JPS5838892Y2 - 天井吊形空気調和機用のドレンパン - Google Patents

天井吊形空気調和機用のドレンパン

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Publication number
JPS5838892Y2
JPS5838892Y2 JP1979164142U JP16414279U JPS5838892Y2 JP S5838892 Y2 JPS5838892 Y2 JP S5838892Y2 JP 1979164142 U JP1979164142 U JP 1979164142U JP 16414279 U JP16414279 U JP 16414279U JP S5838892 Y2 JPS5838892 Y2 JP S5838892Y2
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JP
Japan
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drain pan
casing
air
outlet
heat exchanger
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Expired
Application number
JP1979164142U
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JPS5681318U (ja
Inventor
悟 吉光
和文 後藤
剛 川崎
克己 鈴木
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は天井吊形空気調和機用のドレンパンに関するも
のである。
従来、天井吊形空気調和機用のドレンパンとして例えば
実公昭55−49461号公報に示される如く合成樹脂
により深さの浅い有底箱体状のものがある。
しかしながら、近年、暖房時の室内空気温度分布の均一
化のため、天井吊形空気調和機のケーシングの前面に設
けた吹出口に加えて、下面前部にも下吹出口を設けて戒
る新しい天井吊形空気調和機が開発されるに至り、前記
したドレンパンをそのまま使用したのでは、このドレン
パンとは別に前記下吹出口に吹出空気を流通させる下吹
出用のダクト部材が必要となるため、部品点数が増え、
コストアップとなること、組立作業が繁雑となること、
ドレンパンとダクト部材との間に生ずる間隙に冷房時の
冷気が進入するとケーシング下面に結露が生ずるのでそ
の対策を講する必要があること、など種々の問題があり
、前記した従来のドレンパンにかえて新しいドレンパン
を開発する必要があった。
而して、本考案の主な目的はドレンパンそれ自体を軽量
に構成することができると共に、ダクト形成用の別部品
や断熱材を不要にする点にある。
この目的を遠戚するため、本考案は、その構成を、ケー
シング内に、熱交換器、ファンを内装し、かつ、ケーシ
ングの前面に前吹出口を、ケーシングの底板前部に下吹
出口をそれぞれ設けてなる天井吊形空気調和機用のドレ
ンパンであって、ドレン室と、このドレン室の前側に前
記下吹出口と前記熱交換器の空気出口側とを連絡する吹
出口とを断熱性材料により一体に形成する如くなしたも
のである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本考案に係るドレンパンを備えた天井吊形空気
調和機の断面図で、ケーシング内に熱交換器6、冷媒加
熱用ヒータ21.ファン3およびドレンパン24等を内
装せしめてなるものである。
ドレンパン24の具体的構造については後述するとして
、まず空気調和機の概略の構造について説明する。
前記ケーシングはケーシング天板1、ケーシング側板7
,7、底板14、前面グリル16等より形成するもので
あって、ケーシング天板1にはケーシング側板7,7、
熱交換器6、ファン3およびヒータ21等が固定されて
おり、底板14を取り外し可能な如く着脱自在に構成し
ている。
前記ケーシング天板1の上面には第2図にも示す如く下
向きに突出し、かつ左右方向に伸びる2条の補強リブ2
,2を適宜間隔をへだてで平行に形成していて、該天板
1の吊り下げ強度を増強すべく構成している。
前記2条の補強リブ2,2のうちの後側(図面では右方
)の補強リブ2には、ファン3・・・・・・およびモー
タ(図示せず)を取り付けたファン天板4をビス止めし
ている。
つまり該ファン天板4の上端を断面がし形状の前記補強
リブ2の下面に添うように鉤形に折り曲げて鉤状接合部
4aを一体形成し、この鉤状接合部4aをビス5を用い
て前記後方の補強リブ2にビス止めしたものである。
前記ファン天板4の両側を後方に折り曲げて軸受部4b
を一体形成し、この軸受部4bで以って前記ファン3の
回転軸部を軸受けするように構成している。
また、前記2条の補強リブ2,2のうちの前側(図面で
は左側)の補強リブ2には、熱交換器6を取り付けた左
右のケーシング側板7,7をビス止めしている。
つまり、前記熱交換器6にはL字状の連結金具8を一体
的に固定し、この連結金具8とケーシング側板7とをビ
ス9,9によって固定する一方、該ケーシング側板7の
上端を水平に折り曲げて上端折曲部7aを形成し、この
上端折曲部7aと前記前側の補強リブ2とをビス10に
よって固定したものである。
さらに、前記ケーシング側板7の後部をL字状に折り曲
げて該ケーシング側板7の後端に後端折曲部7bを一体
形成し、この後端折曲部7bをビス11.11によって
前記ファン天板4の軸受部4bに取り付けている。
このようにして前記2条の補強リブ2,2にファン天板
4およびケーシング側板7.7をビス止めして、ケーシ
ング天板1の歪みをも防止するものである。
さらにまた、前記ケーシング側板7の前端には前端折曲
部7Cを一体形成する一方、先に述べたファン天板4に
おける軸受部4bの後端には後端折曲部4Cを一体形成
し、これら各折曲部4C97Cにビス12.13を用い
て底板14を着脱可能に取り付けている。
この底板14の前方下部には後記するドレンパン24の
3つの吹出口26・・・・・・に対面スるように3つの
下吹出口14a・・・・・・を穿設している。
このように構成することにより、前記ケーシングを天井
壁に取り付けた後に、ケーシング全体を天井壁から取り
外すことなく底板14のみを取り外すことができるので
ある。
而して、前記ケーシング天板1と底板14との間に形成
した前面開口部には縦羽根15.15・・・・・・を備
えた前面グリル16を取り付けて前吹出口17を形成す
る一方、前記ケーシング天板1と底板14との間に形成
した後面開口部には吸入口18を形成している。
また、ケーシング内の前記熱交換器6とファン3の吹出
口3aとの間には、過熱防止具19および温度ヒユーズ
20等の保護機器を取り付けた冷媒加熱用のヒータ21
を配設している。
該ヒータ21はアルミニウム合金を円筒状に形成した本
体21 a内に冷媒加熱用の電気ヒータ21bと冷媒流
通用の熱交換管21 Cとを仮想円状に配設して構成し
ている。
また、該本体21 aの下面には前記保護機器を取り付
けている。
前記冷媒加熱用ヒータ21の下方には遮熱板22を設け
ている。
この遮熱板22は、前記ファン天板4に切り起こし形成
した舌片4dにビス23を用いて着脱可能に取り付けた
ものである。
さらに、前記熱交換器6の下部には発泡樹脂等の断熱性
材料たとえば発泡スチロールで構成したトレンパン24
ヲ配設シている。
該ドレンパン24は前記ファン天板4とケーシング側板
7,7とにそれぞれ設けたドレンパン支持部材7d、2
5により下方に落ちないように支持されている。
つぎに第3図乃至第8図を参照して前記ドレンパン24
の具体的構造について述べる。
該ドレンパン24は、ドレン室27とこのドレン室27
の前側に位置する吹出口26とが発泡スチロールにより
一体に形成されてなるものである。
前記吹出口26は上下方向に開口されるもので、該ドレ
ンパン24を前記ケーシング内の底板14上に設置した
場合に、前記吹出口26は前記下吹出口14a・・・・
・・と前記熱交換器6の空気出口側とを連絡する。
前記吹出口26は3個並設されている。また、該ドレン
パン24には前記冷媒加熱用のヒータ21の下方に対向
する一部分を切り欠いて保護機器サービス用の切欠凹所
28を形成している。
□ さらに、前記ドレン室27の後方における前記ドレンパ
ン24には該ドレンパン24の裏面に空気を導入し得る
如く上下方向に貫通する空気流入口29を穿設している
この空気流入口29には前記熱交換器6で熱交換される
前の空気がファン3の吹出口3aから流入するものであ
る。
而して、前記ドレンパン24の裏面には第8図に示す如
く、前記空気流入口29から流入する空気をドレンパン
24の裏面後部から前記吹出ロ26形成部位におけるド
レンパン裏面前部へ導びくための窪み通路30を形成し
ている。
この窪み通路30は、一端が前記空気流入口2つの下部
と連通し他端がドレンパン24の裏面中央部まで伸びる
第1通路30 aと、この第1通路30aの前記他端部
から第8図における左側の吹出口26と対向する位置ま
で伸びる第2通路30 bと、前記第1通路30 aの
前記他端部から同図における右側の吹出口26と対向す
る位置まで伸びる第3通路30 Cとからなり、前記第
1通路30 aの他端に第2および第3の各通路30b
、30Cを連通させて、これら第2および第3の各通路
30b、30Cを略V字状になしたものである。
また、前記各吹出口26・・・・・・の周縁を囲繞する
方形枠状の下向き突部26 a・・・・・・と前記第2
および第3の各通路30b、30Cの前端との間には、
断面が逆V字状で左右方向へ伸びる気流拡散溝31を形
成している。
さらに、前記下向き突部26 a 、26 a相互間並
びに該突部26 aと面一に形成した両端突部32と前
記下向き突部26 aとの間には、前記窪み通路30か
ら気流拡散溝31に流通する空気を前方へ導びくための
凹所32・・・・・・を形成している。
また、前記ドレンパン24上面の前端の立ち上がり壁部
33には、前記ドレン室27に連通する案内溝34を設
けると共に、ドレン室27の前端近傍には左右方向に伸
びる下吹出羽根当接溝35を形成している。
このように構成したドレンパン24の前記ドレン室27
にドレン排出管36を連通させて、このドレン排出管3
6をケーシング後部から外方へ導出している。
なお、前記前面グリル16と熱交換器6との間における
両側に立設させたダンパ枢支板37 、37間には、水
平羽根38と下吹出羽根39とを適宜間隔をへだてて上
下に軸支していて、前記ファン3を回転させることによ
り、吸入口18を介して吸入した空気を熱交換器6で熱
交換させたのち、冷風又は温風として吹き出して空気調
和作用を行なう際に、前記各羽根38.39の切り替え
によって、吸入口18からの空気を、冷房時、前吸出口
17のみから吹き出す冷空気流と、暖房時、前吹出口1
7および下吹出口14 aの両方から吹き出す暖空気流
とに切り替えるように構成しており、前記下吹出羽根3
9を冷房時において第1図に実線で示す如く下向きに傾
倒させた時に、該下吹出羽根39の下端を前記ドレンパ
ン24の当接溝35内に当接させて、冷気に対するシー
ル性の向上を図るようになっている。
なお、以上の天井吊形空気調和機は以下のように運転さ
れる。
いま、室内を冷房する際には、前記水平羽根38と下吹
出羽根39とを第1図の実線位置に位置させた状態で前
記ファン3を回転させると、吸入口18およびファン3
を介してケーシング内に吸入された空気は、熱交換器6
で熱交換されたのち、冷風となって前吹出口17のみか
ら室内に吹き出される。
一方、前記ファン3の吹出口3aからケーシング内に吸
入された熱交換される以前の一部の空気はドレンパン2
4に形成した空気流入口29内に流入し、この空気流入
口29内をその上部から下部に向けて流動したのち、ド
レンパン24の裏面に形成した窪み通路30内を第8図
に実線矢印で示す如く後方から前方へ向けて流動して気
流拡散溝31に至り、この溝31で拡散された後に凹所
32・・・・・・を通って更に前方へ流動し、ドレンパ
ン24と底板14との隙間から前吹出口17を通って室
内へ吹き出される。
このため、前記ドレンパン24における吹出口26の下
向き突部26 aの周囲には熱交換器6で熱交換される
前の空気が流動するので、ケーシング本体における露の
付着しやすい部分の温度を、室内温度とほぼ等しくして
斯る部分の温度と室内温度との温度差をなくして霜付を
防止することができるものである。
しかも、前記ドレンパン24は発泡スチロール等の・断
熱性材料で構成したものであるから、ドレンパンそれ自
体を軽量に構成することができると共に、断熱材が不要
である。
本考案は以上詳述したように、ケーシング内に、熱交換
器16、ファン3を内装し、かつ、ケーシングの前面に
前吹出口17を、ケーシングの底板14前部に下吹出口
14 a・・・・・・をそれぞれ設けてなる天井吊形空
気調和機用のドレンパンであって、ドレン室27と、こ
のドレン室27の前側に前記下吹出口14a・・・・・
・と前記熱交換器6の空気出口側とを連絡する吹出口2
6とを断熱性材料により一体に形成したので、下吹出用
のダクトとしての別部品が不要となり、部品点数の減少
によるコストダウンを図ることかで゛きる。
しかも、下吹出口とドレン室とが一体となったドレンパ
ンであるので、別部材とした場合にくらべ、冷気進入に
よるケーシングの結露対策が不要となる。
さらに、この一体形のドレンパンをケーシングに組込む
組立作業が容易となる。
また、ドレンパンを断熱性材料で形成したので断熱材が
不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るドレンパンを備えた天井吊形空気
調和機の断面図、第2図はケーシング構造を示す分解斜
視図、第3図はドレンパン24の平面図、第4図は第3
図のIV−IV線矢視断面図、第5図は第3図の■−■
線矢視断面図、第6図は第3図のVI−VI線矢視断面
図、第7図はドレンパンの上面斜視図、第8図はドレン
パンの裏面斜視図である。 3・・・・・・ファン、6・・・・・・熱交換器、14
・・・・・・底板、14 a・・・・・・下吹出口、1
6・・・・・・熱交換器、17・・・・・・前吹出口、
26・・・・・・吹出口、27・・・・・・ドレン室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内に、熱交換器6、ファン3を内装し、かつ
    、ケーシングの前面に前吹出口17を、ケーシングの底
    板14前部に下吹出口14 aをそれぞれ設けてなる天
    井吊形空気調和機用のドレンパンであって、ドレン室2
    7と、このドレン室27の前側に前記下吹出口14a・
    ・・・・・と前記熱交換器6の空気出口側とを連絡する
    吹出口26とを断熱性材料により一体に形成したことを
    特徴とする天井吊形空気調和機用のドレンパン。
JP1979164142U 1979-11-26 1979-11-26 天井吊形空気調和機用のドレンパン Expired JPS5838892Y2 (ja)

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JPS5681318U JPS5681318U (ja) 1981-07-01
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