JPS61283513A - 熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置 - Google Patents
熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置Info
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- JPS61283513A JPS61283513A JP12464685A JP12464685A JPS61283513A JP S61283513 A JPS61283513 A JP S61283513A JP 12464685 A JP12464685 A JP 12464685A JP 12464685 A JP12464685 A JP 12464685A JP S61283513 A JPS61283513 A JP S61283513A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置に関し
、特に生産性を従来に比して数倍増に高めることができ
る熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置に関する。
、特に生産性を従来に比して数倍増に高めることができ
る熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置に関する。
従来の技術
近年、製品の軽量化や組立の簡素化等から複合樹脂材に
よるプレス成形化が行われている。しかし、ゴム材や熱
可塑性樹脂材の成形加工と違って、熱硬化性の複合樹脂
材には特有の流動特性、硬化特性があり、スライドを厳
密に速度制御、圧力制御して下降しなければならないも
のである。
よるプレス成形化が行われている。しかし、ゴム材や熱
可塑性樹脂材の成形加工と違って、熱硬化性の複合樹脂
材には特有の流動特性、硬化特性があり、スライドを厳
密に速度制御、圧力制御して下降しなければならないも
のである。
発明が解決しようとする問題点
そのため、熱硬化性の樹脂プレス成形では生産速度が著
しく低く、生産性が大きな問題点となっているものであ
った。
しく低く、生産性が大きな問題点となっているものであ
った。
そこで、生産性を高める手段として、ゴム材や熱可塑性
樹脂材のプレス成形と同様の多段プレス方式が考えられ
る。しかし、従来のこれらの多段プレス装置では、速度
制御などはされておらず、ＦＲＰやＳＭＣのプレス成形
には不適当なものである。また、これらで使用されてい
るリンク機構で同調する方式を採用しようとしても、負
荷のバランスが一様でないためリンク機構が大きなもの
となり、非現実的なものであった。
樹脂材のプレス成形と同様の多段プレス方式が考えられ
る。しかし、従来のこれらの多段プレス装置では、速度
制御などはされておらず、ＦＲＰやＳＭＣのプレス成形
には不適当なものである。また、これらで使用されてい
るリンク機構で同調する方式を採用しようとしても、負
荷のバランスが一様でないためリンク機構が大きなもの
となり、非現実的なものであった。
問題点を解決するための手段
本発明は上記のような点に鑑みたもので、熱硬化性複合
樹脂材のプレス装置に複数のスライドを昇降自在に配設
するとともにベッドおよび中間のスライド上面部にその
すぐ上方のスライドを平衡支持するための油圧サーボシ
リンダ等の平衡支持装置をそれぞれ配設し、プレス成形
する熱硬化性複合樹脂材の成形条件に対応して平衡支持
装置の支持速度および支持力を所定のプログラムコント
ロールにもとずいてそれぞれ制御調整自在に平衡支持装
置をそれぞれ形成して、熱硬化性の複合樹脂材のプレス
成形であるにもかかわらず生産性を数倍増に高めること
ができ、しかも熱硬化性複合樹脂材や装置に過大な負荷
が荷重されることなく、均等した荷重が負荷できて、均
一の薄肉状の精度のよいプレス成形品を得ることができ
る熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置を提供するにあ
る。
樹脂材のプレス装置に複数のスライドを昇降自在に配設
するとともにベッドおよび中間のスライド上面部にその
すぐ上方のスライドを平衡支持するための油圧サーボシ
リンダ等の平衡支持装置をそれぞれ配設し、プレス成形
する熱硬化性複合樹脂材の成形条件に対応して平衡支持
装置の支持速度および支持力を所定のプログラムコント
ロールにもとずいてそれぞれ制御調整自在に平衡支持装
置をそれぞれ形成して、熱硬化性の複合樹脂材のプレス
成形であるにもかかわらず生産性を数倍増に高めること
ができ、しかも熱硬化性複合樹脂材や装置に過大な負荷
が荷重されることなく、均等した荷重が負荷できて、均
一の薄肉状の精度のよいプレス成形品を得ることができ
る熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置を提供するにあ
る。
実施例
以下、本発明を実施例にもとすいて説明する。
第１図、第２図は、本発明の一実施例である。プレス装
置１は、油圧プレスで構成していて、第１図のようにク
ラウン２、アップライト３、ベッド４で囲んだ中央部に
所要の剛性のスライド５を２段にねたって下部のベッド
４に向かって加圧シリンダ６、引き戻しシリンダ７を介
して昇降移動自在に配設している。ベッド４および下方
のスライド５上面には、第１図のように油圧シリンダの
ような平衡支持装置８をそれぞれ作業面の４隅部に垂直
状に配設し、すぐ上方のスライド５をそれぞれ平衡に支
持して下降し、上下にそれぞれ装着する金型９に装置の
ＦＲＰやＳＭＣの板状の熱硬化性の複合樹脂材１０をキ
ャビティ１１に均一状に流動充愼してプレス成形できる
ようにしている。平衡支持装置８は、成形用の加圧シリ
ンダ６に比してほぼ２分の１ないし５分の１位の小出力
で、ストロークも上記シート状の複合樹脂材ｌＯを金型
９を介して加圧成形するために必要な範囲の１．００〜
２００ｔｍ位の短い小容量のものとしている。そして、
油圧サーボ弁１２によって所定 ）のプ
ログラム指令にもとすき、併記したり−ニアスケール等
の位置検出器１３を介してそれぞれ支持ロッド１４の速
度、位置の同調制御を行い、プラス・マイナス０．０５
ｍ以内の高精度の平衡精度で支持できるようにしている
。そしてまた、それぞれの平衡支持装置８には、支持力
を検出するための流体・圧力変換等の圧力検出器１５を
それぞれ配設し、第２図のようにそれぞれの支持圧力を
Ａ−Ｄ変換器１６でディジタル量変換して演算器１７で
合計し、基準支持力設定器１８の基準設定力と比較演算
器１９でそれぞれ比較するようにしている。そして、支
持力が基準設定力より大きければ、スライド５の下降速
度を遅くするように油圧装置２０のサーボポンプ２１の
吐出流量を減少させるように制御し、支持力が基準設定
力より小さければ逆にスライド５の下降速度を速くする
ようにサーボポンプ２１の吐出量を増加させるように制
御し、複合樹脂材１０の変形抵抗に対して平衡支持装置
８をそれぞれ過大な圧力で押圧することなく適正に加圧
シリンダ６で加圧するようにしているものである。２２
ば、過大な圧力を回避するリリーフ弁である。なお、図
示していないが、金型９には、スチームや熱油等の熱媒
体を流通するようにして、所定の温度に制御するなど樹
脂プレス成形に必要な公知の構造としているものである
。
置１は、油圧プレスで構成していて、第１図のようにク
ラウン２、アップライト３、ベッド４で囲んだ中央部に
所要の剛性のスライド５を２段にねたって下部のベッド
４に向かって加圧シリンダ６、引き戻しシリンダ７を介
して昇降移動自在に配設している。ベッド４および下方
のスライド５上面には、第１図のように油圧シリンダの
ような平衡支持装置８をそれぞれ作業面の４隅部に垂直
状に配設し、すぐ上方のスライド５をそれぞれ平衡に支
持して下降し、上下にそれぞれ装着する金型９に装置の
ＦＲＰやＳＭＣの板状の熱硬化性の複合樹脂材１０をキ
ャビティ１１に均一状に流動充愼してプレス成形できる
ようにしている。平衡支持装置８は、成形用の加圧シリ
ンダ６に比してほぼ２分の１ないし５分の１位の小出力
で、ストロークも上記シート状の複合樹脂材ｌＯを金型
９を介して加圧成形するために必要な範囲の１．００〜
２００ｔｍ位の短い小容量のものとしている。そして、
油圧サーボ弁１２によって所定 ）のプ
ログラム指令にもとすき、併記したり−ニアスケール等
の位置検出器１３を介してそれぞれ支持ロッド１４の速
度、位置の同調制御を行い、プラス・マイナス０．０５
ｍ以内の高精度の平衡精度で支持できるようにしている
。そしてまた、それぞれの平衡支持装置８には、支持力
を検出するための流体・圧力変換等の圧力検出器１５を
それぞれ配設し、第２図のようにそれぞれの支持圧力を
Ａ−Ｄ変換器１６でディジタル量変換して演算器１７で
合計し、基準支持力設定器１８の基準設定力と比較演算
器１９でそれぞれ比較するようにしている。そして、支
持力が基準設定力より大きければ、スライド５の下降速
度を遅くするように油圧装置２０のサーボポンプ２１の
吐出流量を減少させるように制御し、支持力が基準設定
力より小さければ逆にスライド５の下降速度を速くする
ようにサーボポンプ２１の吐出量を増加させるように制
御し、複合樹脂材１０の変形抵抗に対して平衡支持装置
８をそれぞれ過大な圧力で押圧することなく適正に加圧
シリンダ６で加圧するようにしているものである。２２
ば、過大な圧力を回避するリリーフ弁である。なお、図
示していないが、金型９には、スチームや熱油等の熱媒
体を流通するようにして、所定の温度に制御するなど樹
脂プレス成形に必要な公知の構造としているものである
。
さらに、ベッド４側に配設した平衡支持装置８は、第１
図のように油圧シリンダ本体部をほぼベッド４内に埋設
し、支持０７１１４部をボルスタ−２３の上方にわたっ
て昇降するように出没させ、多段のプレス成形を行わな
いときには、支持ロッド１４をボルスタ−２３より下方
に下降させ、ボルスター２３の上面の上方のスライド５
を側部の高さ調整スペーサー２４を必要に応じて取りは
ずして搭載し、中間のスライド５と上部のスライド５と
の間でプレス成形できるようにしている。なお、必要に
よりボルスター２３を交替したり、下降した支持０７１
１４部に支持ブロック（図示せず）等を設定してプレス
成形するようにもできるものである。
図のように油圧シリンダ本体部をほぼベッド４内に埋設
し、支持０７１１４部をボルスタ−２３の上方にわたっ
て昇降するように出没させ、多段のプレス成形を行わな
いときには、支持ロッド１４をボルスタ−２３より下方
に下降させ、ボルスター２３の上面の上方のスライド５
を側部の高さ調整スペーサー２４を必要に応じて取りは
ずして搭載し、中間のスライド５と上部のスライド５と
の間でプレス成形できるようにしている。なお、必要に
よりボルスター２３を交替したり、下降した支持０７１
１４部に支持ブロック（図示せず）等を設定してプレス
成形するようにもできるものである。
作用
しかして、加圧シリンダ６、それぞれの平衡支持装置ｆ
８の速度や位置、圧力設定値等を予め所要の複合樹脂板
１０に応じて制御装置ｆ（図示せず）にプログラム入力
し、また支持力の基準設定力を基準支持力設定器１Ｂに
それぞれ入力する。そして、下金型２５に所定の軟化状
態のシート状の複合樹脂材１０をそれぞれ搭載して装置
を運転すると、サーボポンプ２１の駆動により加圧シリ
ンダ６が駆動して第１図のようにスライド５を高速下降
するとともに、複合樹脂材１０を押圧するやや上方の位
置で低速に切り替わり、鎖線のように平衡支持装置８に
ソフトに搭載する。平衡支持装置８は、所定のプログラ
ム設定にもとずいて同国してスライド５をそれぞれ平衡
に支持して下降していき、上金型２６と下金型２５とで
形成するそれぞれの所定のキャビティ１１に複合樹脂材
１０を均−状に流動充填していく。この際、複合樹脂材
１０の変形抵抗等によってスライド５の平衡支持装置８
への押圧力が減少して、上下ないし一方の平衡支持装置
８の支持力が基準支持力設定器１８で設定した基準設定
力よりも小さくなると、上記した第２図の制御ブロック
図にしたがいサーボポンプ２１の吐出流量を増加してス
ライド５の下降速度を速くし、また逆であれば、スライ
ド５の下降速度を遅くし、上下のスライド５を常に平衡
支持装置８に当接して追従していくものである。このよ
うにして、上下のそれぞれの複合樹脂材１０をそれぞれ
のキャビティ１１に均一に完全に流動充填させ、所定の
加圧力で押圧するとともに金型９をそれぞれ所定の温度
に上昇し、複合樹脂材１０を加圧硬化して所望の形状に
プレス成形していくものである。したかって、熱硬化性
の複合樹脂材のプレス成形であっでも、平衡支持装置を
多段に使用することにより、上下の平衡支持装置の支持
力を所定値とするように厳密に制御することによって、
スライドの押圧力が成形材に偏って過大に負荷されず、
また平衡支持装置にも偏った過大な押圧力がかかるのも
防止できて、精度よく、一度に複数のプレス成形品を得
ることができ、生産性の倍増がはかれるものである。
８の速度や位置、圧力設定値等を予め所要の複合樹脂板
１０に応じて制御装置ｆ（図示せず）にプログラム入力
し、また支持力の基準設定力を基準支持力設定器１Ｂに
それぞれ入力する。そして、下金型２５に所定の軟化状
態のシート状の複合樹脂材１０をそれぞれ搭載して装置
を運転すると、サーボポンプ２１の駆動により加圧シリ
ンダ６が駆動して第１図のようにスライド５を高速下降
するとともに、複合樹脂材１０を押圧するやや上方の位
置で低速に切り替わり、鎖線のように平衡支持装置８に
ソフトに搭載する。平衡支持装置８は、所定のプログラ
ム設定にもとずいて同国してスライド５をそれぞれ平衡
に支持して下降していき、上金型２６と下金型２５とで
形成するそれぞれの所定のキャビティ１１に複合樹脂材
１０を均−状に流動充填していく。この際、複合樹脂材
１０の変形抵抗等によってスライド５の平衡支持装置８
への押圧力が減少して、上下ないし一方の平衡支持装置
８の支持力が基準支持力設定器１８で設定した基準設定
力よりも小さくなると、上記した第２図の制御ブロック
図にしたがいサーボポンプ２１の吐出流量を増加してス
ライド５の下降速度を速くし、また逆であれば、スライ
ド５の下降速度を遅くし、上下のスライド５を常に平衡
支持装置８に当接して追従していくものである。このよ
うにして、上下のそれぞれの複合樹脂材１０をそれぞれ
のキャビティ１１に均一に完全に流動充填させ、所定の
加圧力で押圧するとともに金型９をそれぞれ所定の温度
に上昇し、複合樹脂材１０を加圧硬化して所望の形状に
プレス成形していくものである。したかって、熱硬化性
の複合樹脂材のプレス成形であっでも、平衡支持装置を
多段に使用することにより、上下の平衡支持装置の支持
力を所定値とするように厳密に制御することによって、
スライドの押圧力が成形材に偏って過大に負荷されず、
また平衡支持装置にも偏った過大な押圧力がかかるのも
防止できて、精度よく、一度に複数のプレス成形品を得
ることができ、生産性の倍増がはかれるものである。
他の実施例
第３図、第４図は本発明の他の実施例で、ベッド４側の
平衡支持装置８の支持ロッド１４を種々の金型９に対応
して型厚調整可能に平衡支持装置８の平
）面支持駆動とは別個に昇降駆動するようにしたもの
である。支持ロッド１４は、第４図のように平衡支持装
置８の平衡支持駆動部である油圧ラム２７の中心部を貫
通して下方に突出しており、支持ロッド１４を単独に昇
降移動できるように、かつ油圧ラム２７の昇降とともに
支持ロッド１４も一体的に昇降でのるように複ねじ等の
雄ねじ２８、雌ねじ２９で螺着している。そして、平衡
支持装置８の下方へ突出させた上記油圧ラム２７の下端
面には、第３図、第４図のように減速機箱のような型厚
調整用の支持ロッド駆動箱３０を油圧ラム２７に嵌着し
た固定リング材３１を介して強固に固着し、内部に支持
ロッド１４にウオームホイール３２を螺着するとともに
ウオームホイール３２をウオームねじ３３によって回動
するようにしている。そして、ウオームねじ３３には、
第４図のようにベッド４に昇降移動可能に装着したマイ
ターギヤーのような伝達装置３４を回転駆動自在に接続
していて、プレス装置ｌの所定位置に配設した油圧サー
ボモータのような型厚調整駆動装置３５にそれぞれ連結
し、それぞれの支持ロッド１．４を所要の制御装置（図
示せず）によって所定量昇降駆動できるようにしている
ものである。
平衡支持装置８の支持ロッド１４を種々の金型９に対応
して型厚調整可能に平衡支持装置８の平
）面支持駆動とは別個に昇降駆動するようにしたもの
である。支持ロッド１４は、第４図のように平衡支持装
置８の平衡支持駆動部である油圧ラム２７の中心部を貫
通して下方に突出しており、支持ロッド１４を単独に昇
降移動できるように、かつ油圧ラム２７の昇降とともに
支持ロッド１４も一体的に昇降でのるように複ねじ等の
雄ねじ２８、雌ねじ２９で螺着している。そして、平衡
支持装置８の下方へ突出させた上記油圧ラム２７の下端
面には、第３図、第４図のように減速機箱のような型厚
調整用の支持ロッド駆動箱３０を油圧ラム２７に嵌着し
た固定リング材３１を介して強固に固着し、内部に支持
ロッド１４にウオームホイール３２を螺着するとともに
ウオームホイール３２をウオームねじ３３によって回動
するようにしている。そして、ウオームねじ３３には、
第４図のようにベッド４に昇降移動可能に装着したマイ
ターギヤーのような伝達装置３４を回転駆動自在に接続
していて、プレス装置ｌの所定位置に配設した油圧サー
ボモータのような型厚調整駆動装置３５にそれぞれ連結
し、それぞれの支持ロッド１．４を所要の制御装置（図
示せず）によって所定量昇降駆動できるようにしている
ものである。
本実施例では、前記実施例と同様にして多段プレスがで
きて生産性の倍増がはかれるとともに、中間のスライド
とその平衡支持装置関連を取りはずして１段で使用する
場合に、大小様々の金型に対応したスライドの高低自在
の位置に平衡支持装置とは別駆動の支持ロッドを昇降し
てスライドを容易に支持でき、平衡支持装置の型ｌ！調
整をレベリングブロックを積み重ねることなく容易に行
えて、スライドを精密に平衡支持してプレス成形できる
ものである。
きて生産性の倍増がはかれるとともに、中間のスライド
とその平衡支持装置関連を取りはずして１段で使用する
場合に、大小様々の金型に対応したスライドの高低自在
の位置に平衡支持装置とは別駆動の支持ロッドを昇降し
てスライドを容易に支持でき、平衡支持装置の型ｌ！調
整をレベリングブロックを積み重ねることなく容易に行
えて、スライドを精密に平衡支持してプレス成形できる
ものである。
以上の実施例は、スライドを２段としたが、適宜の複数
段として生産性を数倍増に高めることも可能であること
は明白である。
段として生産性を数倍増に高めることも可能であること
は明白である。
また、同形品をプレス成形することは、上記の実施例で
上下の平衡支持装置のプログラムコントロールをほぼ同
一のものとしておけば容易に行えるものであるが、異形
品であっても、上下の平衡支持装置をそれぞれの金型の
成形品に対応した速度ｗＩ御や圧力制御の設定を行って
スライドをそれぞれ平衡支持することも容易にできるも
ので、同形品と同様にして簡単にプレス成形できるもの
である。
上下の平衡支持装置のプログラムコントロールをほぼ同
一のものとしておけば容易に行えるものであるが、異形
品であっても、上下の平衡支持装置をそれぞれの金型の
成形品に対応した速度ｗＩ御や圧力制御の設定を行って
スライドをそれぞれ平衡支持することも容易にできるも
ので、同形品と同様にして簡単にプレス成形できるもの
である。
なお、プレス成形材料としては、上記のような板状のも
の以外に、バルク状等の流動性のあるものについても通
用できるものである。
の以外に、バルク状等の流動性のあるものについても通
用できるものである。
発明の効果
以上のように本発明にあっては、熱硬化性の複合樹脂材
のプレス成形であるにもかかわらず生産性を従来に比し
て数倍増に高めることができ、しかも多段のスライドを
それぞれ平衡支持するそれぞれの平衡支持装置の厳密な
制御によって熱硬化性の複合樹脂材の成形材や装置に過
大の負荷が荷重されるのを防止できて均一状に厳密にプ
レスでき、均一の薄肉状の精度のよいプレス成形品を得
ることができるものである。
のプレス成形であるにもかかわらず生産性を従来に比し
て数倍増に高めることができ、しかも多段のスライドを
それぞれ平衡支持するそれぞれの平衡支持装置の厳密な
制御によって熱硬化性の複合樹脂材の成形材や装置に過
大の負荷が荷重されるのを防止できて均一状に厳密にプ
レスでき、均一の薄肉状の精度のよいプレス成形品を得
ることができるものである。
第１図は本発明の一実施例の一部省略した正断面図、第
２図は同上の平衡支持の制御ブロック図、第３図は同上
の他の実施例のベッド部の一部省略した正面図、第４図
は同上の平衡支持装置部の説明用側断面図である。 １・・・プレス装置、４・・・ベッド、５・・・スライ
ド、８・・・平衡支持装置、９・・・支持ロッド、１０
・・・複合樹脂材。 出願人 川崎油工株式会社 代理人 弁理士 森 本 邦 童 第１図 第２図
２図は同上の平衡支持の制御ブロック図、第３図は同上
の他の実施例のベッド部の一部省略した正面図、第４図
は同上の平衡支持装置部の説明用側断面図である。 １・・・プレス装置、４・・・ベッド、５・・・スライ
ド、８・・・平衡支持装置、９・・・支持ロッド、１０
・・・複合樹脂材。 出願人 川崎油工株式会社 代理人 弁理士 森 本 邦 童 第１図 第２図
Claims (1)
- （１）熱硬化性の複合樹脂材のプレス装置に複数のスラ
イドを昇降自在に配設するとともにベッドおよび中間の
スライド上面部にそのすぐ上方のスライドを平衡支持す
るための油圧サーボシリンダ等の平衡支持装置をそれぞ
れ配設し、プレス成形する熱硬化性の複合樹脂材の成形
条件に対応して平衡支持装置の支持速度および支持力を
所定のプログラムコントロールにもとずいてそれぞれ制
御調整自在に平衡支持装置をそれぞれ形成したことを特
徴とする熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12464685A JPS61283513A (ja) | 1985-06-09 | 1985-06-09 | 熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12464685A JPS61283513A (ja) | 1985-06-09 | 1985-06-09 | 熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61283513A true JPS61283513A (ja) | 1986-12-13 |
| JPH0154172B2 JPH0154172B2 (ja) | 1989-11-17 |
Family
ID=14890556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12464685A Granted JPS61283513A (ja) | 1985-06-09 | 1985-06-09 | 熱硬化性複合樹脂材のプレス成形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61283513A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006110560A (ja) * | 2004-10-12 | 2006-04-27 | Toyota Auto Body Co Ltd | プレス装置 |
| US20120058214A1 (en) * | 2010-09-03 | 2012-03-08 | Kojima Press Industry Co., Ltd. | Multiple press molding machine |
| CN106427011A (zh) * | 2016-09-09 | 2017-02-22 | 宁波精达成形装备股份有限公司 | 一种复合材料成形机 |
| CN110027243A (zh) * | 2019-05-13 | 2019-07-19 | 天津市天锻压力机有限公司 | 一种基于复合材料压机的主动调平电气控制系统 |
Citations (3)
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| JPS5871126A (ja) * | 1981-09-26 | 1983-04-27 | Kawasaki Yukou Kk | 樹脂複合材等のプレス成形方法 |
| JPS59225925A (ja) * | 1983-06-06 | 1984-12-19 | Toto Ltd | Ｆｒｐ成形品の製造方法 |
-
1985
- 1985-06-09 JP JP12464685A patent/JPS61283513A/ja active Granted
Patent Citations (3)
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| CN110027243B (zh) * | 2019-05-13 | 2021-06-08 | 天津市天锻压力机有限公司 | 一种基于复合材料压机的主动调平电气控制系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0154172B2 (ja) | 1989-11-17 |
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