JPS6213765Y2 - - Google Patents

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JPS6213765Y2
JPS6213765Y2 JP16328580U JP16328580U JPS6213765Y2 JP S6213765 Y2 JPS6213765 Y2 JP S6213765Y2 JP 16328580 U JP16328580 U JP 16328580U JP 16328580 U JP16328580 U JP 16328580U JP S6213765 Y2 JPS6213765 Y2 JP S6213765Y2
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JP
Japan
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mold
upper mold
lower mold
molding machine
pressing means
Prior art date
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JP16328580U
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JPS57108916U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金型の平行加圧機構付成形機に関し、
更に詳しくは、下金型側に取付けられている押圧
手段により上金型が支持されて、流体圧縮装置に
より上金型と下金型とが圧接されると押圧手段の
出力が上金型側の重量よりも小さい出力に切替る
平行加圧機構付成形機に関するものである。
第1図は従来の圧縮成形機を示すもので、上金
型1と下金型2との間に生地3を配置し、上部耐
圧板4と流体圧力装置5との間に、この上金型と
下金型とを挿入して、流体圧力装置5側より生地
を圧縮して成形するものである。しかし上金型1
と下金型2とに配置された生地は、高温であるこ
とと重量物である上金型1によつて、ある程度成
形面に応じて変形されるから、金型1,2の成形
面の形状によつては、一方向のみに生地が流動変
形して他方が薄くなり、成形品に不良が発生する
と言う欠点が生ずる。又、第2図は成形機に於け
る圧縮成形状態のものであるが、下金型2を支持
するラム6上部のテーブル5が成形機の精度とし
て水平度を保持しないものである。なぜなら、ヒ
ートプレスに於ては、熱変形により移動を可能に
されたテーブルの水平度が悪化しやすいからであ
る。従つて、金型を加圧して生地を成形しようと
すると、テーブルの傾き方向に生地が流動し、第
3図に示すような成形品となつて不良品となる欠
点を有する。
又、このような欠点を除去するため、テーブル
5の水平度を高めようとすると、熱変形をも考慮
しなければならないから、製作費が高価になる欠
点を有する。
本考案は、上述のような欠点を除去することを
目的に成されたもので、下金型側に設けられた押
圧手段により上金型を保持し、上金型の重量によ
つて生地が一方側に流動変形しないようにして、
成形機の上部耐圧板側の水平度を基準にし、成形
するように成したものである。その要旨は、上金
型側が成形機の圧縮軸方向に固定支持されておら
ず、該上金型が下金型側に設けられている流体圧
力装置よりも出力の小さな押圧手段により支持さ
れ、流体圧力装置により上金型と下金型とが接面
後は該押圧手段の出力が該上金型側の重量よりも
小さな出力に切換ることを特徴とするものであ
る。
以下、本考案の一実施例によつて詳細に説明す
る。第4図は本考案の圧縮成形機の正面図であ
る。10は流体圧力装置でラム6の上部にはテー
ブル5を有し、その上面側に断熱板を介在させて
下熱盤11が取付けられており、この下熱盤11
の上面に下金型12が取付けられている。下金型
12の上方にある上金型13は上熱盤15により
保持されている。この上熱盤15は成形機の軸方
向には固定されておらず、ストツパー14と成形
機の上部耐圧板7側との間をスライドできるよう
になされている。
更に、成形機の上部耐圧板7の下面には断熱板
17と保護板16とが取付けられている。そし
て、テーブル5には押圧手段22が前後に4個取
付けられている。この押圧手段22はシリンダ1
8とピストン20とピストンロツト19とにより
構成され、油圧力によりピストンロツト19がシ
リンダ18に対して移動可能に成されている。こ
の油圧力の配管系は第5図に示すように構成さ
れ、油圧ポンプ23と押圧手段22との配管途中
には、逆止め弁24が設けられており、更に、こ
の逆止め弁24と押圧手段22との間には分枝管
を配設してリリーフ弁25が設けられており、押
圧手段22のピストンロツト19が押し下げられ
るとリリーフ弁22から油圧力は逃げることにな
る。第6図は空圧力を使用する場合の実施態様を
示すものであり、押圧手段22とコンプレツサ2
6との配管には電磁式切換弁27が設けられてお
り、ピストンロツト19が押下げられると切換弁
27から押圧手段22に働いている圧力は逃げる
ように構成されているものである。
前述のように構成された本考案は以下のような
作用効果を奏する。流体圧力装置10のテーブル
5の上面に設けられた下金型12は、流体圧力装
置10のラム6により押上げられ、上金型12に
接近すると上金型13に設けられている位置決め
ピン21により位置合せされて、上金型13と重
ねるごとくなるが、押圧手段22のピストンロツ
ト19が上方に働いているので、上金型13を下
金型12に接面することなく支持することにな
る。更に、流体圧力装置10のラム6が上昇し
て、上金型13は下金型12側の押圧手段22に
支持されながら、成形機の上部耐圧板7側に当接
する。そして、上金型13側は上部耐圧板7によ
り水平度を保持されながら、下金型12と接面し
て圧着される。上金型13と下金型12が圧着さ
れると、第5図のリリーフ弁25から油圧力は逃
げるため、押圧手段22のピストンロツト19は
降下した状態を保持することになる。従つて、上
金型13は下金型12のみにより支持されること
になり、上金型13と下金型12との成形部から
ガスを逃すため、ラム6を若干降下すると、上金
型13は成形材料の圧縮反動(膨張)により微小
間隙持上げられることになる。つまり、この上金
型13と下金型12との微小間隙は、ガスを逃す
ことができるが、成形材料をばりとしてはみ出さ
ない間隙に形成できる効果を有する。ラム6のガ
ス抜きのための作動を数回繰返すことによつて成
形材料から完全にガスを逃すことが可能になる。
上述したように本考案は、成形材料が成形され
る前は上金型13が押圧手段22により支持され
ているため、成形材料が上金型13の重量によつ
て一方向にのみ変形流動されることがなく、圧縮
成形に於て一方が材料不足になつて不良品となる
ことはない。又、テーブル5がスライド面の摩耗
により水平度を保持不能の場合、更には、熱変形
等により水平度が保持できない場合でも、固定さ
れている上部耐圧板7の水平度により上金型13
を基準にして圧縮成形するから、金型の水平度の
保持技術に於て優れていることを示し、一方が材
料不足した成形品を製造することがない。このこ
とは成形機の設計上、精度を下げることができる
と共に構造を簡単にするものである。自質的には
成形機の製作コストを低減するものである。更
に、前述したように成形品にばりを発生させるこ
となく、ガス抜きを容易にするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の成形機と金型の側面図、第2図
は第1図の成形機に於てテーブルが傾いた圧縮成
形状態の側面図、第3図は第2図の成形機により
得られた成形品の断面図、第4図は本考案の成形
機と金型との正面図、第5図は第4図の成形機に
於ける押圧手段の配管系統図、第6図は他の実施
例の配管系統図である。 5……テーブル、6……ラム、7……上部耐圧
板、10……流体圧力装置、11……下熱盤、1
2……下金型、3……上金型、14……ストツ
パ、15……上熱盤、18……シリンダ、19…
…ピストンロツト、20……ピストン、21……
ストツパ、22……押圧手段、23……油圧ポン
プ、24……逆止め弁、25……リリーフ弁、2
6……コンプレツサ、27……切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 流体圧力装置10により上金型13と下金型1
    2との間で生地を圧縮成形する成形機に於て、圧
    縮方向に対して固定支持されていない該上金型が
    前記下金型側に固着されている前記流体圧力装置
    よりも出力の小さな押圧手段22により支持さ
    れ、前記下金型が前記流体圧力装置により押圧さ
    れて前記上金型と接面後に該押圧手段の出力が前
    記上金型側の重量より少なくとも小さな出力に切
    換ることを特徴とする金型の平行加圧機構付成形
    機。
JP16328580U 1980-11-14 1980-11-14 Expired JPS6213765Y2 (ja)

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JP16328580U JPS6213765Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14

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JP16328580U JPS6213765Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14

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Publication Number Publication Date
JPS57108916U JPS57108916U (ja) 1982-07-05
JPS6213765Y2 true JPS6213765Y2 (ja) 1987-04-09

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ID=29955583

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JP16328580U Expired JPS6213765Y2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6015119A (ja) * 1983-07-08 1985-01-25 Kawasaki Yukou Kk 樹脂板のプレス成形方法
JPS6030323A (ja) * 1983-07-27 1985-02-15 Kawasaki Yukou Kk 樹脂板のプレス成形方法
JPS61283513A (ja) * 1985-06-09 1986-12-13 Kawasaki Yukou Kk 熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置

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JPS57108916U (ja) 1982-07-05

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