JPH0327759Y2 - - Google Patents

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JPH0327759Y2
JPH0327759Y2 JP1985123295U JP12329585U JPH0327759Y2 JP H0327759 Y2 JPH0327759 Y2 JP H0327759Y2 JP 1985123295 U JP1985123295 U JP 1985123295U JP 12329585 U JP12329585 U JP 12329585U JP H0327759 Y2 JPH0327759 Y2 JP H0327759Y2
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JP
Japan
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support
press
leveling
rod
composite resin
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JP1985123295U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複合樹脂材のプレス成形の型厚調整
装置に関する。
従来の技術 FRPやSMC等の複合樹脂材のプレス成形では、
複合樹脂材の急硬化特性からスライドを高精度に
平衡に下降制御する必要がある。そのため、従来
のプレス成形のような長ストロークの加圧シリン
ダのプレス方式では、油圧油の圧縮量が大きくて
スライドを高精度に下降制御することができず、
加圧中に急硬化する複合樹脂材を均一かつ薄肉状
の所望のプレス成形品に成形するのは不可能であ
つた。
そこで、出願人はベツドの4隅部に加圧成形に
必要な少ストロークの油圧サーボシリンダの平衡
支持装置を配設したプレス装置を開発し、下降し
たスライドを複合樹脂板のプレス成形に必要な範
囲で平衡支持制御し、高精度の速度制御、位置制
御を行なえて良好なプレス成形品を成形するのに
成功している。
考案が解決しようとする問題点 しかし、多品種の部品をプレス成形するにあつ
ては、金型の寸法が大小様々で、その型厚調整の
ために上記平衡支持装置のスライドを支持する支
持ロツドに一枚当たりほぼ100Kg等のレベリング
ブロツクを人手により積み重ねて高さ調整しなけ
ればならず、手間がかかるものであつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、ベツ
ド部の4隅部に油圧サーボシリンダーで構成した
平衡支持装置をそれぞれ配設するとともに、これ
らを同調制御してスライドを平衡に支持してプレ
ス成形するようにした複合樹脂材のプレス装置に
おいて、所定の厚さの複数枚のレベリングブロツ
クを揺動棒の一端にそれぞれ固着または脱着可能
に取り付け、上記レベリングブロツクを水平方向
に旋回して平衡支持装置の支持ロツドの上面また
は支持ロツドで支持されるスライドの下面に所定
数積み重ね可能に揺動棒を回動装置で旋回駆動自
在にプレス装置の端部に配設し、スライドの昇降
または支持ロツドの昇降に追従してレベリングブ
ロツクを昇降可能に揺動棒を昇降装置に取り付け
たことを特徴とする複合樹脂材のプレス成形の型
厚調整装置を提供するにある。
実施例 以下、本考案を実施例にもとずいて説明する。
第1図は本考案の一実施例で、シート状の複合樹
脂材をプレス成形するプレス装置に実施したもの
である。プレス装置1は油圧プレスで、上部の上
フレーム2に所要の大出力、長ストロークの加圧
シリンダ3を1ないし複数個配設し、スライド4
を下部のベツド5側に向かつて昇降自在してい
る。下部のベツド5の長手方向の4隅部には、リ
ニヤスケールのような位置検出器6を併設して油
圧サーボバルブ7で位置制御、速度制御するよう
にした油圧サーボシリンダのような平衡支持装置
8をそれぞれ垂直に配設し、それぞれの位置検出
器6で検出した位置をフイードバツクして支持ロ
ツド9の速度、位置の高精度の同調制御を行うよ
うにしている。この平衡支持装置8は、加圧シリ
ンダ3に比してほぼ2分の1ないし5分の1位の
小出力で、ストロークもシート状の複合樹脂板1
0を金型11の上金型12と下金型13とで形成
する所定のキヤビテイ14に流動充填してプレス
成形するために必要な範囲の短いものとしてい
て、下降したスライド4を100分の5mm以内とい
つた位置精度で平衡支持するようにしている。こ
の平衡支持装置8を配設したプレス装置1の両側
端部には、第1図、第2図のように型厚調整用の
レベリングブロツク供給装置15を配設し、たと
えば100mmといつた一定厚さの円板状のレベリン
グブロツク16(図では9枚)をそれぞれの平衡
支持装置8の支持ロツド9上に搭載自在に配設し
ている。レベリングブロツク供給装置15は、第
1図のようにハイドロシリンダのような昇降装置
17によつて支持ロツド9に追従して昇降自在に
形成し、昇降装置17の上部の垂直軸18に一端
部にレベリングブロツク16を螺着した揺動棒1
9を円筒状の軸受20を介して嵌着し、第2図の
ように軸受20の外周部にピニオン21を取着し
てエヤーシリンダの回動装置22に取着したラツ
ク23に上記ピニオン21部を係合して揺動棒1
9を水平に回動駆動自在として、プレス成形の加
工プログラムに対応して平衡支持装置8の支持ロ
ツド9上に所定数のレベリングブロツク16を搭
載し、所要の型厚調整が自動的にできるようにし
ている。
作 用 しかして、複合樹脂板10を成形する金型11
が大きいときは、予め設定したプログラム指令に
もとずいてレベリングブロツク供給装置15の所
定の回動装置22を作動させ、第2図のように外
側に退避していた揺動棒19を内側に回転して、
所要数のレベリングブロツク16を平衡支持装置
8の支持ロツド9上にそれぞれ位置決めして搭載
し、昇降装置17を下降して支持ロツド9上に密
着して装着するものである。このように支持ロツ
ド9に自動的に積層したレベリングブロツク16
上にスライド4を下降し、従来のようにスライド
4を平衡支持制御していくものである。支持ロツ
ド9をプログラム指令にもとずいて平衡下降し、
スライド4の加圧力を調整しながら下降していく
と、レベリングブロツク16が押圧され昇降装置
17が自的に追従して下降し、支持ロツド9に一
体的に装着したように下降していくものである。
このようにレベリングブロツクを平衡支持装置
の支持ロツド上に自動的に適宜の高さに搭載でき
て型厚調整してプレス成形できるため、従来のよ
うな人手によるレベリングブロツクの搭載をしな
くてもよく、プレス成形の自動化が促進できるも
のである。
なお、上記実施例では、レベリングブロツクを
すべて等厚としているため、型厚積算が容易で、
レベリングブロツク供給装置の制御も簡単に行え
るものである。
第3図は本考案の他の実施例で、レベリングブ
ロツク16の厚みをかえて型厚調整自在としても
のである。
レベリングブロツク供給装置15は、レベリン
グブロツク16の厚さを下から400mm、200mm、
100mmとしていて、他は上記実施例と同様にして
いる。
本実施例では、3個のレベリングブロツクを全
部積み重ねれば700mmに、下側2個で600mmに、下
側1個で400mmに、上側2個で300mmに、真中1個
で200mmに、上側1個で100mmの適宜の高さに型厚
調整できるものである。
本実施例では、前記のものと比してレベリング
ブロツクの数を半分以下に削減できるもので、安
価に型厚調整ができるものである。
第4図は本考案のさらに他の実施例である。本
実施例では、レベリングブロツク16に脱着溝2
4と係止溝25とを設けレベリングブロツク供給
装置15の揺動棒19の端部に脱着装置26を設
けてレベリングブロツク16を脱着自在に係止す
るとともに、それぞれのレベリングブロツク16
の下方に断面L字状の弾性力のある引掛具27を
取着して下方のレベリングブロツク16を上方の
レベリングブロツク16で係止するようにしてい
る。さらに、スライド4に支持される下面部に上
記引掛部27と同様のレベリングブロツク装着部
28を突設し、レベリングブロツク16を脱着自
在に係止して型厚調整できるようにしているもの
である。
本実施例では、レベリングブロツクをスライド
側に自的に装着して型厚調整ができ、平衡支持装
置の支持ロツドを支持してプレス成形できるもの
である。
上記の手段にあつても、前記実施例と同様に厚
さの異なるレベリングブロツクを組み合わせるよ
うにもできるものである。
なお、以上の実施例では、レベリングブロツク
としては円板状のものとしたが、角形のものであ
つてもよく、また上下のレベリングブロツクが位
置ずれしないように段落やピン等で係合し合う構
造にすることも適宜に行えるものである。また、
プレス成形材料としては、上記の板状のもの以外
に、バルク状等の流動性のあるものについても適
用できるものである。
考案の効果 以上のように本考案にあつては、プレス成形の
様々の金型に対して、人手で平衡支持装置の支持
ロツドの上にレベリングブロツクを積み重ねた
り、スライドの下面にねじ棒の突き出し量をねじ
調整したりすることなく、揺動棒を旋回駆動する
ことで所定量のレベリングブロツクを組み合わせ
て適宜の高さに型厚調整することができて、省力
化、自動化をはかることができる。そして、レベ
リングブロツクを水平方向に旋回して型厚調整す
るにもかかわらず、昇降装置によつてレベリング
ブロツクをスライドの昇降または支持ロツドの昇
降に追従して昇降できて、金型に投入する複合樹
脂材のプレス成形が行え、プレス成形の生産性を
高められるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部省略した正断
面図、第2図は同上のレベリングブロツク供給部
の要部拡大断面図、第3図は同上の他の実施例の
一部省略した側面図、第4図は同上のさらに他の
実施例の一部省略した側面図である。 1……プレス装置、4……スライド、5……ベ
ツド、8……平衡支持装置、9……支持ロツド、
10……複合樹脂板、11……金型、15……レ
ベリングブロツク自動供給装置、16……レベリ
ングブロツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベツド部の4隅部に油圧サーボシリンダーで構
    成した平衡支持装置をそれぞれ配設するととも
    に、これらを同調制御してスライドを平衡に支持
    してプレス成形するようにした複合樹脂材のプレ
    ス装置において、 所定の厚さの複数枚のレベリングブロツクを揺
    動棒の一端にそれぞれ固着または脱着可能に取り
    付け、上記レベリングブロツクを水平方向に旋回
    して平衡支持装置の支持ロツドの上面または支持
    ロツドで支持されるスライドの下面に所定数積み
    重ね可能に揺動棒を回動装置で旋回駆動自在にプ
    レス装置の端部に配設し、 スライドの昇降または支持ロツドの昇降に追従
    してレベリングブロツクを昇降可能に揺動棒を昇
    降装置に取り付けたことを特徴とする複合樹脂材
    のプレス成形の型厚調整装置。
JP1985123295U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0327759Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985123295U JPH0327759Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985123295U JPH0327759Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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Publication Number Publication Date
JPS6234997U JPS6234997U (ja) 1987-03-02
JPH0327759Y2 true JPH0327759Y2 (ja) 1991-06-14

Family

ID=31014266

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JP1985123295U Expired JPH0327759Y2 (ja) 1985-08-09 1985-08-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60164013U (ja) * 1984-04-10 1985-10-31 株式会社新潟鐵工所 成形機

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JPS6234997U (ja) 1987-03-02

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