JPH0434328Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0434328Y2
JPH0434328Y2 JP1987135936U JP13593687U JPH0434328Y2 JP H0434328 Y2 JPH0434328 Y2 JP H0434328Y2 JP 1987135936 U JP1987135936 U JP 1987135936U JP 13593687 U JP13593687 U JP 13593687U JP H0434328 Y2 JPH0434328 Y2 JP H0434328Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain pan
bottom plate
longitudinal direction
air
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987135936U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6441818U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987135936U priority Critical patent/JPH0434328Y2/ja
Publication of JPS6441818U publication Critical patent/JPS6441818U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0434328Y2 publication Critical patent/JPH0434328Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、空気調和機の室内機におけるドレ
ンパンの改良に関する。
〈従来の技術〉 従来、空気調和機の室内機のフアンに並設され
て、熱交換器の下方に配置されるドレンパンとし
て第5図に示すようなものがある(実公昭58−
38905号公報)。このドレンパン1は熱交換器2の
下方に並設されており、その底板部3は長手方向
の一端に向かつて傾斜している。側壁部4と一体
に形成された前板部5は、熱交換器2の下部後方
に並設したクロスフローフアン6のロータに所定
の間隔を有して対向している。
ドレンパン1の底板部3と側壁部4と前板部5
に囲まれた空間には断熱材7を設置する。この断
熱材7はその上部をドレンパン1の底板部3と側
壁部4と前板部5とで形成される形と同じ形状に
して、ドレンパン1に密着させるように一体に構
成している。また、断熱材7の下面には長手方向
に水平な吹出口上部板8を密着して設置し、クロ
スフローフアン6からの冷風を室内に導くように
している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記従来のドレンパンは、受け
たドレンを一方に収集して排出するために長手方
向の一端に向かつて傾斜した底板部3と、クロス
フローフアン6からの冷風を室内に導くために長
手方向に水平に形成された吹出口上部板8と、断
熱材7とを3つの部材で形成し、合体して一体に
構成しているので、部品数が多くなると共に断熱
材7の成形が困難であり、また、断熱材7の下面
を水平にする必要があり、このため断熱材7の形
状を特殊な形状にしなければならないという問題
がある。
そこで、この考案の目的は、ドレンパンの底板
部と前板部と吹出口上部とを1パーツで一体に成
形することにより、特殊形状の断熱材を必要とし
ない安価なドレンパンを提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、この考案のドレンパ
ンは、第1図に例示するように、空気調和機の室
内機10のフアン12に並設されて熱交換器11
の下方に配置されるドレンパン13であつて、少
なくとも一部が長手方向の一端Xに向かつて傾斜
すると共に、上記一端Xにドレン口17を有する
底板部16と、上記フアン12のロータに所定の
間隙を有して対向する前板部20を含む側壁部1
9と、上記底板部16に所定間隙をあけて下方
に、長手方向に傾斜することなく水平方向に並設
され、上記フアン12からの風を室内に導く吹出
口上部23を一体に形成したことを特徴としてい
る。
〈作用〉 ドレンパン13内に落下したドレンは、少なく
とも一部が長手方向一端Xに向かつて傾斜した底
板部16で受けられ、上記一端Xに向かつて流れ
て収集され、ドレン口17より排出される。一
方、フアン12の回転によつて発生した風は、ド
レンパンと一体に形成された前板部20と、ドレ
ンパンと一体に底板部16に一定間隔をあけて下
方に水平方向に並設された吹出口上部23とによ
つて室内に導かれる。
〈実施例〉 以下、この考案を図示の実施例により詳細に説
明する。
第1図において、11は空気調和機の室内機1
0内に設置され、吸込んだ室内からの空気イと熱
交換するための熱交換器である。12は熱交換器
11の下部後方に並設されて、熱交換器11を通
過して熱交換された空気ロを、室内に再度送出す
るクロスフローフアンである。13は熱交換器1
1の下方に並設され、熱交換器11等によつて凝
縮された凝縮液を収集するためのドレンパン、1
5はクロスフローフアン12から送出される冷風
ハの、室内への吹出方向を定めるフラツプであ
る。
ドレンパン13は略コ字状の断面形状を有し、
その底板部16は下段部16aと上段部16bと
からなり、上段部16bは室内機10の後方に向
かつてゆるやかに傾斜している。一方、下段部1
6aは第2図のA−A矢視断面図に示すように、
長手方向の一端Xに向かつて傾斜しており、この
一端XにはB−B矢視断面図(第3図)に示すよ
うに、ドレン口17を有している。
また、ドレンパン13の長手方向略中央部にお
けるC−C矢視断面図(第4図)に示すように、
ドレンパン13は、側壁面19の上端部19aか
ら下方に向かつて側壁面19と一体に形成されて
いる前板部20を有する。この前板部20はドレ
ンパン13を室内機10に設置した際に、クロス
フローフアン12のロータに所定の間隔を有して
対向するように成形され、第1図に示すように、
ケーシング21と共にクロスフローフアン12か
らの風ハの通路を構成する。さらに、底板部16
の下段部16aの側壁面19側後端から下方斜め
前方に向かつて、ドレンパン13と一体に吹出口
上部23を設ける。この吹出口上部23は、下段
部16aが長手方向の一端Xに向かつて傾斜して
いるのに対して、長手方向に水平に設置され、こ
の吹出口上部23とケーシング21によつて吹出
口を形成する。
底板部16上には、長手方向に延在する風仕切
板18を設けて、室内からの空気イのうち、底板
部16と熱交換器11との間を通つて流入して、
熱交換器11を通過しない(すなわち、熱交換し
ない)空気の流れを防止する。
フラツプ15は、その回転軸15aに対して一
定距離を有して設置してあり、冷房時に、矢印ニ
の方向に回転してフラツプ15の面が水平に位置
したときは、フラツプ15とケーシング21間の
隙間を塞ぐと共に、冷風を上方に導き、室内から
の暖気がフラツプ15の下側から流入するのを防
止することができる。一方、暖房時に、フラツプ
15の面が第1図に示すように垂直方向に位置し
たときは、フラツプ15とケーシング21で形成
される吹出口を大きく形成することができ、クロ
スフローフアン12からの多量の風を、抵抗なく
下方に吹出すことができる。それと同時に、フラ
ツプ15の上側から室内の冷気が流入するのを防
止することができる。
上記構成の空気調和機の室内機10において、
熱交換器11で凝縮された凝縮液は、落下してド
レンパン13の底板部16で受けられ、上段部1
6bの傾斜面によつて下段部16aに導かれる。
その際に、凝縮液は一旦風仕切板18によつて塞
止められる。しかし、風仕切板18には長手方向
に所々に切欠きを設けて、塞止められた凝縮液
は、この切欠きから下段部16aに流れ込むこと
ができるようにしている。下段部16aに集めら
れた凝縮液は、長手方向の一端Xに向かう傾斜面
によつて一端Xに収集され、ドレン口17より排
出される。
室内から流入して熱交換器11によつて熱交換
された空気ロは、クロスフローフアン12によつ
て矢印ハの方向に送出される。その際に、冷風ハ
は、ドレンパン13と一体に形成された前板部2
0と吹出口上部23、およびケーシング21に導
かれて、フラツプ15によつて定められた方向に
向かつて速やかに室内に吹出される。
上述のように、このドレンパン13は、底板部
16と、クロスフローフアン12のロータに所定
の間隔を有して水平に対向する前板部20を有す
る側壁面19と、下段部16aの後端から下方斜
め前方に伸び、水平方向に設置された吹出口上部
23とを1パーツで一体に成形している。したが
つて、下段部16aは予め所定の傾斜を有して形
成されており、室内機10を据付ける際に傾斜の
調整等が不要であるため据付が簡単である。ま
た、ドレンパン13と吹出口上部23は射出成形
等によつて一体に形成可能であるため部品数を少
なくして安価に作成することができる。
第1図において、ドレンパン13の底板部16
と吹出口上部23との間に断熱材を挿入して、吹
出口上部23の断熱効果を向上させるようにして
もよい。この場合の断熱材の形状は、上段部16
bの底面が水平であるため長方体の単純形状でよ
く、安価に作成できる。
〈考案の効果〉 以上より明らかなように、この考案のドレンパ
ンは長手方向の一端に向かつて傾斜する底板部
と、フアンのロータに所定の間隙を有して対向す
る前板部を含む側壁部と、底板部の下方に長手方
向に傾斜することなく水平方向に並設された吹出
口上部を1パーツで一体に形成したので、組付け
る際の調整が不要で組立が簡単であり、部品数を
少なくして安価に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例のドレンパンを設
置した空気調和機の室内機の部分断面図、第2図
は上記実施例におけるドレンパンの長手方向の断
面図、第3図は上記ドレンパンのドレン口の位置
における横断面図、第4図は上記ドレンパンの略
中央における横断面図、第5図は従来のドレンパ
ンを設置した室内機の断面図である。 10……室内機、11……熱交換器、12……
クロスフローフアン、13……ドレンパン、16
……底板部、17……ドレン口、19……側壁
部、20……前板部、23……吹出口上部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空気調和機の室内機10のフアン12に並設さ
    れて熱交換器11の下方に配置されるドレンパン
    13であつて、 少なくとも一部が長手方向の一端Xに向かつて
    傾斜すると共に、上記一端Xにドレン口17を有
    する底板部16と、 上記フアン12のロータに所定の間隙を有して
    対向する前板部20を含む側壁部19と、 上記底板部16に所定間隙をあけて下方に、長
    手方向に傾斜することなく水平方向に並設され、
    上記フアン12からの風を室内に導く吹出口上部
    23を一体に形成したことを特徴とするドレンパ
    ン。
JP1987135936U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH0434328Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987135936U JPH0434328Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987135936U JPH0434328Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6441818U JPS6441818U (ja) 1989-03-13
JPH0434328Y2 true JPH0434328Y2 (ja) 1992-08-17

Family

ID=31395983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987135936U Expired JPH0434328Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0434328Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733082Y2 (ja) * 1989-08-16 1995-07-31 三菱重工業株式会社 空気調和機の吹出し部

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6441818U (ja) 1989-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3661471B2 (ja) 空気調和機
JPH0434328Y2 (ja)
JPS6233251A (ja) 空気調和機の風向変更装置
CN212719963U (zh) 一种一体化干式风机盘管
JP2532441Y2 (ja) 空気調和機の室内機ユニット
CN111594919A (zh) 一种一体化干式风机盘管
JPS6123220Y2 (ja)
JPH04254121A (ja) 天井埋込形空気調和機
JP2532440Y2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPH0354331Y2 (ja)
CN217817053U (zh) 空调室内机
JPH0322654Y2 (ja)
JP2704183B2 (ja) 空気調和装置
JPS6135869Y2 (ja)
JPH033876Y2 (ja)
JP2534013Y2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPH10220798A (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPS6231783Y2 (ja)
JPS6224169Y2 (ja)
JPH0612460Y2 (ja) スポットエアコン
JPH0356829Y2 (ja)
JPH0659720U (ja) 空気調和機の室内機
JPH0669642U (ja) 天井設置形エアコン
JPH0141074Y2 (ja)
JPH0325061Y2 (ja)