JPS62147680A - サ−ジ吸収素子 - Google Patents

サ−ジ吸収素子

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JPS62147680A
JPS62147680A JP28836485A JP28836485A JPS62147680A JP S62147680 A JPS62147680 A JP S62147680A JP 28836485 A JP28836485 A JP 28836485A JP 28836485 A JP28836485 A JP 28836485A JP S62147680 A JPS62147680 A JP S62147680A
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JP
Japan
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surge absorber
surge
discharge
cap electrode
cap
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JP28836485A
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山内 嘉夫
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、各種電子回路に過渡的に加わるサージ電圧か
ら該電子回路を保護するのに使用するサージ吸収素子に
関する。
〈従来の技術〉 従′1′:、過渡的に加わるサージ電圧を放電により吸
収するサージ吸収素子としては、第2図の断面図に示す
構造のものがある。このサージ吸収素子は、絶縁体を導
電性皮膜で覆ってなるサージ吸収体1゜と、サージ吸収
体I。の両端に波底したキャップ電極2゜、2oと、各
キャンプ電極2゜から引き出されたり一ド3゜、3aと
、サージ吸収体1゜およびキャップ?Tt極2゜、2o
を封止するガラスのような封止t第4゜とからなり、封
止材4゜の内部には不活性ガスが封入されている。サー
ジ吸収体1゜は、セラミックのような絶縁性物質で構成
された円筒状の基体の外周面に導電膜が形成されたもの
であって、その長手方向の中央位置には、周溝状の放電
ギャップ5゜が形成されている。
しかして、このサージ吸収素子では、リード3゜。
3o間に規定以上の電圧が印加されると、まず、放電ギ
ャップ5゜の陰極側から電子が故山されて、この電子に
より放電ギャップ5゜の陽睡側と陰極側キャップ電極2
゜との間で沿面放電が行なわれ、次いでこの沿面放電が
キャップ電極2゜、26間のアーク放電に移行し、この
アーク放電によりサージ電圧が吸収される。
〈発明が解決しようとずろ問題点〉 しかしながら、従来のサージ吸収素子では、上記したよ
うに、サージ吸収体1゜に黄銅、銅などからなるキャッ
プTi 1ffi 2゜を被嵌する構造のために、製造
上てら特性の上でら問題かあった。
すなイっち、一般にサージ吸収体1゜とキャップ電極2
゜との間に少なからず隙間Sがあって、キャップ電極2
゜かサージ吸収体1゜の径方向にずれたり、サージ吸収
体l。の長手方向に対して傾いたりしやすく、サージ吸
収体1゜に精度よくキャップ電極2゜を被嵌することが
困%tであった。これに対して、キャップ電極の被嵌精
度を上げようとすれば、組み立てコストが上昇する。
しかし、放電ギャップ5゜とキャップ電極2゜との端面
間隔d。によって放電開始電圧が決まるのであるが、上
記したように、サージ吸収体l。に対するキャップ電極
2゜の被嵌精度が悪いと、放電キャップ5゜とキャップ
電極2゜との端面間隔d。が所定の値に正確に設定され
ず、ばらつくため、製品毎に放電開始電圧にばらつきが
生じる。放電開始電圧のばらつきが大きい七、サージ吸
収の動作電圧が足糸以上にばらつき、品質および信頼性
の点て好ましくなかっfこ。
さらに、キャップ電極が内部に設けられることと、サー
ジ吸収体l。自体が比較的に長寸、大径であることのた
めに、素子全体を小型化することが困難であった。
このほか、キャップ電極は封止材の内部において封止材
より大きい熱膨張率で膨張もしくは収縮するので、熱サ
イクルにより封止材4゜に損傷を与えることがあり、こ
れによって全体が破壊されるおそれがあった。
ところで、従来のサージ吸収素子において、サージ吸収
体1゜にキャップ電極2゜を被嵌していたのは、これま
での技術ではサージ吸収体1゜自体が、その外周に形成
すべき放電間隔に比べて大きいためであって、サージ吸
収体l。にキャップ電極2゜を被嵌することにより、キ
ャップ電極2゜と放電ギャップ5゜との間の間隔を、サ
ージ吸収体1゜の大きさに比べ狭小な間隔に設定してい
た。
これに対して、最近は技術の進展によりサージ吸収体自
体を小型化することが可能となった。
本発明は、小型化されたサージ吸収体を有効に(す用す
へく、この小型化したサージ吸収体に適応する構成を採
用することによって、キャップ電極を省略し、製造工程
を簡略化してコストの低減を図るととらに、製品毎の放
電開始電圧のばらつきをなくし、特性の揃った製品を得
られるようにすることを目的とする。
く問題点を解決ずろための手段〉 本発明は、上記の目的を達成するために、絶縁体の表面
が導電性皮膜で覆われ該導電性皮膜に放電ギャップが形
成されてなるサージ吸収体の両端に、それぞれ該サージ
吸収体上り内端面の面積が大きくかつ外端にリードを有
するスラグを直接的に圧接し、前記サージ吸収体の周囲
で両スラグ間に不活性ガスが存在する状態で両スラグお
よびサージ吸収体を封止はで封止してサージ吸収素子を
構成した乙のである。
〈実施例〉 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例の断面図である。この実施例
のサージ吸収素子は、サージ吸収体lと、一対のスラグ
2,2と、ガラスのような封止材3とを備える。
サージ吸収体1は、ムライト磁器やセラミックのような
絶縁性物質で構成された円筒状の基体の外周面に、炭素
またはSnO,などの金属酸化物、あるいはTaNなど
の窒化物の導電膜が形成されたものであって、その長手
方向の中央位置には、周溝状の放電ギャップ4が形成さ
れている。各スラグ2は、それぞれ外端にリード2aを
一体に存する。これらのスラグ2.2は放電電極を兼ね
るらのであって、その内端面がそれぞれ前記サージ吸収
体!の各端部に直接的に圧接している。スラグ2の内端
面はサージ吸収体!より大径であって、スラグ2の内端
面周部はサージ吸収体lより外周側に張り出している。
封止材3は、サージ吸収体1とその両端にあるスラグ2
,2とを気密状に外彼している。この封止材lの内部で
は、サージ吸収体1の外周に空室5が形成され、この空
室5内にアルゴン、ヘリウム等の不活性ガスか封入され
ている。また、両スラグ2,2の内端面の周部は、空室
5を間に互いに対向している。
上記のもが成において、リード2 a、 2 a間に規
定以上の電圧が印加されると、まず、放電ギャップ4で
初期放電が始まり、放電ギャップ4の陰極側から電子が
放出される。電流値が小さいときは、グロー放電となり
、放電ギャップ4の陽極側と陰極側スラグ2との間で沿
面放電が発生ずる。電流値が大きくなるととともに、前
記の沿面放電からスラグ2.2間のアーク放電に移行す
る。このアーク放電によりサージ電圧が吸収される。
このように、本発明のサージ吸収素子では、スラグ2が
放電電極として作用する。初期の沿面放電時の放電間隔
は、放電ギャップ4とスラグ2との間隔dであって、こ
の間隔dは、サージ吸収体lの端部にスラグ2,2を圧
接することによって設定される。スラグ2がサージ吸収
体1の長手方向に位置すれすることはないから、結局、
放電間隔dは、サージ吸収体1の長手方向寸法および放
電ギャップ4の形成位置、ずなイつちサージ吸収体1の
寸法精度に応じて正曜に決まる。したかって、放電ギャ
ップ4とスラグ2との間の放電間隔dにより決まる放電
開始電圧は一定する。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明は、サージ吸収体に直接的にスラ
グを圧接して設け、該スラグか放電電極として作用する
ようにしたものであって、従来のサージ吸収素子に用い
られていたキャップ電極が省略されるから、キャップ電
極の使用に伴なう種々の不都合をことごとく解消するこ
とができる。
すなわち、初期の沿面放電時のIIL電間隔は、サージ
吸収体の端部にスラグを圧接するだけで正確に決まるの
で、製品毎の放電開始電圧のばらつきがなくなる。また
、キャップ電極をサージ吸収体に被嵌する面倒な工程が
略されるので、製造工程が簡略化し、また材料費ら削減
されるので、コストの低減を図ることができる。
さらに本発明では、小型化したサージ吸収体を利用すべ
く、キャップ電極を省略しているから、キャップ電極の
省略と小型のサージ吸豚体の使用とにより、素子全体を
小型化することができろ。
このほか、キャップ電極の熱膨張に起因する破損を回避
することができる。
本出願人の実験結果によれば、従来のキャップ電極付き
のものに比べ、放電開始電圧の変動幅がほぼ60%以下
に低下した。また、キャップ電極を使用しないので、サ
ージ吸収体の外径をその分小さくすることができ、断面
縮減により静電容量の低減が可能になる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は従来例の
断面図である。 1・・・サージ吸収体、2・・・スラグ、2a・・リー
ド、3・・封止材、4・・・1〃電ギヤツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)絶縁体の表面が導電性皮膜で覆われ該導電性皮膜
    に放電ギャップが形成されてなるサージ吸収体の両端に
    、それぞれ該サージ吸収体より内端面の面積が大きくか
    つ外端にリードを有するスラグを直接的に圧接し、前記
    サージ吸収体の周囲で両スラグ間に不活性ガスが存在す
    る状態で両スラグおよびサージ吸収体を封止材で封止し
    たことを特徴とするサージ吸収素子。
JP60288364A 1985-12-20 1985-12-20 サ−ジ吸収素子 Expired - Lifetime JPH0632251B2 (ja)

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JP60288364A JPH0632251B2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20 サ−ジ吸収素子

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JP60288364A JPH0632251B2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20 サ−ジ吸収素子

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JPS62147680A true JPS62147680A (ja) 1987-07-01
JPH0632251B2 JPH0632251B2 (ja) 1994-04-27

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ID=17729246

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0355784A (ja) * 1989-07-24 1991-03-11 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd サージ吸収素子
JPH03138882A (ja) * 1989-10-23 1991-06-13 Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd サージ吸収素子及びその製造方法
JP2007112526A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Tooa Eito Kk 自走式小型クレーン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55128283A (en) * 1979-03-27 1980-10-03 Mitsubishi Mining & Cement Co Surge absorbing element
JPS60167293A (ja) * 1984-02-09 1985-08-30 三菱マテリアル株式会社 サ−ジ吸収素子

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JPH0632251B2 (ja) 1994-04-27

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