JPH0571755A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0571755A JPH0571755A JP3235172A JP23517291A JPH0571755A JP H0571755 A JPH0571755 A JP H0571755A JP 3235172 A JP3235172 A JP 3235172A JP 23517291 A JP23517291 A JP 23517291A JP H0571755 A JPH0571755 A JP H0571755A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- bell mouth
- plate
- air conditioner
- mouth plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 ファンケーシングに取り付けられるベルマウ
ス板の組み立て作業の簡略化を図った空気調和機を提供
する。 〔構成〕 遠心型ファン8を収容するファンケーシング
10とこのファンのベルマウス板11と、このベルマウ
ス板11の前方に位置するドレンパン16とを備えた空
気調和機において、ベルマウス板11の下部に設けた弾
性片13をドレンパン16とファンケーシング10間に
挿入して、この弾性片13の弾性嵌合にてベルマウス板
11の位置決めが簡単に行える。
ス板の組み立て作業の簡略化を図った空気調和機を提供
する。 〔構成〕 遠心型ファン8を収容するファンケーシング
10とこのファンのベルマウス板11と、このベルマウ
ス板11の前方に位置するドレンパン16とを備えた空
気調和機において、ベルマウス板11の下部に設けた弾
性片13をドレンパン16とファンケーシング10間に
挿入して、この弾性片13の弾性嵌合にてベルマウス板
11の位置決めが簡単に行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は室内側ファンの前面に
ベルマウス板を備えた空気調和機に関するものである。
ベルマウス板を備えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の構造が示された公報
としては実公昭62−38175号公報がある。この公
報において、熱交換器の下方にドレンパン(露受皿)を
配置し、このドレンパンと送風機のファンケーシングと
の間には平板状の吸込板(ベルマウス板)を備えるよう
にしている。
としては実公昭62−38175号公報がある。この公
報において、熱交換器の下方にドレンパン(露受皿)を
配置し、このドレンパンと送風機のファンケーシングと
の間には平板状の吸込板(ベルマウス板)を備えるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、単なる平板状
吸込板の使用ではドレンパン,ファンケーシング,吸込
板の個々の寸法精度をアップさせなければ、組み立て寸
法誤差が生じ易かった。本発明は上記実情に鑑み、吸込
板(ベルマウス板)の下部を、ドレンパンとファンケー
シング間に弾性嵌合するようにしたことで、上記課題を
解決する空気調和機を提供することを目的としたもので
ある。
吸込板の使用ではドレンパン,ファンケーシング,吸込
板の個々の寸法精度をアップさせなければ、組み立て寸
法誤差が生じ易かった。本発明は上記実情に鑑み、吸込
板(ベルマウス板)の下部を、ドレンパンとファンケー
シング間に弾性嵌合するようにしたことで、上記課題を
解決する空気調和機を提供することを目的としたもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、遠心型ファン
と、このファンのケーシングと、このケーシングの吸込
部に配置されたベルマウス板と、このベルマウス板の前
方に位置する熱交換器と、この熱交換器から滴下される
ドレン水を受けるドレンパンとを備えた空気調和機にお
いて、前記ベルマウス板の下部には前記ドレンパンと前
記ケーシングとの間に挿入される弾性片を設けたもので
ある。
と、このファンのケーシングと、このケーシングの吸込
部に配置されたベルマウス板と、このベルマウス板の前
方に位置する熱交換器と、この熱交換器から滴下される
ドレン水を受けるドレンパンとを備えた空気調和機にお
いて、前記ベルマウス板の下部には前記ドレンパンと前
記ケーシングとの間に挿入される弾性片を設けたもので
ある。
【0005】
【作用】上記のように、遠心型ファン(室内ファン)の
ファンケーシングの前面にベルマウス板を配置させる
と、このベルマウス板の弾性片がファンケーシングとド
レンパンと間にセットされる。
ファンケーシングの前面にベルマウス板を配置させる
と、このベルマウス板の弾性片がファンケーシングとド
レンパンと間にセットされる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
すれば、次の通りである。
【0007】図1は一体型空気調和機を示し、1は筐体
型のケース(本体)で、このケース1は底板2に立てた
仕切板3にてケース1内は室内側室4と室外側室5に区
画されている。この仕切板3の中央部にはファン駆動用
モータ6が取り付けられており、該モータ6の前後に突
出した回転軸7a,7bに室内側室4に臨む遠心型ファ
ン(シロッコファン)8と室外側室5に臨むプロペラフ
ァン9とが取り付けられている。そして、この遠心型フ
ァン8を収容するファンケーシング10の前面にベルマ
ウス板11が取り付けられる。このベルマウス板11は
図2,図3で示すように中央にはファンに臨む吸込口1
2が設けられ、下端縁には上向きコ字状折り曲げの位置
決め用の弾性片13を数個設けた(図示にあって3か
所)構造となっている。この弾性片13を有するベルマ
ウス板11の下部は、ファンケーシング10の下端とド
レンパン16との間に形成された間隙部17に挿入され
る。ここでドレンパン16の上方には室内熱交換器14
とヒータ15とが配置されている。そしてベルマウス板
11の上部に設けたネジ孔18とファンケーシング10
の上部に設けたネジ孔25とを一致させてビス19を螺
合させファンケーシング10とベルマウス板11とを止
める。このとき、弾性片13の折り返し幅寸法a(図3
参照)は、前記間隙部17の間隙幅寸法b(図1参照)
より少し大きくしてあるので、該間隙部17に弾性片1
3を挿入する弾性片13の弾性力によってこの間隙部1
7に嵌まり合う。20はプロペラファン9の後部に配置
するファンケース21で支持される室外熱交換器、22
は吸込グリル、23は吹出グリルである。
型のケース(本体)で、このケース1は底板2に立てた
仕切板3にてケース1内は室内側室4と室外側室5に区
画されている。この仕切板3の中央部にはファン駆動用
モータ6が取り付けられており、該モータ6の前後に突
出した回転軸7a,7bに室内側室4に臨む遠心型ファ
ン(シロッコファン)8と室外側室5に臨むプロペラフ
ァン9とが取り付けられている。そして、この遠心型フ
ァン8を収容するファンケーシング10の前面にベルマ
ウス板11が取り付けられる。このベルマウス板11は
図2,図3で示すように中央にはファンに臨む吸込口1
2が設けられ、下端縁には上向きコ字状折り曲げの位置
決め用の弾性片13を数個設けた(図示にあって3か
所)構造となっている。この弾性片13を有するベルマ
ウス板11の下部は、ファンケーシング10の下端とド
レンパン16との間に形成された間隙部17に挿入され
る。ここでドレンパン16の上方には室内熱交換器14
とヒータ15とが配置されている。そしてベルマウス板
11の上部に設けたネジ孔18とファンケーシング10
の上部に設けたネジ孔25とを一致させてビス19を螺
合させファンケーシング10とベルマウス板11とを止
める。このとき、弾性片13の折り返し幅寸法a(図3
参照)は、前記間隙部17の間隙幅寸法b(図1参照)
より少し大きくしてあるので、該間隙部17に弾性片1
3を挿入する弾性片13の弾性力によってこの間隙部1
7に嵌まり合う。20はプロペラファン9の後部に配置
するファンケース21で支持される室外熱交換器、22
は吸込グリル、23は吹出グリルである。
【0008】次にこの作用を説明すると、先ずこの空気
調和機の構成要素となる各部品の組み立てに当たって
は、能率よく且つ規定寸法にあった組み立て作業を必要
とする。例えば、室内熱交換器14,ヒータ15,ベル
マウス板11,ファンケーシング10等の組み立てで
は、仕切板3に固定したファン8の部分にファンケーシ
ング10を囲繞するように取り付けし、このファンケー
シングの前方下部にドレンパン16を配置し、その後こ
のドレンパン16上に室内熱交換器14とヒータ15を
セットする。この後、ファンケーシング10の吸込通路
24にベルマウス板11を取り付ける。
調和機の構成要素となる各部品の組み立てに当たって
は、能率よく且つ規定寸法にあった組み立て作業を必要
とする。例えば、室内熱交換器14,ヒータ15,ベル
マウス板11,ファンケーシング10等の組み立てで
は、仕切板3に固定したファン8の部分にファンケーシ
ング10を囲繞するように取り付けし、このファンケー
シングの前方下部にドレンパン16を配置し、その後こ
のドレンパン16上に室内熱交換器14とヒータ15を
セットする。この後、ファンケーシング10の吸込通路
24にベルマウス板11を取り付ける。
【0009】即ち、ベルマウス板11の組み立てセット
に際しては、単にファンケーシング10とヒータ15間
に形成される吸込通路24中へこのベルマウス板11を
下端部の弾性片13側より落とし込むように挿入して行
けば、該弾性片13が予め形成されたファンケーシング
10とドレンパン16間に間隙部17に臨む。ここで、
更にベルマウス板11を押し下げれば、先端(下端)の
弾性片13が間隙部17にきつく弾性嵌合し、このベル
マウス板11の下部が簡単に位置決めされる。
に際しては、単にファンケーシング10とヒータ15間
に形成される吸込通路24中へこのベルマウス板11を
下端部の弾性片13側より落とし込むように挿入して行
けば、該弾性片13が予め形成されたファンケーシング
10とドレンパン16間に間隙部17に臨む。ここで、
更にベルマウス板11を押し下げれば、先端(下端)の
弾性片13が間隙部17にきつく弾性嵌合し、このベル
マウス板11の下部が簡単に位置決めされる。
【0010】この後、ベルマウス板11の上端の一部に
設けたネジ孔18にビス19を挿通し、この先端を対向
するファンケーシング10のネジ孔25に螺合すれば、
ベルマウス板11は固定される。即ち、最終の固定作業
は1本のビス螺挿だけで簡単に止まる(下部は前記弾性
片13による所謂スプリング係止となっているためビス
の使用はない)。
設けたネジ孔18にビス19を挿通し、この先端を対向
するファンケーシング10のネジ孔25に螺合すれば、
ベルマウス板11は固定される。即ち、最終の固定作業
は1本のビス螺挿だけで簡単に止まる(下部は前記弾性
片13による所謂スプリング係止となっているためビス
の使用はない)。
【0011】この様に形成された空気調和機の運転に際
しては、従来同様に所定手段をもってモータ6と圧縮機
(図示せず)を駆動し、冷媒を圧縮機から冷暖流路切換
弁(図示せず),室内熱交換器14,電気式膨脹弁(図
示せず),室外熱交換器20へと流し、室内の冷房又は
暖房を行うものである。
しては、従来同様に所定手段をもってモータ6と圧縮機
(図示せず)を駆動し、冷媒を圧縮機から冷暖流路切換
弁(図示せず),室内熱交換器14,電気式膨脹弁(図
示せず),室外熱交換器20へと流し、室内の冷房又は
暖房を行うものである。
【0012】
【発明の効果】上記のように、本発明の空気調和機はフ
ァンケーシングの前面に組み込むベルマウス板の下端
に、ドレンパンとファンケーシングとの間隙部に挿入さ
れる弾性片を設けてなるため、組み立てに当たって、単
にベルマウス板を前記間隙部に押し込むだけで下部の位
置決めと弾性力による挾持がなされる。従って、ドレン
パン,ファンケーシング,吸込板(ベルマウス板)の組
み立て寸法精度が向上し、組み立て誤差を招くおそれを
少なくすることができる。
ァンケーシングの前面に組み込むベルマウス板の下端
に、ドレンパンとファンケーシングとの間隙部に挿入さ
れる弾性片を設けてなるため、組み立てに当たって、単
にベルマウス板を前記間隙部に押し込むだけで下部の位
置決めと弾性力による挾持がなされる。従って、ドレン
パン,ファンケーシング,吸込板(ベルマウス板)の組
み立て寸法精度が向上し、組み立て誤差を招くおそれを
少なくすることができる。
【図1】本発明の実施例を示す空気調和機の断面図であ
る。
る。
【図2】図1に示した空気調和機のベルマウス板と遠心
型ファン及びファンケーシングの分解斜視図である。
型ファン及びファンケーシングの分解斜視図である。
【図3】図2に示したベルマウス板の斜視図である。
8 遠心型ファン 10 ファンケーシング 11 ベルマウス板 13 弾性片 14 室内熱交換器 16 ドレンパン
フロントページの続き (72)発明者 津久井 俊昌 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 常川 庄司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 森 弘治 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 遠心型ファンと、このファンのケーシン
グと、このケーシングの吸込部に配置されたベルマウス
板と、このベルマウス板の前方に位置する熱交換器と、
この熱交換器から滴下されるドレン水を受けるドレンパ
ンとを備えた空気調和機において、前記ベルマウス板の
下部には前記ドレンパンと前記ケーシングとの間に挿入
される弾性片を設けたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3235172A JPH0571755A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 空気調和機 |
KR1019920015878A KR930006392A (ko) | 1991-09-02 | 1992-09-01 | 공기 조화기 |
US07/939,685 US5295531A (en) | 1991-09-02 | 1992-09-02 | Air conditioner with outside air introduction path |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3235172A JPH0571755A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571755A true JPH0571755A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16982136
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3235172A Pending JPH0571755A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-13 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0571755A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100441022B1 (ko) * | 2002-08-16 | 2004-07-21 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
KR100444290B1 (ko) * | 1998-12-30 | 2004-11-26 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 창문형에어컨의증발기 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP3235172A patent/JPH0571755A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100444290B1 (ko) * | 1998-12-30 | 2004-11-26 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 창문형에어컨의증발기 |
KR100441022B1 (ko) * | 2002-08-16 | 2004-07-21 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기의 실내기 |
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