JPH0238372B2 - Netsukokaseijushizainopuresuseikeisochi - Google Patents

Netsukokaseijushizainopuresuseikeisochi

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JPH0238372B2
JPH0238372B2 JP12627286A JP12627286A JPH0238372B2 JP H0238372 B2 JPH0238372 B2 JP H0238372B2 JP 12627286 A JP12627286 A JP 12627286A JP 12627286 A JP12627286 A JP 12627286A JP H0238372 B2 JPH0238372 B2 JP H0238372B2
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JP
Japan
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slide
proximity control
control cylinder
thermosetting resin
slides
Prior art date
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Application number
JP12627286A
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English (en)
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JPS62282910A (ja
Inventor
Tsuneaki Yashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Hydromechanics Corp
Original Assignee
Kawasaki Hydromechanics Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Hydromechanics Corp filed Critical Kawasaki Hydromechanics Corp
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、熱硬化性樹脂材のプレス成形装置に
関する。
従来の技術と問題点 近年、製品の軽量化や組立の簡素化から、熱硬
化性樹脂材によるプレス成形化が盛んに行われて
いる。しかし、熱硬化性樹脂材には特有の流動特
性や硬化特性があつて、スライドを高速に下降し
てプレス成形できず、生産性を高めるのが困難な
ものであつた。
問題点を解決するための手段 本発明は上記のような点に鑑みたもので、熱硬
化性樹脂材のプレス装置に複数のスライドを昇降
移動可能に配設して多段にプレス成形自在に設け
るとともに、それぞれのスライドに金型の型締め
の際にそれぞれ近接制御可能な近接制御用シリン
ダーをそれぞれ配設し、各スライドの型締め時の
近接を同調制御するために下側に位置するスライ
ドの近接制御用シリンダーの下降時の排出部側と
その上側に位置するスライドの近接制御シリンダ
ーの下降時の押圧部側とを流通自在に接続すると
ともに、上記下側の近接制御用シリンダーの排出
部側と上記上側の近接制御用シリンダーの押圧部
側との面積比を2対1の関係に形成して、熱硬化
性樹脂材のプレス成形であるにもかかわらず、ス
ライドを多段化することによつて生産性を数倍増
に高めることができるとともに、多段のスライド
を同調制御できて各段における金型の型締めの際
のスライドのアプローチが不均一になることを防
止して各段の熱硬化性樹脂材のゲル化進行状態を
同一状態とし、各段の熱硬化性樹脂材を均一状に
金型のキヤビテイに流動充填するようにしてプレ
ス成形できる熱硬化性樹脂材のプレス成形装置を
提供するにある。
実施例 以下、本発明を実施例にもとずいて説明する。
第1図以下は本発明の一実施例で、スライドを
2段に配設したものである。プレス装置1は、第
1図のように油圧プレスの構成としていて、図の
ようにクラウン2、アツプライト3、ベツド4で
囲んだ中央部に所要の剛性のスライド5,5を2
段にわたつて下部のベツド4に向かつて加圧シリ
ンダー6、引き戻しシリンダー(図示せず)を介
して昇降移動自在に配設している。ベツド4およ
び下方のスライド5の上面には、図のように油圧
サーボシリンダーのような高精度に同調支持制御
自在とした平衡支持装置7,7をそれぞれ4隅部
に垂直状に配設し、すぐ上方のスライド5,5を
それぞれ平衡に支持して下降し、金型8,8に装
填のFRPやSMC等の板状の熱硬化性樹脂材9,
9をキヤビテイ10,10に均一状に流動充填し
てプレス成形できるようにしている。平衡支持装
置7,7で支持するそれぞれのスライド5,5に
は、第1図のように金型8,8の型締めの際にス
ライド5,5を同調して近接させるための近接制
御用シリンダー11,12をそれぞれ垂設してい
る。下段側のスライド5の近接制御用シリンダー
12は、所要の短ストロークの所要径のものと
し、上段側のスライド5の近接制御用シリンダー
11は、所要の長ストロークとするとともに、下
降時の押圧部側であるトツプ側の面積がが下段側
の上記近接制御用シリンダー12の下降時の排出
部側となるボトム側の面積に対して2分の1とな
るような所要径のものとし、図のように下段側の
近接制御用シリンダー12のボトム側と上段側の
近接制御用シリンダー11のトツプ側とを流通自
在にそれぞれ接続して、上段側のスライド5が下
段側のスライド5に対して2倍の速度に自動的に
同調して昇降するようにしている。そして、油も
れ等によるスライド5,5の同調の誤差を防止す
るために、スライド5が上限でストツパー13に
当接したときに、二方制御弁14,14を介して
圧油を近接制御用シリンダー11,12にそれぞ
れ補給自在に配管接続するとともに、バランス弁
15,15を配設して、過大な圧力による損傷を
防止するようにし、所要の圧力を維持できるよう
にしている。また、上側のスライド5の近接制御
用シリンダー11のボトム側には、図のように加
圧シリンダー6の昇降用の油圧ユニツト16の油
圧ポンプ17の吐出口側と切換可能の吸込口側に
接続して、近接制御用シリンダー11を加圧シリ
ンダー6の下降とともに降下駆動するようにし、
またスライド5の上昇時には上側スライド5の近
接制御用シリンダー11のボトム側に圧油を供給
して、上側のスライド5を上昇させるとともに下
側のスライド5の近接制御用シリンダー11をも
同時に駆動できるようにしている。18はプレス
装置1の上部に設けた油圧タンク、19は加圧シ
リンダー6への油圧供給用のプレフイル弁、2
0,21は常用されるリリーフ弁および逆止弁で
ある。なお、図示していないが、金型7には、ス
チームや熱油等の熱媒体を流通するようにして、
所定の温度に制御するなど樹脂材のプレス制御に
必要な構造としているものである。
作 用 しかして、加圧シリンダー6、平衡支持装置
7,7のそれぞれの速度や位置、圧力等を予め所
要の熱硬化性樹脂材9に応じて制御装置(図示せ
ず)にプログラム入力し、金型8,8に所定の軟
化状態の熱硬化性樹脂材9,9をそれぞれ装填し
て、装置を運転する。先ず、油圧ポンプ17が駆
動して加圧シリンダー6を駆動し、スライド5,
5を高速下降して熱硬化性樹脂材9に当接するや
や上方で低速に切り替え、上下のスライド5,5
が平衡支持装置7,7にそれぞれソフトに搭載さ
れるように下降していくものである。上記のよう
にスライド5,5が下降する際、上下のスライド
5,5には、第1図のように近接制御用シリンダ
ー11,12をそれぞれ上記したように配設して
いるため、第2図のように下側のスライド5が短
ストローク側の近接制御用シリンダー12によつ
て速度Vで下降すれば、ボトム側の排出される圧
油が図のように上側のスライド5の長ストローク
側の近接制御用シリンダー11のトツプ側へ流出
され、これらのシリンダー11,12の面積比が
2対1の関係から上側のスライド5は速度2Vの
2倍の速さで下降するものである。したがつて、
予め上下のスライドのストロークを所定通りのも
のにしておけば、上下のスライドにそれぞれ装着
した上金型の下金型に装填した熱硬化性樹脂材へ
の相対的な近接速度が同一のVの速度に同調でき
て、熱硬化性樹脂材に同時に当接するようにで
き、上下の熱硬化性樹脂材のゲル化状態の進行を
同一状態にできて、金型のキヤビテイにそれぞれ
流動性よく均一状に充填できるものである。その
ため、熱硬化性樹脂材のゲル化の相違によるスラ
イドの支持力の偏りも防止でき、平衡支持制御も
行いやすいものである。
このようにして、加圧シリンダー6を逐次下降
し、スライド5,5を平衡支持装置7,7でそれ
ぞれ平衡に支持しながらプレス成形していくもの
である。
したがつて、加工シリンダーの1サイクルの工
程で、2個の成形品で得られ、熱硬化性樹脂のプ
レス成形であるにもかかわらず、生産性を倍増で
きるものである。
また、スライド上昇時の金型離型にあつても、
上記の近接制御用シリンダーによつて、上下の上
金型が上下の下金型から同時にかつ同調した相対
的に同一速度で上昇するもので、成形品の偏肉の
発生が生じるおそれも防止できるものである。
なお、上記のように上下のスライドの下降、上
昇の制御には、特に上下の近接制御用シリンダー
自体のプログラム制御やシーケンス制御用の検出
器を配設する必要がなく、スライドが1段のみの
プログラム制御と何ら変わることなく行なえて、
きわめて制御が容易なものであり、これらの制御
システムの互換性もはかれるものである。
さらに、上記の実施例では、近接制御用シリン
ダーの圧油の供給や排出を加圧シリンダー駆動用
の油圧ポンプを兼用して行なつているため、油圧
源の省エネルギー化等がはかれて、特に有益なも
のである。
また、上記の実施例では、金型が同一形状や対
称形状のものの成形品の成形はもちろん、金型が
異なるものであつても、たとえば下側のスライド
の近接制御用シリンダーを上限のストツパーで規
制し、上側のスライドの近接制御用シリンダーに
給油してピストン位置の調整を行なえば、上記と
同様にしてスライドの型締め時の下降、上昇の同
調がはがれてプレス成形できるものである。
また、上記の実施例では、引き戻しシリンダー
と別個に近接制御用シリンダーを設けているが、
上側のスライド用の近接制御用シリンダーを引き
戻しシリンダー兼用に適用するようにもできるも
のである。
なお、上記実施例では、スライドを2段とした
が、必要に応じて増段して生産性を数倍増するこ
ともできるものである。
発明の効果 以上のように本発明にあつては、熱硬化性樹脂
材のプレス成形であるにもかかわらず、スライド
を多段化することによつて生産性を数倍増に高め
ることができ、しかもスライドを多段に配設して
昇降しても、各段のスライドの金型の型締めのた
めのアプーチを均一に同調できるもので、各段で
の熱硬化性樹脂材のゲル化進行状態を同一状態と
でき、金型のキヤビテイに均一状に流動充填でき
てプレス成形できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の位置実施例の一部省略した概
略説明用断面図、第2図は同上のスライド同調下
降の一部省略した作用説明用拡大図である。 1…プレス装置、4…ベツド、5…スライド、
7…平衡支持装置、8…金型、9…熱硬化性樹脂
材、11,12…近接制御用シリンダー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱硬化性樹脂材のプレス装置に複数のスライ
    ドを昇降移動可能に配設して多段にプレス成形自
    在に設けるとともに、それぞれのスライドに金型
    の型締めの際にそれぞれ近接制御可能な近接制御
    用シリンダーをそれぞれ配設し、各スライドの型
    締め時の近接を同調制御するために下側に位置す
    るスライドの近接制御用シリンダーの下降時の排
    出部側とその上側に位置するスライドの近接制御
    シリンダーの下降時の押圧部側とを流通自在に接
    続するとともに、上記下側の近接制御用シリンダ
    ーの排出部側と上記上側の近接制御用シリンダー
    の押圧部側との面積比を2対1の関係に形成した
    ことを特徴とする熱硬化性樹脂材のプレス成形装
    置。 2 プレス装置のヘツドおよび中間のスライドに
    そのすぐ上方のスライドを平衡支持するための油
    圧サーボシリンダー等の平衡支持装置をそれぞれ
    配設し、平衡支持装置の支持速度および支持力を
    プログラム制御自在としたものである特許請求の
    範囲第1項記載の熱硬化性樹脂材のプレス成形装
    置。
JP12627286A 1986-05-31 1986-05-31 Netsukokaseijushizainopuresuseikeisochi Expired - Lifetime JPH0238372B2 (ja)

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