JPS6213770Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6213770Y2 JPS6213770Y2 JP8097282U JP8097282U JPS6213770Y2 JP S6213770 Y2 JPS6213770 Y2 JP S6213770Y2 JP 8097282 U JP8097282 U JP 8097282U JP 8097282 U JP8097282 U JP 8097282U JP S6213770 Y2 JPS6213770 Y2 JP S6213770Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- cavity
- foaming
- gas
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005187 foaming Methods 0.000 claims description 11
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 8
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 239000006260 foam Substances 0.000 description 1
- 239000004088 foaming agent Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
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- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は低発泡射出成形用金型にエアー及び発
泡ガスを金型外へ逃がす装置を有した金型に関す
る。
泡ガスを金型外へ逃がす装置を有した金型に関す
る。
従来低発泡射出成形品は一般的に厚肉に成形さ
れるため内部未発泡剤及び残留ガスにより二次発
泡現象が生じ易く一般射出成形品に比べ冷却時間
が長くかかつている。冷却時間を短縮する方法と
しては金型の固定型と可動型との合わせ面よりエ
アー、ガス逃げを設けて行なう方法が一般的にと
られているがこの場合でも肉厚7mmで冷却時間は
約3分を要し、成形サイクルの改善が要望されて
いた。
れるため内部未発泡剤及び残留ガスにより二次発
泡現象が生じ易く一般射出成形品に比べ冷却時間
が長くかかつている。冷却時間を短縮する方法と
しては金型の固定型と可動型との合わせ面よりエ
アー、ガス逃げを設けて行なう方法が一般的にと
られているがこの場合でも肉厚7mmで冷却時間は
約3分を要し、成形サイクルの改善が要望されて
いた。
本考案はかゝる状況に鑑みなされたものであつ
て、低発泡射出成形用金型の固定型又は可動型に
空圧又は油圧を利用したスライド可能な進入針を
設置し射出完了後進入針が作動し厚肉部またはガ
ス溜り部に進入し内部の高発泡部分の残留ガスを
強制的に金型外へ逃がし二次発泡現象の防止を図
ることにより冷却時間を短縮するものである。
て、低発泡射出成形用金型の固定型又は可動型に
空圧又は油圧を利用したスライド可能な進入針を
設置し射出完了後進入針が作動し厚肉部またはガ
ス溜り部に進入し内部の高発泡部分の残留ガスを
強制的に金型外へ逃がし二次発泡現象の防止を図
ることにより冷却時間を短縮するものである。
以下本考案を実施例を示した図面に基ずき説明
すると、本考案にかゝる低発泡射出成形金型の断
面を示した第1図において、固定金型1と可動金
型2によつて成形品のキヤビテイ3が形成され、
可動金型2には厚肉部またはガス溜り部4を設け
るとともに射出完了後キヤビテイ3内に突出して
厚肉部またはガス溜り部4の気泡膜を破るための
進入針5が設けられている。第2〜第4図は進入
針5の駆動系と作動状態を示したものであつて、
圧搾空気7およびバネ体8によつて駆動される尖
端鋭利な進入針5がキヤビテイ3内に出没可能な
状態に設けられている。
すると、本考案にかゝる低発泡射出成形金型の断
面を示した第1図において、固定金型1と可動金
型2によつて成形品のキヤビテイ3が形成され、
可動金型2には厚肉部またはガス溜り部4を設け
るとともに射出完了後キヤビテイ3内に突出して
厚肉部またはガス溜り部4の気泡膜を破るための
進入針5が設けられている。第2〜第4図は進入
針5の駆動系と作動状態を示したものであつて、
圧搾空気7およびバネ体8によつて駆動される尖
端鋭利な進入針5がキヤビテイ3内に出没可能な
状態に設けられている。
キヤビテイ3内に射出された発泡樹脂から発生
したガスは第2図に示すように厚肉部またはガス
溜り部4に溜り巨大気泡6を形成する。射出が完
了すると第3図に示すように進入針5が圧搾空気
により押上られ巨大気泡膜を破膜したのちバネ体
8により第4図に示すように進入針5が元の位置
まで押戻されることにより発泡ガスは進入針5と
可動金型2との隙間9を通つて放出される。然る
のち冷却工程に入るのであるが本考案になる金型
によれば冷却時間を従来のほゞ半分に短縮するこ
とが可能である。
したガスは第2図に示すように厚肉部またはガス
溜り部4に溜り巨大気泡6を形成する。射出が完
了すると第3図に示すように進入針5が圧搾空気
により押上られ巨大気泡膜を破膜したのちバネ体
8により第4図に示すように進入針5が元の位置
まで押戻されることにより発泡ガスは進入針5と
可動金型2との隙間9を通つて放出される。然る
のち冷却工程に入るのであるが本考案になる金型
によれば冷却時間を従来のほゞ半分に短縮するこ
とが可能である。
なお進入針の駆動方法は上記説明のような圧搾
空気によらず他の手段例えば油圧、電磁ソレイド
等の機械的手段であつてもよく、進入針を複数用
いてもよい。
空気によらず他の手段例えば油圧、電磁ソレイド
等の機械的手段であつてもよく、進入針を複数用
いてもよい。
本考案は以上のように構成したので従来は二次
発泡防止のため冷却時間が長く成形サイクルが長
くかゝつていたが本考案によれば通常の金型に簡
単な機構を設けることによつて残溜ガスによる二
次発泡の防止をはかることができ冷却時間の半減
化と同時に成形品の変形防止を図ることが可能に
なつた。
発泡防止のため冷却時間が長く成形サイクルが長
くかゝつていたが本考案によれば通常の金型に簡
単な機構を設けることによつて残溜ガスによる二
次発泡の防止をはかることができ冷却時間の半減
化と同時に成形品の変形防止を図ることが可能に
なつた。
図面はいずれも本考案の実施例を示し、第1図
は成形金型の断面図、第2図〜第4図は第1図A
部の拡大断面図である。 符号の説明、1……固定金型、2……可動金
型、3……キヤビテイまたは成形品、4……厚肉
部またはガス溜り部、5……進入針、6……巨大
気泡、7……圧搾空気、8……バネ体、9……隙
間、10……エジエクトピン。
は成形金型の断面図、第2図〜第4図は第1図A
部の拡大断面図である。 符号の説明、1……固定金型、2……可動金
型、3……キヤビテイまたは成形品、4……厚肉
部またはガス溜り部、5……進入針、6……巨大
気泡、7……圧搾空気、8……バネ体、9……隙
間、10……エジエクトピン。
Claims (1)
- 固定金型と可動金型によつて成形品のキヤビテ
イを形成する低発泡射出成形金型において、固定
金型または可動金型に設けられた厚肉形成部また
はガス溜り部のキヤビテイ内に突出可能な進入針
を出没自在に設けたことを特徴とする低発泡射出
成形金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8097282U JPS58185420U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 低発泡射出成形金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8097282U JPS58185420U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 低発泡射出成形金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58185420U JPS58185420U (ja) | 1983-12-09 |
JPS6213770Y2 true JPS6213770Y2 (ja) | 1987-04-09 |
Family
ID=30090105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8097282U Granted JPS58185420U (ja) | 1982-06-01 | 1982-06-01 | 低発泡射出成形金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58185420U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0729337B2 (ja) * | 1990-01-31 | 1995-04-05 | 豊田合成株式会社 | 射出成形方法 |
-
1982
- 1982-06-01 JP JP8097282U patent/JPS58185420U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58185420U (ja) | 1983-12-09 |
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