JPS6214492Y2 - - Google Patents

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JPS6214492Y2
JPS6214492Y2 JP1381982U JP1381982U JPS6214492Y2 JP S6214492 Y2 JPS6214492 Y2 JP S6214492Y2 JP 1381982 U JP1381982 U JP 1381982U JP 1381982 U JP1381982 U JP 1381982U JP S6214492 Y2 JPS6214492 Y2 JP S6214492Y2
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plate
fan
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air passage
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JP1381982U
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JPS58116915U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は、空気調和機の吹出空気通路に設ける
整流板の取付構造に関するものである。
従来、例えば温風暖房機において、第1図図示
の如く、ケーシング1′上方より送給される温風
がケーシング1′の下方においてほぼ直角に方向
転換され、前面吹出口2′より吹き出すように
し、且つ前記ケーシング1′の温風吹出口2′近傍
に風導用の整流板3′,3′……を設けることは既
に知られている(実開昭55−159952号公報参
照)。
そして、前記整流板3′の取付構造としては、
例えば第2図図示の如く、整流板3′の上流側端
部3a′および下流側端部3b′両側の突片4′,
4′をそれぞれ取付相手部材であるフアンハウジ
ング背面板5′および水平羽根取付板6′,6′に
対してビス7′,7′……で固着する構造が考えら
れる。ところがこの場合、整流板3′を所定取付
位置に位置決めするに要する時間およびビス
7′,7′……の締着作業等に多大の工数を要する
こととより、生産性が悪いという問題があつた。
本考案は、上記問題点に鑑み、整流板をケーシ
ング内に設けた取付板と吹出空気通路両側壁に設
けた突起との間で弾発的に支持固定し得るように
して、ビスによる締着を不要ならしめることを目
的とするものである。
かかる目的達成のため、本考案は、ケーシング
内におけるフアンから、吹出グリルへ至る間の略
直角に屈曲せる吹出空気通路内に吹出空気を略直
角に方向転換させるべく設けた整流板の上流側端
部に厚さ方向にくいちがう爪片を交互に多数切起
し形成し、各爪片間に前記ケーシング内に設けた
取付板上縁を挾着せしめる一方、前記整流板の下
流側端部両側に切欠穴を形成し且つ該切欠穴に対
して前記吹出空気通路の両側壁に設けた突起を、
前記整流板を略直角に屈曲せしめた時に生ずる復
元弾発力を利用して係合せしめて、整流板をケー
シング内に設けた取付板と吹出空気通路両側壁の
突起との間にワンタツチで弾発的に支持固定し得
るようにした構成および作用を特徴とする。
以下、第3図ないし第6図を参照して本考案の
実施例にかかる空気調和機の整流板取付構造を説
明する。
第3図には、本考案の整流板取付構造を有する
空気調和機の具体例として縦長薄形の床置式空気
調和機が示されている。図において符号1は奥行
の浅い薄形のケーシング、2はケーシング1前面
の吸込グリル3内方に配設された熱交換器、4,
5はケーシング1の前後面間において吹出方向を
同一となすように上下2段に併設された遠心型の
フアン、6はケーシング1前面の吸出グリル、7
は吹出空気通路をそれぞれ示している。
前記フアン4,5は、それぞれ羽根車8,9と
該各羽根車8,9を駆動させるフアンモータ1
0,11と前記各羽根車8,9を被包すべきフア
ンハウジング12,13とによつて構成されてい
る。
前記下段側のフアン5におけるフアンハウジン
グ13の背面板は、ケーシング1の後板14で兼
用されており、ケーシング後板14内面には、フ
アン5のフアンモータ11がモータ台15を介し
て固定されている。
一方、前記上段側のフアン4におけるフアンハ
ウジング12の背面板兼用の取付板16は、ケー
シング後板14内面に対して両者間に空間を存し
た状態で固着されており、該取付板16にフアン
4のフアンモータ10が固定されている。
前記取付板16とケーシング後板14との間の
空間は、下段側のフアン5の吐出通路22とされ
ている。
又、前記フアン4,5において、フアンハウジ
ング12,13の前面板17,18は、両者を一
体結合した形状の合成樹脂の一体成形品で構成さ
れている。
しかして、フアン4,5の吸込口19,20は
共に吸込グリル3側に開口される一方、それぞれ
の吐出通路21,22の吐出口23,24は共に
吹出空気通路7に並列状に開口せしめられてい
る。
又、前記吹出空気通路7は、フアン4,5の吐
出口23,24から吹出グリル6に向つて略直角
に屈曲した通路とされており、該吹出空気通路7
内にはフアン4からの吹出空気Bを略直角に方向
転換させるための整流板25が配設されている。
該整流板25は、本実施例においては、フアン
4,5それぞれからの吹出空気B,Bをそれぞれ
独立に吹出グリル6側へ案内する作用をも有して
いる。
前記整流板25は、第4図図示の如く、吹出空
気通路7と略同巾の薄板で構成されており、取付
前においては符号25′で示すようにやや鈍角に
屈曲形成されている。
前記整流板25の上流側端部25aには、厚さ
方向にくいちがう爪片26,27が交互に多数切
起し形成されている。
前記整流板25の下流側端部25b両側には、
切欠穴28,28が形成されている。
一方、フアン4のフアンハウジング背面板兼用
の取付板16の上縁16aには、前記整流板上流
側端部25aの一方の爪片26,26……を係合
すべき切欠部29,29……が形成されている。
又、前記吹出空気通路7の側壁30,30の一
部を構成する水平羽根取付板には、その内端側に
切欠凹部31,31を形成し且つ、該切欠凹部3
1,31の上縁から、前記整流板下流側端部25
bの切欠穴28,28に係合すべき突起32,3
2を垂設せしめている。
しかして、整流板25の爪片26,27間に前
記取付板16の上縁16aを挾着するようにして
両者を結合し、整流板25の下流側端部25bを
矢印Pの方向に押し下げて切欠穴28,28にそ
れぞれ突起32,32を臨ましめた後、押圧力を
解除して整流板25の復元弾発力を利用して各切
欠穴28,28に突起32,32を係合せしめ
る。
このようにすると、整流板25を取付けるに際
して、ビス等の止着手段が不要となり、ワンタツ
チ操作による取付作業が可能となる。
なお、整流板25の巾方向への移動と切欠部2
9,29……と爪片26,26……との係合によ
つて規制される。符号33はケーシング後板14
内面に設けた吸音断熱材である。
次に本実施例の空気調和機の作用を説明する。
フアン4,5によつて吸込グリル3から吸込ま
れた吹込空気Aは、熱交換器2で冷却(冷房運転
時)あるいは加熱(暖房運転時)された後、吹出
空気Bとして各フアン4,5の吐出口23,24
から吹出空気通路7を経て吹出グリル6から室内
に吹出されて、冷房あるいは暖房作用を行なう。
この時、フアン4の吐出口23からの吹出空気
Bは、整流板25によつてフアン5の吐出口24
からの吹出空気Bと区別されつつ略直角に方向転
換されて吹出グリル6側へ案内されることとな
り、吹出空気Bの流速分布および圧力損失が改善
される。
なお、上記実施例では、フアン4側にのみ整流
板25を設けているが、フアン5側にも整流板を
設けてもよく、又、本考案はフアンを一個設置し
た形式の空気調和機にも適用可能である。
また、フアンの型式は、シロツコフアン、ター
ボフアン、クロスフローフアン、プロペラフアン
などいずれのものでもよい。
また、本実施例においては取付板16はフアン
ハウジング12の背面板に兼用しているが、この
取付板16は前記背面板とは別部材としてケーシ
ング内に配設してもよいことはいうまでもない。
続いて本考案の空気調和機の整流板取付構造の
効果を述べる。
本考案によれば、ケーシング1内においてフア
ン4から吹出グリル6へ至る間の略直角に屈曲せ
る吹出空気通路7内に吹出空気Bを略直角に方向
転換させるべく設けた整流板25の上流側端部2
5aに厚さ方向にくいちがう爪片26,27を交
互に多数切起し形成し、各爪片26,27間に前
記ケーシング1内に設けた取付板16の上縁16
aを挾着せしめる一方、前記整流板25の下流側
端部25b両側に切欠穴28,28を形成し且つ
該切欠穴28,28に対して前記吹出空気通路7
の両側壁30,30に設けた突起32,32を前
記整流板25を略直角に屈曲せしめた時に生ずる
復元弾発力を利用して係合せしめて、整流板25
を前記取付板16の上縁16aと吹出空気通路両
側壁30,30の突起32,32との間にワンタ
ツチで弾発的に支持固定し得るようにしたので、
整流板取付時にビス等の止着手段および止着手段
の締着作業等が全く不要となり、組立工数の低減
による生産性の向上によつて大巾なコストダウン
を計り得るという実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来公知の温風暖房機の縦断面図、第
2図は整流板取付構造の従来例を示す分解斜視
図、第3図は本考案の実施例にかかる整流板取付
構造を有する空気調和機の縦断面図、第4図は第
3図の要部分解斜視図、第5図は第3図の−
断面図、第6図は第3図の部拡大図である。 1……ケーシング、4……フアン、6……吹出
グリル、7……吹出空気通路、16……取付板、
16a……取付板の上縁、23……吐出口、25
……整流板、25a……整流板の上流側端部、2
5b……整流板の下流側端部、26,27……爪
片、28……切欠穴、30……吹出空気通路の側
壁、32……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング1内に設置せるフアン4の吐出口2
    3から吹出グリル6へ至る間に略直角に屈曲せる
    吹出空気通路7を備え且つ該吹出空気通路7内に
    前記フアン4からの吹出空気Bを略直角に方向転
    換させるための整流板25を設けた空気調和機に
    おいて、前記整流板25の上流側端部25aには
    厚さ方向にくいちがう爪片26,27を交互に多
    数切起し形成し、各爪片26,27間に前記ケー
    シング1内に設けた取付板16の上縁16aを挾
    着せしめる一方、前記整流板25の下流側端部2
    5b両側には切欠穴28,28を形成し且つ該切
    欠穴28,28に対して前記吹出空気通路7の両
    側壁30,30に設けた突起32,32を、前記
    整流板25を略直角に屈曲せしめた時に生ずる復
    元弾発力を利用して係合せしめたことを特徴とす
    る空気調和機の整流板取付構造。
JP1381982U 1982-02-01 1982-02-01 空気調和機の整流板取付構造 Granted JPS58116915U (ja)

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JPS58116915U JPS58116915U (ja) 1983-08-10
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