JP3203534U - 被成形物の加圧成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きさを大幅に減らすことができるうえ、各成形室別に圧力分布を均一に制御することができる被成形物の加圧成形装置を提供する。【解決手段】加圧成形装置100は、多数の仮成形ブレーキパッドの収容された安着金型20が側方から挿入配置され、前記安着金型20と向き合うように配置された多数の成形加圧部30が前記安着金型20の方向に昇降しながら、安着金型20に収容された被成形物を熱加圧するものであって、前記成形加圧部30が昇降するように独立して作動する多数の昇降シリンダー40、前記各昇降シリンダー40を昇降駆動するように油圧または空圧を提供する多数の圧力シリンダー50、および前記各圧力シリンダー50を個別に動作させるための動力を伝達する多数の駆動手段60を含んでなる。【選択図】図1

Description

本考案は、被成形物の加圧成形装置に係り、より詳しくは、仮成形ブレーキパッドなどの被成形物を熱加圧成形し、最終成形完成された成形物を製造するための被成形物の加圧成形装置において、加圧手段としての多数の昇降シリンダーを個別駆動手段によって独立して作動するようにすることにより、その大きさを大幅に減らすことができるうえ、各成形室別に圧力分布を均一に制御することができる、被成形物の加圧成形装置に関する。
一般に、車両用ブレーキパッドは、仮成形機を用いてバックプレートの一面に摩擦材を仮成形して仮成形ブレーキパッドなどの被成形物を製造し、仮成形ブレーキパッドは、主成形機を用いて熱加圧成形して完成品を得るようにしている。
このような車両用ブレーキパッドの成形時には、同時に多数個を成形してこそ生産性の向上を期待することができ、更に、成形過程で適切な熱を加えてこそ、摩擦材が含んでいる各種樹脂類の硬化により硬度、比重、接着強度および圧縮量などを満足する所望の物性を持つことができる。
したがって、従来も、車両用ブレーキパッドの成形時に仮成形と主成形を厳しく区分して、仮成形機を用いた仮成形の際には、およそ300〜400kgf/cmの圧力を有するメインシリンダーが、平板型モールドの成形室に供給された粉末化原材料を低圧で約7秒間加圧することにより、摩擦材の基本的な形態を保持する仮成形品を得るようにし、得られた仮成形品は、主成形機の平板型モールドの成形室に供給し、500〜600kgf/cmの圧力を持つメインシリンダーがおよそ200〜300秒間高圧で加圧して摩擦材の完全な成形が行われるようにするとともに、摩擦材に約150℃の熱を加えることにより、摩擦材が含んでいる各種樹脂類の硬化が行われるようにして、所望の物性を満たす車両用ブレーキパッドを得るようにしている。
一方、従来の主成形機の場合、成形室が多数個形成されるため加圧成形の際にその分の大きな力を必要とするので、メインシリンダーとして一般に推力500トン以上およびサイズ5〜6mの大型昇降シリンダーが採用されている。
しかし、現在標準仕様で製作販売されている油圧シリンダーは、最大300トンであって、それ以上の場合には注文製作して使用する。このとき、主要部品であるオイルシールやパッキンなどは、製作の際に高度の技術を要する精密部品であって、技術力に優れた一部の特定の国のみで生産されて高価で取引されるため、全体的な製造コストの上昇をもたらす。しかも、メインシリンダーが大型であってメンテナンス作業が難しいうえ、部品のコストが高くてメンテナンス費用が高いという問題点があった。
さらに、前記メインシリンダーはRAMシリンダーの形態を使用するもので、別途の油圧タンクおよび油圧ポンプが必須的に備えられなければならないから、設置空間がもっと大きくなって空間活用率が低下するしかないという問題点があった。
特に、成形型は多数の成形室を備えており、広い面積を持つが、メインシリンダーは上部モールドの中央部に連結されて全体的に加圧力が与えられるので、メインシリンダーによる熱加圧成形の際に、メインシリンダーが連結される中央部には正常な加圧力が作用するが、メインシリンダーから離れるほど加圧力が益々弱化していくため、各成形室別の加圧力の差に起因する品質の不均一およびこれによる不良製品の量産などの問題点があった。
韓国公開特許第10−2011−0023210号
本考案は、上述した問題点を解決するためのもので、その目的は、仮成形機によって仮成形されたブレーキパッドなどの被成形物を熱加圧成形し、成形完成されたブレーキパッドなどの成形品を製造するための被成形物の加圧成形装置において、加圧手段としての多数の昇降シリンダーを個別駆動手段によって独立して作動するようにすることにより、その大きさを従来よりも1/3以下に大幅に減らすことができる、被成形物の加圧成形装置を提供することにある。
本考案の他の目的は、多数のロードセルや距離検出センサーの設置によって、個別駆動手段の駆動パワーを個別に制御して圧力分布を均一に制御することができるため、各成形室別の加圧力の差に起因する品質の不均一問題およびこれによる不良製品の量産を防止することができる、被成形物の加圧成形装置を提供することにある。
本考案の別の目的は、前記昇降シリンダーの昇降駆動のために、従来と同じ油圧タンクおよび油圧ポンプを使用する代わりに簡単に駆動モーターを使用することにより、装置の体積を縮小させるとともに、仮成形製品の特性に応じる成形幅(距離)、圧力大きさおよび温度を高精度かつ迅速に制御することができるため、製品品質および生産性の向上を確保することができるとともに、空間活用率を高めながら容易なメンテナンスを図ることができる、被成形物の加圧成形装置を提供することにある。
本考案の別の目的は、大きなストロークによる圧力シリンダーおよび小さなストロークによる昇降シリンダーにより行われる二重連結動作によって小型化を図ることができる、被成形物の加圧成形装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案は、多数の被成形物が収容された安着金型が側方から挿入配置され、前記安着金型と向き合うように配置された多数の成形加圧部が前記安着金型の方向に昇降しながら、前記安着金型に収容された被成形物を熱加圧するための被成形物の加圧成形装置において、前記成形加圧部が昇降するように独立して作動する多数の昇降シリンダーと、前記各昇降シリンダーを昇降駆動するように油圧または空圧を提供する多数の圧力シリンダーと、前記各圧力シリンダーを個別に動作させるための動力を伝達する多数の駆動手段とを含んでなることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、本考案は、多数の被成形物が収容された安着金型が側方から挿入配置され、前記安着金型と向き合うように配置された多数の成形加圧部が前記安着金型の方向に昇降しながら、前記安着金型に収容された被成形物を熱加圧するための被成形物の加圧成形装置において、前記成形加圧部が昇降するように独立して作動する多数の昇降シリンダー、および前記各昇降シリンダーを昇降駆動するように油圧または空圧を提供する駆動手段を含んでなることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記安着金型の上側には、前記被成形物の上側を支持するための支持部が配置され、前記安着金型の下側には、前記被成形物の下側を加圧するための前記成形加圧部が配置され、前記成形加圧部は、前記安着金型を前記支持部の方向に移動させ、前記安着金型に収容された被成形物が加圧されるようにすることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記成形加圧部は、前記安着金型の上側に配置される上側成形加圧部、および前記安着金型の下側に配置される下側成形加圧部を含み、前記昇降シリンダーは、前記上側成形加圧部を下方に加圧させる上側昇降シリンダー、および前記下側成形加圧部を上方に加圧させる下側昇降シリンダーを含むことを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記安着金型の下側には、前記被成形物の下側を支持するための支持部が配置され、前記安着金型の上側には、前記被成形物の上側を加圧するための前記成形加圧部が配置され、前記成形加圧部は、前記支持部の方向に移動しながら、前記安着金型に収容された被成形物を加圧させることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記駆動手段は、駆動源としての駆動モーター、前記駆動モーターによって回転する回動軸、回転する前記回動軸に沿って両方に移動可能な移動部、および前記移動部の移動に応じて連動して前記圧力シリンダーに加圧力を提供する加圧ロッドを含んでなることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記圧力シリンダーは前記昇降シリンダーよりも薄くて長く形成され、前記圧力シリンダーからの加圧力の供給を受けるように連結された前記昇降シリンダーは前記圧力シリンダーよりも厚くて短く形成されるが、前記圧力シリンダーよりも短いストローク長さを持つように構成され、前記圧力シリンダーの長いストロークによる加圧力が前記昇降シリンダーの短いストロークで伝達されることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記駆動手段は、前記各昇降シリンダーにエアまたはオイルを供給する流体供給部;および前記流体供給部を介して供給されるエアまたはオイルの量を調節する圧力調節部を含むことを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記成形加圧部と前記昇降シリンダーとの間に昇降加圧部が備えられるが、前記昇降加圧部の一側と他側にそれぞれ前記成形加圧部と前記昇降シリンダーが連結され、前記昇降シリンダーが前記昇降加圧部を加圧させると、前記昇降加圧部に連結された多数の前記成形加圧部が、前記安着金型に収容された多数の前記被成形物を加圧することを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記昇降加圧部に連結される前記成形加圧部または前記昇降シリンダーは1つまたは複数で構成されることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記安着金型の上方または下方の多数の位置には、各領域別の被成形物に加わる圧力を測定するための多数の圧力測定部と、前記圧力測定部の測定値の入力を受ける制御部をさらに含み、前記制御部は、前記圧力測定部から入力された各領域別の加圧力が基準値に比べて高い或いは低い当該領域に対応する前記成形加圧部を昇降させるように前記駆動手段を制御することにより、前記成形加圧部が当該領域の加圧力を減少または増大させることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記圧力測定部はロードセルまたは圧力センサーを含むことを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記成形加圧部が上下方に繰り返し移動するように前記駆動手段を制御する制御部をさらに含み、前記成形加圧部が上下方に繰り返し移動すると、前記安着金型内のガスが外部へ排出されることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、内部の粉塵またはガスを吸入するための空気吸入部、および前記空気吸入部から吸入された粉塵またはガスを外部へ排出するための排気パイプをさらに備えることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記安着金型の上方または下方には加熱のためのヒーター部が備えられることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記ヒーター部は面状発熱体を含んでなり、前記面状発熱体は、前記安着金型の上面または下面の方向に配置される水平部、および前記安着金型の側方部を向いて配置される枠部を含んでなることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記昇降シリンダーの移動距離または位置を検出する距離検出センサーをさらに含むことを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
また、前記昇降シリンダーに加わる油圧または空圧の圧力を検出する圧力センサーをさらに含むことを特徴とする、被成形物の加圧成形装置を提供する。
本考案に係る被成形物の加圧成形装置によれば、仮成形ブレーキパッドなどの被成形物を熱加圧成形し、最終成形された成形物を製造するための被成形物の加圧成形装置において、加圧手段としての多数の昇降シリンダーを個別駆動手段によって独立して作動するようにすることにより、従来と同じ高価な500トン以上の推力を持つ5〜6mの大型昇降シリンダーを1/3以下の大きさに大幅に減らしながらも加圧力はそのまま維持することができるため、非常に経済的であるという効果がある。
本考案の多数のロードセルまたは距離検出センサーの設置によって、個別駆動手段の駆動力を個別に制御して圧力分布を均一に制御することができるため、各成形室別の加圧力の差に起因する品質の不均一問題およびこれによる不良製品の量産を防止することができるという効果もある。
また、前記昇降シリンダーの昇降駆動のために、従来と同じ油圧タンクおよび油圧ポンプを使用する代わりに簡単に駆動モーターを使用することにより、装置の体積を縮小させるとともに、仮成形製品の特性に応じる成形幅(距離)、圧力大きさおよび温度を高精度かつ迅速に制御することができるため、製品の品質を確保することができるとともに、空間活用率を高めながらもより容易なメンテナンスを図ることができるという効果もある。
また、大きなストロークによる圧力シリンダーおよび小さなストロークによる昇降シリンダーにより行われる二重連結動作によって小型化が可能であるという効果もある。
また、成形加圧部を上下方に繰り返し移動させることにより、ブレーキパッドを加圧する過程で発生するガスを安着金型の成形室の外部へ容易に抜くことができるという効果がある。
本考案に係る被成形物の加圧成形装置を示す側面図である。 本考案に係る被成形物の加圧成形装置を示す斜視図である。 成形完了した車両用ブレーキパッドを示す斜視図である。 図1の「A」部分の拡大図である。 本考案に係る被成形物の加圧成形装置の概略的な分解図である。 本考案に係る被成形物の加圧成形装置の成形部を示す斜視図である。 本考案に係る被成形物の加圧成形装置の駆動部およびロードセルによる駆動制御状態を示す斜視図である。 本考案に係る被成形物の加圧成形装置の駆動動作状態を示す概略的な動作状態図である。 本考案に係る被成形物の加圧成形装置の昇降加圧部の他の例を示す概略図である。 本考案の一実施形態に係る被成形物の加圧成形装置に備えられる距離検出センサーと圧力センサーを説明するために示す概略図である。 本考案の他の実施形態に係る被成形物の加圧成形装置を示す側面図である。 本考案の他の実施形態に係る被成形物の加圧成形装置の成形部を示す斜視図である。 図11の「B」部分の拡大図である。 本考案の他の実施形態に係る被成形物の加圧成形装置の成形部の昇降駆動状態を示す部分斜視図である。 本考案の他の実施形態に係る被成形物の加圧成形装置の成形部を示す断面図である。 本考案の他の一実施形態に係る被成形物の加圧成形装置の駆動手段を説明するために概略的に示す図である。
以下、本考案の属する技術分野における通常の知識を有する者が本考案を容易に実施し得る程度に詳細に説明するために、本考案の最も好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
ここで、本考案の全般にわたって熱加圧成形するための被成形物として、後述するように車両用ブレーキパッド、すなわち仮成形ブレーキパッドについて説明しているが、本考案において加圧成形するための被成形物として車両用ブレーキパッドにのみ限定されるのではなく、本考案の加圧成形装置は、様々な種類や形態を有する各種樹脂被成形物などにも制限されることなく同様に適用できる。説明の便宜のために、各種被成形物の用語を車両用ブレーキパッドと通称して説明していることを理解すべきであろう。
図1は本考案に係る被成形物の加圧成形装置を示す側面図である。
図1に示すように、本考案の一実施形態に係る被成形物の加圧成形装置100は、多数の仮成形ブレーキパッド1(図3参照)の収容された安着金型20が側方から挿入配置され、前記安着金型20と向き合うように配置された多数の成形加圧部30が前記安着金型20の方向に昇降しながら、安着金型20に収容された被成形物を熱加圧するものであって、前記成形加圧部30が昇降するように独立して作動する多数の昇降シリンダー40、前記各昇降シリンダー40を昇降駆動するように油圧または空圧を提供する多数の圧力シリンダー50、および前記各圧力シリンダー50を個別に動作させるための動力を伝達する多数の駆動手段60を含んでなる。
安着金型20は、前記仮成形ブレーキパッド1が配置される多数の成形室21を含む。
また、本考案は、前記安着金型20の上方に配置され、前記仮成形ブレーキパッド1の上側を支持する支持部11が設けられる上部金型10をさらに含むことができる。
また、前記安着金型20の上方に配置される上部金型10には加熱のためのヒーター部12を含み、前記安着金型20の下方にも加熱のための他のヒーター部22を含むことが好ましい。前記ヒーター部12、22は面状発熱体を含んで構成され、該面状発熱体は、それぞれ前記安着金型20の上面または下面の方向に配置される水平部12a、22a、および前記安着金型20の側方部を向いて配置される枠部12b、22bを含んでなる。
成形加圧部30は、前記安着金型20が配置された下側に仮成形ブレーキパッド1の下側を加圧するように配置され、上方に移動しながら加圧する。成形加圧部30は、その下側に位置する略板状の昇降加圧部41によって昇降する。図示した例では、板状の昇降加圧部41の形態を示しているが、本考案においてはその形状を限定しない。前記昇降加圧部41には前記成形加圧部30が1つまたは多数個(図示した例では2つ)形成でき、その個数は限定されない。
昇降シリンダー40は、前記昇降加圧部41を昇降させ、図示した例では2つの昇降シリンダー40を示しているが、実際、後方側に多数個が形成できる。
圧力シリンダー50は、前記昇降シリンダー40よりも薄くて長い形状をし、大きなストローク長さを有し、前記圧力シリンダー50からの加圧力の供給を受けるように連結された前記昇降シリンダー40は、前記圧力シリンダー50よりも厚くて短い形状をし、小さなストローク長さを持つようにして、前記圧力シリンダー50における大きなストロークによる加圧力が前記昇降シリンダー40に供給されながら、相対的に大きな加圧力の小さなストロークで外部加圧されるようにすることが好ましい。このように大きなストロークによる圧力シリンダー50および小さなストロークによる昇降シリンダー40により行われる二重連結動作によって小型化が可能であるという利点がある。
駆動手段60は、駆動源としての駆動モーター65、前記駆動モーター65によって回転するボールスクリュー形態の回動軸63、前記回動軸63が回転すると、前記回動軸に沿って両方向に移動可能な移動部62、および前記移動部62の移動に伴って連動し、前記圧力シリンダー50に加圧力を提供する加圧ロッド61を含んで構成される。駆動手段60は、前記ボールスクリュー形態の回動軸63の回転により前記移動部62が水平移動できるように前記移動部62の下端に設けられる水平移動レール64をさらに含むことができる。
また、本考案は、内部の粉塵またはガスを吸入するための空気吸入部80、および前記空気吸入部80から吸入された粉塵またはガスを外部へ排出するための排気パイプ81をさらに備えることができある。
更に、前記安着金型20の上方または下方の多数の位置には、成形室21の各領域別に仮成形ブレーキパッド1に加わる圧力を測定するための多数のロードセル70を備えることができる。
また、本考案の一実施形態に係る被成形物の加圧成形装置100の左側部には支持台2が配置され、安着金型20を加圧成形の前後に支持することができるようになっている。
図2は本考案に係る被成形物の加圧成形装置を示す斜視図である。
図2に示すように、本考案の一実施形態に係る被成形物の加圧成形装置100は、略六角フレーム形状の外形を有する。
また、上側には固定された状態の上部金型10が配置され、およそ前方中央側には支持台2が配置され、安着金型20が支持台2上に待機状態にあってから中央金型投入部(図面番号を付与せず)を介してロード(loading)され、加圧成形が完了した後には中央金型投入部(図面番号を付与せず)を介してアンロード(unloading)できるようになっている。
また、一側部は空気吸入部80が設置されて内部の粉塵またはガスを吸入し、前記空気吸入部80から吸入された粉塵またはガスは排気パイプ81を介して外部へ排出するようになっている。
また、下側には駆動手段60が多数列に配置され、多数の圧力シリンダー50(図1参照)を個別に動作させるための動力を伝達するようになっている。
図3は成形完了した車両用ブレーキパッドの斜視図である。
図3に示すように、成形完了したブレーキパッド1は、下側にはバックプレート1Aが位置し、上側には車両制動時に制動ディスクに直接接触する摩擦材1Bが位置し、実際、本考案に係る被成形物の加圧成形装置100を用いた成形加圧時には、バックプレート1Aと摩擦材1Bが分離された形態で安着金型20の成形室21内に配置される。
図4は図1の「A」部分の拡大図である。
図4に示すように、上部金型10は、フレーム形態の被成形物の加圧成形装置100(図2参照)の上側に固定された形態をなす。安着金型20の下部には安着プレート20aが装着され、安着金型20の成形室21に位置した成形加圧部30を支持するように構成できる。
そして、成形加圧部30の昇降により、熱加圧成形の際に、各成形加圧部30の上面は、安着金型20の各成形室21の開放された下側を介して成形室21の内部へ挿入された後、各成形室21に配置された仮成形ブレーキパッド1の摩擦材1Bに当接して加圧する。このとき、成形加圧部30の下方には昇降加圧部41が位置し、成形加圧部30を昇降するようにする。
また、固定された状態の上部金型10の支持部11の下面は、成形室21の開放された上側を介して成形室21の内部へ挿入された後、仮成形ブレーキパッド1のバックプレート1Aに当接して加圧する。
図示した例ではバックプレート1Aを上側に配置し、摩擦材1Bを下側に配置する状態を示しているが、逆に、摩擦材1Bを上側に配置し、バックプレートを下側に配置する構造も可能であり、その配置位置に限定されない。
また、図示した例では上部金型10が固定された状態の例を示しているが、前記上部金型10の支持部11を成形加圧部として形成して加圧する形態となるようにその上側に別途の駆動手段を備えて昇降するようにし、安着金型20の成形室21の下側には固定された形態としての支持部を形成することもできる。すなわち、前記安着金型20の各成形室21の下側には、前記仮成形ブレーキパッド1の下側を支持するための支持部が配置され、前記安着金型20の各成形室の上側には、前記仮成形ブレーキパッド1の上側を加圧するための成形加圧部が配置されることにより、下方に移動しながら加圧する構造で形成することもできる。
図5は本考案に係る被成形物の加圧成形装置の概略的な分解図である。
図5に示すように、上側には上部金型10が配置され、前記上部金型10の下端には多数の支持部11が形成されることにより、熱加圧成形の際に前記仮成形ブレーキパッド1の上側を支持することができるようになっている。
併せて、前記上部金型10の多数の位置には、成形室21の各領域別に前記ブレーキパッドに加わる圧力を測定するための多数のロードセル70が備えられる。
図示した例では上部金型10側に多数のロードセル70が備えられた例を示しているが、安着金型20の下方の多数の位置に多数のロードセル70が備えられてもよい。
図示の如く、前記安着金型20は、略四角形状の成形室21が、行と列を成すマトリクス(matrix)状に多数配列され、各仮成形ブレーキパッド1がその内側に配置されて熱加圧成形時に成形が行われる。
すなわち、多数の成形室21には仮成形ブレーキパッド1が配置されるとともに、加圧成形の際に、上側には上部金型10の支持部11が配置され、下側には昇降する成形加圧部30(図1参照)が対応して配置される。
前記安着金型20の下側には昇降シリンダー40が2列に多数配置され、各昇降シリンダー40の下側には圧力シリンダー50が配置される。
また、多数の圧力シリンダー50の下側には、一列に多数配置される多数の駆動手段60が備えられる。
勿論、上述したように、各駆動手段60は、駆動源としての駆動モーター65と、前記駆動モーター65によって回転するボールスクリュー形態の回動軸63と、前記回動軸63が回転すると、前記回動軸に沿って両方向に移動可能な移動部62と、前記移動部62の移動に伴って連動し、前記圧力シリンダー50に加圧力を提供する加圧ロッド61と、前記ボールスクリュー形態の回動軸63の回転により前記移動部62が水平移動できるように前記移動部62の下端に設けられる水平移動レール64とを含んで構成される。
また、上述したように、空気吸入部80が設置されて内部の粉塵またはガスを吸入し、前記空気吸入部80から吸入された粉塵またはガスは排気管81を介して外部へ排出するようになっている。
また、本考案の一実施形態に係る被成形物の加圧成形装置100の一側部には支持台2が配置され、安着金型20を加圧成形の前後に支持することができるようになっている。
図6は本考案に係る被成形物の加圧成形装置の成形部を示す斜視図である。
図6に示すように、前記安着金型20には、多数の仮成形ブレーキパッド1が配置されて熱加圧成形が行われるように多数の成形室21が備えられる。
前記安着金型20の各成形室21の上側には、前記仮成形ブレーキパッド1の上側を支持するための支持部11が配置される。
また、前記安着金型20の各成形室21の下側には、前記仮成形ブレーキパッドの下側を加圧するための成形加圧部30が配置され、成形加圧の際に昇降シリンダー40の昇降駆動により上方に移動して加圧する。
この時、前記多数の成形加圧部30は、前記安着金型20の各成形室21の直下部に成形室21と同じ個数だけ設置され、熱加圧成形の際に上昇して、各成形室21内に配置された仮成形ブレーキパッド1の摩擦材1B(図3)を加圧する役割を果たす。
また、上部金型10には加熱のためのヒーター部12を含み、前記安着金型20の下方にも加熱のための他のヒーター部22を含むことにより、熱加圧成形の際に、マトリクス状に列と行をなす中央の金型20の各成形室21に熱を伝達して、最大200℃〜300℃まで(これに限定されない)仮成形ブレーキパッド1に熱を伝達することができるようにする。
勿論、前述したように、前記ヒーター部12、22は面状発熱体を含んで構成され、該面状発熱体は、前記安着金型20の上面または下面の方向に配置される水平部12a、22a、および前記安着金型20の側方部を向いて配置される枠部12b、22bから構成される。
また、前記成形加圧部30は、その下側に位置する略板状の昇降加圧部41によって昇降する。
併せて、前記安着金型20の上方の多数の位置には、成形室21の各領域別に仮成形ブレーキパッド1に加わる圧力を測定するための多数のロードセル70が備えられる。
図7は本考案に係る被成形物の加圧成形装置の駆動部およびロードセルによる駆動制御状態を示す斜視図である。
図7に示すように、前記駆動手段60は、下側に多数列に配置され、それぞれ、駆動源しての駆動モーター65と、前記駆動モーター65によって回転するボールスクリュー形態の回動軸63と、前記回動軸63が回転すると、前記回動軸に沿って両方向に移動可能な移動部62と、前記移動部62の移動に伴って連動し、前記圧力シリンダー50に加圧力を提供する加圧ロッド61と、ボールスクリュー形態の回動軸63の回転により前記移動部62が水平移動できるように前記移動部62の下端に設けられる水平移動レール64とを含んで構成される。
また、前記安着金型20の上方の多数の位置には、各領域別に前記ブレーキパッド1に加わる圧力を測定するための圧力測定部が備えられる。前記圧力測定部は、多数のロードセル70または後述の圧力センサー(図示せず)を含むことができる。
また、図示してはいないが、前記ロードセル70の測定値の入力を受ける制御部(図示せず)をさらに含むことができる。前記制御部は、前記多数のロードセル70から入力された各領域別の加圧力を測定し、加圧力が基準値に比べて高い或いは低い領域に対応する前記成形加圧部30(図6参照)を昇降させる前記昇降シリンダー40に連結された前記圧力シリンダー60の前記加圧ロッド61を引き込み或いは引き出すために、前記駆動モーター65を正回転または逆回転させて当該領域の加圧力を減少または増大させて各成形室21別に圧力分布を均一に制御することができる。
ここで、図示した例ではブレーキパッド1に加わる圧力を測定するための多数のロードセル70が備えられた例を示しているが、前記ロードセル70の代わりに、公知の圧力センサーまたは距離検出センサーを設置して、各領域別の仮成形ブレーキパッド1に加わる圧力が一定圧以下または以上である場合に応じて加圧力を減少または増大させるように、電気回路的に前記制御部に接続された構造を取ることもできる。前記距離検出センサーは、例えば、変位センサーの一種であるLVDT(Linear Variable Differential Transformer)などで構成できる。LVDTは、磁気的原理を利用したセンサーであって、簡単なsearch coilから超伝導現象を利用したSQID(Super conducting Quantum Interference Device)まで多種多様である。このようなLVDTは、非接触検知が可能であり、比較的値も安いため、変位、圧力、液位、荷重、振動などの測定に使われている。
一方、前記制御部(図示せず)は、駆動モーター65を一定の回転数だけ正回転および逆回転させる動作を繰り返すように制御して、成形加圧部30が安着金型20の各成形室21で一定間隔上下方に繰り返し移動するように制御することができる。このように成形加圧部が安着金型20の各成形室21の内部で上下方に繰り返し移動すると、安着金型20の各成形室21内のガスが外部へ排出されるガス抜き作業が行われる。このように、本考案は、成形加圧部30を上下方に繰り返し移動させることにより、仮成形ブレーキパッド1を加圧する過程で発生するガスを成形室21の外部へ容易に抜くことができるという効果がある。
図8は本考案に係る被成形物の加圧成形装置の駆動動作状態を示す概略的な動作状態図である。
図8に示すように、前記成形加圧部30は、各昇降シリンダー40に2つずつ配置され、昇降シリンダー40の昇降によって連動して動くことができるようになっている。
図8では、1つの昇降シリンダー40上に配置される1つの板状の昇降加圧部41に2つの成形加圧部30が形成されて加圧を行うようになっている。勿論、図示した例では、一つの昇降加圧部41に2つの成形加圧部30が形成された構造を示しているが、3つ以上の成形加圧部30が形成されてもよい。
一方、上述したように、前記圧力シリンダー50は、前記昇降シリンダー40よりも薄くて長い形状をし、大きなストローク長さを有し、前記圧力シリンダー50からの加圧力の供給を受けるように連結された前記昇降シリンダー40は、前記圧力シリンダーよりも厚くて短い形状をし、小さなストローク長さを有するようにして、前記圧力シリンダー50における大きなストロークによる加圧力が前記昇降シリンダー30に供給されながら、相対的に大きな加圧力の小さなストロークで外部加圧されるようにする。
前記多数の昇降シリンダー40の下側には増圧流路3が設置され、その下側に配置される多数の圧力シリンダー50のシリンダー圧力によって増圧されて昇降することが好ましいが、これに限定されない。
前記駆動手段60の動作は、前記駆動手段60の駆動モーター65を動作(正回転または逆回転)させて回動軸63が回転動作をすると、移動部62がその下側の水平移動レール64に沿って右へ移動する。これにより、移動部62の上側に一体に連結された水平加圧ロッド61が右へ移動して、駆動力を圧力シリンダー50へ伝達するのである。
図9は本考案に係る被成形物の加圧成形装置の昇降加圧部の他の例を示す概略図である。
図9に示すように、前記昇降加圧部42には前記成形加圧部が多数個(図示した例では4つ)形成されるが、一つの昇降加圧部42は、2つの昇降シリンダー40が加圧して昇降させることができるようになっている。
勿論、図示した例では、一つの昇降加圧部42を2つの昇降シリンダー40によって加圧する構造を示しているが、3つ以上の昇降シリンダー40によって一つの昇降加圧部42を加圧する構造も可能である。
次に、上述したような本考案の一実施形態に係る被成形物の加圧成形装置100を用いた車両用ブレーキパッド成形方法について説明する。
まず、バックプレート1A(図3参照)と摩擦材1Bが分離された状態での仮成形された多数の仮成形ブレーキパッド1のバックプレート1Aは上側に、摩擦材(1B、図3参照)は下側に分離された状態で、安着金型20の多数の成形室21に上下に位置させた後、安着金型投入部(図面番号を付与せず)を介して上部金型10と多数の成形加圧部30との間に配置させて熱加圧成形準備をする(図1および図2参照)。
この時、前記上部金型10は、フレーム形態の被成形物の加圧成形装置100の上側に固定された形態を成し、多数の成形加圧部30の昇降により、熱加圧成形の際に、各成形加圧部30の上面が仮成形ブレーキパッド1の下面に当接して加圧すると同時に、固定された状態の上部金型10の上部成形加圧部11の下面は仮成形ブレーキパッド1のバックプレート1Aに当接して加圧する構造である(図4参照)。
続いて、仮成形ブレーキパッド1の熱加圧成形のために、本考案の一実施形態に係る被成形物の加圧成形装置100の下側に前後方向に一列に配置された各駆動手段60の駆動モーター65を動作させて回動軸63が回転動作をすると、移動部62がその下側に水平移動レール64に沿って右へ移動する。これにより、移動部62の上側に一体に連結された水平加圧ロッド61が右へ移動する(図7参照)。
この時、回動軸63の上昇速度はおよそ32mm/sであることが好ましいが、これに限定されない。
続いて、水平加圧ロッド61が右へ移動すると、当該圧力シリンダー50の内部が右へ加圧されて増圧流路3を介して2次加圧されながら上側への上昇加圧力が発生し、各昇降シリンダー40は上側に3次加圧されて大きな増圧がなされ、昇降加圧部41を押し上げて成形加圧部30に伝達される(図8参照)。
ここで、回動軸63の上昇速度がおよそ32mm/sであることを勘案する場合、昇降シリンダー40の最大油圧上昇速度は4mm/sであり、圧力は960kgf/cm(最初内部圧力120kgf/cm)に増圧できるため、各昇降シリンダー40の推力はおよそ43.75トンであるから、総和が350トンにまで上昇する標準仕様を使用することができる。
次いで、各昇降シリンダー40の上側に配置された成形加圧部30は、昇降シリンダー40の加圧力によって上昇し、各成形室21内に配置された仮成形ブレーキパッド1の摩擦材1Bを加圧すると同時に上昇し、固定された上部金型10の上部成形加圧部11側に移動して、最終的に上部金型10の上部成形加圧部11の下面は仮成形ブレーキパッド1のバックプレート1Aを加圧し、成形加圧部30は仮成形ブレーキパッド1の摩擦材1Bを加圧することにより、熱加圧成形が行われる(図4参照)。
この時、仮成形ブレーキパッド1の上下幅はおよそ25mmであるが、熱加圧成形が完了した場合、約10mmまで加圧されて成形される(図3参照)。
勿論、上部金型10と安着金型20には、限定されないが、最大200〜300℃まで仮成形ブレーキパッド1に熱を伝達することができるようにヒーター12、22が備えられ、それにより、熱伝達による熱加圧によって完成成形品が作られる。
多数のロードセル70(または圧力センサー)では、図6に示すように、当該昇降シリンダー40の圧力を個別に測定し、仮成形品の含量超過または含量未満により当該成形パンチの上昇幅が変更されても、制御部(図示せず)によって圧力分布を均一に制御することができるようにする。
最終的に、前記熱加圧成形を介して成形完了したブレーキパッド1が製造されると、各駆動モーター65を動作させて回動軸63を熱加圧成形時の反対方向に回転させて水平加圧ロッド61を左へ水平移動させ、これと連動した昇降シリンダー40および成形加圧部30を下降させ、成形完了した製品を持つ安着金型20をアンロードして各成形室21から成形完了製品を取り出す。
図10は本考案の一実施形態に係る被成形物の加圧成形装置に備えられる距離検出センサーと圧力センサーを説明するために示す概略図である。
図10を参照すると、距離検出センサー45は、昇降シリンダー40の位置変化を検出するもので、例えば、変位センサー、LVDT(Linear Variable Differential Transformer)などから構成できる。LVDTは図7で詳細に説明したので、これについての詳細な説明は省略する。LVDTは昇降シリンダー40の位置変化に伴うデータの変化を用いて昇降シリンダー40の移動距離または位置変位を検出し、検出されたデータの変化は制御部(図示せず)へ伝達される。
圧力センサー46は、昇降シリンダー40に伝達される圧力を検出するもので、圧力シリンダー50と昇降シリンダー40との間を連結する増圧流路3に設置できる。このような圧力センサー46は、圧力シリンダー50から昇降シリンダー40に伝達される圧力を検出して前記制御部へ伝達する。
距離検出センサー45または圧力センサー46が検出した結果が前記制御部に伝達されると、前記制御部は、駆動モーター65(図5参照)を正回転または逆回転させて昇降加圧部41を上昇または下降させるように制御する。そうすると、昇降加圧部41に連結された成形加圧部30が安着金型20の方向に昇降しながら、安着金型20に収容された被成形物を熱加圧する。
図11は本考案の他の実施形態に係る被成形物の加圧成形装置を示す側面図である。
本実施形態では、上部金型110が固定された状態ではなく、下側に加圧形態を加える点で、上述した一実施形態とは相違し、同一の構成については同一の符号を付してその相違点を中心に説明する。
すなわち、図11に示すように、前記安着金型20の上側に位置する上部金型110は、その下部、すなわち下側面に独立して昇降する上側成形加圧部111が形成され、前記上側成形加圧部111を下方に加圧する多数の上側昇降シリンダー140をさらに備える。
勿論、前記安着金型20の下側には、前記上側成形加圧部111に対応する成形加圧部としての下側成形加圧部130を含む。
また、前記下側成形加圧部130を上方に加圧させる下側昇降シリンダー150は、一実施形態と同様に形成されることが好ましい。
それ以外の構成は実質的に一実施形態と同様であるので、敷衍説明は省略する。
図12は本考案の他の実施形態に係る被成形物の加圧成形装置の成形部を示す斜視図である。
図12に示すように、安着金型20の各成形室21の上側には、仮成形ブレーキパッド1の上側を加圧するための多数の上側成形加圧部111が配置される上部金型110が配置される。
前記上部金型110上には、マトリクス状に行と列を成して各上側成形加圧部111を下方に加圧するように多数の上側昇降シリンダー140が配置される。
一方、前記安着金型20の各成形室21の下側には、前記仮成形ブレーキパッド1の下側を加圧するための下側成形加圧部130が配置される。これにより、成形加圧の際に、下側成形加圧部130が下側昇降シリンダー150の昇降駆動により上方に移動して加圧を行う。
このとき、前記相互対応する多数の上側および下側成形加圧部111、130は、前記安着金型20の各成形室21の直上部および直下部に成形室21と同じ個数だけ設置され、熱加圧成形の際に上昇して、各成形室21内に配置された仮成形ブレーキパッド1を上下に加圧する役割を果たす。
図13は図11の「B」部分の拡大図である。
図13に示すように、上側昇降シリンダー140の下降運動によって上部金型110の上側成形加圧部111が下降して仮成形ブレーキパッド1のバックプレート1A側に対応して加圧し、装置の下部に位置する下側昇降シリンダー150の昇降駆動により略板状の昇降加圧部151が下側成形加圧部130を上昇させて仮成形ブレーキパッド1の摩擦材1Bを加圧することにより、成形物、すなわちブレーキパッドが完成される。
図14は本考案の他の実施形態に係る被成形物の加圧成形装置の成形部の昇降駆動状態を示す部分斜視図である。
図14に示した例では、上側昇降シリンダー140は、下側に位置する下側昇降シリンダー150より相対的にサイズが小さく形成され、上側に位置する各上側昇降シリンダー140は、上側成形加圧部111を介して安着金型20の成形室21と同じ個数だけ形成されるが、下側に位置する各下側昇降シリンダー150は、その上側に形成される4つの成形加圧部130を介して総4つの成形室21に対応するようにしている。
このように、下側に位置する昇降シリンダー40とは異なり、上部金型の上側成形加圧部111を昇降駆動する上側昇降シリンダー140を安着金型20の成形室21と同じ個数だけ配置する理由は、各成形室21に配置される各仮成形ブレーキパッド1を上側で1:1の成形が行われるようにして成形製品の硬度および接着強度の精度をさらに向上させることができるためである。ところが、状況に応じては、前記上側昇降シリンダー140も、下側に位置する下側昇降シリンダー150と同様に、多数の上側成形加圧部111を備えて昇降駆動することもできる。
図15は本考案の他の実施形態に係る被成形物の加圧成形装置の成形部を示す断面図である。
図15に示すように、安着金型20の各成形室21の上側には上部金型10が配置される。上部金型10の下側には仮成形ブレーキパッド1の上側、すなわちバックプレート1Aを加圧するための多数の支持部11aが配置される。このとき、支持部11aは成形室21の幅よりも大きい幅に形成される。よって、支持部11aは成形室21aに挿入されていない状態で安着金型20の上部を覆うように位置する。この状態で成形加圧部30が上方に移動して仮成形ブレーキパッド1への加圧が行われる。
図16は本考案の他の実施形態に係る被成形物の加圧成形装置の駆動手段を説明するために示す概略図である。
図16を参照すると、前記図8の圧力シリンダー50(図8参照)と駆動手段60(図8参照)なしに、別途の駆動手段67を用いて昇降シリンダー40に圧力を供給するように構成される。
駆動手段67は、昇降シリンダー40へエアまたはオイルを供給する流体供給部67aと、流体供給部67aを介して供給される空気またはオイルの量を調節することができるように調節する圧力調節部67bとを含む。そして、圧力調節部67bを用いて流体供給部67aが昇降シリンダー40へ供給するエアまたは流体の量を調節することにより、昇降シリンダー40に連結された成形加圧部30が上下に移動して、安着金型20に位置した仮成形ブレーキパッド1への加圧が行われる。
このように、本考案は、圧力シリンダー50を省略し、簡単に形成される駆動手段67を用いて昇降シリンダー40を上下に移動させることができるので、構成が簡単になり、これにより全体サイズが小さくなるという効果がある。
一方、昇降シリンダー40には距離検出センサー45が備えられ、流体供給部67aには圧力センサー46が備えられてもよい。距離検出センサー45および圧力センサー46は、図10で説明した構成と同様なので、これについての詳細な説明は省略する。そして、距離検出センサー45または圧力センサー46が検出した結果は制御部(図示せず)に伝達され、前記制御部は圧力調節部67bを制御する。そうすると、流体供給部67aから昇降シリンダー40へ供給されるエアまたは流体の量が調節されて昇降加圧部41の上昇または下降が調節され、これにより、昇降加圧部41に連結された成形加圧部30が安着金型20の方向に昇降しながら、安着金型20に収容された被成形物を熱加圧する。
本考案は、様々に異なる形態で実施でき、前記説明された実施形態に限定されるものではない。図面において、本考案を明確に説明するために、説明と関係のない部分は省略した。以上、本考案の実施形態について詳細に説明したが、本考案の権利範囲はこれらに限定されるものではない。特許請求の範囲で定義している本考案の基本的な概念を利用した当業者の様々な変形及び改良形態も、本考案の権利範囲に属するのである。
100 本考案に係る被成形物の加圧成形装置
1 仮成形ブレーキパッド
1A バックプレート
1B 摩擦材
2 支持台
3 増圧流路
10、110 上部金型
11 支持部
12、22 ヒーター部
12a、22a 水平部
12b、22b 枠部
20 安着金型
21 成形室
30 成形加圧部
40、140 昇降シリンダー
41、151 昇降加圧部
45 距離検出センサー
46 圧力センサー
50 圧力シリンダー
60 駆動手段
61 水平加圧ロッド
62 移動部
63 回動軸
64 水平移動レール
65 駆動モーター
70 ロードセル
80 空気吸入部
81 排気パイプ
111 上側成形加圧部
130 下側成形加圧部
150 下側昇降シリンダー

Claims (18)

  1. 多数の被成形物が収容された安着金型が側方から挿入配置され、前記安着金型と向き合うように配置された多数の成形加圧部が前記安着金型の方向に昇降しながら、前記安着金型に収容された被成形物を熱加圧するための被成形物の加圧成形装置において、
    前記成形加圧部が昇降するように独立して作動する多数の昇降シリンダーと、
    前記各昇降シリンダーを昇降駆動するように油圧または空圧を提供する多数の圧力シリンダーと、
    前記各圧力シリンダーを個別に動作させるための動力を伝達する多数の駆動手段とを含んでなることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置。
  2. 多数の被成形物が収容された安着金型が側方から挿入配置され、前記安着金型と向き合うように配置された多数の成形加圧部が前記安着金型の方向に昇降しながら、前記安着金型に収容された被成形物を熱加圧するための被成形物の加圧成形装置において、
    前記成形加圧部が昇降するように独立して作動する多数の昇降シリンダーと、
    前記各昇降シリンダーを昇降駆動するように油圧または空圧を提供する駆動手段とを含んでなることを特徴とする、被成形物の加圧成形装置。
  3. 前記安着金型の上側には、前記被成形物の上側を支持するための支持部が配置され、
    前記安着金型の下側には、前記被成形物の下側を加圧するための前記成形加圧部が配置され、
    前記成形加圧部は、前記安着金型を前記支持部の方向に移動させ、前記安着金型に収容された被成形物が加圧されるようにすることを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  4. 前記成形加圧部は、前記安着金型の上側に配置される上側成形加圧部、および前記安着金型の下側に配置される下側成形加圧部を含み、
    前記昇降シリンダーは、前記上側成形加圧部を下方に加圧させる上側昇降シリンダー、および前記下側成形加圧部を上方に加圧させる下側昇降シリンダーを含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  5. 前記安着金型の下側には、前記被成形物の下側を支持するための支持部が配置され、
    前記安着金型の上側には、前記被成形物の上側を加圧するための前記成形加圧部が配置され、
    前記成形加圧部は、前記支持部の方向に移動しながら、前記安着金型に収容された被成形物を加圧させることを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  6. 前記駆動手段は、
    駆動源としての駆動モーターと、
    前記駆動モーターによって回転する回動軸と、
    回転する前記回動軸に沿って両方に移動可能な移動部と、
    前記移動部の移動に応じて連動して前記圧力シリンダーに加圧力を提供する加圧ロッドを含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の被成形物の加圧成形装置。
  7. 前記圧力シリンダーは前記昇降シリンダーよりも薄くて長く形成され、
    前記圧力シリンダーからの加圧力の供給を受けるように連結された前記昇降シリンダーは前記圧力シリンダーよりも厚くて短く形成されるが、前記圧力シリンダーよりも短いストローク長さを持つように構成され、
    前記圧力シリンダーの長いストロークによる加圧力が前記昇降シリンダーの短いストロークで伝達されることを特徴とする、請求項6に記載の被成形物の加圧成形装置。
  8. 前記駆動手段は、
    前記各昇降シリンダーにエアまたはオイルを供給する流体供給部と、
    前記流体供給部を介して供給されるエアまたはオイルの量を調節する圧力調節部とを含むことを特徴とする、請求項2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  9. 前記成形加圧部と前記昇降シリンダーとの間に昇降加圧部が備えられ、前記昇降加圧部の一側と他側にそれぞれ前記成形加圧部と前記昇降シリンダーが連結され、
    前記昇降シリンダーが前記昇降加圧部を加圧させると、前記昇降加圧部に連結された多数の前記成形加圧部が、前記安着金型に収容された多数の前記被成形物を加圧することを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  10. 前記昇降加圧部に連結される前記成形加圧部または前記昇降シリンダーは1つまたは複数で構成されることを特徴とする、請求項9に記載の被成形物の加圧成形装置。
  11. 前記安着金型の上方または下方の多数の位置には、各領域別の被成形物に加わる圧力を測定するための多数の圧力測定部と、前記圧力測定部の測定値の入力を受ける制御部をさらに含み、
    前記制御部は、前記圧力測定部から入力された各領域別の加圧力が基準値に比べて高い或いは低い当該領域に対応する前記成形加圧部を昇降させるように前記駆動手段を制御することにより、前記成形加圧部が当該領域の加圧力を減少または増大させることを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  12. 前記圧力測定部はロードセルまたは圧力センサーを含むことを特徴とする、請求項11に記載の被成形物の加圧成形装置。
  13. 前記成形加圧部が上下方に繰り返し移動するように前記駆動手段を制御する制御部をさらに含み、
    前記成形加圧部が上下方に繰り返し移動すると、前記安着金型内のガスが外部へ排出されることを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  14. 内部の粉塵またはガスを吸入するための空気吸入部と、
    前記空気吸入部から吸入された粉塵またはガスを外部へ排出するための排気パイプとをさらに備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  15. 前記安着金型の上方または下方には加熱のためのヒーター部が備えられることを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  16. 前記ヒーター部は面状発熱体を含んで構成され、
    前記面状発熱体は、
    前記安着金型の上面または下面の方向に配置される水平部、および
    前記安着金型の側方部を向いて配置される枠部を含んでなることを特徴とする、請求項15に記載の被成形物の加圧成形装置。
  17. 前記昇降シリンダーの移動距離または位置を検出する距離検出センサーをさらに含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
  18. 前記昇降シリンダーに加わる油圧または空圧の圧力を検出する圧力センサーをさらに含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の被成形物の加圧成形装置。
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