JPS62146689A - 転写記録装置 - Google Patents

転写記録装置

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JPS62146689A
JPS62146689A JP60287840A JP28784085A JPS62146689A JP S62146689 A JPS62146689 A JP S62146689A JP 60287840 A JP60287840 A JP 60287840A JP 28784085 A JP28784085 A JP 28784085A JP S62146689 A JPS62146689 A JP S62146689A
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當麻 弘一
Tetsuo Hasegawa
哲男 長谷川
Naoki Kushida
直樹 串田
Hisao Yaegashi
八重樫 尚雄
Yasuyuki Tamura
泰之 田村
Shuzo Kaneko
金子 修三
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は従来使用されていたインクリボンを必要とせず
、且つ表面平滑性の低い記録媒体に対しても良好な画像
記録をすることが出来る転写記iJ:方法に関するもの
である。
〈従来の技術〉 感熱記録方法は装置が小型軽量にして騒音がない等の一
般的特徴の他に、普通紙に記録が可能であることから近
年広く使用されている。
従来、−最に使用されている感熱記録方法は耐熱性ベー
スフィルム上に熱溶融性インクを薄層状に塗布した転写
媒体を使用し、該転写媒体の前記インク層を記録媒体に
重畳すると共に、画情報に応して発熱する記録ヘッドに
よって前記ヘースフィルム側から加熱してインクを画像
パターン状に溶融し、該溶融インクを記録媒体に転写記
録するものである(特開昭58−220795号)。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、上記従来の感熱記録方法にあっては比較的高価
な耐熱性ベースフィルム上に複雑な工程によって熱溶融
性インクを塗布したインクリボンを使用し、且つこのイ
ンクリボンは一度インクを転写すると使い捨てである為
にランニングコストが高くなってしまう問題があり、更
に前記転写記録は記録媒体の表面が平滑でないと溶融イ
ンクが確実に転写されず、転写抜けが発生してしまう為
に、前記記録に使用し得る記録媒体は表面平滑性の高い
ものに限定されてしまう等の問題があった。
また前記ランニングコストを低下させる為に、舞端ヘル
ド状の支持体を用い、咳支持体状に逐次インク層を塗布
形成すると共に、中間転写体に前記インクを転写させ、
該転写インクを記録媒体に転写することも考えられてい
るが(特開昭54−161946号)、この場合は前記
支持体上にインクを塗布形成する機構を設けなければな
らない為に、装置が大型且つ複雑化してしまい、更には
インクを記録媒体に転写する際に、該インクを再度加熱
しなければ解像性の高い転写画像を得ることが出来ず、
且つこのときも表面平滑性の低い記録媒体には満足な画
質を得ることが出来ないものであった。
本発明は従来の上記問題点を解決し、ランニングコスト
を低くし得ると共に、表面平滑性の低い記録媒体に対し
ても良好に転写することが出来、且つ使用すh g ’
flも小型化し得る転写記録方法を提供せんとするもの
である。
〈問題点を解決するための手段〉 上記従来の問題点を解決する本発明の手段は、回転する
転写媒体表面を画情報に応じて加熱する工程と、該加熱
された転写媒体を中間転写体に転写する工程と、該中間
転写体に転写された転写媒体を記録媒体に転写する工程
と、前記中間転写体へ転写した後の転写媒体表面を平滑
化する工程とからなることを特徴としたものである。
〈作用〉 上記手段によれば、転写媒体が画像パターン状に加熱さ
れ、溶融ないし軟化した転写媒体が中間転写体に転写さ
れる。この中間転写体に転写された転写媒体は溶融ない
し軟化状態を維持している状態で中間転写体から記録媒
体へと再転写され、所定の転写記録がなされるものであ
る。また前記中間転写体に所定の転写をした転写媒体表
面には微小凹凸が残るが、平滑工程によって平滑化され
るものである。
〈実施例〉 次に上記手段を適用した転写記録方法の一実施例を図面
を参照して説明する。
第1図はエンドレスベルト状の中間転写体を使用する場
合の模式断面図である0図に於いて、lは転写媒体たる
インクローラであって、過冷却熱溶融性を存するインク
を固化し、その両端に突設した軸1aを中心に回動可能
に設置され、記録動作に応して矢印a方向に連続的、或
いは間歇的に回転する。
2は前記の如く回転するインクローラIの側方に配置さ
れ、3個のローラ2a、2b、2cに掛は渡されたエン
ドレスヘルド状の中間転写体であって、前記インクロー
ラlの周面に一部面接触し、該面接触状態のままインク
ローラlの回転と共に矢印す方向に回転する。前記回転
する際に、面接触している中間転写体2側から画111
f報に応じて発地する発熱素子(図示せず)を有する記
録ヘッド3によって、インクローラ1の表面を画情報に
応して加効すると、インクローラ1のインクは前記別動
部分が熱溶融ないし熱軟化すると共に粘着性を帯び、画
像パターン状に溶融ないし軟化したインクが中間転写体
2に転写して咳中間転写体2上にインク像4を形成する
。このインク像4は過冷却特性インクである為に、記録
へノド3によって加りさされた後も一定時間は78融な
いし軟化状態を維持しつつ、咳中間転写体2の回転に伴
って矢印す方向へ移送される。
このとき中間転写体2上に転写されたインク像4に対し
、種々の中間加工を施すことが出来る。
例えば第1図に示す如く吸収性の材料等からなるインク
像除去シート5を中間転写体2の表面に適宜接触させる
ことによってインク像4の除去ないし部分修正すること
が出来る。
次に前記中間転写体2の回転に伴って、記録媒体たる記
録シート6が矢印C方向に搬送され、前記中間転写体2
とローラ2bの位置に於いて接するが、このときローラ
2bと加圧ローラ7との間で圧力が加えられ、前記中間
転写体2に形成された過冷却状態のインク像が記録シー
ト6に転写されるものである。
一方、中間転写体2にインクを転写した後のインクロー
ラ表面には微小凹凸が残るが、i?I記インクローラl
と中間転写体2との接触部よりもインクローラlの回転
方向下流側に於いて、熱平滑ローラ8が前記インクロー
ラlの表面に直接線接触し、該ローラ1の表面が加熱熔
融して平滑化され、平滑面となったインクローラlは矢
印a方向に回転して前記と同様に画像形成するものであ
る。
尚、前記インクローラlの径は転写記録が進行するに従
って徐々に減少するが、インクローラ1は中間転写体2
方向に付勢されるようにスプリング1bを介して保持さ
れており、また熱平滑ローラ8はインクローラlの表面
に常に接触するようにスプリング8aを介して保持され
ている。
次に第1図に示した各部の構成について個々説明する。
先ずインクローラ1は円筒、或いは円錐台等の回転体形
状を有し、少なくともその外周面が過冷却特性を有する
熱転写性インクからなる部材であり、インクローラlの
軸1aを中心にして回転可能に構成されている。このイ
ンクローラ1は熱転写性インクのみを前記の如く回転体
形状に成形してもよく、また金属や樹脂等の材料からな
る芯材の周囲に前記インクの層を形成してもよい。
インクローラ1を形成する過冷却熱l容融性インクは、
過冷却特性を有する執溶融性バインダー中に染料、顔料
等の着色剤を分散してtfl成する。ここで過冷却色溶
1馳性バインダーとは、−−12融点以上に加熱されて
溶融した状態から冷却された場合に、本来の融点以下の
温度に於いても一定時間は前記溶融状態を維持するバイ
ンダーをいい、それ自体は公知のものである。尚、一定
の融点を示さないバインダーに於いては、前記「融点」
の代わりに「環球法による軟化点jが用いられる。
前記過冷却特性を有するバインダーとしては、例えば公
知の過冷却物質であるN−ンクロへキノルーp−トルエ
ンスルホンアミド、N−エチル−p−)ルエンスルホン
アミド、ジシクロへキンルフタレート等の可塑剤、或い
はヘンゾトリアヅール、アセトアニリド等若しくはこれ
等のKA ’4体をqi独で、又は二種以上組み合わせ
て、従来の?t5溶融性インクに用いられていたポリア
ミド樹脂、ポリアクリル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂若し
くはこれ等の共重合体等の熱可塑性樹脂(好ましくは環
球法による軟化点が40〜230’C1更に望ましくは
50〜200°Cのもの)、各種の天然若しくは合成の
ワックス等の熱溶融性バインダーに混入することによっ
て得られる。
本発明に用いる過冷却熱溶融性バインダーを得るには、
例えば重量基準にして前記過冷却物質20〜90部を前
記熱溶融性バインダー10〜90部に混入すればよい。
また前記過冷却熱溶融性バインダーに油剤等を添加して
その過冷却性を調整したり、エラストマー類等を添加し
て)容融粘度や粘着力等を調整することも可能である。
過冷却熱溶融性インクを前記過冷却熱/8融性バインダ
ーと共に構成する着色剤としては、例えばカーボンブラ
ック等の印刷、或いは他の記録方法に一般的に用いられ
る染顔料がすべて用いられ、これ等の染顔料は単独で又
は二種以上混合して用いられる。着色剤の含有量は前記
インクに対して重量基準で1〜40%が好ましい。
前述の如く過冷却熱溶融性バインダー、着色剤その他部
加物から構成される過冷却熱溶融性インクは、その融点
若しくは軟化点が好ましくは・10〜200°C程度、
更に望ましくは50〜180°C程度であり、且つ一旦
融点ないし軟化点以上に加熱されて溶融ないし軟化した
後、室温で放置された場合に凝固が開始するまでの時間
(以下「冷却時間jという)が好ましくは0.1秒〜1
00秒程度、更に好ましくは0.1秒〜50秒、更に望
ましくは0.1秒〜lO秒に設定される。
前記インクの融点若しくは軟化点が40°Cより低いと
、感熱転写材の保存性の低下、中間転写体2の非記録部
の汚損を生じ、一方前記融点若しく:よ軟化点が200
℃より高いとパターン加熱に多大の熱エネルギーを要す
ることとなる。
また過冷却時間が0.1秒より小さいと、画像パターン
状の加熱工程終了後、記録シート6への再転写工程に至
るまでの/8融状態の保持に不適当となり、一方過冷却
時間が100秒より大きいと、記録ソート6に転写後の
記録画像が安定性に欠け、更にインクローラ1の表面の
軟化部分が再度中間転写体2に接するまでに固化しない
と、lわれの原囚となるものである。
本発明に用いるインクローラlを得るには、前記した過
冷却熱溶融性バインダー、着色剤及び添加剤をアトライ
ター等の分散装置を用いて溶融混練して熱転写性インク
を得、必要に応じて芯材を用いて鋳型等により所望の回
転体形状に成形するものである。
記録ヘッド3による加熱に於いては、該ヘッド3がイン
クローラ1の表面に対し、中間転写体2を介して所望の
画像パターン状に加熱し得る接触・状態にある限り、両
者の圧接力は2 kg/Cm”以下でよく、また印加パ
ルス幅は0.5〜5 m5ecの条件が好適に採用され
る。また記録ヘッド3による熱印加tを変化させること
によって、中間転写体2に対するインクの転写量を変化
させて記録シート6北に所謂中間調の記録を得ることも
可能である。
次に中間転写体2について説明すると、これは繰り返し
の使用に耐える強度、耐熱性、可撓性を有する限りに於
いて従来より公知の材料からなるベルトをそのまま使用
することが出来るが、中間転写体2Fに於けるインク像
の崩れを抑制する点からは熱伝導度の低い材ギ4の方が
好ましい。
中間転写体2の材質としては、例えばアルミニュウム、
鉄、銅等の金属及びそれらの合金からなる金属箔、シリ
コーン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ
エチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、テフロン樹脂等の
プラスチックフィルム等が好ましく使用されるが、シリ
コーンゴム(特に室温加硫型のもの)が更に好ましい。
また中間転写体2の厚さははエンドレスベルト状に形成
される限り特に制限されないが、10〜500μm程度
が好ましく、20〜100μm程度が更に好ましい。
次にローラ2a、2b、2c及び加圧ローラ5としては
、その表面がニトリルゴム、ポエウレタンゴム、天然ゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、塩化ビニル樹脂、ナイロ
ン樹脂等から構成される弾性体ローラ、又はその表面が
金属、セラミックス等から構成される剛体ローラのいず
れも使用可能である。
尚、ローラ2bは図示しないスプリング等の部材によっ
て保持され、加圧ローラ5との間に挟持された中間転写
体2と記録シート6に圧力を付与するが、この圧力は線
圧で0.05〜IQkg/cmが好ましく、0.1〜5
 kg/cmが更に好ましい。表面平滑性の低い記録シ
ート6の表面四部にインクを充分に付着させる為には、
前記圧力は大きい方が好ましい。
また前記中間転写体2に沿って記録ヘッド3から加圧ロ
ーラ5までの間隔は、インク像4が溶融ないし軟化状態
を維持出来る間隔に設定される。
従って中間転写体2に転写されたインク像4を記録ノー
ト6へ再転写する際に、該インク像4の再加熱は不要と
なるものである。
熱平滑ローラ8は転写によって表面が凹凸化したインク
ローラ1に直接線接触し、咳接触部全体を加熱すること
によってインクを溶融ないし軟化することによって平滑
化するものであり、該熱平滑ローラ8の代わりに平滑プ
レートを使用し、インクローラlに形成された微小凹凸
を掻き取る構成でもよい。
次に上記構成に於いてインクローラlから中間転写体2
へ転写形成されたインク像4に対し、必要に応じてイン
ク像4の除去、−修正等積々の中間加工を施すことが可
能であるが、その−例としてインク像4の除去シートを
使用する場合で説明する。
除去シート5はインク像4を構成する過冷却熱溶融性イ
ンクを吸収、或いは付着して該インク像4の除去ないし
部分除去を行う部材である。この除去シート5は溶融な
いし軟化状態のインクを吸収、或いは付着するシート状
の多孔性材料たる紙、多孔性プラスチックシート等が好
適に用いられるが、表面粘着性を有するシート材料等を
用いることも出来る。
前記除去シート5は例えば移1す1手段によって矢印d
方向へ移動する除去ローラ5aの回転運動に伴って、中
間転写体2に接触され、中間転写体2に転写されたイン
ク像4が除去シート5によって吸収、或いは付着される
ことによって適宜除去されるものである。
記録ヘッド3と中間加工手段たる除去ローラ5aとの間
隔は、過冷却熱溶融性インクからなるインク像4が所望
の溶融ないし軟化状態を維持し得る間隔に設定されるが
、除去シート5によるインク像4の除去等の中間加工を
効率的に行うには、本発明の目的に反しない限り、小さ
い間隔に設定されることが好ましい。
尚、前述の実施例ではエンドレスベルト状の中間転写体
2を使用した例を示したが、他の例として第2図に示す
如く巻き取り形態の中間転写体2を使用することも出来
る。前記巻き取り形態の中間転写体2を使用する場合で
も、該中間転写体2の形態が異なるのみであるから第1
図の場合と同様に実施出来ることは容易に理解出来よう
巻き取り形態にある中間転写体2の材料は第1図で説明
したものと同様であり、その他の構成も第1図に示した
ものと略同様であり、第1図のエンドレスベルト状に回
転する中間転写体2に代わって、供給ロール2dから供
給された中間転写体2が巻き取りロール2eに巻き吹ら
れるように構成されている。
また前記巻き取りロール2eに完全に巻き取みれた場合
には供給ロール2dに巻き戻して、再度使用するように
してもよい。
また前述の実施例では記録ヘッド3を画情報に応じて発
熱する典型的な熱ヘッドの例で説明したが、熱ヘッドを
使用する代わりにレーザー光等の他の熱源を用いる場合
でも同様に実施し得ることは明白である。
更に前述の実施例ではインクローラ1の表面を画情報に
応して加熱するに際し、記録ヘッド3によって中間転写
体2側から加熱する例を示したが、他の実施例として第
3図に示す如くインクローラlの表面に記録へ、ド3を
直接接触させ、該接触部よりもインクローラlの回転方
向下流側に於いて中間転写体2を加圧ローラ7aによっ
てインクローラlの表面に線接触させる如く構成し、記
録ヘッド3によってインクローラlを直接加熱すると共
に、該加熱によって溶融ないし軟化したインクを中間転
写体2に転写する如くしてもよいものである。
この場合は前記記録へノド3はスプリング3aによって
インクローラ1の表面方向に付勢するように保持されて
おり、前記ローラlの径が減少しても記録ヘッド3はイ
ンクローラ表面に接触して該表面を直接加熱し得るよう
になっている。
上記場合はインクローラ表面を直接加熱し得るので中間
転写体2を肉圧出来、耐久性及びコス1的に有利となり
、更には加圧ローラ7aの圧接力を調節し得るので、溶
融ないし軟化したインクを確実に中間転写体2に転写す
ることが出来る。
尚、この場合、加圧ローラ7aによって中間転写体2を
インクローラlに圧接する圧力としては、線圧にして0
.05〜lokg/cmが好ましく、更に望ましくは0
.1〜5 kg/cmにするとよい。
更に前煕画情報に応して発熱する記録へノド3の代わり
に針状ないしマルチスタイラス状の電極である記録電極
と、導電性ドラムとを組み合わせて用いることも出来る
例えば第4図に示す如く、導電性の抵抗層9a上に金属
性導電層9bを設けてなる導電性ドラム9の前記抵抗層
9aに、導電性ドラム9を介してインクローラ1と対向
する記録電極9Cを接触させ、この記録電極9cに電源
を介して金属性導電層9bを接触する帰路電極9dを接
続する。
前記第4図の構成に於いては、記録電極90直下の抵抗
層9aがジュール発熱することにより、インクローラl
の表面が画像パターン状に加熱されるものである。この
構成では記録電極9cがインクローラ表面に直接接触し
ないので、+J ’l 極9Cのlηれが少なく、また
金属性導電層8層9bの表面は容易にクリーニング出来
るので、インクローラ表面に正確な熱印加が出来るもの
である。尚、前記第4図の構成に於いて、他は第3図の
構成と同様である。
次に第5図は記録電極を用いる他の実施例を示すもので
ある。
これはインクローラ1の成分にぶ電性微粒子を分il&
させて該ローラIを導電性にし、且つ記録電極9c及び
大面積帰路電極9eが前記インクローラ表面に直接接触
している。この構成に於いては記?、ゑ電極9c直下の
導電性インクローラlの表面自体が通電によりジュール
発熱して、画像パターン状に溶融ないし軟化するもので
あり、他は第3図の構成と同様である。
尚、第4図及び第5図の記録電極を使用する場合であっ
ても、第2図に示す巻き取り形態の中間転写体2を使用
するこをが出来ることは当然である。
次に第1図に示す装置を用いて転写記録の実験をした、
その結果を示す。
実験l 先ず過冷却熱溶融性インクを下記の処方に従って作成し
た。
カーボンブランク        5部(プリンテック
スL・デグサ社製) ポリアミド樹脂         80部(サンマイド
#55  三相化学社製)15部N−エチル−p−)ル
エンスルホン7ミド15部前記に示した各成分を110
°Cで加熱しつつ分散混合してi)た過冷却熱溶融性イ
ンク(融点62°C1過冷却時間10秒)を直径10龍
の樹脂製の芯材を中心とする直径60■−の円筒形に形
成し、インクローラIとした。
更に記録ヘッド3と除去ローラ5aの間隔を3cffl
、記録ヘッド3と加圧ローラ7の間隔を6cmに設定し
、記録へソド3 (印加パルス幅 1.1 m5ec)
で、エンドレスヘルド状の厚さ20μmのシリコーンゴ
ムシートからなる中間転写体2を介して面圧l kg/
cm2の圧力を付与しつつ、熱印加することによりパタ
ーン状に軟化したインクを中間転写体2の表面に転写さ
せた。
次に除去ローラ5aの位置に於いて、テープ状のプロッ
ティングペーパーからなる除去シート5を前記中間転写
体2上の任意のインク像4に圧接し、軟化状態の過冷却
熱溶融性インクからなる該インク像4を中間転写体2か
ら分離した。この除去工程に於いて、除去シート5の移
動方向を、中間転写体2の移動方向とは逆の方向にする
と、中間転写体2上のインク像4を構成するインクを完
全に除去することが出来た。
更に次の工程で、中間転写体2上に軟化状態にある過冷
却熱溶融製インクからなるインク像を王研式平滑度計に
よる平滑度3〜4秒のポンド紙よりなる記録シート6へ
、ローラ2bと加圧ローラ7により線圧3 kg/cm
の圧力を印加しつつ転写させた。
前記低平滑性のポンド紙に転写した記録像は、記録濃度
、転写性、鮮明性等の記録品位に於いて目視で良好であ
り、前記と同様の方法で平滑度120秒程度の高平滑紙
に転写した場合と略同等の記録品位が得られ、且つ除去
シート5で除去したインクは記録シート6に転写される
ことはなかった。
また前記平滑度120秒程度の高平滑紙にはローラ2b
と加圧ローラ7との線圧1 kg/cmで良好な画像が
j:¥られた。
更に記録ヘッド3の印加パルス幅を変化させることによ
って記録シート4に対する過冷却熱溶融性インクの転写
量は変化し、前述の高平滑紙及びポンド紙に中間調の記
録画像を得ることが出来た。
実験2 第3図に示す装置を使用して厚さ100μmのシリコー
ンゴムシートよりなる中間転写体2を使用し、これを加
圧ローラ7aで線圧1 kg/cmの圧力を付与して実
験lと同様に転写記録を行ったが実験lと同様の結果を
得ることが出来た。
〈発明の効果〉 本発明は上述の如く、転写媒体の表面を画情報に応じて
加熱し、加熱されたインクを前記中間転写体上に転写し
、これを更に記録媒体に転写する如く構成した為に、コ
ンパクトな転写記録装置を用いつつ、従来使用されてい
た高価なインクリボンを不要とし、その結果ランニング
コストを大幅に低下することが可能となった。また中間
転写体から記録媒体へ再転写する際に、再加熱が不要で
あることから記録ヘッド等に負担をかけることがな(、
更に記録媒体への転写の際に適当な圧力を付与し得るの
で、記録媒体の表面凹部にも転写媒体を付着させること
が可能となり、その結果表面平滑性の低い記録媒体に対
しても良好な転写記録像を得ることが出来る。
また転写媒体の加熱条件を直接且つ微妙にコントロール
して転写媒体の転写量を調節することにより中間調の記
録を得ることも出来るものである。
また必要に応じて、記録媒体へ記録像が転写する前に、
中間転写体上で記録像に種々の中間加工を施すことが可
能であり、且つ中間加工を施した場合でも記録媒体上に
未加工の記録像と全く同品質の掻めて鮮明な記録像を得
ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る記録方法を具現化する
構成の断面説明図であって、中間転写体を介してインク
ローラを加熱する構成の説明図、第2図は巻き取り型中
間転写体を使用する場合の断面説明図、第3図はインク
ローラを記録ヘッドによって直接加熱する構成の断面説
明図、第4図及び第5図は記録電極を使用する場合の説
明図である。 1はインクローラ、laは軸、1bはスプリング、2は
中間転写体、2a、  2b、2Cはローラ、2dは供
給ロール、2eは巻き取りロール、3は記録ヘット、3
aはスプリング、4はインク像、5は除去シート、5a
は除去ローラ、6は記録ノート、7,7aは加圧ローラ
、8は熱平滑ローラ、8aはスプリング、9は導電性ド
ラム、9aはt氏抗層、9bは導電層、9cは記録電極
、9d、9eは帰路電極である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転する転写媒体表面を画情報に応じて加熱する工程と
    、該加熱された転写媒体を中間転写体に転写する工程と
    、該中間転写体に転写された転写媒体を記録媒体に転写
    する工程と、前記中間転写体へ転写した後の転写媒体表
    面を平滑化する工程とからなることを特徴とした転写記
    録方法。
JP60287840A 1985-12-23 1985-12-23 転写記録装置 Expired - Fee Related JPH0829619B2 (ja)

Priority Applications (2)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5829689A (ja) * 1981-08-13 1983-02-21 Fuji Xerox Co Ltd 熱磁気記録装置
JPS5976271A (ja) * 1982-10-26 1984-05-01 Fuji Xerox Co Ltd 記録装置

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