JPS62143423A - 電子ビ−ム描画方法および電子ビ−ム描画装置 - Google Patents

電子ビ−ム描画方法および電子ビ−ム描画装置

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JPS62143423A
JPS62143423A JP28285985A JP28285985A JPS62143423A JP S62143423 A JPS62143423 A JP S62143423A JP 28285985 A JP28285985 A JP 28285985A JP 28285985 A JP28285985 A JP 28285985A JP S62143423 A JPS62143423 A JP S62143423A
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JP
Japan
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electron beam
incident
sample surface
figures
area
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Pending
Application number
JP28285985A
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English (en)
Inventor
Osamu Suga
治 須賀
Takeshi Kimura
剛 木村
Shinji Okazaki
信次 岡崎
Fumio Murai
二三夫 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電子ビームを用いた微細パターン描画技術に係
り、特に従来から問題となっている近接し合うパターン
間における描画上の相互作用を低減、解消するのに好適
な電子ビーム描画方法および装置に関する。
〔発明の背景〕
電子ビーム描画技術はサブミクロン寸法領域で従来の光
学的露光法では実現し得ない微細パターンを形成し得る
次世代のりソグラフイ技術であり。
来たるべき16M、64Mb itという高集積半導体
メモリ素子を実現する上で必須の技術とされている。し
かしながら本技術には、例えばチャン・ジャーナル・バ
キューム・サイエンス・アンド・テクノロジー、第12
巻、 1915年、第1271頁(T、Il、P、 C
hang Journal VFICIIIJIII 
5cjence &Technology Vol、 
12. Na 6 、 Nov、 / I)cc ’1
975”に記されているように、試料内に入射した電子
が、試料を構成する様々の元素と衝突、散乱し、入射点
以外の広い領域にもその影響を及ぼす結果、描画、現像
後の図形形状1寸法等が著しく劣化するという致命的な
欠陥を内在している(近接効果)。
特に、該近接効果は大きな描画面積を有する図形が近接
して存在する場合において顕著となり、これらに狭まれ
た図形を設計通りに形成することは著しく困難となって
いる。これを第4図で説明する。2つの近接した大描画
面積の図形2.2′をネガ型の電子線レジストを用いて
形成する場合、第4図内破線で示す近接−効果影響範囲
3で囲まれた内の全ての描画領域から、本来、描画を行
わないはずの狭隘領域′1に対して上記近接効果が及ぶ
ため、該領域1は実効的に描画された状態となり、現像
後数百人程度の残膜1′が発生し、両図形2゜2′の分
離、解像が困難となっていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は上記のようなVLSIからULSIにわ
たる高集積半導体素子の微細加工に不可欠の電子ビーム
描画において、特に従来から実現が困難とされていた大
描画面積図形が近接した場合について、図形間相互の近
接効果が低減、解消し得る電子ビーム描画方法および装
置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の電子ビーム描画方法は、上記の目的を達成する
ために描画図形の内、近接し合う図形内の対向領域に限
って、電子ビームを試料表面に対して傾斜させて入射す
るものである。電子ビーム描画における上記近接効果は
試料的入射電子の散乱現象に起因しており、従来からモ
ンテカルロ法を用いた計算機シミュレーションにより広
く解析。
検討されている。それらによると試料表面に対して電子
ビームを垂直に入射する通常の電子ビーム描画法では、
入射電子の影響範囲(すなわち散乱範囲)は入射点を中
心として試料表面上でほぼ円状になることが知られてい
る。この円の大きさは試料材質や加速電圧等に依存し、
この大きさが大きい程、近接効果が顕著となる。したが
って電子ビーム描画による微細加工を行うには、この円
の大きさを出来るだけ小さくしてやる必要がある。
因に、加速電圧30kV、Si基板上0.5μm膜厚の
レジストではこの円の半径は約10μmにも及ぶ。これ
に対して試料表面に対して入射角θで電子ビームを入射
した場合についてシミュレーションしたところ、入射電
子の影響範囲は偏平となり、その大部分は入射点より前
方に偏ることがわかった。したがって第1図のように図
形2゜2′が近接して対向する場合、面図形内の対向側
領域5,5′に対して各図形内側に向って電子ビームを
傾斜入射させれば、それぞれの入射電子が一方の図形に
およぼす影響を著しく低減できる見通しを得た。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
実施例1 第2図は本発明の電子ビーム描画方法の一実施例を示す
図である。所望パターンは2つの100μm の正方形
図形8,9が0.5μm間隔で対向して位置したもので
ある。電子線描画装置は加速電圧30kVであり、試料
はSi基板6上にレジスト7として0.5μm膜厚のネ
ガ型レジストRD200ON (日立化成製)の塗膜を
形成したものである。ネガ型レジストを使用するために
上記所望パターンを得るには、上記100μm’の正方
形図形8,9がそれまま描画領域に相当する。そこでこ
れら描画領域の内、特に図形に近接し合う対向領域に図
形の淵より10μmの幅を有する短冊状領域10.11
を各々の描画領域内に設けた。
そして右方に一方の描画領域9を位置させている短冊状
領域10に関しては電子ビームを鉛直軸に対してO45
° (但し■方向は時計回りとする)傾斜させ、左方に
一方の描画領域8を位置させている短冊状領域11に関
してはe45°傾斜させ、その他の描画領域に関しては
鉛直に電子ビームを入射させた。従来の全ての描画領域
に対して鉛直−・に電子ビームを入射させる方式では、
未描画領域である0、5 X 100μmの線状領域1
2において近接効果のため、現像後に数百人の残膜が発
生する結果、所望図形の分離、解像が不可能であつた。
しかし本実施例によれば上記残膜の発生は解消し、所望
のパターンがほぼ設計通りに得られた。
実施例2 第3図は本発明の他の実施例を説明するものである。所
望のパターンは0.5μm線幅の孤立した線状図形13
である。描画装置、試料基板は実施例1と同様であるが
、レジス1〜7としては特にポジ型レジスト0EBR−
1000(東京応化)を用いた。
ポジ型レジストを使用するために上記パターンを得るに
は0.5μm線幅の線状図形以外の周囲全て14が描画
領域に相当する6実施例1と同様に。
試料に対して鉛直に電子ビームを入射させる従来までの
描画方法では、近接効果のため未描画領域である0、5
μm線幅の線状領域13においてレジストが現像後に著
しく膜減りしたり、あるいは消失する結果、ポジ型レジ
ストによる上記微細線状図形を得ることは不可能であっ
た。そこで、実施例1と同様に0.5μm線幅の線状図
形13の左右隣り合わせの描画領域14内に図形の淵か
ら110μmの短冊状領域15.16を各々設けた。
そして線状図形13の左側短冊状領域15には電子ビー
ムをO45°傾斜させ、右側短冊状領域16にはO45
°傾斜させ、その他の描画領域には鉛直に入射させた。
その結果、従来ポジ型レジストでは実現が不可能であっ
た0、5μm線幅の線状図形がほぼ設計通りに得ること
ができた。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電子ビームを傾斜入射させるため、従
来等方的1円状に広がっていた近接効果影響領域を一方
向に偏らすことができるので、電子ビーム描画技術にお
いて実現で極めて困難であった近接し合う2つ以上の大
描画面積図形、すなわちネガ型レジスト使用時の微刺抜
きパターンあるいはポジ型レジスト使用時の微細残しパ
ターンの形成が容易に可能となった。この結果、16M
64Mbitの高集積半導体メモリを実現するための主
要技術である電子ビーム描画技術の致命的欠陥の一つが
解消されるため、本発明の技術的効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電子ビーム描画方法の概念を説明する
図(上:平面図、下:断面図)、第2図は本発明をネガ
型レジストに適用した場合の実施例を説明する図、第3
図は本発明をポジ型レジストに適用した場合の実施例を
説明する図、第4図は大描画面積図形相互間の近接効果
を説明する図である。 1・・・大描画面積図形に狭まれた未描画領域、l′・
・・現像後に発生する残膜、2,2′・・・大描画面積
図形、3・・・近接効果影響範囲、4,4′・・・電子
ビーム入射軸、5,5′・・・傾斜入射領域、6・・・
基板、7・・・レジスト、8,9・・・100μma正
方形図形。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、描画装置内に設置された試料表面の所定位置に電子
    ビーム発生源から射出された電子を入射し、上記試料表
    面上に所望の図形を露光する電子ビーム描画方法におい
    て、少なくとも2つ以上の図形を近接して描画する場合
    、該近接し合う各々の描画図形内の少なくとも対向領域
    に関して電子ビームを試料面に対して傾斜させて入射す
    ることを特徴とする電子ビーム描画方法。 2、描画装置内に設置された試料表面の所定位置に電子
    ビーム発生源から射出された電子を入射し、上記試料表
    面上に所望の図形を露光する電子ビーム描画装置におい
    て、少なくとも2つ以上の図形を近接して描画する場合
    、該近接し合う各々の描画図形内の少なくとも対向領域
    に関して電子ビームを試料面に対して傾斜させて入射す
    るための電子ビーム入射角制御系を有することを特徴と
    する電子ビーム描画装置。
JP28285985A 1985-12-18 1985-12-18 電子ビ−ム描画方法および電子ビ−ム描画装置 Pending JPS62143423A (ja)

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