JPS62144824A - アルミニウム製品および接着剤 接合構造体の成形 - Google Patents

アルミニウム製品および接着剤 接合構造体の成形

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JPS62144824A
JPS62144824A JP61241885A JP24188586A JPS62144824A JP S62144824 A JPS62144824 A JP S62144824A JP 61241885 A JP61241885 A JP 61241885A JP 24188586 A JP24188586 A JP 24188586A JP S62144824 A JPS62144824 A JP S62144824A
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adhesive
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sheet
metal
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ピーター・ジオフリー・シースビー
エトヴィーン・ベウヒェル
アイアン・エム・キャンベル
マルティーン・ハインツ
ウィラード・イー・スウェンソン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルミニウム板のコイルをプレス成形アルミニ
ウム部材の接着剤接合体に変換する方法に関する。本発
明はまたこの方法に用いるのに適したアルミニウム金属
薄板製品と、この方法からの成形部材の成形とに関する
。接着剤によって接合された成形部材の構造体は航空機
産業に広く用いられる。自動車産業においてもアルミニ
ウム対銅の高強度対重量比を利用するため車にかかる構
造体を用いることが望まれていた。しかしこのことは実
用化にはほど遠かった。入手可能な接着剤は車の生産ラ
インでは達成することが六づかしい制御された条件下で
用いるときにのみ、充分に強力な接合が行なわれる。
英国特許第21395=10A号には、下記の工程から
なるアルミニウム薄板のコイルをプレス成形アルミニウ
ム部材に変換する方法が記載されている。
すなわち (1)  アルミニウム薄板を繰出してこの薄板を予熱
し、少なくとも5重量係のクロムを含有する表層を作り
、 (11)  プレス潤滑剤を、予熱した表層に塗布し、
(iii)  薄板を小片に切断し、 (1v)  これら小片を所望の部材の形にプレス成形
し、 (■)潤滑剤を除去しないで接着剤を部材に塗布して部
材を合わせて所望の構造体形状にし、(VOこれら部材
を合わせてスポット溶接し、(vie  接着剤を硬化
させ所望の構造体とするそれぞれの工程からなっている
プレス潤滑剤はプレス成形工程(1v)のみならず第(
tiil工程の前後においてクロム含有の表層の貯蔵安
定性を向上させるのに有用である。この方法は初めて生
産ラインでのアルミニウム薄板のコイルを接着された成
形部材に変換することを可能にした点で価値があるが、
実用上数多くの欠陥がある。
−すなわち、工程(11)から得られた潤滑された薄板
は滑り易く在来のインライン装置では把持するのが六づ
かしい。
一潤滑剤は、生産ラインで発生し易い偶発的な摩粍汚染
とかじりなどに対する保護が殆んどない。
−潤滑材を取除くのは実用的ではないので接着剤は潤滑
材と相溶可能なように調繋される。これによって接着剤
と潤滑剤の両方についての選択が制限され、得られる接
着層を弱化させる。
本発明はプレス潤滑剤の・代りに有機塗料またはラッカ
ーの可剥性塗膜を用いて前述した困難性を回避するとい
う考え方から生1れたものである。
米国特許第3192619号は、セルロースエーテルに
基づく重量15L’m’までの潤滑剤被膜を金属薄板に
塗布する金属成形方法を記載している。成形後、被膜は
有機溶剤または溶剤スチームクリーナを用いて除かれる
本発明の一側面によれば、金属面には人為的に塗布され
た強力な接着性保護層があるアルミニウム金属薄板の平
板またはコイルあるいはこれからプレス成形された部材
をなすアルミニウム製品であって、保護層の面には有機
塗料またはラッカーの可剥性塗膜が施されることを特徴
とするアルミニウム製品を提供することにある。
本発明の他の側面によれば、表面には人為的に塗布され
た強力た接着性保護層があるアルミニウム金属薄板を部
材の形にプレス成形して部材を製造する方法であって、
保護層の表面には、有機塗料またはラッカーの可剥性塗
膜を塗布し、それからアルミニウム金属薄板をプレス成
形し、次に前記塗膜を部材から剥離することを特徴とす
る部材製造方法を提供するにある。
本発明のまた別の側面によれば、アルミニウム薄板のコ
イルをプレス成形したアルミニウム部材の接着剤接合構
造体に変換する方法であって、(a)  アルミニウム
薄板を繰出して金属を予熱し、この金属に強力な接着性
保護層を与えて事後塗布される接着剤のベースとして作
用させ、fb)  有機塗料またはラッカーの可剥性塗
膜を接着保護層に塗り、 (C)  アルミニウム薄板を小片に切断し。
(d)  これら小片を所望の部材の形にプレス成形し
(e)  可剥性塗膜を部材から除き、(f+  接着
剤を部材に塗布して部材を合わせ接着剤を硬化させて所
望の構造体とするそれぞれの工程からなっている変換方
法を提供するにある。
「アルミニウム」という用語はここでは純金属のみなら
ずアルミニウムを高濃度に含有する合金、殊ニアルミナ
ム・アソノエーション・インコーポンーテソト’ (A
lamlnum As5oc1ation 工nc、)
登録の2000.5000.6000系の如き車輌構造
用のたぐいのものを含むものとして用いられる。
金属薄板は意図する用途のために適当な強度を有する必
要があるが連続表面子処理に用いられるロールまわりを
通過するような剛性をもってはならない。金属薄板の厚
さは、用いられる合金の程度にもよるが普通には07〜
2.5朋望ましくは12〜20朋である。
強力な接着性保護層の成形はコイル状のアルミニウムの
予処理を伴なう。金属は長さを特定しない薄板のときは
コイル状にするとされている。金属薄板は貯蔵、予処理
に便なるように普通はコイル状にされるが勿論一時的に
繰出されるようにはしなければならない。予処理を正確
に連続させるためには、コイルの後端は次のものの前端
に接合させることがある。この予処理は通常空気中のア
ルミニウム上にある酸化皮膜を人為的に塗布を行なった
表層と置換えている。この人為的に塗布を行なった表層
は非常に薄く、代表的には04ミクロン以下である。こ
の表層の化学組成は決まってはいないが決めるのにはい
つも困難が伴なう。この表層は、例えば酸化皮膜または
クロム酸塩変換被膜のような変換被膜であってもよい。
表面子処理はいくつかの要件を必要とする。表面子処理
はコイルから引抜いた金属に用いるのに適している、つ
まり適当に早くなければならないことを意味し、この理
由で従来の燐酸陽櫃酸化は好ましくない。でき上った表
層は、成形、接着剤硬化を含む事後の作用、おそらくは
また塗装準備によって破棄されるようなことがあっては
ならない。表層はまた接着剤、ついでにまた塗料に対し
相溶性てなければならない。
接着剤保護層は金属の小片間の信頼性ある強度と耐久的
な接着性をもつ接合に対し強固なベースとなるよう充分
に厚くなければならない。また保護層は可剥性塗膜の存
在下での長期的な貯蔵に耐えるよう充分に厚くなければ
ならない。あまりに厚すぎる保護層はコストがかかるば
かりでなく予処理如何にもよるが乾燥およびまたは金属
薄板をプレス成形したときにひび割れを生じる。また保
護層が厚すぎれば、その電気抵抗が高くなってスポット
溶接が困難になる。保護層は1平方メートル当り040
3〜10望ましくは01〜05グラムの乾燥率で大体用
いられ、最適な厚さは予処理の性質によって決められる
1つの適当な予処理は商標「ボンデライト735(Bo
nderife 735)jのもとにヒ0レーネ ・ケ
ミカル・サービス0リミテツド’ (Pyrene C
hemical ServiceLw。)によって市販
されているものである。この予処理は表層1平方メート
ル当り0.03〜0.9 好ましくは0.1〜0.3グ
ラムを析出するのに用いられる。
その結果良好な強度と耐久的をもった接着接合が得られ
た。この表層はアルミニウム変換被膜界面に接して存在
する小量の酸化クロムと弗化アルミニウムを含有する水
和クロム燐酸塩から実質的になっているものとされてい
る。勧められる工種手順は吹付酸清浄、吹付水洗、変換
被膜の吹付施工、吹付水洗、熱風乾燥である。
他の好ましい予処理は商標「アコメントC(Accom
et Clのもとにオルブライト・アンド、ウィルソ7
−リミテット’ (Albrght & Wilson
 Llrrnted)から市場に出されているものであ
る。これは「そそぎ」処理ではなく、不活性にされてい
るクロム酸塩をベースとした被膜のローラを用いかつ事
後のそそぎを必要としないのでコイル被膜の目的には特
に良い。これは必要とされる流出処理を少なくし、制御
するのに工程を比較的簡単にできる。
勧められる工程手順は吹付酸渭浄、吹付水洗、「アコメ
ントC」乾燥のローラ被膜の施工である。
その他の適当な予処理は、商標「アロディン407/4
7 (Alodine 407/47 )で工、C,I
から市場に出されているような別のクロム酸塩燐酸塩被
膜を含んでいる。また別の適当なものは例えば英国特許
第1235661号の熱硫酸中の塩化アリルの陽翫酸化
である。その他の予処理については英国特許第2139
540A号に記載されるところである。
有機塗料またはラッカーの塗膜は余計に引裂くことなし
に成形金属面から引っ張るかまたは剥がすことができる
という点で剥離可能であるとされている。塗膜を金属か
らかき落とすのは実用的ではなくまた溶剤あるいは化学
的方法で塗膜を除くのも非実用的である。
「剥離可能または可剥性」という用語は、引裂強さが塗
膜と金属間の接着強さより大きいような厚さを塗膜に求
めていることを意味する。
有機塗料またはラッカーの可剥性塗膜はこれまで裸の金
属面を保護するのに、つまり機械的損傷に対する仕上作
業をするのに用いられていた。知り得る限りでは、可剥
性塗膜は金属上の人為的に塗布された強力な接着性保護
層を保護するのにこれまで用いられたことはなかった。
可剥性塗膜の新しい用途は以下に述べるようにいくつか
の利点をもたらしている。
有機塗料やランカーおよび金属面に可剥性塗膜を施す手
法はよく知られており、ここで述べることはしない。適
当なラッカーはポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ホIJ
ビニルアルコールを基剤としたものを含んでいる。溶剤
をベース止したポリ塩化ビニルラッカーは殊に適当なも
のとされている。
施される塗膜は好ましくはかなり厚く、例えば40また
は沁から80ミクロンまでのものが良い。このように比
較的厚い塗膜の使用は基質に対する偶発的な損傷の危険
を少なくしアルミニウム薄板の成形性を向上させ、成形
後部材から容易に剥がすことができる。塗膜を施する手
法は吹付やローラ被膜を含み、ローラ被膜手法は厚い塗
膜を必要とする。
保護層と可剥性有機塗膜とがあるアルミニウム金属薄板
は所望の大きさの小片に切断される。一般的には、切断
前または切断後両方について7ケ月までの期間貯蔵され
ることが必要とされる。可剥性有機塗膜は満足な保護を
行なえることが分かつており、従って保護層はこの期間
中貯蔵安定性・ を維持し、事後節される接着剤の有効
なベースとして働くように保たれる。
金属薄板の小片はそこで部材にプレス成形される。その
後有機塗料またはラッカーの塗膜は部材から剥がされ、
この上に強力な接着性保護層を残す。必要とあれば、プ
レス潤滑剤をプレス成形作用のために用いる。このプレ
ス潤滑剤はその後有機塗料またはラッカーの可剥性塗膜
と共に部材から除かれるので、使用されるプレス潤滑剤
の性質とその量は大したことにはならない。可剥性塗膜
と共に除かれるものは、生産ラインに沿っての通過中金
属薄板にくっつく、@や汚染物である。成形部材は洗浄
保護面をもったまま残される。
接着剤はこの洗浄面の選択された領域に塗布される。
接着剤は部材の間で、当接のことながら強力で信頼性の
ある接合を行なわねばならず、また部材は例えば自動車
用車輌構造の場合には、車輌の有効寿命に少なくとも等
しい期間、課せられる温度、湿度、腐食といった各種の
条件下でも強度をもち続けなければならない。さらに、
接着剤は表面子処理された部材でこれらの特性を発揮し
なければならない。
接着剤はまたさらに各種の要件を満たさなければいけな
い。接着剤を垂直面または片持面に塗布するときは、た
るみがあってはならない。この要件はチキノトロープ材
または上昇温度で塗布されるホントメルト接着剤の使用
によって最もよく満たされる。接着剤は金属を湿潤させ
、かつ硬化前に強い初期粘着性を示すことが必要である
。構造体の部材は硬化前しばしばスポット溶接されるが
、スポット溶接は金属薄板を反らせる傾向があり、まだ
接着剤は3 mm巾までになるようなギヤノブを埋める
のに充分な厚さで塗布されなければならない。接着剤は
スポット溶接ガンの圧力によって5摩にならないように
絞り取られるだけの流動性をもつことが必要である。
接着剤は構造体を駄目にしない条件下でもろくなること
のない強固な状態にまで硬化されなくてはいけない。所
望の衝撃抵抗は強化剤すなわちゴム相を接着剤に入れる
ことによって得られる。
これらの要件は全く苛酷なものではあるが、これらの要
件を満たす市販の製品を見付けることはそんなに六つか
しいことではない。各社でアクリル・ビニルプラスチゾ
ル、エポキシおよびエラストマー系接着剤を売出してい
る。好ましい2つの接着剤は単一成分による上昇温度硬
化エポキシ材である。その第1のものは商標rEc  
2214Jでスリーエム・カンパニイ(3M Comp
any)で売出しているもので良好な貯蔵特性と、妥当
かつ一般的な性能を発揮する在来の非強化エポキシドで
ある。
第2のものは、商標[ESP105Jでパーマボンド・
インコーポレーテソド(Permabond Inc、
 )から売出されているもので分散ゴム相で強化され、
かつ高い剥離強さ、良好な衝*抵抗、苛酷な応力湿度条
件に対する高い抵抗を備えだエポキ/ドである。
他の有用な接着剤には商標1’−XD−41991でチ
バガイギー・プラスチックス・アントゝ・アデイティノ
ーh7パニイ(C1ba Geigy Plastic
s &Addi tives Go 、 )、商標「7
823GJでスリーエム・カンパニイ、商標「ESPl
lo」でパーマボンド・インコーポレーテッピからそれ
ぞれ売出されている単一成分による強化エポキン材があ
る。鋼を接合するのに広く用いられている二液系アクリ
ル接着剤は、金属表面の油汚染に対し比較的不感受性を
帯びている有益な特性(本発明にも利用)をもっている
必要に応じて未硬化接着剤で被覆された部材を組立てる
ときは、組立体は接着剤の硬化前または硬化中も支えら
れていなければならない。これは治具またはリベント締
めによって行なわれるが、大量生産ライン向けのより便
宜な手段はスポット溶接である。スポット溶接はまた剥
離制止の働きをする。溶接接合として知られている接着
とスポット溶接の7徂合わせは「溶接接合−アルミニウ
ム車体合金における1つの接合方法」と題する1978
年のアルミニウム協会によって刊行されだ論稿T17に
述べられており、また英国特許第213954CA号に
おいても言及されている。
スポット溶接は初期予処理においても塗布される接着性
表層を介して行なわれる。もしこの表層が厚すぎれば、
電気抵抗も高くなり過ぎてスポット溶接が容易でなくな
る。表層の厚みはこの場合組成よりも重要と思われる。
スポット溶接にとっては、1平方メートルにつき約01
〜05g−の表層が望ましい。
接着剤は適当な条件すなわち150C〜180Cで10
〜30分硬化されて所望の構造体を作るようにしなけれ
ばならない。もし構造体が塗装されるのであれば、次の
工程は従来通シの例えば化学反応阻止のアルカリ洗浄剤
による洗浄工程である接着性表層は、この洗浄工程によ
って駄目にされたり、またはひどく傷ついたりすること
のないものを選ぶ必要がある。最後に塗料被覆が行なわ
れる。再び言及すると、この接着性表層は塗布される塗
料の被膜に対し相溶性を帯びていなければならない。
英国特許第2139540A号の方法では成形された部
材は接着剤の塗布を別にする予処理なしに所望の構造体
に直ちに組立てられている。これとは対照的に本発明の
方法にあっては、成形部材は処理されて、組立てて構造
体とする前に有機塗料またはラッカーの可剥性塗膜を除
かねばならない。
この不利な点は下記の利点によって埋合わされる以上の
ものとなる。
A プレス潤滑材の代りに可剥性塗膜を用いることは被
覆された金属のコイルが滑らなくなることを意味しコイ
ルを変形することなく在来の器具で取扱えるようにして
いる。
B 金属薄板が生産ラインに沿って、かつプレスを通過
する間にくっつく偶発的な汚れや埃および潤滑剤がひと
りでに可剥性塗膜と共に取除かれる。プレス成形機は接
着剤がしばしば受入しないたぐいの潤滑剤残留分を運ぶ
Cプレス成形にとって、潤滑剤は可剥性塗膜のほかに、
必要または不必要であるかも知れない。
もし必要であれば、潤滑剤は可剥性塗膜とともに最後に
取除かれるので用いられる潤滑剤の量または性質いずれ
にも制限はない。
D 接着剤は金属のきれいな保護面に塗られ、その結果
、強力な接合が形成される。また接着剤はプレス潤滑剤
との相溶性に関係なく強力な接着剤結合を目的として選
ばれる。
E 有機塗料またはラッカーの可剥性塗膜は偶発的摩耗
またはかじりから表層を保護する。保護の度合いはプレ
ス欄滑剤によって行なわれるものより驚くべきほど太き
い。
F 塗料またはラッカーの可剥性塗膜は金属薄板のプレ
ス成形中驚異的に接合性を保つ、従って素早く容易に成
形部材から剥離される。
実施例 0.7朋〜2.3 mmの範囲の厚さ、1650朋まで
の巾のAA5251合金のコイルを両面ですすぎなしの
クロメート予処理を受けさせた。コイルはそれからハイ
ソリッドのポリ塩化ビニルオルガノゾルで、  ローラ
被覆された。乾燥したポリ塩化ビニル塗膜は約60 ミ
クロンの厚さで可剥された。予処理された被覆コイルか
らブランクが切り取られプレス成形して部材とした。4
1J・塩化ビニル被覆は成形前余分な潤滑剤を塗布しな
くても済む良好な潤滑特性をもっていることが判かった
。ポリ塩化ビニル被覆は手で剥がし、また部材は、いく
つかの代表−的な自動車用車輌の耐力構造に接着剤で接
合され、満足な性能を発揮した。
「””−]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、金属面には人為的に塗布された強力な接着性保護層
    があるアルミニウム金属薄板の平板またはコイルあるい
    はこれからプレス成形された部材をなすアルミニウム製
    品であつて、保護層の面には有機塗料またはラツカーの
    可剥性塗膜が施されることを特徴とするアルミニウム製
    品。 2、表面には人為的に塗布された強力な接着性保護層が
    あるアルミニウム金属薄板を部材の形にプレス成形して
    部材を製造する方法であつて、保護層の表面には、有機
    塗料またはラツカーの可剥性塗膜を塗布し、それからア
    ルミニウム金属薄板をプレス成形し、次に前記塗膜を部
    材から剥離することを特徴とする部材製造方法。 3、アルミニウム薄板のコイルをプレス成形したアルミ
    ニウム部材の接着剤接合構造体に変換する方法であつて
    、 (a)アルミニウム薄板を繰出して金属を予熱し、この
    金属に強力な接着性保護層を与えて事後塗布される接着
    剤のベースとして作用させ、(b)有機塗料またはラツ
    カーの可剥性塗膜を接着保護層に塗り、 (c)アルミニウム薄板を小片に切断し、 (d)これら小片を所望の部材の形にプレス成形し、 (e)可剥性塗膜を部材から除き、 (f)接着剤を部材に塗布して部材を合わせ接着剤を硬
    化させて所望の構造体とするそれぞれの工程からなつて
    いる変換方法。 4、可剥性塗膜はポリ塩化ビニルである特許請求の範囲
    第1項記載のアルミニウム製品。 5、可剥性塗膜は50ミクロンから80ミクロンまでの
    厚さにされている特許請求の範囲第1項または第4項記
    載のアルミニウム製品。 6、保護層はクロム塩酸ベースのものである特許請求の
    範囲第1項、第4項、第5項いずれか1項に記載のアル
    ミニウム製品。 7、可剥性塗膜はポリ塩化ビニルである特許請求の範囲
    第2項または第3項記載の方法。 8、可剥性塗膜は50ミクロンから80ミクロンまでの
    厚さにされている特許請求の範囲第1項、第2項、第7
    項いずれか1項に記載の方法。 9、保護層はクロム塩酸ベースのものである特許請求の
    範囲第2項、第3項、第7項、第8項いずれか1項に記
    載の方法。
JP61241885A 1985-10-10 1986-10-11 アルミニウム製品および接着剤 接合構造体の成形 Pending JPS62144824A (ja)

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