JPS62147125A - 弾性軸継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野Ｊ 本発明は、半径方向内側の剛性的なボス状継手部分と、
外側の剛性的な継手部分と、例えば加硫Ｗ着により内側
継手部分に取り付ケラレカつ外側継手部分の内歯と軸線
方向に移勧可能にかみ合う平歯車のような歯を外周に持
っている、剛性的な継手部分の間でトルクを伝達するた
めの、ゴムまたは同じような別科からできている１つの
部分から成る環状中間部材とを持ち、この弾性中間部材
が、同じねじり強さ、すなわち半径方向外側へ縮小する
軸線方向厚さを持つ物体としての半径方向に見て内側の
区域と、短い移行区域と、外側区域とから構成され、こ
の外側区域が周囲に歯を持ち、この外側区域の軸線方向
厚さが内周にある内側区域の厚さにほぼ一致する弾性軸
継手に関する。

〔従来の技術〕

差込継手とも呼ばれるこの種の弾性軸継手は特に、取り
付けのために利用できる空間に側面から到達できない場
合のために設けられている。

この種の公知の弾性軸継手においては、中間部材がｊα
−の環状ゴム体から成る。このような継手のトルク伝達
は制限されている。なぜならば特定の荷重の際に、ゴム
等の歯／＋５．司り性的な外側継手部分から抜は出るか
らであろうこのような軸継手の作動中に遠心力により、
ゴム歯の抜は出るのを一部防出する影響が生ずる。なぜ
ならば遠心力により、変形可能なゴム歯が外方へ内歯に
押し込まれ、したがって通常存在する遊隙が克服される
からである。

このような軸継手においてできるだけ高い伝達可能なト
ルクを得るために、弾性中間部材は過去において比較的
硬いゴムから製造された。

しかしできるだけ高いねじり弾性が要求される場合は、
上述の方法は実行できない。中間部材の半径方向弾性長
さを大きくすることは、それと同時に大きくなる軸継手
の外側寸法で失敗に終わる。それにも拘らず所定の出力
および所定の寸法において適当に柔炊なゴムの使用によ
り高いねじり弾性を実現させようとする場合は、作動中
に不安全性の危険が増大する。なぜならば最大伝達可能
なトルクと平均駆動トルクとの間隔はもはや十分に大き
くないからである。

弾性中間部材の歯の範囲の補強を達成するために、滑ら
かなまたは特定の断面を持った金属Ｉ′ｉを南の近くで
ほぼ全軸線方向長さにわたってゴム体に塊め込むことに
移行した。それによって滑らかな環の使用の際に半径方
向の歯の補強が達成できるが、しかし同時に軸継手の作
動中に遠心力の助長作用が解除される。歯に対応する輪
郭を持つ饗の使用はほぼ剛性的な歯に至らせる。なぜな
らばこの場合は大体において薄いゴム支持部を持つ金（
く歯であるからである。さらに、ゴム体のほぼ全軸線方
向長さにわたって延びているこの種の金属環の使用は、
これらの金属１の比較的大きい！！５量により振動の危
険にさらされる駆動において継手の付加的応力を生ぜし
めることがある。その上、酩の広い環は比較的高価であ
る。

〔発明が解決しようとする問題点Ｊ 本発明の喋頌は、この種の弾性軸継手をさらに発展させ
かつ改良して、上述の欠点を除去することにあり、すな
わち比較的高いねじり弾性を持ち、しかもほぼ同じ大き
さのこの種の軸継手による場合以上に高いトルクの確実
な伝達に適している弾性軸継手が提供されなければなら
ない。

〔問題点を解決するための手段〕

冒頭に挙げた種類の弾性軸継手から出発して、この諜Ｉ
Ｉ魁は本発明によれば、外側区域の半径方向内側の境界
面の近くおよび軸線方向外面の近くにそれぞれ少なくと
も１つのなるべく円形断面を持つ閉じた金属］が回転軸
線に対して同心的にゴムに塊め込まれていることによっ
て解決される。

これによれば、公知の構ａ種式の場合とは異なり、中間
部材の外側区域の補強は、特に危険にさらされる軸線方
向端面の環状・１砥囲にしか設けられていない。この場
合、各面において、少なくとも１つの比較的小さい質１
１１の閉じた金ｊ・ハ環により、＠線方同にくびれだ内
側区域から突き出ている外側区域の部分の半径方向支持
が実現され、したがって大きいトルクの伝達の際のこれ
らの突出部分の反り返りが防止される。他方では中間！
Ａ囲が空いており、したがって金４環の作用を及ぼされ
ないから、中間部材の軸線方向内側の基体が軸継手の作
動中に遠心力の作用を受けて妨げられずに半径方向に伸
張することができ、したがってゴムからできている歯を
通常の遊隙の克服後に剛性的な外側継手部分の歯の溝へ
一１強固に押し込むことができる。

本発明の有利な別の構成によれば、弾性中間部材が２成
分体として構成されており、すなわち外側区域には内側
区域におけるより大きい硬度を持つゴムが使用される。

それによって外歯を持つ外側区域が−リ高い曲げ抵抗を
得、この曲げ抵抗は、ねじり弾性がそれほど悪化するこ
となく、伝達可能なトルクの著しい増大を伴う。

なぜならばこのねじり弾性は実際上、ゴムが外側区域に
おけるより柔軟である内側区域により決められるからで
ある。この構成においても、外側区域のＩ細線方向に突
き出ている環状範囲に少なくとも１つの閉じられた金（
成環がゴムに塊め込まれており、この環は、中間部材を
均質ゴム体として構成した場合と同じく、特に危険にさ
らされるこれらの個所における半径方向支持に役立つ。

別の有利な構成によれば、金＠環はワイヤロープのよう
にワイヤストランドから構成されており、これらの個々
のワイヤストランドの突き合わせ個所は周囲にわたって
互いにほぼ同じ間隔を置いて分布されている。このよう
なワイヤロープは従来のやり方で機械的に簡単かつ安価
に製造できる。多数の個別ワイヤのおかげで、このよう
な環においては、中実環の場合のような破壊による？１
ｆｉｉの恐れがない。その上、ワイヤストランドから構
成された環が滑らかな表面を持つ中実環よりはるかに大
きい表面を持ち、それによって個々のストランドの間の
微細な中間空間へ侵入することがある加硫接着の際のゴ
ムに適当に大きい作用および付着面を与えるという別の
利点がある。全体として、円形断面を持つ金属環は質量
が非常に小さいという利点を持つので、駆動装置への大
きな振動作用の際にも、ゴム内で金属蛎が当たって外れ
る危険を伴う望ましくないほどに大きい加速力が発生す
ることがない。

〔実施例Ｊ 本発明の実施例が図面に概略的に示されており、以下に
詳細に説明される。

図面に示されている弾性軸継手において、剛性的な内側
継手部分がボス１から構成されており、このボスは一方
の縮量に旋削加工した凹所を持ち、この旋削加工した凹
所により、回転軸線に対して直角に延びる環状面２が形
成されており、この環状面にフランジ環３がねじポルト
１によって取り外し可能に取り付けられている。

フランジ欄３には、軸線方間に延びる保持ｑ５が一体に
形成されており、この保持環は４駄間隙６を守りながら
ボス１を包囲している。フランジ環３にある軸線に平行
な結合孔７は、環状間隙６をフランジ１３の他方の側と
結合し、それにより冷却空気流の形成を可能にする。

保持環５の外周面に、ゴム製の１つの部分から成る環状
体の形をした中間部材８が加硫接着により取り付けられ
ている。この環状体は半径方向内側の区域９の範囲にお
いて同じねじり強さの物体として構成されている。この
内側区域９に、半径方向に短い移行区域９ａが続き、こ
の移行区域は、内側区域９の底部範囲の＠腺方向厚さに
ほぼ一致する軸線方向厚さを持つ外側区域１０へ移行し
ている。この移行区域は、凹状に形成された壁面１１に
より区画されており、これらの壁面は外側区域ｌＯの外
面１３の内側縁１２で終わっている。外側区域１０の周
囲において、この外側区域は平歯車のように形成されて
おり、すなわちここにおいて外側区域は互いに同じ歯１
４を持つ歯切り部を持つでいる。

ゴム偲の歯１４が、外環１６の合わされた内歯の溝１５
にはまり、この外環が剛性的な外側脅手部分を形成して
いる。内側継手部分および中間ｇＥ　材８　ハ簡単す軸
線方向端部により外環１６とはまり合い結合可能であり
かつ反対方向に再び取り外し可能である。

第２図から分かるように、外環１６は、周方向に互いに
等間隔を置いて連続し、回転軸線りに対して平行な、ね
じボルト１８をはめるための貫通孔１７を含んでおり、
これらのねじボルトのねじ端部がモータはずみ車１９り
ねじ孔にねじ込まれておりかつはずみ車１９への外環１
６の取り外し可能な取り付けに役立つ。

こうして構成された弾性中間部材８においては、大きな
トルクの伝達の際に、くびれた内側区域９から突き出て
いる外側区域ｌＯの軸線方向端部が半径方向内側へ曲げ
戻り、その結果外４１６の内歯の溝１５から歯１４が飛
び出すという危険が生ずる。これを防上するために、外
側区域１０の突出部分において半径方向内側の円筒状境
界面１０ａの近くに円形断面を持つ閉じられた金属環２
０が回転軸線りに対して同心的にゴムに塊め込まれまた
は加硫接着されている。

環２０はワイヤロープのようにワイヤストランドから構
成されているのが有利である。

Ｒ２０は、軸線方向に突き出ている外側区域ｌＯの環状
部分の半径方向支持を行ない、それによって軸継手の大
きなトルク荷重の際のこれらの部分の曲げ戻りを防止す
る。第１図の断面図に示されているように、環２０は十
分大きい軸線方向の相互間隔を持っているので、弾性中
間部材８の中心範囲は空いており、したがって軸継手の
作励中ゴム材料は遠心力の作用を受けて妨げられずに外
方へ伸張することができ、その結果外環１６の内歯の溝
１５へのゴム製歯１４の適当な押圧が行なえる。

外側区域１０における弾性中間部材８が内側区域および
移行範囲９ａにおけるより硬いゴムから製造され、すな
わち２成分体として構成される場合は、伝達可能なトル
クをさらに著しく高めることができる。この場合特に有
利なのは、軸継手のねじり弾性がこのような場合にあま
り損われないことである。なぜならばこのねじり弾・件
は大体において弾性中間部材８の内０！１１区域９の一
層柔軟なゴムの特性によって決められるからである。

特定の大きさの軸継手については、例えば移行区域９ａ
を含めて内側区域９のゴム硬度は約４５°シヨアＡであ
り、外側区域ｌＯについては約７５°シヨアＡである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による弾性軸継手の第２図の１−１線に
沿う断面図、第２図は軸継手の軸線方向の部分１！ｆｒ
而図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　半径方向内側の剛性的なボス状継手部分と、外側の
   剛性的な継手部分の、例えば加硫接着により内側継手部
   分に取り付けられかつ外側継手部分の内歯と軸線方向に
   移勧可能にかみ合う平歯車のような歯を外周に持つてい
   る、剛性的な継手部分の間でトルクを伝達するための、
   ゴムまたは同じような材料からできている１つの部分か
   ら成る環状中間部材とを持ち、この弾性中間部材が、同
   じねじり強さ、すなわち半径方向外側へ縮小する軸線方
   向厚さを持つ物体としての半径方向に見て内側の区域と
   、短い移行区域と、外側区域とから構成され、この外側
   区域が周囲に歯を持ち、この外側区域の軸線方向厚さが
   内周にある内側区域の厚さにほぼ一致する弾性軸継手に
   おいて、外側区域（１０）の半径方向内側の境界面（１
   ０ａ）の近くおよび軸線方向外面（１３）の近くにそれ
   ぞれ少なくとも１つのなるべく円形断面を持つ閉じた金
   属環（２０）が回転軸線（Ｄ）に対して同心的にゴムに
   塊め込まれていることを特徴とする弾性軸継手。 ２　外側区域（１０）が、内側にある区域（９，９ａ）
   より大きい硬度を持つゴムから構成されていることを待
   徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の軸継手。 ３　金属環（２０）がワイヤロープのようにワイヤスト
   ランドから構成されていることを持徴とする、特許請求
   の範囲第１項または第２項に記載の軸継手。 ４　ワイヤロープが若干のワイヤストランドから撚り合
   わされ、これらのワイヤストランドの突き合わせ個所が
   周囲にわたつて互いにほぼ同じ間隔を置いて分布されて
   いることを特徴とする、特許請求の範囲第３項に記載の
   軸継手。