JPS621478A - 塗装法 - Google Patents
塗装法Info
- Publication number
- JPS621478A JPS621478A JP13757385A JP13757385A JPS621478A JP S621478 A JPS621478 A JP S621478A JP 13757385 A JP13757385 A JP 13757385A JP 13757385 A JP13757385 A JP 13757385A JP S621478 A JPS621478 A JP S621478A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paint
- synthetic resin
- filler
- dry
- inorg
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は塗装法に関し、無機質充填材を多量に配合し
た合成樹脂塗料を塗布し、この上に透明塗料又は不透明
塗料を塗布することにより、乾漆間の塗膜を容品にかつ
経済的に得ることができるようにしたものである。
た合成樹脂塗料を塗布し、この上に透明塗料又は不透明
塗料を塗布することにより、乾漆間の塗膜を容品にかつ
経済的に得ることができるようにしたものである。
漆撤装の/ikとして乾漆が古くから知られている。こ
の乾漆は、漆に漆粉な混ぜたものを木彫品などの表面に
塗布し、仕上げろもので、′1&1表面に微細な凹凸が
形成され、落ち層いた風合を呈するものである。
の乾漆は、漆に漆粉な混ぜたものを木彫品などの表面に
塗布し、仕上げろもので、′1&1表面に微細な凹凸が
形成され、落ち層いた風合を呈するものである。
ところが、この乾漆技法は塗膜の乾燥に時間がかかるな
ど作業性が悪いという問題があり、さらには漆の生産量
が少なく、供給量が不足し、高価であるという問題があ
った。
ど作業性が悪いという問題があり、さらには漆の生産量
が少なく、供給量が不足し、高価であるという問題があ
った。
そこで、この発明にあっては無機質充填材を多を安価に
かつ作業性よ(得られるようにした。
かつ作業性よ(得られるようにした。
この発明の塗装法は、基材上に無機質充填材を樹脂分1
00部11臓都を示す、以下同じ)に対して100〜2
00部配合した合成樹脂塗料を塗布し、この上に透明合
成樹脂塗料を塗布するものである。
00部11臓都を示す、以下同じ)に対して100〜2
00部配合した合成樹脂塗料を塗布し、この上に透明合
成樹脂塗料を塗布するものである。
基材としては、天然木、ラワン合板、ボード類などの木
質材料の他にプラスチック材料、金属材料などが任意に
用いられ、材質に応じた素地調整を行ったものが使われ
る。
質材料の他にプラスチック材料、金属材料などが任意に
用いられ、材質に応じた素地調整を行ったものが使われ
る。
この基材上には、充填材を配合した合成樹脂塗料が塗布
される。充填材には比較的硬度の高いシリコンカーバイ
ド、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタンカーバイド
などの無機質粒子が用いられ、その粒径はりθ〜100
μm、好ましくは50〜65μmの範囲とされる。粒径
が50μm未満および100μmを越えると乾漆製塗膜
が得られず、不都合である。この充填材は、塗料中の樹
脂分100部に対して100〜200部が合成樹脂塗料
に混合される。この配合量が100部未満では乾漆間の
塗膜が得られず、200部を越えると樹脂分が不足して
塗映強度が低下して不都合である。
される。充填材には比較的硬度の高いシリコンカーバイ
ド、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタンカーバイド
などの無機質粒子が用いられ、その粒径はりθ〜100
μm、好ましくは50〜65μmの範囲とされる。粒径
が50μm未満および100μmを越えると乾漆製塗膜
が得られず、不都合である。この充填材は、塗料中の樹
脂分100部に対して100〜200部が合成樹脂塗料
に混合される。この配合量が100部未満では乾漆間の
塗膜が得られず、200部を越えると樹脂分が不足して
塗映強度が低下して不都合である。
合成樹脂塗料としては、特に限定されず油性塗料、セル
ロース糸猷料、フェノール樹脂塗料、アルキッド樹脂塗
料、ビニル樹脂系塗料、アクリル樹脂塗料、エボ午シ樹
脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料、不飽和ポリエステル樹
脂塗料などの着色不透明塗料が用いられ、なかでもポリ
ウレタン樹脂塗料、アクリルウレタン樹脂塗料が好まし
く、充填材の分散性の点からやや高粘度のものが望まし
い。この合成樹脂塗料には充填材の均一分散を図るため
に超微粒シリカ(アエロジル)などを配合してもよい。
ロース糸猷料、フェノール樹脂塗料、アルキッド樹脂塗
料、ビニル樹脂系塗料、アクリル樹脂塗料、エボ午シ樹
脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料、不飽和ポリエステル樹
脂塗料などの着色不透明塗料が用いられ、なかでもポリ
ウレタン樹脂塗料、アクリルウレタン樹脂塗料が好まし
く、充填材の分散性の点からやや高粘度のものが望まし
い。この合成樹脂塗料には充填材の均一分散を図るため
に超微粒シリカ(アエロジル)などを配合してもよい。
超微粒シリカの配合lは、無機質充填材に対して5〜l
りwt%、好ましくはざ〜/、2wt% とされる。こ
の合成樹脂塗料には、この他に可狽剤、乾燥剤、増粘剤
、分散剤、希釈剤などを適宜必要に応じて添加すること
が可能である。
りwt%、好ましくはざ〜/、2wt% とされる。こ
の合成樹脂塗料には、この他に可狽剤、乾燥剤、増粘剤
、分散剤、希釈剤などを適宜必要に応じて添加すること
が可能である。
この無機質充填材を配合した合成樹脂塗料は、上記基材
上にスプレー法などの通常の塗装手段により塗布される
が、比較的比重の大きな充填材が多量に配合されている
ので、塗装時塗料をよく攪拌して均一分散を図ることが
重妥である。
上にスプレー法などの通常の塗装手段により塗布される
が、比較的比重の大きな充填材が多量に配合されている
ので、塗装時塗料をよく攪拌して均一分散を図ることが
重妥である。
この塗膜厚さは、乾燥後の厚さで20〜50μm程度と
され、20μm未満では充填材粒子の保持力が不足し、
また50μmを越えると凹凸が不揃 ′いどな
って不都合である。
され、20μm未満では充填材粒子の保持力が不足し、
また50μmを越えると凹凸が不揃 ′いどな
って不都合である。
塗布後、l−2時間の乾燥時間を置いたのち、この上に
上塗りとして透明もしくは不透明の合成樹脂塗料を塗布
する。この塗料は、通常、先の合成樹脂塗料とベヒクル
が同一種類の合成樹脂塗料が用いられるが、塗膜の密着
性が良好であれば別種のものを用いてもよい。この塗料
もスプレー法などの通常の塗装方法で塗布され、その塗
膜厚さは、乾燥後で20〜50μm程度とされる。20
μm未満では、薄丁ぎて乾漆間の仕上りが得られず、5
0μmを越えると下塗り塗膜の凹凸部が平坦になり、同
様に乾漆間の外観が得られない。
上塗りとして透明もしくは不透明の合成樹脂塗料を塗布
する。この塗料は、通常、先の合成樹脂塗料とベヒクル
が同一種類の合成樹脂塗料が用いられるが、塗膜の密着
性が良好であれば別種のものを用いてもよい。この塗料
もスプレー法などの通常の塗装方法で塗布され、その塗
膜厚さは、乾燥後で20〜50μm程度とされる。20
μm未満では、薄丁ぎて乾漆間の仕上りが得られず、5
0μmを越えると下塗り塗膜の凹凸部が平坦になり、同
様に乾漆間の外観が得られない。
図面はこのような塗装方法によって得られた塗膜を示す
もので、図面において符号lは基材、2は充填材を配合
された塗料よりなる下塗り塗膜、3は塗料よりなる上塗
り塗膜である。下塗り塗膜2内には、光膚材粒4・・・
が分散されており、これによって塗膜表面には微細な凹
凸が形成されている。
もので、図面において符号lは基材、2は充填材を配合
された塗料よりなる下塗り塗膜、3は塗料よりなる上塗
り塗膜である。下塗り塗膜2内には、光膚材粒4・・・
が分散されており、これによって塗膜表面には微細な凹
凸が形成されている。
このような塗装法によって得られる塗膜にあっては、無
機質充填材粒子が分散して表面に微細な凹凸が形成され
、凸部と凹部との間に光沢の差異が生じ、これによって
乾漆間の外観が現出する。
機質充填材粒子が分散して表面に微細な凹凸が形成され
、凸部と凹部との間に光沢の差異が生じ、これによって
乾漆間の外観が現出する。
また、通常の合成樹脂塗料と同様の塗装作業が行えるの
で、作業性もよく、塗装コストがさはど高(なるような
こともない。
で、作業性もよく、塗装コストがさはど高(なるような
こともない。
さらに、塗膜中に分散された無機質充填材粒子はいずれ
も高硬化の粒子であるので、塗膜の耐摩耗性が大幅に改
善される。
も高硬化の粒子であるので、塗膜の耐摩耗性が大幅に改
善される。
次の配合の塗料を調製した。
アクリルウレタン樹脂系塗料(樹脂分、15wt%)1
00部 シリコンカーバイド(平均粒径50μm )100部 超微粒シリカ(+300) 12部着色
顔料 50部希釈用
シンナー 25〜50部この塗料を
下地調整された合板上にスプレーにて塗布し、常温で7
時間乾燥して厚さ30μmの下塗り塗膜を得た。ついで
、この上にアクリルウレタン樹脂透明塗料をスプレーに
て塗布し、厚さ30μmの上塗り塗膜を形成した。
00部 シリコンカーバイド(平均粒径50μm )100部 超微粒シリカ(+300) 12部着色
顔料 50部希釈用
シンナー 25〜50部この塗料を
下地調整された合板上にスプレーにて塗布し、常温で7
時間乾燥して厚さ30μmの下塗り塗膜を得た。ついで
、この上にアクリルウレタン樹脂透明塗料をスプレーに
て塗布し、厚さ30μmの上塗り塗膜を形成した。
得られ念塗農は、乾漆間の外観仕上グを示し美麗なもの
であった。
であった。
また、この塗膜の耐摩耗性をJASjl!耗B試験によ
り測定したところSθ回転で007gであり、通常のア
クリルウレタン樹脂系塗料による塗膜のSθ回転で0.
0 b 9 K比して大+111dに耐摩耗性が改善さ
れることが明らかとなった。
り測定したところSθ回転で007gであり、通常のア
クリルウレタン樹脂系塗料による塗膜のSθ回転で0.
0 b 9 K比して大+111dに耐摩耗性が改善さ
れることが明らかとなった。
以上説明したように、この発明の塗装法は無機充填材を
100〜200部と多臆に配合した合成樹脂塗料を塗布
し、ついでこの上に合成樹脂塗料を塗布するものである
ので、安価な合成樹脂塗料を用いて論単に乾漆間の塗膜
を得ることができる。
100〜200部と多臆に配合した合成樹脂塗料を塗布
し、ついでこの上に合成樹脂塗料を塗布するものである
ので、安価な合成樹脂塗料を用いて論単に乾漆間の塗膜
を得ることができる。
また、この塗膜は無機質充填材の分散により同時に優れ
次耐摩耗性を有するものともなる。
次耐摩耗性を有するものともなる。
44 画面の簡単7:e説明
図面はこの発明の塗装法によって得られた塗膜を示す概
略断面図である。
略断面図である。
l・・・基材
2・・・下塗り塗膜
3・・・上塗り塗膜
4・・・無機質充填材粒子
Claims (1)
- 基材上に、無機質充填材を樹脂分100重量部に対して
100〜200重量部配合した合成樹脂塗料を塗布し、
この上に合成樹脂塗料を塗布することを特徴とする塗装
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13757385A JPS621478A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 塗装法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13757385A JPS621478A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 塗装法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS621478A true JPS621478A (ja) | 1987-01-07 |
JPH0312946B2 JPH0312946B2 (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=15201877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13757385A Granted JPS621478A (ja) | 1985-06-24 | 1985-06-24 | 塗装法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS621478A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0751619A (ja) * | 1992-08-05 | 1995-02-28 | Kennosuke Kasai | 漆に替えて化学合成塗料を使用し、伝統工芸津軽塗の紋様を再現する塗装法。 |
JP2007302496A (ja) * | 2006-05-10 | 2007-11-22 | Nikko Kinzoku Kk | 高純度酸化第一錫、同粉末及び高純度酸化第一錫の製造方法 |
WO2012120982A1 (ja) | 2011-03-07 | 2012-09-13 | Jx日鉱日石金属株式会社 | α線量が少ない銅又は銅合金及び銅又は銅合金を原料とするボンディングワイヤ |
KR20130135307A (ko) | 2011-09-28 | 2013-12-10 | 제이엑스 닛코 닛세키 킨조쿠 가부시키가이샤 | 고순도 란탄의 제조 방법, 고순도 란탄, 고순도 란탄으로 이루어지는 스퍼터링 타깃 및 고순도 란탄을 주성분으로 하는 메탈 게이트막 |
US10900242B2 (en) * | 2019-04-23 | 2021-01-26 | Jim Louis Valentine | Coated baseboard for sports floor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60118766A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-26 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | ベル型塗装機用塗料組成物 |
-
1985
- 1985-06-24 JP JP13757385A patent/JPS621478A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60118766A (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-26 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | ベル型塗装機用塗料組成物 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0751619A (ja) * | 1992-08-05 | 1995-02-28 | Kennosuke Kasai | 漆に替えて化学合成塗料を使用し、伝統工芸津軽塗の紋様を再現する塗装法。 |
JP2007302496A (ja) * | 2006-05-10 | 2007-11-22 | Nikko Kinzoku Kk | 高純度酸化第一錫、同粉末及び高純度酸化第一錫の製造方法 |
WO2012120982A1 (ja) | 2011-03-07 | 2012-09-13 | Jx日鉱日石金属株式会社 | α線量が少ない銅又は銅合金及び銅又は銅合金を原料とするボンディングワイヤ |
KR20130135307A (ko) | 2011-09-28 | 2013-12-10 | 제이엑스 닛코 닛세키 킨조쿠 가부시키가이샤 | 고순도 란탄의 제조 방법, 고순도 란탄, 고순도 란탄으로 이루어지는 스퍼터링 타깃 및 고순도 란탄을 주성분으로 하는 메탈 게이트막 |
US10900242B2 (en) * | 2019-04-23 | 2021-01-26 | Jim Louis Valentine | Coated baseboard for sports floor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0312946B2 (ja) | 1991-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |