JPS62138047A - 磁石式直流機の固定子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、永久磁石を界磁とするスタータ・モータに係
り、特に接着剤を使用することなく、永久磁石等を固定
するに好適な磁石式直流機の固定子に関する。

〔発明の背景〕

従来の永久磁石の固定法は、特開５０−１１３７０７号
に記載のように磁極間に弾性材からなる保持具を継鉄に
リベット等で固定し、保持具の弾性力により、固定する
方法となっていた。しかし、保持具のセットや、加締作
業を要するため１組立性を低下させ、また１弾性材での
固定のため、過大な振動や衝撃により、永久磁石や、補
助極が動いてしまうことがあつｔｏ 〔発明の目的〕 本発明の目的は、永久磁石と補助極を継鉄に固定する際
、作業が容易で、永久磁石及び補助極の保持力の高い固
定子を提供することにある。

〔発明の概要〕

磁石式直流機の固定子は、通常、永久磁石等を接着剤で
接着する方法、弾性材を磁極間に設置し。

弾性力で固定する方法等がある。しかし、双方とも、組
立に多くの時間を要していた。そこで、磁石式直流機の
組立の際、継鉄を外周部から内周部へ押出し、フロント
カバー及びリヤカバーの凹部と嵌合させて１位置決めし
ていることに着目し、その方法を継鉄と永久磁石、及び
補助極との間に利用することとした。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１〜第４図により説明する
。

１は固定子で筒状の継鉄６．前記継鉄６の内周面に並置
し、た複数個の永久磁石７、補助極８、及び前記永久磁
石７．及び補助極８を径方向に固定する筒状の磁極カバ
ー９から成り、フロントブラケット２とリヤーブラケッ
ト３により挾持されている。４は電機子で、シャフト１
１ｒしＬ＝、フロントブラケット２１及びリヤーブラケ
ット３により、それぞれ、メタル（１）１１．及びメタ
ル（２）１２を介して支承さねている。また、シャフト
】０上には、ビニオンクラッチ５が装着さり、ている。

１２は、前記固定子ｌの継鉄６に設置した凸部（１）で
、永久磁石７の凹ｇ（１）１４と嵌合し、永久磁石７の
軸方向、周方向の移動を阻止する。同様に１３は、継鉄
６に設置しｔ凸部（２）で、補助極８の凹部（２）１５
と嵌合し、補助極８の軸方向、周方向の移動を阻止する
。

本実施例によれば、磁極間に弾性材から成る保持具を不
要とするため、作業性が向上し、また。

過大な振動や衝＄［対しても、軸゛方向１周方向の移動
を防止するため、高い保持力を得られる効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、固定子の組立性が向上し、永久磁石、
及び補助極の凹部と継鉄の凸部の嵌合により、軸方向１
周方向に永久磁石、及び補助極が動かないので、高い保
持力を得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は磁石式直流機の主要縦断面図、第２図は固定子
の正面図、第３図は永久磁石の斜視図、第４図は補助極
の斜視図である。 ｌ・・・固定子、６・・・継鉄、７・・・永久磁石、８
・・・補助極、１２・・・凸部（１）、Ｉ３・・・凸部
（２）、１４・・・凹部（１）１５・・・凹部（２）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、継鉄の内周に複数個の永久磁石を配置した固定子を
   有する磁石式直流機において、継鉄の永久磁石との接合
   面である内周面に凸部を設け、且つ、永久磁石の外周面
   に前記継鉄の凸部に嵌合する凹部を設けたことを特徴と
   する磁石式直流機の固定子。 ２、特許請求の範囲第１項において、継鉄の永久磁石に
   隣接する補助極との接合面である内周面に凸部を設け、
   且つ、補助極の外周面に前記継鉄の凸部に嵌合する凹部
   を設けたことを特徴とする磁石式直流機の固定子。