JPS58219967A - 塗装方法 - Google Patents

塗装方法

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JPS58219967A
JPS58219967A JP10098782A JP10098782A JPS58219967A JP S58219967 A JPS58219967 A JP S58219967A JP 10098782 A JP10098782 A JP 10098782A JP 10098782 A JP10098782 A JP 10098782A JP S58219967 A JPS58219967 A JP S58219967A
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JP
Japan
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layer
moisture
coat
coating
varnish
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JP10098782A
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English (en)
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JPS5944109B2 (ja
Inventor
Shinji Kato
信治 加藤
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Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエナメル塗装の塗装方法に関し、下塗りまた
は中塗りの塗膜を防湿層と研削層とで構成することによ
り、塗膜に高い防湿性を与えるとともに上塗りの際の素
地調整のための研摩作業を容易に行えるようにするもの
である。
パーチクルボードやJA83.[1合板などの被塗装物
に塗装を行う場合には、これら被塗装物が比較的湿気を
吸いやすく、シかも吸湿によりて物性および外観品質の
低下があるため、防湿性のすぐれた塗装を行う必要があ
る。従未、この稍の塗装では、炭酸カルシウムなどの体
質顔料を配合した下塗り塗料を塗布することによりて素
地a)Iiiを行うと同時に付随的に防湿性を付与する
程度であ、りた・しかし、このような下塗り塗料による
ものでは、轟然の事ながら十分な防湿性が得られず、塗
装品の使用条件によっては、被塗装物の腐食等を引き起
す恐れがありた・このため、マイカ、ガラスフレークな
どの鱗片状無機質顔料を含有させた防湿性塗料を下塗り
する方法が開発された。この方法は、高い防湿性が得ら
れるが、この防湿性塗膜上にさらに上塗りを行う際、素
地1lIl整のためにサンドペーパーなどによりて研摩
するが、この防湿性塗膜が鱗片状無機質顔料の含有によ
りて硬度が高く、この研摩作業が極めて困難であるとい
う欠点がある。
この発明は上紀学情に鑑みてなされたもので、下塗りま
たは中塗りの塗膜に高い防湿性を与えることができ、さ
らに研摩作業が容易に行うことができる塗装方法を提供
しようとするものである。
以下、vA面を参照してこの発明の詳細な説明する。
図面はこの発明の塗装方法の一例を示すもので、図中符
号lは塗装されようとする合板、パーチクルボードなど
基材である。この基材1は素材そのままでもよいし表面
にウオシュコーティング、目止め、シーリング、研摩な
どの所要の下地処理を施こされていれば災によい。つい
で、この基材1の表面には下塗り塗膜2の第1層として
の防湿層3が形成されている。この防湿1f#3は、マ
イカ。
アルミニウム粉、ガラスフレーク、ステンレス粉などの
綱片状無機質顔料を油性ワニス2合成樹脂ワニスなどの
ワニスに混合分散させた塗料を塗布、乾燥したものであ
る。綱片状無機質顔料の混合量は10〜50重#L%程
度とされ、防湿層3の厚みは通常100〜500μmn
の範囲とされる。
ついで、この防湿層3の表面には下塗り塗膜2の第2の
層として研削層4が形成される。この研カ、アルミナな
どの体質顔料を上記ワニスに混合。
分散した塗料を塗布、乾燥したものである。体質顔料の
混合量は、30〜60重量%程度とされ、また研削層4
の厚みは100〜500μm の範囲とされる。そして
、研削層4を形成する際、研削層4を形成する塗料のベ
ースレジンを防湿層3を形成する塗料のベースレジンと
同一にして、防湿層3と研削層4との密着性を良くシ、
さらに防湿層3を形成する塗料を塗布したのち連続して
研削層4を形成する塗料を塗り道ねたり、防湿A13を
形成する塗料が半固化状態で研削層4を形成する塗料を
塗り重ねたりして密着性を向上させることが梁丈しい・
かくして、防湿層3と研削層4とからなる下塗り塗膜2
が形成される。
ついで、研削184が十分乾燥固化したならば、研削層
4の表面は研摩紙や研摩布などを用いて空研ぎまたは水
研ぎによる研摩が行われ、その表面が平滑とされる。そ
してこの平滑な研削屑4の表面に仕上げの上塗り塗膜5
が形成される。
このような塗装方法によれば、下塗り塗膜2が防湿層3
と研削層4とから構成され、防湿層3は綱片状無機質顔
料を含有しているので、下塗り塗膜2全体として高い防
湿性を示すようになる。また、研削層4は体質顔料を含
有しているので易研摩性であり、上塗りの際の研摩作業
が容易となる。
なお、上記実”施例においては、下塗り塗膜2を、防湿
層3と研削層4とで構成する例で説明したが、これに限
らず、基材1上に通常の下地塗料やサーフ・イサーなど
i塗布してあらかじめ下塗り塗膜を形成しておき、中塗
り塗膜として防湿層3と研削層4とからなる塗膜を形成
しても同様の作用効果が得られる。
以下、実施例を示して具体的に説明する。
〔実施例1〕 防湿層用の塗料として、シラン系カップリング剤(信越
化学展、KBM503)で表面処理したマイカ30真量
部をスチレン含有ノンワックス型ポリエステルワニス7
0!量部に混合分散したものを、研削層用の塗料として
、炭酸カルシウム45重量部を上記ポリエステルワニス
55重量部←混合分散したものを用意しそれぞれ粘度が
フォードカップ#4で80秒@度になるようにスチレン
で粘調しベース塗料とした。なお、両者には分散用添加
剤および消泡剤を適@t fi&加しであるOそして、
2へ7ドフローコータを2基使用し、第1ヘツドに防湿
層用塗料100重量部と50%メチルエチルケトンパー
オキサイド3重量部とを、第2ヘツドに防湿層用塗料1
00重量部とコバルト分5チのナフテン酸コバルト2f
Cm部とを供給し、第3ヘツドには研削層用塗料100
ffi!を部と50チメチル工チルケトンパーオキサイ
ド3重量部とを、第4ヘツドには研削層用塗料100重
量部とコバルト分5tsナフテン酸コバルト2重微部と
をそれぞれ供給した。被塗装物として、パーチクルボー
ドに紫外線硬化目止めを施し、$120の研摩紙で研摩
したものを上記フローコータに流し、談ず防湿層用塗料
を、ついで研削層用塗料をそれぞれ0.1 amの厚さ
に連続塗布したOこのものを20℃で1夜乾燥させた。
得られた塗装物は高い防湿性と良好な研削性を有し、上
塗り塗装性も良好であった。
〔実施例2〕 lヘットフローコータ1基と2へラドフローコータ1基
を使用し、1へラドフローコータの第1ヘツドにスチレ
ンフリーアル岑ツド樹脂のラッカ−シンナー20%品1
00ffii部とメチルエチルケトンパーオキサイド1
0重量部とを供給し、実施例1と同様の被塗装物に80
177−の塗布量にて甫布し、熱風にてラッカーシンナ
を蒸発揮散させた。ついで、2ヘツドフローコータの第
1ヘツドに実施例1で用いた防湿層用塗料1oo重量部
とナフタン酸コバルト1.5重緻部とを、第2ヘツドに
実施例1で用いた研削層用塗料100″ILf部とナフ
テン酸コバルト1.5重縁部とをそれぞれ供給し、上記
塗装物を流し、まず防湿層用塗料を、ついで研削層用塗
料をそれぞれ0.2 Bの厚さに連続塗布した。このも
のを20℃で1夜乾燥させた塗装物は、高い防湿性と良
好な研削性を有し、上塗り塗装性も良好であった。
以上説明したように、この発明の塗装方法は、下塗りま
たは中塗りの塗膜を鱗片状無機質顔料を含有した防湿層
と、この防湿層上の体質顔料を含有する研削層とで構成
するようにしたものであるので、下塗りまたは中塗りの
塗膜は高防湿性と易研削性とを兼ね備えたものとなる。
このため、この下塗りまたは中塗りの塗膜上に仕上げの
上塗りを施す場合は、易研摩性の研削層が表面にあるた
め、研摩作業を容易に行うことができ、作業能率が向上
する・また、この下塗りまたは中塗りの塗膜を有する塗
装物は、高湿度の県件下で使用されでも基材そのものが
吸湿して強度が低下したり、腐食したりすることがなく
、長期間の使用に耐える@さらに、吸湿性の高いパーチ
クルボードなどの基材を使用しても、防湿性の高い塗装
を形成することができるので、結果的に防湿性の高い塗
装物を得ることができる。fl、、どの利点を有する。
また、鱗片状無機質顔料を含有した塗料は、防湿性能の
       1みならず、高い機械的強度(弾性率な
ど)をも併せて有しており、得られる被塗装物は機械的
物性が向上するとともに外観変化に対しても高い抵抗性
を有するなどの利点をも得られる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の塗装方法によって得られた塗装物の一
例を示す概略断面図である・ 1・・・・・・基材、2・・・・・・下塗りの塗膜、3
・・・・・・防湿層、4・・・・・・研削層。 出願人 日本楽器製造株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エナメル塗装の下塗りまたは中塗りの塗膜を形成するに
    際し、鱗片状無機質顔料を含有した防湿層を形成したの
    ち、 この防湿層上に体質顔料を含有した研削層を形成し、 これら防湿層および研削層とで上記塗膜を構成するよう
    にしたことを%像とする伶装方法。
JP10098782A 1982-06-12 1982-06-12 塗装方法 Expired JPS5944109B2 (ja)

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JPS5944109B2 JPS5944109B2 (ja) 1984-10-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59123572A (ja) * 1982-12-28 1984-07-17 Dainippon Toryo Co Ltd 耐湿性等の優れた塗膜を形成する方法
JP2008050896A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 溝加工床材およびその加工方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59123572A (ja) * 1982-12-28 1984-07-17 Dainippon Toryo Co Ltd 耐湿性等の優れた塗膜を形成する方法
JPS6141265B2 (ja) * 1982-12-28 1986-09-13 Dainippon Toryo Kk
JP2008050896A (ja) * 2006-08-28 2008-03-06 Matsushita Electric Works Ltd 溝加工床材およびその加工方法

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JPS5944109B2 (ja) 1984-10-26

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