JPS6214147Y2 - - Google Patents

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JPS6214147Y2
JPS6214147Y2 JP17335382U JP17335382U JPS6214147Y2 JP S6214147 Y2 JPS6214147 Y2 JP S6214147Y2 JP 17335382 U JP17335382 U JP 17335382U JP 17335382 U JP17335382 U JP 17335382U JP S6214147 Y2 JPS6214147 Y2 JP S6214147Y2
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JP
Japan
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thread
hookers
carriage
rotating shaft
knitting
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JP17335382U
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JPS5976579U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はキヤリジの移動方向に配列されるよ
うに手編機本体に設けられた複数個の糸掛器を、
選択的に糸供給位置と待機位置との間で移動させ
ることにより、キヤリジの糸口へ供給される糸を
切替えるようにした糸切替装置を備える手編機に
関するものである。
従来技術 従来、糸の切替えを自動的に行い得るようにし
た糸切替装置としては、例えばこの出願と同一出
願人による昭和57年3月4日公開の特開昭57−
39264号公報に示されているように、複数個の糸
掛器に連結されたアーマチヤにそれぞれソレノイ
ドを設け、これら各ソレノイドを糸選択信号に基
づいて励磁することにより、アーマチヤを突出さ
せて各糸掛器を選択的に糸供給位置に移動させる
ように構成したものがある。しかしながら、こう
した従来構成によると、それぞれの糸掛器にソレ
ノイドを設ける必要があるため、製造コストが糸
掛器の数の増加に伴つて高くなるばかりでなく、
それぞれのソレノイドを制御するための機構が複
雑化するという問題があつた。
目 的 この考案は上記した従来構成における問題を解
決するためになされたものであり、その目的は各
糸掛器をカムによつて作動させることにより、そ
の構成を簡単にした糸切替装置を備える新規な手
編機を提供することにある。
実施例 以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明する。
第1図に示すように編機本体1は長手方向に延
びる細長い針床2を備え、そのレール部3には編
成用キヤリジ(以下キヤリジという)4が左右摺
動可能に装架されている。このキヤリジ4はキヤ
リジカバー7を備えるとともに前部には編糸交換
用糸口(図示しない)を備え、かつその上部に編
糸交換用の開口溝5等を形成した編地押え6が取
外し可能に設けられている。そして、そのキヤリ
ジカバー7の前部中央位置には複数の押釦8が設
けられ、これら押釦8を押圧操作することにより
各種模様編の編成カム配置を選択して、所望する
編目模様の編成を行うようになつている。
この実施例の糸切替装置11は前記針床2の左
端部前側に装置され、そのケース板12の後方端
部には複数の案内溝13a〜13dが形成されて
いる。そして、編糸張力調節装置(図示せず)か
ら繰り出される色の異なる4本の編糸Wa〜Wdが
それら各案内溝13a〜13dを通つてそれぞれ
後記する糸掛器15a〜15dに案内される。こ
の糸切替装置11のケース板12内には、第2図
に示すように4個の支持体14a〜14dが図示
しない適宜のばね部材の弾性により操作者側(第
2図において下側)に付勢された状態で移動可能
に支持され、各支持体14a〜14dの先端には
キヤリジ4の移動方向に配列されるように、糸掛
器15a〜15dがそれぞれ取着されている。そ
して、編糸張力調節装置から繰り出され前記案内
溝13a〜13d内に案内された4本の編糸Wa
〜Wdをそれぞれ釈放可能に控止するようになつ
ている。
又、ケース板12に固定された一対の軸受17
間には各糸掛器15a〜15dの配列方向と平行
に延びるように、回転軸18が回転可能に支持さ
れている。この回転軸18上において前記各糸掛
器15a〜15dに対応する位置にはそれぞれ偏
心カム19a〜19dが配設固定され、第3図に
示すようにこれら各偏心カム19a〜19dの最
大偏心部分20a〜20dは円周方向に所定角度
(この実施例では90゜)ずつずれている。又、前
記ケース板12の一側面上には正逆転可能なパル
スモータ21が設置され、そのモータ軸には前記
回転軸18が連結されている。そして、このパル
スモータ21は後記する電気制御回路からの駆動
制御信号により所定ステツプ数を回動して、各偏
心カム19a〜19dのいずれか1つの最大偏心
部分20a〜20dを対応する支持体14a〜1
4dに係合させ、これにより前記ばね部材の弾性
に抗して支持体14a〜14dを後方に突出させ
て、糸掛器15a〜15dを前記糸供給位置に移
動させるようになつている。なお、第2図におけ
る22は前記回転軸18上に設けられたセンサー
であり、回転軸18の回転角度を検出するように
なつている。
又、第1図に示すように編機本体1の左端部に
はマイクロスイツチ23が設けられ、キヤリジ4
が左方に摺動し、糸切替装置11に対し編糸切替
可能な位置に達したときには、キヤリジ4の一部
に係合してオンするようになつている。
次に以上のように構成した手編機に内蔵された
電気制御回路について説明する。
第4図に示すように中央演算処理装置25(以
下CPUという)は前記センサー22の検出信号
を入力し、その信号に基づいて前記パルスモータ
21を駆動制御するための制御信号をドライブ回
路26に出力する。読み出し専用のメモリ27
(以下ROMという)にはCPUを制御するための制
御プログラムが記憶されている。読み出し及び書
き込み可能なメモリ28(以下RAMという)に
は操作パネル(図示しない)上のキー29の操作
に基づいて、所望する編成模様に応じた編糸の色
を指定するための情報が記憶されている。
次に、この実施例における手編機の作用につい
て説明する。
編糸切替動作はキヤリジ4の往復摺動にともな
つて行われ、例えば、キヤリジ4を第1図に示す
位置から左方に移動すると、キヤリジ4が糸切替
装置11の下側を通過するときに、まず先の編成
で使用した編糸Wa〜Wdのいずれか1本が、糸供
給位置に突出されている糸掛器15a〜15dの
いずれか1つに控止される。そして、キヤリジ4
が左端位置に到達すると前記マイクロスイツチ2
3がオンされ、そのオン信号に応答してCPU2
5は前記ROM27の制御プログラムに従つて、
第5図のフローチヤートに示すように糸切替動作
を開始する。
CPU25はまずセンサー22からの検出信号
を入力して、各偏心カム19a〜19dが予め設
定した基準位置に配置されているか否かをチエツ
クし、基準位置でない場合にはドライブ回路26
に制御信号を出力してパルスモータ21を所定ス
テツプ数駆動させる。そして、各偏心カム19a
〜19dが基準位置にセツトされたら、CPU2
5は予めキー29の操作により入力されている第
1段目の模様色情報をRAM28から読み出し
て、指定された色の編糸例えば編糸Waに対応す
る糸掛器15aを作動させるための偏心カム19
aを判別する。
RAM28には前記基準位置から各偏心カム1
9a〜19dが対応する支持体14a〜14dに
係合する目的位置までのステツプ数が予め記憶さ
れているため、指定された偏心カム19aが目的
位置にない場合には、CPU25がパルスモータ
21を駆動させてその偏心カム19aを目的位置
まで回動させる。なお、このときパルスモータ2
1は指定された偏心カム19aの目的位置までの
ステツプ数が少ない方向の右又は左に回動され
る。
第2図に示すように偏心カム19aが目的位置
に到達すると、支持体14aが偏心カム19aの
最大偏心部分20aに押圧されて後方に突出し、
その糸掛器15aが編糸Waを控止した状態で前
記糸供給位置に移動され、キヤリジ4の編糸交換
用糸口と編糸交換可能な関係となる。従つて、こ
の状態においてキヤリジ4を右側に摺動すれば、
糸掛器15aの編糸Waはキヤリジ4の開口溝5
内に給糸された後、編糸交換用糸口に挿通され
る。そして、キヤリジ4を編成作業位置に向けて
右側に摺動させると、編糸Waによる所定の目数
の編地が形成される。
同様にして、キヤリジ4の摺動操作に伴い
CPU25が前記と同様な動作を繰り返して、第
2段目の模様色情報に基づき指定された編糸Wb
〜Wdの編成が行われるとともに、以後、第3
段、第4段等の編成が順次行われ、所望する編目
模様が形成される。
効 果 以上詳述したようにこの考案は糸掛器の配列方
向と平行に軸芯が延びるように回転軸を回転可能
に配置し、前記各糸掛器を糸供給位置に移動させ
るための偏心カムを、各糸掛器とそれぞれ対応す
るようにして前記回転軸上に配置するとともに、
各偏心カムの最大偏心部分を円周方向にずらして
固定し、前記回転軸には、それを回転駆動するた
めの駆動装置を設けたことにより、編糸を自動的
に切替えるための糸切替装置の構成を簡単にする
ことができるという効果を奏するので、糸切替装
置を備えた手編機として実用上好ましい考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した一実施例におけ
る手編機の斜傾図、第2図は糸切替装置の一部切
欠底面図、第3図は偏心カムの配置状態を示す斜
視図、第4図は電気ブロツク回路図、第5図は中
央演算処理装置の動作を説明するフローチヤート
図である。 編機本体……1、キヤリジ……4、糸切替装置
……11、糸掛器……15a〜15d、回転軸…
…18、偏心カム……19a〜19d、最大偏心
部分……20a〜20d、パルスモータ……2
1、編糸……Wa〜Wd。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 キヤリジ4の移動方向に配列されるように手
    編機本体1に設けられた複数個の糸掛器15a
    〜15dを、選択的に糸供給位置と待機位置と
    の間で移動させることにより、キヤリジ4の糸
    口へ供給される糸Wa〜Wdを切替えるようにし
    た糸切替装置11を備える手編機において、 前記糸掛器15a〜15dの配列方向と平行
    に軸芯が延びるように回転軸18を回転可能に
    配置し、前記各糸掛器15a〜15dを糸供給
    位置に移動させるための偏心カム19a〜19
    dを、各糸掛器15a〜15dとそれぞれ対応
    するようにして前記回転軸18上に配置すると
    ともに、各偏心カム19a〜19dの最大偏心
    部分20a〜20dを円周方向にずらして固定
    し、前記回転軸18には、それを回転駆動する
    ための駆動装置21を設けたことを特徴とする
    糸切替装置11を備える手編機。 2 前記駆動装置21をパルスモータによつて構
    成したことを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の手編機。
JP17335382U 1982-11-16 1982-11-16 手編機 Granted JPS5976579U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17335382U JPS5976579U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 手編機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17335382U JPS5976579U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 手編機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5976579U JPS5976579U (ja) 1984-05-24
JPS6214147Y2 true JPS6214147Y2 (ja) 1987-04-10

Family

ID=30377662

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JP17335382U Granted JPS5976579U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 手編機

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JPS5976579U (ja) 1984-05-24

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