカノ、たとえばジメチル硫酸
、ジエチル硫酸などのノC1−4アルキル硫酸なども用
いられる。
化合物[]は製造法(3−1)で述べたアシル化反応ま
たは製造法(3−2)で述べた求核置換反応にしたがっ
て合成することができる。すなわち、それぞれ次の反応
式で示される。
また原料化合物EXIl″Jおよび[x’rム公知の方
法またはそれに亭ずろ方法により容易に合成することが
できる。化合物R”’ottおよびその反応性誘導体ら
公知の方法またはそれに準する方法により容易に合成す
ることができる。
(3−3−1):rt”’Or−tを使用する場合適当
な脱水剤を用いてヒドロキシイミノ化合物[V]と反応
させ化合物[XI]を合成する。このような目的に使用
される脱水剤としてはたとえばオキシ塩化リン、塩化チ
オニル、アゾジカルボン酸ジアルキル(通常、ホスフィ
ンとの共存で使用される)。
N、N’−ジンクロロへキシルカルボジイミドなどがあ
げられ、好ましくはトリフェニルホスフィン共存下のア
ゾジカルボン酸ジエチルである。トリフェニルホスフィ
ン共存下でアゾジカルボン酸ジエチルを用いる反応は通
常、無水の溶媒中で行なわれ、前記のエーテル類、炭化
水素類などが使用される。ヒドロキシイミノ化合物[■
]1モルに対して化合物R”’OH,アゾジカルボン酸
エチル。
トリフェニルホスフィンはいずれも1〜1.5モル用い
られる。0〜50’Cの温度範囲でI〜4日間を要する
(3−3−2):R”’Yを使用する場合R”’Yとヒ
ドロキシイミノ化合物[V]との反応は通常のエーテル
化反応であって、溶媒中で行なわれる。溶媒としては製
造法(3−1)の項であげたエーテル類、エステル類、
ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類、アミド類、ケトン
類2ニトリル類。
アルコール類、水などの溶媒もしくは混合溶媒がここで
もあげられ、好ましくは水と混合しうる溶媒と水との混
合溶媒(たとえば含水メタノール、含水エタノール、含
水アセトン、含水ジメチルスルホキッドなど)である。
本反応は適当な塩基の存在下に円滑に進行させることも
できる。このような塩基としてはたとえば炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ
金属塩。
たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアル
カリ金属水酸化物などの無機塩基があげられる。また本
反応をpH7,5〜8.5の緩衝溶液中で行なってもよ
い。原料化合物[V]1モルに対して使用する試薬fl
”’Yおよび塩基のモル数はそれぞれl〜5.1〜[0
,好ましくはそれぞれ1〜3゜I〜5である。反応温度
は一30〜100℃、好ましくは0〜80℃の範囲であ
る。反応時間はlO分〜15時間、好ましくは30分〜
5時間である。
(3−3−3):C,−、ジアゾアルカンを使用する場
合 反応は通常溶液中で行なわれる。溶液としては前記のエ
ーテル類、炭化水素類などが用いられる。
ヒドロキシイミノ化合物[V]を溶液に溶解したのち、
ジアゾアルカン化合物の溶液を加えると反応は進行する
。試薬は化合物[V]1モルに対して1〜10モル、好
ましくは1〜5モル使用する。反応は比較的低温で行な
われ−50〜20°C1好ましくは一30〜0°Cであ
る。反応時間は1分〜5時間、好ましくは10分〜1時
間である。
(3−3−4)ニジC+−aアルキル硫酸を使用する場
合 反応は通常、水もしくは水と混合しうる溶媒と水との混
合溶媒中で行なわれる。混合溶媒としては製造法(3−
3−2)であげた含水溶媒がここでもあげられる。この
反応は通常、たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ムなどのアルカリ金属水酸化物などの無機塩基の存在下
に行なわれる。
試薬は化合物[V]1モルに対して0.5〜lOモル、
好ましくは1〜2モル使用する。反応温度は20〜10
0℃、好ましくは50〜lOO°Cの範囲である。反応
時間は109〜5時間、好ましくは30分〜3時間であ
る。
(3−4’):反応式は次のとおりである。
[VI] [■] [式中、記号Z 、 T(’ 、 R” 、A 、 n
 ’ 、 R2およびR3は前記と同色義を示ずコ 不法は化合物[Vl]と一般式R’C(=S)NH,で
表わされるチオ尿素またはチオ尿素誘導体とを反応させ
て目的化合物[■]を合成する方法である。化合物[V
I]は#aのまま、塩あるいはエステルとして用いられ
る。化合物[Vl]におけるXはたとえば塩素、臭素、
ヨウ素などのハロゲン原子を示す。化合物[Vl]の塩
としては製造法(3−1)の項であげた7−アミン化合
物[[1]の塩(無機塩基塩、アンモニウム塩、育機塩
基塩、無機酸付加塩、有機酸付加塩など)がここでもあ
てはめられる。化合物[VI]のエステルとしては同じ
く製造法(3−1)の項であげた7−アミノ化合物[I
I]のエステル(C,−、アルキル”エステル、 C2
−。アルケニルエステル、 C3−+oシクロアルキル
エステル、C3−eフクロアルキルC1−6アルキルエ
ステル、 C6−1゜アリール“エステル、Ct−+t
アラルキル1エステル、ジC6−3゜アリールーメチル
エステル、トリC++−10アリール−メチルエステル
、Ct−aアルカノイルオキシC,−。
アルキルエステルなどがここでもあてはめられる。原料
化合物[VI]は一般式 x CHCOC−COOH[式中の記号は前記]1; R”   N R3 と同意義を示すコで表わされる化合物またはその塩らし
くは反応性誘導体と前記の7−アミノ化合物[II]ま
たはその塩あるいはエステルとを、製造法(3−1)で
述べた方法にしたがって反応させることにより容易に製
造することができる。
一般式XCHCOC−COOHで表わさR″  N OR’ れる化合物またはその反応性誘導体はそれ自体公知の方
法またはそれに準する方法によって容易に製造できる。
化合物[Vr]とR’C(S=)Nl−1,との反応は
通常溶媒中で行なわれる。溶媒としてはたとえばジオキ
サン、テトラヒドロフラン、ジメチルエーテルなどのエ
ーテル類、たとえばメタノール。
エタノール、n−プロパツールなどのアルコール類、ジ
メチルポルムアミド。ジメチルアセトアミドなどのアミ
ド類、などが用いられる。チオ尿素またはその誘導体R
’C(S −)NH,の使用量は化合物[Vf]に対し
て通常1〜5モル、好ましくは1〜3モルである。反応
は0〜100℃、好ましくは20〜60℃の温度範囲で
行なわれる。反応時間は通常30分〜15時間、好まし
くは1〜5時間である。
また上記した製造法(3−1)〜(3−4)により製造
される化合物[]]の置換基Rb中にヒドロキシイミノ
甚(または置換ヒドロキンイミノ基)が存在する場合(
たとえば化合物[■]、[■]など)。
化合物[[b]がノン[Z]−、アンチ[E]−異性体
の混合物として得られる場合がある。混合物から所望の
ノン異性体を分離するには自体公知の方法またはそれに
準する方法が適用される。それらの方法としてはたとえ
ば溶解性、結晶性などの差を利用した分別法、クロマト
グラフィーによる分離、エステル誘導体の加水分解速度
の差をトリ用した分離法なとがあぼられる。
製造法(4);化合物[Iコ(R’=l’t0;Roは
アミノ基の保護基を示す)の合成法 たとえば、製造法(+)で合成された7−アミノ化合物
[11]([I ]、R’=水素原子)またはその塩も
しくはエステルとアミノ基を保護する試薬とを反応させ
ることにより合成することができる。以下に具体的に例
示する。
(4−1):  RCがフタロイル基の場合フタロイル
化試薬としては無水フタル酸、ハロゲン化フタロイル(
たとえば塩化フタロイルなど)などが用いられる。反応
は一般に溶媒中で行なわれ、ハロゲン化フタロイルを用
いる場合は無水の溶媒がより好ましい。溶媒としてはた
とえばジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエー
テル、tert−ブチルメチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、エチレングリコール−ジメチルエーテルな
どのエーテル類、たとえばジクロロエタン、クロロホル
ム、四塩化炭素、トリクレン、1.2−ジクロロエタン
などのハロゲン化炭化水素類、たとえばn−ヘキサン、
ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類などが繁用され、
単独または混合溶媒として用いられる。試薬の使用量は
7−アミノ化合物[111モルに対して通常1〜3モル
、好ましくはI −1゜5モルである。反応は一80〜
150℃で行なわれうるが、無水フタル酸の場合は30
〜150°C1好ましくは708C〜140℃、ハロゲ
ン化フタロイルの場合は一80〜100℃、好ましくは
一30〜80℃の温度範囲である。
反応時間は7−アミノ化合物[11]およびフタロイル
化試薬の種類、溶媒の種類1反応層度などに依存し、通
常1分〜24時間、好ましくは10分〜4時間である。
無水フタル酸を用いた場合は副生ずる水を反応系外にと
り出すことにより反応をより効果的に行いつる場合があ
る。ハロゲン化フタロイルを用いた場合は放出されるハ
ロゲン化水素を反応系から除去する目的で脱酸剤の存在
下に反応を行うことができる。このような脱酸剤として
はたとえば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシ
ウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩基、たとえばト
リエチルアミン、トリ(n−プロピル)アミン、トリ(
n−ブチル)アミン、ジイソプロピルエチルアミン。
シクロヘキシルメチルアミン5ピリジン、ルチジン。
γ−コリノン、 N 、 N−ジメチルアニリン、N−
メチルビペジリン、N−メチルピロリジン、N−メチル
モルポリンなどの第3級アミン、たとえばプロピレンオ
キシド、エピクロルヒドリンなどのアルキレンオキシド
類などがあげられる。
(4−2):  RCが置換オキシカルボニル基の場合 置換オキシカルボニル化試薬としてはたとえば、置換オ
キシカルボニルハライド(ハロゲンとしては塩素、臭素
、ヨウ素など)、置換オキシカルボニルアジド、置換オ
キシカルボニック アンヒドリド。
置換オキシカルボニルスルフィド、置換オキシカルボニ
ル アゾライド(アゾールとしてはイミダゾール、N−
メチルイミダゾール、トリアゾール。
2−チオオキサゾリジン、2−オキソオキザゾリジンな
ど)などが用いられる。反応は一般に溶媒中で行なわれ
、無水の溶媒がより好ましい。このような溶媒としては
たとえば、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチル
エーテル、tert−ブチルメチルエーテル、ジイソプ
ロピルエーテル、エチレングリコールージメチルエーテ
ルなとのエーテル類、たとえばジクロロエタン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、トリクレン、l、2−ジクロロエ
タンなどのハロゲン化炭化水素類、たとえばアセトニト
リルなどのニトリル類、たとえばメタノール、エタノー
ル、プロパツール、ブタノールなどのアルコール類、た
とえばn−ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水
素類たとえばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、ヘキサメチルホスポラストリアミドなどのアミド
類、たとえばジメチルスルホキノドなどのスルホキシド
類などが繁用され、単独または混合溶媒として用いられ
る。置換オキシカルボニル化試薬の使用量は7−アミノ
化合物[111モルに対して通常1〜5モル、好ましく
は1〜2モルである。反応は−80〜80°C1好まし
くは一40〜50℃、最ら好ましくは−、30〜30℃
の温度範囲で行なわれる。反応時間は7−アミノ化合物
[n]および置換オキソカルボニル化試薬の種類。
溶媒の種類9反応層度などに依存し、通常1分〜48時
間−1好ましくは10分〜2時間である。置換オキンカ
ルボニル化試薬として置換オキシカルボニルハライドを
用いた場合は放出されるハロゲン化水素を反応系から除
去する目的で脱酸剤の存在下に反応を行うことができる
。このような脱酸剤としてはたとえば炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウムな
どの無機塩基。
たとえばトリエチルアミン、トリ(n−プロピル)アミ
ン、トリ(n−ブチル)アミン、ジイソプロピルエチル
アミン、シクロへキシルジメチルアミン、ピリジン、ル
チジン、γ−コリノン、 N 、 N−ジメチルアニリ
ン、N−メチルピペジリン、N−メチルピロリジン、N
−メチルモルポリンなどの第3級アミン。
たとえばプロピレンオキンド、エピクロルヒドリンなど
のアルキレンオキシド類などがあげられる。
(4−3):  RCがCe−toアリール0メチル基
、ジC6−10アリール1メヂル基、トリC6−Hアリ
ール“メチル基の場合 試薬としては通常、対応するハロゲン化物、すなわちハ
ロゲン化C8−7゜アリール′メチル、ハロゲン化ジC
O−+aアリール8メヂル、ハロゲン化トリC6−1゜
アリール“メチルか用いられ、ヨウ化物、臭化物、塩化
物か好ましい。溶媒としては(4−2)項であげた溶媒
がここでも使用される。試薬の使用量は7−アミノ化合
物[II]1モルに対して通常1〜3モル、好ましくは
1〜1.5モルである。反応は一80〜100℃、好ま
しくは一30〜70℃の温度範囲で行なわれる。反応時
間は7−アミノ化合物[11]および置換オキシカルボ
ニル化試薬の種類2溶媒の種類9反応温度などに依存し
、通常1分〜24時間。
好ましくは109〜5時間である。この反応は副生ずる
ハロゲン化水素を反応系から除去する目的で脱酸剤の存
在下に反応を行なってもよい。このような脱酸剤として
は(4−1)項であげた脱酸剤がここでもあげられる。
上記した製造法(1)〜(4)の反応ののち、要すれば
保護基の除去および精製を行うことにより本発明の目的
化合物[1]を得ることができる。以下に保護基の除去
法および精製法について説明する。
保護基除去法:前記した通りβ−ラクタムおよびペプチ
ド合成の分野ではアミノ基の保護基は充分に研究されて
いてその保護法はすでに確立されている。また、アミノ
保護基の除去法ら同様に確立されており、本発明におい
ても保護基の除去は従来の技術をそのまま利用できる。
たとえばモノハロゲノアセチル基(クロロアセチル、ブ
ロモアセチルなど)はチオ尿素により、アルコキシカル
ボニル基(メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
tert−ブトキシカルボニルなど)は酸(たとえば塩
酸など)により、アラルキルオキン力ルボニル基(ベン
ジルオキシカルボニル、p−メチルベンジルオキシカル
ボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニルなど)は
接触還元により、2,2.2−トリクロロエトキシカル
ボニルは亜鉛と酸(たとえば酢酸など)により除去する
ことができる。一方、合成中間体として化合物[I]が
エステル化されている場合もそれ自体公知の方法または
それに準する方法によってエステル残基を除去すること
ができる。
たとえば2−メチルスルホニルエチルエステルはアルカ
リにより、アラルキルエステル(ベンジルエステル、p
−メトキシベンノルエステル、p−ニトロベンノルエス
テルなど)は酸(たとえばトリフルオロ酢酸など)また
は接触還元により、2.2.2−トリクロロエチルエス
テルは亜鉛と酸(たとえば酢酸など)により、シリルエ
ステル(トリメチルシリルエステル、 tert−ブチ
ルジメチルシリルエステルなど)は水のみにより除去す
ることができる。
化合物[1]の精製法・製造法(+)〜(4)に詳記し
た各種製造法により、また要すれば上記の保護基除去法
をつづいて行うことにより反応混合物中に生成した化合
物[1]は抽出法、カラムクロマトグラフィー、沈澱法
、再結晶法などの公知の処理手段によって単離精製する
ことができる。一方、単離された化合物[[]が塩もし
くはエステルでない場合にこれを公知の方法により所望
の生理学的に受容される塩または代謝上不安定な無毒の
エステルへと変換することらできる。
セフェム化合物([1]、Z=S>のスルホキシド([
+]、Z=S−0)は化合物([11,z=s)の酸化
反応により得られる。このような酸化反応はよく知られ
た反応である。セフェム環中の硫黄原子の酸化に適した
酸化剤としてはたとえば酸素、過酸。
ヒドロパーオキシド、過酸化水素なとがあげられ、過酸
はその場で酸と過酸化物の混和によって製造することも
できる。過酸としては過酢酸、過安息香酸、p−クロル
過安息香酸などが繁用される。反応は通常、溶媒中で行
なわれる。この反応に用いられる溶媒としてはたとえば
ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル類、た
とえばジクロロメタン、クロロホルム、クロロベンゼン
などのハロゲン化炭化水素類、たとえばギ酸、酢酸、ト
リフルオロ酢酸などの有機酸類、たとえばジメチルホル
ムアミド9ジメチルアセトアミドなどのアミド類などが
あげられる。反応温度は一20〜80’Cの範囲で行な
われるが、なるべく低い温度、好ましくは一20〜20
℃で行なわれる。セフェム化合物([I]、Z=S)の
酸化に際してはS−立体配位をもつスルホキシドが主に
生成することが一般に知られている。R−およびS−ス
ルホキシドはそれらの異なる溶解性およびクロマトグラ
フィー分離に際しての異なる移動速度によって分離され
る。スルホキシドを得るための上記の酸化反応は前記製
造法(1)〜(4)の反応の前に行なってもよいし、ま
た(1)〜(4)の反応の後に行なってもよい。
(作用、効果) 化合物[■]および[■]を含む本発明の化合物[I]
は公知のペニシリン剤、セファロスポリン剤と同様に注
射剤として筋注または静注により投与できる。また特に
代謝上不安定な無毒のエステルの場合は、カプセル剤1
錠剤、′rt粒剤として経口的に投与することができる
。投与量は前記したような病原性細菌に感染した人およ
び動物の体重1kgあたり0.5〜80mg/日、より
好ましくは1〜20+ng/日を1日3〜4回に分割し
て投与すればよい。注射剤として用いられる場合の担体
は、たとえば蒸留水。
生理食塩水などが用いられ、カプセル剤、粉剤、顆粒剤
1錠剤として用いられる場合は、公知の薬学的に許容さ
れる賦形剤(たとえばデンプン、乳糖。
白糖、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムなど)、結合
剤(たとえばデンプン、アラビアゴム、カルボキシメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、結晶セ
ルロースなど)、滑沢剤(たとえばステアリン酸マグネ
ンウム、タルクなど)、破壊剤(たとえばカルボキシメ
チルセルロースカルシウム、タルクなど)と混合して用
いられる。
(実施例、参考例) 本発明はさらに下記の参考例、実施例で詳しく説明され
るが、これらの例は単なる実例であって本発明を限定す
るものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で
変化させてもよい。
参考例、実施例のカラムクロマトグラフィにおける溶出
はT L C(T hin  L ayer  Chr
omatography、  薄層クロマトグラフィ)
による観察下に行なわれた。TLC観察においては、T
LCプレートとしてメルク(Merck)社製のBOF
t54を、展開溶媒としてはカラムクロマトグラフィで
溶出溶媒として用いられた溶媒を、検出法としてUV検
出器を採用した。カラム用シリカゲ°ルは同じくメルク
社製のキーゼルゲル60 (230〜400メツシユ)
を用いた。“セファデックス”はファルマシア・ファイ
ン・ケミカルズ社(Pharmacia  Fine 
 Chemicats)製である。XAD−I[樹脂は
ローム・アンド・ハース社製CRohm  &  Ha
as  Co、 )製である。NMI”tスペクトルは
内部または外部基準としてテトラメチルシランを用いて
X L −100A (100MI−1z)、EM36
0(60MHz)、EM390(90MHz)またはT
。、(60MH2)型スペクトロメーターで測定し、全
δ値をppmで示した。混合溶媒において()内に示し
た数値は各溶媒の容量混合比である。
また溶液における%は溶液100m1中のg数を表わす
また参考例、実施例中の記号は次のような意味である。
S   :シングレット(singlet)j   :
ダブレット(doublei)t   ;トリブレット
(triplet)q   :クヮルテット(quar
tet)ABQ  :AB型クりルテット(A B  
tyI)eq1+artet) d、d:ダブル ダブレット(doublednuhl
o+) m   :マルチプレット(mult 1plet)b
r、   ニブロード(broad)J   ;カップ
リング定数(couplingconstant) H2:ヘルッ(Herz) mg:ミリグラム(+n1ll igram)g   
;グラム(gram) ml   :ミリリーター(milliliter)Q
    :リークー(liter) %   ;パーセント(percent)D M S 
Oニジメチルスルホキシド(dimethYlsulf
oxide) D、0 :重水 C’DCIj:重クロロホルム 参考例1 7β−[2−(2−クロロアセトアミドデアゾール−4
−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−
3−(3−オキソブチリルオキシメチル)−3−セフェ
ム−4−カルボン酸。
7β−アミノ−3−(3−才キソブチリルオキツメチル
)−3−セフェム−4−カルホン酸157gをテトラヒ
ドロフラン500+nlと水50(1mlの、混合液に
懸蜀さU・、かきまぜながら炭酸水素ナトリウムI41
g  を少噴づつ加える。ついで5°Cて攪拌しなから
2−(2−クロロアセトアミドチアゾール−4−イル)
−2(Z)−メトキンイミノアセチルクロライド・塩酸
塩150gを20分間で加え、同温度で反応液をさらに
1時間かきまぜる。反応終了後10%塩酸でplT3.
0としたのち、反応液を酢酸エチル−テトラヒドロフラ
ン(1:I)の混合夜番1f!で2回抽出する。抽出液
を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去
し、得られた無色粉末を酢酸エチル200m1で洗浄後
ろ取すると標記化合物253gが得られる。
元素分析値:Ctol−1toCINaOeSzとして
、計算値(%):C,41,85;  H13,51;
  N、12.20゜実測値(%)・C,41J9. 
 H,3,57,N、11.94゜I n7.へ’) 
トルv KB’cm−’;1780.1740.170
0゜ma× +655.1540. +410゜ NMRスペクトル(d、−DMSO)δ:2.20(3
11,s)。
3.45と3.68(2)1.ABQ、  J= 1l
z)、3.65(211,s)。
3.92(3H,s)、 4.38(2H,s)、 4
.79と5.09(2H,ABQ。
J=13tlz)、  5.18(111,d、 J=
5Hz)、 5.85(III、d、d、J=511z
と8Hz)、 7.44(IH,s)、 9.66(I
H,d、J=8)1z)。
t2.85(ltl、br、s)。
参考例2 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸。
7β−2−[2−(クロロアセトアミドチアゾール−4
−イル)−2−(Z)−メトキシイミノアセトアミド]
−3−(3−オキソブチリルオキシメチル)−3−セフ
ェム−4−カルボン酸150gをテトラヒドロフラン−
水(1:I)の混合液500n+lに溶解後N−メチル
ジチオカルバミン酸ナトリウム51gを加え、20℃で
3時間かきまぜる。反応液に酢酸エチル200 mlを
加え、有機層を除去し水層を10%塩酸で1)H4にす
ると油状物が析出する。これをテトラヒドロフラン−酢
酸エチル(1:1)の混合液11!で抽出し、さらに水
層を1−ブタノール200m1で抽出する。抽出液を無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去する。
残留物に酢酸エチル200m1を加えてかきまぜ、析出
した結晶をろ取すると標記化合物90gが得られる。
元素分析値:C7J(+eNsOa Stとして、計算
値(%):C,42,19: I(,4,30; N、
13.55゜実測値(%):C,41,94; H,4
,11,N、13.59゜KBr  −+。
Inスペクトルv    cm  、1770.171
0.1620゜flaX H520゜ N M Rスペクトル(da  D M S O)δ:
2,20(311,S)。
3.43と3.65(211,ABQl= 1811z
)、 3.63(211,s)、 3゜86(311,
s)、 4.78と5.06 (2H,ABQ、J=1
31!z)、 5.14(Ill、(1,J=5112
)、 5.79(III、d、d、J=511zと81
1z)、6゜73(III、s)、 7.17(211
,br、s)、 9.56(111,d、J=8Hz)
参考例3 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−エトキノイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸。
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
エトキシイミノ酢酸23gをジメチルホルムアミド10
0m1にとかし、■−ヒドロキシベンゾトリアゾール1
5gとジシクロへキシルカルボジイミド20゜6gを加
えて20℃で1.5時間かきまぜる。不溶物をろ去後、
ろ液を7β−アミノ−3−(3−オキソブチリルオキシ
メチル)−3−セフェム−4−カルボン酸31gとトリ
エチルアミン28m1のジメチルホルムアミド100m
1溶液に水冷下で加える。反応液を20℃で3時間かき
まぜたのちジエチルエーテル500m1を加え、析出固
型物をろ取する。これを水100m1に溶解後10%塩
酸でpH3,0としたのち、メチルエチルケトン各20
0m1で2回抽出する。抽出液を水洗し無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し得られた固型物を
酢酸エチルで洗浄すると標記化合物31gが得られる。
KBr−宜。
IRスペクトルv    cm  、17g0.172
0,1660゜aX NMRスペクトル(do  DMSO)δ: 1.30
 (311,t。
J=7,511z)、  2.25(311,s)、 
 3.45−3.65(411,m)、  4.20(
2+1.4.J=7.5112)、 4.70 と5.
10(2+1.ABQ、J= 1811z)。
5.25(2+1.d、J=5+1z)、 5.90(
III、d、cl;J=511zと811z)、  6
.90 (lit、s)、7.20−7.80(2+1
.br、s)、 9.80(lit。
d、 J = 7.511z)。
参考例4 7β−[2−(5−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2(Z
)−メトキンイミノアセトアミドコ−3−(3−オキツ
ブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カルボン
酸。
2− (5−tert−ブトキシカルボニルアミノ=1
.2.4−チアジアゾール−3−イル)−2(Z)−メ
トキシイミノ酢酸302mgを4mlのジクロルメタン
に加え、ついで208mgの五塩化リンを加えて水冷下
15分かきまぜ、溶媒を減圧下に留去し、残留物にヘキ
サンを加えて再び減圧下に乾固し、残留物をジクロルメ
タンに溶かす。この液を7β〜アミノ−3へ(3−オキ
ツブチリルオキシメチル)=3−セフェム−4−カルボ
ン酸300mgおよびトリエチルアミン0.6mlを5
mlのジメチルアセトアミド2に溶かした液に加え、水
冷下に30分間かきまぜる。反応液にリン酸1gを水1
0m1に溶かして加え、メチルエチルケトン(10ml
)で抽出し、抽出液を水洗後硫酸マグネシウムで乾燥す
る。溶媒を減圧下に留去し残留物に酢酸エチルを加えて
再び留去し、390mgの標記の化合物を得る。
KBr  −+。
rnスペクトルv    cm  、29g0.294
0. L”/80゜aX 1715、1540.1370.1245.1150.
1040.855゜NMRスペクトル(d、−DMSO
)δ: 1.56(9H,s)。
2.20(3H,s)、 3.43と3.70(211
,ABq、J=L811z)、 3゜65(2H,s)
、  4.00(3H,s)、  4.80  と 5
.12  (2+1.ABq、)=1211z)、 5
.18(III、d、J=4.511z)、 5.88
(ill、d、d、J= 9Hzと4.5Hz)、  
9.63(LH,d、J=9Hz)。
参考例5 1)7β−C2−C5−クロロ−2−クロロアセトアミ
ドチアゾール−4−イル)−2(Z)−メトキシイミノ
アセトアミド]−3−(3−オキツブチリルオキシメチ
ル)−3−セフェム−4−カルボン酸。
2−(5−クロロ−2−クロロアセトアミドチアゾール
−4−イル)−2(Z)−メトキシイミノ酢酸2.39
gを50m1のジクロロメタンに加え、  −5°から
一8℃に冷却しつつ五塩化リン2.13gを加えて45
分間かきまぜる。反応液に合計150m1のヘキサンを
30m1ずつ加え、沈澱する暗色油状物をわけ取り、さ
らにヘキサンで洗浄して祖な対応するクロリドを得る。
重炭酸ナトリウム2.06gを15m1の水に溶かした
液に7β−アミノ−1−(3−オキツブチリルオキシメ
チル)−3−セフェム−4−カルボン酸2.06gを1
5m1のテトラヒドロフランに溶かした液を加え、つい
で上記のクロリドを内温を0−3°に保ちながら加える
。加え終ってから1時間5℃以下で、さらに1時間室温
でかきまぜたのちメチルエチルケトン50m1を加え、
濃塩酸で酸性とし、有機層を分岐して取る。水層をメチ
ルエチルケトンで抽出し、有機層と抽出液とを合わせて
(+1〔水硫酸ナトリウムで乾爆したの九溶Wを減圧留
去すると2.94gの標記の化合物が淡橙色粉末として
得られる。
NMRスペクトル(CDC1,+d6−DMSO)δ:
2.23(3H,s)、 3.24−3.73(2H,
m)、 3.50(2H,s)、 4゜0f(3H,S
)、4.21(211,3)、 4.91と5.18(
2+1.ABQj=13Hz)、 5.05(IH,d
、J=4.511z)、 5.88C111,d、d、
J=4゜5Hzと9Hz)、  6.43(2H,br
、s)、 8.79(it(、d、J=9Hz)。
1i)7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾー
ル−4−イル)−2〜(Z)−メトキシイミノアセトア
ミド]−3−(3−オキツブチリルオキシメチル)−3
−セフェム−4−カルボン酸。
7β−[2−(5−クロロ−2−クロロアセトアミドチ
アゾール−4−イル)−2(Z)−メトキンイミノアセ
トアミド]−3−(3−オキツブチリルオキシメチル)
−3−セフェム−4−カルボン酸2゜94gを水13m
1とテトラヒドロフラン13m1七の混液にとかし、ナ
トリウム N−メチルジチオカーバメート計1.15g
を3回にわけて加えつつ、室温で3時間かきまぜる。反
応液に酢酸エチルを加え酢酸エチル層を分液してすてる
。ついで水層を濃塩酸で酸性にし、200m1のメチル
エチルケトンで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄したのち
無水硫酸ナトリウムで乾燥し溶媒を留去すると、2.2
8gの標記化合物か得られろ。
NM Rスペクトル(de  D M S O+ CD
 CI3)δ:2.2[311,s)、 3.3−3.
75  (211,m)、 3.57(2+1.s)、
 3゜90(211,s)、 4.81と5.09(2
tl、ABQ、J= 1311z)、 5.07(l1
1.d、  J=511z)、  5.77(IH,d
、d、  J=5+1zと9tlz)、  7゜10(
211,br、s)、 9.46(ill、d、J=9
11z)。
参考例6 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−(1−tert−ブトキシカルボニル−1−メ
チルエトキンイミノ)アセトアミド]−3−(3−オキ
ソブチリルオキツメチル)−3−セフェム−4−カルボ
ン酸。
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z) 
 (+−tert−ブトキシカルボニル−1−メチルエ
トキンイミノ)酢酸12gをN、N−ジメチルホルムア
ミド60m1に溶解し、l−ヒドロキシベンシト7リア
ゾール5.86gとジシクロへキシルカルボジイミド7
.5gを加え室温で30分間攪拌する。不溶物をろ去し
たのちる液を7β−アミノ−3−(3−オキソブチリル
オキシメチル)−3−セフェム−4=力ルボン酸11g
とトリエチルアミン10m1とのN。
N−ジメチルホルムアミド!i%局液30m1中に加え
て室温で6時間攪拌する。不溶物をろ去しろ液にジエチ
ルエーテル1.32を加えて、しばらく攪拌し上澄のエ
ーテル層を除く。残渣を水に溶解したのちI N−HC
lでpH3〜4に調節し、メチルエテルケトン(1g)
で抽出する。有機層を飽和食塩水で洗浄したのち無水硫
酸マグネシウム上で乾燥し、ついで減圧下溶媒を留去し
、残渣にn−ヘキサンを加えて固化させて粉末をろ取す
ると標記化合物IL7gを得る。
IRスペクトルvKBrcm−’: 1780.172
0.1660゜n+ax 1530゜ NMRスペクトル(d、−DMSO)δ:  1.42
(s、15II)、  2.20(s、3tl)、 3
.4−3.7(m、411)、 4.70と5.10(
AI3q、J=14Hz、2H)、 5.19(d、J
=4.5Hz、1)l)、 5.82(d、d。
J=4.511z、J=811z、l11)、  6.
73(s、IH)、 7.19(br、s、2it)、
  9.29(d、J=8tlz、III)。
参考例7 7β−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2(Z)−メトキンイミノアセトアミ
ド]−3−(3−オキツブチリルオキシメチル)−3−
セフェム−4−カルボン酸トリフルオロ酢酸50m1を
水冷下にかきまぜながら、これに7−[2−(5−te
rt−ブチルオキシカルボニルアミノ−1,2,4−チ
アジアゾール−3−イル)−2(Z)−メトキンイミノ
アセトアミド−3−(3−オキソブチリルオキシメチル
)−3−セフェム−4−カルボン酸13gを添加する。
冷浴をはずし、30分間かきまぜたのち、減圧下にトリ
フルオロ酢酸を留去する。残渣に酢酸エチル100m1
を加え、減圧下に酢酸エチルを留去したのちエチルエー
テル100m1を加え、粉末をほぐしてろ取し、標記化
合物10gを得る。
IRスペクトルvKBrcm−’: 1770.173
0.1700゜ax 1680.1520,1400,1180,1140,
1040゜NMRスペクトル(da  DMSO)δ:
  2.20(311,S)、 3.43および3.6
4(211,ABq、J= 18Hz)、 3.64(
2H,s)。
3.93(3H,s)、 4.77および5.07(2
H,ABq、J= 1211z)。
5.14(IH,d、J=4.8Hz)、  5.82
(1tLd、d、J=4.81fzと8Hz)、 8.
00−9.00(2H,br、s)、  9.53(l
tl、d、J=8Hz)。
参考例8 7β−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3=
ヒドロキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸 ト
リエチルアミン塩。
7β−アミノ−3−ヒドロキシメチル−3−セフェム−
4−カルボン酸2.37gを水15m1に懸濁し、水冷
下にかき混ぜながらトリエチルアミン3mlを加え、つ
いで重炭酸ジ(tert−ブチル)4.5gおよびジオ
キサン15m1を加える。室温で16時間かき混ぜたの
ち重炭酸ジ(tert−ブチル)2.18gおよびトリ
エチルアミン1.4mlを追加する。室温でさらに16
時間かき混ぜたのち反応液に水と酢酸エチルを加えて水
層を分取する。分取した水層を0℃に冷却し、希塩酸で
pH2にしたのち酢酸エチルで抽出する。抽出液を食塩
水で洗浄し、無水硫酸マグネ7ウムで乾燥したのちトリ
エチルアミン2.9mlをジクロロメタン50m1に溶
かし、冷却した溶液に注ぐ。減圧下に溶媒を留去し、残
留物をテンケーク−中で減圧下に乾燥すると標記化合物
が黄色泡状物として3.18g得られる。
rRスペクトルシKBrcm−’: 3300(br、
)、 1770゜ax 1710゜1600゜ N M nスペクトル(d、−DMSO)δ:  1.
13(9H,t)、 1.39(911,s)、 2.
93(611,q、J=7Hz)、 3.38(211
,ABQ。
J= 1811z)、 4.08(211,ABq、J
= 12tlz)、 4.87(Ill、d、J=51
1z)、 5.26(lit、d、d、J=5Hz、9
Hz)、 7.74(lft、d、J=911z)。
参考例9 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)=2
(Z)−メトキンイミノアセトアミド]−3−ヒドロキ
シメチル−3−セフェム−4−カルボン酸。
7β−アミノ−3−ヒドロキシメチル−3−セフェム−
4−カルボン酸16.97gを水400m1とテトラヒ
ドロフラン400m1の混液にF、% Eし、水冷下に
かき混ぜながら炭酸水素ナトリウム27.72gを加え
る。ついで2−(2−クロロアセトアミドチアゾール−
4−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセチルクロラ
イド 塩酸塩29.4gを徐々に加えて30分間かき混
ぜる。反応液に水150m1と酢酸エチル200m1を
加えて分液し、分取した水層を水冷下にIN塩酸でpH
7に調整する。室温でかき混ぜながら、N−メチルノチ
オカルバミン酸ナトリウム18゜9gを徐々に加えてさ
らに3時間かき混ぜろ。反応液を酢酸エチル300m1
で洗浄したのち70m1に濃縮し、つぎにカラムクロマ
トグラフィー(XAD−219を用い水で溶出)で精製
する。溶出液を100m1に濃縮し、水冷下に4N塩酸
でp)12.5に調整して析出する結晶をろ取する。水
100m1.酢酸エチル50m1およびテトラヒドロフ
ラン50m1で順次洗浄したのち減圧下に乾燥すると標
記化合物が19.3g得られる。融点200−210℃
(分解)。
元素分析値: Cl 4 HIs N s O@S x
・l/2I(、Oとして。
計算値(%):C,39,81; H,3,82,N、
16.5g。
実測値(%):C,39,73; I−I、3.74.
 N、1B、39゜IRnスペクトルKBram−’:
 3330.3250.2930゜aX 1760.1655゜ NMnスペクトル(d、−DMSO)δ:  3.55
(2H,S)、  3.84(311,s)、 4.2
5(21+、s)、  5.08(LH,d、J=51
1z)。
5.75(IH,d、d、J=511z、8tlz)、
  6.73(ltl、s)、  7.16(2H,s
)、  9.55(1B、d、J=8Hz)。
トリ(n−ブチル)アミン185mgをメタノール15
m1に溶かし、−20℃に冷却してかき混ぜながら上記
の結晶422mgを加える。減圧下にメタノールを留去
し、残留物に乾燥したジクロロメタンを加えて再び留去
したのちデシケータ−中で減圧下に乾燥することにより
標記化合物のトリ(n−ブチル)アミン塩を得る。
参考例10 7−ニトキシカルボニルメチルチオー5−メチル−[1
,2,4コトリアゾロ[1,5−a]ピリミジン。
チオグリコール酸エチル1.2gを乾燥したエタノール
30m1に溶かし、氷水冷却下に水素化ナトリウム40
0mg(油性60%)を加えて10分間かき混ぜる。
つぎに7−クロロ−5−メチル−[1,2,4コトリア
ゾロ[1,5−a]ピリミジン1.7gと乾燥したジク
ロロメタン10m1を加えて16時間かき混ぜたのち反
応液に水とジクロロメタンを加えて分液する。分取した
有機層を食塩水で洗浄したのち無水炭酸カリウム上で乾
燥する。減圧下に溶媒を留去し、残留物をカラムクロマ
トグラフィー(シリカゲル40gを用い酢酸エチルで展
開、溶出)で精製すると標記化合物が無色粉末として2
.2g得られる。
元素分析値: C1o H+ t N −Ot Sとし
て。
計算値(%):C,47,61,H,4,79,N、2
2.21゜実測値(%):C,47,65; H,4,
73; N、22.19゜NMnスペクトル(、CD 
CI3)δ:  t、2y(3H,t)、 2゜67(
311,s)、 3.97(2H,s)、 4.24(
21+、q、J=711z)、 6.90(18,s)
、 8.42(LH,s)。
参考例11 7−メドキシー5−メチル−[+ 、2.4コトリア1
rl−1rIC;−^]し′I+2.−g−1ナトリウ
ムメトキシドの28%メタノール溶液2゜52gを乾燥
したメタノール50m1で希釈し、室温で7−クロロ−
5−メチル−[1,2,4コトリアゾロ[1,5−a]
ピリミジン2.OOgを加えて30分間かき混ぜる。減
圧下に溶媒を留去し残留物に水を加えてシクロロメタン
で2回抽出する。抽出液を合わせて食塩水で洗浄したの
ち無水炭酸カリウム上で乾燥する。減圧下に溶媒を留去
すると標記化合物が無色結晶として1.69g得られる
元素分析値:C;7H,N、Oとして。
計算値(%):C,51,21; H,4,91,N、
34.13゜実測値(%):C,51,22,I−1,
4,9g、 N、34.05゜IRスペクトルvKBr
cm−’: 3130.1635.1626゜aX NMnスペクトル(CDCIJδ:  2.67(31
1,s)、 4゜24(3H1s)、 6.33(Il
l、s)、 8.38(lit、s)。
参考例12 6−ニトキンカルボニルメチルチオー[1,2゜4]ト
リアゾロ[4,3−b]ピリダジン。
チオグリコール酸エチル1.2gを乾燥したエタノール
30m1に溶かし、氷水冷却下に水素化ナトリウム40
0mg(油性60%)を加えて10分間かき混ぜる。
つぎに6−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3
−b]ピリダジン1.55gを加えて室温で67時間か
き混ぜたのち反応液に水を加え、クロロホルムで2回抽
出する。抽出液を合わせて食塩水で洗浄したのち無水炭
酸カリウム上で乾燥する。減圧下に溶媒を留去し、残留
物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル40gを用
い酢酸エチルで展開、溶出)で精製すると標記化合物が
融点130−133℃の無色結晶として1.93g得ら
れる。
元素分析値:C,H,。N、Otsとして。
計算値(%):C,45,37: H,4,23; N
 、23.釘。
実測値(%):C,45,45; H,4,25,N、
2:(,71゜IRスペクトルvKBrcm−’: 3
140.3090.3035゜1IaX 2985、2925.1720゜ NMnスペクトル(CDCl2)δ:  1,39(3
H,tj=7.511z)、 4.28(2H,s)、
 4.54(2tl、Q、J=7.5Hz)、 7.4
4(lIl、d、J=lOH2)、 8.49(LH,
dj=lOH2)、 9.57(IH。
S)。
参考例13 6−(2−ヒドロキシエチルチオ)[1,2,4]トリ
アゾロ[4,3−b]ピリダジン。
参η例12と同様にして標記化合物を得る。
Irt71.ベクトルvKBrcm−’: 3235.
3035.3080゜aX 2880゜ NMnスペクトル(CD Ci、−d、−D M S 
O)δ:3.47(211,t、J= all之)、 
3.95(2[1,d、t、J=5.5Hz、611z
)。
4.97(ill、t、J=5.511z)、 7.0
8(ill、d、J=lO[1z)、 8゜07(II
I、dj= 1011z)、 9.22(III、s)
参考例14 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド
]−3−ヒドロキシメチル−3−セフェム−4−カルボ
ン酸トリブチルアミン塩1)  7−アミノ−3−アセ
トキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸5.44
gを水冷攪拌下、lN−NaOH40−に溶解し、0〜
5℃で1時間攪拌する。この反応液にアセトン40dを
加え、同温度で2−(5−アミノ−1,2,4−チアジ
アゾール−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノ酢酸
クロリド塩酸塩5,2gを加え、1時間撹拌する。
減圧下アセトンを留去し、残液をMCI −C;elC
HP 20 Pを用いるカラムクロマトグラフィーに付
し、水で溶出する。目的物を含む分画を合わせ減圧下溶
媒を濃縮し、残液を凍結乾燥すると標記化合物のナトリ
ウム塩4.3gを得る。
NMrtスペクトル(d、−DMSO)δ:  3.9
0(3H,S)、 3.83と4.21(211,AB
Q、J=1311z)、 4.90(IH,d、J=4
゜5Hz)、  5.59(ill、d、d、J=91
1zと4.5Hz)、  8.11(211,br。
s)、  9.42(Ift、d、J=911z)。
2) ナトリウム塩3.1gを水20滅に溶解し、水冷
下層塩酸を滴下し、酸性にする。テトラヒドロフランー
メチルエチルケトン(1:l)混液で抽出し、有機層を
合イつせ飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム上
で乾燥、ろ退役、ろ液にトリブチルアミン2−を加え、
減圧下溶媒を留去し残渣にエチルエーテルIO戒を加え
粉末化すると標記の化合物が淡黄色粉末として4.5g
得る。
NMRスペクトル(do  DMSO)δ:  fl、
91(9[(、L。
J=711z)、 1.1−1.9(1211,m)、
 2.8−3.1(611,m)、 3.47(21!
、br、s)、 3.92(311,s)、 4.18
(211,br、s)、 5.02(IIt、d、J=
4.511z)、 5.71(IH,d、d、J=4.
5Hz、911z)、 8゜13(2+1.br、S)
、 9.4KLII、d、J=9112)。
参考例15 6−シメチルアミノ[+ 、2.4]トリアゾロ[1゜
5−b]ピリダノン 6=クロロ[+、2.4コトリアゾロ[1,5−b]ピ
リダジン0.9gをエタノール溶液雁に溶解、この溶液
に7.2%ジメチルアミン−エタノール溶液10dを加
え、室温で24時間攪拌する。減圧下溶媒を留去、残渣
を塩化メヂレンに溶解し、水。
飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウム上で乾燥後減
圧上溶媒を留去すると無色結晶として標記の化合物0.
82gを得る。
NMRスペクトル(CD C1,)δ:  3.17(
611,s)、 7゜04(rH,d、J=LQ11z
)、 7.84(Ill、d、J=IQIrz)、 L
2(1(IH,s)。
参考例16 ローメチル[1,2,4])リアゾロ[1,5−b]ピ
リダジン 3−アミノ−6−メチルピリダジンを用い、ニス・ボラ
フク(S、 Po1anc)らの方法[ツヤ−ナル・オ
ブ・オルガニック・ケミストリー(J、Org、Che
m、)39巻、2+43頁(1974年)コに準じ標記
の化合物を得る。
NMRスペクトル(CD C13)δ:  2.70(
3H,s)、 ?。
29(IIl、d、J=I011z)、 8.05(l
it、d、J=1011z)、 L43(IIf 、 
s )。
実施例1 7β−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミドコ−3−[(5−
メヂルー[1,2,4コトリアゾロ[1,5−aコピリ
ジニウム−1−イル)メチルコー3−セフェム=4−カ
ルボキシレート。
7β−E2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸1.8g、 5−メチル−[1,2,4コートリ
アゾロ[1,5−aコピリジン1.34g、 ヨウ化ナ
トリウム2.2gを50%含水アセトニトリル40m1
に婉mu  l     l’n 〜IJI”(’ −
り 9 n”e目’1 u緑1’l’ +2!    
’bb−十* ’7L    r=応液をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーに付し、アセトン、含水アセト
ンで順次溶出させ、目的物を含む分画を合わせて減圧下
に濃縮する。ついで残渣をMCIゲルC)IP20P(
三菱化成、150〜300μ)カラムクロマトグラフィ
ーに付し、水、含水アルコールで順次溶出さけ、目的物
を含む分画を合わせて減圧下に濃縮し、残渣を凍結乾燥
すると標記化合物を得る。
IRスペクトルvKBrcm−’: 1770.167
0.1610゜ax 1530゜ NMrlスペクトル(da−DMSO)δ:  2.8
6(3H,S)、 3.11(2Hx l/2.ABq
の半分、J= 1811z)、 3.80(3H。
s)、  4.95(III、d、J=4.511z)
、  5.30と5.52(211,ABq。
J=14Hz)、 5.60(IH,d、d、J=4.
511z、J=811z)、 6゜68(III、s)
、 7.13(211,br、s)、 7.52−7.
80(III、m)。
F3.12−8.42(IH,n+)、 L62−8.
8に11(、m)、 9.45(III。
d、J=8Hz)、 9.80(III、s)。
元素分析値: Ct 1Ht。N s Os S 2・
9/2H,Oとして。
計算値(%):C,41,37; H,4,79,N、
18.38゜実測値(%):C,41,45; Il、
4.93; N、17.77゜実施例2 7β−E2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミトコ−3−[([1
,2,/IミコリアゾロCI、5−aコビリノニウム=
1−イル)メチル]−3−セフェムー4−カルボキンレ
ート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キソブヂリルオキシメチル)−3−セフェム−・1−カ
ルボン酸と[1,2,4]トリアゾロ[I、5−a]ピ
リジンとを用い実施例1と同様にすると標記化合物を得
る。
r RスペクトルシKBrcm−電: 1770.16
70.1650゜aX 161−0.1,535゜ NMRスペクトル(do  D M S O、D x 
O)δ:3.0(lと3.34(2H,ABq、J=1
111)Iz)、  3.83(3H,s)、  5゜
00(III、d、J=4.511z)、 5.5−5
.25(21,m)、 5.63CIH。
d、J=4.511z)、 6.69(18,s)、 
 7.6−7.9(IH,m)、 8゜2−L5(II
I、m)、 L7−8.9(fil、m)、 9.29
(IH,dj=711z)、  9.67(IH,S)
元素分析値:CtoH+eNsO5Sz” 5820と
して。
計算値(%):C,39,73; r−t、4.67;
 N、1111.53゜実測値(%):C,39,81
; H,4,18; N、18.57゜実施例3 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミトコ−3−[(6−
メチル−[1,2,41トリアゾC7[1,5−ミコピ
リジニウム−1−イル)メチル]−3−セフェム=4−
カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミトコ−3−(3−オ
キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と6−メチル−[+、2.4]トリアゾロ[1,
5−a]ビビリンとを用い実施例Iと同様にすると標記
化合物を得る。
【RスペクトルvKBram−’: 1770.167
0.1610゜ax 1535゜ NMRスペクトル(de−DMSO)δ:  2,3g
(311,3)、 3.09(211X 1/2.AB
(]の半分、J=111111z)、 3.80(31
f。
s)、 4.99(ill、d、ノー4.5+1z)、
  5.25と5.48(2H,ABQ。
J=1411z)、 5.61(111,d、d、J=
4.51!z、J=811z)、 6゜68(III、
s)、  7.14(211,br、s)、  8.2
1(III、d、ノー9112)。
8.82(III、d、J−911z)、 9.21(
lll、s)、 9.48(III、d。
J=811z)、  9.72(IH,s)。
元素分析値:Ct+HtoNsO5St・9/2HtO
として。
計算値(%):C,41,37; H,4,79: N
、IL3g。
実測値(%):C,40,92,H,4,75,N、1
8.55゜実施例4 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミトコ−3−[(7−
メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1;5−aコピリ
ジニウム−1−イル)メチルノー3−セフェムー4−カ
ルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と7−メチル−[+、2,4.])す7 °f 
r′7r  l    C=  −ッ1 し’++;ブ
 ’/J−メ−rn  h’t’ bk、 /li+I
  l  l−IB様にすると標記化合物を得る。
IRスペクトルシKBrcm−’: 1770.167
0.1620゜ax 1530゜ NMRスペクトル(do  DMSO)δ:  2.6
3(311,s)、 3.17(211x l/2.A
Bqの半分、J= 1811z)、 3.81(3H。
s)、 5.01(lit、d、J=4.5Hz)、 
5.1−5.5(211,m)、 5゜61(2H,d
、d、J=4.5tlz、J=811z)、 6.70
(ill、s)、 7゜16(211,br、s)、 
7.52−7.72(III、m)、 8’、6−8.
78(IH。
m)、 9.01(Ill、d、J=7Hz)、 9.
4KII(、d、J=811z)。
9.72(Hl、s)。
元素分析値:C□H7゜N a Os S t・5H,
Oとして。
計算値(%):C,40,77; H,4,89: N
、18:11゜実測値(%):C,40,9g、 H,
4,94; N、1g、30゜実施例5 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(8−
メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−ミコピリ
ジニウム−1−イル)メチルコー3−セフェムー4−カ
ルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミドコ−3−(3−オ
キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と8−メチル−[1,2,4コトリアゾロ[1,
5−a]ピリジンとを用い、実施例1と同様にすると標
記化合物を得る。
IRスペクトルvKBrcm−’: 1770.167
0.1620゜ax 1535゜ 元素分析値:CvlH*oNsOsSv・5HtOとし
て。
計算値(%):C,40,77; H,4,89,N、
18.11゜実測値(%):C,40,87; H,5
,11: N、18.09゜実施例6 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[([1
,2,4コトリアゾロ[4,3−a]ピリジニウム=■
−イル)メチルコー3−セフェムー4−カルボキシレー
ト。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と[1,2,4])リアゾロ[4,3−a]ピリ
ジンとを用い実施例1と同様にすると標記化合物を得る
IRスペクトル!/KBrcm−’+ 1770.16
70.1615゜ay 1525゜ NMRスペクトル(da  DMSO)δ:  3.1
7と3.45(2tl、ABq、J= 18t(z)、
 3.80(311,s)、 4.96(lIl、d、
J=4.511z)、  5.45と5.86(2H,
ABq、J= 15Hz)、  5.60(LH,d、
d、J=4.5Hz、J=8Hz)、 6.67(IH
,s)、 7.13(2H,br、s)、 7.46−
7.73(IH,m)、 8.0−8.35(IH,m
)。
8.85−9.14(2H,m)、 9.45(LH,
d、J=8Hz)、 9.83(IH,s)。
元素分析値:C2゜HtsNaOsSt・7/2H10
として。
計算値(%):C,41,59; H,4,36,N、
19.40゜実測値(%):C,41,74,H,4,
46: N、19.10゜実施例7 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(3−
メチル−[1,,2,4])リアゾロ[4,3−aコビ
リジニウム−1−および2−イル)メチルコ、−3−セ
フェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と3−メチル−[+、2.4コトリアゾロ[4,
3−a]ピリジンとを用い実施例1と同様にすると標記
化合物を2:1の混合物として得る。
tnスペクトルvKBrcm−’: 1770.166
5.1610゜ax 1520゜ NMI’lスペクトル(d、−DMSO)δ:  2.
68(311X1/3.s)、  2.83(311X
2/3.s)、  3.13と3.48(2H,ABQ
J=18Hz)、 3.80C3Hx2/3.s)、 
3.83C3Hxl/3)。
4.98(ill、d、J=4.51(Z)、  5.
43と5.61(21+、ABQ、J=14Hz)、 
5.64(IH,d、dj=4.511z、J=811
z)、 6.69(1HX2/3.s)、  6.72
(NIX2/3.s)、  7.16(2](、br、
s)。
7.377.76(III、m)、  7.8−8.4
(III、n+)、  8.64−9.14(2t1.
m)、  9.45(It(X 2/3.d、J=81
1z)、  9.49(lllx 1/3゜d 、 J
 = 811z)。
元素分析値:02+I(toNaosst・3HtOと
して。
計算値(%):C,43,29; H,4,50; N
、19.23゜実測値(%):C,43,48; H,
4,33,N、19.30゜実施例8 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[([1
,2,3]トリアゾロ[1,5−a]ピリジニウム−2
−イル)メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレー
ト。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と[1,2,3]トリアゾロ[l、5−a]ピリ
ジンとを用い実施N1と同様にすると標記化合物を得る
rRスペクトルvKB’ cm−’: 1770.17
61)、 1670゜ax 1600、1525゜ NMRスペクトル(da  D M S O−D t 
O)δ:3.15と3.46(2H,ABQ、J=18
H2)、  3.86(3H,s)、  5゜02(I
H,d、J=4.511z)、 5.3−5.72(2
11,m)、 5.90(IH。
d、J=4.511z)、 6.74(LH,s)、 
7.06−7.27(LH,m)。
7.3−7.5(IH,m)、 7.84−8.06(
1tLm)、 8−19(LH,s)。
8.94−9.08(1!I、m)。
元素分析値:C7゜I(+eN@0sSt・9/2H1
Oとして。
計算値(%):C,40,33; H,4,51: N
、18.810実測値(%):C,40,45,)(、
IS、o!); N、L8.29゜実施例9 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(5−
メチル−[+ 、2.3]トリアゾC7[1,5−a]
ピリジニウム−2−イル)メチル]−3−セフェムー4
−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と5−メヂルー[1,2,3]トリアゾロ[1,
5−a]ピリジンとを用い実施例1と同様にすると標記
化合物を得る。
IRスペクトルJ/ KBrcm−’: 1765.1
660(sh)。
ax 1805、1520゜ NMRスペクトル(d、−DMSO)δ:  2.84
(311゜s)、 3.81(3H,s)、 5.03
(III、d、J=4.5112)、 5.27−6.
00(3H,m)、 6.70(LH,s)、 7.1
4(211,br、s)、 7.55−7.95(21
+、m)、 8.2−8.4(2H,m)、 9.43
(IH,d、J=811z)、  9.82(IIl、
s)。
元素分析値:C2+H2oNaOsS2’ 4H20と
して。
計算値(%):C,41,99; r■、4.70. 
N、18.66゜実測値(%):C,41,72; [
1,4,90,N、1g、44゜実施例10 7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミドコ−
3−[(5−メチル−[1’、 2 、3 ] トリア
ゾロ[1,5−a]ピリジニウム−2−イル)メチル]
−3−セフェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノ−5−クロロデアゾール−4
−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−
3−(3−オキツブチリルオキシメチル)−3−セフェ
ム−4−カルボン酸と5−メチル−[1,2,3]トリ
アゾa[l、5−a]ピリジンとを用い実施例Iと同様
にすると標記化合物を得る。
tnスペクトルvKBrcm−’: 1775.167
0.1610゜ax ■530゜ NMRスペクトル(do  D M S OD to 
)δ:2.83(311,s)、 3.88(311,
s)、 5.03(2H,br、s)、 5.15(i
ll、d、J=4.5Hz)、 5.90(1!l、d
、J=4.5Hz)、 6.96−7.12(lft、
m)、 7.25−7.48(ill、m)、 7.7
8−7.94(1■、+n)、 8.23(IH,s)
元素分析値: Ct 1Hr e N a Os S 
t CI・9/2HtOとして。
計算値(%):C,39,16,H,4,38: N、
17.4G。
実測値(%):C,39,03; I−1,4,36,
N、17.23゜実施例11 7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−
3−[(5−メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,
5−a]ピリジニウム−!−イル)メチル]−3−セフ
ェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−
3−(3−オキツブチリルオキシメチル)=3−セフェ
ム−4−カルボン酸と5−メチル−[1,2,4])リ
アゾロ[1,5−a]ピリジンとを用い実施例1と同様
にすると標記化合物を得る。
IRスペクトルシKBrcm−’: 1770.166
0,1610゜aX 1530゜ NMRスペクトル(da−DMSO)δ:  2.86
(3H,S)、3.09と3.46(211,ABq、
J= 1811z)、  3.80(3H,s)。
4.97(lIl、d、J=4.511z)、  5J
Oと5.53(21+、ABQ、J=1411z)、 
5.61(III、d、d、J=4.5Hz、J=81
1z)、 7.31(2It、br、s)、 7.55
−7;80(IH,m)、 8.10−8.4(III
、m)。
8.78(ill、d、J=9Hz)、 9.41(I
II、d、J=811z)、 9.78(IH,s)。
元素分析値:C21HIIINIIO5S tC1・4
 HtOとして。
計算値(%):C,39,72; H,4,29,N、
17.64゜実測値(%):C,39,77; H,4
,32,N、17.86゜実施例12 7β−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミ
ドコ−3−[(5−メチル−[1,2,4]トリアゾロ
[1,5−a]ピリジニウム−1−イル)メチルコー3
−セフェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミ
ド]−3−(3−オキソブチリルオキツメチル)−3−
セフェム−4−カルボン酸と5−メチル−[1,2,4
コトリアゾロ[1,5−a]ピリジンとを用いて実施例
1と同様にすると標記化合物を得る。
IH7,ベクトルνK B r c m−宜: 176
5.1670.1650゜ax 1610、1520゜ NIVfRスペクトル(do  DMSO)δ:  2
.88(3H,S)、  3.13と3.31(2H,
ABq、J= 1811z)、  5.01(IH,d
、J=4.51[z)、 5.39(2H,br、s)
、 5.67(III、d、dj=4゜5Hzj=8H
z)、 7.58−7.74(Ill、m)、 8.0
5−8J5(III。
m)、 8.4−8.6(IH,m)、 9.50(L
H,d、J=8Hz)、 9.57(IH,s)。
元素分析値;C7゜H+eNsOsSt・5H60とし
て。
計算値(%):C,38,77; H,4,72,N、
20.34゜実測値(%):C,39,03; H,4
,78: N、20.29゜実施例13 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−エトキシイミノアセトアミドコ−3−[(6−
メチル−[1,2,4])リアゾo[l、5  a]ピ
リジニウム−1−イル)メチルコー3−セフェムー4−
カルボキシレート。
CI+3 7β−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2
(Z)−エトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と6−メヂルー[1,2,4コトリアゾロ[1,
5−alピリジンとを用い実施例1と同様にすると標記
化合物を得る。
I Rスヘクトルν”” am−’: 1770.16
70.1650゜ax 1610、1525゜ NMRスペクトル(d、−DMSO)δ:  1.19
(311,L。
J=711z)、 2.38(3H,s)、 4.06
(2H,q、J=711z)、 4゜98(III、d
、J=4,511z)、 5.12−5.74(311
,m)、 6.66(111、s)、7.13(211
,br、s)、 8.08−8.32(ill、m)、
 8.7−8.9(lIl、m)、 9.20(Ill
、br、S)、 9.41(IH,cl、J=8Hz)
、 9.70(IH,s)。
元素分析値:C*tHzoNsOsSt” 6HtOと
して。
計算値(%):C,40,74; H,4,97,N、
17.27゜実測値(%):C,41,39; H,4
,77、N、17.04゜実施例14 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(3−
カルバモイル−[1,2,4]トリアゾロ[4゜3−a
]ピリジニウム−!−イル)メチル]−3−セフェムー
4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)=2
(Z)−メトキンイミノアセトアミドコ−3−(3−オ
キソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と3−カルバモイル−[1,2゜例1と同様にす
ると標記化合物を得る。
IRスペクトルvKBrCm−’+ 1760.168
0.1650゜ax 1530゜ NMRスペクトル(da−DMSO−D20)δ・2.
98と3.23(211,ABqj= 17Hz)、 
 3.86(3tl、s)、  5.00(211,b
r、s)、 5.16(IH,d、J=4.5112)
、 5.37(III。
d、J=4.511z)、 6.65−7.14(2,
II、m)、 6.86(lft、s)。
7.8O−8J2(21,m)。
元素分析値:C71夏(1eNsoast・5H20と
して。
計算値(%):C,3g、94; )[,4,51: 
N、19.46゜実測値(%):C,38,91; H
,4,0?、 N、1g、94゜実施例I5 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミド]−3−[(5,
7−ジメヂルー[1,2,4]トリアゾロ[l、5−a
]ピリミジニウム−1−イル)メチルコー3−セフェム
ー4−カルボキシレート。
7β−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−
ヒドロキシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のト
リエチルアミン塩1.296gと5.7−ジメチル[1
,2,4]トリアゾ(7[1,5−a]ピリミジン66
6mgとを乾燥したジクロロメタン60m1に溶かし、
−30℃に冷却して2−フェニル−2−オキソ−1,3
,2−ベンゾジオキサホスホール1.392gを加える
。反応混合物をかき混ぜながら徐々に昇温させ、3時間
で10℃とする。ジクロロメタン30m1で希釈し、5
%硫酸水素カリウム水溶液、水および飽和食塩水で順次
洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。減圧
下に溶媒を留去し、残留物をカラムクロマトグラフィー
(シリカゲル450gを用いアセトニトリルおよび含水
アセトニトリルで展開、溶出)で精製したのち凍結乾燥
することにより、7β−(terL−ブトキシカルボニ
ルアミノ)−3−[(5,7−ジメヂルー[1,2,4
,1+−リアゾロ[1,5−aコピリミジニウム−!−
イル)メチル]=3−セフェムー4−カルボキシレート
が淡黄色粉末として333mg得られる。本島311m
gにアニソール1mlとトリフルオロ酢酸10m1を加
え、室温で1時間かき混ぜる。減圧下にトリフルオロ酢
酸を留去し、残留物に水20m1を加え水冷下に炭酸水
素ナトリウム水溶液を加えてI)11を7.5とする。
さらに5−(2−ベンゾチアゾリル)  2−(2−ア
ミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−メトキシイミ
ノ酢酸チオエステル245mgとテトラヒドロフラン2
0m1を加えて室温で21時間かき混ぜる。上記チオエ
ステルを同量追加し、室温でさらに24時間かき混ぜる
。反応液をエーテルで洗浄し、減圧下に濃縮したのちカ
ラムクロマトグラフィー(X A D −2100m1
を用い水および10%エタノールで展開。
溶出)で精製する。溶出液を減圧下に3mlまで濃縮し
、アセトン80m1を加えて冷蔵庫中に放置したのち析
出する粉末をろ取する。アセトンで洗浄したのも乾燥す
ると標記化合物1gmgを得る。母液分をセファデック
スLH−20で精製したのち同様に処理するとさらに5
5mgの標記化合物を粉末として得る。
IRスペクトルvKBrcm−’: 3420.177
2.1640゜aX 161O0 NMR7,ベクトル(do  DMSO)δ:  2.
79(3H,S)、 2.86(:all、s)、 3
.79(311,s)、 5.07(ill、d、J=
5Hz)、 5.13(211,ABq、J=1511
z)、 5.65(IH,d、d、J=511z。
J−711z)、 6.70(ill、s)、 7.8
1(IH,s)、  10.07(III。
S)。
元素分析値:C1+Ht+Ne0sS!・7/2HtO
として。
計算値(%):C,41,58; H,4,65,N、
20.7g。
実測値(%):C,41,25; 14,4.35: 
N、20.53゜実施例I6 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[([1
,2,4]トリアゾロ[1,5−ミコピリミジニウム−
1−イル)メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレ
ート。
7β−(tcrt−ブトキシカルボニルアミノ)−3−
ヒドロキンメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のト
リエチルアミン塩と[1,2,4]トリアゾロ[1,5
−a]ピリミジンとを実施例15と同様に反応させて7
β−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−[
([+ 、2.4コートリアゾo[I、5−aコピリミ
ジニウム−1−イル)メチルコー3−セフェムー4−カ
ルボキシレートを得、これに5−(2−ベンゾチアゾリ
ル)  2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノチオ酢酸エステルを実施例15
と同様に反応させて処理を行うと標記化合物を得る。
!RスペクトルシKBrcm−’: 3430.176
5.1660゜aX 1630.1610゜ NMRスペクトル(do  DMSOD20)δ:4.
06(311,8)、  5.27(III、d、J=
511z)、  5.48(2+1.ABQ。
J=141tz)、  5.88(LH,d、J=5H
z)、  7.05(ltl、s)、  8゜02(1
11,d、d、J=5112.J=7H2)、  9.
43(IH,d、d、J=211zj=511z)、 
 9.60(ill、s)、  9.60(ltl、d
、d、J=211z。
J’= 711z)。
実施例17 7β−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(2−
メチル−[1,2,4]トリアゾロ[1,5−aコピリ
ミジニウムーl−イル)メチルコー3−セフェムー4−
カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−ヒドロキ
ンメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のトリ(n−
ブチル)アミン塩898mgと2−メチル[1,2,4
])リアゾロ[1,5−a]ピリミジン604mgとを
乾燥したジクロロメタン30m1に溶かし、−35℃に
冷却してメチル 0−フエニレンホスフェイt−901
mgを加える。反応混合物をかき混ぜながら徐々に昇温
させ、1.5時間で一15℃とする。さらに氷水浴中8
時間、室温で15時間かき混ぜたのち減圧下に溶媒を留
去し、残留物にアセトニトリルと水の混液(6:I)を
加えてろ過する。ろ液をカラムクロマトグラフィー(シ
リカゲル100gを用い含水アセトニトリルで展開、溶
出)で精製し、溶出液を減圧下に濃縮後、さらにカラム
クロマトグラフィ(XAD−2100m1を用い水、5
%および10%エタノールで展開、溶出)で精製する。
溶出液を減圧下に蟲縮し凍結乾燥することにより標記化
合物を淡黄色粉末として91mg得る。
[Rスペクトルv KB’ cm−’: 3400.1
764.1660゜ax 1610゜ N M Rスペクトル(da  D M S O)δ:
 2.89(3+1.S)。
3.83(311,s)、 5.02(IH,dj=5
Hz)、 5.66(lit、d、d。
J=5Hz、J=7Hz)、  6.72(IH,s)
、  7.17(211,s)、  7゜97(ill
、d、d、J=5Hz、J=7Hz)、  9.34(
1!Ld、dj=211z、J=5Hz)、  9.5
3(1)1.d、J=711z)、 9.81(11,
d、d。
J= 2Hz、 J = 7Hz)。
元素分析値:CtoH1eNeosst” 4HzOと
して。
計算値(%):C,39,93; H,4,52,N、
20.95゜実測値(%):C,39,88; H,4
,65,N、20.79゜実施例18 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(7−ニ
トキシカルポニルメチルチオー5−メチル−[+、2.
4]トリアゾロ[1,5−aコピリミジニウム−I−イ
ル)メチル−3−セフェム−4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−ヒドロキ
シメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のトリ(n−
ブチル)アミン塩と7−ニトキシカルポニルメチルヂオ
ー5−メチル−[+ 、2.4 ]トリアゾロ[1,5
−a]ピリミジンとを用い実施例17と同様にすると標
記化合物を淡黄色粉末として得る。
rnスペクトルvKBrcm−’: 3420.176
5.1735゜ax 1670、1610゜ NMRスペクトル(d、−DMso)δ、  1.26
(311,t。
J=711z)、 2.76(3H,s)、 3.79
(311,s)、 4.24(21(、Q。
J=7tlz)、 4.57(211,s)、 5.0
1(ill、d、J=511z)、 5゜09(2H,
Al3q、J=1411z)、 5.67(ltl、d
、d、J=511zj=8tlz)、 6.71(il
l、s)、 7.18(2H,s)、 ?、81(Il
l、s)。
9.51(IH9d、J=811z)、 10.05(
LH,s)。
実施例19 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミド]−3−[(6−
ニトキシカルボニルメチルチオー[1,2,4]トリア
ゾロ[4,3−b]ピリダジニウム−1−および−2−
イル)メチル]−3−セフェムー4−カルボキソレート
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミド]−3−ヒドロキ
ンメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のトリ(n−
ブチル)アミン塩599mgと6−ニトキンカルホ゛ニ
ルメチルチオ−[1,2,4]−)リアゾo[4,3−
b]ピリダジン715mgとを乾燥したジクロロメタン
20m1に溶かし、−30℃に冷却して2−フェニル−
2−オキソ−1,3,2−ベンゾジオキサポスホール6
97mgを加える。反応混合物をかき混ぜながら徐々に
昇温させ、2時間で0℃とする。
さらに氷水浴中で6時間かき混ぜたのち減圧下に溶媒を
留去し、残留物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲ
ル70gを用い含水アセトニトリルで展開、溶出)で精
製する。溶出液を減圧下に濃縮し、残留物をさらにカラ
ムクロマトグラフィー(XAD−2100mlを用い順
次、水、10%および20%エタノールで展開、溶出)
で精製したのち凍結乾燥することにより標記化合物を2
:lの混合物(淡黄色粉末)として131mg得る。
IRスペクトルvKBrcm−’: 3420.1?7
2.1765゜ax 1660、 1610゜ NMnスペクトル(ds  D M S O+ o t
 o )δ:1.36(311,t、J=7)1z)、
 4.02(31Ls)、 4.34(2H,Q、J=
71(z)、 6.95(LH,s)、 7.77.8
.07(計i11.それぞれd、J= 1OHz)、 
8J5,8.81(計III、それぞれd、J=101
12)。
元素分析値:CtsHtsNnO’rSs”?/2Ht
Oとして。
計算値(%):C,39,65; )!、4.34: 
N、18.09゜実測値(%):C,39,49; H
,4,23: N、L7.87゜実施例20 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(6−
メドキシー[1,2,4コトリアゾロ[4,3−bコピ
リダノニウム−■−および2−イル)メチル]−3−セ
フェムー4−カルボキシレート。
tlL、li−+ 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−ヒドロキ
シメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のトリ(n−
ブチル)アミン塩と6−メドキンー[1,2,4]トリ
アゾロ[4,3−b]ピリダジンとを用い実施例19と
同様にすると標記化合物を4:3の混合物として得る。
■RスペクトルvKBrcm−’: 3410.176
5.1660゜ax 1610゜ NMnスペクトル(D20)δ:  4.06(311
,s)、 4.19゜4.22(計311.それぞれS
)、6.96,6.97(計II+、それぞれs)、 
7.45,7.74(計111.それぞれd、J= 1
0112)。
8、2g、8.71(計II+、それぞれd、J=to
oz)。
実施例21 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミド]−3−[(6−
メドキシー3−メヂルー[1,2,4]トリアゾロ[4
,3−b]ピリダジニウム−1−および2−イル)メチ
ルコー3−セフェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−ヒドロキ
シメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のトリ(n−
ブチル)アミン塩と6−メドキシー3−メチル−[+ 
、2.4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンとを用
い実施例19と同様にすると標記化合物を3・2の混合
物として得る。
InスペクトルvKBrCm−’: 3400.176
g、 1665゜ax +614゜ N M nスペクトル(de−DMSO)δ:  2.
75.3.06(計311.それぞれs)、 3.80
,3.82(計311.それぞれS)、 4.10(3
11,s)、 6.69,6.72(計111.それぞ
れs)、 7゜19(211,br、s)、 7.52
,7.86(計I11.それぞれd、J=10!Iz)
、 8.51,9.54(計i11.それぞれd、J=
tollz)、 9゜45.9.51(計ill、それ
ぞれd 、 J = 811z)。
実施例22 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミド]−3−[(6−
クロロ−3−メチル−[+、2.4コトリアゾロ[4,
3−b]ピリダジニウム−1−および2−イル)メチル
]−3−セフェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキノイミノアセトアミド]−3−ヒドロキ
シメチル−3〜セフェム−4−カルボン酸のトリ(n−
ブチル)アミン塩と6−クロロ−3=メヂルー[1,2
,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンとを用い実
施例19と同様にすると標記化合物を2:1の混合物と
して得る。
IRnスペクトルKBrcm−’: 3420.176
2.1660゜ax 1608゜ N M nスペクトル(de−DMSO+D、O)δ:
2.95,3.17(計311.それぞれs)、 4.
07(311,s)、 7.04(111,s)、 7
.8g、8.21(計111.それぞれcl、J=10
11z)。
8.4g、8.92(計111.それぞれd、J=to
nz)。
実施例23 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(6−
クロロ−[1,2,4])リアゾロ[4,3−b]ピリ
ダジニウム−1−および2−イル)メチル]−3−セフ
ェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキンイミノアセトアミトコ−3−ヒドロキ
ソメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のトリ(n−
ブチル)アミン塩と6−クロロ−[1゜2.4]トリア
ゾロ[4,3−b]ピリダジンとを用い実施例19と同
様にすると標記化合物を2:1の混合物として得る。
Ir(スペクトルvKBram−’: 3410.17
6g、 1662゜ma× 1610゜ NMrtスペクトル(do  D M S O+ D 
20 )δ:4.04(311,s)、 6.99(I
H,s)、 7.94,8.25(計LH,それぞれd
、J= 1OHz)、 8.59.9.02(計I11
.それぞれd。
J=1011z)。
実施例24 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[6−(
2−ヒドロキシエチルチオ)−[1,2,4])リアゾ
ロ[4,3−b]ピリダジニウム−1−および2−イル
)メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレート。
5CI1.CH2011 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミドロー3=ヒドロキ
シメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のトリ(n−
ブチル)アミン塩と6−(2−ヒドロキシエチルチオ)
−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b’]ピリダジ
ンとを用い実施例19と同様にすると標記化合物を2:
1の混合物として得る。
KBr   −+。
Iflスペクトルv   cm、3380,1760,
1656゜ax 1605゜ NMRスペクトル(D20−CD3ON)6 3.95
(311、s)、 6.87(LH,s)、 7.53
,7.85(計LH,それぞれd。
J=1旧1z)、8.12.L62(計111.それぞ
れd、J=10Hz)。
実施例25 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(3〜
メチル−[1,2,4コトリアゾロ[4,3−alピリ
ミジニウム−1−イル)メチル]−3−セフェムー4−
カルボキシレート。
7β−[’2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−
2(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−ヒドロ
キシメチル−3−セフェム−4−カルボン酸のトリ(n
−ブチル)アミン塩599mgと3−メチル[+、2.
4コトリアゾa[4,3−a]ピリミジン402mgと
を乾燥したジクロロメタン20m1に溶かし、−3,2
−ベンゾジオキサホスホール697mgを加える。
反応混合物をかき混ぜながら徐々に昇温さ仕、1時間で
一20℃とする。さらに氷水浴中で4時間かき混ぜたの
ち減圧下に溶媒を留去し、残留物をカラムクロマトグラ
フィー(シリカゲル100gを用い含水アセトニトリル
で展開、溶出)で精製する。
溶出液を減圧下に濃縮し、残留物をざらにカラムクロマ
トグラフィー(X A D −2100m1を用い水お
よび10%エタノールで展開、溶出)で精製したのち凍
結乾燥することにより標記化合物を無色粉末として12
mg得る。
■RスペクトルvKBrcm−’: 3410.176
2.16100ax NMRスペクトル(010)δ:  3.21(311
,s)、 4.07(311,s)、 5.32(II
I、d、’J=511z)、 5.69(211,AB
q、J−1411z)、 5.90(l11.d、J=
511z)、 7.05(III、s)、 7.63(
IH,d、d、J=4112.J=7112)。
実施例26 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−デアジアゾール
−3−イル)−2(Z)−メトキソイミノアセドアミド
]−3−([1,2,4])リアゾロ[1,5−b]ピ
リダノニウムー!−イル)メチル−3−セフェム−4−
カルボキンレート。
トリブチルアンモニウム 7−[2−(5−アミノ)−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2(Z)−
メトキシイミノ−アセトアミド]−3−ヒドロキシメチ
ル−3−セフェム−4−カルボキシレート0.6gと[
1,2,4]トリアゾロf:l、5−b]ピリダジン0
.24gとを塩化メチレン15蔵に溶解後、−30〜−
40℃に冷却し、エチル0−フェニレンホスフェイト(
1,41gを加え、攪拌下3時間かけて0℃まで昇温す
る。反応液にエチルエーテル5gを加え、析出物をろ取
する。得られた粉末を水に懸濁させ、炭酸ナトリウムを
加え溶解し、MCIゲルCHP 20 P(三菱化成製
)カラムクロマトグラフィーに付す。水、ついで含水エ
タノールで溶出し、目的物を含む分画を集め、減圧上濃
縮、残液を凍結乾燥すると標記の化合物0.12gを粉
末として得ろ。
r RシKBrcm−’+ 1770.1870.16
05.1515゜ax NMR(dII DMS O)δ:  3J6と3.5
8(2+1.ABq、J=1811z)、 3.88(
311,s)、 5.17(lit、d、J=4.5H
z)。
5.53(211,br、s)、  5.84(111
,d、d、J、=4.511zと811z)。
7.5〜7.7(l11.m)、 8.02(2H,b
r、s)、 84〜8.50(1tl、m)、 13.
62(lft、s)、 8.72(IH,d、J=4.
5Hz)、 9.48(III、d、J=811z)。
元素分析値 CIeH+aN 1005S 、 −5/
2Htoとして。
計算値(%):C,38,50; l−1,4,49,
N、24.95゜実測値(%):C,3g、30: I
(,3,75,N、24.82゜実施例27 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミト
コ−3−(6−メチル[1,2,4]トリアゾロ[L、
5−b]ピリダジニウム−1−イル)メチル−3−セフ
ェム−4−カルボキシレート。
7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド
]−3−ヒドロキシメチル−3−セフェム−4−カルボ
ン酸トリブチルアミン塩と6−メチル[+、2.4Dリ
アゾロ[1,5−b]ピリダノンとを実施例26記載の
方法に付すことによって標記の化合物を得る。
I R17K” cm−’: 1770.1660.1
610. +510゜aX N M R(do  D M S O)δ:  2.6
2(311,s)、 3.91(311゜s)、 5.
02(lft、d、J=4.511z)、 5.4〜5
.に3t1.m)、 7.55(III、d、J=91
1z)、 8.06(21+、br、s)、 8.30
(IH,dj=911z)、 8.53(111,s)
、9.44(111,d、J=811z)。
元素分析値 CIeH,8N 1o0ss d3/21
(、Oとして。
計算値(%):C,35,24,l−14,82,N、
21.63゜実測値(%):C,35,01; H,4
,79,N、21.48゜実施例28 7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミト
コ−3−(6−メチルチオ[1,2,431−リアゾロ
[1,5−b]ピリダジニウム−I−イル)メチル−3
−セフェム−4−カルボキシレート。
7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2(Z)−メトキノイミノアセトアミド
]−3−ヒドロキシメチル−3−セフェム−4−カルボ
ン酸トリブチルアミン塩と6−メチルチオ[1,2,4
N−リアゾロ[1,5−b]ビリダノンとを実施例26
記載の方法に付すことにより標記の化合物を得る。
T RvKBrcm−’: 1770.1660.16
10.1530゜aX NMR(do−DMSO)δ:  3.18(311,
s)、  3.26と3.56(2t1.ABq、J=
 1.811z)、 3.86(311,s)、 5.
14(IH。
d、J=4.5Hz)、 5.70(211,br、s
)、 5.97(IH,d、d、J=4.511zJI
Iz)、 7.54(III、d、J=9tlz)、 
8.04(2B。
br、s)、 8.24(IH,s)、 8.72(I
ll、d、J=911z)、 9.46(lIl、d、
J=8Hz)。
元素分析値 CleHIaN loOsS s ’ 3
 Htoとして。
計算値(%):C,37,01; H,3,92: N
、22.71゜実測値(%):C137,18; H,
3,94,N、22.82゜実施例29 7−[2,−(5−アミノ−!’、’z 、4−チアジ
アゾール−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセ
トアミド]−1(6−シメチルアミノ[1,2,4]ト
リアゾロ[1,5−b]ピリダジニウム−1−イル)メ
チル−3−セフェム−4−カルボキシレート。
7−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール
−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド
]−3−ヒドロキシメチル−3−セフェム−4−カルボ
ン酸トリブチルアミン塩と6−シメチルアミノ[+、2
.4]1−リアゾロ[1,5−b]ピリダジンとを実施
例26記1戦の方法に付すことによって標記の化合物を
得る。
I Rv KBrcm−’: 1775.1670.1
610.1525゜aX NMfl(do  DMSO)δ:  3.20(6+
1.S)、 3.92(3+1゜s)、 5.03(1
’H,d、J=4.511z)、 5J7(211,b
r、s)、 5゜71(IH,d、d、J=4.511
z、8t(z)、 7.34(ltl、d、J=911
z)。
8.00(211,br、s)、 8.19(III、
s)、 8.73(lH,d、J=911z)、 9.
44(lIl、d、J=81!z)。
元素分析値 C20Hz、N、、O3S!−4H,Oと
して。
計算値(%):C,3g、03; H,4,63; N
、24.39゜実測値(%):C,37,74; H,
4,63; N、24.21゜実施例30 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(
Z)−メトキンイミノアセトアミド]−3−[[1,2
,4])リアゾロ[1,5−b]ピリダジニウム−t−
イルコメチル−3−セフェム−4−カルボキシレート。
7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(
Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−ヒドロキシ
メチル−3−セフェム−4−カルボン酸トリブチルアミ
ン塩と[1,2,41トリアゾロ[1,5−b]ピリダ
ノンとを実施例26記載の方法に付すことにより標記の
化合物を得る。
I RvKB’ am−’: 1760.1660.1
610.1515゜ax NMR(d、−DMSO)δ:  3.83(311,
s)、  4.91(IH。
d、J=4.511z)、  5J2−5.58(31
1,m)、  6.72(ill、s)、  7’。
16(21Lbr、s)、 7.65(lfl、d、d
、J=4.5tlz、9Hz)、 8.43(ltl、
d、d、J=9Hz、1.511z)、  8.62(
lit、s)、  8.73(lH,d。
d、J=4.511z、1Ilz)、  9.49(I
H,d、J=8Hz)。
元素分析値 CIe I−[I? N a Os S 
t・5I−LOとして。
計算値(%):C,37,68; H,4,49,N、
20.82゜実測値(%):C,37,86: H,4
,38,N、20.9g。
実施例31 7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(
Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(6−メ
チルチオ[1,2,4])リアゾロ[1,5−b]ピリ
ダジニウム−1−イル)メチルロー3−セフェム−4−
カルボキル−ト。
7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(
Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−ヒドロキシ
メチル−3−セフェム−4−カルボン酸トリブチルアミ
ン塩と6−メチルチオ[1,2゜4]トリアゾロ[1,
5−b]ピリダジンとを実施例26記載の方法に付すこ
とにより標記の化合物を得る。
I RシKBrcm−’: 1765.1665.16
20.1520゜aX NMfl(d、−DMSO−D、0)δ:  3.11
(311,s)。
3.93(311,s)、 5.06(111,d、J
=4.511z)、 5.43(21!。
br、s)、5.82(IH,d、J=4.5H2)、
 6.83(III、s)、 7゜62(III、dj
=9tlz) 8.23(18,s)、 8.48(I
II、d、J=911z)。
実施例32 7−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2(
Z)−メ)・キノイミノアセトアミトコ−3−!(6−
メドキ/[1,2,4]トリアゾロ[1,5−b]ピリ
グジニウム−1〜イル)メチル]−3−セフェムー4−
カルボキシレート。
7−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(
Z)−メトキシイミノアセトアミトコ−3−ヒドロキシ
メチル−3−セフェム−4−カルボン酸トリブチルアミ
ン塩と6−メトキシ[1,2,4]トリアゾロ [1,
5−b] ピリダジンとを実施例26記載の方法に付す
ことにより標記の化合物を得る。
I Rv KBrcm−’: 1770.1665.1
615.1520゜ax NMR(D20−CDGON)δ:  3.50(2+
1.ABq、J=1811z)、 4.00(3H,s
)、  4.23(311,s)、 5.29(III
、d、J=5Hz)、 5.45(2H,ABql=1
4Hz)、 5.86(ill、d、J=511z)、
 6.97(LH,s)、 7.88(IH,d、J=
10tlz)、 8゜82(IH,d、J= 1011
z)、  9.41(IH,s)。
元素分析値 C3゜I−1ls N e Oa S t
・2.5HtOとして。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^0は水素原子、含窒素複素環基、アシル基
    またはアミノ基の保護基を、ZはS、S→O、Oまたは
    CH_2を、R^4は水素原子、メトキシ基またはホル
    ムアミド基を、R^1^3は水素原子、メチル基、水酸
    基またはハロゲン原子を、Aは置換されていてもよい縮
    合トリアゾリオ基を、それぞれ示す]で表わされる化合
    物またはその生理学的または薬学的に受容される塩もし
    くはエステル。
  2. (2)[1]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、ZはS、S→O、OまたはCH_2を、R^4
    は水素原子、メトキシ基またはホルムアミド基を、R^
    1^3は水素原子、メチル基、水酸基またはハロゲン原
    子を、R^5は水酸基、アシルオキシ基、カルバモイル
    オキシ基、置換カルバモイルオキシ基またはハロゲン原
    子を、それぞれ示す]で表わされる化合物またはその塩
    もしくはエステルと置換されていてもよい縮合トリアゾ
    ール化合物またはその塩とを反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中Aは置換されていてもよい縮合トリアゾリオ基を
    、その他の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化
    合物またはその生理学的または薬学的に許容される塩も
    しくはエステルを製造するか、[2]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその塩もしくはエステルと一般式R^aHal
    [式中、R^aは含窒素複素環基、Halはハロゲン原
    子を、それぞれ示す]で表わされる化合物またはその塩
    とを反応させるか、または 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその塩もしくはエステルと置換されていてもよ
    い縮合トリアゾール化合物またはその塩とを反応させて
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその生理学的または薬学的に受容される塩もし
    くはエステルを製造するか、 [3]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその塩もしくはエステルと一般式R^bOH[
    式中、R^bはアシル基を示す]で表わされるカルボン
    酸またはその塩もしくは反応性誘導体とを反応させるか
    、または 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその塩もしくはエステルと置換されていてもよ
    い縮合トリアゾール化合物またはその塩とを反応させて
    一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその生理学的または薬学的に受容される塩もし
    くはエステルを製造するか、 [4]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^2^2′は置換されていてもよい複素環基
    を、その他の記号は前記と同意義を示す]で表わされる
    化合物またはその塩もしくはエステルと一般式R^3″
    OH[式中、R^3″は置換されていてもよい炭化水素
    残基を示す]で表わされる化合物またはその反応性誘導
    体とを反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその生理学的または薬学的に受容される塩もし
    くはエステルを製造するか、 [5]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xはハロゲン原子を、R^2は水素原子、ハロ
    ゲン原子またはニトロ基を、R^3は水素原子または置
    換されていてもよい炭化水素残基を、その他の記号は前
    記と同意義を示す]で表わされる化合物またはその塩も
    しくはエステルと一般式R^1C(=S)NH_2[式
    中、R^1は保護されていてもよいアミノ基を示す]で
    表わされる化合物とを反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその生理学的または薬学的に受容される塩もし
    くはエステルを製造するか、 [6]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその塩もしくはエステルとアミノ基を保護する
    試薬とを反応させるか、または 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^Cはアミノ基の保護基を、その他の記号は
    前記と同意義を示す]で表わされる化合物またはその塩
    もしくはエステルと置換されていてもよい縮合トリアゾ
    ール化合物またはその塩とを反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその生理学的または薬学的に受容される塩もし
    くはエステルを製造することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^0は水素原子、含窒素複素環基、アシル基
    またはアミノ基の保護基を、その他の記号は前記と同意
    義を示す]で表わされる化合物またはその生理学的また
    は薬学的に受容される塩もしくはエステルの製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^0は水素原子、含窒素複素環基、アシル基
    またはアミノ基の保護基を、ZはS、S→O、Oまたは
    CH_2を、R^4は水素原子、メトキシ基またはホル
    ムアミド基を、R^1^3は水素原子、メチル基、水酸
    基またはハロゲン原子を、Aは置換されていてもよい縮
    合トリアゾリオ基を、それぞれ示す]で表わされる化合
    物またはその生理学的または薬学的に受容される塩もし
    くはエステルの少くとも1種以上を含有する医薬組成物
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