JPS61191688A - 抗菌性化合物 - Google Patents

抗菌性化合物

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JPS61191688A
JPS61191688A JP60120860A JP12086085A JPS61191688A JP S61191688 A JPS61191688 A JP S61191688A JP 60120860 A JP60120860 A JP 60120860A JP 12086085 A JP12086085 A JP 12086085A JP S61191688 A JPS61191688 A JP S61191688A
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三宅 昭夫
Masahiro Kondo
近藤 正煕
Masahiko Fujino
藤野 政彦
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D519/00Heterocyclic compounds containing more than one system of two or more relevant hetero rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system not provided for in groups C07D453/00 or C07D455/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D505/00Heterocyclic compounds containing 5-oxa-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. oxacephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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  • Organic Chemistry (AREA)
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  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は優れた抗菌作用を有する新規な抗菌性化合物お
よびその製造法ならびに医薬組成物に関するものである
(従来の技術) 従来より、3位に第4級アンモニウムメチル基、7位に
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2−ヒドロ
キシ(または置換ヒドロキシ)イミノアセトアミド基を
合わせ持つセフェム化合物またはその誘導体は種々合成
され、特許出願されている[たとえば日本国公開特許公
報昭53−34795、同昭54−9296.同昭54
−135792゜開明54−154786.同昭55−
149289、開明57−56485.同昭57−19
2394、開明58−159498など]が、3位の第
4級アンモニウムメチル基が含窒素芳香族複索環に由来
するものとしては単環性のピリジニウム基もしくはその
環上に置換基を有するものがほとんどで、本発明の1.
5−位で縮合環を形成するピラゾール−2−イル基を有
する化合物については合成はおろか、出願明細書におけ
る開示も全くなされていない。
(発明が解決しようとする問題点) セフェム系抗生物質は人および動物の病原性細菌により
生ずる疾病の治療に広く使用されており、たとえばペニ
シリン系抗生物質に抵抗性を示す細菌に起因する疾病の
治療およびペニシリン感受性弘者の治療に特に宵月であ
る。その場合ダラム陽性菌およびダラム陰性閑の両者に
対して活性を示すセフェム系抗生物質を用いることが望
ましく、この理由から広い抗菌スペクトルを持つセフェ
ム系抗生物質の研究が盛んに行なわれてきた。長期にわ
たる研究の結果、セフェム環の7位に2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)−2−ヒドロキシ(または置換
ヒドロキシ)イミノアセトアミド基や含窒素複素環アミ
ノ基などを導入するとダラム陽性菌およびダラム陰性菌
の両者に活性を示すようになることが発見され、いわゆ
る第3世代セファロスポリン系化合物の開発へとつなが
った。現在、数種の第31代セファロスポリン系化合物
がすでに市販されている。これら第3世代セファロスポ
リン系抗生物質のもうひとつの特徴は、かつてペニシリ
ンにおいて経験されたと同様の耐性菌、いわゆるセファ
ロスポリン耐性菌に対しても活性を示した点である。す
なわち既知のセファロスポリン類に耐性を示した一部の
エシェリヒア・コリ菌、一部のシトロバクタ−属および
大部分のインドール陽性のプロテウス属、エンテロバク
タ−属、セラデア属あるいはシュウトモナス属などに分
類される病原性細菌に対しても臨床的に使用が可能なて
いどの抗菌力を発現した。これらの第3旦代セファロス
ポリン系化合物の技術思想の中から、3位にピリジニウ
ムメチル基などの第4級アンモニウムメチル基、7位に
前記のアミノチアゾリルオキシイミノアセトアミド類や
含窒素複素環アミノ基などをあわせ持つセフェム化合物
およびそのオキザ体、カルバ体がさらに優れた抗菌作用
と独特な抗菌スペクトルを有することが示唆され、その
系統の化合物が種々合成されてきた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は一般式 [式中、Roは水素原子、含窒素w、jl!′環基、ア
シル基またはアミノ基の保護基を、Zはs、s−o、o
またはCH1を、R4は水素原子、メトキシ基またはホ
ルムアミド基を、R13は水素原子、メチル基、水酸基
またはハロゲン原子を、Aは置換されていてもよい1.
5−位で縮合環を形成するピラゾール−2−イル基を、
それぞれ示すコで表わされる化合物またはその生理学的
に受容される塩もしくはエステル、およびその製造法な
らびに医薬組成物に関するものである。すなわち本発明
の抗菌性化合物は一般式[I]で表わされるセフェム化
合物(Z=S、5−0)またはそのオキサ体(Z = 
O)、カルバ体(z = CHt)である。 本明細書
におけるセフェム化合物は「ザ・ジャーナル・オブ・ジ
・アメリカン・ケミカル・ソサイエティ」第84巻、3
400頁(1962年)に記載されている「セファム」
に基づいて命名された化合物群であり、セフェム化合物
はセファム化合物のうち3.4−位に二重結合を有する
化合物を意味する。
従来技術の項で述べたように3位に第4級アンモニウム
メチル基、7位にアミノチアゾリルオキシイミノアセト
アミド類や含窒素複索環アミノ基などをあわせ持つセフ
ェム化合物およびそのオキサ体、カルバ体がさらに優れ
た抗菌作用と独特な抗菌スペクトルを有することが次第
に明らかになってきた。3位の第4級アンモニウムメチ
ル基が含窒素芳香族複素環に由来する化合物がすでに多
数合成されて特許出願されているが、それらの複素環は
単環性のピリジニウム基もしくはその環上に置換基を有
するものがほとんどで、本発明の1゜5−位で縮合環を
形成するピラゾール−2−イル基を有する化合物につい
ては全く合成が行なわれていない。本発明者らはこのよ
うな化学構造上の特徴を持つ一般式[1]で表わされる
化合物を合成することに成功するとともに、それらの化
合物の抗菌活性と抗菌スペクトルを調べた結果、化合物
[1]が各種の細菌に対して強い抗菌作用を示すこと、
特に前述のセファロスポリン耐性菌に対する強い抗菌作
用を有すること、シュウトモナス属の菌に対して特異な
抗菌力を示すことなどを見出して本発明を完成した。 
つぎに本明細書において使用する法名、記号について述
べる。特にことわりのない限り、本明細書における各店
名および各記号の意味は下記のとおりである。
「アルキル基」は直鎖状または分岐状の炭素数1〜6の
低級アルキル基(以後、rc、−、アルキル基」と略す
こともある)が好ましく、たとえばメチル。
エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イ
ソブチル、5ec−ブチル、tert−ブチル、n−ペ
ンチル、n−ヘキシルなどがあげられる。
「アルケニル基」は直鎖状または分岐状の炭素数2〜6
の低級アルケニル基(以後、rct+@アルケニル基」
と略すこともある)が好ましく、たとえばビニル、アリ
ル、1−プロペニル、イソプロペニル。
1−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、メタリル
、!、1−ジメチルアリルなどがあげられる。
「アルキニル基」は直鎖状または分枝状の炭素数2〜6
の低級アルキニル基(以後、rct−aアルキニル基」
と略すこともある)が好ましく、たとえばエチニル、1
−プロピニル、プロパルギルなどがあげられる。
「シクロアルキル基」は炭素数3〜10からなる3〜7
員脂環状炭化水素基(以後、rc3−、、シクロアルキ
ル基」と略すこともある)が好ましく、たとえばシクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチル、ノルボルニル、アダマンチルな
どがあげられる。
「シクロアルケニル基」は二重結合を有する5〜6員指
環状炭化水素基(以後、rci−sシクロアルケニル基
」と略すこともある)が好ましく、たとえばシクロペン
テニル、シクロペンタジェニル、シクロへキセニル、シ
クロへキサジェニルなどがあげられる。
「アリール基」は炭素数6〜10の芳香族炭化水素基(
以後、rc、、。アリール基」と略すこともあるンが好
ましく、たとえばフェニル、α−ナフチル、β−ナフチ
ル、ビフェニリルなどがあげられる。
「アラルキル基」は炭素数7〜12の芳香族置換アルキ
ル基(以後、  rct−1tアラルキル基」と略すこ
ともある)が好ましく、たとえばベンジル、1−フェニ
ルエチル、2−フェニルエチル、フェニルプロピル、ナ
フチルメチルなどがあげられる。なお、C?−Itアラ
ルキル基と下記のジC8−1゜アリール−メチル基、ト
リCo−10アリール−メチル基とをあわせてrCy−
sアラルキル基」と記す場合もある。
「ジアリールメチル基」は上記のcト、。アリール基が
2個置換したメチル基(以後、「ジCs−1oアリール
ーメチル基」と略すこともある)を意味し、たとえばベ
ンズヒドリルなどがあげられる。
[トリアリールメチル基」は上記のCo−10アリール
基が3個置換したメチル基(以後、「トリCm−+6ア
リールーメチル基」と略すこともある)を意味し、たと
えばトリデルなどがあげられる。
「アリールメチレン基」のアリール基は上記のC0−1
8アリール基がよく、したがって以後、rca−1゜ア
リール−メチレン基」と略すこともある。Ca−1゜ア
リール−メチレン基としてはたとえば、ベンジリデン<
 c 11 Hs CH= )などがあげられる。
「アルコキシ基」のアルキル基は上記のCl−aアルキ
ル基が好ましく、したがって以後、rc、−、アルコキ
シ基」と記すこともある。Cl−6アルコキシ基として
はたとえば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イ
ソプロポキシ、n−ブトキシ、 tert−ブトキシ、
アシルオキシ、ヘキシルオキシなどがあげられる。
「シクロアルキルオキシ基」のシクロアルキル基は上記
のC1−1゜シクロアルキル基が好ましく、したがって
以後、rc、、、、。シクロアルキルオキシ基」と記す
こともある。C1−1゜シクロアルキルオキシ基として
はたとえば、シクロプロピルオキシ、シクロペンチルオ
キシ、シクロへキシルオキシ、ノルボルニルオキシなど
があげられる。
「アリールオキシ基」のアリール基は上記のC。
−1゜アリール基が好ましく、したがって以後、「C6
−1゜アリールオキシ基」と記すことらある。C0−1
0アリールオキシ基としてはたとえば、フェノキシ、ナ
フチルオキシなどがあげられる。
「アラルキルオキシ基」のアラルキル基は上記のC?−
19アラルキル基が好ましく、したがって以後、rct
−5eアラルキルオキシ基」と記すこともある。
C7−111アラルキルオキシ基としてはたとえば、ベ
ンジルオキシ、1−フェニルエチルオキシ、2−フェニ
ルエチルオキシ、ナフチルメチルオキシ。ベンズヒドリ
ルオキシ、トリチルオキシなどがあげられる。
「アルキルチオ基」のアルキル基は上記の01−。
アルキル基が好ましく、したがって以後、rc、−。
アルキルチオ基」と記すこともある。C1−6アルキル
ヂオ基としてはたとえば、メチルチオ、エチルチオ、n
−プロピルチオ、n−ブチルチオなどがあげられる。
「アミノフルーI−II/壬す一1f、1の71シ上1
しキナ其はト記のCl−6アルキルチオ基が好ましく、
したがって以後、「アミノC1−6アルキルチオ基」と
記すこともある。アミノC1−、アルキルチオ基として
はたとえば、アミノメチルチオ、2−アミノエチルチオ
、3−アミノプロピルチオなどがあげられる。
「アルケニルチオ基」のアルケニル基は上記のC7−6
アルケニル基が好ましく、したがって以後、「C7−。
アルケニルチオ基」と記すことらある。C1−。
アルケニルチオ基としてはたとえば、ビニルチオ。
アリルヂオ、I−プロペニルチオ、イソプロペニルチオ
などがあげられる。
「シクロアルキルチオ基」のシクロアルキル基は上記の
03−1゜シクロアルキル基が好ましく、したがって以
後、「C3−10シクロアルキルチオ基」と記すことも
ある。C3−toシクロアルキルチオ基としてはたとえ
ば、シクロプロピルチオ、シクロへキンルヂオなどがあ
げられる。
「アリールチオ基」のアリール基は上記の08−1゜ア
リール基が好ましく、したがって以後、r c a−+
0アリールチオ基」と記すこともある。C6−7゜アリ
−ルチオ基としてはたとえば、フェニルチオ、ナフチル
チオなどがあげられる。
「アラルキルチオ基」のアラルキル基は上記の07−1
.アラルキル基が好ましく、したがって以後、rct 
+l11アラルキルヂオ基」と記すこともある。C?−
111アラルキルチオ基としてはたとえば、ベンジルチ
オ、フェニルエチルチオ、ベンズヒドリルチオ。
トリチルチオなどがあげられる。
「モノアルキルアミノ基」のアルキル基は上記の01−
。アルキル基が好ましく、したがって以後、「モノC1
−6アルキルアミノ基」と記すこともある。モノC3−
、アルキルアミノ基としてはたとえば、メチルアミノ9
エチルアミノ、n−プロピルアミノ、n−ブチルアミノ
、tert−ブチルアミノ、n−ペンチルアミノ、n−
へキシルアミノなどがあげられる。
「ジアルキルアミノ基」のアルキル基は上記のC+−s
アルキル基が好ましく、したがって以後、「ジC1−、
アルキルアミノ基」と記すこともある。
ジC1−8アルキルアミノ基としてはたとえば、ジメチ
ルアミノ、ジエチルアミノ、メチルエチルアミノ、ジー
(n−プロピル)アミノ、ジー(n−ブチル)アミノな
どがあげられる。
(トリアルキルアンモニウム基」のアルキル基は上記の
01−、アルキル基が好ましく、したがって以後、「ト
リC+−aアルキルアンモニウム基」と記すこともある
。トリC1−6アルキルアンモニウム基としてはたとえ
ば、トリメチルアンモニウム[(CH3)3Ne−’]
+ トリエチルアンモニウムなどがあげられる。トリア
ルキルアンモニウム基はこれに対するアニオンを必ず伴
っている。このようなアニオンとしてはたとえば、ハロ
ゲンイオン(塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオンな
ど)、スルフェートイオン、ナイトレートイオン、カル
ボネートイオン、有機カルボキシレートイオン(たとえ
ばオギザレートイオン、トリフルオロアセテートイオン
など)、有機スルホネートイオン(たとえば、メタンス
ルホネートイオン、p−トルエンスルホネートイオンな
ど)があげられる。有機カルボキシレートイオン、有機
スルホネートイオンなどは分子内の場合もある。
「シクロアルキルアミノ基」のシクロアルキル基は上記
のC,、、シクロアルキル基が好ましく、したがって以
後、r’C5−+。シクロアルキルアミノ基」と記すこ
ともある。C3−10シクロアルキルアミノ基としては
たとえば、シクロプロピルアミノ、シクロペンチルアミ
ノ、シクロへキシルアミノなどがあげられる。
「アリールアミノ基」のアリール基は上記のCe−1゜
アリール基が好ましく、したがって以後、「C1l−1
07リールアミノ基」と記すこともある。Ce−t。
アリールアミノ基としてはたとえば、アニリノ。
N−メチルアニリノなどがあげられる。 「アラルキル
アミノ基」のアラルキル基は上記のC?−。
アラルキル基が好ましく、したがって以後、「C9−1
9アラルキルアミノ基」と記すこともある。C7−18
アラルキルアミノ基としてはたとえば、ベンジルアミノ
、1−フェニルエチルアミノ、2−フェニルエヂルアミ
ノ、ベンズヒドリルアミノ、トリデルアミノなどがあげ
られる。
「原dPアミノ某1は傍λ2オる上らな合窒崇ネ信弐百
すたはその二重結合を飽和したものの環形成窒素原子に
結合している水素原子を1個とりのぞいてできる基をい
い、たとえば!H−テトラゾールー1−イル、l!(−
ピロール−1−イル、ピロリノ、ピロリジノ、lH−イ
ミダゾール−1−イル、イミダゾリノ、イミダゾリジノ
、IH−ピラゾール−1−イル、ピラゾリノ、ピラゾリ
ジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホリノなどがあげ
られる。「ヒドロキンアルキル基」のアルキル基は上記
の01−6アルキル基が好ましく、したがって以後、「
ヒドロキシC+−aアルキル基」と記すこともある。ヒ
ドロキシC1−8アルキル基としてはたとえば、ヒドロ
キシメチル、l−ヒドロキシエチル。2−ヒドロキシェ
ヂル、3−ヒドロキシプロピルなどがあげられる。
「メルカプトアルキル基」のアルキル基は上記の01−
、アルキル基が好ましく、したがって以後、「メルカプ
トC1−8アルキル基」と記すこともある。メルカプト
C1−6アルキル基としてはたとえばメルカプトメチル
、1−メルカプトエチル、2−メルカプトエチルなどが
あげられる。
「アルコキシアルキル基」のアルコキシ基は上記のC1
−6アルコキシ基が、アルキル基は上記の01−6アル
キル基が好ましく、したがって以後、「Cl−6アルコ
キシC1−6アルキル基」と記すこともある。
C5−。アルコキシCt−Sアルキル基としてはたとえ
ば、メトキシメチル、エトキシメチル、2−メトキシエ
チルなどがあげられる。
「アルキルチオアルキル基」のアルキルチオ基は上記の
C+−aアルキルチオ基が、アルキル基は上記のCl−
8アルキル基が好ましく、したがって以後、rc、−、
アルキルチオCr−mアルキル基」と記すこともある。
C0−6アルキルチオC1−8アルキル基としてはたと
えば、メチルチオメチル、2−メチルチオエチルなどが
あげられる。
「アミノアルキル基」のアルキル基は上記のCl−6ア
ルキル基が好ましく、したがって以後、「アミノC1−
mアルキル基」と記すこともある。アミノC1−8アル
キル基としてはたとえば、アミノメチル。
2−アミノエチル、3−アミノプロピルなどがあげられ
る。
「モノアルキルアミノアルキル基」は「モノCl−6ア
ルキルアミノC1−6アルキル基」が好ましく、たとえ
ばメチルアミノメチル、エチルアミノメチル。
2−(N−メチルアミノ)エチル、3−(N−メチルア
ミノ)プロピルなどがあげられる。 「ジアルキルアミ
ノアルキル基」は「ジC4−6アルキルアミノCl−6
アルキル基」が好ましく、たとえば、N、N−ジメヂル
アミノメチル、N、N−ジエチルアミノメチル、2−(
N、N−ジメチルアミノ)エチル、2−(N、N−ジエ
チルアミノ)エチル、3−(N、N−ジメチルアミノ)
プロピルなどがあげられる。
「環状アミノアルキル基」の環状アミノ基は上記のもの
が好ましく、またアルキル基は上記のCl−87ミノ基
が好ましいので、したがって以後、「環状アミノC1−
。アルキル基」と記すこともある。環状アミノC1−。
アルキル基としてはたとえば、ピロリジノメチル、ピペ
リジノメチル、ピペラジノメチル1七ルホリノメチル、
2−(モルホリノ)エチルなどがあげられる。
「環状アミノアルキルアミノ基」の環状アミノアルキル
基は上記の環状アミノC+−mアルキル基が好ましく、
したがって以後、「環状アミノCI−sアルキルアミノ
基」と記すこともある。環状アミノC3−6アルキルア
ミノ基としてはたとえば、ピロリジノメチルアミノ、ピ
ペリジノメチルアミノ、ピペラジノメチルアミノ、モル
ホリノメチルアミノなどがあげられる。
「ハロゲノアルキル基」のアルキル基は上記の01−8
アルキル基が好ましく、したがって以後、「ハロゲノC
1−。アルキル基」と記すこともある。ハロゲノC3−
8アルキル基としてはたとえば、フルオロメチル、ジフ
ルオロメチル、トリフルオロメチル。
クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル。
2−フルオロエチル、2.2−ジフルオロエチル。
2.2.2−トリフルオロエチル、2−クロロエチル、
2.2−ジクロロエチル、2,2.2−トリクロロエチ
ル、2−ブロモエチル、2−ヨードエチルなどがあげら
れる。
「シアノアルキル基」のアルキル基は上記のC,−ノC
+−aアルキル基」と記すことらある。シアノC1−6
アルキル基としてはたとえば、シアノメチル。
2−シアノエチルなどがあげられる。
「カルボキシアルキル基」のアルキル基は上記の01−
、アルキル基が好ましく、したがって以後、「カルボキ
シC1−6アルキル ルボキシCIー@アルキル基としてはたとえば、カルボ
キシメチル、1−カルボキシエチル、2−カルボキシエ
チルなどがあげられる。
「スルホアルキル基」のアルキル基は上記のC,−6ア
ルキル基が好ましく、したがって以後、「スルホC1−
6アルキル基」と記すこともある。スルホC1−6アル
キル基としてはたとえば、スルホメチル。
2−スルホエチルなどがあげられる。 「アルカノイル
アルキル基」のアルカノイル基は後記するC,−8アル
カノイル基が好ましく、またアルキル基は上記の01−
6アルキル基が好ましいので、以後rCt−aアルカノ
イルC1−,アルキル基」と記すことらある。C,−8
フルカッイルC1−6アルキル基としてはたとえば、ア
セデルメチル、I−アセヂルエチル、2−アセチルエチ
ルなどがあげられる。
「アルカノイルオキシアルキル基」のアルカノイルオキ
シ基は後記するC1−、アルカノイルオキシ基が好まし
く、またアルキル基は上記のC2−。アルキル基が好ま
しいので、以後rct+@アルカノイルオキシCI−、
アルキル基」と記すこともある。C7−6アルカノイル
オキシC1−8アルキル基としてはたとえば、アセトキ
シメチル、1−アセトキシエチル、2−アセトキシエチ
ルなどがあげられる。
「アルコキシカルボニルアルキル基」のアルコキシカル
ボニル基は後記するCl−+。アルコキシ−カルボニル
基が好ましく、またアルキル基は上記の01−6アルキ
ル基が好ましいので、以後rct+l。アルコキシ−カ
ルボニルCI+11アルキル基」と記すこともある。C
,−1゜アルコキシ−カルボニルC5−。
アルキル基としてはたとえば、メトキシカルボニルメチ
ル、エトキシカルボニルメチル、 tert−ブトキン
カルボニルメチルなどがあげられる。
「カルバモイルアルキル基」のアルキル基はCs−8ア
ルキル基が好ましく、シたがって以後、[カルバモイル
C1−。アルキル基」と記すこともある。カルバモイル
Cl−6アルキル基としてはたとえば、カルバモイルメ
チルなどがあげられる。
「カルバモイルオキシアルキル基」のアルキル基はCl
−6アルキル基が好ましく、シたがって以後、「カルバ
モイルオキシC+−Sアルキル基」と記すこともある。
カルバモイルオキシCl−Sアルキル基としてはたとえ
ば、カルバモイルオキシメチルなどがあげられる。
「ハロゲン原子Jとしてはたとえば、フッ素、塩素。
臭素、ヨウ素などがあげられる。
「アルカノイル基」は炭素数1〜6の脂肪族アシル基(
以後、「CI−。アルカノイル基」と略すこともある)
が好ましく、たとえばホルミル、アセチル、プロピオニ
ル、ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル
、ピバロイルなどがあげられる。このうちホルミルを除
いたアルカノイル基をrct−sアルカノイル基」と記
すこともある。
「アルケノイル基」は炭素数3〜5のアルケノイル基(
以後、rCs−gアルケノイル基」と略すこともある)
が好ましく、たとえばアクリロイル、クロトノイル、マ
レオイルなどがあげられる。
「ンクロアルキル力ルボニル基」のシクロアルキル基は
上記の03−10シクロアルキル基が好ましく、したか
って以後Jc3−10シクロアルキルーカルボニル基」
と記すこともある。C3−5゜シクロアルキル−カルボ
ニル基としてはたとえば、シクロプロピルカルボニル、
シクロブチルカルボニル、シクロペンチルカルボニル、
シクロへキシルカルボニル。
シクロへブチルカルボニル、アダマンチルカルボニルな
どがあげられる。
「シクロアルケニルカルボニル基」のシクロアルケニル
基は上記のC6−、シクロアルケニル基が好ましく、シ
たがって以後、rc、、シクロアルケニル−カルボニル
基」と記すこともある。C6−。シクロアルケニル−カ
ルボニル基としてはたとえば、シクロペンテニルカルボ
ニル、シクロペンタジェニルカルボニル、シクロへキセ
ニルカルボニル、シクロへキサジェニルカルボニルなど
があげられる。
「アリールカルボニル基」のアリール基は上記のGo−
10アリール基が好ましく、シたがって以後、「C5−
toアリール−カルボニル基」と記すこともある。
C8−3゜アリール−カルボニル基としてはたとえば、
ベンゾイル、ナフトイルなどがあげられる。
「アラルキルカルボニル基」のアラルキル基は上記のC
?+tsアラルキル基が好ましく、したがって以後、r
c、、、アラルキル−カルボニル基」と記すこともある
。C?−IIアラルキル−カルボニル基としてはたとえ
ば、フェニルアセチル、フェニルプロピオニル、α、α
−ジフェニルアセデル、α、α。
α−トリフェニルアセチルなどがあげられる。
「アルコキシカルボニル基」のアルキル基はここでは炭
素数1〜8の低級アルキル基のほか、上記の03−+o
シクロアルキル基も含むものとする。したがってアルコ
キシカルボニル基は以後、「C1−1゜アルコキシ−カ
ルボニル基」と記すこともある。
Cl−+oアルコキシーカルボニル基としてはたとえば
、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロ
ポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブ
トキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、Lert
−ブトキシカルボニル、シクロペンチルオキシカルボニ
ル、シクロへキシルオキシカルボニル、ノルボルニルオ
キシカルボニルなどがあげられる。
「アリールオキシカルボニル基」のアリールオキシ基は
上記のCa−10アリールオキシ基が好ましく、したが
って以後、rCs−1゜アリールオキシ−カルボニル基
」と記すこともある。c @+1゜アリールオキシ−カ
ルボニル基としてはたとえば、フェノキシ、カルボニル
、ナフチルオキシカルボニルなどがあげられる。
「アラルキルオキシカルボニル基」のアラルキルオキシ
基は上記の07−1゜アラルキルオキシ基が好ましく、
たとえばベンジルオキシカルボニル、ベンズヒドリルオ
キシカルボニル、トリチルオキシカルボニルなどがあげ
られる。
「置換オキシカルボニル基」は上記のCI−tOアルコ
キシ−カルボニル基、 CS+t。アリールオキシ−カ
ルボニル基または0.−IIアラルキルオキシ−カルボ
ニル基をいう。
「アルキルチオカルボニル基」のアルキルチオ基は上記
のCI−@アルキルチオ基が好ましく、シたがって以後
Jc 、 +@アルキルチオーカルボニル基」と記すこ
ともある。C1−11アルキルチオ−カルボニル基とし
てはたとえば、メチルチオカルボニル、エチルチオカル
ボニル、n−プロピルチオカルボニル。
n−ブチルチオカルボニルなどがあげられる。
「アルカノイルオキシ基」のアルカノイル基は上記の0
1−、アルカノイル基が好ましく、シたがって以後、r
c、、アルカノイルオキシ基」と記すこともある。C1
−6アルカノイルオキシ基としてはたとえば、ホルミル
オキシ、アセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオ
キシ、バレリルオキシ、ピバロイルオキシなどがあげら
れる。このうちホルミルオキシを除いたアルカノイルオ
キシ基を「C2−。アルカノイルオキシ基」と記すこと
もある。
「アルケノイルオキシ基」のアルケノイル基は上記のC
3−Sアルケノイル基が好ましく、シたがって以後、r
ca+sアルケノイルオキシ基」と記すこともある。C
5−5アルケノイルオキシ基としてはたとえば、アクリ
ロイルオキシ、クロトノイルオキシなどがあげられる。
「モノアルキルカルバモイル基」のアルキル基は上記の
CI−。アルキル基が好ましく、シたがって以後、「モ
ノC+−Sアルキルカルバモイル基」と記すこともある
。モノC+−aアルキルカルバモイル基としてはたとえ
ば、N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバモイル
などがあげられる。
「ジアルキルカルバモイル基」のアルキル基は上記のC
l−6アルキル基が好ましく、シたがって以後、「ジC
1−8アルキルカルバモイル基」と記すこともある。ジ
C3−6アルキルカルバモイル基としてはたとえば、N
、N−ジメチルカルバモイル、N、N−ジエチルカルバ
モイルなどがあげられる。
「モノアルキルカルバモイルオキシ基」のモノアルキル
カルバモイル基は上記のモノC+−Sアルキルカルバモ
イル基が好ましく、シたがって以後、[モノCI−1ア
ルキルカルバモイルオキシ基」と記すこともある。モノ
C9−。アルキルカルバモイルオキシ基)−1,τけた
。L−女tf−間−ノ壬lI、−11ルノくモI II
/オキシ、N−エチルカルバモイルオキシなどがあげら
れる。
「ジアルキルカルバモイルオキシ基」のジアルキルカル
バモイル基は上記のジC1−6アルキルカルバモイル基
が好ましく、シたがって以後、「ジC1−6アルキルカ
ルバモイルオキシ基」と記すこともある。ジat二Sア
ルキルカルバモイルオキシてはたとえば、N,N−ジエ
チルカルバモイルオキシ.N.N−ジエチルカルバモイ
ルオキシなどがあげられる。
「アルキルスルホニル基」のアルキル基は上記の01−
8アルキル基が好ましく、シたがって以後、「cl−、
アルキルスルホニル基」と記すこともある。C1−@ア
ルキルスルホニル基としてはたとえば、メタンスルホニ
ル、エタンスルホニルなどがあげられる。
「アリールスルホニル基」のアリール基は上記のCa−
toアリール基が好ましく、シたがって以後、「06−
10アリールスルホニル基」と記すこともある。
Cti−+oアリールスルホニル基としてはたとえば、
ベンゼンスルホニルなどがあげられる。
「アラルキルスルホニル基」のアラルキル基はと記のC
t−19アラルキル基が好ましく、したがって以後、r
c7−1eアラルキルスルボニル基」と記すこともある
。C、−、、アラルキルスルホニル基としてはたとえば
、フェニルメタンスルホニル、ジフェニルメタンスルホ
ニルなどがあげられる。 「アルキルスルホニルオキシ
基」のアルキルスルホニル基は上記のC1−6アルキル
スルホニル基が好ましく、シたがって以後、rC+−s
アルキルスルホニルオキシ基」と記すこともある。C1
−6アルキルスルホニルオキシ基としてはたとえば、メ
タンスルホニルオキシ、エタンスルホニルオキシなどが
あげられる。
「アリールスルホニルオキシ基」のアリールスルホニル
基は上記のC6−1゜アリールスルホニル基が好ましく
、シたがって以後、rcs−+。アリールスルホニルオ
キシ基」と記すことらある。c @+1゜アリールスル
ホニルオキシ基としてはたとえば、ベンゼンスルホニル
オキシなどがあげられる。
「アラルキルスルホニルオキシ基」のアラルキルスルホ
ニル基は上記のCv−+sアラルキルスルホニル基が好
ましく、シたがって以後、rc7−toアリールスルホ
ニルオキシ基」と記すこともある。Ct−Illアラル
キルスルホニルオキシ基としてはたとえば、フェニルメ
タンスルホニルオキシ、ジフェニルメタンスルホニルオ
キシなどがあげられる。
「アミノ酸残基」は通常のアミノ酸のカルボキシル基の
水酸基をとりのぞいてできるアシル基をいい、具体的に
はたとえば、グリシル、アラニル、バリル、ロイシル、
イソロイシル、セリル、スレオニル。
システイニル、シスチニル、メチオニル、アスパラギル
、グルタミル、リジル、アルギニル、フェニルグリシル
、フェニルアラニル、チロシル、ヒスチジル。
トリプトファニル、プロリルなどがあげられる。
「含窒素複素環」は1〜敗個の、好ましくは1〜4個の
窒素原子(オキシド化されていてもよい)を含む5〜8
員環またはその縮合環をいう。このようj含窒素複素環
は窒素原子のほかに酸素原子、硫黄原子などのへテロ原
子をl〜数個、好ましくは1〜2個含んでいてもよい。
「含窒素複素環基」は上記の含窒素複素環の環形成炭素
原子に結合している水素原子を1個とりのぞいてできる
基をいう。 「複素環基」は複素環の炭素原子に結合し
ている水素原子を1個とりのぞいてできる基をいい、そ
のような摸索環はたとえば、窒素原子(オキシド化され
ていてもよい)、酸素原子、@抗原子などのへテロ原子
を1〜数個、好ましくは1〜4個含む5〜8員環または
その縮合環をいう。このような複素環基としては具体的
には2−または3−ピロリル、3−.4−または5−ピ
ラゾリル、2−.4−または5−イミダゾリル。
1゜2.3−または1,2.4−トリアゾリル、IH−
または2H−テトラゾリル、2−または3−フリル、2
−または3−チェニル、2−.4−または5−オキサシ
リル、3−.4−または5−イソキサゾリル、I、2.
3−オキサジアゾール−4−または5−イル、1.2.
4−才キサジアゾール−3−または5−イル、I、2.
5−またはl、、3.4−オキサジアゾリル、2−.4
−または5−チアゾリル。
3−94−または5−イソチアゾリル、1.2.3−デ
アジアゾール−4−または5−イル、l、2.4−チア
ジアゾール−3−または5−イル、1,2゜5−または
1,3.4−チアジアゾリル、2−または3−ピロリジ
ニル、2−.3−または4−ピリジル、2−.3−また
は4−ピリジル−N−オキシド。
3−または4−ピリダジニル、3−または4−ピリダジ
ニル−N−オキシド、2−.4−または5−ピリミジニ
ル、2−.4−または5−ピリミジニル−N−オキシド
、ピラジニル、2−.3−または4−ピベリジニル、ピ
ペラジニル、3H−インドール−2−または3−イル、
2−.3−または4−ピラニル、2−.3−または4−
チオピラニル、ベンゾピラニル、キノリル、ピリド[2
,3−dコピリミジル。
1.5−.1.6−.1.7−.1.8−.2.6−ま
たは2.7−ナフチリジル、チェノ[2,3−d]ピリ
ジル、ピリミドピリジル、ピラジノキノリル、ベンゾピ
ラニルなどがあげられる。
「複索環オキシ基」、「複素環チオ基」、「複素環アミ
ノ基」、「複素環カルボニル基」、「複素環アセチル基
」および「複素環カルボキサミド基」の複素環基はいず
れも上記の「複素環基」が好ましい。 「第4級アンモ
ニウム基」は上記の含窒素複素環の1個の3級窒素原子
上の不対電子が結合手となり、自らは4級化している基
をいう。したがってこれに対するアニオンを必ず伴って
いる。第4級アンモニウム基としてはたとえば、オキサ
シリウム。
チアゾリウム、イソキサゾリウム、イソチアゾリウム、
ピリジニウム、キノリニウムなどがあげられる。
アニオンとしてはたとえば、水酸イオン、ハロゲンイオ
ン(塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオンなど)、ス
ルフェートイオン、ナイトレートイオン。
カルボネートイオン、有機カルボキシレートイオン(た
とえばオギザレートイオン、トリフルオロアセテートイ
オンなど)、有機スルホネートイオン(たとえばp−)
ルエンスルホネートイオンなど)があげられる。有機カ
ルボキシレートイオン、有機スルホネートイオンなどは
分子内の場合もある。
右肩に記号遺を付した基は、その基が「置換基を有して
いてもよい基」であることを示す。たとえばアルキル米
紙は「置換基を有していてもよいアルキル基」を表わす
。この場合、置換基の数は1個だけに限定されず、置換
される基によつ゛ては同一または異なって2〜数個、好
ましくは2〜3個存在していてもよい。
rc、、。アリール0基J、rC7−+!アラルキル0
基」。
rc、、。アリール真オキシ基」およびr C?−,。
アラルキル9オキシ基」としてはそれぞれ、「フェニル
8基」。
「ベンジル0基」、「フェノキシ0基」および「ベンジ
ル贋オキシ基」がより好ましい。
本発明の化合物[1]において置換基R0は水素原子、
含窒素複素環基、アシル基またはアミノ基の保護基を表
わす。これらのうち置換基R0が含窒1g複素環基であ
る化合物[I]またはアシル基である化合物[1]は各
種の細菌、特にセファロスポリン耐性菌に対する強い抗
菌作用を有し、しかもシュウトモナス属の閑に対して特
異な抗菌力を示す抗菌性化合物である。一方、置換基R
0が水素原子である化合物[1]またはアミノ基の保護
基である化合物[1]は置換基R0が含窒素複素環基ま
たはアシル基である上記の化合物[I]を製造する際(
こ、中間体として使用しうる有用な化合物である。
置換基R0としての含窒素複索環基(以後、記号Ra 
で表わす場合もある)は前記したような「含窒素複索環
基」をいい、たとえば2−ピロリル、3−ピロリル、3
−ピラゾリル、4−ピラゾリル、5−ピラゾリル、2−
イミダゾリル、4−イミダゾリル。
5−イミダゾリル、I、2.3−トリアゾリル、1゜2
.4−トリアゾリル、lH−テトラゾリル、28−テト
ラゾリル、2−オキサシリル、4−オキサシリル、5−
才キサゾリル、3−イッキザゾリル、4−イソキザゾリ
ル、5−イソキサゾリル、!、2.3−オキサジアゾー
ルー4−イル、1,2.3−才キサジアゾール−5−イ
ル、1.2.4−オキサジアゾール−3−イル、1.2
.4−才キサジアゾール−5−イル、1.2.5−オキ
サジアゾリル、l、3゜4−オキサジアゾリル、2−チ
アゾリル、4−チアゾリル、5−チアゾリル、3−イソ
チアゾリル、4−イソチアゾリル、5−イソチアゾリル
、l、2.3−チアジアゾール−4−イル、1,2.3
−チアジアゾール−5−イル、1,2.4−チアジアゾ
ール−3−イル、 1.2.4−チアジアゾール−5−
イル、I、2.5−チアジアゾリル、1,3.4−チア
ジアゾリル、2−ピロリジニル、3−ピロリジニル。
2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピリジル、2−ピリ
ジル−N−オキシド、3−ピリジル−N−オキシト、4
−ピリジル−N−オキシド、3−ピリダジニル、4−ピ
リダジニル、3−ピリダジニル−N−オキシド、4−ピ
リダジニル−N−オキシド、2−ピリミジニル、4−ピ
リミジニル、5−ピリミジニル、2−ピリミジニル−N
−オキシド、4−ピリミノニル−N−オキシド、5−ピ
リミジニル−N−オキシド、ピラジニル、2−ピペリジ
ニル、3−ピペリジニル、4−ピペリジニル、ピペラジ
ニル。
3 H−インドール−2−イル、3H−インドール−3
−イルなどがあげられるが、特に2−ピリジル、3−ピ
リジル、4−ピリジル、2−イミダゾリル、4−イミダ
ゾリル、5−イミダゾリルなどが好ましい。
上記の含窒素複素環基は環上に置換基を有していてもよ
い。そのような置換基は1個だけに限定されず、置換さ
れる基によっては同一または異なって2〜数個、好まし
くは2〜3個存在していてもよい。このような含窒素複
素環上の置換基としてはたとえば、アルキル基、シクロ
アルキル基1アリール基、アラルキル基、水酸基、アル
コキシ基、メルカプト基、アルキルチオ基、アミノ基、
モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、ハロゲン
原子。
ニトロ基、アジド基、シアノ基、カルボキシル基、アル
コキシカルボニル基、アルカノイル基、アルカノイルオ
キシ基、カルバモイル基、モノアルキルカルバモイル基
、ジアルキルカルバモイル基、カルバモイルオキシ基、
モノアルキルカルバモイルオキシ基、ジアルキルカルバ
モイルオキシ基などがあげられる。
置換基を有する含窒素複素環基としては上記したアルキ
ル基、アリール基、ハロゲン原子などが置換した2−イ
ミダゾリル基、もしくは4−ピリジル基の窒素原子に上
記のアルキル基やアラルキル基などが置換して該窒素原
子が4級化したN−置換ピニジニウム−4−イル基が好
ましい。このような置換−2−イミダゾリル基としては
たとえば、  ′1−メチルー2−イミダゾリル、4−
クロロ−2−イミダゾリルなどが、N−置換ピリジニウ
ムー4−イル基としてはたとえば、N−メチルピリジニ
ウム−4−イル、N−エチルピリジニウム−4−イル、
N−ベンジルピリジニウム−4−イル、N−(p−フル
オロベンジル)ピリジニウム−4−イルなどがそれぞれ
あげられる。 置換基R0としてのアシル基(以後、記
号Rbで表わす場合もある)は従来から知られているペ
ニシリン誘導体の6位のアミノ基に置換しているアシル
基やセファロスポリン誘導体の7位アミノ基に置換して
いるアシル基などをいう。このようなアシル基としては
アルカノイル基、アルケノイル基、シクロアルキルカル
ボニル基、シクロアルケニルカルボニル基。
アリールカルボニル基、複素環カルボニル基、などがあ
げられ、より具体的にはそれぞれC1−6アルカノイル
0基、C3−6アルケノイル来基、 C3−1゜シクロ
アルキル−カルボニル基、C8−6シクロアルケニルー
カルボニル基、 Ca−+。アリール8カルボニル基。
複素環“カルボニル基があげられる。
CI−IIアルカノイル基としてはたとえば、ホルミル
、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、
バレリル5イソバレリル、ピバロイルなどがあげられる
。 C++sアルカノイル“基で表わされる「置換基を
有していてもよいC1−6アルカノイル基」の置換基と
してはたとえば、■C1アルカノイル基(すなわちホル
ミル)の場合は複素環8カルボニル基が、また■C7−
8アルカノイル基(すなわちアセチル、プロピオニル、
ブチリル、イソブチリル、バレリル、イソバレリル、ピ
バロイルなど)の場合は以下に述べる「置換基Sl」が
あげられる。「置換基S1」はC3−IQシクロアルキ
ル8基、C,−、シクロアルケニル1基、 C8−10
アリール9基、水酸基+Cl−11アルコキシ基、 C
、、。シクロアルキルオキシ基、 C6−1゜アリール
8オキシ基+C?−111アラルキル束オキシ基。
メルカプト基+ CI−8アルキル真チオ基、アミノC
1−、アルキルチオ基+Ct−8アルケニルXチオ基+
 C3−10シクロアルキルチオ基、C6−Illアリ
ールXチオ基。
C7−toアラルキル8チオ基、アミノ基、モノCl−
6アルキルアミノ基、ジC6−、アルキルアミノ基、 
Cz−+。シクロアルキルアミノ基、C6−toアリー
ル8アミノ基1G?−Illアラルキル0アミノ基、環
状アミノ×基。
へロアシト基、シアノ基、カルボキシル基、アシル“基
、置換オキシカルボニル基、Cl−8アルキルチオ−カ
ルボニル基、アシル+オキシ基、アシル÷アミノ基、ア
シル1アミノアルキルチオ基、カルバモイル基、モノC
3−6アルキルカルバモイル基、ジC1−。アルキルカ
ルバモイル基、カルバモイルオキシ基、モノc+−eア
ルキルカルバモイルオキシ基、ジC+−Sアルキルカル
バモイルオキシ基、スルホ基。
ヒドロキシスルボニルオキシ基、CI−aアルキルスル
ホニル基、C@−+oアリール6スルホニル基、 C7
−+。アラルキル6スルホニル基、C1−。アルキルス
ルホニルオキシ基、Ca−toアリール8スルホニルオ
キシ基、C?−Il+アラルキル0スルホニルオキシ基
、ウレイド8基、スルファモイルX基、複素環8基、複
素環蚕オキシ基、複素環7チオ基、複素環類アミノ基、
複素環9カルボニル基、複素環※カルボキサミド基また
は第4級アンモニウム5基をいう。これらの置換基の数
は1個に限定されず、置換基が2個以上の場合、それら
の置換基は同一でも、また異なっていてもよい。さらに
はそのうちの2個の置換基があわさって後記するような
C=C二重結合またはC=N二重結合を形成していても
よい。
C5−、アルケノイル9基で表わされる[置換基を有し
ていてもよいC1−、アルケノイル基」の置換基(以後
[置換基S”Jという)としてはたとえば、C3−1゜
シクロアルキル基、 a ll+1゜アリール1基、C
,−、アルコキシ基、Cs−+oアリール”オキシ基、
Ct−+sアラルキル0オキシ基、ハロゲン原子、シア
ノ基、カルボキシル基、アシル÷基、置換オキシカルボ
ニル基。
アシル÷オキシ基、複素環0基、第4級アンモニウム栗
基などがあげられる。
Ca−+。アリール釆カルボニル基で表わされる「置換
基を有していてもよいC,、、アリール−カルボニル基
」の置換基および複素環真カルボニル基で表わされる「
置換基を何していてもよい複素環基」の置換基(以後、
「置換基S3Jという)としてはたとえば、C1−、ア
ルキル基+ C1−aアルケニル基、Ca−+。
アリール基、C7−1xアラルキル基、ジC8−10ア
リールーメヂル基、トリCg++。アリール−メチル基
、水酸基+ CI−8アルコキシ基、c e−toアリ
ールオキシ基、Ct−+aアラルキルオキシ基、メルカ
プト基、C4−、アルキルチオ基+Ca−1oアリール
チオ基、 C?−1゜アラルキルチオ基、アミノ基、モ
ノC+−aアルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミ
ノ基、ヒドロキシC1−6アルキル基、メルカプトC1
−6アルキル基、ハロゲノC1−8アルキル基、カルボ
キシC1−6アルキル基、ハロゲン原子、ニトロ基、ア
ジド基、シアノ基。
カルボキシル基、置換オキシカルボニル基、アシル1基
、アシル+オキシ基、アシル+アミノ基、カルバモイル
基、チオカルバモイル基、Ct−aアルキルスルボニル
基、Ca−1aアリールスルホニル基、C7−1aアラ
ルキルスルホニル基などがあげられる。
上記したC1−6アルカノイル基* 03−8アルケノ
イル基、 C*−+。アリール−カルボニル基および複
素環カルボニル基の置換基(S ’、S″およびS3)
で以下に述べるもの以外の基は前記した基をここでも意
味する。  C8−1゜アリール9基、フェニル9基。
Ca−+oアリール毫オキシ基、フェノキシ8基、Co
−t。
アリール8チオ基+ CB−1oアリール6アミノ基、
C8−1oアリール8スルホニル基およびcs−toア
リール8スルホニルオキシ基のC6−10アリール基の
置換基としては、上記の置換基S3がここでもそのまま
あげられる。
C?−1!アラルキル8基、ベンジル8基+ C7−+
 @アラルキル0オキシ基、ベンジルXオキシ基、Ct
−+sアラルキル寮チオ基1c?−1++アラルキル”
アミノ基、C7−1、アラルキル0スルホニル基および
C7−19アラルキル8スルホニルオキシ基のCt−1
2またはC7−IIアラルキル基の芳香環の置換基とし
ては、上記の置換基S3がここでもそのままあげられる
。複索環8基、複素環8オキシ基、複素環8チオ基、複
素環0アミノ基、複素環9アセチル基および複素環8カ
ルボキサミド基の複素環の置換基として 上記の置換基S3がここでもそのままあげられる。
第4級アンモニウム8基の含窒素複素環上の置換基とし
ては、上記の置換基S3がここでもそのままあげられる
。 C1−6アルキル1基で表わされる「置換基されて
いてもよいC1−8アルキル基」の01−6アルキル基
の置換基としては、上記の置換基S1がここでもそのま
まあげられる。
Ct−t。シクロアルキル8基およびC5−6シクロア
ルケニルx基で表わされる「置換されていてもよいC0
−1゜シクロアルキル基」および「置換されていてもよ
いCs−6シクロアルケニル基」の置換基としては、上
記の置換JJ S 3がここでもそのままあげられる。
C3−6アルキル8チオ基で表わされる「置換されてい
てもよいC3−、アルキルチオ基」の01−6アルキル
チオ基の置換基(以後、「置換基S’Jという)として
はたとえば、水酸基、Ct−aアルコキシ基、C3−3
゜シクロアルキルオキシ基、C6−1゜アリール8オキ
シ基、Ct−+eアラルキル6オキシ基、メルカプト基
Ct−aアルキルチオ基’、C3−1゜シクロアルキル
チオ基、 c 11−1゜アリール1チオ基、c?−I
sアラルキル0チオ基、アミノ基、モノC1−、アルキ
ルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、環状アミノ
巖基、ハロゲン原子、シアノ基、カルボキシル基、カル
バモイル基、アシル1オキシ基、スルホ基、第4級アン
モニウム8基などがあげられる。
C2−。アルケニル雇チオ基で表わされる「置換されて
いてもよいCt−Sアルケニルチオ基」のCt−Sアル
ケニルチオ基の置換基(以後、[置換基SSJという)
としてはたとえば、ハロゲン原子、シアノ基。
カルボキシル基、カルバモイル基、モノC1−。アルキ
ルカルバモイル基、ジC1−6アルキルカルバモイル基
、チオカルバモイル基などがあげられる。
「アシル◆基」は上記のCt−aアルカノイル基、 C
a−1゜アリール秦カルボニル基、 Ct−+。アラル
キル東カルボニル基、複素環0カルボニル基または複素
環層アセチル基をいう。したがってアシル÷基の代表的
なものをあげるとたとえば、ホルミル1アセデル。
プロピオニル、n−ブチリル、イソブチリル、バレリル
、ピバロイル、n−ヘキサノイル、クロロアセチル。
ジクロロアセチル、トリクロロアセチル、3−オキツブ
チリル、4−クロロ−3−オキソブチリル、3−カルポ
キシブロビオニル、4−カルボキシブチリル、3−エト
キシカルバモイルプロピオニル、ベノゾイル、ナフトイ
ル、p−メチルベンゾイル、p−ヒドロキシベンゾイル
、p−メトキシベンゾイル、p−クロロベンゾイル、p
−ニトロベンゾイル、0−カルボキシベンゾイル、0−
(エトキシカルボニルカルバモイル)ベンゾイル、0−
(エトキシカルボニルスルファモイル)ベンゾイル、フ
ェニルアセチル、p−メチルフェニルアセチル、p−ヒ
ドロキシフェニルアセデル、p−メトキシフェニルアセ
チル、2.2−ジフェニルアセチル、2−チェニルカル
ボニル。
2−フリルカルボニル、2−.4−または5−チアゾリ
ルアセチル、2−または3−チェニルアセチル、2−ま
たは3−フリルアセチル、2−アミノ−4−または5−
チアゾリルアセチル、5−アミノ−3−チアジアゾリル
アセチルなどがあげられる。
「アシルナオキシ基」および「アシル令アミノ基」のア
シル1基は上記のアシル÷基をいい、したがって「アシ
ル÷オキシ基」としてはたとえば、ホルミルオキシ、ア
セトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、バレ
リルオキシ、ピバロイルオキシ、クロロアセトキシ、ジ
クロロアセトキシ、トリクロロアセトキシ、3−オキツ
ブチリルオキシ、4−クロロ−3−オキソブチリルオキ
シ。3−カルボキシプロピオニルオキシ、4−カルボキ
シブチリルオキシ、3−エトキシカルバモイルプロピオ
ニルオキシ、ベンゾイルオキシ、ナフトイルオキシ、p
−メチルベンゾイルオキシ、p−メトキシベンゾイルオ
キシ、p−クロロベンゾイルオキシ、0−カルボキシベ
ンゾイルオキシ、0−(エトキシカルボニルカルバモイ
ル)ベンゾイルオキシ、0−(エトキシカルボニルスル
ファモイル)ベンゾイルオキシ、フェニルアセチルオキ
シ、p−メチルフェニルアセチルオキシ、p−メトキシ
フェニルアセチルオキシ、p−クロロフェニルアセチル
オキシ、2.2−ジフェニルアセチルオキシ、チェニル
カルボニルオキシ、フリルカルボニルオキシ、チアゾリ
ルアセチルオキシ、チェニルアセチルオキシ、フリルア
セチルオキシなどが、また「アシル令アミノ基」として
はたとえば、アセトアミド(CH,COMH−) 、ベ
ンズアミド(C,11,C0N1+−)、フェニルアセ
トアミド(C,Il、CII、C0NII〜)、2−チ
ェ°ルアゞドア4ド(1117゜11.。。Ni1−)
などがあげられる・「アシル+アミノアルキルチオ基」
のアシル1アミノ基およびアルキルチオ基はそれぞれ前
記のアシル令アミノ基およびC1−6アルキルチオ基を
意味し、したがってこのような「アシル◆アミノC1−
6アルキルチオ基」としてはたとえば、アセトアミドメ
チルチオ、2−アセトアミドエチルチオなどがあげられ
る。
「アリールアシル十基」はrc、、。アリール−アシル
1基」がよく、たとえばベンゾイル、フタロイル。
ナフトイル、フェニルアセチルなどがあげられる。
「アリールアシル◆オキシ基」はrc6−、、アリール
−アシル÷オキシ基」がよく、たとえばベンゾイルオキ
シ、ナフトイルオキシ、フェニルアセチルオキシなどが
あげられる。
「ウレイド0基」で表わされる「置換されていてもよい
ウレイド基」のウレイド基の置換基としてはたとえば、
CI−。アルキル基+C1+−107リール棗基。
Ct−+sアラルキル6基、アシル÷基、カルバモイル
基。
スルホ基(ナトリウム、カリウムなどと適宜に塩を形成
していてもよい)2スルファモイル基、アミジノ基など
があげられる。
「スルファモイル0基」で表わされる「置換されていて
もよいスルファモイル基」のスルファモイル基の置換基
としてはたとえば、C8−6アルキル基。
アミジノ基などがあげられる。
「カルバモイル米紙」および「カルバモイル秦オキシ基
」で表わされる「置換されていてもよいカルバモイル基
」の置換基としてはたとえば、C1−8アルキル基、C
@−+oアリール0基、C?−+tアラルキル9基。
アシル◆基などがあげられ、また、カルバモイル基の窒
素原子が含窒素複素環の環形成窒素原子である場合も含
まれる。
「チオカルバモイルX基」で表わされる「置換されてい
てもよいチオカルバモイル基」の置換基としてはたとえ
ば、CI−@アルキル基、 c @−1゜アリール0基
、 C7++ 、アラルキル8基、アシル+基などがあ
げられ、また、チオカルバモイル基の窒素原子が含窒素
複素環の環形成窒素原子である場合も含まれる。
「環状アミノ8基」で表わされる「置換されていてもよ
い環状アミノ基」の環状アミノ基の置換基(以後、「置
換基5IIJという)としてはたとえば、C+ −aア
ルキル基、C,、アルケニル基、Cs−+。シクロアル
キル基、C6−10アリール巖基、C7−+tアラルキ
ル9基、ジC6−1゜アリール−メチル基、トリCm−
10アリール−メチル基、水酸基+C+−aC+−上シ
基、C6−1゜アリール8オキシ基、C7−+sアラル
キル0オキシ基、メルカプト基、CI−。アルキルチオ
基、 a ll+1゜アリール巖チオ基、C7−+sア
ラルキル0チオ基、アミノ基、モノC7−6アルキルア
ミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、 CI++。ア
リール8アミノ基、Ct−+++アラルキル1アミノ基
、ハロゲン原子、ニトロ基、アジド基、オキソ基、チオ
キソ基、シアノ基、カルボキシル基、アシル+基、置換
オキシカルボニル基、アシル1オキシ基、アシル+アミ
ノ基、カルバモイル基、カルバモイルオキシ基、チオカ
ルバモイル基、スルホ基などがあげられる。
CI−t+アルカノイルX基のひとつとして前記した複
素環崖カルボニル基で置換されたホルミル基はすなわち
複素環’−c o −c o−なる式を有するアシル基
で、該複索環真基は前記のものがここで6あげられるが
、置換基を有していてもよいオキサシリル基、チアゾリ
ル基、オキサジアゾリル基、チアジアゾリル基などがよ
り好ましい。このような[複素環”−Go−Co−Jな
る基としてはたとえば、2−(2−,4−または5−オ
キサシリル)−2−オキソアセチル、2−(2−,4−
または5−チアゾリル)−2−オキソアセチル、2−(
2−アミノ−4−チアゾリル)−2−オキソアセチル。
2−(1,2,4−オキサジアゾール−3−または5−
イル)−2−オキソアセチル、2−(1,2,4−チア
ジアゾール−3−または5−イル)−2−オキソアセデ
ル、2−(5−アミノ−1,2,4−デアジアゾール−
3−イル)−2−オキソアセチルなどがあげられる。
C7−6アルカノイル8基としては置換基を有するアセ
チル基が最も好ましい。置換基を有するアセチル基の置
換基の数は1〜3個であり、置換基は/’  −−F 
++、−h ) l +1.ill、MIIM&f、 
L、 I フ詰fコIJ−re換基Sl」がここでもあ
げられる。置換基の数が2〜3個の場合、それらの置換
基は同一でも、また異なっていてもよく、さらには2個
の置換基があわさって二重結合を形成していてもよい。
モノ置換アセチル基としてはr(”CH,GO−と表す
ことができる。
一方、トリ置換アセチル基としてはそのうちの2個の置
換基があわさってC=C二重結合もしくはC=N二重結
合を形成しているものがよく、それぞれ とができる。
ここで記号R”−R”、R”およびR”は前記した置換
基(Sつを意味し、記号R”Jt 19およびR1につ
いては後記する。以下、これらの置換基(R■5〜R■
)を有するアセチル基について詳述する。
i )  R” CH* CO− 記号RISは前記のCl−6アルキル基の置換WsC8
1)を意味するが、とりわけ、cs−aシクロアルケニ
ル基、 Ca−+。アリール聚基、Ce−+oアリール
1オキシ基+ CI−8アルキル8チオ基、C1−@ア
ルケニル8ヂオ基、ca +l11アリ・−ル9チオ基
、アミノ基、環状アミノ基、シアノ基、アシル+基、ア
シル÷オキシ基、複素環真基1W1素環8チオ基、第4
級アンモニウムx基などが繁用される。したがって「ア
シル基R”CH,CO−」としてはたとえば、1.4−
シクロへキザジエニルアセチル、フェニルアセチル、p
−)ジルアセチル。p−ヒドロキシフェニルアセチル、
p−メトキシフェニルアセチル、p−クロロフェニルア
セチル、O−アミノメチルフェニルアセチル、フェノキ
シアセチル、p−ヒドロキシフェノキシアセチル、p−
クロロフェノキシアセチル、シアツメデルチオアセチル
、ジフルオロメチルチオアセチル、トリフルオロメチル
チオアセチル、(2−カルボキシエチル)チオアセチル
、(2−アミノ−2−カルボキシエチル)チオアセチル
、(2−クロロビニル)チオアセチル、(2−カルボキ
シビニル)チオアセチル、(2−フルオロ−2−カルバ
モイルビニル)チオアセデル、(1,2−ジクロロビニ
ル)チオアセチル、(2−クロロ−2−カルボキシビニ
ル)チオアセチル。
フェニルチオアセデル、p−ヒドロキシフェニルチオア
セデル、グリシル、l!4−テトラゾリル−1−イルア
セデル、3.5−ジクロロ−4−オキソ−1゜4−ジヒ
ドロピリジン−1−イルアセチル、シアノアセデル、ア
セトアセチル、ベンゾイルアセチル。
フリルカルボニルアセデル、チェニルカルボニルアセデ
ル、(lH−テトラゾリル)アセチル、l−メチル−I
 H−テトラゾリルアセチル、(2−フリル)アセチル
、(2−チェニル)アセデル、(3−チェニル)アセチ
ル、(4−オキサシリル)アセチル、(4−チアゾリル
)アセチル、(2−アミノ−4−チアゾリル)アセデル
、(1,2,4−チアジアゾール−3−イル)アセチル
、(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)アセチル、(2−ピリジル)アセデル、(4−ピリ
ジル)アセチル、(2−イミダゾリル)チオアセチル、
(2−ピリジル)チオアセチル、(4−ピリジル)チオ
アセチル、(2−チェニル)チオアセチル、ヒドロキシ
ピリジルチオアセチル。
(5−イソチアゾリル)チオアセチル、(3−メチルチ
オ−5−イソチアゾリル)チオアセチル、(4−シアノ
−5−イソチアゾリル)チオアセチル、(4−ジアツー
2−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロイソチアゾ
ール−5−イル)チオアセチル。
ピリジニウムアセチル、キノリニウムアセチルなどがあ
げられる。
記号R”は前記の置換基(Sつを意味するが、とりわけ
、CS−*シクロアルケニル基、 c a+1゜アリー
ル8基、 Ca−+。アリール0オキン基、Cl−8ア
ルキル来チオ基、Ct−aアルケニル1チオ基、Co−
+oアリール8チオ基基環環状アミノ基シアノ基、複素
環9基。
複素環8チオ基、複素環8カルボキサミド基、第4級ア
ンモニウム贋基などがここでも繁用される。また記号R
”も前記の置換基を意味するが、とりわけ、水酸基、メ
ルカプト基、アミノ基、アミノ酸残基で置換されたアミ
ノ基、ヒドラジノ基、アジド基、ウレイド9基、アシル
1オキシ基、アシル+アミノ基、カルボキシル基、置換
オキシカルボニル基、スルホ基。
スルファモイル基、カルバモイル基、複素環Xカルボキ
シエチルなどが好ましい。これらのうち置換基R′7が
アミノ基のもの (すなわちR”CH−CO−”)は特に「アミノ酸残N
H。
基」として分類される CO−」としてはたとえば2−アミノ−2−(1゜4−
シクロへキサジェニル)アセデル、マンゾリル。
α−アジドフェニルアセデル、α−カルボキシフェニル
アセデル、α−(フェノキンカルボニル)フェニルアセ
チル、α−(O−ヒドロキシフェニル)オキシカルボニ
ルフェニルアセチル、α−(p−トリルオキシカルボニ
ル)フェニルアセチル、α−スルホフェニルアセチル、
α−スルホ−p−ヒドロキシフェニルアセチル、α−ウ
レイドフェニルアセチル、α−(NY−スルホウレイド
)フェニ)レアセチル、α−カルボキシ−p−ヒドロキ
シフェニルアセチル、α−(ホルミルオキン)フェニル
アセチル、α−(2−アミノ−3−カルボキシプロピオ
ンアミド)フェニルアセチル、α−(3−アミノ−3−
カルボキシプロピオンアミド)フェニルアセチル、α−
(3,4−ジヒドロキシベンズアミド)フェニルアセチ
ル。
α−(5−カルボキシ−4−イミダゾリルカルボキサミ
ド)フェニルアセチル、α−(l、3−ジメチル−4−
ピラゾリルカルボキサミド)フェニルアセチル、5−フ
ェニル−3−イソキサゾリルカルボキサミド)フェニル
アセチル、α−[1−(p−メトキシフェニル)−4−
クロロ−1,2,3−)−リアゾール−5−イルカルボ
キサミトコフェニルアセチル、α−(4−オキソ−1,
4−ジヒドロピリジン−3−イルカルボキサミド)フェ
ニルアセチル、α−[2−オキソ−5−(3,4−ジヒ
ドロキシフェニル)−1,2−ジヒドロピリジン−3−
イルカルボキサミトコフェニルアセチル、α−(4−オ
キソ−4H−1−チオピラン−3−イルカルボキサミド
)フェニルアセチル、α−(4−ヒドロキシ−1,5−
ナフチジノン−3−イルカルボキサミド)フェニルアセ
デル、α−(4−エチル−2,3−ジオキソピペラノノ
カルボキサミド)フェニルアセチル、α−(4−エチル
−2,3−ジオキソピペラジノカルボキサミド)−p−
ヒドロキシフェニルアセチル、α−(4−エチル−2,
3−ジオキソピペラジノカルボキサミド)−p−ベンジ
ルオキシフェニルアセチル、α−(4−エチル−2,3
−ジオキソピペラジノカルボキサミド)−p−スルホフ
ェニルアセチル、α−(4−エチル−2,3−ジオキソ
ピペラジノカルボキサミド)−p−メトキシフェニルア
セチル、α−(2−オキソイミダゾリジノカルボキサミ
ド)フェニルアセチル、α−(2−オキソ−3−メタン
スルホニルイミダゾリジノカルボキサミド)フェニルア
セチル、α−(6,7−シヒドロキシー4−オキソ−4
H−ベンゾピラン−3−イルカルボキサミド)フェニル
アセチル、α−(6,7−シヒドロキシー2−オキソ−
2H−ベンゾピラン−3−イルカルボキサミド)フェニ
ルアセチル。
α−ヒドロキシ−2−チェニルアセチル、α−ヒドロキ
シ−3−チェニルアセチル、α−カルボキシ−3−チェ
ニルアセチル、α−アミノ−α−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)アセチル、α−ホルムアミド−α−(2
−アミノチアゾール−4−イル)アセチル、α−アセト
アミド−α−(2−アミノチアゾール−4−イル)アセ
チル、α−ホルムアミド−α−(2−アミノ−5−クロ
ロチアゾール−4−イル)アセチル、α−アセトアミド
−α−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4−イル
)アセチル、α−ホルムアミド−α−(5−アミノ−1
,2,4−デアジアゾール−3−イル)アセチル。
α−アセトアミド−α−(5−アミノ−1,2,4−チ
アジアゾール−3−イル)アセチル、α−ヒドラジノ−
α−(2−アミノチアゾール−4−イル)アセチル、α
−ヒドロキシ−α−(2−アミノチアゾール−4−イル
)アセチル、α−ウレイド−α−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)アセチル、α−[NY −(m−ヒドロ
キシフェニル)ウレイド]フェニルアセチル、°α−[
NY−(2−メチル−6−ヒトロキシピリミジンー5−
イル)ウレイド」フェニルアセチル、α−r、NY−(
3,4−ジアセトキシベンゾイル)ウレイド]フェニル
アセチル、α−[NY−(3,4−ジヒドロキシシンナ
モイル)ウレイド]フェニルアセチル、α−[NY−(
3,4−ノアセトキシベンズアミドアセチル)ウレイド
」フェニルアセチル、α−[NY −(2−フリルカル
ボニル)ウレイドコフェニルアセチル、α−[NY −
(6,7−シヒドロー4−オキソ−4H−ベンゾピラン
−3−イルカルボニル)ウレイド]フェニルアセチル、
 α−(2−クロロビニルチオ)フェニルアセチル、α
−カルバモイル−α−(2−クロロビニルチオ)アセデ
ル、α−(4−エチル−2,3−ジオキソピペラジノカ
ルボキサミド)−α−(2−クロロビニルチオ)アセチ
ル、α、α−ビスー(4−エチル−2゜3−ジオキソ−
1−ピペラジノカルボキサミド)アセチル、α−(2−
アミノ−4−チアゾリル)−α−(4−エチル−2,3
−ジオキソ−1−ピペラジノカルボキサミド)アセチル
、α−(4−ヒドロキシ−6−メチルニコチンアミド)
−α−フェニルアセチル、α−(4−ヒドロキシ−6−
メチルニコチンアミド)−α−(4−ヒドロキシフェニ
ル)アセチル、α−(5,8−ジヒドロ−2−(4−ホ
ルミル−1−ピペラジニル)−5−オキソピリド[2゜
3−d]ピリミジン−6−カルボキサミド)−α−フェ
ニルアセチル、α−(3,5−ジオキソ−1,2゜4−
トリアジン−6−カルボキサミド)−α−(4−ヒドロ
キシフェニル)アセチル、α−(3−フルフリデンアミ
ノ−2−オキソイミダゾリジン−1−カルボキサミド)
−α−フェニルアセチル、α−(クマリン−3−カルボ
キサミド)−α−フェニルアセチル、α−(4−ヒドロ
キシ−7−メチル−1゜8−ナフチリジン−3−カルボ
キサミド)−α−7エニルアセチル、α−(4−ヒドロ
キシ−7−ドリフルオロメチルキノリンー3−カルボキ
サミド)−α−フェニルアセチル、N−[2−(2−ア
ミノ−4−チアゾリル)アセチル]−D−フェニルグリ
シル、α−(6−ブロモ−1−エチル−1,4−ジヒド
ロ−4−オキソチェノ[2,3−、blピリジン−3−
カルボキサミド)−α−フェニルアセチル、α−(4−
エチル−2,3−ジオキソ−1−ピペラジノカルボキサ
ミド)−α−ヂエニルアでチル、α−(4−n−ペンデ
ル−2,3−ジオキソ−!−ビベラノノカルボキサミド
)−α−ヂエニルアセヂル。
α−(4−n−オクチル−2,3−ジオキソーl−ピペ
ラジノカルポキサミド〕−α−チェニルアセチル、α−
(4−シクロへキシル−2,3−ジオキソ−1−ピペラ
ジノカルボキサミド)−α−ヂエニルアセチル、α−[
4−(2−フェニルエチル)−2,3−ジオキソ−1−
ピペラジノカルボキサミド]−α−チェニルアセチル、
α−(3−フルフリデンアミノ−2−オキソイミダゾリ
ジン−1−カルボキサミド)−α−(4−ヒドロキシフ
ェニル)アセチルなどが例示される。 またアミノ酸の
残基(rt”CHCO−)としてはここでもたとえば、
 Ht アラニル、バリル、ロイシル、イソロイシル、セリル。
スレオニル、システイニル、シスチニル、メチオニル、
アスパラギル、グルタミル、リジル、アルギニル。
フェニルグリシル、フェニルアラニル、チロシル。
ヒスチジル、トリプトファニル、プロリルなどが例。
示される。またこれらのアミノ酸残基のアミノ基は後記
するようなアミノ基の保護基で保護されていてもよい。
[アミノ基が保護されたアミノ酸残基]としてはたとえ
ば、N−ベンジルオキシカルボニルアラニル、N−ベン
ジルオキシカルボキサミドフェニルグリシルなどがあげ
られる。またアミノ酸残基のアミノ基はさらにもうひと
つのアミノ酸残基で置換されていてもよい。このような
アシル基はすなわち「ジペプチドの残基」であり、この
ようなアシル基としてはたとえば、フェニルグリシル−
アラニル、ベンジルN −ヘンシルオキシカルボニル−
γ−グルタミルーアラニル、アラニル−フェニルグリシ
ル、γ−アスパルチル=7エニルグリシル、γ−グルタ
ミルーアラニルなどがあげられる。またアミノ酸残基の
アミノ基は環状カルバモイル基で置換されていてもよい
。この上うなアシル基としてはたとえば、N−(4−エ
チル−2,3−ジオキソ−!−ピペラジノカルボニル)
アラニル、N−(4−エチル−2,3−フチオキソ−l
−ピペラジノカルボニル)フェニルグリシル、N−(4
−エチル−2,3−ジオキソ−■−ピペラジノカルボニ
ル)スレオニルなどがあげられる。
同一または異なって水素原子、ハロゲン原子(フッLi
t臭素、ヨウ素)、ヒドロキシメチル基、ジフルオロメ
チル基、トリフルオロメチル基、ホルミル基、シアノ基
、アジド基、カルボキシル基、カルバモイル基、C+−
Sアルキルチオ基またはCe−+oアリール来チオ基を
示す]で表わされるアシル基も使用される。このような
アシル基としてはたとえばられる。
1ii)  R”−CCo− ρ 記号R”は前記の置換基(Sつを意味するが、とりわけ
C8−5゜アリール米基、 c 11−1゜アリール棗
オキシ基、Cm−+oアリール豪チオ基、複素環ゞ基、
複素環8チオ基などが繁用される。記号RII′は水素
原子またはハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素
)を表わし、ハロゲン原子としては塩素が好ましい。
82号R” i、i CI−C7ルキシl& 、 Ce
−+o7 ’) −ル”基。
C1−8アルキルチオ基、ハロゲン原子、シアノ基、ア
ミノ基+Cl−6アルキルスルホニル基、Cm−1aア
リール9スルホニル基、カルバモイル基、Ct−aアル
コキシイミドイル基または複素環9基を表わす。ここで
C9−8アルコキシイミドイル基のC11アルコキシ基
は前記の01−6アルコキシ基がより、シたがってC8
−8アルコキシイミドイル基としてはたとえば、メトキ
シイミドイル げられる。その他の基はいずれも前記した基がここでも
そのままあてはめられる。したがって「アシル基R”−
C−Co−Jとしてはたとえば、2ρ =(2−アミノ−4−デアゾリル)−3−クロロアクリ
ロイル、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)クロトノ
イル、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)シンナモイ
ル、2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−3−メタン
スルホニルアクリロイル、2−(2−アミノ−4−デア
ゾリル)−3−ベンゼンスルホニルアクリロイル、2−
(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル
)−2−ペンテノイル。
2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−
イル)−3−クロロアクリロイル、2−(5−アミノ−
1,2,4−チアジアゾール−3−イル)クロトノイル
、2−(2−アミノ−5−クロロ−4−チアゾリル)−
3−クロロアクリロイル、2−(2−アミノ−5−クロ
ロ−4−チアゾリル)クロトノイルなどがあげられる。
iv)  R”−C−Co− ミ R″1 記号R”は前記の置換基(Sつを意味するが、とりわけ
C3−I0シクロアルキル7基、C5−5シクロアルケ
ニル8基、cs−toアリールゝ基、CI−@アルコキ
シ基、C@−+oアリール8オキシ基+Cl−6アルキ
ル′ヂオ基、アミノC1−6アルキルチオ基、C8−1
0アリール8チオ基、Ct−19アラルキル8チオ基、
シアノ基。
アシル◆基、カルバモイル基、複素環6基などが繁用さ
れる。
これらのなかでもC8−2゜アリール9基、複素環6基
が特に好ましい。これらのCs−+oアリール基、複素
環基の置換基はC1−6アルキル基、水酸基、アミノ基
、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)が好ま
しい。したがって置換基R1!とじて好ましい基をあげ
ると、たとえばフヱニル、p−ヒドロキシフェニル、2
−フリル、2−チェニル。4−オキサシリル、2−アミ
ノ−4−才キサゾリル、2−アミノ−5−クロロ−4−
オキサシリル、4−チアゾリル、2−アミノ−4−チア
ゾリル、2−アミノ−5−クロロ−4−デアゾリル、2
−アミノ−5−ブロモ−4−デアゾリル、2−アミノ−
5−フルオロ−4−チアゾリル、2−アミノ−4−チア
ゾリル−3−オキシド、2−イミノ−3−ヒドロキシチ
アゾリン−4−イル、3−イソキサゾリル、5−アミノ
−3−イソキサゾリル、3−イソチアゾリル、5−アミ
ノ−3−イソチアゾリル、1,2.4−才キサジアゾー
ル−3−イル、5−アミノ−1゜2.4−才キサジアゾ
ール−3−イル、1.2.4−一チアジアゾールー3−
イル、5−アミノ−1,2゜4−チアジアゾール−3−
イル、 I 、3.4−オキサジアゾリル、2−アミノ
−1,3,4−オキサジアゾール−5−イル、 1.3
.4−チアノアゾリル。
2−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−5−イル、
1−(CI−、アルキル)−5−アミノ−1,2,4−
トリアゾール−3−イル、 4−(c 1−aアルキル
)−5−アミノ−1,2,4−トリアゾール−3−イル
1”−(CI−6アルキル)−2−アミノ−4−イミダ
ゾリル、2−アミノ−6−ピリジル、4−アミノ−2−
ピリミジル、2−アミノー5−ピリミジル、3−ピラゾ
リル、4−ピラゾリルなどが例示される。
また記号R”は0R23基(式中、R13は水素原子ま
たは置換されていてもよい炭化水素残基を示す)である
ここでrt”−c−co−で表される基は芝 R33 R”−C−Go−で表わされるシン異性体また\。□、
3 はR”−C−Go−で表わされるアンチ異性体。
I R”0 もしくはそれらの混合物を表わし、なかでも置換基R”
が複素環巖基でかつシン異性体であるものがより好まし
い。このようなアシル基は式[式中%R”’は複索環8
基を、R3は水素原子または置換されていてもよい炭化
水素残基を示すコで表わすことができる。ここで複素環
”基R1!′は置換されたチアゾリル基またはチアジア
ゾリル基、すなわち式 1式中、R1は保護されていてもよいアミノ基を、R8
は水素原子、ハロゲン原子またはニトロ基を示す]のも
のが最も好ましい。したがって最も好ましいR基は式 シン異性体(Z配位)     シン異性体(2配位)
である。すなわち置換基R0としてアシル基R0を有す
る化合物[1]としては または の構造のものか好ましい。以下、置換基Rl 、 R*
R3について詳しく述べる。
記号R1は保護されていてもよいアミノ基を表わす。β
−ラクタムおよびペプチドの分野ではアミノ基の保護基
は充分に研究されていてその保護法はすでに確立されて
おり、本発明においてもアミノ基の保護基としてはそれ
ら公知のものが適宜に採用されうる。アミノ基の保護基
としてはたとえば、C1−6アルカノイル8基、C3−
5アルケノイル8基、 C++++。アリール贋カルボ
ニル基、フタロイル基。
複素環1カルボニル基、C+−aアルキルゞスルホニル
基、カンファースルホニル基、 Ca−10アリール8
スルホニル基、置換オキシカルボニル基、カルバモイル
1Iljf、チオカルバモイル’x、c、−、oアリー
ル0メヂル基、ジC6−1゜アリール8メチル基、トリ
C3−IOアリール8メチル基* Ca −Ioアリー
ル9メチレン基。
Ca−10アリール8ヂオ基、置換シリル基、 2− 
C、−。
。アルコキシ−カルボニル−1−メチル−1−エチニル
基などがあげられる。
rc、−、アルカノイル8基」としてはここではたとえ
ば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル。
バレリル、ピバロイル、サクンニル、グルタリル、モノ
クロロアセデル、ジクロロアセデル、トリクロロアセチ
ル、モノブロモアセチル、モノフルオロアセチル、ジフ
ルオロアセチル、トリフルオロアセチル。
モノヨードアセチル、3−オキソブチリル、4−クロロ
−3−オキツブチリル、フェニルアセチル、p−クロロ
フェニルアセチル、フェノキシアセチル。
p−クロロフェノキシアセチルなどがあげられる。
r C3−5アルケノイル真基」としてはここではたと
えば、アクリロイル、クロトノイル、マレオイル、シン
ナモイル、p−クロロシンナモイル、β−フェニルシン
ナモイルなどがあげられる。
r c a−+。アリール巖カルボニル基」としてはこ
こではたとえば、ベンゾイル、ナフトイル、p−トルオ
イル、p−tert−ブチルベンゾイル、p−ヒドロキ
シベンゾイル、p−メトキシベンゾイル、p−tert
−ブトキシベンゾイル、p−クロロベンゾイル、p−ニ
トロベンゾイルなどがあげられる。
複素環8カルボニル基としては後記するものがあげられ
る。
rc、、アルキル贋スルホニル基」としてはたとえば、
メタンスルホニル、エタンスルホニルなどかあげられる
rCe−+oアリール9スルホニル基」としては前記の
置換オキシカルボニル基すなわちC1−1゜アルコキシ
−カルボニル基、Ce−+oアリールオキシーカルボニ
ル基またはC7−16アラルキルオキシーカルボニル基
のほか、ここではそれらがさらに置換基を有しているも
のも含まれ、たとえば、ベンゼンスルホニル、ナフタレ
ンスルホニル、p−トルエンスルホニル、p−tert
−ブチルベンゼンスルホニル、p−メトキシベンゼンス
ルホニル、p−クロロベンゼンスルホニル、p−ニトロ
ベンゼンスルホニルなどがあげられる。 「置換オキシ
カルボニル基」としてはここではたとえば、メトキシカ
ルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカルボ
ニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボ
ニル、 tert−ブトキシカルボニル、シクロへキシ
ルオキシカルボニル、ノルボルニルオキシカルボニル、
フェノキシカルボニル、ナフチルオキシカルボニル、ベ
ンジルオキシカルボニル、メトキシメチルオキシ力ルボ
ニル、アセチルメチルオキシカルボニル、2−トリメチ
ルシリルエトキシカルボニル、2−メタンスルホニルエ
トキシカルボニル。
2.2.2−トリクロロエトキシカルボニル、2−シア
ノエトキシカルボニル2p−メチルフェノキシカルボニ
ル、p−メトキシフェノキシカルボニル、p−クロロフ
ェノキシカルボニル、p−メチルベンジルオキシカルボ
ニル、p−メトキシベンジルオキシカルボニル、p−ク
ロロベンジルオキシカルボニル。
p−ニトロベンジルオキシカルボニル、ベンズヒドリル
オキシカルボニル、シクロプロビルオキンカルポニル、
シクロペンチルオキンカルボニル、シクロへキシルオキ
シカルボニルなどがあげられる。
「カルバモイル1基」としてはここではたとえば、カル
バモイル、N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバ
モイル、N、N−ジメチルカルバモイル。
N、N−ジエチルカルバモイル、N−フェニルカルバモ
イル、N−アセチルカルバモイル、N−ベンゾイルカル
バモイル、N−(p−メトキシフェニル)カルバモイル
などがあげられる。
「カルバモイル8オキシ基」としてはここではたとえば
、カルバモイルオキシ、N−メチルカルバモイルオキソ
、N、N−ジメチルカルバモイルオキシ。
N−エチルカルバモイルオキシ、N−フェニルカルバモ
イルオキンなどがあげられる。 [チオカルバモイル”
基Jとしてはここではたとえば、チオカルバモイル、N
−メチルチオカルバモイル、N−7エニルチオカルバモ
イルなどがあげられる。
rc、、、アリール※メチル基」としてはたとえば、ベ
ンジル、ナフチルメチル、p−メチルベンジル、p−メ
トキシベンジル、p−クロロベンジル、p−ニトロベン
ジルなどがあげられる。
「ジCa−+aアリール東メチル基」としてはたとえば
、ベンズヒドリル、ジ(p −トリル)メチルなどがあ
げられる。
「トリCa−+oアリールXメチル基」としてはたとえ
ば、トリチル、トリ(p−トリル)メチルなどがあげら
れる。
rce−1oアリール棗メチレン基」としてはたとえば
、ベンジリデン、p−メチルベンジリデン。p−クロロ
ベンジリデンなどがあげられる。
rc、、。アリール遷チオ基」としてはたとえば、0−
ニトロフェニルチオなどがあげられる。
「置換シリル基」は保護されるアミノ基とあわさって一
般式R’R’R”5iNH,(R8R’R’5i)yN
R’、R’、R’、R”、R”、R” 、RIQ/i、
iそれぞれC1−、アルキル基もしくはCい、。アリー
ル寮基を示し、それぞれ同一または異なっていてもよい
。またZ′はたとえばメチレン、エチレン、プロピレン
などのC1,−3アルキレン基を示すコで表わされるよ
うなシリル基を意味し、具体的にはトリメチルシリル。
tert−ブチルジメチルシリル、−S i(CH3)
tCHtcHtsl(CH3)を−などがあげられる。
r2−C,、。アルコキシ−カルボニル−!−メチルー
1−エチニル基のC+−+oアルコキシーカルボニル基
は前記したものがよく、したがって2−〇+−toアル
コキシ−カルボニル−I−メチル−!−エチニル基とし
てはたとえば、2−メトキシカルボニル−1−メチル−
1−エチニル、2−エトキシカルボニル−!−メヂルー
1−エチニル、2− tert−ブトキンカルボニル−
1−メチル−l−エチニル、2−シクロへキシルオキシ
カルボニル−!−メチルー1−エチニル、2−ノルボル
ニルオキシカルボニル−1−メチル−1−エチニルなど
があげられる。
記号R2は水素原子、ハロゲン原子またはニトロ基を表
わす。ハロゲン原子としてはここではフッ素、塩素、臭
素などがあげられ、好ましくは塩素である。
記号R3は水素原子または置換されていてもよい炭化水
素残基を表わす。炭化水素残基としてはたとえばC1−
6アルキル基、 Ct−・アルケニル基、C2−、アル
キニル基、 Ca−+。シクロアルキル基、C5−5シ
クロアルケニル基などがあげられるが、とりわけCl−
3アルキル基または置換されたC1−3アルキル基が好
ましい。C8−6アルキル基としてはここでも前記した
Cl−Sアルキル基がよく具体的にはメチル、エチル、
n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル
、5ec−ブチル、 tert−ブチル、n−ペンチル
、n−ヘキシルなどがあげられるがとりわけメチル、エ
チル、n−プロピルが好ましい。Ct−@アルケニル基
としてはここでも前記したC7−、アルケニル基がよく
具体的にはビニル、アリル、イソプロペニル、メタリル
、1,1−ジメチルアリル、2−ブテニル、3−ブテニ
ルなどがあげられる。C2−6アルキニル基としては具
体的にはエチニル、I−プロピニル、2−プロピニル、
プロパルギルなどがあげられる。C3−10シクロアル
キル基としてはここでも前記したC3−aシクロアルキ
ル基がよく具体的にはシクロプロピル、シクロブチル。
シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、ア
ダマンデルなどがあげられる。C5−8ンクロアルケニ
ル基としては具体的には2−シクロペンテニル。
3−シクロペンテニル、2−シクロへキセニル、3−シ
クロへキセニル、シクロペンタノエニル、シクロへキサ
ジェニルなどがあげられる。
これらの炭化水素残基の置換基としてはたとえば水酸基
、C,−、アルキル基、C2−@アルケニル基、C2−
。アルキニル基IC3−1゜シクロアルキル基、Cs 
−aシクロアルケニル基、Co−+oアリール基、c?
−Illアラルキル基、複素環基、Cl−Sアルコキシ
基、Cz−+。
シクロアルキルオキシ基+Ca−10アリールオキシ基
、C?−+sアラルキルオキシ基、複素環オキシ基。
メルカプト基+C+−aアルキルチオ基+ 03−1゜
シクロアルキルチオ基、Cs++aアリールチオ基、C
?−+sアラルキルチオ基、複素環チオ基、アミノ基、
モノCI−。アルキルアミノ基、ジC3−6アルキルア
ミノ括、トリC8−6アルキルアンモニウム基、C3−
、、シクロアルキルアミノ基、Cs−+oアリールアミ
ノ基。
C?−+eアラルキルアミノ基、曳素環アミノ基、環状
アミノ基、アジド基、ニトロ基、ハロゲン原子、シアノ
基、カルボキシル基、CI −10アルコキシ−カルボ
ニル基、C[1−10アリールオキシ〜カルボニル基、
C7−18アラルキルオキシ−カルボニル基、C,−、
、アリール−アシル1基、c+−eアルカノイル基、C
34アルケノイル基、 c a−toアリール−アシル
+オキシ基+C2−8アルカノイルオキシ基、C3−5
アルケノイルオキシ基、カルバモイルχ基、チオカルバ
モイル8基、カルバモイル8オキシ基、フタルイミド基
、C,−、アルカノイルアミノ基、Ca−1oアリール
−アシル+アミノ基、カルボキシアミノ基+ CI−1
゜アルコキシーカルボキザミド基、Co−+oアリール
オキシーカルボキサミド基、C?−+sアラルキルオキ
シーカルボキサミド基などがあげられ、同一または異な
って2個以上存在していてもよい。炭化水素残基の置換
基としては、具体的にはCl−6アルキル基は前記のも
の、すなわちメチル、エチル、n−プロピル。
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、5ec−ブチ
ル、 tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル
などを、C3−6アルケニル基は前記のもの、すなわち
ビニル、アリル、イソプロペニル、メタリル、I、l−
ジメチルアリル、2−ブテニル、3−ブテニルなどを、
C麦−aアルキニル基は前記のもの、すなわちエヂニル
、!−プロピニル、2−プロピニル、プロパルギルなど
を、C3−10シクロアルキル基は前記のもの、すなわ
ちシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロへブチル。
アダマンチルなどを% Cs+sシクロアルケニル基は
前記のもの、すなわちシクロプロペニル、2−シクロペ
ンテニル、3−シクロペンテニル、2−シクロへキセニ
ル、3−シクロへキセニル、シクロペンタジェニル、シ
クロへキサジェニルなどを、Co−roアリール基は前
記のもの、すなわちフェニル、ナフチル、ビフェニリル
などを、C?−+nアラルキル基は前記のもの、すなわ
ちベンジル、1−フェニルエチル。
2−フェニルエチル、フェニルプロピル、ナフチルメチ
ル、ベンズヒドリルなどを、C3,アルコキシ基は前記
のもの、すなわちメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ
、イソプロポキシ、n−ブトキシ、tert−ブトキシ
、n−ペンチルオキシ、n−へキシルオキシなどを、C
3−+oシクロアルキルオキシ基は前記のもの、すなわ
ちシクロプロピルオキシ、シクロへキシルオキシなどを
、Cs−+。アリールオキシ基は前記のもの、すなわち
フェノキシ、ナフチルオキシなどを、C7−tsアラル
キルオキシ基は前記のもの、すなわちベンジルオキシ、
l−フェニルエチルオキシ、2−フェニルエチルオキシ
、ベンズヒドリルオキシなどを、Cl−Sアルキルチオ
基は前記のもの、すなわちメチルチオ、エチルチオ、n
−プロピルチオ、n−ブチルチオなどを、C3−10シ
クロアルキルチオ基は前記のもの、すなわちシクロプロ
ピルチオ、シクロへキシルチオなどを、Co−+。アリ
ールオキシ基は前記のもの、すなわちフェニルチオ、ナ
フチルチオなどを、C?−+eアラルキルチオ基は前記
のもの、すなわちベンジルチオ、フェニルエチルチオ。
ベンズヒドリルチオなどを、モノC+−aアルキルアミ
ノ基は前記のもの、すなわちメチルアミノ、エチルアミ
ノ、n−プロピルアミノ、n−ブチルアミノなどを、ノ
C6−6アルキルアミノ基は前記のもの、ずなわらジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、メチルエチルアミノ、ノ
ー(n−プロピル)アミノ、ジー(n −ブチル)アミ
ノなどを、トリCl−8アルキルアンモニウム基は前記
のもの、すなわちトリメチルアンモニウム、トリエチル
アンモニウムなどを、C’1−10シクロアルキルアミ
ノ基は前記のもの、すなわちシクロプロピルアミノ、シ
クロペンチルアミノ、シクロへキシルアミノなどを、C
s−10アリールアミノ基は前記のもの、すなわちアニ
リノ、N−メチルアニリノなどを、C?−Il+アラル
キルアミノ基は前記のもの、すなわちベンジルアミノ、
■−フェニルエチルアミノ、2−フェニルエチルアミノ
、ベンズヒドリルアミノなどを、環状アミノ基は前記の
もの、すなわちピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ。
モルホリノ、!−ピロリルなどを、ハロゲン原子はここ
ではフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などを、Cl−1゜ア
ルコキシ−カルボニル基は前記のもの、すなわちメトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル、n−プロポキシカ
ルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカ
ルボニル、イソブトキシカルボニル、 tert−ブト
キンカルボニル、シクロベンチルオキン力ルボニル、シ
クロへキンルオキシヵルボニル、ノルボルニルオキシカ
ルボニルなどを、C6−1oアリールオキシ−カルボニ
ル基は前記のらの、すなわちフェノキシカルボニル、ナ
フチルオキシカルボニルなどを、C?−I11アラルキ
ルオキシ−カルボニル基は前記のもの、すなわちベンジ
ルオキシカルボニル、ベンズヒドリルオキシカルボニル
などを、ce−+oアリールーアシル十基は前記のもの
、すなわちベンゾイル、ナフトイル、フタロイル、フェ
ニルアセチルなどを%Cl−8アルカノイル基は前記の
もの、すなわちポルミル、アセデル、プロピオニル、ブ
チリル、バレリル、ピバロイル、ザクシニル。
グルタリルなどを、C*−sアルケノイル基は前記のも
の、すなわちアクリロイル、クロトノイル、マレオイル
などを、Co−+oアリールーアシル1オキシ基は前記
のもの、すなわちベンゾイルオキシ、ナフトイルオキシ
、フェニルアセトキシなどを、ct−aアルカノイルオ
キシ基は前記のもの、すなわちアセトキシ、プロピオニ
ルオキシ、ブチリルオキシ、バレリルオキシ、ピバロイ
ルオキシなどを、C3−5アルケノイルオキシは前記の
もの、すなわちアクリロイルオキシ、クロトノイルオキ
シなどを、カルバモイル0基は前記のもの、すなわちカ
ルバモイル。
N−メチルカルバモイル、N−エチルカルバモイル、N
、N−ジメチルカルバモイル、N−エチルカルバモイル
、N、N−ジエチルカルバモイル、N〜フェニルカルバ
モイル、N−アセチルカルバモイル、N−ベンゾイルカ
ルバモイル、 N −(p’−メトキシフェニル)カル
バモイルに加えてピロリジノカルボニル、ピペリジノカ
ルボニル、ピペラジノカルボニル、モルホリノカルボニ
ルなどを、チオカルバモイル8基は前記のもの、すなわ
ちチオカルバモイル。N−メチルチオカルバモイル、N
〜フェニルチオカルボニルなどを、カルバモイルXオキ
シ基は前記のもの、すなわちカルバモイルオキシ、N−
メチルカルバモイルオキシ、N、N−ジメチルカルバモ
イルオキシ、N−エチルカルバモイルオキシ、N−フェ
ニルカルバモイルオキシなどを、rct−6アルカノイ
ルアミノ基」はたとえばアセトアミド、プロピオンアミ
ド、ブチロアミド、バレロアミド、ピバロアミドなどを
、「C6−1oアリール−アシル→アミノ基」はたとえ
ばベンズアミド、ナフトイルアミド。
フタルイミドなどを、rct−10アルコキシ−カルボ
キサミド基」はたとえばメトキシカルボキサミド(CI
+30CON11−)、エトキシカルボキサミド、 t
ert−ブトキシカルボキサミドなどをJCll−1゜
アリールオキシ−カルボキサミド基」はたとえばフェノ
キシカルボキサミド(C,+150CON)l−)など
を、rct−+e7フルキルオキシ〜カルボキサミド基
」はたとえばベンジルオキシカルボキサミド(C,Il
、CIl、0CON11−)、ベンズヒドリルオキシカ
ルボキサミドなどを表わす。
複索環基、複素環オキシ基、複素環チオ基および複素環
アミノ基の複素環基はここでも複素環の炭素原子に結合
している水素原子を1個とりのぞいてできる基をいい、
そのような複素環は、たとえば窒素原子(オキシド化さ
れていてもよい)、酸素原子、硫黄原子などのへテロ原
子を1〜数個、好ましくは1〜4個含む5〜8員環また
はその縮合環をいう。このような複素環基としてはここ
で62−ピロリル以下、具体的に前記したものがそのま
まあげられる。したがって「複素環オキン基」として゛
はたとえばチアゾリルオキシなどが、「複素環チオ基」
としてはたとえばチアゾリルチオなどがあげられる。「
複素環アミノ基」としてはたとえばチアゾリルアミノ、
チアジアゾリルアミノなどがあげられる。
置換された炭化水素残基でより好ましいものは水酸基、
シクロアルキル基、アルコキシ基、アルキルチオ基、ア
ミノ基、トリアルキルアンモニウム基。
ハロゲン原子、カルボキシル基、アルコキシカルボニル
基、カルバモイル基、シアノ基、アジド基、複素環基な
どで置換されたC4−3アルキル基(CI−3アルキル
基はメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピルなど
をいう)であり、それらを具体的にあげると、シクロプ
ロピルメチル、メトキシメチル、エトキシメチル、1−
メトキシエチル、2−メトキシエチル、!−エトキシエ
ヂル、2−ヒドロキシエチル。
メチルチオメチル。2−アミノエチル、2−(トリメデ
ルアンモニウム)エチル、2−(トリエチルアンモニウ
ム)エチル、フルオロメチル、ジフル才ロメチル、トリ
フルオロメチル、2−フルオロメチル。
2.2−ジフルオロエチル。クロロメチル、2−クロロ
エチル。2.2−ノクロロエチル、2.2.2−トリク
ロロエチル、2−プロモエチル、2−ヨードエチル、2
,2.2−トリフルオロエチル、カルボ゛キシメチル、
l−カルボキンエチル、2−カルボキシエチル、2−カ
ルボキシプロピル、3−カルボキンプロピル、l−カル
ボキシブチル、シアノメチル。
l−カルボキシ−1−メチルエチル、メトキシヵルボニ
ルメチル、エトキシカルボニルメチル、LerL−ブト
キシカルボニルメチル、l−メトキシカルボニル−1−
メチルエチル、1−エトキシカルボニル−J−メチルエ
チル、 1− tert−ブトキシカルボニル−1−メ
チルエチル、■−ベンジルオキシカルボニルー1−メチ
ルエチル、l−ピバロイルオキシカルボニル−1−メチ
ルエチル、カルバモイルメチル、2−アジドエチル、2
−(ピラゾリル)エチル、2−(イミダゾリル)エチル
、2−(2−才キソピ口リジン−3−イル)エチル、2
−アミノ−4−チアゾリルメチルなどのほか多くのもの
があげられる。具体的にあげた炭化水素残基のうち最も
好ましいものはメチル、エチル、n−プロピルなどの直
鎖状の01−3アルキル基および2−フルオロエチル、
2−クロロエチル、2−ヒドロキシエチル、2−メトキ
シエチル、シアノメチル、カルボキシメチル、 ter
t−ブトキシカルボニルメチル、1−カルボキシ−1−
メチルエチル、 1−H3rt−ブトキシカルボニル−
!−メチルエチルなどのハロゲン原子、水酸基、アルコ
キシ基、カルボキシ基、アルコキシカルボニル基、シア
ノ基で置換された直鎖状又は分枝状の01−、アルキル
基およびアリル基、プロパルギル基である。ここで記号
R″′を上に例示した最も好ましい炭化水素残基もしく
は水素原子を表わすものとすると、置換基R0としてア
シル基 \。。・・ 示す]を有する本発明の化合物[11はいずれも抗菌活
性が特に強く、特に耐性菌に対して優れた殺菌作用をも
つ。また前記したように複素環7基R″″′は式 もよいアミノ基を、R1は水素原子、ハロゲン原子また
はニトロ基を、それぞれ示す]のものが最も好ましく、
したがって化合物[1]としてはまたは [式中の記号は前記したものを示す] の構造のものが最も好ましい。
「アシル基R”−C−Co−Jとして好ましい例芝 1I をあげるとたとえば、2−(2−アミノチアゾール−4
−イル)−2(Z)−(ヒドロキシイミノ)アセチル、
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
(メトキシイミノ)アセチル、2−(2−クロロアセタ
ミドチアゾール−4−イル)−2(Z)−(メトキシイ
ミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イ
ル)−2(Z)−(エトキシイミノ)アセチル、2−(
2−アミノチアゾール−4−イル)−2(z)−(n−
プロポキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2(Z)−(イソプロポキシイミノ
)アセチル、2−(2−アミノデアゾール−4−イル)
  2(Z)−(n−ブトキシイミノ)アセチル、2−
(2−アミノチアゾール−4−) −2(Z)−(n−
ヘキシルオキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチ
アゾール−4−イル)−2(Z)−(シクロプロピルメ
チルオキシイミノ)アセデル、2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル)−2(Z)−(ベンジルオキシイミノ
)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2CZ’)−(アリルオキシイミノ)アセチル、2−
(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(プ
ロパルギルオキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)−2(Z)−(メトキシメチル
オキジイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール
−4−イル)−2(Z)−(エトキシメチルオキシイミ
ノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル
)−2(z)−((+−メトキシエチル)オキシイミノ
)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
−2(Z)−((2−メトキシエチル)オキシイミノ)
アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2(z)−((2−エトキシエチル)オキシイミノ)ア
セチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−1−エトキシエチル)オキシイミノ)アセチル
、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)
−((2−ヒドロキシエチル)オキシイミノ)アセチル
、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)
−(メチルチオメチルオキシイミノ)アセチル、2−(
2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−((2
−アミノエチル)オキシイミノ)アセチル、2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(フルオロ
メチルオキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチア
ゾール−4−イル)−2(Z)−(ジフルオロメチルオ
キシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−
4−イル)−2(Z)−(トリフルオロメチルオキシイ
ミノ)アセデル、2−(2−アミノデアゾール−4−イ
ル)−2(Z)−((2−フルオロエチル)オキシイミ
ノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル
)−2(Z)−((2、2−ジフルオロエチル)オキシ
イミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−
イル)−2(Z)−(クロロメチルオキシイミノ)アセ
チル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(
Z)−((2−クロロエチル)オキシイミノ)アセチル
、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)
−((2、2−ジクロロエチル)オキシイミノ)アセチ
ル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z
)−((2,2,2−トリクロロエチル)オキシイミノ
)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)
 −2(Z)−((2−ブロモエチル)オキシイミノ)
アセチル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−
2(Z)−(C2−ヨードエチル)オキシイミノ)アセ
チル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(
Z)−((2、2。
2−トリフルオロエチル)オキシイミノ)アセチル。
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
(カルボキシメチルオキシイミノ)アセチル82−(2
−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(l−カ
ルボキシメチルオキシイミノ)アセチル。
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
((2−カルボキシエチル)オキシイミノ)アセデル、
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
(l−カルボキシプロピルオキシイミノ)アセチル、2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(
(3−カルボキンプロピル)オキシイミノ)アセデル、
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2CZ)−
((1−カルボキシエチル)オキシイミノ)アセチル、
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
(シアノメチルオキシイミノ)アセチル、2−(2−(
アミノチアゾール−4−イル) −2(z)−((1−
カルボキシ−!−メチルエチル)オキシイミノ)アセチ
ル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z
)−(メトキシカルボニルメチルオキシイミノ)アセチ
ル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z
)−(エトキシカルボニルメチルオキシイミノ)アセチ
ル、 2−(2−アミノチアゾール−4−イル) −2
(Z) −(her[−ブトキシカルボニルメチル)オ
キシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−
4−イル)−(l −(tert−ブトキシカルボニル
)エトキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾ
ール−4−イル”)−2(Z)−((+−メトキシカル
ボニル−1−メチルエチル)オキシイミノ)アセデル、
2−(2−アミノチアゾール−4−イル’) −2(Z
)−((1−エトキシカルボニル−1−メチルエチル)
オキシイミノ)アセデル、2−(2−アミノチアゾール
−4−イル)−2(Z)−((1−tert−ブトキシ
カルボニル−1−メチルエチル)オキシイミノ)アセチ
ル、2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z
)−(l −(tert−ブトキシカルボニル)プロポ
キシイミノ)アセチル、2−(2−アミノデアゾール−
4−イル)−2(Z)−((1−ベンジルオキシカルボ
ニル−1−メチルエチル)オキシイミノ)アセチル、2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(
(+−ピバロイルオキシカルボニル−1−メチルエチル
)オキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾー
ル−4−イル)−2(Z)”−(カルバモイルメチルオ
キシイミノ)アセチル、2−(2−アミノチアゾール−
4−イル)−2(Z>−(1−(l−カルバモイル−1
−メチル)エチルオキシイミノ)アセチル、2−(2−
アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−((2−ア
ジドエチルオキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノ
チアゾール−4−イル)−2(Z)−(フェノキシカル
ボニルオキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノ−5
−クロロチアゾール−4−イル)−2(Z)−(ヒドロ
キシイミノ)アセチル、2−(2−アミノ−5−クロロ
チアゾール−4−イル)−2(Z)−(メトキシイミノ
)アセチル、2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール
−4−イル)−2(z)−(エトキシイミノ)アセチル
、2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4−イル
)−2(Z)−(n−プロポキシイミノ)アセチル、2
−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4−イル)−
2(Z)−((2−フルオロエチル)オキシイミノ)ア
セチル、2−(2−アミノ−5−クロ〔1デアゾール−
4−イル’I−2(Z)−((2−クロロエチル)オキ
シイミノ)アセチル、2−(2−アミノ−5−クロロデ
アゾール−4−イル)−2(Z)−(カルボ′キシメチ
ルオキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノ−5−ク
ロロチアゾール−4−イル) −2(Z ) −((t
ert−ブトキシカルボニルメチル)オキシイミノ)ア
セチル、2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−((1−カルボキシ−1−メチル
エチル)オキシイミノ)7−trチル、2−(2−アミ
ノ−5−クロロデアゾール−4−イル)−2(Z)−(
(1−tert−ブトキシカルボニル−藍−メチルエチ
ル)オキシイミノ)アセチル、2−(2−アミノ−5−
ブロモチアゾール−4−イル)−2(Z)−(エトキシ
イミノ)アセチル、2−(5−アミノ−1,2,4−チ
アジアゾール−3−イル)−2CZ)−Cヒドロキシイ
ミノ)アセチル、2−(5−アミノ−1,2,4−デア
ジアゾール−3−イ°ル)−2(Z)−(メトキシイミ
ノ)アセチル、2−(5−アミノ−1,2,4−チアジ
アゾール−3−イル)−2(Z)−(エトキシイミノ)
アセチル、2−(5−アミノ−1,2,4−デアノアゾ
ール−3−イル)−2(Z)−エトキシイミノ)アセチ
ル、2−(5−アミノ−1,2,4−チアノアゾール−
3−イル)−2(Z)−((2−フルオロエチル)オキ
シイミノ)アセチル、2−(5−アミノ−1,2゜4−
チアジアゾール−3−イル)−2(Z)−((2−クロ
ロエチル)オキシイミノ)アセデル、2−(5−アミノ
−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2(Z)
−(カルボキソメチルオ゛キシイミノ)アセデル、2−
(5−アミノ−1,2,4−デアジアゾール−3−イル
)−2(z)−((1−カルボキシ−l−メチルエチル
)オキシイミノ)アセチル、2−(5−アミノ−1,2
,4−デアジアゾール−3−イル−2(Z) −((1
−tert−ブトキシカルボニル−I−メチルエチル)
オキシイミノ)アセチル、2−(5−アミツイソキサゾ
ールー3−イル)−2(Z)−(エトキシイミノ)アセ
チル、2−(5−アミノ−1,2゜4−オキサジアゾー
ル−3−イル)−2(Z)−(エトキシイミノ)アセチ
ル、2−(2−イミノ−3−(Z)−(メトキシイミノ
)アセチル、2−チェニル−2(Z)−(エトキシイミ
ノ)アセデル、2−フリル−2(Z)−(メトキシイミ
ノ)アセチル、2−フリル−2(Zl−(エトキシイミ
ノ)アセチル、2−(+、3.4−デアジアゾリル)−
2(Z)−(エトキシイミノ)アセチル、2−(p−ヒ
ドロキンフェニル)−2(Z)−(エトキシイミノ)ア
セチル、2−フェニル−2(Z)−(エトキシイミノ)
アセチル、2−フェニル−2(Z)−(ヒドロキシイミ
ノ)アセデル、2−(p−(γ−D−グルタミルオキシ
)フェニル)−2(Z)−(ヒドロキソイミノ)アセデ
ル、2−(p−(3−アミノ−3−カルボキシプロポキ
シ)フェニル)−2(Z)−(ヒドロキシイミノ)アセ
デルなどが例示される。
以上、アシル基(Rb)のひとつとして述べてきたC 
+−aアルカノイルX基には上記のC1−6アルカノイ
ル基、複素環”Co−Co−、R”CH2R″″−C−
CO−のほか、トリフルオロアセチル。
乏 R” 4−カルボキシプヂリル、5−アミノ−5−カルボキシ
バレリル、5−オキソ−5−カルボキシバレリル、N−
(2−(2−アミノ−4−チアゾリル)−2(Z)−(
メトキシイミノ)アセチル)−D−アラニル、N−(2
−(2−アミノ−4−チアゾリル−2(Z)−(メトキ
シイミノ)アセチル)−D−フェニルグリシル、2−(
2−アミノ−4−チアゾリル)−2−(2−(2−アミ
ノ−4−チアゾリル)−2(Z)−(メトキシイミノ)
アセタミド)アセチルなども含まれる。
C1−6アルカノイル6基以外のアシル基(Rb)とし
ての03−、アルケノイル1基としてはここでも前記し
たアクリロイル、クロトノイル、マレオイル。
ンンナモイル、p−クロロシンナモイル、β−フェニル
シンナモイルなどが、C3−1゜シクロアルキル−カル
ボニル基としてはここでも前記したシクロプロピルカル
ボニル、シクロブチルカルボニル、シクロペンチルカル
ボニル、シクロへキシルカルボニル、シクロへブチルカ
ルボニル、アダマンチルカルボニルなどが、Cs−5シ
クロアルケニル−カルボニル基としてはここでも前記し
たシクロペンテニルカルボニル、シクロペンタジェニル
カルボニル、シクロへキセニルカルボニル、シクロへキ
サジェニルカルボニルなどが、Ca−Ioアリール巖カ
ルボニル基としてはここでもベンゾイル、ナフトイル、
p−トルオイル、p−tert−ブチルベンゾイル、p
−ヒドロキシベンゾイル、p−メトキシベンゾイル。
p−tert−ブトキシベンゾイル、p−クロロベンゾ
イル。p−ニトロベンゾイルなどが、「複素環類カルボ
ニル基」としてはたとえば、2−または3−ピロリルカ
ルボニル、3−.4−または5−ピラゾリルカルボニル
、2−.4−または5−イミダゾリルカルボニル、I、
2.3−または1,2.4−トリアゾリルカルボニル、
lH−または2H−テトラゾリルカルボニル、2−また
は3−フリルカルボニル。
2−または3−チェニルカルボニル、2−.4−または
5−オキサシリルカルボニル、3−.4−または5−イ
ソキサゾリルカルボニル、1.2.3−オキサジアゾー
ル−4−または5−イルカルボニル。
1.2.4−オキサジアゾール−3−または5−イルカ
ルボニル、1,2.5−または1,3.4−オキサノア
ゾリルカルボニル、2−.4−または5−チアゾリルカ
ルボニル、2−アミノ−4−チアゾリルカルボニル、3
−.4−または5−イソチアゾリルカルボニル、1,2
.3−チアジアゾール−4−または5−イルカルボニル
、 l 、2.4−デアジアゾール−3−または5−イ
ルカルボニル、5−アミノ−1,2,4−デアジアゾー
ル−3−イルカルボニル、1,2.5−または1,3.
4−チアジアゾリルカルボニル、2−または3−ピロリ
ジニルカルボニル、2−.3−または4−ピリジルカル
ボニル、2−.3−または4−ピリジルカルボニル−N
−オキシド、3−または4−ピリダジニルカルボニル、
3−または4−ピリダジニルカルボニル−N−オキシド
、2−,4−または5−ピリミジニルカルボニル、2−
.4−または5−ピリミジニルカルボニル−N−オキン
ド、ピラジニルカルボニル。
2−93−または4−ピペリジニルカルボニル、ピペラ
ジニルカルボニル、3H−インドール−2−または3−
イルカルボニル、2−.3−または4−ピラニルカルボ
ニル、2−.3−または4−チオピラニルカルボニル、
ベンゾピラニルカルボニル、キノリルカルボニル、ピリ
ド[2,3−d]ピリミジルカルボニル、l、5−.1
.6−.1.7−、l、8−。
2.6−または2.7−ナフチリジルカルボニル。
チェノ[2,3−b]ピリジルカルボニル、ピリミドピ
リジルカルボニル、ピラジノキノリルカルボニル、3−
(2,6−シクロロフヱニル)−5−メチルイソギザゾ
ール−4−イルカルボニルなどがあげられる。
置換基R0としてのアミノ基の保護基(以後、記号Rで
表わす場合もある)は、記号R1で表わされる保護され
ていてもよいアミノ基の保護基として前記した置携オキ
シカルボニル基がここでもそのままあてはめられる。し
たがってここでも前記した、メトキシカルボニル、エト
キシカルボニル。
n−プロポキシカルボニル、イソプロボキシカルボニル
、n−ブトキシカルボニル、 tert−ブトキシカル
ボニル、シクロへキシルオキシカルボニル、ノルボルニ
ルオキシカルボニル、フェノキシカルボニル、ナフチル
オキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、メトキ
シメチルオキシカルボニル、アセチルメチルオキシカル
ボニル、2−トリメチルシリルエトキシカルボニル、2
−メタンスルホニルエトキシカルボニル、2.2.2−
トリクロロエトキシカルボニル、2−シアノエトキシカ
ルボニル。
p−メチルフェノキシカルボニル、p−メトキシフェノ
キシカルボニル、p−クロロフェノキシカルボニル、p
−メチルベンジルオキシカルボニル、p−メトキシベン
ジルオキシカルボニル、p−クロロベンジルオキシカル
ボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニル、ベンズ
ヒドリルオキシカルボニル、シクロプロピルオキシカル
ボニル、シクロペンチルオキシカルボニル、シクロへキ
シルオキシカルボニルなどがあげられる。
本発明の化合物[1]において置換基R4は水素原子、
メトキシ基またはホルムアミド基(HCON11−)を
表わす。 本発明の化合物[+]において置換基R13
は水素原子、メチル基、水酸基またはハロゲン原子を表
わす。ここでハロゲン原子はフッ素、塩素、臭素、ヨウ
素をいう。
化合物[1]において置換基Aは置換されていてもよい
1.5−位で縮合環を形成するピラゾール−2−イル基
を表わす。ここで縮合環はピラゾール環と5〜6員芳香
族複素環と縮合した形のものを意味し、この綜合環はさ
らに別の芳香環または芳香族複素環と縮合してもよい。
また置換基Aに付記したeは置換基Aが1価の陽電荷を
持つことを示す。置換されていてもよい1.5−位で縮
合環を形成するピラゾール−2−イル基(A■)は一般
式 で書き表され、式中のBはさらに別の芳香環または芳香
族複素環と縮合していてもよい5〜6員香族複素環を形
成する基、RI′は水素原子またはピラゾール環上の置
換基をそれぞれ表す。Bは炭素原子、窒素原子、酸素原
子および/または硫黄原子からなり、このうち炭素原子
は1個の水素原子または1個の置換基と結合するか、も
しくは隣接する炭素原子とともに別の縮合環を形成する
。ピラゾール−2−イル基をさらに具体的にあげると以
下余白 などがあげられる。上記のピラゾール−2−イル基およ
び具体的にあげた各基においては置換基A■の陽電荷を
便宜上ピラゾールの1位の窒素原子あてはめたが、該第
4級窒素原子が2位の窒素原子にあてはめられる場合も
ある。また1価の陽電荷がピラゾール環に非局在化して
いる場合、さらには縮合環全体に非局在化している場合
もある。
したがってたとえば上記の などのようにも表される。この陽電荷の存在位置は化合
物[11の状態(固体か溶液中か)、溶媒の種類・液性
、温度、置換基の種類などによって流動的に変化するの
で、本発明は陽電荷が窒素原子に局在化した場合とピラ
ゾール環または縮合環全体に非局在化した場合のすべて
を包含するものとする。
縮合環A上の置換基1”およびR11としてはたとえば
水酸基、ヒドロキシC+−aアルキル基、C+−aアル
キル基、 c 2−11アルケニル基、 C、−、アル
キニル基。
C4−aアルカジェニル基、Ca−+oシクロアルキル
基。
C6−6ノクロアルケニル基、Ca1−1aシクロアル
キルC+−aアルキル基、C,−、、アリール基、C7
−ttアラルキル基、ジC@−1oアリールメチル基、
トリCe−t。
アリールメチル基、複素環基、Cl−++アルコキシ基
CI−aアルコキシ−C1−aアルキル基、C3−I1
1シクロアルキルオキシ基、Ca−Inアリールオキシ
基、C’+−19アラルキルオキン基、メルカプト基、
メルカプ)C2−eアルキル基、スルホ基、スルホC+
−eアルキル基+C+−6アルキルチオ基、C1−6ア
ルキルチオC3−6アルキル基、Cs−+nンクロアル
キルチオ基。
C11−I。アリールチオ基、C7−+sアラルキルチ
オ基。
アミノ堰、アミノC+−aアルキル基、モノC3−。ア
ルキルアミノ基、ジC1−6アルキルアミノ基、モノC
1−、アルキルアミノC+−aアルキル基、ジC1−a
アルキルアミノC1−6アルキル基+ C3−10シク
ロアルキルアミノ基、C・−1゜アリールアミノ基、C
t−+eアラルキルアミノ基基環環状アミノ基環状アミ
ノCt−aアルキル基、環状アミノC1−、アルキルア
ミノ基。
アジド基、ニトロ基、ハロゲン原子、ハロゲノC+−s
アルキル基、シアノ基、シアノc+−eアルキル基、カ
ルボキシル基、カルボキシC1−6アルキル基、Cl−
1゜アルコキシ−カルボニル基、Cl−roアルコキシ
−カルボニルC++sアルキル基、 Ca−+。アリー
ルオキシ−カルボニル基、C7−+*アラルキルオキシ
ーカルボニル基、Cs−+。アリール−アシル1基+ 
CI ””@アルカノイル基、 Ct−8アルカノイル
C1−6アルキル基、C1−6アルケノイル基、c 1
1−1゜アリール−アシル“オキシK 、 C2−eア
ルカノイルオキシ基、Ct−aアルカノイルオキシcl
−eアルキル基、C3−sアルケノイルオキシ基、カル
バモイルC1−6アルキル基。
カルバモイル1基、チオカルバモイル7基、カルバモイ
ル1オキシ基、カルバモイルオキシCl−6アルキル基
+ CI ”’1Bアルカノイルアミノ基+ CB−1
++アリールーアシル“アミノ基、スルホンアミド基、
カルボキシアミノ基、Cl−10アルコキシ〜カルボキ
サミド基、C6−+oアリールオキシーカルボキサミド
基。
Cq−+*アラルキルオキシーカルボキサミド基などが
あげられる。上記の置換基中、rc、、アルカジェニル
基」はたとえば、1.3−ブタジェニルなどを、rc3
−+oシクロアルキルC1−8アルキル基」はたとえば
、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチルなどを
、ハロゲン原子はここではフッ素、塩素。
臭素などをそれぞれ表わす。その他の基はすべて前記の
ものがここでもそのままあげられる。これらの置換基は
同一または異なって複数個(置換基の数は好ましくはR
目では0〜2個、R18では0〜3個)置換されていて
もよいし、置換基RI l 、 R13はさらに置換分
を育していてもよい。またピラゾール環の3.4−位が
脂環、芳香環、複素環と縮合していてもよい。これらの
例としてはたとえば。
[式中、BおよびR”は前記と同意義を示す]などがあ
げられる。
上記の化合物[11において4位のカルボキシル基C−
Coo)の右肩に付記したeは該カルボキシル基がカル
ボキシレートアニオンであって、置換基A上の陽電荷と
一対になって分子内塩を形成していることを示す。一方
、化合物[11は生理学的に受容される塩もしくはエス
テルであってもよい。
生理学的に受容される塩としては無機塩基塩、アンモニ
ウム塩、有機塩基塩、無機酸付加塩、有機酸付加塩、塩
基性アミノ酸塩などがあげられる。無機塩基塩を生成さ
仕うる無機塩基としてはアルカリ金属(たとえばナトリ
ウム、カリウムなど)、アルカリ土類金属(たとえばカ
ルシウムなど)などが、有機塩基塩を生成させうる有機
塩基としてはたとえばプロ力イン、2−フェニルエチル
ベンジルアミン、ジベンジルエチレンジアミン、エタノ
ールアミン、ジェタノールアミン、トリスヒドロキシメ
チルアミノメタン、ポリヒドロキシアルキルアミン。
N−メチルグルコサミンなどが、無機酸付加塩を生成さ
せうる無機酸としてはたとえば塩酸、臭化水素酸、硫酸
、硝酸、リン酸などが、有機酸付加塩を生成させうる有
機酸としてはたとえばp−トルエンスルホン酸、メタン
スルホン酸、ギ酸、トリフルオロ酢酸、マレイン酸など
が、塩基性アミノ酸塩を生成させうる塩基性アミノ酸と
してはたとえばリジン、アルギニン、オルニチン、ヒス
チジンなどがあげられる。これらの塩のうち塩基塩(す
なわち無機塩基塩、アンモニウム塩、有機塩基塩、塩基
性アミノ酸塩)は化合物[1コの置換基R0もしくはA
中にカルボキシル基、スルホ基などの酸性基が存在する
場合に形成しうる塩基塩を意味し、酸付加塩(すなわち
無機酸付加塩、有機酸付加塩)は化合物[[]の置換基
R0もしくはA中にアミノ基。
モノアルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、シクロア
ルキルアミノ基、アリールアミノ基、アラルキルアミノ
基、環状アミノ基、含窒素複素環基などの塩基性基が存
在する場合に形成しうる酸付加塩を意味する。また酸付
加塩としては化合物[11の分子内塩を形成している部
分、すなわち4位のカルボキシレート部分(COOe)
と3位のCH2A■部分に酸が1モル付加して4位がカ
ルボキシル基(c o OI−I)、 3 位h< C
H、Ao ・vro[式中、MOは無機酸、有機酸から
プロトンH■をとりのぞいてできるアニオンを示す。た
とえばクロライドイオン、ブロマイドイオン、スルフェ
ートイオン、p−トルエンスルホネートイオン、メタン
スルホネートイオン、トリフルオロアセテートイオンな
ど]となった塩も含まれる。化合物[+]のエステル誘
導体は分子中に含まれるカルボキシル基をエステル化す
ることにより生成されうるエステルを意味し、合成中間
体として利用できるエステルおよび代謝上不安定な無毒
のエステルである。合成中間体として利用できるエステ
ルとしてはCl−6アルキル1エステル、 c t−e
アルケニルエステル、C3−IQシクロアルキルエステ
ル、 C3−1゜シクロアルキルC、−。
アルキルエステル、C@−+oアリール”エステル、 
C?−12アラルキル”エステル、ジC6−、oアリー
ル−メチルエステル、トリCs−+oアリールーメチル
エステル、置換ンリルエステルなどがあげられる。C1
−、アルキル”エステルを形成するrc、−、アルキル
9基」としてはたとえば、メチル、エチル、n−プロピ
ル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、5ea−
ブチル、 tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキ
シル、ベンジルオキシメチル、2−メチルスルホニルエ
チル。2−トリメチルシリルエチル、2,2.2−トリ
クロロエチル、2−ヨードエチル、アセチルメチル。
p−ニトロベンゾイルメチル、p−メシルベンゾイルメ
チル、フタルイミドメチル、サクシンイミドメチル、ベ
ンゼンスルホニルメチル、フェニルチオメチル、ジメチ
ルアミノエチル、ピリジン−1−オキシド−2−メチル
、メチルスルフィニルメチル、2−ジアツー1.1−ジ
メチルエチルなどを、Cl−8アルケニルエステルを形
成するC1−8アルケニル基としてはここでも前記のも
の、すなわちビニル。
アリル、l−プロペニル、イソプロペニル、1−ブテニ
ル、2−ブテニル、3−ブテニル、メタリル、■。
1−ジメチルアリル、3−メチル−3−ブテニルなどを
、C3−1゜シクロアルキルエステルを形成するC、、
、シクロアルキル基としてはここでも前記のちの、すな
わちシクロプロピル、シクロブチル。
シクロペンデル、シクロヘキシル、シクロブチル。
ノルボルニル、アダマンチルなどを、C3−1゜シクロ
アルキルC1−8アルキルエステルを形成するC3−1
゜シクロアルキルC1−6アルキル基としてはここでも
前記のもの、すなわちシクロプロピルメチル。
シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチルなどを、
C6−3゜アリール1エステルを形成する「C,−10
アリール1基」としてはたとえばフェニル、α−ナフチ
ル、β−ナフチル、ビフェニリル、p−ニトロフェニル
、p−クロロフェニルなどを、C?−ttアラルキル”
エステルを形成するrc7−、、アルキル9基」として
はたとえば、ベンジル、l−フェニルエチル、2−フェ
ニルエチル、フェニルプロピル、ナフチルメチル、p−
ニトロベンジル、p−メトキシベンジル、l−インダニ
ル、フェナシル、3.5−ジtert−ブヂルー4−ヒ
ドロキシベンジルなどを、ジCB−1[+アリールーメ
チルエステルを形成するジC8−3゜アリール−メチル
基としてはここでも前記のもの、すなわちベンズヒドリ
ル、ビス(p−メトキシフェニル)メチルなどを、トリ
Co−107リールーメチルエステルを形成するトリc
a−toアリールーメチル基としてはここでも前記のも
の、すなわちトリチルなどを、置換シリルエステルを形
成する置換シリル基としてはここでも前記のもの、すな
わちトリメデルシリル、tert−ブチルジメチルシリ
ル、  S 1(CHa)tcHtcHts 1(CI
(t)t−などをそれぞれ表わす。上記したエステルに
は4位のエステルら含まれる。このように4位が上記の
エステル基であるものは3位がCI(、A■・MC) 
[式中、MOはOn記と同意義を示す]のような塩を形
成している。
代謝上不安定な無毒のエステルとしてはペニシリン、セ
ファロスポリンの分野ですでに確立されているものが本
発明においても便宜に採用されうる。このような代謝上
不安定な無毒のエステルとしては、たとえばct−eア
ルカノイルオキシCl−8アルキルエステル、1−(C
,−@アルコキシ)C,−。
アルキルエステル、 I −(CI−。アルキルチオ)
C,−8アルキルエステルなどがあげられ、Cを−。ア
ルカノイルオキシC+−Sアルキルエステルとしてはた
とえば、アセトキシメチルエステル、l−アセトキンエ
チルエステル、1−アセトキシブチルエステル、2−ア
セトキシエチルエステル、プロピオニルオキシメチルエ
ステル、ピバロイルオキシメチルエステルなどが、l 
−(C,−。アルコキシ)C,−、アルキルエステルと
してはたとえば、メトキシメチルエステル、エトキシメ
チルエステル、イソブロボキシメチルエステル、■−メ
トキシエチルエステル、l−エトキシメチルエステルな
どが、1−(01〜6アルギルヂオ)c、−eアルキル
エステルとしてはたとえば、メチルチオメチルエステル
、エチルチオメチルエステルなどがそれぞれあげられる
。本発明は上記エステル誘導体のほかに、生体内におい
て化合物[I]に変換される生理学的に受容しうる化合
物ら包含する。上記した合成中間体として利用できるエ
ステルおよび代謝上不安定な無毒のエステルには4位の
エステルも含まれる。このように4位が上記のエステル
基であるものは通常、3位がCH,A■・MC[式中、
Meは前記と同意義を示す]のような塩を形成している
また化合物[+1が水酸基を有する場合、その水酸基は
保護されていてもよい。水酸基の保護基としては、β−
ラクタムおよび有機化学の分野で通常、水酸基の保護基
として使用しうるちのはすべて利用でき、前記のC3−
6アルカノイル基、置換オキシカルボニル基、tert
−ブチル基、C?−+tアラルキル1基、ジC,−1゜
アリール−メチル基、トリCs−1゜アリール−メチル
基、 t −(C+−Sアルコキシ)C1−。アルキル
基、1  (C+−。アルキルチオ) CI−aアルキ
ル基、置換シリル基などのほか、たとえば2−チトラヒ
ドロピラニル、4−メトキシ−4−テトラヒドロピラニ
ルなどのアセタール残基などが用いられる。
化合物[1]が前記したアミノ基以外のアミノ基をさら
に有する場合、そのアミノ基もやはり保護されていても
よい。このようなアミノ基の保護基としては、前記のア
ミノ基の保護基がここでもそのままあげられる。
本発明の化合物[I]のうち置換基R0が含窒素曳索環
基(Ra)またはアシル基(Rb)のものはスペクトル
の広い抗菌活性を有し、人および動物における病原性細
菌により生ずる種々の疾病、たとえば気道感染、尿路感
染の予防ならびに治療のために使用されうる。抗菌性化
合物[+](R’=R”またはRb)の抗菌スペクトル
の特徴としてつぎのような点があげられる。
(1)多種のダラム陰性菌に対して非常に高い活性を示
す。
(2)ダラム陽性菌(たとえばスタフィロコッカス・ア
ウレウス、コリネバクテリウム・ジフテリアエなど)に
対して高い活性を有している。
(3)通常のセファロスポリン系抗生物質による治療に
感受性でないシュウトモナス・エアルギノサに対して顕
著な効果を示す。
(4)多くのβ−ラクタマーゼ生産性グラム陰性菌(た
とえばエシェリヒア属、エンテロバクタ−属。
セラチア属、プロテウス属など)に対しても高い活性を
有している。
特にシュウトモナス属微生物に対しては従来からアミカ
シン、ゲンタマイシンなどのアミノグリコシド系抗生物
質が用いられてきたが、抗菌性化合物[1]はこれらの
アミノグリコシド類に匹敵する抗菌力を示すばかりでな
く、人および動物に対する毒性がアミノグリコシド類よ
りも格段に低いので、大きな利点を持っている。
また本発明の抗菌性化合物[1](rt0=Raまたは
Rb)は優れた安定性を有する、血中濃度が高い、効果
の持続時間が長い、組織移行性が顕著であるなどの特徴
をも有している。
本発明の化合物[1]またはその塩もしくはエステルの
製造法を以下に詳しく述べる。以下に述べる方法は反応
としてはいずれも公知であり、それらの公知方法または
それらに準する方法を応用することができる。製造法(
1):化合物[11]([+]。
RQ =水素原子)の合成法 たとえば、一般式 [式中、記号R5は水酸基、アンルオキシ基、カルバモ
イルオキシ基、置換カルバモイルオキシ基またはハロゲ
ン原子を、その他の記号は前記と同意義を示す]で表わ
される化合物またはその塩もしくはエステルと一般式A
’ [A’は置換されていてもよい1.5−位で縮合環
を形成するピラゾールを示す]で表わされるピラゾール
化合物またはその塩とを反応させることにより7−アミ
ノ化合物[[1] ([1]、  R0=水素原子)を
合成することができる。すなわち次の反応式で示される
[式中、記号Z、R’、R′″、R’およびAは前記と
同意義を示ず] ここで原料となる化合物[IX ]または塩・エステル
は公知の方法もしくはそれに準4″′る方法を用いて容
易に入手しうる化合物である。化合物[IX]の塩。
エステルについては化合物[IT]の塩、エステルとし
て後記するものと同じ塩、エステルがここでもあげられ
る。
前記R5で表わされるアシルオキシ基は前記のアシル“
オキシ基がここでも用いられるが、とりわけアセトキシ
、クロロアセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオ
キシ5ピバロイルオキシ、3−オキツブチリルオキシ、
4−クロロ−3−オキソブチリルオキシ、3−カルボキ
シプロピオニルオキシ、4−カルボキシブヂリルオキシ
、3−エトキシカルバモイルプロピオニルオキシ、ベン
ゾイルオキシ、0−カルボキシベンゾイルオキシ、0−
(エトキシカルボニルカルバモイル)ベンゾイルオキシ
、0−(エトキシカルボニルスルファモイル)ベンゾイ
ルオキシなどが好ましい。記号R5で表わされる置換カ
ルバモイルオキシ基は前記のものがここでも用いられる
が、とりわけメチルカルバモイルオキシ、N、N−ジメ
チルカルバモイルオキシなどが好ましい。記号R5で表
わされるハロゲン原子は塩素、臭素、ヨウ素などが好ま
しい。またピラゾール化合物A′とその塩については後
に詳記する。
本反応は7位−アミノ基が保護されていても上記と同様
に反応が進行し、反応後、要すれば保護基の脱離を行う
ことにより同じく7−アミノ化合物rtll([11,
R’=水素原子)に導くことができる。
製ifi法(2):化合物[1a](R’= Ra;R
al:t、含窒素複素環基を示す)の合成法 たとえば (2−1):萌項(1)で得られた7−アミノ化合物[
■]またはその塩もしくはエステル(塩、エステルにつ
いては後記する)と一般式RaHal(Raは含窒素複
素環基、Halはフッ素、塩素、臭素、ヨウ素などのハ
ロゲン原子を、それぞれ示す]で表わされる化合物また
はその塩とを反応させることにより化合物[Ia](R
0=Ra)を合成することができる。すなわち次の反応
式で示される。
[[1] し式中、記号Raは含窒素複素環基を、記号Z、R’。
R′3.AおよびMalは前記と同意義を示す]化合物
RaHalのハロゲン原子(Hat)としてはフッ素が
最も繁用される。化合物1’1aHalの塩としてはた
とえば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩。
リン酸塩などの無機酸付加塩、ギ酸塩、酢酸塩、トリフ
ルオロ酢酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスル
ホン酸塩などの有機酸付加塩などがあげられる。反応は
一般的には水もしくは含水溶媒中。
室温(約15〜30℃)で化合物RaHalまたはその
塩と7−アミノ化合物[11]またはその塩らしくはエ
ステルを混合することにより行なわれる。化合物RaH
alが化合物[II]と反応する前に加水分解されるの
を防ぐため、反応液のI)Hの調節が必要である。至適
pHは6〜8.5である。反応によって生成するハロゲ
ン化水素を反応系から除去する目的で脱酸剤を用いても
よい。このような脱酸剤としてはたとえば、炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム、炭酸カルンウム、炭酸水素ナトリ
ウムなどの無機塩基、たとえばトリエチルアミン、トリ
(n−プロピル)アミン、トリ(n−ブチル)アミン、
ジイソプロピルエチルアミン、シクロへキシルツメデル
アミン、ピリジン、ルヂジン、γ−コリジン、N、N−
ジメチルアニリン、N−メチルピペリジン。N−メチル
ピロリノン、N−メチルモルホリンなどの第3級アミン
、たとえばプロピレンオキシド、エピクロルヒドリンな
どのアルキレンオキシド類などがあげられる。また、ア
ルカリ性になりすぎるのを防ぐために、塩酸、臭化水素
酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機成を使用する場合も
ある。含水溶媒を使用する場合、水と混合して用いられ
る有機溶媒としてはたとえばジオキサン、テトラヒドロ
フラン、ジエチルエーテル、 tert−ブチルメチル
エーテル、ジイソプロピルエーテルなどのエーテル類、
ホルムアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N
−ジメチルアセトアミドなどのアミド類、たとえばアセ
トン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンな
どのケトン類などのほかジメチルスルホキシド。
スルホラン、ヘキサメチルホスホルアミドなどがあげら
れる。化合物RaHalの使用量は7−アミノ化合物[
II]1モルに対して通常1〜3モル、好ましくは1〜
2モルである。反応時間は7−アミノ化合物[11]と
化合物RaHalの種類、溶媒の種類。
反応温度などに依存し、通常1分〜48時間、好ましく
は15分〜3時間である。
化合物RaHalおよびその塩は公知の方法もしくはそ
れに準する方法により容易に合成することができる。 
本方法によりたとえば次式の化合物が合成できる。
化合物RaHalが活性すぎて加水分解されやすい場合
は、たとえば無水のジメチルスルホキシド中、たとえば
無水のトリエチルアミンなどの有機塩基の存在下に反応
を行なってもよい。この方法によりたとえば次式の化合
物が合成できる。
また、たとえばp−トルエンスルホン酸、メタンスルホ
ン酸、エタンスルホン酸、酢酸、酪酸などのa機成もし
くは塩酸、硫酸、炭酸などの無機酸の存在下に上記の反
応を行なう場合もある。この場合も化合物flaHa+
のハロゲン原子(Hal)としてはフッ素が最も繁用さ
れる。反応は通常ジメチルホルムアミド、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、クロロホルム、メタノール、アセ
トニトリル、ベンゼン、アセトン、水などの溶媒中もし
くはそれらの混合溶媒中で行なわれる。反応温度は0〜
150℃、好ましくは20〜80℃である。反応時間は
通常30分〜20時間である。この方法によりたとえば
次式の化合物が合成できる。
(2−2):前項(1)で使用した原料化合物[IX]
またはその塩もしくはエステルを化合物RaHalま 
−たはその塩と反応させたのち、ピラゾール化合物A’
 [A’は前記と同意義を示す]またはその塩を反応さ
せることにより化合物[1al(R’=Ra)を合成す
ることもできる。すなわち次の反応式で示される。
[IXコ (塩・エステルも含む) [[a] [式中、記号Raは含窒素複素環基を、記号Z、R’。
n + 3 、 R5、Aおよび Halは前記と同意
義を示すコ原料化合物[IX]とその塩・エステル、化
合物RaHatとその塩については前記したものがここ
でもあげられる。ピラゾール化合物A′とその塩につい
ては後に詳記する。反応は製造法(2−1)および製造
法(1)で述べた方法をそのまま応用することができる
製造法(3):化合物[■bコ(R’=Rb:Rbはア
シル基を示す)の合成法 たとえば (3−1)前々項(1)で得られた7−アミノ化合物[
■]またはその塩もしくはエステルと一般式RbOH[
式中、Rbはアシル基を示すコで表わされるカルボン酸
またはその塩もしくは反応性誘導体とを反応させること
により化合物[Ib](R0=Rb)を合成することが
できる。すなわち次の反応式で示される。
[II]         [Ib] [式中、記号Rbはアシル基を、記号z 、 R4、n
 t 3゜およびAは前記と同意義を示す] 本性は7−アミノ化合物[1]をカルボン酸RbOHま
たはその塩もしくは反応性誘導体でアシル化する方法で
ある。この方法においてカルボン酸RbOHは遊離のま
まあるいはその塩もしくは反応性誘導体が7−アミノ化
合物[nlの7位アミノ基のアシル化剤として用いられ
る。すなわち遊離酸RbOHあるいは遊離酸RbOHの
無機塩、有機塩、酸ハライド、酸アジド、酸無水物、混
合酸無水物、活性アミド、活性エステル、活性チオエス
テルなどの反応性誘導体がアシル化反応に供される。
無機塩としてはアルカリ金属塩(たとえばナトリウム塩
、カリウム塩など)、アルカリ土類金属塩(たとえばカ
ルシウム塩など)などが、有機塩としてはたとえばトリ
メチルアミン塩、トリエチルアミン塩、tert−ブチ
ルジメチルアミン塩、ジベンジルメチルアミン塩、ベン
ジルジメチルアミン塩、N、N−ジメチルアニリン塩、
ピリジン塩、キノリン塩などが、酸ハライドとしてはた
とえば酸クロライド。
酸ブロマイドなどが、混合酸無水物としてはモノC1−
、アルキル炭酸混合酸無水物(たとえば遊離酸Rt)O
Hとモノメチル炭酸、モノエチル炭酸、モノイソプロピ
ル炭酸、モノイソブチル炭酸、モノtert−ブチル炭
酸、モノベンジル炭酸、モノ(p−ニトロベンジル)炭
酸、モノアリル炭酸などとの混合酸無水物)、C1−5
脂肪族力ルボン酸混合酸無水物(たとえば遊離酸RbO
Hと酢酸、トリクロロ酢酸、シアノ酢酸、プロピオン酸
、酪酸、イソ酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ビバル酸、ト
リフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸、アセト酢酸などとの
混合酸無水物)、 C7−。
、芳香族カルボン酸混合酸無水物(たとえば遊離酸Rb
0f−1と安息香酸、p−トルイル酸、p−クロロ安息
香酸などとの混合酸無水物)、有機スルホン酸混合酸無
水物(たとえば遊離酸RbOHとメタンスルホン酸、エ
タンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンス
ルホン酸などとの混合酸無水物)などが、活性アミドと
しては含窒素複素環化合物とのアミド(たとえば遊離酸
RbOHとピラゾール。
ミドで、これらの含窒素複素環化合物は前記のCl−6
アルキル基、 C+−sアルコキシ基、ハロゲン原子。
オキソ基、チオキソ基、Cl−eアルキルチオ基などで
置換されていてもよい)などがあげられる。活性エステ
ルとしてはβ−ラクタムおよびペプチド合成の分野でこ
の目的に用いられるものはすべて利用でき、たとえば有
機リン酸エステル(たとえばノエトキシリン酸エステル
、ジフェノキシリン酸エステルなど)のほかp−ニトロ
フェニルエステル。
2.4−ジニトロフェニルエステル、シアノメチルエス
テル、ペンタクロロフェニルエステル1N−ヒドロキン
フタルイミドエステル、N−ヒドロキンフタルイミドエ
ステル、l−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステル、
6−クロロ−1−ヒドロキシベンゾトリアゾールエステ
ル、l−ヒドロキシ−11(−2−ピリドンエステルな
どがあげられる。活性チオエステルとしては芳香族複素
環チオール化合物とのエステル(たとえば2−ピリジル
チオールエステル、2−ベンゾチアゾリルチオールエス
テルなどで、これらの複素環は前記のC1−6アルキル
基+c+−eアルコキシ基、ハロゲン原子、C2−、ア
ルキルチオ基などで置換されていてもよい)があげられ
る。一方、7−アミノ化合物[[1]は遊離のまま1そ
の塩あるいはエステルとして用いられる。7−アミノ化
合物[1]の塩としては無機塩基塩、アンモニウム塩、
有機塩基塩、無機酸付加塩。
有機酸付加塩などがあげられる。無機塩基塩としてはア
ルカリ金属塩(たとえばナトリウム塩、カリウム塩など
)、アルカリ土類金属塩(たとえばカルシウム塩など)
などが、有機塩基塩としてはたとえばトリメチルアミン
塩、トリエチルアミン塩、tert−ブチルジメチルア
ミン塩、ジベンジルメチルアミン塩、ベンジルジメチル
アミン塩、N、N−ジメチルアニリン塩、ピリジン塩、
キノリン塩などが、無機酸付加塩としてはたとえば塩酸
塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩などが、
有機酸付加塩としてはギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ酢
酸塩。
メタンスルホン酸塩、p−)−ルエンスルホン酸塩など
があげられる。7−アミノ化合物[11]のエステルと
七では化合物[1]のエステル誘導体とじてすでに述べ
たエステルがここでもそのままあげられる。すなわちC
l−6アルキル”エステル、Ct−8フルケニルエステ
ル、C3□。シクロアルキルエステル、C01シクロア
ルキルC2−6アルキルエステル、Co−+oアリール
0エステル、Cクー、!アラルキル”エステル、ジCo
−toアリールメチルエステル。
トリco−toアリールメチルエステル+ c ff1
−11アルカノイルオキシC3−。アルキルエステルな
どがあげられる。原料物質RbOHおよびその塩・反応
性誘導体は公知の方法またはそれに準する方法によって
容易に製造できる。化合物RbO,Hの反応性誘導体は
反応混合物から単離された物質として7−アミノ化合物
[11]と反応させてもよいし、または単離面の化合物
RbOHの反応性誘導体を含有する反応混合物をそのま
ま7−アミノ化合物[■コと反応させることらできる。
カルボン酸RbOHを遊離酸または塩の状態で使用する
場合は適当な縮合剤を用いる。縮合剤としてはたとえば
N、N’−ジシクロヘキシルカルボジイミドなどのN、
N′ −ジ置換カルボジイミド類、たとえばN、N’ 
−カルボニルジイミダゾール、N、N’ −チオカルボ
ニルジイミダゾールなどのアゾライド類、たとえばN−
エトキシカルボニル−2−エトキシ−1゜2−ジヒドロ
キノリン、オキシ塩化リン、アルコキシアセチレンなど
の脱水剤、たとえば2−クロロピリジニウムメチルアイ
オダイド、2−フルオロピリジニウムメチルアイオダイ
ドなどの2−ハロゲノピリジニウム塩類などが用いられ
る。これらの縮合剤を用いた場合、反応はカルボン酸R
bOトIの反応性誘導体を経て進行すると考えられる。
反応は一般に溶媒中で行なわれ、反応を阻害しない溶媒
が適宜に選択される。このような溶媒としてはたとえば
ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、
 tert−ブチルメチルエーテル、ノイソブロビルエ
ーテル、エヂレングリコールージメチルエーテルなどの
エーテル類、たとえばギ酸エチル、酢酸エチル、酢酸n
−ブチルなどのエステル類、たとえばジクロロメタン、
クロロホルム、四塩化炭素、トリクレン、1.2−ジク
ロロエタンなンの710ゲソイに岸イl/7に皇w4 
 ナーと女りfn−ヘキ廿゛ノベンゼン、トルエンなど
の炭化水素類、たとえばホルムアミド、N、N−ジメチ
ルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミドなどの
アミド類、たとえばアセトン、メチルエチルケトン。メ
チルイソブチルケトンなどのケトン類、たとえばアセト
ニトリル、プロピオニトリルなどのニトリル類などのほ
か、ジメチルスルホキシド、スルホラン、ヘキサメチル
ホスホルアミド、水なとが単独または混合溶媒として用
いられる。アシル化剤(RbOH)の使用徂は7−アミ
ノ化合物[I[]1モルに対して通常1〜5モル、好ま
しくは1〜2モルである。反応は一80〜80℃、好ま
しくは一40〜50’C,最ら好ましくは一30〜30
℃の温度範囲で行われる。反応時間は7−アミノ化合物
[[1]およびカルボン酸Rb。
1−1の種類、溶媒の種類(混合溶媒の場合はその混合
比ら)1反応温度などに依存し、通常1分〜72時間。
好ましくは15分〜3時間である。アシル化剤として酸
ハライドを用いた場合は放出されるハロゲン化水素を反
応系から除去する目的で脱酸剤の存在下に反応を行うこ
とができる。このような脱酸剤としではたとえば炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム。
炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウムなどの無機塩基、
たとえばトリエチルアミン、トリ(n−プロピル)アミ
ン、トリ(n−ブチル)アミン、ジイソプロピルエチル
アミン、シクロへキシルジメチルアミン。
ピリジン、ルチジン、γ−コリジン、N、N−ジメチル
アニリン、N−メチルピペジリン、N−メチルピロリジ
ン、N−メチルモルホリンなどの第3級アミン、たとえ
ばプロピレンオキシド、エピクロルヒドリンなどのアル
キレンオキシドなとがあげられる。
ここにあげた方法によりたとえば前記した化合物[■〕
を合成することができる。反応式は次に示すとおりであ
る。
[■コ                      
   [1]カルボン酸[I[1]は公知の方法もしく
はそれに準する方法により容易に製造することができる
(3−2)ニ一般式 [式中、Rbはアシル基、その他の記号は前記と同意義
を示す]で表わされる化合物またはその塩もしくはエス
テルと一般式A、’[A’は前記と同意義を示す]で表
わされるピラゾール化合物またはその塩とを反応させる
ことにより化合物[1b](R=R)を合成することが
できる。すなわち次の反応式で示される。
[式中、記号Rbはアシル基を、記号Z、R’、R”、
R5およびAは前記と同意義を示すコ この反応は製造法(1)で述べた方法と本質的に同一の
反応であり、化合物[X]またはその塩もしくはエステ
ルに対してピラゾール化合物A′またはその塩を反応さ
せ、求核置換反応により化合物[I](R’=R)を合
成する方法である。化合物[X]においてR5はここで
ら水酸基、アシルオキシ基。
カルバモイルオキシ基、置換カルバモイルオキシ基また
はハロゲン原子を示す。化合物[X]は遊離のまま、そ
の塩あるいはエステルとして用いられる。化合物[X]
の塩、エステルとしては製造法(3−1)において7−
アミノ化合物[1]の塩、エステルとしてあげたものが
ここでもそのままあてはめられる。化合物[X]、その
塩およびエステルは公知の方法またはそれに準する方法
によって容易に製造できる。一方ピラゾール化合物A′
は置換されていてもよい!、5−位で縮合環を形成する
ピラゾールを示す。ここで縮合環はピラゾール環と5〜
6員芳香族複素環が縮合した形のものを意味し、この□
縮合環はさらに別の芳香環または5〜6員芳香族複素環
と縮合していてもよい。置換されていてもよい1.5−
位で縮合環を形成するピラゾール(A′)は一般式 で書き表わされる。縮合ピラゾール基A′の式中の記号
BはA基中のBとしてずでに、あげたものがそのままあ
てはめられ、したがって化合物A′としては具体的には
、 などがあげられる。化合物A′上の置換基R1′および
R12′としては基Aの置換基R”およびR1意として
すでにあげたものがここでもそれぞれそゾール環の3.
4−位が脂環、芳香族環、複素環と縮合していてらよい
。これらの例としては、などがあげられここでB、 R
I 2’は前記したらのと同じである。上記した置換基
R”’IR”’はさらに置換されていてもよい。ピラゾ
ール化合物A′は塩としても用いられる。化合物A′の
塩としてはたとえば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硝
酸塩。
リン酸塩などの無機酸付加塩、たとえばギ酸塩、酢酸塩
、トリフルオロ酢酸塩、メタンスルホン酸塩、p−′ト
ルエンスルホン酸塩などの有機酸付加塩などがあげられ
る。ピラゾール化合物A′およびそのmtrrIklシ
b、i><at++w、牛nz永hfaP載コ$1n)
t、\1m方法またはそれに準する方法によって容易に
製造できる。ピラゾール化合物A′による化合物[X]
への本求核置換反応はそれ自体よく知られた反応であっ
て、通常溶媒中で行なわれる。 この反応に用いられる
溶媒としては製造法(3−1)で使用されるエーテル類
、エステル類、ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類、ア
ミド類、ケトン類、ニトリル類9水などの溶媒がそのま
まあてはめられるが、これらのほかにたとえばメタノー
ル、エタノール。
n−プロパツール、イソプロパツール、エチレングリコ
ール、2−メトキシエタノールなどのアルコール類も用
いられる。またピラゾール化合物A′が液体の場合、こ
の化合物A′を化合物[X]に対して大過剰(たとえば
10〜200倍モル)使用して溶媒をも兼ねさせる場合
がある。この場合、上記の溶媒を使用しなくてもよいし
、または上記の溶媒とA′とを混合溶媒としてもよい。
(3−2−1):R’がアシルオキシ基、カルバモイル
オキシ基、置換カルバモイルオキシ基の場合より好まし
い溶媒は水もしくは水と混合しうる有機溶媒と水との混
合溶媒で、水と混合しつる有機溶媒のうち、より好まし
いものはアセトン、メチルエチルケトン、アセトニトリ
ルなどである。求核試薬A′の使用量は化合物[X]1
モルに対して通常1〜5モル、好ましくは1〜3モルで
ある。
反応は10〜100℃、好ましくは30〜80℃の温度
範囲で行なわれる。
反応時間は化合物[X]および化合物A′の種類。
溶媒の種類(混合溶媒の場合はその混合比)9反応温度
などに依存し、通常30分〜5日間、好ましくは1〜5
時間である。反応はpH2〜8.好ましくは中性付近す
なわちpH5〜8で行なうのが有利である。また本反応
は通常2〜30当量のヨウ化物またはチオシアン酸塩の
存在下でより容易に進行する。このような塩としてはヨ
ウ化ナトリウム。
ヨウ化カリウム、チオシアン酸ナトリウム、チオシアン
酸カリウムなどがあげられる。上記の塩のほか、たとえ
ばトリメチルベンジルアンモニウムブロマイド、トリエ
チルベンジルアンモニウムブロマイド、トリエチルベン
ジルアンモニウムヒドロキサイドのような界面活性作用
を有する第4級アンモニウム塩を添加することによって
反応を円滑に進行させうる場合らある。
(3−2−2):R’が水酸基の場合 たとえば日本国公開特許公報昭58−43979などに
記載された方法にしたがって有機リン化合物の存在下に
行う。ここで用いられる有機リン化合物としてはたとえ
ば0−フェニレンホスホロクロリゾエイト、O−フェニ
レンホスホロフロリゾエイト、メチル O−フェニレン
ホスフェイト、エチル 0−フェニレンホスフェイト、
 プロピル 0−フェニレンホスフェイト、イソプロピ
ル 0−フェニレンホスフェイト、 ブチル O−フェ
ニレンホスフェイト、イソブチル 0−フェニレンホス
フェイト、5ee−ブチル O−フェニレンホスフェイ
ト、シクロヘキシル O−フェニレンホスフェイト、フ
ェニル O−フェニレンホスフェイト、p−クロロフェ
ニル O−フェニレンホスフェイト、p−アセチル 0
−フェニレンホスフェイト、2−クロロエチル O−フ
ェニレンホスフェイト、2゜2.2−トリクロロエチル
 O−フェニレンホスフェイト、エトキシカルボニルメ
チル 0−フェニレンホスフェイト、カルバモイルメチ
ル 0−フェニレンホスフェイト、2−シアノエチル 
0−フェニレンホスフェイト、2−メチルスルホニルエ
チル O−フェニレンホスフェイト、ベンジル 〇−フ
ェニレンホスフェイト、1.l−ジメチル−2−プロペ
ニル 0−フェニレンホスフェイト、2−プロペニル 
O−フェニレンホスフェイト、3−メチル−2−ブテニ
ル 0−フェニレンホスフェイト、2−チェニルメチル
 O−フェニレンホスフェイト、2−フルフリルメチル
 0−フェニレンホスフェイト、ビスー〇−フェニレン
ピロホスフェイト、2−フェニル−1,3,2−ペンゾ
ジオキザホスホールー2−オキシド、2−(p−クロロ
フェニル)−1,3,2−ベンゾジオキサホスホ−ルー
2−オキシド、2−ブチル−1,3,2−ペンゾジオキ
ザホスホールー2−オキシド、2−アニリノ−1,3,
2−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−オキシド、2−フ
ェニルチオ−1,3,2−ベンゾジオキサホスホールー
2−オキシド、2−メトキシ−5−メチル−1,3,2
−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−オキシド、2−クロ
ロ−5−エトキシカルボニル−1,3,2−ベンゾジオ
キサホスホ−ルー2−オキシド、2−メトキシ−5−エ
トキシカルボニル−1,3,2−ベンゾジオキサホスホ
−ルー2−オキシド、5−エトキシカルボニル−2−フ
ェニル−1,3,2−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−
オキシド、2.5−ジクロロ−■、3゜2−ベンゾジオ
キサホスホ−ルー2−オキシド、4−クロロ−2−メト
キシ−1,3,2−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−オ
キシド、2−メトキシ−4−メチル−1,3,2−ベン
ゾジオキサホスホ−ルー2−オキシド、2.3−ナフタ
レンメチルホスフェイト、5.6−シメチルー2−メト
キシ−1,3,2−ベンゾジオキサホスホ−ルー2−オ
キシド、2.2−ジヒドロ−4,5,6,7−チトラク
ロロー2.2.2−)ジメトキシ−1,3,2−ベンゾ
ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−4゜5.6.
7−テトラクロロ−2,2,2−トリフヱノキシー1.
3.2−ベンゾジオキサ、1;スホール、2゜2−ジヒ
ドロ−2,2−エチレンジオキシ−2=メトキシ−1,
3,2−ベンゾジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ
−2−ベンジル−2,2−ジメトキシ−1,3,2−ベ
ンゾジオキサホスホール、2゜2−ジヒドロ−4,5−
ベンゾ−2,2,2−1リメトキシ−1,3,2−ベン
ゾジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2,2,2
−トリフエノキシ−1,3,2−ベンゾジオキサホスホ
ール、2.2−ジヒドロ−2,2−(o−フェニレンジ
オキシ)−2−フェノキシ−1,3,2−ベンゾジオキ
サホスホール、2−クロロ−2,2−ジヒドロ−2,2
−(。
−フェニレンジオキシ)−1,3,2−ベンゾジオキサ
ホスホール、2.2−ジヒドロ−2−メトキシ−2,2
−(o−フェニレンジオキシ)−1,3,2−ベンゾジ
オキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2,2,2−ト
リクロロ−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール、9
,10.−フェナンスレンジオキシトリメトキシホスホ
ラス、0−フエニレンホスホロクロリダイト、0−フェ
ニレンホスホロブロミダイト、0−フ二二しンホスホロ
フロリダイト、メチル O−フェニレンホスファイト、
ブチル 〇−フェニレンホスファイト、メトキシカルボ
ニルメチル 0−フェニレンホスファイト、フェニル0
−フェニレンホスファイト、p−クロロ(マタはp−ニ
トロ)フェニル 0−フェニレンホスファイト、2−フ
ェニル−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール、ビス
ー〇−フェニレンピロホスファイト、2−メトキシ−5
−メチル−1,3,2−ベンゾジオキサポスホール、5
−アセチル−2−フェノキシ−1,3,2−ベンゾジオ
キサホスホール、9.10.−フェナンスレンホスホロ
クロリダイト、2−クロロ−4−メチル−1,3,2−
ベンゾジオキサホスホール、5−エトキシカルボニル−
2−フェニル−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール
、2−クロロ−2−チオキソ−1,3,2−ベンゾジオ
キサホスホール、2−7エノキシー2−オキソ−1,3
,2−ベンゾジアザホスホール、2−フェノキシ−1,
3,2−ベンゾジオキサアザホスホール、2.2−ジヒ
ドロ−2−オキソ−2−メトキシ−4,5−ジメチル−
1,3,2−ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−
2−オキソ−2−クロロ−4,5−ジメチル−1,3,
2−ジオキサポスホール、2.2−ジヒドロ−2−才キ
ソー2−(1−イミダゾリル)−4,5−ジメチル−1
,3,2−ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2
,2−エチレンジオキシ−2−メトキシ−4,5−ツメ
チル−1,3,2−ジオキサホスホール、2,2−ジヒ
ドロ−2,2−ジメトキシ−2−フェノキシ−4,5−
ジメチル−1,3,2−ジオキサホスホール、2.2−
ジヒドロ−2,2,2−トリメトキシ−4,5−ジメチ
ル−1,3,2−ジオキサホスホール、2,2−ジヒド
ロ−2,2,2−1−リフエノキシ−4,5−ジメチル
−1,3,2−ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ
−2,2,2−トリエトキシ−4,5−ジフェニル−1
,3,2−ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2
,2,2−トリメトキシ−4,5−ジフェニル−1,3
,2−ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2−オ
キソ−2−メトキシ−4,5−ジフェニル−1,3゜2
−ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2゜2.2
− トリメトキン−1,3,2−ジオキサホスホール、
2.2−ジヒドロ−2,2,2−トリメトキシ−4−フ
ェニル−1,3,2−ジオキサホスホール、2.2−ジ
ヒドロ−2,2,2−トリメトキシ−4−メチル−1,
3,2−ジオキサホスホール、2.2−ジヒドロ−2,
2,2−トリメトキシ−4−メチル−5−フェニルカル
バモイル−!、3.2−ジオキサホスホール、2.2.
4,5,6.7−ヘキサヒドロ−2,2,2−)ジメト
キシ−1,3,2−ベンゾジオキサホスホール、2.2
’ −オキシビス(4,5−ジメチル−2,2−ジヒド
ロ−!、3゜2−ジオキサホスホール)、2.2’−オ
キシビス(4,5−ジメチル−2,2−ジヒドロ−1,
3,2−ジオキサホスホ−ルー2−オキシド)などがあ
げられる。反応に用いる溶媒は反応を阻害しないもので
あればよく、好ましくは前記したエーテル類。エステル
類9ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類、アミド類、ケ
トン類、ニトリル類などが単独または混合溶媒として用
いられる。とりわけ、たとえばジクロロメタン、アセト
ニトリル、ホルムアミド、ホルムアミドとアセトニトリ
ルの混合溶媒、ジクロロメタンとアセトニトリルの混合
溶媒などを使用すると好効果が得られる。求核試薬A′
および有機リン化合物の使用量は化合物[X11モルに
対してそれぞれ1〜5モル、1〜10モル、より好まし
くはそれぞれ1〜3モル、1〜6モルである。
反応は一80〜50℃、好ましくは一40〜40℃の温
度範囲で行なわれる。反応時間は通常1分〜15時間。
好ましくは5分〜2時間である。反応系に有機塩基を添
加してもよい。このような有機塩基としてはたとえばト
リエチルアミン、トリ(n−ブチル)アミン、ジ(n−
ブチル)アミン、ジイソブチルアミン。
ジシクロヘキシルアミン、2,6−ルチジンなどのアミ
ン類があげられる。塩基の添加量は化合物[X11モル
に対して1〜5モルがよい。
(3−2−3):R’がハロゲン原子の場合好ましい溶
媒は前記のエーテル類、エステル類。
ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類、アミド類、ケトン
類、ニトリル類、アルコール類、水などである。
求核試薬A′の使用量は化合物[X11モルに対して通
常1〜5モル、好ましくは1〜3モルである。
反応は0〜80℃、好ましくは20〜60℃の温度範囲
で行なわれる。反応時間は通常30分〜15時間、好ま
しくは1〜5時間である。反応を促進するため脱ハロゲ
ン剤の存在下に反応を行うこともできる。
このような脱ハロゲン剤としては製造法(3−1)の項
で述べた無機塩基、第3級アミン、アルキレンオキノド
類などの脱酸剤がここでもあげられるが、求核試薬A′
自身を脱ハロゲン剤として働かせてもよい。この場合に
は化合物A′を化合物[X11モルに対して2モル以上
使用する。R5で示されるハロゲン原子は塩素、臭素、
ヨウ素などであるが、好ましくはヨウ素である。R5が
ヨウ素である化合物[X]はたとえば日本国公開特許公
報昭58−57390に記載の方法またはそれに準する
方法などを用いて容易に製造できる。ここにあげた方法
によりたとえば前記した化合物[■]もしくは[■]を
合成することができる。反応式は次に示すとおりである
[■] [■] 化合物[[11]および[IV]は公知の方法もしくは
それに鵡する方法により容易に製造することができる。
また化合物[■]、[■]を含む下記の化合物[刈]は
上記の製造法(3−1)または(3−2)の方法のほか
、下記の製造法(3−3)の方法によっても製造するこ
とができる。化合物[■]は(3−1)、(3−2)ま
たは(3−3)の方法のほか、下記の(3−4)の方法
によっても製造することができる。
(3−3):反応式は次のとおりである。
[XI] [式中、記号R1″′は置換されていてもよい複素環基
を、記号Z、R’、R13,AおよびR3は前記と同意
義を示す] 本性はヒドロキシイミノ化合物[V]に対
して一般式R”’OHで示される化合物またはその反応
性誘導体を反応させて化合物[X[]を合成する方法で
あり、よく知られたエーテル化反応である。ここでR1
!′が はそれぞれ化合物[■]または[■]である。R3″は
置換されていてもよい炭化水素残基を示し、このような
炭化水素残基としてはR3における置換されていてもよ
い炭化水素残基としてすでにあげたものがここでもその
ままあてはめられる。R3″OHはそのままあるいはそ
の反応性誘導体として用いられる。R”’OHの反応性
誘導体はヒドロキシイミノ化合物[V]の水素原子とと
もに離脱する基を有するR”’OHの誘導体、すなわち
一般式R”’Yで表わされる化合物を意味する。ここで
水素原子とともに離脱する基Yはハロゲン原子。
スルホ基、モノ置換スルホニルオキシ基などを示す。ハ
ロゲン原子としては塩素、臭素、ヨウ素などがあげられ
る。モノ置換スルホニルオキシ基としてはたとえばメタ
ンスルホニルオキシ、エタンスルホニルオキシ、ベンゼ
ンスルホニルオキソ、p−トルエンスルホニルオキシな
どのC1−8アルキルスルホニルオキシ基、 c @−
1゜アリールスルホニルオキシ基などがあげられる。ま
た特に化合物[V]の01−4アルキル工−テル体を製
造する場合には上記の反応性誘導体のほか、たとえばジ
アゾメタン、ジアゾエタンなどの01−4ジアゾアルカ
ン、たとえばジメチル硫酸、ジエチル硫酸などのジC1
−4アルキル硫酸なども用いられる。
化合物[V]は製造法(3−1)で述べたアシル化反応
または製造法(3−2)で述べた求核置換反応にしたが
って合成することができる。すなわち、それぞれ次の反
応式で示される。
また原料化合物[X1]および[X′]も公知の方法ま
たはそれに準する方法により容易に合成することができ
る。化合物R”’OHおよびその反応性誘導体も公知の
方法またはそれに準する方法により容易に合成すること
ができる。
(3−3−1):R”’OHを使用する場合適当な脱水
剤を用いてヒドロキシイミノ化合物[V]と反応させ化
合物[刈]を合成する。このような目的に使用される脱
水剤としてはたとえばオキシ塩化リン、塩化チオニル、
アゾジカルボン酸ジアルキル(通常、ホスフィンとの共
存で使用される)。
N、N’−ジシクロ口へキシルカルボジイミドなどがあ
げられ、好ましくはトリフェニルホスフィン共存下のア
ゾジカルボン酸ジエチルである。トリフェニルホスフィ
ン共存下でアゾジカルボン酸ジエチルを用いる反応は通
常、無水の溶媒中で行なわれ、前記のエーテル類、炭化
水素類などが使用される。ヒドロキシイミノ化合物[V
]1モルに対して化合物R”’OH,アゾジカルボン酸
エチル。
トリフヱニルホスフィンはいずれも1〜1.5モル用い
られる。0〜50℃の温度範囲で1〜4日間を要する。
(3−3−2):R”’Yを使用する場合R”’Yとヒ
ドロキシイミノ化合物[V]との反応は通常のエーテル
化反応であって、溶媒中で行なわれる。溶媒としては製
造法(3−1)の項であげたエーテル類、エステル類、
ハロゲン化炭化水素類、炭化水素類、アミド類、ケトン
類、ニトリル類。
アルコール類、水などの溶媒もしくは混合溶媒がここで
もあげられ、好ましくは水と混合しうる溶媒と水との混
合溶媒(たとえば含水メタノール、含水エタノール、含
水アセトン、含水ジメチルスルホキシドなど)である。
本反応は適当な塩基の存在下に円滑に進行させることも
できる。このような塩基としてはたとえば炭酸ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムなどのアルカリ
金属塩。
たとえば水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアル
カリ金属水酸化物などの無機塩基があげられる。また本
反応をpt−i7.s〜8.5の緩衝溶液中で行なって
もよい。原料化合物[V]1モルに対して使用する試薬
R”’Yおよび塩基のモル敢はそれぞれl〜5 、 l
−1o、好ましくはそれぞれ1〜3゜1〜5である。反
応温度は一30〜100℃、好ましくは0〜80℃の範
囲である。反応時間はlO分〜15時間、好ましくは3
0分〜5時間である。
(3−3−3):C,−、ジアゾアルカンを使用する場
合 反応は通常溶液中で行なわれる。溶液としては前記のエ
ーテル類、炭化水素類などが用いられる。
ヒドロキシイミノ化合物[V]を溶液に溶解したのち、
ジアゾアルカン化合物の溶液を加えると反応は進行する
。試薬は化合物[V]1モルに対して1〜10モル、好
ましくは1〜5モル使用する。反応は比較的低温で行な
われ一50〜20℃、好ましくは一30〜0℃である。
反応時間は1分〜5時間、好ましくは10分〜1時間で
ある。
(3−3−4)ニジC1−。アルキル硫酸を使用する場
合 反応は通常、水もしくは水と混合しうる溶媒と水との混
合溶媒中で行なわれる。混合溶媒としてはt!に告烙(
3−3−IN?S訊ζf?−合索浣すすh(ここでもあ
げられる。この反応は通常、たとえば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物などの無
機塩基の存在下に行なわれる。
試薬は化合物[■]1モルに対して0.5〜lOモル、
好ましくは1〜2モル使用する。反応温度は20−1゜
0℃、好ましくは50〜100℃の範囲である。反応時
間はIO分〜5時間、好ましくは30分〜3時間である
(3−4):反応式は次のとおりである。
[VT] [■] [式中、記号Z 、R’、R′3.A 、R’、R”お
よびR3は前記と同意義を示す] 本性は化合物[VI]と一般式R’C(−S)NH,で
表わされるチオ尿素またはチオ尿素誘導体とを反応させ
て目的化合物[■]を合成する方法である。化合物[V
I]は遊離のまま、塩あるいはエステルとして用いられ
る。化合物[VI]におけるXはたとえば塩素、臭素、
ヨウ素などのハロゲン原子を示す。化合物[VI]の塩
としては製造法(3−1)の項であげた7−アミノ化合
物[II]の塩(無機塩基塩、アンモニウム塩、有機塩
基塩、無機酸付加塩、有機酸付加塩など)がここでもあ
てはめられる。化合物[V[]のエステルとしては同じ
く製造法(3−1)の項であげた7−アミノ化合物[n
]のエステル(C,−Sアルキル1エステル、 Ct−
aアルケニルエステル、 C5−IQシクロアルキルエ
ステル、 Ca−。シクロアルキルC1−6アルキルエ
ステル、Go−1oアリール1エステルIO?−ttア
ラルキル0エステル、ジC6−3゜アリール−メチルエ
ステル、トリC@−1゜アリール−メチルエステル、C
1−6アルカノイルオキシC1−。
アルキルエステルなどがここでもあてはめられる。
原料化合物[VI]は一般式 x CHCOC−COOl−1c式中の記号は前記とl
         II R”    N \OR3 同意義を示す]で表わされる化合物またはその塩もしく
は反応性誘導体と前記の7−アミノ化合物[11]また
はその塩あるいはエステルとを、製造法(3−1)で述
べた方法にしたがって反応させることにより容易に製造
することができる。一般またはその反応性誘導体はそれ
自体公知の方法またはそれに準する方法によって容易に
製造できる。
化合物[VI]とR’C(S=)NHtとの反応は通常
溶媒中で行なわれる。溶媒としてはたとえばジオキサン
、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルなどのエーテ
ル類、たとえばメタノール、エタノール、n−プロパツ
ールなどのアルコール類、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルアセトアミドなどのアミド類、などが用いられる。
チオ尿素またはその誘導体R’ C(S = ) N 
Htの使用量は化合物[VI]に対して通常1〜5モル
、好ましくは1〜3モルである。
反応はθ〜100℃、好ましくは20〜60℃の温度範
囲で行なわれる。反応時間は通常30分〜15時間、好
ましくは1〜5時間である。
また上記した製造法(3−1)〜(3−4)により製造
される化合物[1b]の置換基Rb中にヒドロキシイミ
ノ基(または置換ヒドロキシイミノ基)が存在する場合
(たとえば化合物[■]汀■]など)。
化合物[+  ]がシン[Z]−、アンチ[E]−異性
体の混合物として得られる場合がある。混合物から所望
のシン異性体を分離するには自体公知の方法またはそれ
に準する方法が適用される。それらの方法としてはたと
えば溶解性、結晶性などの差を利用した分別法、クロマ
トグラフィーによる分離、エステル誘導体の加水分解速
度の差を利用した分離法などがあげられる。
製造法(4):化合物[1](R’= RC;RCはア
ミノ基の保護基を示す)の合成法 たとえば、製造法(1)で合成された7−アミノ化合物
[11]([II]、R0=水素原子)またはその塩も
しくはエステルとアミノ基を保護する試薬、たとえば置
換オキシカルボニル化試薬とを反応させることにより合
成することができる。置換オキシカルボニル化試薬とし
てはたとえば、置換オキシカルボニルハライド(ハロゲ
ンとしては塩素、臭素、ヨウ素など)、置換オキシカル
ボニルアジド、置換オキシカルボニック アンヒドリド
、置換オキシカルボニルスルフィド、置換オキシカルボ
ニル アゾライド(アゾールとしてはイミダゾール、N
−メチルイミダゾール、トリアゾール、2−チオオキサ
シリノン、2−オキソオキサゾリジンなど)などが用い
られる。反応は一般に溶媒中で行なわれ、無水の溶媒が
より好ましい。このような溶媒としてはたとえば、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、te
rt−ブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル
、エチレングリコール−ジメチルエーテルなどのエーテ
ル類、たとえばジクロロエタン、クロロホルム、四塩化
炭素、トリクレン、1.2−ジクロロエタンなどのハロ
ゲン化炭化水素類、たとえばアセトニトリルなどのニト
リ・ル類、たとえばメタノール、エタノール、プロパツ
ール、ブタノールなどのアルコール類、たとえばn −
ヘキサン、ベンゼン、トルエンなどの炭化水素類たとえ
ばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド。ヘキ
サメチルホスホラストリアミドなどのアミド類、たとえ
ばりメチルスルホキシドなどのスルホキシド類などが繁
用され、単独または混合溶媒として用いられる。置換オ
キシカルボニル化試薬の使用量は7−アミノ化合物[1
11モルに対して通常1〜5モル、好ましくは1〜2モ
ルである。反応は一80〜80℃、好ましくは一40〜
50℃、最も好ましくは一30〜30℃の温度範囲で行
なわれる。
反応時間は7−アミノ化合物[nlおよび置換オキシカ
ルボニル化試薬の種類、溶媒の種類1反応温度などに依
存し、通常1分〜48時間、好ましくはlO分〜2時間
である。置換オキシカルボニル化試薬として置換オキシ
カルボニルハライドを用いた場合は放出されるハロゲン
化水素を反応系から除去する目的で脱酸剤の存在下に反
応を行うことができる。このような脱酸剤としてはたと
えば炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、
炭酸水素ナトリウムなどの無機塩基、たとえばトリエチ
ルアミン、トリ(n−プロピル)アミン、トリ(n−ブ
チル)アミン、ジイソプロピルエチルアミン、シクロへ
キシルジメチルアミン、ピリジン、ルチジン。
γ−コリジン、N、N−ジメチルアニリン、N−メチル
ピペリリン。N−メチルピロリジン、N−メチルモルホ
リンなどの第3級アミン、たとえばプロピレンオキシド
、エピクロルヒドリンなどのアルキレンオキシド類など
があげられる。
上記した製造法(1)〜(4)の反応ののち、要すれば
保護基の除去および精製を行うことにより本発明の目的
化合物[1]を得ることができる。以下に保護基の除去
法および精製法について説明する。
保護基除去法:前記した通りβ−ラクタムおよびペプチ
ド合成の分野ではアミノ基の保護基は充分に研究されて
いてその保護法はすでに確立されている。また、アミノ
保護基の除去法も同様に確立されており、本発明におい
ても保護基の除去は従来の技術をそのまま利用できる。
たとえばモノハロゲノアセチル基(クロロアセチル、ブ
ロモアセチルなど)はチオ尿素により、アルコキシカル
ボニル基(メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
tert−ブトキシカルボニルなど)は酸(たとえば塩
酸など)により、アラルキルオキシカルボニル基(ベン
ジルオキシカルボニル、p−メチルベンジルオキシカル
ボニル、p−ニトロベンジルオキシカルボニルなど)は
接触還元により、2,2.2−トリクロロエトキシカル
ボニルは亜鉛と酸(たとえば酢酸など)により除去する
ことができる。一方、合成中間体として化合物[+]が
エステル化されている場合もそれ自体公知の方法または
それに準する方法によってエステル残基を除去すること
ができる。
たとえば2−メチルスルホニルエチルエステルはアルカ
リにより、アラルキルエステル(ベンジルエステル、p
−メトキシベンジルエステル、p−ニトロベンジルエス
テルなど)は酸(たとえばトリフルオロ酢酸など)また
は接触還元により、2,2.2−トリクロロエチルエス
テルは亜鉛と酸(たとえば酢酸など)により。シリルエ
ステル(トリメチルシリルエステル、 tert−ブチ
ルジメチルシリルエステルなど)は水のみにより除去す
ることができる。
化合物[11の精製法:製造法(1)〜(4)に詳記し
た各種製造法により、また要すれば上記の保護基除去法
をつづいて行うことにより反応混合物中に生成した化合
物[1Fは抽出法、カラムクロマトグラフィー、沈澱法
、再結晶法などの公知の処理手段によって単離精製する
ことができる。一方、単離された化合物[1]を公知の
方法により所望の生理学的に受容される塩または代謝上
不安定な無毒のエステルへと変換することもできる。
セフェム化合物([1]、Z=S)のスルホキシド([
11,Z=S−0)は化合物([1]、Z=S)の酸化
反応により得られる。このような酸化反応はよく知られ
た反応である。セフェム環中の硫黄原子の酸化に適した
酸化剤としてはたとえば酸素、過酸。
ヒドロパーオキシド、過酸化水素なとがあげられ、過酸
はその場で酸と過酸化物の混和によって製造することも
できる。過酸としては過酢酸、過安、ω。
香酸、p−クロル過安息香酸などが繁用される。反応は
通常、溶媒中で行なわれる。この反応に用いられる溶媒
としてはたとえばジオキサン、テトラヒドロフランなど
のエーテル類、たとえばジクロロメタン、クロロホルム
、クロロベンゼンなどのハロゲン化炭化水素類、たとえ
ばギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸などの有機酸類、たと
えばジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミドなど
のアミド類などがあげられる。反応温度は一20〜80
℃の範囲で行なわれるが、なるべく低い温度、好ましく
は一20〜2Q”Cで行なわれる。セフェム化合物([
11、Z=S)の酸化に際してはS−立体配位をもつス
ルホキシドが主に生成することが一般に知られている。
R−およびS−スルホキシドはそれらの異なる溶解性お
よびクロマトグラフィー分離に際しての異なる移動速度
によって分離される。スルホキシドを得るための上記の
酸化反応は前記製造法(1)〜(4)の反応の前に行な
ってもよいし、また(1.)〜 (4)の反応の後に行
なってもよい。
化合物[■]および[■]を含む本発明の化合物[I]
は公知のペニシリン剤、セファロスポリン剤と同様に注
射剤、カプセル剤8錠剤、顆粒剤として非経口または経
口的に投与できる。投与量は前記したような病原性細菌
に感染した人および動物の体重1kgあたり0.5〜8
0mg/日、より好ましくは1〜20II1gZ日を1
日3〜4回に分割して投与すればよい。
注射剤として用いられる場合の担体は、たとえば蒸留水
、生理食塩水などが用いられ、カプセル剤。
粉剤、顆粒剤1錠剤として用いられる場合は、公知の薬
学的に許容される賦形剤(たとえばデンプン。
乳糖、白糖、炭酸カルシウム、’IJン酸カルシウムな
ど)、結合剤(たとえばデンプン、アラビアゴム、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、結晶セルロースなど)、滑沢剤(たとえばステアリ
ン酸マグネシウム、タルクなど)、破壊剤(たとえばカ
ルボキシメチルカルシウム、タルクなど)と混合して用
いられる。
発明を 施するための最良の形態 本発明はさらに下記の参考例、実施例で詳しく説明され
るが、これらの例は単なる実例であって本発明を限定す
るものではなく、また本発明の範囲を逸脱しない範囲で
変化させてもよい。
参考例、実施例のカラムクロマトグラフィにおける溶出
はT L C(T hin  L ayer  Chr
omatography 、  薄層クロマトグラフィ
)による観察下に行なわれた。TLC観察においては、
TLCプレートとしてメルク(Merck)社製のB 
OF zs+を、展開溶媒としてはカラムクロマトグラ
フィで溶出溶媒として用いられた溶媒を、検出法として
U■検出器を深川した。カラム用シリカゲルは同じくメ
ルク社製のキーゼルゲル60(230〜400メツシユ
)を用いた。“セファデックス”はファルマシア・ファ
イン・ケミカルズ社(Pharmacia  Fine
  Chemicals)製である。XAD−II樹脂
はローム・アンド・ハース社製(Rohm  &  H
aas  Co、 )製である。NMRスペクトルは内
部または外部基準としてテトラメチルシランを用いてX
 L −100A (t。
OM Hz) 、 E M 360(60M Hz) 
、 E M 390(90M Hz)またはT 、0(
60M HZ’)型スペクトロメーターで測定()内に
示した数値は各溶媒の容量混合比である。
また溶液における%は溶液1ocffll中のg数を表
わす。
また参考例、実施例中の記号は次のような意味である。
S   :シングレット(singlet)d   :
ダブレット(doublet)t   ニトリプレット
(trtplet)q   :クワルテット(quar
tet)ABQ  :AB型クりルテット(A B  
t)’pequartet) d、d:ダブル ダブレット(double  dou
b−1et) m   :マルチプレット(muHiplet)br、
   ニブロード(broad)J   ;カップリン
グ定数(coupltng  con−stant) Hz   ・ヘルツ(Herz) mg:ミリグラム(milligram)g   :グ
ラム(gram) ml:ミリリーター(millHiter)2   :
リーダー(liter) %   :パーセント(percent)DMSOニジ
メチルスルホキシド(dimethylsuHoxid
e) D t O:重水 CD C1,:重クロロホルム 参考例1 7β−[2−(2−クロロアセトアミドチアゾール−4
−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−
3−(3−オキソブチリルオキシメチル)−3−セフェ
ム−4−カルボン酸。
7β−アミノ−3−(3−オキツブチリルオキシメチル
)−3−セフェム−4−カルボン酸157gをテトラヒ
ドロフラン500m1と水500a+1の混合液に懸濁
させ、かきまぜながら炭酸水素ナトリウム141g  
を少量づつ加える。ついで5℃で攪拌しなから2−(2
−クロロアセトアミドチアゾール−4−イル)−2(Z
)−メトキシイミノアセチルクロライド・塩酸塩150
gを20分間で加え、同温度で反応液をさらに1時間か
きまぜる。反応終了後10%塩酸でpt−ta、oとし
たのち、反応液を酢酸エチル−テトラヒドロフラン(l
・1)の混合液各!eで2回抽出する。抽出液を無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、得ら
れた無色粉末を酢酸エチル200m1で洗浄後ろ取する
と標記化合物253gが得られる。
元素分析値:C1゜H7゜ClN5OsStとして、計
算値(%):C,41,85; H,3,51: N、
12.20゜実測値(%):C,41,39; H,3
,57; N、11.94゜!Rスペクトルv KB’
cm−’ :1780.1740.1700゜ax 1655、1540.14100 NMRスペクトル(d、−DMSO)δ:2.20(3
11,s)。
3.45と3.68(211,ABQ、  J=18H
2)、3.65(211,S)。
3.92(3+1.s)、 4.38(211,8)、
 4.79と5.09(211,ABQ。
J=13Hz)、  5.18(ill、d、 J=5
11z)、5.85(1B、d、d。
J=5112と8Hz)、  7.44(111,s)
、 9.66(Ill、dj=811z)、 12.8
5(111,br、s)。
参考例2 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸。
7β−2−[2−(クロロアセトアミドチアゾール−4
−イル)−2−(Z)−メトキシイミノアセトアミド]
−3−(3−オキソブチリルオキシメチル)−3−セフ
ェム−4−カルボン酸150gをテトラヒドロフラン−
水(1:l)の混合液50On+1に溶解後N−メチル
ジチオカルバミン酸ナトリウム51gを加え、20℃で
3時間かきまぜる。反応液に酢酸エチル200+++1
を加え、有機層を除去し水層を10%塩酸で1)H4に
すると油状物が析出する。これをテトラヒドロフラン−
酢酸エチル(1:l)の混合液IQで抽出し、さらに水
層を1−ブタノール200m1で抽出する。抽出液を無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去する。
残留物に酢酸エチル200m1を加えてかきまぜ、析出
した結晶をろ取すると標記化合物90g得られる。
元素分析値:C1゜Hl。N、O,Stとして、計算値
(%):C,42,19,H,4,30,N、13.5
5゜実測値(%):C,41,94; H,4,11;
 N、13.59゜■Rスペクトルv KB’cm−’
:1770.1?10.1620゜ax 1520゜ NMrt7!、ベクトル(d、−DMSO)δ:2.2
0(311,s)。
3.43と3.65(211,ABQ、J=1811Z
)、 3.63(211,8)、 3゜86(311,
s)、 4.78と5.06 (28,ABQ、J=1
3Hz)、  5.14(ill、d、 J=511z
)、 5.79(ill、d、dJ=5tlzと8Hz
)、6.73(111,s)、  7.17(2H,b
r、)、  9.56(l11.d、J=8t12)。
参考例3 7β−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2
(Z)−エトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キソブヂリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸。
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
エトキシイミノ酢酸23gをジメチルホルムアミドlo
Omlにとかし、!−ヒドロキシベンゾトリアゾール1
5gとジシクロへキシルカルボジイミド20゜6gを加
えて20℃で1.5時間かきまぜる。不溶物をろ失投、
ろ液を7β−アミノ−3−(3−オキソブチリルオキシ
メチル)−3−セフェム−4−カルボン酸31gとトリ
エチルアミン28m lのジメチルホルムアミ1100
ml溶液に水冷下で加える。反応液を20℃で3時間か
きまぜたのちジエチルエーテル500m1を加え、析出
固型物をろ取する。これを水100m1に溶解後10%
塩酸でpH3,0としたのち、メチルエチルケトン各2
0On+1で2回抽出する。抽出液を水洗し無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去し得られた固型
物を酢酸エチルで洗浄すると標記化合物31gが得られ
る。
lRスペクトルシKBrCIII−I:1780゜17
20.1660゜ax NMRスペクトル(d、−DMSO)δ:t、30(3
11,tj=7.5Hz)、 2.25(3H,S)、
  3.45−3.65(411,m)、 4゜20(
2+1.Q、J=7.5112)、 4.70と5. 
IQ(2H,ABQ、J =18Hz)、 5.25(
2H,d、J=5Hz)、 5.90(III、dJ=
5Hzと811z)、 8.90(LH,s)、7.2
0−7.80(211,br、)、 9゜80(lH,
d、J=7.5H2)。
参考例4 7β−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2
(Z)−アリルオキシイミノアセトアミド]−3−(3
−オキソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−
カルボン酸。
2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2(Z)−
アリルオキシイミノ酢酸13gをジメチルホルムアミド
50m1にとかし、!−ヒドロキシベンゾトリアゾール
8gとジシクロへキシルカルボジイミド1013gを加
え20℃で3時間かきまぜる。不溶物をろ失投、ろ液を
7β−アミノ−3−(3−オキソブチリルオキシメチル
)−3−セフェム−4−カルボン酸16gとトリエチル
アミンlogのジメチルホルムアミド50ffi1溶液
に水冷下で加える。反応液を20℃で3時間かきまぜる
たのち、ジエチルエーテル500m1を加えエーテル層
を除き、得られた不溶物を水50m1に溶解させついで
10%塩酸でpH3,oに調整すると粗製の標記化合物
が得られる。これを酢酸エチル−テトラヒドロフラン(
1:1)の混合液500m1に溶解させ無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、活性炭処理しついで減圧下で溶媒を留
去すると標記化合物25gが無晶形粉末として得られる
IRスペクトルvKB” cm−’: 17g0.17
20.1660゜ax 1620゜ NMRスペクトル(do  D M S O)δ: 2
゜30(311,s)、 3.45−3.66(411
,m)、 4.64(211,d、J=611z)、 
4.80−5.10(21,ABq、J=18Hz)、
 5.23(2H,d、J=911z)。
5.26(2H,d、J=511z)、  5.90(
ill、d、d、J=5+1zと9Hz)、 5.90
−6.20(illlm)、 6.80(1B、s)、
 7.20−8.00(2H,br、)、 9.83(
III、d、J=911z)。
参考例5 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z ) −Qert−ブトキシカルボニルメトキシイ
ミノ)アセトアミド]−3−(3−オキツブチリルオキ
シメチル)−3−セフェム−4−カルボン酸。
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−
(tert−ブトキシカルボニルメトキシイミノ)酢酸
6.0gをジメチルホルムアミド20m1にとかし、!
−ヒドロキンベンゾトリアゾール3.5gとジシクロへ
キシルカルボジイミド4.4gを加え20℃で3時間か
きまぜる。不溶物をろ失投、ろ液を7β−アミノ−3−
(3−オキソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−
4−カルボン酸6.2gとトリエチルアミン4.0gの
ジメチルホルムアミド20Il+1溶液に水冷下で加え
、反応液を20℃で8時間かきまぜる。
ジエチルエーテル200m1を反応液に加えエーテル層
を除去し、残渣を水50m1に溶解させた後10%塩酸
でり+14に調整すると結晶が析出する。これをろ取し
て水洗後ジエチルエーテルで洗浄し、乾燥すると標記化
合物logが得られる。
I nスペクトルvKBrcm−’: 1790.1?
30.1710゜ax 1660、1530゜ NMRスペクトル(do−DMSO)δ:  1.5Q
(9H,S)、 2.20(311,s)、 3.40
−3.60(411,m)、 4.40(2H,s)。
4.80と5.10(2+1.ABq、J=14Hz)
、 5.20(III、d、J=511z)、  5.
80(111,d、d、J−511zと811z)、 
 6.70(III、s)。
7.20−7.80(211,br、)、 9.30(
ill、d、J=811z)。
参考例6 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−(1−tert−ブトキシカルボニル−1−メ
チルエトキシイミノ)アセトアミド]−3−(3−オキ
ツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カルボ
ン酸。
2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z) 
−(1−tert−ブトキシカルボニル−1−メチルエ
トキシイミノ)酢酸16gをジメチルホルムアミド30
m1にとかし、l−ヒドロキシベンゾトリアゾール8.
0gとジクロへキシルカルボジイミドl1gを加えて2
0℃で10時間かきまぜる。不溶物をろ失投、ろ液を7
β−アミノ−3−(3−オキツブチリルオキシメチル)
−3−セフェム−4−カルボン酸16gとトリエチルア
ミン10gのジメチルホルムアミド50ml溶液に水冷
下で加え、反応液を20℃で24時間かきまぜる。ジエ
チルエーテル500m1を反応液に加えエーテル層を除
去し、残渣を水100m1lこ溶解させたのち10%塩
酸でpH4,0に調製すると結晶が析出する。これをろ
取して水洗後エチルエーテルで洗aトシ、乾燥すると標
記化合物25gが得られる。
IRスペクトルvKB” am−’: 1780.17
30.1700゜118X 1680、1530O NMrtスペクトル(da−DMSO)δ、t、35(
1511,s)、 2゜25(311,s)、 3.4
0−3.60(411,m)、 4.80−5.10(
2!l。
ABQ、J=14tlz)、 5.25(ill、d、
J=511z)、 5.80(Ill、d。
d、J−511zと8Hz)、  6.70(lIl、
s)、  7.20−7.80(2H。
br、)、 9.30(l11.d、J=8112)。
参考例7 7β−[2−(5−tert−ブトキシカルボニルアミ
ノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イル)−2(Z
)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オキツ
ブチリルオキシメチル)−3−(3−セフェム−4−カ
ルボン酸。
2−(5−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1,
2,4−チアジアゾール−3−イル)−2CZ’)−メ
トキシイミノ酢酸302mgを4mlのジクロロメタン
に加え、ついで208mgの五塩化リンを加えて水冷下
に 15分間かきまぜる。溶媒を減圧下に留去し残留物
にヘキサンを加える。再び減圧下に乾固し、残留物をジ
クロロメタンに溶かす。
この液を7β−アミノ−3−(3−オキツブチリルオキ
シメチル)−3−セフェム−4−カルボン酸300mg
およびトリエチルアミン0.6mlを5mlのジメチル
アセタミドに溶かした液に加え、水冷下に30分間かき
まぜる。反応液にリン酸1gを水10m1に溶かして加
え、メチルエチルケトン(10ml)で抽出したのち、
抽出液を水洗し硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減
圧下に留去して残留物に酢酸エチルを加え、再び留去す
ると390mgの標記の化合物を得る。
IRスペクトルv KB’cm−’ :2980.29
40.1780゜aX 1715、1540.1370.1245.115G、
 1040.855゜NMRスペクトル(do  DM
SO)δ: 1.56(9H,S)。
2.20(3H,S)、 3.43と3.70(2H,
ABQ、J= 1811z)。
3.65(211,s)、 4.00(311,s)、
 4.80と5.12(211,ABq、J=1211
z)、 5.18(ill、d、J=4.511z)、
 5.88(IH。
d、d、J = 911zと4.5112)、 9.6
3(IH,d、J=911Z)。
参考例8 7β−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2(Z)−エトキシイミノアセトアミ
ド]−3−(3−オキソブチリルオキシメチル)−3−
セフェム−4−カルボン酸7β−アミノ−3〜(3−オ
キソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸11gを200m1のジクロロメタンに懸濁し、
これにビストリメチルシリルアセトアミド14gを加え
て室温で溶液となるまでかきまぜる。ついで水冷し、2
−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−2(Z)−エトキシイミノアセチルクロリ゛ド 
14gを加え、しばらくかきまぜたのち、ジメチルアセ
トアミド6gを加え、水冷下に60分間かきまぜる。ジ
クロロメタンを留去し、残留物をメチルエチルケトンに
溶かす。水洗・乾燥したのち溶媒を留去し、残留物にジ
メチルエーテルを加えて粉末としてろ取し、12.5g
の標記の化合物を得る。
[Rスヘクトルv KB’cm−’:3300.300
0.1780゜10aX 1720、1620.1520. +410.1260
.1150.101040ONスペクトル(d、−DM
SO)δ: 1.25(3H,i。
J=711z)、 2.18(311,s)、  3.
41と3.63(211,八BQ。
J=1811z)、3.62(21+、s)、 4.1
8(2+1.Q、J=711z)。
4.76と5.06(21+、ABQ、J=1311z
)、 5.14(Ill、dj=4.811z)、 5
.82(llI、d、d、  J=8Hzと4.8Hz
)。
8.00(2H,br、)、 9.48(IH,d、J
=81(z)。
参考例9 7β−ホルムアミド−3−(3−オキツブチリルオキシ
メチル)−3−セフェム−4−カルボン酸。
7β−アミノ−3−(3−オキソブチリルオキシメチル
)−3−セフェム−4−カルボン酸3.2gをギ酸60
n+1に溶解し0〜5℃に冷却する。攪拌下に無水酢酸
20m1を30分間かけて滴下し、同温度で30分間、
ついで室温で1時間攪拌する。
減圧下溶媒を留去し、残渣をメチルエチルケトンに溶解
して、水、飽和食塩水で洗ったのち無水硫酸マグネンウ
ム上で乾燥する。減圧下に溶媒を留去し残渣にジイソプ
ロピルエーテル−n−ヘキサンを加えて粉末化し、ろ取
すると標記の化合物が淡黄色粉末として3.1g得られ
る。
KBr  −+ IRスペクトルv    cm  :33g0.178
0.172G。
ax 1660、1625.1510゜ NMRスペクトル(d、−DMSO)δ: 2.20(
3H,s)。
3.45と3.68(2H,ABq、J=1811z)
、 3.63(2+1.s)。
4.79と5.09(2H,ABq、J−13+1z)
、 5.11(IH,d、J=4.5Hz)、 5.7
9(III、d、d、J=4.511zと8Hz)、 
8゜15(lILbr、s)、9.00(LH,d、J
=8Hz)。
参考例10 7β−[2−(5−10ロー2−10ロアセトアミドチ
アゾール−4−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセ
トアミドコ−3−(3−オキソブチリルオキシメチル)
−3−セフェム−4−カルボン酸。
2−(5−クロロ−2−クロロアセトアミドチアゾール
−4−イル)−2(Z)−メトキシイミノ酢酸2.39
gを50m1のジクロロメタンに加え、 −5℃から一
8℃に冷却しつつ五塩化リン2.13gを加えて45分
間かきまぜる。反応液に150m1のヘキサンを少量ず
つ加え、沈澱する暗色油状物をわけ取り、さらにヘキサ
ンで洗浄して祖な対応クロリドを得る。重炭酸ナトリウ
ム2.06gを15m1の水に溶かした液に7−アミノ
−3−(3−オキソブチリルオキシメチル)−3−セフ
ェム−4−カルボン酸2.06gを15m1のテトラヒ
ドロフランに溶かした液を加え、ついで上記クロリドを
内温を0−3°に保ちながら加える。加え終ってから1
時間5°C以下でさらに1時間室温でかきまぜたのち、
メチルエチルケトン 50m1を加え、濃塩酸で酸性と
し、有機層を分取して取る。水層をメチルエチルケトン
で抽出し、有機層と抽出液とを合せて乾燥(無水硫酸ナ
トリウム)したのち溶媒を減圧留去すると2.94gの
標記化合物が淡橙黄色粉末として得られる。
NMRスペクトル(CDCI3+d、−DMSO)δ:
2.23(311,s)、 3.24−3.73(2H
,+n)、 3.50(2■、S)。
4.01(311,s)、  4.21(211,s)
、  4.91  と 5.18(2H,ABq、J=
13112)、  5.05(lIl、d、J=4.5
112)、  5.88(l11.d。
d、J=4.511zと911z)、  6.43(2
1+、br、)、 8.79(1■、d。
J = 911z)。
参考例ti 7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−
3−(3−オキソブチリルオキシメチル)−3−セフェ
ム−4−カルボン酸。
7−、[2−(5−クロロ−2−クロロアセトアミドチ
アゾール−4−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセ
トアミド]−3−(3−オキソブチリルオキシメチル)
−3−セフェム−4−カルボン酸2.94gを水13m
1とテトラヒドロフラン13m1との混液にとかし、ナ
トリウム N−メチルジチオカーバメート計1.15g
を3回にわけて加えつつ、室温で3時間かきまぜる。反
応液に酢酸エチルを加え、濃塩酸で酸性にし、酢酸エチ
ル層を分取してすてる。水層を計200m1のメチルエ
チルケトンで抽出し、抽出液を食塩水で洗浄したのち乾
燥(無水硫酸ナトリウム)して溶媒を留去すると、2.
28gの標記化合物が得られる。
NMRスペクトル(d、−DMSO+CDC1,)δ:
2.21(3H,s)、 3.3−3.75(28,m
)、 3.57(2H,s)、 3゜90(2H,s)
、 4.81と5.09(211,^Bq、J= 13
11z)、 5゜07(III、dj=5Hz)、  
5.77(ill、d、d、J−511zと9Hz)。
7.10(211,br、)、  9.46(IH,d
j=911z)。
参考例12 7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−エトキシイミノアセトアミド]−
3−(3−オキツブチリルオキシメチル)−3−セフェ
ム−4−カルボン酸。
2−(5−クロロ−2−クロロアセトアミドチアゾール
−4−イル)−2(Z)−エトキシイミノ酢酸より参考
例IOおよび11と同様にして標記の化合物を得る。
I Rスヘクト/l/l/ KBrcm−’:3300
. 1770.1700゜l1aX 1620、1530O NMRスペクトル(da −D M S O)δ: 1
.27(3H,t。
J=711Z)、 2.20(311,s)、 3.3
〜3.8(2H,m)、 3.62(211,s)、 
4.17(211,q、J=7tlz)、 4.83と
5.09(211゜ABQj=12112)、  s、
x3(i++、a、J=snz)、  5.81(IH
,d。
d、J=511zと811z)、  6.63(lIl
、br、s)、 7.24(2H。
br、s)、9.50(l11.dj=811z)。
実施例1 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(ピラ
ゾロ[1,5−a]ピリジニウム−3−イル)メチルコ
ー3−セフェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸2.0g、ピラゾロ[1,5”a]ピリジン2.
0gおよびヨウ化カリウム2.0gをアセトニトリル−
水(ill)の混合液30m1に溶解させて70℃で1
65時間攪拌する。反応液を減圧下で濃縮後、残留物を
酢酸エチル30m1で洗浄し、シリカゲルカラムクロマ
トグラフィーに付す。アセトニトリル−水(4:I)の
混合液で溶出して目的物を含む分画を集め、減圧下で濃
縮する。得られた残留物をXAD−■カラムクロマトグ
ラフィーに付し、20%エタノール水で溶出する。目的
物を含む分画を集めて減圧下で濃縮後残留物を凍結乾燥
すると標記化合物0.11gが得られる。
元素分析値:C1,H,、N?05St−11/2H2
Oと1゜て。
計算値(%):C,41,17: I−1,4,94,
N、1B、00゜実測値(%):C,41,23,H,
4,25; N、16.3g。
IRスペクトルシKBram−’: 1775.167
5. +620゜ax 1530゜ NMRスペクトル(d、−DMSO)δ: 3.80(
311,s)、 5.05(ill、d、J=4.51
1z)、  5.07と5.35(211,ABQj=
 13Hz)、  5.68(IH,d’、d、J=4
.511zと811z)、  6.67(III、s)
7.14(211,br、s)、 7.5−8.2(3
11,m)、 8.12−8.34(l11.m)、 
8.58−8.7L(111,m>、 8.’11−8
.95(ltl、m)。
9.47(111,d、J=811z)。
実施例1に記載した方法と同じ方法を用いて7β−[2
−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(Z)−(
置換オキシイミノ)アセトアミド]−3=(3−オキソ
ブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カルボン
酸と各種ピラゾール誘導体との反応から一般式 で表わされる以下の実施例2〜4の化合物を製造するこ
とができる。
実施例2 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(ピラ
ゾロ[1,5−alピリジニウム−3−イル)メチルコ
ー3−セフェムー4−カルボキシレート。
元素分析値:CttH!lN705’st”9/21−
[tOとして。
計算値(%):C,43,42: H,4,97,N、
16.11゜実測値(%):C,43,21: H,5
,26,N、16.09゜IRスペクトルvKBrcm
−’: 1765.1670.1615゜flaX 1525゜ NMRスペクトル(d6−DMSO)δ: 1.24(
3H,t、J=71(z)、  4.11(2H,q、
J=711z)、  5.05(1B、d、J=4.5
11z)。
4390と5.12(211,^Bqj=1311z)
、 5.52−5.76(III。
m)、  6.72(111,s)、  7.14(2
11,br、s)、  7.58−8.0Q(3H,m
)、 8.12−8.30(111,m)、 8.54
−8.73(1B、n+)。
8.8−8.98(LH,n+)、  9.40(il
l、d、J=8112)。
実施例3 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−アリルオキシイミノアセトアミド]−3−[(
ピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−3−イル)メチ
ル]−3−セフェムー4−カルボキシレー元素分析値:
Ct3Ht+NtOsSt・13/2HtOとして。
計算値(%):C,42,06; H,5,22: N
、14.93゜実測値(%):C,42,29;H,5
,24,N、14.510I rtスヘクトルvKBr
cm−’: 1770.1B70.1630゜ax 1615、1525.1020゜ NMRスペクトル(d、−DMSO)δ: 4.46−
4.68(2H,m)、 5.02(lIl、dj=4
.5Hz)、 5.24(28,br、s)、 5.3
8(211,br、s)、  5.63(III、d、
d、J=4,8Hzと8Hz)、  5.76−6.2
0(LH,n)、 6.84(111,s)、 7.1
4(lH,br、s)。
7.5−8.0(3H,m)、 8.1−8.28(I
H,m)、 8.58−8.70(llI、m)、 L
8−8.9(IH,m)、 9.48(IH,d、J=
8Hz)。
実施例4 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−(2−フルオロエトキシイミノ)アセトアミド
]−3−[(ピラゾロ[1,5−alピリジニウム−3
−イル)メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレー
ト。
元素分析値:CttHtoN70sStF ”4HtO
として。
計算値(%):C,42,78: H,4,57,N、
15.87゜実測値(%):C,42,50; H94
,66、N、15゜73゜IRスペクトルvKBrcm
−’: 1760.1665.1610゜ax 1530、1360O N M R7,ベクトル(d、−DMSO)δ: 4.
0−4.23(l11.m)。
4.25−4.53(21+、m)、 4.80−5.
00(III、m)、 5.03(IH,d、J=4.
511z)、  5.65(d、d、J=4.5Hzと
811z)、  6゜70(IIl、s)、 7.14
−7.40(211,br、s)、 7.50−8.0
(3H,m)、 8.1−8.30(111,m)、 
8.50−9.00(211,m)、 9゜50(l1
1.d、Jlllz)。
実施例5 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミドコ−3−[(7−
メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−3−イル
)メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸2g、7−メチルピラゾロ[l、5−a]ピリジ
ン2g、ヨウ化ナトリウム2gを50%含水アセトニト
リル30m1に溶解し60〜70℃で2時間攪拌する。
冷浸、反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、アセトン次いでアセトン−水混液で溶出させ、目
的物を含む分画を集め減圧下に濃縮する。残留水溶液を
MCIゲルカラムクロマトグラフィ=(CHP 2 o
p、 150〜300メツシユ、三菱化成製)に付し、
含水アルコールで溶出させ、水−エタノール(80:2
0)混液で溶出してくる分画を集め、減圧下に濃縮し、
残渣を凍結乾燥すると標記の化合物o、ttgを得る。
元素分析値: C* * Ht lN t Os S 
t・3H20として計算値(%):C,45,43: 
H,4,68: N、16.86実測値(%):C,4
5,10: H,3,93,N、16.43KBr  
+l IRスペクトルJ/    C11l  :1770.
1680.1610゜l1ax 1530゜ NMRスペクトル(D!O)δ: 2.52(311,
s)、 3.01と3.47(211,ABQ、J=1
8+1z)、 3.96(311,s)、 5.24(
IH,d、J=4.5[1z)、 5.62(211,
br、s)、 5.81(LH,d、J=4.5112
)、 6.81(III、s)、 6.99(III、
d、J=3.5Hz)。
7.3−7.54(IH,m)、 7.82(18,b
r、s)、 L4G(III、d。
J=3.5t(z)、 9.05(LH,d、J=8t
lz)。
実施例5に記載した方法と同じ方法を用いて前記の一般
式[■′コで表わされる以下の実施例6〜IOの化合物
を製造することができる。
実施例6 7β−[2(2−アミノチアゾール−4−イル)−2(
Z)−エトキシイミノアセトアミド]−3−[(7−メ
チルピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−3−イル)
メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレート。
元素分析値:C*aHt*NtOsSt・9/ 2 H
* 0として、 計算値(%):C,44,17; H,5,18; N
、15.75゜実測値(%):C,44,54; H,
4,83: N、15.52゜KBr  −+。
IRスペクトルν   cm  、1770.1665
.1610゜1aX 1525゜ NMRスペクトル(010)δ: 1.27(3H,t
、J=?I(z)。
2.52(311,s)、  3.04  と 3.4
8(2H,ABQj = 18 夏1z) 。
4.23(211,ABQj=7!1z)、 5.25
(LH,d、J=4.5Hz)。
5.62(211,br、s)、  5.82(IH,
dj=4.5+1z)、  6.87(111、s)、
  7.02(IH,d、J=3Hz)、  7.3−
7.52(IH,m)。
7.74−7.96(IH,m)、  8.40(IH
,d、J=4Hz)、  9.04(IH,d、J =
 7Hz)。
実施例7 7β−[2−(2〜アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(2−
メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−3−イル
)メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレート。
元素分析値:C□Ht + N ? Os S t・4
H1Oとして。
計算値(%):C,44,07; H,4,87: N
、16.35゜実測値(%):C,44,11; H,
4,07; N、16.22゜IRスペクトルvKB’
 cm−’: 1760.1660.161G。
ax 1535゜ NMFLスペクトル(010)δ二2.71(311,
s)、 2.87と3゜41(211,ABQj=18
11z)、  3.96(311,s)、  5.20
(1■、d。
J=511z)、  5.55−5.74(21+、m
)、  5.80(lH,d、J=5Hz)、 6.8
8(III、s)、 6.98(Ill、s)、 7.
40−7.66(III。
m)、 7.68−8.08(211,m)、 9.1
9(Ill、d、J−711z)。
実施例8 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(6,
8−ジメチルピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−3
−イル)メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレー
ト。
元素分析値:Ct3Ht*N 70 sS t・7/2
H,Oとして。
計算値(%):C,45,69: H,5,00; N
、16.22゜実測値(%):C145,44,H,4
,16: N、16.05゜IRスペクトルvKBrc
m−’: 1775.1670.1615゜ax 530O NMRスペクトル(D、O)δ: 2.46(3H,S
)、 2.58(311゜s)、  3.Q6と3.4
7(2+1.八BQl=13+1z)、  3.98(
311,s)。
5.22(ill、dj=4.511z)、 5.59
(211,s)、 5.79(01゜dj=4.511
z)、 6.87(111,s)、 7.12(l11
.d、J=411z)。
7.53(III、br、s)、 8.36(l11.
d、J=4112)、 8.82(Ill。
br、s)。
実施例9 7β−[2−(2−アミノデアゾール−4−イル)−2
(Z)−(2−メトキシエトキシイミノ)アセトアミド
]−3−[(7−メチルピラゾロ[1,5−a]ピリジ
ニウム−3−イル)メチル]−3−セフェムー4−カル
ボキシレート。
元素分析値: C* 4Ht a N 70 @ S 
*・9/2H,Oとして。
計算値(%):C,44,1?、 H,5,25,N、
15.02゜実測値(%):C,44,12; H,5
,00; N、15.16゜I RXXツクルνKBr
cm−’: 1770.1670.162G。
aX 1530゜ NMRスペクトル(0,0)δ: 2.54(3H,s
)、 2.99と3゜46(2H,ABQj=18Hz
)、 3.31(3H,s)、 3.65−3.83(
211,m)。4.24−4.46(211,m)、 
5.24(IH,d、J=5Hz)、 5.54−5.
74(211,m)、 5.81(IH,dj=5+1
z)、 6.89(IH,s)、 7.01(IH,d
、J=4Hz)、 7.:(l−7,5(LH,m)、
 ?、83(LH,br、s)、 8.39(IH,d
、J=4Hz)、 9.06(LH,d、J=7Hz)
実施例10 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(1−
ヒドロキシピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−3−
イル)メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレート
H 元素分析値:CtlHl5N70ss* ・15/2 
HtOとして、 計算値(%):C,37,95; H,5,16,N、
14.75゜実測値(%):C,38,24,H,5,
37,N、14.34゜Inスペクトルv KBrcm
−’:1760.1660(sh)。
S+aX 1610、1520゜ NMRスペクトル(d、−DMSO)δ: 3.12と
3゜38(2H,ABq、J= 18Hz)、  3.
68(30,s)、 5.01(lIl、d。
J−4,5!Iz)、 5.2−5.8(3H,m)、
 6.66(Ill、s)、  7゜25−7.6(3
11劃)、 7.94−8.18(2H,a+)、 9
.43(18,d。
J=811z)、  10.12(ill、d、J=6
11z)。
実施例5に記載した方法と同じ方法を用いて7β−[2
−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾール−3−イ
ル)−2(Z)−(置換オキシイミノ)アセトアミド]
−3−才キツブチリルオキシメチル)−3−セフェム−
4−カルボン酸と各種ピラゾール誘導体との反応から一
般式 で表わされる以下の実施例U〜13の化合物を製造する
ことができる。
実施例11 7β−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(ピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−
3−イル)メチルコー3−セフェムー4−カルボキシレ
ート。
元素分析値:C8゜HlaNeosst・7/2 Hl
Oとして、 計算値(%):C,41,59; H,4,36,N、
19.40゜実測値(%):C,41,90; H,4
,61: N、19.4g。
irtスペクトルシKBrcn+−’:1770.16
70.1620゜ax 1520゜ 実施例12 7β−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2(Z)−エトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(ピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−
3−イル)メチル]−3−セフェムー4−カルボキシレ
ート。
元素分析値:C□H,。N s Os S t・4H,
Oとして、計算値(%):C,41,99,H14,7
0; N、18.66゜実測値(%):C,42,36
,H,4,64,N、18.20゜Ir(スペクトルν
KBrcm−’:1770.1670.1630゜aX 1610.1510゜ NMRスペクトル(D、O)δ: 1.22(3H,t
j=7H2)。
3.07と3.48(2t1.ABq、J= 18Hz
)、 4.at(2+1.q、J=7Hz)、  5.
24(18,d、J=4.5+1z)、  5.65(
2+1.  br、s)、  5.85(lit、d、
J=4.511z)、  7.71(IH,d、J=4
11z)。
7.48−7.72(IH,m)、  7.74−8.
00(IH,m)、 8.02−8.2(IH,m)、
  8.44(18,d、J=411z)、  9.1
7(lH,d。
J = 711z)。
実施例13 7β−[2−(5−アミノ−1,2,4−チアジアゾー
ル−3−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミ
ド]−3−[(7−メチルピラゾロ[!、5−alピリ
ジニウムー3−イル)メチル]−3−セフェムー4−カ
ルボキシレート。
元素分析値:C2計!、。N a Os S t・7H
10として。
計算値(%):C,38,52; H,5,23; N
、+7.12゜実測値(%):C,38,57; H,
5,60,N、17゜35゜I RスペクトルvKBr
cm−’: 17B5.1760.1670゜118X tato、1520゜ NMrtスペクトル(D、O)δ: 2.54(3H,
s)、 3.05と3゜4g(211,ABq、J=1
811z)、  4.06(311,s)、  5.0
5(111,d。
J=4.5+1z)、  5.60(211,s)、 
 5.86(IH,d、J=4.5Hz)。
6.94−7.1(11Lm)、  7.28−7.5
2(1■、m)、  7.74−7.92(lIl、m
)、  8.29−8.44(111,m)、  8.
9−9.12(IH。
m)。
実施例14 7β−ホルムアミド−3〜[(ピラゾロ[1,5−a]
ピリジニウム−3−イル)メチル]−3−セフェムー4
−カルボキシレート。
7β−ホルムアミド−3−(3−オキツブチリルオキシ
メチル)−3−セフェム−4−カルボン酸とピラゾロ[
1,5−a]ピリジンとを実施例5と同様にすると、標
記の化合物を得る。
元素分析値:C+aH1,N、04S ・7H2Oとし
て、計算値(%):C939,64: I−1,5,8
3; N、11.56゜実測値(%):C139,50
; H,5,46: N、11.610I Rスペクト
ルv KB’cm−’:1760.1670.1600
゜118X 1500゜ NMRスペクトル(do  D M S O)δ: 3
.39(2+1X l/2.ABqxl/2.J=I8
11z)、  5.01(III、d、J=4.511
z)。
5.44−5.99(3H,m)、 6.59(fil
、d、J=2Hz)、 6.74−6.98(III、
m)、7.08−7.40(III、m)、 7.56
−7.76(IH,m)、 7.97(IH,d、J=
2Hz)、 8.00−8.22(2tl、m)。
8.64(1t1.d、J=711z)、 8.86(
111,d、J=8)Iz)。
実施例15 7β−アミノ−3−[(ピラゾロ[1,5−alピリジ
ニウム−3−イル)メチル]−3−セフェムー4−カル
ボキシレート・塩酸塩。
7β−ホルムアミド−3−[(ピラゾロ[1,5−a]
ピリジニウム−3−イル)メチル]−3−セフェムー4
−カルボキシレート1.0gをメタノール10m1に懸
濁し、5℃以下に冷却する。攪拌下に濃塩酸1.0ml
を滴下し、その温度で10分間、次いで室温で3時間攪
拌する。減圧下溶媒を留去し、残渣に水10m1を加え
て溶解し、M(lゲルカラムクロマトグラフィー(CH
P 2 Qp、 150〜300メツシユ、三菱化成製
)に付し、含水アルコールで溶出してくる分画を合わせ
、減圧下濃縮後、凍結乾燥すると標記の化合物が粉末と
して0.25g得られる。
元素分析値:C15H14N40.・HCI・21−1
10として、 計算値(%):C,44,72; H,4,75,N、
13.91゜実測値(%):C,45,23,H,4,
21,N、13.17゜IRスペクトルシKB’am−
’:1775(sh)、 1760゜ax 1630(sh)、 1610.1505゜NMRスペ
クトル(Dto)δ: 3.13と 3.51(2H,
ABq、J=1711z)、 5.02(18,d、J
=4.51(z)、 5.19(18゜d、j=4.5
Hz)、 5.67(2H,br、s)、 7.21(
18,d、J=3Hz)、7.52−8.30(311
,m)、 8.49(Ill、d、J=311z)、 
9゜17(lIl、d、J= 7Hz)。
実施例16 7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−5
−イル)−2(Z)−エトキシイミノアセトアミド]−
3−[(ピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−3−イ
ル)メチルコー3−セフェムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−エトキシイミノアセトアミド]−
3−(3−オキソブチリルオキシメチル)=3−セフェ
ム−4−カルボン酸とピラゾロ[1゜5−a]ピリジン
とから実施例5と同様にして標記の化合物を得る。
元素分析値:C*tHt。N ? Oa S * CI
・5/2 HtOとして、 計算値(%):C,43,53; H,4,15,N、
16.15゜実測値(%);C,43,15; H,4
,36,N、16.100I RスヘクトAyv KB
rcm−’:1765.1670.1620゜+1la
X 1530、1510゜ NMRスペクトル(da  D M S O)δ:1.
2g(3H,t、J=711z)、 3.06と3.4
7(2H,ABQ、J=18H2)、 4.26(2H
,Q、J=7Hz)、 5.24(Ill、d、J=4
.5Hz)、 5.67(2II、br、s)、 5.
85(III、d、J=4.511z)、 7.18(
1■・d、J=411z)、 7.48−8.24(3
11,m)、 8.49(l11.d、J=411z)
、  9.18(III、d、J=711z)。
実施例17 7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−
3−[(ピラゾロ[1,5−alピリジニウム−3−イ
ル)メチル]−3−セフヱムー4−カルボキシレート。
7β−[2−(2−アミノ−5−クロロチアゾール−4
−イル)−2(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−
3−(3−オキソブチリルオキシメチル)−3−セフェ
ム−4−カルボン酸とピラゾロ[1゜5−a]ピリジン
とから実施例5と同様にして標記の化合物を得る。
元素分析値:Ct+H+5NtOsStC1・3HtO
として、 計算値(%):C,41,90: H,4,02,N、
16.29゜実測値(%):C,41,45,)[,3
,31:N、15.79゜Ir(スペクトルv KB’
cm−’ :3390.1763.1665゜ax 1610、1530.1510.1017゜NMRスペ
クトル(Dlo)δ: 3.23と3.64(2+1.
^Bqj=1811z)、  4.12(3)l、s)
、  5.37(III、d、J=4.5H2)、  
5.81(211,br、s)、  6.00(III
、d、J=4.5H2)。
7.34(ill、dj=3H2)、  7.63−8
.39(3B、m)、  8.63(Ill、d、J=
311z)、  9.31(111,d、J=711z
)。
実施例18 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−(1−カルボキシ−1−メチルエトキノイミノ
)アセトアミド]−3−[(ピラゾロ[1,5−a]ピ
リジニウム−3−イル)メチル]−3−セフェムー4−
カルボキシレート・モノナトリウム塩。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−(1−tert−ブトキシカルボニル−I−メ
チルエトキシイミノ)アセトアミトコ−3−(3−オキ
ソブチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カルボ
ン酸3.8g、ピラゾロ[1,5−aコピリジン3.8
g、ヨウ化カリウム3,7gとを50%含水アセトニト
リル40nlに溶解し、60−70℃で2時間攪拌する
。放冷後反応液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、アセトンついで含水アセトンで溶出し、アセト
ン−水(80:20〜70:30)で溶出してくる分画
、を集め10m1まで減圧下濃縮する。残渣をMCIゲ
ルカラムクロマトグラフィー(CHP 2 Qp、 1
50〜300メツシユ、三菱化成)に付し、水、ついで
含水アルコールで溶出させる。水−アルコール (60
:40)混液で溶出してくる分画を集め減圧下に゛濃縮
して残溶液を凍結乾燥する。得られる粉末をトリフルオ
ロ酢酸1mlに溶解し、室温で2時間攪拌したのち、減
圧下溶媒留去し、残渣に水を加え、さらに炭酸ナトリウ
ムを加えて溶液とし、MC!ゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付す。水ついで含水アルコールで溶出し、目的物
を含む分画を集め、減圧下濃縮、残渣を凍結乾燥すると
標記の化合物0.03gを得る。
元素分析値:CzJIttN70ts tNa ・6 
HtOとして、 計算値(%):C,40,28; H,4,79: N
、13.700実測値(%):C,40,43; H,
4,81: N、13.46゜!Rスペクトルv KB
’ cm−’:1775.1665(sh)。
a+aX taio、1540゜一 実施例19 7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−[(7−
カルボキシピラゾロ[1,5−a]ピリジニウム−3−
イル)メチルコー3−セフェムー4−カルボキシレート
・モノナトリウム塩。
7β−[2−(2−アミノチアゾール−4−イル)−2
(Z)−メトキシイミノアセトアミド]−3−(3−オ
キソプチリルオキシメチル)−3−セフェム−4−カル
ボン酸と7−カルボキシピラゾロ[1゜5〜a]ピリジ
ンとを炭酸水素ナトリウムとを添加し実施例5と同様に
反応させ標記の化合物を得る。
元素分析値:CttH+eNtOtStNa−4H20
とし。
て。
計算値(%):C,4Q、55. Ft、4.02. 
N、15.05゜実測値(%):c、llo、gg: 
H,4,43,N、14.67゜IRスペクトルν””
 am−’: 1760. L61Q、 153Q0a
X NMRスペクトル(0,0)δ: 3.60(2H,b
r、s)、 4.01(3t1.s)、 5.26(I
II、d、J=4.511z)、 5.6−5.9(2
+1.m)、  6.94−7.05(III、m)、
  7.48−7.68(ill、m)、  7.85
−8.00(ltl、+n)、 8.50(ill、d
、J=6tlz)、 9.16(III、d。
J = 811z)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^0は水素原子、含窒素複素環基、アシル基
    またはアミノ基の保護基を、ZはS、S→O、Oまたは
    CH_2を、R^4は水素原子、メトキシ基またはホル
    ムアミド基を、R^1^3は水素原子、メチル基、水酸
    基またはハロゲン原子を、Aは置換されていてもよい1
    ,5−位で縮合環を形成するピラゾール−2−イル基を
    、それぞれ示す]で表わされる化合物またはその生理学
    的に受容される塩もしくはエステル。
  2. (2)、[1]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、ZはS、S→O、OまたはCH_2を、R^4
    は水素原子、メトキシ基またはホルムアミド基を、R^
    1^3は水素原子、メチル基、水酸基またはハロゲン原
    子を、R^5は水酸基、アシルオキシ基、カルバモイル
    オキシ基、置換カルバモイルオキシ基またはハロゲン原
    子を、それぞれ示す]で表わされる化合物またはその塩
    もしくはエステルと一般式A′[式中、A′は置換され
    ていてもよい1,5−位で縮合環を形成するピラゾール
    を示す]で表わされるピラゾール化合物またはその塩と
    を反応させるか、 [2]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Aは置換されていてもよい1,5−位で縮合環
    を形成するピラゾール−2−イル基を、その他の記号は
    前記と同意義を示す]で表わされる化合物またはその塩
    もしくはエステルと一般式R^aHal[式中、R^a
    は含窒素複素環基、Halはハロゲン原子を、それぞれ
    示す]で表わされる化合物またはその塩とを反応させる
    か、 [3]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその塩もしくはエステルと一般式A′[式中の
    記号は前記と同意義を示す]で表わされるピラゾール化
    合物またはその塩とを反応させるか、 [4]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその塩もしくはエステルと一般式R^bOH[
    式中、R^bはアシル基を示す]で表わされるカルボン
    酸またはその塩もしくは反応性誘導体とを反応させるか
    、 [5]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその塩もしくはエステルと一般式A′[式中の
    記号は前記と同意義を示す]で表わされるピラゾール化
    合物またはその塩とを反応させるか、 [6]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^2^2′は置換されていてもよい複素環基
    を、その他の記号は前記と同意義を示す]で表わされる
    化合物またはその塩もしくはエステルと一般式R^3″
    OH[式中、R^3″は置換されていてもよい炭化水素
    残基を示す]で表わされる化合物またはその反応性誘導
    体とを反応させるか、 [7]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Xはハロゲン原子を、R^2は水素原子、ハロ
    ゲン原子またはニトロ基を、R^3は水素原子または置
    換されていてもよい炭化水素残基を、その他の記号は前
    記と同意義を示す]で表わされる化合物またはその塩も
    しくはエステルと一般式R^1C(=S)NH_2[式
    中、R^1は保護されていてもよいアミノ基を示す]で
    表わされる化合物とを反応させるか、または [8]一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中の記号は前記と同意義を示す]で表わされる化合
    物またはその塩もしくはエステルとアミノ基を保護する
    試薬とを反応させることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^0は水素原子、含窒素複素環基、アシル基
    またはアミノ基の保護基を、その他の記号は前記と同意
    義を示す]で表わされる化合物またはその生理学的に受
    容される塩もしくはエステルの製造法。 3、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R^0は水素原子、含窒素複素環基、アシル基
    またはアミノ基の保護基を、ZはS、S→O、Oまたは
    CH_2を、R^4は水素原子、メトキシ基またはホル
    ムアミド基を、R^1^3は水素原子、メチル基、水酸
    基またはハロゲン原子を、Aは置換されていてもよい1
    ,5−位で縮合環を形成するピラゾール−2−イル基を
    、それぞれ示す]で表わされる化合物またはその生理学
    的に受容される塩もしくはエステルの少くとも1種以上
    を含有する医薬組成物。
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