JPS62149664A - カルボスチリル誘導体の製造法 - Google Patents

カルボスチリル誘導体の製造法

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JPS62149664A
JPS62149664A JP61295668A JP29566886A JPS62149664A JP S62149664 A JPS62149664 A JP S62149664A JP 61295668 A JP61295668 A JP 61295668A JP 29566886 A JP29566886 A JP 29566886A JP S62149664 A JPS62149664 A JP S62149664A
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JP
Japan
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dihydrocarbostyryl
propoxy
phenylpiperazinyl
hydroxy
piperazinyl
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Kazuhisa Sakano
坂野 和央
Takafumi Fujioka
藤岡 孝文
Yasuo Oshiro
大城 靖男
Kazuyuki Nakagawa
量之 中川
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規なカルボスチリル誘導体の製造法に関す
る。
従来の技術 本発明カルボスチリル誘導体は、文献未記載の新規化合
物である。
発明が解決しようとする問題点 本発明は、後記するように医薬品として有用な化合物を
提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明によれば、下記一般式〔工〕で表わされる化合物
が提供される。
〔式中R1は水素原子、低級アルキル基、低級アルケニ
ル基又はフェニルアルキル基、R2は水素原子、又は水
酸基、R3は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基
又は低級アルコキシ基及びXはハロゲン原子を示す。ま
たQ及びmは夫々0又は1〜6の整数を示す。但しQと
mの和は6を越えてはならない。nは0,1又は2を示
し、カルボスチリル骨格の3位及び4位の炭素間結合は
一重結合又は二重結合を示す。〕 本発明の上記一般式[I)で表わされるカルボスチリル
誘導体及びその酸付加塩は、抗ヒスタミン作用、中枢神
経抑制作用を有し、抗ヒスタミン薬及び鎮静剤として有
用である。
上記一般式CI)においてR1で示される低級アルキル
基としては炭素数1〜6の直鎖もしくは分枝状アルキル
基例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、イソブチル、ペンチル、ヘキシル基等を例示でき
る。低級アルケニル基としては炭素数2〜4の直鎖もし
くは分枝状のアルケニル基例えばビニル、アリル、2−
ブテニル、1−メチル−アリル基等を例示できる。また
フェニルアルキル基としては炭素数1〜4の直鎖もしく
は分枝状アルキレン基とフェニル基とが結合した基例え
ばベンジル、2−フェニルエチル、3−フェニルプロピ
ル、4−フェニルブチル、1゜1−ジメチル−2−フェ
ニルエチル基等を例示できる。R3及びXで示されるハ
ロゲン原子としては弗素、塩素、臭素、沃素原子等を例
示できる。
R3で示される低級アルキル基としては炭素数1〜3の
直鎖もしくは分枝状アルキル基即ちメチル、エチル、プ
ロピル及びイソプロピル基を、また低級アルコキシ基と
しては炭素数1〜3の直鎖もしくは分枝状のアルコキシ
基即ちメトキシ、エトキシ、プロポキシ及びイスプロポ
キシ基を例示できる。
以下本発明の一般式[I]で表わされるカルボスチリル
誘導体に包含される代表的化合物を例示する。尚各化合
物の3.4−位脱水素体とは、カルボスチリル骨格の3
,4−位の結合が二重結合である化合物を表わすものと
する。
o5−[2−ヒドロキシ−3−(4−フェニルピペラジ
ニル)プロポキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル
及びその3.4−位脱水素体o6−[2−ヒドロキシ−
3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素
体o7−[2−ヒドロキシ−3−(4−フェニルピペラ
ジニル)プロポキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル及びその3,4−位脱水素体o8−[2−ヒドロキシ
−3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3
,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水
素体o6−C3−ヒドロキシ−3−(4−フェニルピペ
ラジニル)プロポキシ]−3,4−ジヒドロカルボスチ
リル及びその3,4−位脱水素体o7−(4−ヒドロキ
シ−5−(4−フェニルピペラジニル)ペンチルオキシ
クー3.4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−
位脱水素体 ol−メチル−5−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フェ
ニルピペラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−エチル−6−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フエ
ニルピベラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−ブチル−5−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フェ
ニルピペラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−メチル−7−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フェ
ニルピペラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−メチル−8−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フェ
ニルピペラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−(3−メチルブチル)−5−[2−ヒドロキシ−
3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素
体 ol−へキシル−6−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フ
ェニルピペラジニル)プロポキシ〕−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 01−アリル−5−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フェ
ニルピペラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3.4−位脱水素体 ol−(2−ブテニル)−6−[2−ヒドロキシ−3−
(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3,4−
ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−位脱水素体 ol−アリル−7−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フェ
ニルピペラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−ベンジル−5−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フ
ェニルピペラジニル)プロポキシ〕−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 ol−(3−フェニルプロピル)−5−+2−ヒドロキ
シ−3−(4−(4−メチルフェニル)ピペラジニル)
プロポキシl−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びそ
の3,4−位脱水素体o1−ベンジル−6−〔2−ヒド
ロキシ−3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ
〕−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3゜4−
位脱水素体 ol−(4−フェニルブチル)−6−[2−ヒドロキシ
−3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3
,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水
素体 ol−ベンジル−7−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フ
ェニルピペラジニル)プロポキン〕−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 ol−ベンジル−8−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フ
ェニルピペラジニル)プロポキシ〕−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 C6−クロル−5−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フェ
ニルピペラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−メチル−5−ブロム−6−〔2−ヒドロキシ−3
−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3,4
−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 C6−フロル−7−〔2−ヒドロキシ−3−(4−フエ
ニルビペラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−ベンジル−5−クロル−8−〔2−ヒドロキシ−
3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素
体 C6,8−ジクロル−5−〔2−ヒドロキシ−3−(4
−フェニルピペラジニル)プロポキシ〕−3,4−ジヒ
ドロカルボスチリル及びその34−位脱水素体 C6−クロル−8−ブロム−7−〔2−ヒドロキシ−3
−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3,4
−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−メチル−5,6−ジプロムー8−〔2−ヒドロキ
シ−3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ]−
3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱
水素体 01−メチル−5−(2−ヒドロキシ−3−〔4−(2
−クロルフェニル)ピペラジニル)プロポキシ)−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素
体 C6−[2−ヒドロキシ−3−C4−(3−クロルフェ
ニル)ピペラジニル)プロポキシ) −3゜4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 C7−(2−ヒドロキシ−3−C4−(4−フロルフェ
ニル)ピペラジニル)プロポキシ)−3゜4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3.4−位脱水素体 C5−f2−ヒドロキシ−3−[4−(2−メチルフェ
ニル)ピペラジニル)プロポキシ)−3゜4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−ベンジル−6−(2−ヒドロキシ−3−[4−(
3−メチルフェニル)ピペラジニル〕プロポキシ)−3
,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水
素体 C8−(2−ヒドロキシ−3−(4−(4−メチルフェ
ニル)ピペラジニル〕プロポキン) −3゜4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3.4−位脱水素体 ol−メチル−5−(2−ヒドロキシ−3−〔4−(4
−エチルフェニル)ピペラジニル〕プロポキシ) −3
,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水
素体 C6−(2−ヒドロキシ−3−[4−(2−プロピルフ
ェニル)ピペラジニル〕プロポキシ)−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 C5−(2−ヒドロキシ−3−[4−(2−メトキシフ
ェニル)ピペラジニル〕プロポキシ) −3,4−ジヒ
ドロカルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 ol−メチル−6−(2−ヒドロキシ−3−〔4−(3
−メトキシフェニル)ピペラジニル]プロポキシl−3
,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−位脱水
素体 C7−f2−ヒドロキシ−3−C4−(4−メトキシフ
ェニル)ピペラジニル〕プロポキシ) −3,4−ジヒ
ドロカルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 ol−ベンジル−5−(2−ヒドロキシ−3−(4−(
4−プロポキシルフェニル)ピペラジニル〕プロポキシ
) −3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4
−位脱水素体 o6−(2−ヒドロキシ−3−C4−(2−工トキシフ
ェニル)ピペラジニル〕プロポキシ)−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 C8−クロル−5−(2−ヒドロキシ−3−〔4−(4
−クロルフェニル)ピペラジニル〕プロポキシl−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素
体 ol−メチル−6−クロル−7−(2−ヒドロキシ−3
−C4−(4−クロルフェニル)ピペラジニル〕プロポ
キシl−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体o1−ベンジル−6,8−ジクロル−5
−(2−ヒドロキシ−3−[4−(2−ブロムフェニル
)ピペラジニル〕プロポキシ)−3,4−ジヒドロカル
ボスチリル及びその3.4−位脱水素体o1−アリル−
6−クロル−7−(2−ヒドロキシ−3−[4−(4−
メトキシフェニル)ピペラジニル〕プロポキシl−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−位脱水素
体o6−クロル−5−(2−ヒドロキシ−3−〔4−(
4−メチルフェニル)ピペラジニル〕プロポキシ)−3
,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−位脱水
素体 C6,8−ジブロム−5−(2−ヒドロキシ−3−[4
−(4−メチルフェニル)ピペラジニル〕プロポキシl
−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位
脱水素・体 C5−(4−フェニルピペラジニルメトキシ)−3,4
−ジヒドロカルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 C5−(2−(4−フェニルピペラジニル)エトキシ)
−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−位
脱水素体 C6−[:2−(4−フェニルピペラジニル)エトキシ
)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−
位脱水素体 C7−(2−(4−フェニルピペラジニル)エトキシ]
−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位
脱水素体 C8−[2−(4−フェニルピペラジニル)エトキシ)
−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位
脱水素体 C5−C3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ
]−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−
位脱水素体 C6−(3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ
)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−
位脱水素体 C7−[3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ
)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−
位脱水素体 C6−(7−(4−フェニルピペラジニル)へブチルオ
キシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 C8−(3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ
)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−
位脱水素体 C5−(4−(4−フェニルピペラジニル)ブトキシ]
−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位
脱水素体 C7−(4−(4−フェニルピペラジニル)ブトキシ)
−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−位
脱水素体 o6−C5−(4−フェニルピペラジニル)ペンチルオ
キシ]−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 o8−(5−(4−フェニルピペラジニル)ペンチルオ
キシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,
4−位脱水素体 o5−[6−(4−フェニルピペラジニル)へキシルオ
キシ]−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.
4−位脱水素体 o7−[6−(4−フェニルピペラジニル)へキシルオ
キシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.
4−位脱水素体 ol−メチル−5−(2−(4−フェニルピペラジニル
)エトキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びそ
の3,4−位脱水素体 o1−メチル−6−C3−(4−フェニルピペラジニル
)プロポキシ]−3,4−ジヒドロカルボスチリル及び
その3,4−位脱水素体o1−ブチル−5−(4−(4
−フェニルピペラジニル)ブトキシ)−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 o1−メチル−7−[3−(4−フェニルピペラジニル
)プロポキシ]−3,4−ジヒドロカルボスチリル及び
その3,4−位脱水素体o1−プロピル−8−[2−(
4−フェニルピペラジニル)エトキシ)−3,4−ジヒ
ドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体o1−
へキシル−6−C3−(4−フェニルピペラジニル)プ
ロポキシ]−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその
3,4−位脱水素体o1−アリル−5−[3−(4−フ
ェニルピペラジニル)プロポキシ]−3,4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3,4−位脱水素体o1−アリ
ル−6−(3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキ
シ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4
−位脱水素体o1−(1−メチルアリル)−7−C3−
(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ]−3,4−
ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−ベンジル−5−(2−(4−フェニルピペラジニ
ル)エトキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及び
その3.4−位脱水素体o1−(2−フェニルエチル)
−6−(3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ
〕−3゜4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−
位脱水素体 ol−(4−フェニルブチル)−5−C3−(4−フェ
ニルピペラジニル)プロポキシ〕−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3.4−位脱水素体 ol−ベンジル−7−C3−(4−フェニルピペラジニ
ル)プロポキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及
びその3.4−位脱水素体o1−ベンジル−8−[3−
(4−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3,4−
ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体o
5− (3−(4−(2−メトキシフェニル)ピペラジ
ニル〕プロポキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル
及びその3.4−位脱水素体o6−(2−(4−(4−
プロポキシフェニル)ピペラジニル〕エトキシ)−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素
体o5−(3−[4−(3−メチルフェニル)ピペラジ
ニル〕プロポキシl−3,4−ジヒドロカルボスチリル
及びその3,4−位脱水素体o6− (3−C4−(4
−メチルフェニル)ピペラジニル〕プロポキシl−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素
体o7− (2−(4−(4−プロピルフェニル)ピペ
ラジニル〕エトキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル及びその3,4−位脱水素体C5−(3−C4−(4
−クロルフェニル)ピペラジニル〕プロポキシ)−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素
体o6− (3−C4−(4−ブロムフェニル)ピペラ
ジニル〕プロポキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル及びその3.4−位脱水素体o7− (2−(4−(
2−クロルフェニル)ピペラジニル〕エトキシl−3,
4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−位脱水素
体o8− (3−(4−(3−クロルフェニル)ピペラ
ジニル〕プロポキシl−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル及びその3,4−位脱水素体o1−メチル−5−(3
−(4−(4−クロルフェニル)ピペラジニル〕プロポ
キシ) −3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3
,4−位脱水素体 ol−ベンジル−6−[2−[2−(4−ブロムフェニ
ル)ピペラジニル]エトキシ) −3,4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3.4−位脱水素体 ol−アリル−7−(4−[4−(4−ブロムフェニル
)ピペラジニル〕ブトキシl−3,4−ジヒドロカルボ
スチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−メチル−6−(3−[4−(4−メチルフェニル
)ピペラジニル〕プ゛ロポキシ) −3,4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3.4−位脱水素体 ol−ベンジル−5−(3−C4−(2−メチルフェニ
ル)ピペラジニル〕プロポキシ) −3゜4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−メチル−7−(3−[4−(4−メトキシフェニ
ル)ピペラジニル〕プロポキシ)−3゜4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3.4−位脱水素体 ol−ベンジル−5−(3−(4−(4−メトキシフェ
ニル)ピペラジニル〕プロポキシ) −3゜4−ジヒド
ロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 C8−クロル−5−(3−[4−(4−クロルフェニル
)ピペラジニル〕プロポキシ) −3,4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 C8−ブロム−5−(3−(4−フェニルピペラジニル
)プロポキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及び
その3,4−位脱水素体o1−メチルー5−ブロム−6
−(2−(4−フェニルピペラジニル)エトキシ)−3
,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水
素体 C6−フロル−7−C3−(4−フェニルピペラジニル
)プロポキシ] −3,4−ジヒドロカルボスチリル及
びその3,4−位脱水素体o6−クロル−5−[2−(
4−フェニルピペラジニル)エトキシ)−3,4−ジヒ
ドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 o1−ベンジルー5−クロル−8−[3−(4−フェニ
ルピペラジニル)プロポキシ)−3,4−ジヒドロカル
ボスチリル及びその3,4−位脱水素体 C6,8−ジクロル−5−[2−(4−フェニルピペラ
ジニル)エトキシ] −3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル及びその3.4−位脱水素体o6−クロルー8−ブロ
ム−7−(3−(4−フェニルピペラジニル)プロポキ
シ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3,4
−位脱水素体 ol−メチル−5,6−ジプロムー8− C2−(4−
フェニルピペラジニル)エトキシ〕−3゜4−ジヒドロ
カルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 o8−クロル−5−[3−C4−(4−クロルフェニル
)ピペラジニル〕プロポキシl −3,4−ジヒドロカ
ルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−メチル−6−クロル−7−+2− [4−(4−
クロルフェニル)ピペラジニルフェトキシl−3,4−
ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−ベンジル−6,8−ジクロル−5−+2−[4−
(2−ブロムフェニル)ピペラジニルフェトキシ)−3
,4−ジヒドロカルボスチリル及びその3.4−位脱水
素体 06−クロル−5〜(4−C4−(4−メチルフェニル
)ピペラジニル〕ブトキシl −3,4−ジヒドロカル
ボスチリル及びその3,4−位脱水素体 ol−アリル−6−クロル−7−(2−C4−(4−メ
トキシフェニル)ピペラジニルフェトキシ)−3,4−
ジヒドロカルボスチリル及びその3,4−位脱水素体 o6,8−ジブロム−5−+3− (4−(4−メチル
フェニル)ピペラジニル〕プロポキシ) −3,4−ジ
ヒドロカルボスチリル及びその3゜4−位脱水素体 本発明化合物は下記反応行程式−1に示す如くして製造
できる。
く反応行程式−1〉 (II)              [Iff]−〉
CI) (式中R’、R2,R3,X、Q、m、n、カルボスチ
リル骨格の3位と4位の炭素間結合は前記に同じ) 即ち一般式〔■〕で表わされるヒドロキシカルボスチリ
ル誘導体に一般式〔■〕で表わされる公知のハロゲノア
ルキルピペラジン誘導体を反応させることにより、本発
明化合物を製造できる。上記方法における反応は、好ま
しくは塩基性化合物を脱ハロゲン化水素剤とし、適当な
溶媒中室温〜200℃好ましくは50〜150℃で数時
間〜15時間内に行なわれる。上記において適当な溶媒
としては、例えばメタノール、エタノール、イソプロパ
ツール等の低級アルコール類、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、ジオキサン、ジエチレングリコー
ルジメチルエーテル等のエーテル類、トルエン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメ
チルスルホキシド等を例示できる。また脱ハロゲン化水
素剤として利用できる塩基性化合物としては、例えば水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、ナトリウムメトキサイド、ナトリウムエト
キサイド、カリウムエトキサイド、水素化ナトリウム、
金属カリウム、ナトリウムアミド、ピリジン、キノリン
、トリエチルアミン、トリプロピルアミン等の第三級ア
ミン類等を例示できる。
上記反応においてはまた反応促進剤として沃化カリウム
、沃化ナトリウム等の沃化アルカリ金属化合物を使用す
ることもできる。一般式〔■〕で表わされる化合物と一
般式Cm)で表わされる化合物との使用割合は特に制限
はないが、前者1モル当り後者を1モル以上通常は1〜
5モル好ましくは1〜1.2モル程度用いるのがよい。
かくして本発明において目的とする一般式〔I〕で表わ
される化合物が収得される。
上記において出発原料とする一般式〔■〕で表わされる
化合物は、例えば下記反応行程式−2に示す方法に従い
容易に製造できる。
く反応行程式−2〉 (1b1           [IVbl(式中R”
、X及びカルボスチリル骨格の3位と4位の炭素間結合
は前記に同じ。R4は低級アルキル基又は低級アルカノ
イル基及びn′は1又は2を示す) 即ち一般式[IIa〕で表わされるヒドロキシカルボス
チリル類にハロゲン化剤を反応させるか、又は一般式[
IValで表わされるアルコキシ又はアルカノイルオキ
シカルボスチリル類にハロゲン化剤を反応させて得られ
る化合物[:IVb〕を加水分解することによって、出
発原料とする一般式〔■〕で表わされる化合物を収得で
きる。上記におけるハロゲン化反応は公知のハロゲン化
剤、例えば弗素、塩素、臭素、沃素、二弗化キセノン、
塩化スルフリル、次亜塩素酸ナトリウム、次亜塩素酸、
次亜臭素酸、さらし粉、塩化沃素等を用いて行ない得る
。ハロゲン化剤用量は原料化合物に導入するハロゲン原
子の数に応じて適宜に決定できる。例えばハロゲン原子
1個を導入する時には、原料化合物に対し通常等モル−
過剰量、好ましくは等モル−1,5倍モルを、ハロゲン
原子2個を導入する時には2倍モル〜大過剰士好ましく
は2〜3倍モルを夫々使用すればよい。上記反応は通常
適当な溶媒例えば水、メタノール、エタノール、クロロ
ホルム、四塩化炭素、酢酸等又は之等の混合溶媒中で行
なうのがよい。反応温度は特に限定されず適宜選択され
、通常−20〜100℃程度、好ましくはO℃〜室温と
される。反応は約30分〜20時間の範囲内に完結する
また上記一般式(IVb〕で表わされる化合物の加水分
解反応は、該化合物[IVb)のR4の種類により若干
具なり、例えばR4が低級アルカノイル基である場合は
、通常のエステル加水分解反応条件下に行ない得る。具
体的には例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水
酸化バリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム等の
塩基性化合物、硫酸、塩酸等の鉱酸、酢酸、芳香族スル
ホン酸等の有機酸の存在下に通常の不活性溶媒例えば水
、メタノール、エタノール、アセトン、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン、ベンゼン等の溶媒中で実施できる。
反応温度は通常室温〜150℃好ましくは50〜100
℃とすればよく、反応は1〜12時間で完結する。また
上記R4が低級アルキル基である場合その加水分解反応
条件は通常のエーテル加水分解反応条件と同様のものと
すればよい。具体的には例えば塩化アルミニウム、三弗
化硼素、三臭化硼素、臭化水素酸等を溶媒として、例え
ば水、メタノール、エタノール、ベンゼン、塩化メチレ
ン、クロロホルム等の溶媒中0〜200℃好ましくは室
温〜120°Cで数時間〜12時間程度反応させればよ
い。いずれの加水分解反応においても、使用される触媒
の量は特に限定されず、通常原料化合物に対し過剰曾と
すればよい。
尚前記反応行程式−2において原料とする一般式(II
a)又は(IValで表わされる化合物中R1が低級ア
ルキル基を示すものには新規化合物が包含される。該化
合物はR1が水素原子である公知のヒドロキシカルボス
チリルを原料として之にアルキルハライドを塩基性化合
物例えばナトリラム、カリウム等のアルカリ金属原子、
ナトリウムアミド、カリウムアミド等のアルカリ金属ア
ミド、水素化ナトリウム等の存在下、適当な溶媒中例え
ばベンゼン、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチ
ルスルホキサイド、ジメチルホルムアミド等の溶媒中で
、0°C〜70℃好ましくは0℃〜室温下に約30分〜
12時間反応させて後、得られる化合物を前記反応行程
式−2に示す一般式[IVa)で表わされる化合物の加
水分解反応と同様の条件下に加水分解することにより容
易に製造できる。上記反応において原料化合物に対する
塩基性化合物及びアルキルハライドの使用割合は適当に
決定できるが通常夫々2〜10倍モル好ましくは2〜4
倍モルとするのがよい。
更に本発明の一般式(Ilで表わされるカルボスチリル
誘導体のうちnがOのものは、前述した方法に準じてこ
れにハロゲン化剤を反応させることによりnが1又は2
である一般式CI)で表わされる本発明化合物に変換す
ることができ、またカルボスチリル骨格の3,4−位の
結合が一重結合である本発明化合物はこれを脱水素反応
することにより上記結合が二重結合である本発明化合物
に変換できる。更にnが1又は2であり且つカルボスチ
リル骨格の3,4−位の結合が二重結合である本発明化
合物は、これを還元することによりnが0でかつ上記3
.4−位の結合が一重結合である本発明化合物に変換で
きる。更にまたR1が水素原子を示す本発明化合物は、
これに低級アルキルハロゲン、低級アルケニルハロゲン
又はフェニルアルキルハロゲンを反応させることによっ
て、上記R1が夫々低級アルキル基、低級アルケニル基
又はフェニルアルキル基に変換された本発明化合物とす
ることもできる。
本発明の一般式CI)で表わされるカルボスチリル誘導
体は、医薬的に許容される酸を作用させることにより容
易に酸付加塩とすることができる。
該酸としては例えば、塩酸、硫酸、リン酸、臭化水素酸
等の無機酸、シュウ酸、マレイン酸、フマール酸、リン
ゴ酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸等の有機酸を挙げる
ことができる。かくして得られる各々の行程での目的化
合物は、通常の分離手段により容易に単離精製すること
ができる。該分離手段としては、例えば溶媒抽出法、稀
釈法、再結晶法、カラムクロマトグラフィー、プレパラ
テイブ薄層クロマトグラフィー等を例示できる。
尚本発明は光学異性体も当然に包含するものである。
実施例 以下に本発明を更に説明するために参考例及び実施例を
挙げるが本発明はこれ等に限定されるものではない。
参考例 1 5−アセチルオキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル
20.5gを酢酸200 mQに溶解し、この溶液に攪
拌水冷下、臭素16gの酢酸60mQ溶液を30分で滴
下し、同温度で2時間反応する。
この反応液に水300m1を加え3時間放置し、析出結
晶を枦取し、メタノールから再結晶して、融点237〜
239℃の無色針状結晶の8−ブロム−5−アセチルオ
キシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル21gを得る。
かくして得られた8−ブロム−5−アセチルオキシ−3
,4−ジヒドロカルボスチリル21gを8N−塩酸15
0m1に分散し、3時間加熱還流ののち冷却し、不溶解
物を枦取し、水洗、乾燥し、メタノール−水から再結晶
して、融点212〜213℃の無色針状結晶の8−ブロ
ム−5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル
14gを得る。
参考例 2 5−ビトロキジ−3,4−ジヒドロカルボスチリル16
.4gを酢酸300 mQに溶解し室温攪拌下に、塩素
7gを含む酢酸50m1溶液を滴下し、3時間攪拌する
。この反応液を水500 mQ中に投入し、1時間放置
し析出物を枦取し水洗乾燥し、エタノール−水から再結
晶して、融点209〜210℃の無色針状結晶の6−ク
ロル−5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ル13.5gを得る。
参考例 3 5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル16
.4gを酢酸300 mQに溶解し室温攪拌下に、塩素
14gを含む酢酸80回溶液を滴下し、3時間反応する
。以下参考例2と同様な操作を行ない粗結晶をメタノー
ルから再結晶して、融点259〜260℃の無色針状結
晶の6,8−ジクロル−5−ヒドロキシ−3,4−ジヒ
ドロカルボスチリル16gを得る。
参考例 4 7−メドキシー3.4−ジヒドロカルボスチリル35.
4gを酢酸300 mQに溶解し、攪拌水冷下に塩化ス
ルフリル27gの酢酸100mQ溶液を滴下し、−夜装
置する。反応液を氷水IQに投入し析出物を炉取し水洗
乾燥後メタノールより再結晶して、融点212℃の無色
針状結晶の6−クロル−7−メドキシー3,4−ジヒド
ロカルボスチリル30gを得る。
かくして得られる6−クロル−7−メドキシー3.4−
ジヒドロカルボスチリル30gを47%臭化水素酸水溶
液300 mQに分散し4時間加熱還流する。冷却後不
溶物を枦取し水洗乾燥し、メタノール−クロロホルムか
ら再結晶して、融点264〜266℃の無色針状結晶の
6−クロル−7−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロカルボ
スチリル25gを得る。
参考例 5 8−メトキシ−3,4−ジヒドロカルボスチリル35g
を酢酸200IrII2に溶解し攪拌冷却下に塩素16
gの酢酸100rlli2溶液を滴下し一夜放置する。
反応液に水IQに投入し析出物を枦取し水洗乾燥後クロ
ロホルムより再結晶して融点201〜202℃の淡赤色
針状結晶の5.6−ジクロル−8−メトキシ−3,4−
ジヒドロカルボスチリル42gを得る。
かくして得られる5、6−ジクロル−8−メトキシ−3
,4−ジヒドロカルボスチリル42gを47%臭化水素
酸水溶液500戒に分散し4時間加熱還流したのち、冷
却し不溶物を枦取し水洗乾燥する。粗結晶をメタノール
から再結晶して、融点233〜235℃の無色針状結晶
の5.6−ジクロル−8−ヒドロキシ−3,4−ジヒド
ロカルボスチリル29gを得る。
参考例 6 上記参考例5と同様にして、8−ブロム−5−ヒドロキ
シカルボスチリルを得る。
無色針状晶(再結晶溶媒メタノール)、融点 266〜
267℃(分解) 参考例 7 8−ブロム−5−メトキシ−3,4−ジヒドロカルボス
チリル22.7g及び塩化第一銅25gをジメチルスル
ホキサイド100II112に混和し、攪拌下135〜
140℃で4時間加熱する。反応終了後反応液を氷20
0g及び濃塩酸50mf2に投入し1時間室温で攪拌し
て析出晶を枦取、稀塩酸で洗い、次いで水洗乾燥する。
粗結晶をリグロイン−ベンゼンから再結晶して、融点1
65℃の淡赤色針状結晶の8−クロル−5−メトキシ−
3,4−ジヒドロカルボスチリル13gを得る。
かくして得られる8−クロル−5−メトキシ−3,4−
ジヒドロカルボスチリル13g及び塩化アルミニウム3
5gをベンゼン30回に分散し、2時間加熱還流する。
反応液を氷水中に投入し、析出物を枦取し水洗乾燥後、
イソプロパツールより再結晶して、融点206〜207
℃の無色針状結晶の8−クロル−5−ヒドロキシ−3,
4−ジヒドロカルボスチリル8gを得る。
実施例 1 1−ベンジル−5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−カ
ルボスチリル2.5g及び50%水素化ナトリウム0.
48gをジメチルホルムアミド30制に加え攪拌したの
ち、1−クロロ−3−(4−フェニルピペラジニル)プ
ロパン4gを加え50〜60℃で2.5時間反応する。
反応液を減圧濃縮し、残留物をクロロホルムで抽出する
。蒸留によりクロロホルムを除去した後、粗結晶をリグ
ロインから再結晶して、融点113℃の淡黄色針状結晶
の1−ベンジル−5−[3−(4−フェニルピペラジニ
ル)−プロポキシ)−3,4−ジヒドロカルボスチリル
2.1gを得る。
上記実施例1と同様にして下記実施例2〜13の各化合
物を得る。
実施例   化  合  物     形   状  
 融点No、                 (再
結晶溶媒)  (℃)27− C3−(4−フェニルピ
無色針状晶213〜ペラジニル)プロポキシ〕−(メタ
ノール−2153,4−ジヒドロカルボスチ   エー
テル)リル・2塩酸塩3/4水和物 38− [3−(4−フェニルピ無色板状晶112〜ペ
ラジニル)プロポキシ〕−(エタノール)   114
3.4−ジヒドロカルボスチ リル 47−(3−(4−フェニルピ黄色針状晶237〜ペラ
ジニル)プロポキシ〕力 (メタノール)  238ル
ボスチリル 5 7− (3−[4−(4−メチ淡黄色針状晶 14
9〜ルフエニル)ピペラジニル〕  (エタノール) 
  150プロポキシ) −3,4−ジヒ ドロカルボスチリル 6ローブロムー7−C3−(4無色針状晶245〜−フ
ェニルピペラジニル)プ (メタノール−2580ポキ
シ]−3,4−ジヒド   エーテル)ロカルボスチリ
ルφ2HCQ 77−(3−[4−(3−クロ無色針状晶156〜ルフ
エニル)ピペラジニル〕  (エタノール)   15
8プロポキシ) −3,4−ジヒ ドロカルボスチリル 実施例   化  合  物     形   状  
 融点No、                 (再
結晶溶媒)  (℃)8 7− f3− C4−(2−
メト 無色粉末状品 134〜キシフエニル)ピペラジ
ニル〕 (エタノール)   137プロポキシl −
3,4−ジヒ ドロカルボスチリル 97−C4−(4−フェニルピ無色針状晶123〜ペラ
ジニル)ベトキシ〕−(イソプロパ   1253.4
−ジヒドロカルボスチ    ノール)リル 101−メチル−7−(3−(4無色粉末状晶 204
〜−フェニルピペラジニル)プ (エタノール)  2
070ポキシ)−3,4−ジヒド ロカルボスチリル番2HC 111−ベンジル−7−〔3−淡黄色針状晶 125〜
(4−フェニルピペラジニル)(エタノール)   1
27プロポキシ)−3,4−ジヒド ロカルボスチリルQ 121−アリル−7−[3−(4無色粉末状晶 189
〜−フェニルピペラジニル)プ (エタノール)   
1920ポキシ)−3,4−ジヒド ロカルボスチリル・2HCQ 13 7− (3−[4−(2−クロ 淡黄色針状晶 
146〜ルフエニル)ピペラジニル〕  (エタノール
)  147プロポキシl −3,4−ジヒ L?門占1117五II d 実施例 14 1−メチル−5−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−カル
ボスチリル1.8g及び水素化ナトリウム(50%油中
)1gをジメチルホルムアミド3o+nQに混和し、1
−クロロ−2−ヒドロキシ−3−(4−フェニルピペラ
ジニル)プロパン2.6gを室温にて加え70〜80℃
で3時間攪拌する。
反応液を水の中へ注ぎ、有機層をクロロホルムで抽出す
る。クロロホルムを減圧下に留去し、残渣をアセトンに
溶解する。この溶液中に蓚酸を含むアセトン溶液を加え
pH調整し、析出物を枦取、メタノール−アセトンから
再結晶して、融点220〜221℃(分解)の無色不定
形結晶の1−メチル−5−〔2−ヒドロキシ−3−(4
−フェニルピペラジニル)プロポキシ)−3,4−ジヒ
ドロカルボスチリル・1蓚酸塩2.8gを得る。
上記実施例14と同様にして下記実施例15〜23の各
化合物を得る。
156.8−ジクロル−5−〔2無色不定形品 251
〜−ヒドロキシ−3−(4−〕   (水)    2
53エニルピペラジニル)プロポ キシ)−3,4−ジヒドロ力 ルボスチリル・1塩酸塩 166−クロル−7−(2−ヒト無色不定形品 183
〜ロキシー3− C4−(2−メ  (エタノール) 
  184トキシフエニル)ピペラジニ ル〕プロポキシl −3,4− ジヒドロカルボスチリル 171−ベンジル−5−〔2−ヒ 無色針状晶 148
〜ドロキシ−3−(4−フエニ (石油ベンジン  1
50ルピペラジニル)プロポキシ〕 −エーテル)−3
,4−ジヒドロカルボス チリル 185−[2−ヒドロキシ−3−無色針状晶 239〜
(4−フェニルピペラジニル)   (水)    2
41プロポキシ]−3,4−ジヒ ドロカルボスチリル・1塩酸塩 196−[2−ヒドロキシ−3−無色針状晶 223〜
(4−フェニルピペラジニル)   (水)     
224プロポキシ)−3,4−ジヒ ドロカルボスチリル・1塩酸 塩1/2水和物 ドロカルボスチリル・1塩酸塩 ドロカルボスチリル ドロカルボスチリル1/2水和物 (以 上)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1は水素原子、低級アルキル基、低級アルケ
    ニル基又はフェニルアルキル基及びXはハロゲン原子を
    示す。nは0、1又は2を示し、カルボスチリル骨格の
    3位及び4位の炭素間結合は一重結合又は二重結合を示
    す。〕 で表わされるヒドロキシカルボスチリル誘導体に一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^2は水素原子又は水酸基及びR^3は水素原
    子、ハロゲン原子、低級アルキル基又は低級アルコキシ
    基を示す。またl及びmは夫々0又は1〜6の整数を示
    す。但しlとmの和は6を越えてはならない。Xは前記
    に同じ。〕で表わされるハロゲノアルキルピペラジン誘
    導体を反応させて一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R^1、R^2、R^3、X、l、m、n及びカ
    ルボスチリル骨格の3位と4位の炭素間結合は前記に同
    じ。〕 で表わされるカルボスチリル誘導体を得ることを特徴と
    するカルボスチリル誘導体の製造法。
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