JPS62136981A - モ−タの位相制御回路 - Google Patents

モ−タの位相制御回路

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JPS62136981A
JPS62136981A JP60276893A JP27689385A JPS62136981A JP S62136981 A JPS62136981 A JP S62136981A JP 60276893 A JP60276893 A JP 60276893A JP 27689385 A JP27689385 A JP 27689385A JP S62136981 A JPS62136981 A JP S62136981A
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motor
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JP60276893A
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Masahiro Uehara
上原 正啓
Katsunobu Takeda
竹田 勝信
Kiyoshi Kano
狩野 潔
Masami Yamashita
山下 雅己
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、回転する円盤状記録媒体に対して映像信号を
記録する際に、前記映像信号に含まれている垂直同期信
号と前記円盤状記録媒体の回転位相が一致するように、
前記媒体を回転駆動するモータの回転位相を制御するモ
ータの位相制御回路に関するものであり、更に詳しくは
、電子スチルカメラシステムの中で、搗像部を有せず、
外部から映像信号を供給されてその記録を行なう装置(
記録装置)に用いたとき、記録スイッチを押してから記
録が完了するまでの時間を短くできるようにした、かか
るモータの位相制御回路に関する。
〔発明の背景〕
従来、電子スチルカメラでは、例えば特開昭58−22
588号公報に示されているように、円盤状記録媒体を
回転駆動するモータの回転位相検出信号と記録せんとす
る映像信号に含まれている垂直同期信号とを比較してそ
の差が零になるようにモータの位相制御を行なっていた
。かかる従来のモータ位相制御回路の構成を第12図に
示す。
第12図において、1は図示せざる円盤状記録媒体を回
転駆動するモータ、2はモータ駆動回路、3はモータ1
の回転速度を検出する周波数発電機FC14は周波数電
圧変換回路F/V、5はモータ1の回転位相(円盤状記
録媒体の回転位相)を表わす基準位置を検出するとパル
スを出力する基準位置パルス発生器PG、6は記録せん
とする映像信号から取り出された垂直同期信号VD、7
はPO2の出力信号である基準位置パルス信号(PG倍
信号とVD(垂直同期信号)6との間の位相差を検出す
る位相比較回路(以下、便宜上第1位相比較回路と云う
)、8は制御系の特性改善に用いられる位相補償回路で
ある。
PO3はモータlの回転速度に比例した周波数を有する
信号(FG倍信号を出力する。F/V 4は、FC信号
を周波数電圧変換して、駆動回路2に加えモータ1を制
御する。かかる制御ループによりモータ1の速度制御を
行なう。
一方、第1位相比較回路7は、PC信号とVD(垂直同
期信号)6との間の位相差を検出して、位相補償回路8
を通して、駆動回路2に加えることにより、モータ1の
位相制御を行なう。
ところで、上記の如き従来のモータの位相制御回路では
、VD(垂直同期信号)6が608おであるため、位相
制御用データのサンプリング周波数が60H2となる。
これは位相制御系のゲインを十分にとるためには低すぎ
、その対策として上述の位相補償回路8を挿入していた
この位相補償回路8は、制御系のゲインを高くするのに
は役立つが、反面、制御系の連応性を悪くするので、特
に電子カメラに用いている場合、せっかくのシャッタチ
ャンスが訪れても、制御系の連応性が悪いために、盪影
(記録)可能な状態になるのに時間がかかってシャッタ
チャンスを逃がしてしまうという問題が生じていた。
この問題の1つの対策としては、例えば、特開昭52−
40308号公報に示されているように、映像信号の水
平同期信号HDによる位相制御を行なうことにして、制
御用データのサンプリング周波数を上げる方法がある。
その場合の回路構成を第13図に示す。
第13図において、第12図における゛のと同一の回路
ブロックには、同一の図番を付して説明を略す。
第13図において、9はHD(水平同期信号)、10は
n分周回路(nは自然数)、11はm分周回路(mは自
然数)、12はFG倍信号m分周出力(FG/m)とH
D(水平同期信号)9のn分周出力(HD/n)との間
の位相差を検出する位相”比較回路(便宜上、第2位相
比較回路と云う)である。13は同期信号発生回路であ
る(なお、景色を写す場合には、カメラの中にかかる同
期信号発生回路を備えておき、同期信号を作成する必要
があるが、テレビ信号を与えられてこれを記録する場合
には、テレビ信号に含まれている同期信号を取り出して
使用する必要があるので、同期信号発生回路は不要であ
る)。
この位相制御系では、VD(垂直同期信号)よりも繰り
返し周波数の高いHD(水平同期信号)を用いているの
で、サンプリング周波数を高くすることができるから、
位相補償回路8が不要となり、制御系の連応性が改善さ
れる。
しかし、円盤状記録媒体(以下、磁気シートと云うこと
もある)の回転位相とVD(垂直同期信号)6の位相を
合わせをするためには、例えば特開昭60−29096
号公報に示されているように、磁気シートの回転位相を
表わす基準位置パルスとしてのPG倍信号よって同期信
号発生回路13をリセットしてHD(水平同期信号)9
0発生タイミングを制御してやらねばならず、同期信号
発生回路13を有しない記録装置(つまり、既存のテレ
ビ信号を入力されてこれを記録すればよいというだけの
記録装置)では実施できないという問題点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、制御系の連応性が高く、また同期信号発生回
路を有しない電子スチルカメラ(記録装置)においても
使用可能であるようなモータの位相制御回路、換言すれ
ば、同期信号発生回路を有しない電子スチルカメラ(記
録装置)にも適用可能であり、その場合、モータが起動
してから磁気シートが記録可能な状態になるまでの時間
が短くてすむようなモータの位相制御回路を提供するこ
とにある。
〔発明の概要〕
本発明の要点は、従来、モータの回転位相と記録すべき
映像信号における垂直同期信号との間の位相ロックが行
なわれるまでに時間がかかる原因となっていた位相制御
系の位相補償回路を除去し、位相ロック時間を早めたこ
とにある。
このとき、位相補償がないため、モータの定常回転時の
位相制御系の安定性が著しく劣化する。
そこで本発明では、定常回転時は位相制御用データのサ
ンプリング周波数を高くするため、FC信号とHD(水
平同期信号)とを位相制御に用いるようにした。また、
本願の第1の発明では、起動時のVD(垂直同期信号)
による位相制御から、定常時のHD(水平同期信号)に
よる位相制御に切換える直前に、前者の位相制御による
位相ロック点と後者の位相制御による位相ロック点とが
等しくなるように、位相差検出に用いるHD(水平同期
信号)の分周タイミング、或いは、同じく位相差検出に
用いるFC信号の分周タイミングを、予めリセットして
おくように構成した。
また本願の第2の発明では、起動時のVD(垂直同期信
号)による位相制御から、定常時のHD(水平同期信号
)による位相制御に切換えた直後に、前者による位相制
御によりロックされた位相が動かないように、切換えの
前から、位相差検出に用いられるFG倍信号分周タイミ
ングまたはHD(水平同期信号)の分周タイミングを予
めリセットするようにしておき、切換の直後には、定常
時のHD(水平同期信号)による位相制御が、それ本来
の位相ロック点とは若干ずれているにしろ、位相ロック
状態になっているように構成した。
〔発明の実施例〕
次に図を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本願の第1の発明の一実施例を示すブロック図
である。
第1図において、lはモータ、2は駆動回路、3は周波
数発電機FG、4は周波数電圧変換回路F/V、5は基
準位置パルス発生器PG、6は垂直同期信号VD、7は
第1位相比較回路、9は水平同期信号HD、10はn分
周回路(nは自然数)、11はm分周回路(mは自然数
)、12は第2位相比較回路、14はスイッチ、16は
リセ、:、ト回路である。
以下、回路動作を説明する。モータ1の速度制御系は、
FG3、F/V4、駆動回路2)モータ1で構成され、
モータ1の回転速度を一定に保つ。
位相制御系は2つあり、第1の位相制御系は、FG5、
VD6、第1位相比較回路7により構成され、PG倍信
号VD6との位相を合わせる。
他方、第2の位相制御系はFG3、重分周回路11、H
D9、n分周回路10、第2位相比較回路12より構成
され、FC信号とHD9とを用いて、PG倍信号VD6
との位相を合わせる。
スイッチ14は、第1位相制御系と第2位相制御系との
切換を行なう。即ち、第1位相制御系により、PG倍信
号VD(垂直同期信号)との位相をある範囲内に近づけ
たのち、図示せざる手段によりスイッチ14を、第1位
相比較回路7の側から第2位相比較回路12の側へ切り
換えて、第2位相制御系に切換える。
ここで問題となるのは、次の点である。即ち、第2位相
制御系では、分周回路11によるFC信号の分周開始タ
イミングまたは分周回路10によるHD、(水平同期信
号)の分周開始タイミングの選び方によって、位相ロッ
ク点が変わってしまうことである。
この事を以下、第2図を参照して説明する。
第2図において(a)は垂直同期信号VD6の波形、(
a′)は該垂直同期信号VD6をもとに作ったそれと同
周期の側波■の波形、(b)は基準位置パルス信号PC
の波形であり、第1位相制御系では、この側波■をPG
倍信号よってサンプリングする事により得たデータ(側
波■のレベル)によって両者間の位相差を検出している
。第2位相制御系では、水平同期信号)(Dを分周回路
10によりn分周して得られる分周信号(HD/n)を
(f)(図示せず)とするとき、この(f)に同期した
同周期の側波■(f′)を作り°、これを波形(C)と
して示す分周信号(FG/m)によってサンプリングす
ることにより得たデータ(側波■のレベル)によって両
者間の位相差を検出する。
ところが、波形(f′)に2種類の波形(実線と破線)
を示したように、分周信号(HD/n)の分周のタイミ
ングによって、側波■の発生位置がずれ、従って、位相
ロック点(サンプリングデータが零となる点つまり側波
が零クロスする点)・ が変わってしまう。
つまり第1位相制御系における位相ロック点と第2位相
制御系における位相ロック点とが必ずしも一致しないと
いう事態が起り不都合なわけである。
この問題を解決するために、第1図において16で示し
たリセット回路によって分周信号(HD/n)の分周タ
イミングを制御し、第1位相制御系と第2位相制御系の
位相ロック点を等しくするようにしている。
次に、このリセット回路16の動作原理について、第3
図を参照して述べる。
PG倍信号分周信号(FC/m)との位相関係は常に一
定であり、垂直同期信号VDと水平同期信号の分周信号
(HD/n)との位相関係も常に一定である。スイッチ
14を切換える直前のPC信号と分周信号(FG/m)
の相対的位置を第3図において(ア)に、ロック後のP
G倍信号分周信号(FG、/m)の相対的位置を(イ)
に、水平同期信号の分周信号(HD/n)からつくった
側波(第2図のf′に相当)と垂直同期信号のVDの位
置を(つ)に示す。
VDの発生時刻をTo、PG倍信号その直後の分周信号
(FG/m)との間の時間差をt、位相ロック後のPC
信号と垂直同期信号VDとの間の時間差、換言すればP
G倍信号垂直同期信号VDとの間のあるべき時間差の目
標値をK (PCがVDの前に来る)、側波の周期すな
わち分周信号(FG/m)および(HD / n )の
各周期をLとし、両分開信号が側波の傾斜部の中心点R
1において位相ロックするものとする。
すると第3図から明らかなように、側波の傾斜の右端の
時刻、すなわち求めるリセットタイミングTは、 L T=T0−に+ t + − で表わされる。
そこで、スイッチ14の切換直前のToおよびtを検出
しておけば、(HD/n)の分周のリセットタイミング
が設定できる。
第4図は上記式(1)に基づいたリセット回路16の具
体例を示すブロック図である。
第4図において、17および18はフリップフロップ、
19および20はANDゲート、21および22はカウ
ンタ、23はリセットパルス発生回路である。
フリップフロップ17は、PC信号でセットし、PC信
号の直後の分周信号(FG/m)でリセットするので、
時間tの間だけ、その出力Qがハイ“H”になり、カウ
ンタ21でその時間tをクロックによってカウントする
また、フリップフロップ18は、垂直同期信号VD信号
でセントするので、カウンタ22では時刻T0からカウ
ントを始める。
リセットパルス発生回路23は、カウンタ21とカウン
タ22とのカウント数の差が(L/2−K)になった時
、すなわち時刻Tにリセットパルスを発生する。このよ
うにして、式(1)に従った、求めるリセットパルスを
発生できる。
また、PG倍信号直前の分周信号(FC/m)と該PG
倍信号の間の時間差を王とすれば、t−L−t    
       ・・・・・・(2)だから、式(1)は
次のようにも表わされる。
そこで、スイッチ14切換直前のToおよびTを検出し
ておけば、(HD/n)の分周のリセットタイミングが
設定できる。
第5図は、上記式(3)に基づいたリセット回路16の
具体例を示すブロック図である。
第5図において、24および25はフリップフロップ、
26および27はANDゲート、28および29はカウ
ンタ、30はリセットパルス発生回路である。
フリップフロップ24は、PG倍信号直前の分周信号(
FG/m)でセットし、PG倍信号リセットするので、
時間Tの間だけその出力Qがハイ“H″になり、カウン
タ28でその時間Tをクロックによりカウントする。
また、フリップフロップ25は、垂直同期信号VDでセ
ットするので、カウンタ29では時刻T。
からカウントを始める。リセットパルス発生回路30は
、カウンタ28とカウンタ22とのカウント数の和が(
(3/2)L−K)になった時、すなわち時刻Tにリセ
ットパルスを発生する。このようにして、上記式(3)
に従った所望のりセントパルスを発生できる。
尚、上記式(1)および(3)は、ロック点が第2図の
側波(f′)の傾斜部の中心点である時の式である。ロ
ック点が一般に任意の場所にある場合、上記式(1つお
よび(3)は、明らかに、夫々次の様に一般化される。
7=T、+t+a         ・・・−・−(4
)T −T o  t + a         ・・
・・・・(5)但しaおよびTは、位相ロック位置によ
って定まる定数である。
なお、以上では、(HD / n )の分周のタイミン
グをリセットする場合について述べたが、(FG / 
m )の分周のタイミングをリセットしても同様の効果
が得られる。
この場合のブロック図を第6図に示す。
第6図において、第1図におけるのと同一のブロックに
は同一の番号を付す。第1図と異なる点はリセット回路
16′がVD、PG倍信号よび()(D’/n)を入力
とし、分周回路11をリセットする点である。
この場合のリセットタイミングを決定する式を以下に述
べる。PC信号の発生時刻をT0′、垂直同期信号VD
とその直後の水平同期信号の分周信号CHD / n 
)との間の時間差をt′、位相ロック位置によって定ま
る定数をa′とすれば、求める(FC/m)の分周のリ
セットタイミクT′は次式で表わされる。
T’ =T、’ +t ’ +a ’     ・・・
・・・(6)また、垂直同期信号VDの直前の(HD/
n)とMVDとの間の時間差をT′とし、位相ロック位
置によって定まる定数をT′とすれば、T′は次式で表
わされる。
T’ =To’−t ’ +a ’     ・・・・
・・(7)上記式(6)および(7)に従えば、第4図
および第5図に示したのと同様のリセット回路を用いる
ことができる。
第7図は、水平同期信号HD9がAFC(自動周波数詞
?lI)回路31を通してn分周回路10に入力する構
成を用いた実施例を示すブロック図である。AFC回路
31を挿入することの利点は次の2つである。
第一に、水平同期信号HD9に含まれるノイズ成分を除
去することができる。第二に、水平同期信号HD9の周
波数の逓倍周波数を出力することができる。
この逓倍周波数の使用によれば、FG周波数、m分周回
路11の分周比m、n分周回路10の分周比nを、選択
する自由度が拡がり、また、10逓倍以上の出力を利用
して、第4図および第5図のリセット回路において必要
とするクロックに使用することができる。
第8図は、すでに説明した本願の第1の発明の実施例に
おける位相誤差信号の時間的推移を示したグラフである
。第1位相制御系で両信号間の位相をある程度合わせた
後、第2位相制御系に切換えれば、所望の位相口・ツク
に達するまでの時間を大幅に短縮することができること
を第8図のグラフは示している。
また、垂直同期信号VDの乱れによって位相がはずれた
時は、それを検出する回路(図承せず)を設けることに
よって、それを検出し、一旦第1位相制御系による制御
に戻してから再び第2位相制御系による制御に戻すこと
ができる。
第9図は本願の第2の発明の一実施例を示すブロック図
である。
同図において、1はモータ、2は駆動回路、3は周波数
発電機FG、4は周波数電圧変換回路F/■、5は基準
位置パルス発生器PG、6は垂直同期信号VD、7は第
1位相比較回路、9は水平同期信号HD、10はn分周
回路(nは自然数)、11はm分周回路(mは自然数)
、12は第2位相比較回路、14はスイッチ、15は時
間T、だけの遅れをもつ遅延回路DLである。
以下、動作を説明する。モータ1の速度制御系は、PO
3、F/V4、駆動回路2)モータ1で構成され、モー
タ1の回転速度を一定に保つ。
位相制御系は、起動時には、PO2)VO2)第1位相
比較回路7により構成され、PG倍信号VO2との位相
を合わせる。
定常時の位相制御系は、PO3、m分周回路11、HD
9、n分周回路10、第2位相比較回路12により構成
され、定常特性を安定に保つ。スイッチ14は、第1位
相比較回路7と第2位相比較回路12との間の切換を行
ない、起動開始から位相ロック直後までは前者の側に、
それ以後の定常時は後者の側に、それぞれスイッチ14
ば倒される。
なお、FC信号の周波数は、水平同期信号HDの周波数
と簡単な整数比manをなす様に設定しておき、FG倍
信号m分周出力(FG/m)と、水平同期信号HDのn
分周出力(HD/n)とが等しい周波数となるようにし
ておく。
第10図は第9図の回路における各部信号の波形図であ
る。
以下、第9図、第10図を参照してモータ1を起動して
からの動作の推移について説明する。
なお、起動開始から位相ロックまでを起動時、位相ロッ
ク後を定常時と呼ぶことにする。
起動時は、スイッチ14が第1位相比較回路7側C倒さ
れている。このため、モータ1の位相は、垂直同期信号
VD6 (波形(a)で示す)とPC信号(b)との比
較によって制御される。また、起動時Gこは、分周信号
(FG/m)(波形(c)で示す)を時間T1だけ遅ら
せた信号cd)によって、水平同期信号HD9 (波形
(e)で示す)のn分周信号(HD/n)(波形(f)
で示す)の分周タイミングを常にリセットするようにし
ておく。このリセットはスイッチ14が第2位相比較回
路12側に倒される前から行っておく。
第1位相比較回路7により位相がロックし、その直後に
分周信号(FG/m)のパルス(これが第2位相比較回
路12のサンプリングパルスとなる)が発生した瞬間に
図示せざる手段によってスイッチ14を第2位相比較回
路12側に切換える。
第2位相比較回路12は、水平同期信号の分周信号(H
D / n )からつくった側波(f’)、分周信号(
F’G/m)(波形C)でサンプリングして得たデータ
によって位相差を検出する方式とする。その位相ロック
点を、側波(f′)の傾斜部右端から時間T1だけ前の
点に設定しておけば、水平同期信号の分周信号(HD/
n)の分周タイミングを分周信号(FG/m)のT1時
間後にリセットしておいたことにより、スィッチ14切
換時にすでに第2位相比較回路は位相ロックしており、
従って以後位相は変動することなく安定にモータ1を回
転させることができる。
このことにより、定常時に於ける位相制御系のサンプリ
ング周波数が上がり、より安定で、外乱に強い制御をか
けることが出来る。
なお、本実施例では、n分周回路10をリセットする方
式を示したが、m分周回路11をリセ・ノドしても同様
な効果が得られる。
第11図は、第9図の実施例における位相誤差信号の時
間的推移を示したグラフである。
同グラフから分かるように、第9図に示した実施例は、
第2位相制御系では、第1位相制御系によりロックした
位相をそのまま保持するようにしたものであるから、位
相合せの精度は幾分悪くなるが、その代り、回路構成が
第1図に示した実施例などに比較すれば簡単化されてお
り、その分、コストを低減できるという利点がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、電子スチルカメラなどにおいて・モー
タが起動し、磁気シートが記録可能な状態になるまでの
時間を短縮できるので、記録希望時に遅延なく記録を可
能にできるという効果がある。
具体的には従来例だと位相ロックするまでに1〜1.5
秒かかったものが本発明によれば位相補償回路による悪
影響がなくなり、250〜300ミリ秒に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の第1の発明の一実施例を示すブロック図
、第2図は第1図の回路における各部信号の波形図、第
3図は第1図におけるリセッ・ト回路16の動作原理を
説明するための信号波形図、第4図は第1図におけるリ
セット回路16の具体的回路例を示すブロック図、第5
図は同じく他の具体的回路例を示すブロック図、第6図
は本願の第1の発明の他の実施例を示すブロック図、第
7図は同じく更に別の実施例を示すブロック図、第8図
は本願の第1の発明の実施例における位相誤差信号の時
間的推移を示したグラフ、第9図は本願の第2の発明の
一実施例を示すブロック図、第10図は第9図の回路に
おける各部信号の波形図、第11図は第9図の実施例に
おける位相誤差信号の時間的推移を示したグラフ、第1
2図はモータの位相制御回路の従来例を示すブロック図
、第13図は同じく他の従来例を示すブロック図、であ
る。 符号の説明 1・・・モータ、2・・・駆動回路、3・・・周波数発
電機FC14・・・周波数電圧変換回路F/V、5・・
・基卓位置パルス発生器PC16・・・垂直同期信号V
D、7・・・第1位相比較回路、8・・・位相補償回路
、9・・・水平同期信号HD、10.11・・・分周回
路、12・・・第2位相比較回路、13・・・同期信号
発生回路、14・・・スイッチ、15・・・遅延回路D
L、16,16′・・・リセット回路、17,18,2
4.25・・・フリップフロップ回路、19,20,2
°6.27・・・ANDゲート、21,22,28.2
9・・・カウンタ、23.30・・・リセットパルス発
生回路、31・・・AFC回路 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 冨 I 図 簿 2 図 (C)?Ht号FG/m 第 3 図 π 4 図 遍 5 図 冨 γ 図 冨L3  囚 剋勧酊他 +X 9 図 (k) 笥■9 起1Jt)e 第 10図 第12図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)回転する円盤状記録媒体に対して映像信号を記録す
    る際に、前記映像信号に含まれている垂直同期信号と前
    記円盤状記録媒体の回転位相が一致するように、前記媒
    体を回転駆動するモータの回転位相を制御するモータの
    位相制御回路において、 前記モータを駆動する駆動回路と、前記モータの回転速
    度を検出しそれに比例した周波数の信号を出力する周波
    数発電機と、該発電機の出力周波数を電圧に変換し該電
    圧によって前記駆動回路を制御する周波数電圧変換回路
    と、前記円盤状記録媒体の回転位相を示すための基準位
    置を検出しパルスとして出力する基準位置パルス発生器
    と、該パルス発生器からの基準位置パルスと前記映像信
    号に含まれている垂直同期信号との間の位相差を検出し
    て第1の位相差出力として出力する第1の位相比較回路
    と、前記周波数発電機の出力信号またはその分周信号と
    前記映像信号に含まれる水平同期信号またはその分周信
    号との間の位相差を検出して第2の位相差出力として出
    力する第2の位相比較回路と、前記第1の位相比較回路
    からの第1の位相差出力と前記第2の位相比較回路から
    の第2の位相差出力とを切り換えて前記駆動回路に供給
    する切換回路と、から成り、前記モータの起動開始時に
    は、前記切換回路を第1の位相比較回路の側に切り換え
    て第1の位相差出力を前記駆動回路に供給することによ
    り前記モータの位相制御を行い、該モータの位相ロック
    後は、前記切換回路を第2の位相比較回路の側に切り換
    えて第2の位相差出力を前記駆動回路に供給することに
    より前記モータの位相制御を行い位相ロックさせるよう
    にしたモータ制御系を具備すると共に、 前記切換回路を第1の位相比較回路の側から第2の位相
    比較回路の側に切り換える直前に、前記垂直同期信号と
    前記基準位置パルス発生器からのパルス出力信号とを取
    り込むと共に、前記周波数発電機からの出力信号または
    その分周信号と、前記水平同期信号またはその分周信号
    と、の何れか一方を取り込み、それら諸信号の位相関係
    を検出し、その結果を用いて、前記第2の比較回路に供
    給される前記水平同期信号の分周信号か、または前記周
    波数発電機からの出力信号の分周信号の、何れかのリセ
    ットタイミングを算出してこれをリセットすることによ
    り、前記第2の位相制御回路による位相ロック点を前記
    第1の位相制御回路による位相ロック点に一致させるリ
    セット回路を具備したことを特徴とするモータの位相制
    御回路。 2)特許請求の範囲第1項記載のモータの位相制御回路
    において、前記リセット回路は前記水平同期信号の分周
    信号のリセットタイミングTを次の(1)式または(2
    )式によって算出するようにしたことを特徴とするモー
    タの位相制御回路、T=T_0+t+a(1) T=T_0−@t@+@a@(2) 但し、 T_0は前記垂直同期信号の発生タイミング、tは前記
    基準位置パルス発生器からの出力パルスの発生から前記
    周波数発電機からの出力信号またはその分周信号の発生
    までの経過時間、 @t@は前記周波数発電機からの出力信号またはその分
    周信号の発生から前記基準位置パルス発生器からの出力
    パルスの発生までの経過時間、 aおよび@a@は、それぞれ前記第2の位相制御回路に
    よる位相ロック位置によって定まる定数。 3)特許請求の範囲第1項記載のモータの位相制御回路
    において、前記リセット回路は前記周波数発電機からの
    出力信号の分周信号のリセットタイミングT′を次の(
    3)式または(4)式によって算出するようにしたこと
    を特徴とするモータの位相制御回路、 T′=T_0′+t′+a′(3) T′=T_0′−@t@′+@a@′(4)但し、 T_0′は前記基準位置パルス発生器からの出力パルス
    の発生タイミング、 t′は前記垂直同期信号の発生から前記水平同期信号ま
    たはその分周信号の発生までの経過時間、@t@′は前
    記水平同期信号またはその分周信号の発生から前記垂直
    同期信号の発生までの経過時間、a′および@a@′は
    、それぞれ前記第2の位相制御回路による位相ロック位
    置によって定まる定数。 4)特許請求の範囲第1項記載のモータの位相制御回路
    において、前記第2の位相比較回路に入力される水平同
    期信号をAFC回路を介して入力し、該AFC回路から
    出力される逓倍出力を前記水平同期信号の代わりに使用
    するようにしたことを特徴とするモータの位相制御回路
    。 5)回転する円盤状記録媒体に対して映像信号を記録す
    る際に、前記映像信号に含まれている垂直同期信号と前
    記円盤状記録媒体の回転位相が一致するように、前記媒
    体を回転駆動するモータの回転位相を制御するモータの
    位相制御回路において、 前記モータを駆動する駆動回路と、前記モータの回転速
    度を検出しそれに比例した周波数の信号を出力する周波
    数発電機と、該発電機の出力周波数を電圧に変換し該電
    圧によって前記駆動回路を制御する周波数電圧変換回路
    と、前記円盤状記録媒体の回転位相を示すための基準位
    置を検出しパルスとして出力する基準位置パルス発生器
    と、該パルス発生器からの基準位置パルスと前記映像信
    号に含まれている垂直同期信号との間の位相差を検出し
    て第1の位相差出力として出力する第1の位相比較回路
    と、前記周波数発電機の出力信号またはその分周信号と
    前記映像信号に含まれる水平同期信号またはその分周信
    号との間の位相差を検出して第2の位相差出力として出
    力する第2の位相比較回路と、前記第1の位相比較回路
    からの第1の位相差出力と前記第2の位相比較回路から
    の第2の位相差出力とを切り換えて前記駆動回路に供給
    する切換回路と、から成り、前記モータの起動開始時に
    は、前記切換回路を第1の位相比較回路の側に切り換え
    て第1の位相差出力を前記駆動回路に供給することによ
    り前記モータの位相制御を行い、該モータの位相ロック
    後は、前記切換回路を第2の位相比較回路の側に切り換
    えて第2の位相差出力を前記駆動回路に供給することに
    より前記モータの位相制御を行うようにしたモータ制御
    系を具備すると共に、 前記切換回路を第1の位相比較回路の側から第2の位相
    比較回路の側に切り換える前から、前記周波数発電機か
    らの出力信号またはその分周信号を用いることにより一
    定のタイミングで、前記第2の比較回路に供給される前
    記水平同期信号の分周信号をリセットするようにしたリ
    セット手段、或いは前記水平同期信号またはその分周信
    号を用いることにより一定のタイミングで、前記第2の
    比較回路に供給される前記周波数発電機からの出力信号
    の分周信号をリセットするようにしたリセット手段を具
    備したことを特徴とするモータの位相制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01211368A (ja) * 1988-02-19 1989-08-24 Pioneer Electron Corp ディスク演奏装置におけるスピンドルサーボ装置

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JPH01211368A (ja) * 1988-02-19 1989-08-24 Pioneer Electron Corp ディスク演奏装置におけるスピンドルサーボ装置

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