JPS62146245A - 紡機用金属トラペラ - Google Patents
紡機用金属トラペラInfo
- Publication number
- JPS62146245A JPS62146245A JP28736185A JP28736185A JPS62146245A JP S62146245 A JPS62146245 A JP S62146245A JP 28736185 A JP28736185 A JP 28736185A JP 28736185 A JP28736185 A JP 28736185A JP S62146245 A JPS62146245 A JP S62146245A
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- JP
- Japan
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- metallic
- traveler
- traveller
- spinning machine
- spinning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H7/00—Spinning or twisting arrangements
- D01H7/02—Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
- D01H7/52—Ring-and-traveller arrangements
- D01H7/60—Rings or travellers; Manufacture thereof not otherwise provided for ; Cleaning means for rings
- D01H7/604—Travellers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は精紡機、撚糸機等に使用する紡機用金属トラベ
ラに関するものである。
ラに関するものである。
従来の技術
従来、精紡機や撚糸機に用いられている紡機用金属トラ
ベラには一般に硬′ＪＪ４線材が用いられ、横形、縦形
、コニカル形等各種の形状に成形され、焼入れ、焼戻し
による硬イヒｍ理やニツ々ルメッキやクロムメッキ等の
表面処理が施され、それぞれの用途に志じて使用されて
いる。
ベラには一般に硬′ＪＪ４線材が用いられ、横形、縦形
、コニカル形等各種の形状に成形され、焼入れ、焼戻し
による硬イヒｍ理やニツ々ルメッキやクロムメッキ等の
表面処理が施され、それぞれの用途に志じて使用されて
いる。
発明が解決しようとする問題点
しかるに、最近の高生産、高速紡出が行われる厳しい紡
出条件と操業能率の向上が要求される紡績業界に於ては
安定操業と経済的な観点から耐摩耗性に優れ、長寿命で
トラベラ焼けが少なく、更には糸切れ、糸毛羽の少ない
トラベラが要求されている。
出条件と操業能率の向上が要求される紡績業界に於ては
安定操業と経済的な観点から耐摩耗性に優れ、長寿命で
トラベラ焼けが少なく、更には糸切れ、糸毛羽の少ない
トラベラが要求されている。
従って上記硬鋼線材のトラベラでは高速運転時の耐摩耗
性、耐熱性が不十分であシ、寿命の点で上記要件を満足
させるに至らないという問題があった。
性、耐熱性が不十分であシ、寿命の点で上記要件を満足
させるに至らないという問題があった。
そのため、Ｗ 、 Ｍｏ 、 Ｃｊｒ 、 Ｖ 、 Ｃ
ｏ等を含有する鋼を用いて高硬度の金属トラベラを得る
方法も考えられたが、炭化物が凝固する時に縞状あるい
は網状に局部的に炭化物が偏析して存在することが多く
、金属トラペラをリングに嵌合する場合に折損したり、
リングに高速で摺接回転する際に折損しやすいという問
題があった。
ｏ等を含有する鋼を用いて高硬度の金属トラベラを得る
方法も考えられたが、炭化物が凝固する時に縞状あるい
は網状に局部的に炭化物が偏析して存在することが多く
、金属トラペラをリングに嵌合する場合に折損したり、
リングに高速で摺接回転する際に折損しやすいという問
題があった。
問題点を解決するための手段
本発明の紡機用金属トラベラは上記従来の問題点を解消
するものであシ、Ｃ！：１．２〜２．０％、Ｏｒ ＋
８．０〜５．０％、Ｖ：４．０〜１０．０％、Ｗ＋２Ｍ
ｏ二１０〜２０％、ＣＯ：４〜２０％、残部鉄および不
純物からなる高速度工具鋼の粉末を焼結圧密化した材料
より線材に加工し、上記線材より所定のトラベラ形状に
成形し、熱処理によって均一微細な炭化物を分布する金
属組織に形成したことにより、高生産、高速紡出の条件
下に於て糸切れ、糸毛羽が少なく、靭性、耐摩耗性並び
に耐熱性にすぐれた長寿命の紡機用金属トラベラを提供
するものである。
するものであシ、Ｃ！：１．２〜２．０％、Ｏｒ ＋
８．０〜５．０％、Ｖ：４．０〜１０．０％、Ｗ＋２Ｍ
ｏ二１０〜２０％、ＣＯ：４〜２０％、残部鉄および不
純物からなる高速度工具鋼の粉末を焼結圧密化した材料
より線材に加工し、上記線材より所定のトラベラ形状に
成形し、熱処理によって均一微細な炭化物を分布する金
属組織に形成したことにより、高生産、高速紡出の条件
下に於て糸切れ、糸毛羽が少なく、靭性、耐摩耗性並び
に耐熱性にすぐれた長寿命の紡機用金属トラベラを提供
するものである。
以下本発明の紡機用金属トラベラの１実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
実施例
Ｃ： １．５ １ ％、Ｏｒ：１９１ ％、Ｖ：４
．８９％、Ｗ＋２Ｍｏ ： ｌ ３．５２％、Ｃｏ：９
．４８％を含有し、残部が秩および不純物よりなる高速
度工具鋼の微粉末をＨＩＰ処理により焼結圧密化し、熱
間圧延、温間引抜、冷間引抜、及び冷間圧延等により所
定断面形状の線材を得、第１図（イ）（ロ）（ハ）に示
す様に成形機により所定の横形トラベラｆｌ）、コニカ
ル形トラベラ（２）、縦形トラベラ（３）等に成形し、
焼入れ後焼戻しを行ってＨｖ ８００以上の硬度を有す
る紡機用金属トラベラを形成した。
．８９％、Ｗ＋２Ｍｏ ： ｌ ３．５２％、Ｃｏ：９
．４８％を含有し、残部が秩および不純物よりなる高速
度工具鋼の微粉末をＨＩＰ処理により焼結圧密化し、熱
間圧延、温間引抜、冷間引抜、及び冷間圧延等により所
定断面形状の線材を得、第１図（イ）（ロ）（ハ）に示
す様に成形機により所定の横形トラベラｆｌ）、コニカ
ル形トラベラ（２）、縦形トラベラ（３）等に成形し、
焼入れ後焼戻しを行ってＨｖ ８００以上の硬度を有す
る紡機用金属トラベラを形成した。
上記トラベラの断面金属組織は第２図に示す如く、トラ
ベラのマルテンサイト基地（４）中に球状の硬い炭化物
（５）が均一微細に分布し、この炭化物がトラベラ走行
時、リング接触表面で有効に働いて減摩特性を発揮する
。
ベラのマルテンサイト基地（４）中に球状の硬い炭化物
（５）が均一微細に分布し、この炭化物がトラベラ走行
時、リング接触表面で有効に働いて減摩特性を発揮する
。
なお、トラベラ形成素材として用いる粉末高速度鋼は、
Ｃ！：１．２〜２．０％、Ｏｒ ： ３．０〜５．０％
、Ｖ：４．０〜１０．０％、Ｗ＋ ２ Ｍｏ ： ］
０〜２０％、Ｃｏ：４〜２０％の範囲含まれることが望
ましい。
Ｃ！：１．２〜２．０％、Ｏｒ ： ３．０〜５．０％
、Ｖ：４．０〜１０．０％、Ｗ＋ ２ Ｍｏ ： ］
０〜２０％、Ｃｏ：４〜２０％の範囲含まれることが望
ましい。
０はＷ％ＶＳＯｒ等と炭化物を形成し耐摩耗性を向上さ
せるが、１．２％未満であると耐摩耗性が不足し、また
２、 ０％を超えると脆化する。
せるが、１．２％未満であると耐摩耗性が不足し、また
２、 ０％を超えると脆化する。
Ｏｒは焼入性を向上させると同時に高温硬さ、耐酸化性
を向上させるが、３．０％未満であると効果が不十分で
あり、また５、 ０％を超えても効果の増加が期待でき
ない。
を向上させるが、３．０％未満であると効果が不十分で
あり、また５、 ０％を超えても効果の増加が期待でき
ない。
Ｖは靭性の教養に寄与すると共に、硬度を高め耐摩耗性
を向上させるが、４．０％未満であると耐摩耗性が不足
し、また１０．０％を超えると巨大炭化物の発生により
靭性が低下する。
を向上させるが、４．０％未満であると耐摩耗性が不足
し、また１０．０％を超えると巨大炭化物の発生により
靭性が低下する。
ＷｌおよびＭｏは鋼の性能付与のための基本元素で、炭
化物、炭窒化物等を形成し、焼戻硬さ、高温硬さを高め
るが、Ｗ＋２Ｍｏが１０％未満であると耐摩耗性が不足
し、また、２０％を超えると効果が増加せず、また、コ
スト的に不利である。
化物、炭窒化物等を形成し、焼戻硬さ、高温硬さを高め
るが、Ｗ＋２Ｍｏが１０％未満であると耐摩耗性が不足
し、また、２０％を超えると効果が増加せず、また、コ
スト的に不利である。
また、ｃｏは基地が強化され、高温硬さを増す効果があ
るが、４％未満であると十分な耐熱性ぶ ブエ１ た
馴 −ド 礒 ４ ０ ｎ ｄ’ イ
ー 七り シ ア Ｌ １− Δ１６瓜 １）ユ
？増加しない。
るが、４％未満であると十分な耐熱性ぶ ブエ１ た
馴 −ド 礒 ４ ０ ｎ ｄ’ イ
ー 七り シ ア Ｌ １− Δ１６瓜 １）ユ
？増加しない。
また、トラベラ表面はニッケルメッキ、分散メッキ、樹
脂コーティング等の被覆をすると耐摩耗性、なじみ性が
より向上する。また、粉末を焼結圧密化する方法として
ＨＩＰ法以外に熱間押出法、熱間プレス法などがある。
脂コーティング等の被覆をすると耐摩耗性、なじみ性が
より向上する。また、粉末を焼結圧密化する方法として
ＨＩＰ法以外に熱間押出法、熱間プレス法などがある。
上記本発明の紡機用金属トラベラを以下に示す条件で紡
出テストを行った。
出テストを行った。
糸：エステル／綿 ４５′８
リング： ８．２１．ｆｆｌ フランジ４１＃ｆｆ１
！’トラペラ：ＹＢ２ Ａ１１／。
！’トラペラ：ＹＢ２ Ａ１１／。
スピンドル回転数： ２５０００ ｒ、ｐ、ｍ紡出テス
トの結果は第３図に示す如く本発明品（２）は従来品（
Ｂ）に比べ２０日経過時に於て摩耗量が約４０％も減少
し、潤滑特性も向上し、トラベラ焼は発生の頻度が減少
して寿命も格段に向上した。
トの結果は第３図に示す如く本発明品（２）は従来品（
Ｂ）に比べ２０日経過時に於て摩耗量が約４０％も減少
し、潤滑特性も向上し、トラベラ焼は発生の頻度が減少
して寿命も格段に向上した。
また、糸切れ数については第４図に示す如く使用初朋に
訃で従安品皓）にψべ若手／１＞外層充日数経過に従っ
て安定状態を持続し、寿命が約２倍延長された。
訃で従安品皓）にψべ若手／１＞外層充日数経過に従っ
て安定状態を持続し、寿命が約２倍延長された。
発明の効果
本発明の紡機出金ハトラベラは、Ｏ：１．２〜２．０％
、Ｏｒ ： ３．０〜５．０％、Ｖ：４．０〜１０．０
％、Ｗ ＋ ２Ｍｏ ： ］ ０〜ｇ ０％、Ｃ！ｏ：
４〜２０％、残部鉄および不純物からなる高速度工具鋼
の粉末を焼結圧密化した材料を伸線、熱処理により均−
倣細な炭化物を分布する金属組織の金属トラベラを形成
することができるので、従来の如く縞状、あるいは網状
に局部的に炭化物が偏析することによる、トラベラのリ
ングへの嵌合時、あるいはリングに高速で摺接回転する
際の折損等の発生がなく、靭性を著るしく向上すること
ができるものである。
、Ｏｒ ： ３．０〜５．０％、Ｖ：４．０〜１０．０
％、Ｗ ＋ ２Ｍｏ ： ］ ０〜ｇ ０％、Ｃ！ｏ：
４〜２０％、残部鉄および不純物からなる高速度工具鋼
の粉末を焼結圧密化した材料を伸線、熱処理により均−
倣細な炭化物を分布する金属組織の金属トラベラを形成
することができるので、従来の如く縞状、あるいは網状
に局部的に炭化物が偏析することによる、トラベラのリ
ングへの嵌合時、あるいはリングに高速で摺接回転する
際の折損等の発生がなく、靭性を著るしく向上すること
ができるものである。
また、均一微細な炭化物を分布する金属組織を有してい
るので、従来品に比べ耐熱性、耐摩耗性がすぐれ、トラ
ベラ焼は発生の頻度を著るしく減少し、長寿命を図るこ
とが可能となった。
るので、従来品に比べ耐熱性、耐摩耗性がすぐれ、トラ
ベラ焼は発生の頻度を著るしく減少し、長寿命を図るこ
とが可能となった。
また、従来品に比べ初期糸切れは余シ変すないが安定操
業が持続でき、特にスピンドル回転数２５０００ ｒ、
ｐ、ｍ、以上の高速精紡分野に於ける安定操業が図るこ
とができる等優れた効果を有する発明である。
業が持続でき、特にスピンドル回転数２５０００ ｒ、
ｐ、ｍ、以上の高速精紡分野に於ける安定操業が図るこ
とができる等優れた効果を有する発明である。
第１図（イ）、（ロ）、０→は夫々本発明の１実施例を
示す紡機用金属トラベラの正面図、第２図は同断面金属
組織図、第３図は同使用日数とトラベラ摩耗減量との関
係を示す曲線図、第４図は同使用日数と糸切れ数との関
係を示す曲線図である。 ＋１＋・・・横形トラベラ、（２）・・・コニカル形ト
ラベラ、（３）・・・縦形トラベラ、（４）・・・マル
テンサイト基地、（５）・・・炭化物
示す紡機用金属トラベラの正面図、第２図は同断面金属
組織図、第３図は同使用日数とトラベラ摩耗減量との関
係を示す曲線図、第４図は同使用日数と糸切れ数との関
係を示す曲線図である。 ＋１＋・・・横形トラベラ、（２）・・・コニカル形ト
ラベラ、（３）・・・縦形トラベラ、（４）・・・マル
テンサイト基地、（５）・・・炭化物
Claims (1)
- Ｃ：１．２〜２．０％、Ｃｒ：３．０〜５．０％、Ｖ：
４．０〜１０．０％、Ｗ＋２Ｍｏ：１０〜２０％、Ｃｏ
：４〜２０％、残部鉄および不純物からなる粉末高速度
鋼より形成したことを特徴とする紡機用金属トラベラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28736185A JPS62146245A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 紡機用金属トラペラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28736185A JPS62146245A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 紡機用金属トラペラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62146245A true JPS62146245A (ja) | 1987-06-30 |
Family
ID=17716368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28736185A Pending JPS62146245A (ja) | 1985-12-19 | 1985-12-19 | 紡機用金属トラペラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62146245A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6259175U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-13 |
-
1985
- 1985-12-19 JP JP28736185A patent/JPS62146245A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6259175U (ja) * | 1985-09-30 | 1987-04-13 | ||
| JPH049027Y2 (ja) * | 1985-09-30 | 1992-03-06 |
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