JPS621469Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS621469Y2 JPS621469Y2 JP3718081U JP3718081U JPS621469Y2 JP S621469 Y2 JPS621469 Y2 JP S621469Y2 JP 3718081 U JP3718081 U JP 3718081U JP 3718081 U JP3718081 U JP 3718081U JP S621469 Y2 JPS621469 Y2 JP S621469Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- oil
- piston
- hole
- adjustment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 13
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 claims description 11
- 239000003305 oil spill Substances 0.000 claims description 11
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、油圧緩衝器（シヨツクアブソーバ）
の改良に関し、さらに詳しくは、ピストンを摺動
自在に内挿したシリンダの外周面に調節窓を有す
る調節管を回動自在に嵌着し、ピストンを動かし
てシリンダ内の油を調節管の回動を介しての調節
窓により調節されたシリンダの油流出孔から外部
に流出させ、このとき生ずる油の通過抵抗によつ
て緩衝効果を得るように構成した油圧緩衝器にお
いて、シリンダの内壁面軸方向に、このシリンダ
の内壁面軸方向にして、かつ最上段の油流出孔か
ら次段の油流出孔に向けてピストンの長さと略等
長の油流出溝をその始端を最上段の油流出孔に連
通させて穿設した油圧緩衝器に係るものであつ
て、その目的とするところは、衝撃の吸収減衰性
能が極めて良好な油圧緩衝器を提供しようとする
ものである。
の改良に関し、さらに詳しくは、ピストンを摺動
自在に内挿したシリンダの外周面に調節窓を有す
る調節管を回動自在に嵌着し、ピストンを動かし
てシリンダ内の油を調節管の回動を介しての調節
窓により調節されたシリンダの油流出孔から外部
に流出させ、このとき生ずる油の通過抵抗によつ
て緩衝効果を得るように構成した油圧緩衝器にお
いて、シリンダの内壁面軸方向に、このシリンダ
の内壁面軸方向にして、かつ最上段の油流出孔か
ら次段の油流出孔に向けてピストンの長さと略等
長の油流出溝をその始端を最上段の油流出孔に連
通させて穿設した油圧緩衝器に係るものであつ
て、その目的とするところは、衝撃の吸収減衰性
能が極めて良好な油圧緩衝器を提供しようとする
ものである。
油を充填し、かつピストンを摺動自在に内挿し
たシリンダの外周面の母線上に、所定の大きさを
有する複数の線オリフイス等の油流出孔を形成す
るとともに、このシリンダの外周面には、油流出
孔と同数の調節窓を有する調節管を回動自在に嵌
着し、ピストンを動かしてシリンダ内の油を調節
管の回動を介しての調節窓により調節されたシリ
ンダの油流出孔から外部に流出させ、このとき生
ずる油の通過抵抗によつて衝撃エネルギを吸収減
衰させて緩衝効果を得る油圧緩衝器は従来周知で
ある。
たシリンダの外周面の母線上に、所定の大きさを
有する複数の線オリフイス等の油流出孔を形成す
るとともに、このシリンダの外周面には、油流出
孔と同数の調節窓を有する調節管を回動自在に嵌
着し、ピストンを動かしてシリンダ内の油を調節
管の回動を介しての調節窓により調節されたシリ
ンダの油流出孔から外部に流出させ、このとき生
ずる油の通過抵抗によつて衝撃エネルギを吸収減
衰させて緩衝効果を得る油圧緩衝器は従来周知で
ある。
ところが、この従来の油圧緩衝器は、特に大型
の場合にあつては、シリンダの外周面の母線上に
複数形成された線オリフイス等の油流出孔のう
ち、最上段と次段の油流出孔の間隔がある程度長
いため、ピストンが最上段の油流出孔を通過し
て、次段の油流出孔から油を外部に流出させる間
における油の通過抵抗は強く、したがつて、ピス
トンが最上段の油流出孔通過直後においては、衝
撃エネルギを均一に吸収減衰させることができな
いため、満足し得る良好な緩衝効果が得られない
という欠点があつた。
の場合にあつては、シリンダの外周面の母線上に
複数形成された線オリフイス等の油流出孔のう
ち、最上段と次段の油流出孔の間隔がある程度長
いため、ピストンが最上段の油流出孔を通過し
て、次段の油流出孔から油を外部に流出させる間
における油の通過抵抗は強く、したがつて、ピス
トンが最上段の油流出孔通過直後においては、衝
撃エネルギを均一に吸収減衰させることができな
いため、満足し得る良好な緩衝効果が得られない
という欠点があつた。
本考案は、この従来欠点を解決するためになさ
れたもので、以下にその具体的構成を図示の一実
施例に基づいて説明すると、第１図は本考案に係
る油圧緩衝器の一例での断面図、第２図はシリン
ダと調節管との説明図、第３図はシリンダと調節
管との嵌合状態を示す正面図、第４図は本考案の
要部たるシリンダの正面図、第５図および第６図
は同上要部の拡大断面図で、図中１はシリンダ、
２はこのシリンダ１に摺動自在に内挿されたピス
トン、３はシリンダ１に外装して回動自在に嵌着
された調節管、４は外筒、５はアキユムレータ６
のカバーで、このカバー５と外筒４は調整ピン兼
オイルプラグ７によつて調節管３に固定されてい
る。
れたもので、以下にその具体的構成を図示の一実
施例に基づいて説明すると、第１図は本考案に係
る油圧緩衝器の一例での断面図、第２図はシリン
ダと調節管との説明図、第３図はシリンダと調節
管との嵌合状態を示す正面図、第４図は本考案の
要部たるシリンダの正面図、第５図および第６図
は同上要部の拡大断面図で、図中１はシリンダ、
２はこのシリンダ１に摺動自在に内挿されたピス
トン、３はシリンダ１に外装して回動自在に嵌着
された調節管、４は外筒、５はアキユムレータ６
のカバーで、このカバー５と外筒４は調整ピン兼
オイルプラグ７によつて調節管３に固定されてい
る。
８は外筒４内に嵌着されてシリンダ１と調節管
３の下開口部を密閉している栓体で、スナツプリ
ング９によつてその軸方向の移動は規制されてい
る。
３の下開口部を密閉している栓体で、スナツプリ
ング９によつてその軸方向の移動は規制されてい
る。
１０，１１は外筒４の上部に装着されたピスト
ンロツド１２の軸受で、上部軸受１１とピストン
ロツド１２との間にはＵパツキン１３とダストの
侵入を防止するダストシール１４が介装されてお
り、上部軸受１１の軸方向の移動はスナツプリン
グ１５によつて規制されている。
ンロツド１２の軸受で、上部軸受１１とピストン
ロツド１２との間にはＵパツキン１３とダストの
侵入を防止するダストシール１４が介装されてお
り、上部軸受１１の軸方向の移動はスナツプリン
グ１５によつて規制されている。
１６はピストンロツド１２の上端部に設けられ
た受金具、１７は受金具１６と上部軸受１１間に
介装されたスプリング、１８はノツクピンであ
る。
た受金具、１７は受金具１６と上部軸受１１間に
介装されたスプリング、１８はノツクピンであ
る。
前記シリンダ１の外周面の母線上には、所定の
大きさの複数の油流出孔１９（図示の場合には３
本の線オリフイス）が穿設されるとともに、内壁
面軸方向には、第４図、第５図および第６図に示
すように、最上段の油流出孔１９から次段の油流
出孔１９に向けてピストン２の長さと略等長の油
流出溝２０がその始端を最上段の油流出孔１９に
連通させて穿設されている。
大きさの複数の油流出孔１９（図示の場合には３
本の線オリフイス）が穿設されるとともに、内壁
面軸方向には、第４図、第５図および第６図に示
すように、最上段の油流出孔１９から次段の油流
出孔１９に向けてピストン２の長さと略等長の油
流出溝２０がその始端を最上段の油流出孔１９に
連通させて穿設されている。
また前記調節管３の油流出孔１９に対応する位
置には調節管２１がそれぞれ切欠形成されるとと
もに、最上段の調節管２１の上部には、シリンダ
１に植設したノツクピン１８によつて回動が規制
される切欠窓２２が穿設され、シリンダ１に対す
る調節管３の回動操作により調節窓２１からの油
流出孔１９の面積を変化させて、油の通過抵抗を
変化させるようになつており、また第１図の状態
において、ピストン２が下方に押されるとシリン
ダ１内の油が油流出孔１９より調節管３の調節窓
２１を通つて室ａ内に噴出されて、外筒４の孔よ
りアキユムレータ６に入り、ピストン２が上方に
動かされると、アキユムレータ６内の油がピスト
ン２に装設された逆止弁（図示しない。）を抜け
てシリンダ１内に入るようになつている。
置には調節管２１がそれぞれ切欠形成されるとと
もに、最上段の調節管２１の上部には、シリンダ
１に植設したノツクピン１８によつて回動が規制
される切欠窓２２が穿設され、シリンダ１に対す
る調節管３の回動操作により調節窓２１からの油
流出孔１９の面積を変化させて、油の通過抵抗を
変化させるようになつており、また第１図の状態
において、ピストン２が下方に押されるとシリン
ダ１内の油が油流出孔１９より調節管３の調節窓
２１を通つて室ａ内に噴出されて、外筒４の孔よ
りアキユムレータ６に入り、ピストン２が上方に
動かされると、アキユムレータ６内の油がピスト
ン２に装設された逆止弁（図示しない。）を抜け
てシリンダ１内に入るようになつている。
なお、図示の実施例では、油流出孔１９を前記
したように線オリフイスとしたが、これに限定さ
れず、円形または異形孔としてもよいことは勿論
である。
したように線オリフイスとしたが、これに限定さ
れず、円形または異形孔としてもよいことは勿論
である。
本考に係る油圧緩衝器は以上の構成で、その緩
衝効果は、スプリング１７の力も関係するが、ピ
ストン２の第１図における下方への動きで、シリ
ンダ１内の油が油流出孔１９と調節窓２１を通つ
て室ａに抜ける際の通過抵抗によつて得られ、ま
たその調節はシリンダ１に対して調節管３を回動
させて調節窓２１により油流出孔１９の面積を変
化させることによつてなされるものであるが、こ
の場合、ピストン２が最上段の油流出孔１９を通
過して、次段の油流出孔１９から油を外部に流出
させるまでの油の通過抵抗が強くても、シリンダ
１の内壁面軸方向には、最上段の油流出孔１９か
ら次段の油流出孔１９に向けてピストン２の長さ
と略等長の油流出溝２０がその始端を最上段の油
流出孔１９に連通させて穿設されているから、油
はこの油流出溝２０から調節窓２１を通つて流れ
るため、ピストンストローク分だけオリフイス有
効長が長くなり、ピストン２が最上段の油流出孔
１９を通過した直後においても、衝撃エネルギを
均一に吸収減衰させることができる。
衝効果は、スプリング１７の力も関係するが、ピ
ストン２の第１図における下方への動きで、シリ
ンダ１内の油が油流出孔１９と調節窓２１を通つ
て室ａに抜ける際の通過抵抗によつて得られ、ま
たその調節はシリンダ１に対して調節管３を回動
させて調節窓２１により油流出孔１９の面積を変
化させることによつてなされるものであるが、こ
の場合、ピストン２が最上段の油流出孔１９を通
過して、次段の油流出孔１９から油を外部に流出
させるまでの油の通過抵抗が強くても、シリンダ
１の内壁面軸方向には、最上段の油流出孔１９か
ら次段の油流出孔１９に向けてピストン２の長さ
と略等長の油流出溝２０がその始端を最上段の油
流出孔１９に連通させて穿設されているから、油
はこの油流出溝２０から調節窓２１を通つて流れ
るため、ピストンストローク分だけオリフイス有
効長が長くなり、ピストン２が最上段の油流出孔
１９を通過した直後においても、衝撃エネルギを
均一に吸収減衰させることができる。
しかして、本考案に係る油圧緩衝器は、シリン
ダ１の内壁面軸方向にして、かつ最上段の油流出
孔１９から次段の油流出孔１９に向けてピストン
２の長さと略等長の油流出溝２０がその始端を最
上段の油流出孔１９に連通させて穿設されている
から、この油流出溝２０によりピストンストロー
ク分だけオリフイス有効長が長くなつて、ピスト
ンストロークに対する抵抗力を一定とすることが
でき、極めて良好な緩衝効果を得ることができ
る。
ダ１の内壁面軸方向にして、かつ最上段の油流出
孔１９から次段の油流出孔１９に向けてピストン
２の長さと略等長の油流出溝２０がその始端を最
上段の油流出孔１９に連通させて穿設されている
から、この油流出溝２０によりピストンストロー
ク分だけオリフイス有効長が長くなつて、ピスト
ンストロークに対する抵抗力を一定とすることが
でき、極めて良好な緩衝効果を得ることができ
る。
第１図は本考案に係る油圧緩衝器の一例での断
面図、第２図はシリンダと調節管との説明図、第
３図はシリンダと調節管との嵌合状態を示す正面
図、第４図は本考案の要部たるシリンダの正面
図、第５図は第４図の−線断面図、第６図は
第４図の−線断面図である。 １……シリンダ、２……ピストン、３……調節
管、１９……油流出孔、２０……油流出溝、２１
……調節窓。
面図、第２図はシリンダと調節管との説明図、第
３図はシリンダと調節管との嵌合状態を示す正面
図、第４図は本考案の要部たるシリンダの正面
図、第５図は第４図の−線断面図、第６図は
第４図の−線断面図である。 １……シリンダ、２……ピストン、３……調節
管、１９……油流出孔、２０……油流出溝、２１
……調節窓。
Claims (1)
- ピストン２を摺動自在に内挿したシリンダ１の
外周面に調節窓２１を有する調節管３を回動自在
に嵌着し、前記ピストン２を動かしてシリンダ１
内の油を調節管３の回動を介して調節窓２１によ
り調節されたシリンダ１の油流出孔１９から外部
に流出させ、このとき生ずる油の通過抵抗によつ
て緩衝効果を得るように構成した油圧緩衝器にお
いて、前記シリンダ１の内壁面軸方向にして、か
つ前記油流出孔１９における最上段の油流出孔１
９から次段の油流出孔１９に向けて前記ピストン
２の長さと略等長の油流出溝２０をその始端を前
記最上段の油流出孔１９に連通させて穿設した構
成を特徴とする油圧緩衝器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3718081U JPS621469Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3718081U JPS621469Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57149342U JPS57149342U (ja) | 1982-09-20 |
| JPS621469Y2 true JPS621469Y2 (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=29834383
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3718081U Expired JPS621469Y2 (ja) | 1981-03-17 | 1981-03-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS621469Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5989445B2 (ja) * | 2012-07-31 | 2016-09-07 | 株式会社東芝 | 開閉装置用操作機構の緩衝装置 |
-
1981
- 1981-03-17 JP JP3718081U patent/JPS621469Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57149342U (ja) | 1982-09-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4463839A (en) | Hydraulic damper | |
| US4356898A (en) | Valve assembly and reduced harshness shock absorber embodying the same | |
| FI83814B (fi) | Elektriskt reglerbar stoetdaempare. | |
| JPS621469Y2 (ja) | ||
| JP4417823B2 (ja) | 緩衝器 | |
| JPS6146269Y2 (ja) | ||
| JPH07238973A (ja) | 油圧緩衝器 | |
| GB2092707A (en) | Telescopic hydraulic shock absorber with hydraulic rebound stop | |
| JPS6216519Y2 (ja) | ||
| JPH023060B2 (ja) | ||
| JPS6230597Y2 (ja) | ||
| JPS6222688Y2 (ja) | ||
| JPS6210507Y2 (ja) | ||
| KR200153018Y1 (ko) | 자동차의 충격흡수 장치 | |
| JPH0120236Y2 (ja) | ||
| JPS6243916Y2 (ja) | ||
| JPH0429142Y2 (ja) | ||
| JPH0224983Y2 (ja) | ||
| JPS6216517Y2 (ja) | ||
| JPS6120341Y2 (ja) | ||
| JPH0211632Y2 (ja) | ||
| JPS58187634A (ja) | 油圧緩衝器のシ−トパイプ構造 | |
| KR100390750B1 (ko) | 고속감응형쇽업소버 | |
| JPH089467Y2 (ja) | 倒立型油圧緩衝器 | |
| KR200152919Y1 (ko) | 차량용 현가장치의 감쇠력 가변형 쇽 업소버 |