JPH03138882A - サージ吸収素子及びその製造方法 - Google Patents

サージ吸収素子及びその製造方法

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JPH03138882A
JPH03138882A JP27634189A JP27634189A JPH03138882A JP H03138882 A JPH03138882 A JP H03138882A JP 27634189 A JP27634189 A JP 27634189A JP 27634189 A JP27634189 A JP 27634189A JP H03138882 A JPH03138882 A JP H03138882A
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JP
Japan
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thin film
insulator
discharge
absorbing element
terminal fixing
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JP27634189A
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Hiroshi Nerima
練間 寛
Tadashi Iwai
磐井 正
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Teikoku Tsushin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、定常電圧を超えて瞬間的に発生するサージ電
圧を吸収するサージ吸収素子及びその製造方法に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、サージ吸収素子の中にはいわゆる2段放電型サー
ジ吸収素子がある(例えば特開昭52−6956号公報
に示すサージ吸収素子)。
この種の従来の2段放電型サージ吸収素子は、絶縁体の
表面に導電性薄膜を付着し、該絶縁体の両端に前記導電
性薄膜に接続するように金属製電極を固定し、さらに該
導電性薄膜を線条を介して2つ以上に分割し、これらを
ガスを封入したケース内に密封する構造であった。
このような構造のサージ吸収素子において、両電極間に
サージ電圧が印加された場合は、まず最初に導電性薄膜
の線条部分に電界が集中し、ここに第1段の放電が起こ
る。次いでこの第1段の放電により放出された電子がケ
ース内に密封したガスに衝突し、ガスをイオン化する。
このイオン化に伴いガスから飛び出した新たな電子は更
にガスをイオン化し、以下同様の現象が繰り返きれるた
め、このガスのイオン化は急激に進行し、最終的にはガ
スの絶縁性が破壊され、第2段の放電として両電極間に
直接気体放電が発生するのである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上記従来の2段放電型サージ吸収素子にあって
は、両電極間の気体放電が行なわれた場合、前記イオン
化されたガスがマイナスの電極に衝突することにより、
該マイナスの電極から原子・分子がスパッタされてガス
中に叩き出され、その一部は前記導電性薄膜の線条部分
に付着する。
ここでこの線条の幅は非常に細いので、両電極間の気体
放電が何度も繰り返きれると、この線条部分への原子・
分子の付着量が増え、このため放電開始電圧が減少する
ばかりか、最終的には両者がつながってショートしてし
まう恐れがあるという問題点があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、たとえ
放電が繰り返されてもショートすることはなく、その寿
命が著しく向上できるとともに、その製造が容易なサー
ジ吸収素子を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本発明は、棒状の絶縁体11
と、該絶縁体11表面の両端部近傍にそれぞれ付着され
る導電性材料からなる端子固定用薄膜16と、該絶縁体
11表面の端子固定用薄膜16に接しない所定部分に付
着される導電性材料からなる放電用薄膜12と、キャッ
プ状に構成され固定部131と該固定部131より大径
の電極部132を有する端子13と、リード線14と、
ケース15とを備え、前記端子固定用薄膜16を覆うよ
うに端子13の固定部131を挿入して固定するととも
に、該端子13にリード線14を取り付け、その外周を
ケース15で密封してサージ吸収素子1を構成した。
なお端子13の固定部131を端子固定用薄膜16上に
固定したとき、電極部132は前記放電用薄膜12から
所定距離離れてこれに対向する位置に配置されるように
する。
〔作用〕
上記の如くサージ吸収素子を構成することにより、放電
用薄膜12と端子13の間は接続されず、該放電用薄膜
12と端子13の電極部132は所定距離離れて対向す
る位置に配置されることとなるので、第1段の放電は放
電用薄膜12と電極部132の間で行なわれ、第2段の
気体放電は画電極部132,132間で行なわれること
となる。
ところで第2段の気体放電によって主としてスパッタさ
れるのは、マイナスの端子13の電極部132の先端部
近傍となるが、この電極部132の内径は絶縁体1工の
外径よりも大きく構成きれているので、この電極部13
2の内側の奥の方(固定部131側の方)の部分にはス
パッタ物質は入り込みにくい。従って該電極部132の
内側の奥の方の部分に対向する絶縁体11表面にはスパ
ッタ物質は付着しにくく、従ってこのマイナスの端子1
3と放電用薄膜12は短絡しにくい。
またプラスの端子13付近には、全くスパッタ物質は付
着せず、この端子13と放電用薄膜12が短絡すること
はない。
このためサージ吸収素子1に何度サージ電圧が印加され
ても、放電開始電圧が降下しにくく、サージ吸収素子の
寿命が著しく延びるばかりか、最終的に短絡状態となる
ことはない。
また本発明にあっては、端子13の固定部131は、絶
縁体11上に形成した端子固定用薄膜16上に固定され
る。ここでこの端子固定用薄膜16は、その表面が滑ら
かで均一状態なので、該固定部131は容易且つ確実、
正確に絶縁体11上に固定されることとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本発明にかかるサージ吸収素子1を示す図であ
り、同図(a)は斜視図、同図(b)は細断、面図(但
し絶縁体11と放電用薄膜12と端子固定用薄膜16は
断面としていない)である。
同図に示すようにこの実施例にかかるサージ吸収素子1
は、円筒状の絶縁体11と、該絶縁体11の表面に付着
された放電用薄膜12及び端子固定用薄膜16.16と
、該端子固定用薄膜16゜16上に取り付けられる金属
製の端子13.13と、該端子13.13に取り付けら
れるリード線14.14と、ケース15とを具備して構
成されている。
以下このサージ吸収素子1の各構成部分とその組立て方
法を詳細に説明する。
ここで第2図はこのサージ吸収素子1を製造する方法を
示す図である。
まず同図(a)に示すように、アルミナ磁器の丸棒で構
成された絶縁体11を用意する。
なおこの絶縁体11の材質はアルミナ磁器に限定される
ものではなく、他の磁器、例えばムライト磁器、フォル
ステライト磁器、ステアタイト磁器等を用いてもよい。
さらにこの絶縁体11の材質は磁器に限定されるもので
はなく、本発明の効果を有するものであれば、他のどの
ような絶縁体であってもよい。
次に同図(b)に示すように、この絶縁体11の表面全
体にカーボンの薄膜Aを付着する。
なおこの薄膜Aの材質はカーボンに限定されるものでは
なく、金属でもよく、また例えば酸化錫(Snow)、
酸化ニオブ(Nb10M)、酸化モリブデン(M OO
s ) 、酸化タングステン(WO8)、窒化チタン(
TiN)、窒化タンタル(TaN)、等の金属化合物で
構成してもよい。なおこれらの材質を使った場合も、同
様の効果が得られた。
次に同図(C)に示すように、この薄膜Aの左右対称な
位置2箇所51.53部分をリング状に切削して絶縁体
11を露出させ、薄膜Aを3つの部分に分割する。
ここでこの分割された薄膜Aの内、両端部側の部分を端
子固定用薄膜16.16とし、中央部の部分を放電用薄
膜12とする。
次に同図(d)に示すように、この絶縁体11の両端に
金属製(例えばSUS、N1Fe)の端子13.13を
取り付ける。ここでこの端子13は、その断面形状が略
コ字状のキャップ状に構成され、その先端部側はその内
径を前記絶縁体11の外径よりも所定寸法大きく構成し
て電極部132となっており、またその根本部側はその
内径を前記絶縁体11の外径と略同一に形成して固定部
131となっている。
そしてこの端子13の電極部132側を絶縁体11側に
向けて該絶縁体11の端部に端子13を挿入し、該端子
13の固定部131を端子固定用薄膜16上に覆うよう
に取り付ける。
そしてこの固定部131の外周部分をかしめることによ
って、この端子13を端子固定用薄膜16上に固定する
このとき同図に示すように、電極部132の内周の先端
部近傍は放電用薄膜12と所定の距離を隔てて対向して
いる。
なおここで端子13の固定部131の固定位置に端子固
定用薄膜16を付着しているのは、絶縁体11上への端
子13の固定を確実とするためである。
即ち、もし絶縁体11上に付着した薄膜Aを放電用薄膜
12部分を残して全て切削して取り除いて、この切削さ
れた部分に端子13を固定するとする。しかしながら、
この切削部分の表面は平らな均一な円筒状とはならない
ため、この切削部分と端子13の固定部131との間に
はガタが生じ易く、このため、固定部131をかしめた
ときに端子13の固定が不十分となったり、その取付位
置が傾いたりするなどの不都合が生じ易い。
従って本発明のようにこの端子13の固定部131を取
り付ける絶縁体11上に、端子固定用薄膜16を付着し
ておくと、その表面が平らな均一な円筒状となり、端子
13は確実に絶縁体11上に固定きれることとなるので
ある。
次に同図(d)に示すように、この端子13゜13の外
側面にリード線14.14を接続する。
そして最後に第1図に示すように、この絶縁体11をガ
スを封入したケース15内に密封する。
ここでケース15は絶縁性の材料で構成されている。ま
たこのケース15内には、アルゴン(Ar)、ヘリウム
(He)、ネオン(Ne)等の不活性ガス又は窒素ガス
が封入されている。また場合によってはこのケース15
内は真空としてもよい。
これによってこのサージ吸収素子1が完成する。
つぎにこのサージ吸収素子1の作用を説明する。
第1図に示すように、画電極13.13間にサージ電圧
が印加された場合は、まず最初に放電用薄膜12の端部
と電極部132の先端部の間に電界が集中し、ここに第
1段の放電が起こる。即ち放電用薄膜12と端子13間
は接続されておらず、また放電用薄膜12と電極部13
2とは両者間に放電が生ずるように所定圧離隔てて配置
されているので、該放電用薄膜12と電極部132の間
で第1段の放電が行なわれるのである。
次いでこの第1段の放電により放出された電子が周囲の
ガスに衝突し、ガスをイオン化する。このイオン化に伴
いガスから飛び出した新たな電子が更にガスをイオン化
し、以下同様の現象が繰り返されるため、このガスのイ
オン化は急激に進行する。そして最終的にはガスの絶縁
性が破壊され、第2段の放電として両型極部132,1
32間に気体放電が行なわれるのである。
ここで本発明のサージ吸収素子1にあっても、第2段の
気体放電によってイオン化されたガスがマイナスの電極
部132に衝突し、該マイナスの電極部132から金属
原子・分子からなるスバ・/夕物質がスパッタされる。
そしてこのスパッタ物質はマイナスの電極部1320周
辺の放電用薄膜12やケース15に付着する。
しかしながらこのサージ吸収素子1にあっては、第2段
の気体放電によって主としてスパッタされるのは、この
マイナスの電極部132の先端部近傍である。このため
、電極部132の内側17の奥の方の部分(固定部13
1に近い方の部分)にはスパッタ物質が入り込みにくく
、従って該電極部132の内側17の奥の方の部分に対
向して露出している絶縁体11表面にはスパッタ物質が
付着しにくい。
従って放電用薄膜12と端子13間は上記スパッタ物質
によって短絡する方向に進みにくく、サージ吸収素子1
の放電開始電圧が降下しにくい。なおスパッタリングは
イオン化詐れた管中のプラスイオンがマイナスの電極に
衝突する現象であるため、この衝突はプラス側の端子1
3においては発生しない。ここで本発明においては、プ
ラス側の端子13も放電用薄膜12とは接続されていな
いが、上述のようにプラス側の端子13の電極部132
はスパッタされることはないので、プラス側の端子13
はスパッタ物質によって短絡状態となるおそれは全くな
い。
第3図はこのサージ吸収素子1に、第4図に示すサージ
電流を繰り返し印加したときの該サージ吸収素子1の放
電開始電圧Vsを示す図である。
なおこのサージ吸収素子1に印加するサージ電流は第4
図に示すような波形であり、その波高値は130Aであ
り、またその波形を示す(規約波頭長×規約波尾長)I
I )は(8X20u@)である。
同図に示すように、このサージ吸収素子1にあっては、
サージ電流印加回数tが増える毎に放電開始電圧Vsが
徐々に降下するもののその降下の程度が低く、特に本発
明のサージ吸収素子1にあっては、印加回数がtooo
o回以上では放電開始電圧Vsが降下することはなく、
さらに印加回数tを増やしても最終的に短絡状態となる
ことはない。
次に上記第1図に示すサージ吸収素子1の印加電圧の立
ち上げ速きに対する放電の応答特性の1例を第5図に示
す。
同図に示すように、印加電圧の立ち上げ速さが10kV
/μSeeの電圧を印加したときは、本発明にかかるサ
ージ吸収素子1の放電が開始する放電開始時間tはt−
0,3μsecであり、放電を開始したときの放電開始
電圧vbはvb中3200vであった。
また同図に示すように、本願発明者は印加電圧の立ち上
げ速さが5 k V/ μsec 、 1 k V/ 
μ9ec、500V/μsec、100V/μsecの
場合についても測定した。同図に示すように、この印加
電圧の立ち上げ速さの変化に対して、放電開始電圧は安
定していた。また印加電圧を非常にゆっくり立ち上げた
場合の放電開始電圧(同図に示す点A)の値に対して上
記各放電開始電圧の値はあまり変動せず安定していた。
以上のようにサージ吸収素子1の電圧立ち上げ速さに対
する放電の応答特性は良好であった。
第6図は本発明にかかるサージ吸収素子1の他の実施例
を示す図である。
いずれの実施例においても、端子13の固定部131を
絶縁体11に接続する部分には端子固定用薄膜16が付
着きれている。以下各々について説明する。
サージ吸収素子1は同図(a)に示すように、放電用薄
膜12の横幅(軸方向の幅)を小さくして(即ち切削に
よって露出する絶縁体11の部分を大きくして)、その
両端部が端子13の電極部132の端部に近接するよう
に構成してもよい。
また同図(b)に示すように、放電用薄膜12の横幅を
さらに小さくしてその両端部が端子13の電極部132
の端部から離れるように構成してもよい。
また同図(c)に示すように、放電用薄膜12をその中
央部において所定幅をもった分割線18で2つに分割し
てもよい。このように構成すれば、このサージ吸収素子
1の放電開始電圧を上昇させることができる。
また同図(d)に示すように、放電用薄膜12を2本の
分割線18によって3つに分割してもよい。このように
構成すれば、このサージ吸収素子1の放電開始電圧をさ
らに上昇させることができる。
また同図(e)に示すように、放電用薄膜12を絶縁体
11の軸方向へ向かうように直線状に付着してもよい。
なおこの放電用薄膜12は絶縁体11の両側面に対称に
2本行着されている。
なお絶縁体11に付着する放電用薄膜12と端子13の
電極部132の配置関係は以上のように種々の変形が可
能であるが、本発明はこれらに限定されるものではなく
、さらに種々の変形が可能であることはいうまでもない
また上記各実施例においては、端子13の固定部131
の横幅と、端子固定用薄膜16の横幅を略同一としたが
、本発明はこれに限られず、両者の横幅は変化させても
よい。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明に係るサージ吸収素
子によれば、放電用薄膜と端子の間を接続せず、端子に
絶縁体よりも大径に構成した電極部を設け、第1段の放
電は放電用薄膜と電極部の間で行ない、第2段の気体放
電は画電極部間で行なうこととしたので、サージ吸収素
子の寿命が著しく延びるばかりか、放電を何度行なって
も、サージ吸収素子が最終的に短絡状態となることはな
いので安全であるという優れた効果を有する。
また絶縁体表面の両端部近傍に端子固定用薄膜を設けて
おいてその表面を平らな均一状態とし、且つ該端子固定
用薄膜を覆うように端子の固定部を固定したので、該端
子は容易且つ確実、正確に絶縁体上に固定されることと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるサージ吸収素子1を示す図であ
り、同図(a)は斜視図、同図(b)は側断面図、第2
図はサージ吸収素子1を製造する方法を示す図、第3図
はサージ吸収素子1にサージ電流を繰り返し印加したと
きのサージ吸収素子1の放電開始電圧Vsを示す図、第
4図はサージ吸収素子1に印加するサージ電流の波形を
示す図、第5図はサージ吸収素子1の電圧立ち上げ速き
に対する放電の応答特性を示す図、第6図は本発明にか
かるサージ吸収素子1の他の実施例を示す図である。 図中、1・・・サージ吸収素子、11・・・絶縁体、1
2・・・放電用薄膜、13・・・端子、131・・・固
定部、132・・・電極部、14・・・リード線、15
・・・ケー第1 図 6・・・端子固定用薄膜、 8・・・分割線、 であ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)棒状の絶縁体と、該絶縁体表面の両端部近傍にそ
    れぞれ付着される導電性材料からなる端子固定用薄膜と
    、該絶縁体表面の端子固定用薄膜に接しない所定部分に
    付着される導電性材料からなる放電用薄膜と、前記端子
    固定用薄膜を覆うように該端子固定用薄膜上に固定され
    る固定部と前記放電用薄膜から所定距離離れるようにそ
    の内径を拡大した電極部とを有し前記絶縁体の両端に取
    り付けられる金属製の端子と、該端子のそれぞれに接続
    されるリード線と、該絶縁体を収納するケースとを具備
    することを特徴とするサージ吸収素子。
  2. (2)前記端子固定用薄膜は、前記絶縁体の表面を周方
    向に囲むように帯状に付着されていることを特徴とする
    請求項(1)記載のサージ吸収素子。
  3. (3)前記放電用薄膜は、前記絶縁体の表面を周方向に
    囲むように帯状に付着されていることを特徴とする請求
    項(1)記載のサージ吸収素子。
  4. (4)前記請求項(3)記載の帯状に付着された放電用
    薄膜は、所定幅の1本以上の分割線によって2以上に分
    割されていることを特徴とするサージ吸収素子。
  5. (5)前記放電用薄膜は、前記絶縁体の表面を軸方向に
    直線状に付着されていることを特徴とする請求項(1)
    記載のサージ吸収素子。
  6. (6)丸棒状の絶縁体を具備し、該絶縁体の表面全体に
    導電性材料からなる薄膜を付着し、該薄膜の少なくとも
    2箇所をリング状に切削して該絶縁体表面の両端部側の
    端子固定用薄膜と中央部の放電用薄膜を形成するととも
    に、その内径が前記絶縁体の外径と略同一の固定部と該
    絶縁体の外径よりも大径の電極部とを具備する金属製の
    2つの端子を具備し、該2つの端子の固定部を前記絶縁
    体の端子固定用薄膜を覆うように該端子固定用薄膜上に
    固定して、前記電極部を前記絶縁体の放電用薄膜から所
    定距離離れる位置に対向せしめ、該両端子のそれぞれに
    リード線を接続し、さらに該絶縁体をケース内に密封し
    たことを特徴とするサージ吸収素子の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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