JP3105580B2 - 荷電粒子線描画用マスク作成方法及びマスク - Google Patents

荷電粒子線描画用マスク作成方法及びマスク

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷電粒子線描画用マスク
作成方法及びマスクに係り、特に繰り返しパターンの単
位となる基本パターンの開口を持ち、荷電粒子線で照射
されることにより、1ショットで上記基本パターンを発
生して試料上に当該基本パターンを描画させるマスクを
作成する方法、及びその作成方法により作成されたマス
クに関する。
【0002】近年、大規模半導体集積回路(LSI)の
高密度化に伴い、長年微細パターン描画の主流であった
フォトリソグラフィに代わり、電子ビーム等の荷電粒子
線による露光が、微細パターンの安定描画と位置合わせ
の精度確保の制御性の点、焦点深度の深さの点、マスク
がなく描画パターンの無欠陥保証が容易で、LSI製品
の信頼性を得やすい点、微細パターン領域での歩留りを
最も高くし得る点などから、非常に有効であることが判
明してきつつある。
【0003】かかる荷電粒子線描画方法は可変矩形ビー
ムを試料上に偏向走査してパターンを描く方法であり、
そのうち描画すべきパターン中の繰り返しパターンの単
位となる基本パターンを1ショットで露光するための開
口を持つマスクを用いて、その基本パターンを繰り返し
ショットしてつなげることにより高速に繰り返しパター
ンを描画する、所謂ブロック露光方法がある。
【0004】このブロック露光方法では、基本パターン
開口が形成されたマスク(以下、これをブロックマスク
又はステンシルマスクという)が用いられている。従っ
て、上記ブロックマスクの作成に際しては、基本パター
ンを破損しにくい最良の形状で作成することが必要とさ
れる。
【0005】
【従来の技術】荷電粒子線描画方法は、荷電粒子線の矩
形のショットを試料面に描画してミクロン程度又はそれ
以下の微細なパターンを形成できることに大きな特徴が
ある。ところが、荷電粒子線描画方法は矩形ショットを
つなげてパターンを描画する、所謂“一筆書き”の露光
方法であり、またパターンサイズが小さくなるほど単位
面積当りの露光ショット数が増加するため、微細パター
ンの描画においてはスループットが低下してしまう。
【0006】そこで、近年、長方形や三角形などの可変
矩形ビームで形成するようなパターンを予め作ってお
き、必要なときに荷電粒子線を選択して照射、露光を行
なうブロック露光方法が提唱されてきている。
【0007】例えば、従来より各パターンをブロック状
に並べたマスクを用いて露光を行なう方法(特願昭52
−119185号)やメモリセルなどの形状に必要な繰
り返しパターンと汎用矩形パターン用の四辺形開口を成
形絞り板上に持ち露光を行なう方法(特開昭62−26
0322号公報)などが提案されている。
【0008】このようなブロック露光方法では、ある基
本パターンの繰り返しが露光面積の大部分を占めるメモ
リ品種の露光に効果的で、64Mダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリ(DRAM)や256MDRAM
などの超微細パターンを必要とされる半導体装置でも、
量産に使用できる程度のスループットを得ることができ
る。
【0009】この場合、効率良く露光を行なうために
は、ブロックマスク上に複数の基本パターンの開口を形
成しておき、その複数の基本パターンのうち任意の一つ
の基本パターンを選択使用する。基本パターンを選択す
る際は大偏向手段(77)で荷電粒子線を偏向して選択
する基本パターンを照射し、可変成形矩形露光を行なう
際は小偏向手段(75)で荷電粒子線を偏向する。
【0010】ところで、前記ブロックマスクに形成され
る複数の基本パターンは何でも作成可能なわけではな
く、従来は形成しても損傷し易い形状や実現困難な形状
の基本パターンは、基本パターンデータ(ブロックパタ
ーンデータ)から得たパターン形状を人間が目で見て判
定して作成しないようにしていた。
【0011】図15は上記のブロックマスクに作成され
ない、禁止基本パターンの各例の平面図を示す。同図
(A)はドーナッツ状パターンの一例で、矩形110の
周辺に開口111が配されるパターンである。このパタ
ーンは口字状の基本パターンを描画するためのものであ
るが、矩形110が周囲の開口111によって他のどこ
にも接続できないため、物理的に実現不可能である。
【0012】図15(B)は長い長方形112の三辺が
開口113に隣接する長い半島状のパターンである。こ
のパターンはコ字状の基本パターンを描画するためのも
のであるが、熱の逃げ道が長くて温度が上がり易く、温
度により破壊され易い。
【0013】図15(C)はC字状の基本パターン作成
用のパターンである。このパターンは非開口の矩形11
4の三辺が開口115に隣接し、かつ、矩形114の残
りの一辺が細い接続部114aを介して周囲に接続され
たパターンであるため、接続部114aが細く、矩形1
14の重量を支え切れない可能性がある。
【0014】図15(D)はL字状の部分116の周囲
を開口117a,117bとしたパターンである。この
パターンはL字状の部分116が細いため、張力的に弱
いという問題がある。更に、図15(E)に示す細長い
帯部118の上下に開口119a,119bを配したパ
ターン、同図(F)に示す細長い交差する部分120の
周囲に開口121a〜121dを配したパターンは、い
ずれも一定値よりも細い残しパターンであり、割れ易
い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来は基本
パターンデータによってブロックマスクに基本パターン
の開口を形成しようとしたときに、形成しようとする基
本パターンの中に前記した禁止基本パターンがあるか否
か人間が目で見て判定し、ある場合はその禁止基本パタ
ーンを作成しないようにしているため、このような人間
が判定するようなチェックでは禁止すべきか否かの判定
条件を数値化できない。
【0016】従って、従来のブロックマスク作成方法で
は、図5(B)〜(F)のような基本パターンは、幅が
太くて破損しにくいパターンであったり、また矩形部の
重量を十分支え切れるようなパターンであったり、また
熱の上昇がそれほど高くなくても禁止されてしまい、ま
た逆にマスク作成後にマスクが破損してしまうこともあ
り、あらゆるすべての基本パターンについて客観的かつ
正確な判定によるブロックマスク作成ができないという
問題がある。
【0017】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
基本パターンの開口を形成しようとしたときに、マスク
を微小な複数の領域に分割して個々の微小領域の夫々に
ついて算出した物理量に基づいて基本パターンの開口の
形成を禁止するか否かを判定することにより、上記の課
題を解決した荷電粒子線描画用マスク作成方法及びマス
クを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1記載の本
発明方法の原理説明用フローチャートを示す。本発明方
法は所望パターン形状の開口が形成されたマスクに荷電
粒子線を照射して所望パターンを発生し、その所望パタ
ーンを試料上に露光することを繰り返すことにより、所
望パターンの繰り返しパターンを描画する荷電粒子線描
画方法に用いられるマスクの作成方法であって、図1に
示すように第1の工程11乃至第4の工程14を含む。
【0019】第1の工程11は描画すべきパターンデ
ータから描画すべきパターン中で繰り返し使用されてい
基本パターンを抽出する。第2の工程12は第1の
工程11により抽出された基本パターン形状の開口が形
成されたマスクを複数の微小領域に分割し、該複数の微
小領域の各微小領域毎に算出した所定の物理量が、予め
設定されている許容範囲内にあるか否かを検出する。第
3の工程13は、第2の工程12での検出結果、所定の
物理量が許容範囲外である場合に、基本パターンを複数
のパターンに分割し、分割した複数のパターンをそれぞ
れ新たな基本パターンとして第2の工程を再開する。第
4の工程14は、第2の工程12での検出結果、所定の
物理量が許容範囲内である場合に、基本パターン形状の
開口を有するマスクを形成する
【0020】第3の工程13は第2の工程12において
所定の物理量が設定値以上と検出された場合は、そのと
きの基本パターンを2種類以上の互いに独立したパター
ンに分割するか、又は1個若しくは複数個の矩形と1つ
のパターンに分割し、分割後の各パターンを新たに基本
パターンとして再び第2の工程12へ入力する。
【0021】第4の工程14は第2の工程12において
複数の微小領域のすべてについて所定の物理量が前記設
定値未満であると検出された基本パターンのデータに基
づいて、その基本パターンの形状をマスクに形成する。
【0022】また、請求項4記載の荷電粒子線描画用マ
スクは、描画すべきパターンのうち繰り返し使用される
パターンの単位となる基本パターンのうち、マスク上の
複数の微小領域の夫々において所定の物理量が前記設定
値未満である1又は2以上の基本パターンが形成されて
なる。
【0023】
【作用】本発明方法では、前記複数の分割微小領域の所
定の物理量が設定値以上のとき禁止基本パターンと判定
し、設定値未満のとき形成可能基本パターンと判定す
る。すなわち、本発明方法では、前記所定の物理量が前
記設定値以上か否かという客観的判定条件を有する。
【0024】ここで、上記の所定の物理量としては、荷
電粒子線描画用マスクに荷電粒子線が照射されたときの
温度上昇分がある。この温度上昇の場合は、温度分布で
示されるパターンの様相が、他の禁止条件と大局的に一
致するからである。また、実際の荷電粒子線照射時の温
度上昇を知ることは重要であるからでもある。
【0025】本発明になる荷電粒子線描画用マスクで
は、請求項1の発明方法で、1又は2以上の基本パター
ンが形成されているため、従来に比し客観的な判定条件
の下で許可された基本パターンのみが形成される。
【0026】
【実施例】図2は本発明方法の一実施例の動作説明用フ
ローチャートを示す。本実施例は電子線でブロック露光
を行なう電子ビーム描画装置に用いられるブロックマス
ク(ステンシルマスク)の作成方法である。図2におい
て、まずファイル内のLSIパターンのパターンデータ
から繰り返し使用されるパターンの単位となる基本パタ
ーンのデータを夫々抽出する(ステップ21)。このス
テップ21が前記第1の工程11に相当する。
【0027】続いて、上記の抽出した各基本パターンデ
ータにより示される各基本パターンのうち、その基本パ
ターンが描画すべきLSIパターン中で使用される回数
と、その基本パターン中のショット数との積の多いもの
順から基本候補パターンのデータとして読み出す(ステ
ップ22)。
【0028】続いて、上記の読み出された基本候補パタ
ーンデータに基づいて、禁止チェック判定が行われる
(ステップ23)。このステップ23は前記第2の工程
12に相当し、本実施例ではその基本候補パターンデー
タによって、ステンシルマスクに開口パターンを形成し
たとしたときに、電子ビームがそのステンシルマスクに
照射されることによる温度上昇分を算出し、その算出温
度上昇分が閾値以上か否かによって禁止チェックを行な
う。また、ドーナッツ状パターンの如きパターン抜き面
積(クーロン条件)も禁止条件とする。
【0029】物理量の中で、温度上昇を禁止条件とする
のは、温度分布で示されるパターンの様相が他の禁止条
項と大局的に一致するからである。例えば、図3(A)
に示すドーナッツ状パターンの場合は、電子ビーム照射
により中央の矩形31に発生した熱はどこにも放出でき
ないため、矩形31において極めて温度Tが高くなる。
【0030】また、図3(B)に示す長い半島状パター
ンは、中央の長方形部分32に発生した熱は、図中、左
側の接続方向のみしか放散できず、やはり長方形部分3
1において温度上昇がある。前記したC字状、L字状の
パターンや細長い帯状パターンにも同様に温度上昇があ
る。
【0031】更に、図3(C)に示すパターンは、中央
の矩形33を細長い接続部34で接続したパターンで接
続部34の幅が細いほど矩形33の重量に耐えられなく
なるので、禁止パターンとされる。この場合、接続部3
4の幅が細いほど矩形33の部分への電子ビーム照射に
より発生した熱が放散しにくくなるため、矩形33の温
度上昇Tがより上昇する。
【0032】次に、図2のステップ23での禁止チェッ
ク判定について、更に詳細に説明する。図4は上記禁止
チェック判定の処理フローチャートを示す。まず、前記
基本候補パターンデータによって、ステンシルマスクに
開口パターンを形成したとしたときに、そのステンシル
マスクを複数の微小領域に分割し、各微小領域を1ビッ
トとするビットマップを作成する(ステップ231)。
【0033】図5は上記のステンシルマスク上の微小領
域を示す。同図では縦方向及び横方向共に8つの領域に
分割されている。具体的には一つの微小領域の大きさは
例えば10μm□とされる(マスク倍率100倍とする
と、試料上では0.1μm□である)。従って、400
μm□のパターン領域は、縦方向に40個、横方向に4
0個の計1600個の各10μm□の大きさの微小領域
(メッシュ)に分割される。
【0034】そして、メンブレンマスク上にパターンデ
ータを展開して分割された各微小領域に開口があるとき
“0”、開口がないとき“1”としたビットマップを作
成する。
【0035】続いて図4のステップ232へ進み、上記
微小領域毎に熱伝導の方程式を作成して連立方程式を解
き、温度を階差法により算出する。例えば、図6に示す
如く長い板状パターンのステンシルマスクに電子ビーム
が照射された場合の温度は、一辺のサイズがl(単位μ
m)の正方形の矩形の微小領域の中心の温度を左から順
にT1 ,T2 ,T3 ,…,Tn とし、ステンシルマスク
の厚さをt(単位μm)とすると、次のようになる。
【0036】最も左側の矩形から左へ流れる熱量q
1 は、qを単位平方μm当りの発熱量とすると q1 =κT1 t=nql2 同様に左側から2番目の矩形等から流れる熱量は 中央の項と右の項を全て合計すると κTn t =ql2 n(n+1)/2 Tn =ql2 n(n+1)/2κt ここでq=3μw/μm2 とし、またκをシリコン(S
i)の熱伝導率である168μw/μmKとすると、n
l=Lとして T=3L2 /300t=0.01L2 /t t=10μm L=400μm の時 T=160℃ t=10μm L=200μm の時 T= 40℃ t=20μm L=400μm の時 T= 20℃ となる。
【0037】ここで、前記単位平方μm当りの発熱量q
は、次の如くにして求められる。マスク倍率を100倍
とし、ステンシルマスクを通過する電子50%がラウン
ドアパーチャでカットされ、試料面上での電流密度を5
0A/cm2 、加速電圧30kV、ステンシルマスクの
厚さを20μmとすると、ステンシルマスク上での電流
密度Jは0.01A/cm2 (=50×2×(10-2
2 )となる。
【0038】また、ワッテージは30kVであるが、3
00w/cm2 (=J×30000)であり、よって単
位平方μm当りの発熱量qは q=300×10-8 w/μm2 =3μw/μm2 となる。
【0039】本実施例では前記した微小領域毎の温度を
計算機シミュレーションで前記した階差法を適用して算
出する。すなわち、図7に示す領域R0の温度Ti,j
求める場合は、隣接する4つの領域R1,R2,R3及
びR4の温度Ti+1,j ,Ti, j+1 ,Ti-1,j 及びT
i,j-1 と領域R0と領域Ri (i=1〜4)の間の熱伝
導率Ki と、領域R0〜R4の各一辺の長さlとマスク
の厚さt及び単位平方μm当りの発熱量qから次式に基
づいて算出する。
【0040】 Ki (Ti,j −Ti+1,j )+K2 (Ti,j −Ti,j+1 ) K3 (Ti,j −Ti-1,j )+K4 (Ti,j −Ti,j-1 )=ql2 /t (1) ここで、領域R0にパターンが存在し、隣接する領域R
1〜R4の中で、パターンの存在しない領域(開口であ
る領域)があるときは、そのパターンの存在しない領域
には極めて薄い膜が存在するものと仮定してKi =κ/
104 とする(ただし、κはステンシルマスクの熱伝導
率)。
【0041】これは領域R0とパターンの存在しない領
域との間の熱伝導率Ki をゼロとすると、解が得られな
くなるためであり、Ki を無視できる程の極めて小なる
値K i =κ/104 として解が得られるようにするため
である。
【0042】一方、領域R0にパターンが存在しない場
合は、(1)式の右辺の発熱量qを0とし、かつ、隣接
する領域R1〜R4の各熱伝導率Ki をκ/104 とす
る。このような条件で、図8に示す如く、横方向にNX
個(例えば40個)、縦方向にNY 個(例えば40個)
の全微小領域の夫々について(1)式を算出する。かか
る算出方法により図9(A)〜(G)に示す各マスクパ
ターンについてt=20μm、q=3μw/μm2 、K
=168μw/μmKの条件で温度を算出すると、X印
で示した位置の温度(最高温度)は、図9(A)の場合
11℃、同図(B)の場合15.3℃、同図(C)の場
合12.6℃、同図(D)の場合44℃、同図(E)の
場合36281℃、同図(F)の場合22.88℃、同
図(G)の場合16.1℃であった。なお、同図(A)
〜(G)中、斜線部が非開口、白地部分が開口を示し、
各々は400μm平方の大きさである。
【0043】同図(A)は全体が矩形の非開口であり、
発生した熱は四散するので最も温度が低い。一方、同図
(E)に示したドーナッツ状のパターンは中央の矩形の
非開口で発生した熱は放散できず、極めて高温となる。
【0044】また、同図(D)に示すC字状パターンは
細長い非開口部の先端位置で比較的高い最高温度44℃
を示す。これに対し、図9(B)に示した十字状の非開
口部のあるパターン、同図(C)のT字状の非開口部の
あるパターン、同図(F)に示すパターン及び同図
(G)に示すパターンでは最高温度がいずれも25℃未
満であった。
【0045】そこで、本実施例では、図4のステップ2
32で上記の如く各微小領域毎に算出した温度のうち、
最高温度が閾値(例えば30℃)以上か否か判定する
(ステップ233)。
【0046】最高温度が閾値未満のときはOK判定が行
なわれ(ステップ234)、閾値以上のときはNG判定
される(ステップ235)。従って、図9のマスクパタ
ーンの場合は、閾値を30℃とすると図9(D)及び
(E)のマスクパターンはNG判定され、それ以外のマ
スクパターンはOK判定される。
【0047】図2に戻って説明するに、ステップ23で
上記の如く禁止チェック判定が行なわれ、その結果OK
判定されたときは、基本候補パターンデータのすべての
チェックが終わったか否か判定される(ステップ2
4)。チェックされるべき次の基本候補パターンデータ
がある場合はステップ22に戻り、次の基本候補パター
ンデータについて再び上記と同様の処理が繰り返され
る。
【0048】一方、ステップ23でNG判定されたとき
は、パターン分割が行なわれた後(ステップ25)、分
割後の各パターンデータが基本候補パターンデータとし
て再びステップ22へ入力される。
【0049】上記のパターン分割は前記第3の工程13
に相当し、例えば図10に示す如くにして行なわれる。
図10(A)に示すパターンがNG判定されたものとす
ると、横ラインで矩形分割して同図(B)に示す3つの
長方形からなるグループと、縦ラインで矩形分割して同
図(C)に示す4つの四角形からなるグループとに分割
する。
【0050】そして、これら互いに独立の2つのグルー
プのパターンは夫々基本候補パターンデータとして再び
メモリに格納され、基本候補パターンとして読み出しを
待つ。上記のパターン分割方法以外のパターン分割とし
ては、NG判定されたパターンを1個又は複数個の矩形
と1つのパターンとに夫々分割する方法がある。
【0051】このようにして、すべての基本候補パター
ンデータのOK判定が終了すると、OK判定された基本
候補パターンデータは基本パターンとして図2のステッ
プ26でその総数がいくつであるか判定された後、ステ
ンシルマスクに許容されている数以下の基本パターンの
データがメモリに格納される(ステップ27)。
【0052】なお、ステンシルマスクに許容された数以
上の基本パターンがあるときは、繰り返し使用される回
数の多い基本パターンから順に選択され、選択されなか
った残りの基本パターンは通常の可変矩形ビームで露光
される。
【0053】最後に、このメモリに格納された基本パタ
ーンデータを読み出して、ステンシルマスクに基本パタ
ーンの形状を形成する(図2のステップ28)。このス
テップ28のマスク形成工程は前記第4の工程14に相
当する。
【0054】図11は上記のマスク形成工程の各工程の
説明図を示す。まず、両面が鏡面研磨された厚さ500
μmのシリコン(Si)製のウェーハの片面に酸化膜
(SiO2 )を被覆形成したものを2枚重ね合わせた
後、800℃程度の高温条件下で高電圧パルスを印加す
る。
【0055】すると、第1のウェーハ上の第1の酸化膜
と、第2の酸化膜が被覆形成された第2のウェーハとが
静電吸着力により吸着する。その後、この吸着ウェーハ
等の第2の酸化膜から第2のウェーハ方向へ研磨し、第
2のウェーハを20μmの厚さとした、図11(A)に
示す如き貼り合わせウェーハを作成する。
【0056】同図(A)中、41は厚さ500μmの第
1のウェーハ、42は第1の酸化膜、43は厚さ20μ
mまで研磨された第2のウェーハである。また、ウェー
ハ41,43は夫々(100)面、(111)面のウェ
ーハである。
【0057】続いて、中央部が開口された、SiO2
窒化シリコン(Si3 4 )の膜であるエッチングマス
クをウェーハ41の表面(底面)に載置した後、例えば
水酸化カリウム(KOH)などのエッチング液を用いて
ウェーハ41のウェットエッチングを行なう。
【0058】これにより、(111)面のウェーハ41
に対して所定角度でエッチングが進み、酸化膜42の所
でエッチングが停止するため、図11(B)に示す如
く、貼り合わせウェーハの中央部分に20μm厚のSi
製ウェーハ43による薄膜ができる。
【0059】続いて、図11(C)に示す如く、ウェー
ハ43の表面(上面)に酸化膜(SiO2 )46及びレ
ジスト47を積層形成した後、前記図2のステップ27
で格納された基本パターンデータに基づいて電子ビーム
描画装置によりレジスト47上を描画する。
【0060】しかる後に、このレジスト47を現像する
と図11(C)に示す如く、レジスト47は開口48に
よるパターニング形成される。すなわち、レジスト47
には前記基本パターンの開口48が形成されている。
【0061】次に、パターニングされた上記のレジスト
47をマスクとして酸化膜46の一部を除去した後、レ
ジスト47をはく離し、更に酸化膜46をマスクとして
所定のエッチングガス(例えばHBrなど)を用いてウ
ェーハ43のトレンチエッチングを行なう。
【0062】そして、最後に酸化膜46,42を除去す
ることにより、図11(D)に示す如く、基本パターン
の開口49が穿設された厚さ20μmの電子ビーム描画
用マスク(ステンシルマスク)50が作成される。
【0063】上記の電子ビーム描画用マスク50は、基
本パターンが1種類のみ形成されていてもよいが、通常
は効率良く露光するために複数の基本パターンが形成さ
れる。
【0064】図12は本発明になるマスクの一実施例の
平面図を示す。同図中、61〜63は基本パターンで、
64は矩形の開口である。開口64は通常の可変矩形ビ
ームによる描画時に使用される。基本パターン61は開
口61a,61bを有し、1ショットで同時に描画でき
る。同様に基本パターン62は開口62a,62bとそ
れ以外の非開口62cからなる。また、基本パターン6
3は開口63a〜63cとそれ以外の非開口63dとか
らなる。これらのパターン61〜63及び開口64から
なるパターン群は電子ビーム偏向可能領域Iに配置され
ている。また、これらのパターン群をステンシルマスク
上、複数個、互いに間隔をおいて設けてもよい。なお、
図12中、破線の1つが、ビーム照射範囲を示す。
【0065】次に、本実施例の作成方法により作成され
た電子ビーム描画用マスクであるステンシルマスク50
の応用例について説明する。図13は本発明になるマス
クが使用される電子ビーム露光装置の一例の構成図を示
す。
【0066】この電子ビーム露光装置はパターン選択偏
向手段として静電偏向手段と電磁偏向手段の2つの偏向
手段を有し、透過口露光パターンである基本パターンを
選択し露光を行なう際は電磁偏向手段で、可変成形矩形
露光を行なう際は静電偏向手段を用いる。
【0067】図13において、電子銃71から出射され
た、荷電粒子線の一例としての電子ビームは、アラメン
トコイル72より光路が微調された後、アパーチャ73
により断面が矩形のビームに整形される。この矩形電子
ビームは電子レンズ74、スリットデフレクタ75、電
子レンズ76及び位置合わせ偏向器77a,77bを夫
々通過して前記したステンシルマスク50に入射され
る。
【0068】上記のステンシルマスク50に入射される
矩形電子ビームは、ステンシルマスク50に対してビー
ム上流側にある位置合わせ偏向器77a,77bによ
り、ステンシルマスク50上の複数のパターンのうちの
指定された基本パターンのみに選択照射される。
【0069】ステンシルマスク50を透過した電子ビー
ムは位置合わせ偏向器77c,77dによりもとの光軸
に戻された後、電子レンズ78、ブランキング偏向器7
9を通して縮小レンズ80に入射され、ここで例えば1
/100倍に縮小され、更にアパーチャ81及び電子レ
ンズ82による焦点補正を受けて投影レンズ85に入射
される。
【0070】投影レンズ85は電磁偏向器であるメイン
デフレクタ83と、静電偏向器であるサブデフレクタ8
4とを有し、選択された基本パターンに整形された電子
ビームをステージ86上に載置された試料87の指示さ
れた位置に照射させる。ステージ86はステージ移動機
構88により移動され、またステージ86の位置はレー
ザ干渉計89により測定される。
【0071】一方、記憶装置90には描画しようとする
露光データが格納されている。この格納露光データは、
中央処理装置(CPU)91の指示の下に読み出され、
インターフェイス回路92を通してデータメモリ93に
格納される一方、シーケンスコントローラ94に入力さ
れる。
【0072】データメモリ93はブロックパターン形状
データを格納し、それを読み出してパターン制御コント
ローラ95に入力される。パターン制御コントローラ9
5はこのブロックパターン形状データに基づいてステン
シルマスク50上の基本パターンを選択させるためのパ
ターンデータを生成し、これを位置合わせ偏向器77a
〜77dに入力し、かつ、DA変換器及び増幅器(DA
C/AMP)96を通してスリットデフレクタ75に入
力する。
【0073】また、これと同時にパターンデータはマス
ク移動機構97に入力されてステンシルマスク50の位
置制御を行なわせる。これにより、ステンシルマスク5
0上の複数の基本パターンのうち、描画すべきパターン
に対応して選択された一つの基本パターンにのみ矩形電
子ビームが選択照射される。また、この時、パターンデ
ータがブランキング制御回路98及びDAC/AMP9
9を通してブランキング偏向器79に入力され、これを
駆動制御する。
【0074】一方、シーケンスコントローラ94からの
制御信号は偏向制御回路100に入力され、ここで電子
ビームの試料87上の照射位置を制御するための偏向デ
ータを発生させる。この偏向データはDAC/AMP1
01を通してメインデフレクタ83を駆動制御して電子
ビームを大きな偏向範囲内の所定位置に偏向させる。ま
た、これと同時に上記偏向データはDAC/AMP10
2を通してサブデフレクタ84に印加され、これを駆動
制御して電子ビームを小さな偏向範囲内の所定位置に偏
向させる。このとき、ステージ86はシーケンスコント
ローラ94によりステージ移動機構88を介して移動制
御されている。
【0075】また、レーザ干渉計89により測定された
ステージ86の位置情報が偏向制御回 路100に入力
されている。これにより、電子ビームは試料87上の所
定位置に照射される。このようにして、試料87上には
基本パターンが1ショットで露光され、かつ、その露光
基本パターンのショットをつなげることで、当該基本パ
ターンの繰り返しからなる所望のパターンを試料87上
に描画することができる。
【0076】なお、前記実施例では禁止チェック判定の
際に算出する、分割微小領域の物理量を電子ビームがス
テンシルマスクに照射されるときの温度上昇分としてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば
耐荷重性や応力などでもよい。
【0077】耐荷重性の場合は例えば図14(A)の要
部側面図及び同図(B)の要部平面図に示すように、ス
テンシルマスクの基本パターン(ブロックパターン)の
細長く突出したパターンであるものとすると、まず例え
ば4つの矩形1051 〜1054 に分割する。
【0078】これらの矩形1051 〜1054 の面積を
夫々S1〜S4とし、またこのステンシルマスクの密度
をσとすると、矩形1053 と1054 の長さL3の境
界部分の荷重は(S1+S2+S3)×σ/L3で表わ
される。同様にして、矩形1054 と図中左側の部分と
の長さL4の境界部分の荷重は(S1+S2+S3+S
4)×σ/L4と最大となる。
【0079】そこで、この最大荷重が、所定の閾値を越
えたとき禁止パターンと検出し、閾値未満のときはOK
判定する。なお、本発明では上記の各物理量のうち2以
上の物理量を併用して禁止判定チェックを行なうように
してもよい。
【0080】
【発明の効果】上述の如く、本発明方法によれば、基本
パターンの開口の形成を禁止するか否かを、数値化した
物理量が所定の閾値以上であるか否かより検出するよう
にしているため、客観的な判定が行なえ、しかも正確に
判定ができる。
【0081】また、本発明マスクによれば、常に客観的
に判定されたパターンが形成されているため、破損し難
い等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の原理説明用フローチャートであ
る。
【図2】本発明方法の一実施例の動作説明用フローチャ
ートである。
【図3】パターンと温度上昇との関係を説明する図であ
る。
【図4】禁止チェック判定の処理フローチャートであ
る。
【図5】マスク上の微小領域を示す図である。
【図6】長い板状パターンの温度説明図である。
【図7】温度検出のための領域説明図である。
【図8】微小領域の説明図である。
【図9】マスクパターンの各例とその最高温度位置を示
す図である。
【図10】本発明方法におけるブロック分割処理の一例
を示す図である。
【図11】本発明方法におけるマスク形成工程の一実施
例の各工程説明図である。
【図12】本発明マスクの一実施例の平面図である。
【図13】本発明になるマスクが使用される電子ビーム
露光装置の一例の構成図である。
【図14】本発明方の要部の他の実施例の説明図であ
る。
【図15】禁止基本パターンの各例の平面図である。
【符号の説明】
11 第1の工程 12 第2の工程 13 第3の工程 14 第4の工程 41,43 ウェーハ 48,49 開口 50 ステンシルマスク(ブロックマスク)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−64016(JP,A) 特開 平2−9114(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 1/16

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望パターン形状の開口が形成されたマ
    スクに荷電粒子線を照射して該所望パターンを発生し、
    該所望パターンを試料上に露光することを繰り返すこと
    により、該所望パターンの繰り返しパターンを描画する
    荷電粒子線描画方法に用いられるマスクの作成方法であ
    って、 描画すべきパターンデータから該描画すべきパターン中
    繰り返し使用されている基本パターンを抽出する第1
    の工程と該基本パターン形状の開口が形成されたマスクを複数の
    微小領域に分割し、該複数の微小領域の各微小領域毎に
    算出した所定の物理量が、予め設定されている許容範囲
    内にあるか否かを検出する 第2の工程と該第2の工程での検出結果、該所定の物理量が該許容範
    囲外である場合に、該基本パターンを複数のパターンに
    分割し、分割した該複数のパターンをそれぞれ新たな基
    本パターンとして該第2の工程を再開する 第3の工
    該第2の工程での検出結果、該所定の物理量が該許容範
    囲内である場合に、該基本パターン形状の開口を有する
    マスクを形成する 第4の工程とを含むことを特徴とする
    荷電粒子線描画用マスク作成方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の物理量は、荷電粒子線描画用
    マスクに荷電粒子線が照射されたときの温度上昇分であ
    ることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子線描画用マ
    スク作成方法。
  3. 【請求項3】 前記第3の工程は、前記所定の物理量が
    前記設定値以上の基本パターンを、横ラインと縦ライン
    の夫々のグループに矩形分割することを特徴とする請求
    項1記載の荷電粒子線描画用マスク作成方法。
  4. 【請求項4】 描画すべきパターンのうち繰り返し使用
    されるパターンの単位となる基本パターンのうち、マス
    ク上の複数の微小領域の夫々において前記所定の物理量
    が前記設定値未満である1又は2以上の基本パターンが
    形成されてなることを特徴とする請求項1記載の作成方
    法で作成された荷電粒子線描画用マスク。
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