JPS62136821A - 投影露光装置 - Google Patents

投影露光装置

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JPS62136821A
JPS62136821A JP60278277A JP27827785A JPS62136821A JP S62136821 A JPS62136821 A JP S62136821A JP 60278277 A JP60278277 A JP 60278277A JP 27827785 A JP27827785 A JP 27827785A JP S62136821 A JPS62136821 A JP S62136821A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は半24体素子製造用の投影型露光装置に関し、
特に投影光学系の露光光の入射による光学特性の変化に
起因した結@特性変kh(投影倍率変動、焦点変動、潅
面湾曲等)を補正制御する方式の露光装置に関する。
(発明のRt) 縮小、あるいは等倍の投影型露光製置の重要な性能の1
つに重ね合わせ精度があげられる。
この重ね甘わせ精度に影#全与える大きな要因に投影光
学系の倍率誤差がある。超LSIに用いられる回路パタ
ーンは年々集積度が高まり、パターンの細幅等もQ、細
1ヒの傾向?強め、これ(て伴っで亘ね合わせ精度の向
上に対する要京も強まっている。定っで投影倍率を所定
の値に保つ必要性は極めて高くなってきている。ところ
で投影光学系の倍率は装置製造時Vc厳密に調整されて
、超LSIの製造ラインに設置されるが、装置の僅かな
温度変化、クリーンルーム内の大気の僅かな気圧変動及
び温度変化、あるいは露光に伴なう投影光学系への照明
光(露f、元)の入射等により、所定の倍率の近傍で変
動することが知られている。このため。
投影光学系の倍率変化に応じた誤差を自動的に補正して
、露光すべきウェハ等の基板上において一定の倍率を保
つように制御する方法が提案されている。その方法とし
ては、投影光学系とじての投影レンズの物体(レチクル
)側が非テレセントリック系である場合に%レチクルと
投影レンズとの間隔を光軸方向に変化させる方法、投影
レンズ中の特定のレンズエレメントi可動させる方法、
又は投影レンズ中の特定の空気室の気体圧カケ調整し、
空気室内の屈折率を変化させる方法等がある。
これらの方法のうち、最後の方法については機械的な可
動部が存在しない点、気体の屈折率変化を用いる点で、
かなシ精密な倍率調整が可能である。この圧力制御によ
る倍率調整については、先に本件出願人が出願し友特開
昭60−28613号公報に詳細に開示されている。こ
の方式によれば。
ウェハ上へのパターンの投影隊(例えば15m角)の大
きさを±0.5μmの範囲内において0.02μm程度
の精度で微調整することが可能である。また倍率変動?
起こす要因と同じ要因により、投影レンズの焦点位置(
結像面位りが光軸方向に変動する。所謂焦点変動も生じ
る。この焦点変動についても圧力制御によって同様に補
正し得るが、その他焦点変動についてはウェノ・全上下
動させる。自動焦点合わせ装置により補正することがで
きる。
ところで倍率変動や一焦点変動を起こす要因のうち、投
影レンズへの照明光の入射、具体的にはレチクルを透過
してきた光の入射は、投影レンズの熱の蓄積として扱う
ことができる。通常の投影レンズでは照明光の波長につ
いては高効率に透過するが、それでも一部はレンズエレ
メント等に吸収され、熱に変換される。
そして投影レンズの熱の蓄積に、ある時定数を持った熱
拡散現象であるため、倍率、焦点位置等の光学特性に与
える影IIkは過去からの照明光入射の影響の総和であ
る。そこで、何らかの方法、例えばレチクルに照明光を
照射し友り、中断したシするシャッターの開閉動作から
、入射の履歴情報を作p出し、この情報に基づいて圧力
制御することに工って、露光動作中に投影レンズに照明
光が入射することにニジ化じる光学特性の変動を、圧力
制御に工って逐次補正する装置が考えられ、これは本件
出願人が先に出願した特開昭60−78454号公報に
詳細に開示されている。この制御方法では投影レンズに
入射する照明光のa&情報が制御上重要な要素となって
いる。ここで言う履歴情報とは、過去における照明光の
入射状態等に基づいて、現時点における投影レンズの光
学特性の変動状態を一義的に特定し得る情報のことであ
る。
ところが、履歴情報は、過去からの照明光入射の影響の
総和であるため、装置稼動中に何らかの原因(停電等ン
で履歴情報を失りてしまりと、もはや正常な倍率補正制
御ができないといった欠点があった。また同様に履歴情
報に誤差が生じた場合には、正確な制御が望めないとい
った問題もあった。そこで履歴情報の消失、又は誤りが
生じた時点から、入射履歴の影響が無視できる程度の時
間の間、II元動作を行なわずに投影レンズを冷やし、
その後%履歴のない状態から補正制御1!光動作)を再
開するといった解決法も考えられる。
しかしながら、この方法は実際のg光処理(圧力制御等
の補正制御)に復起するまでに長時間を要することにな
り、生産性の点で好ましいことではなかりた。ある種の
装置に工って実験し友ところ、安全を見込むと90分以
上の冷却期間(すなわち装置のダウンタイム)が必要な
ことがわかった。
(発明の目的) 本発明は上記欠点を解決し、入射履歴に応じた情報が消
失した場合、又はその情報に誤りが生じた場合であって
も、すみやかに高精度な結像特性の補正制御に復元でき
る制御方式を備えた投影露光装置を得ることt目的とす
る。
(発明の概要) 本発明ば、マスク(レチクルと同義)によって感光基板
(ウェハ等)上にパターン?投影露光する処理の際、投
影光学系への照明光の入射状態に応じて作られる結晦特
性の変動全特定し得る予測情報(履歴情報でも工い)r
消失した時点(あるいはその情報VC誤りが生じた時点
)で、超LSI製造用の本来の露光処理?一時的に中断
し1時間軸上の離散的な複数点で投影光学系の結鷹特性
の変動を実測によって検出する変動検出手段と、その検
出された袂数の変動値に基ついて、予測情報と結1象特
性の変動との一義的な対応関係が壊れた後。
実際の結家特性変動に対応した正しい予測情報を算出す
る演算手段と、時間軸上で演算手段による了 演算が長子した後の時点から、算出された正しい予測情
報に基づいて、変動の補正制御(圧力制御、焦点制御等
)?復元尽せる後元手段とr設けること?技術的要点と
している。
(実施例す 弔1図は本発明の第1の実施例による投影型露光装置の
概略的な栴底を示す図である。
元Y11.1からの照明光はシャッター2を通り、ミラ
ー3で反射された後1回路パターン、又はマークRM、
、RM、i有するレチクルRi均一に照明する。そのマ
ークRM、とRM、とはレチクルRの回路パターン領域
の周辺の一定間隔で離れた2ケ所に形成されている。そ
してマークRM、 、 RM、のみを別個に照明するた
めの光LBi発生する光源(不図示)と、照明視野全限
定するためのf、C4a+4bが設けられている。さて
、レチクルR上の回路パターンやマークRM、 、 R
M、の透過光は投影レンズ5に入射し、所定の結像面上
に回路パターン滓やマーク酸が形成される。ステージ6
は。
この結像面と一致するようにウエノ・Wを保持してX方
向とX方向とに2次元移動する。ステージ6の駆動はモ
ータ7によって行なわれ、ステージ60位置はレーザ光
波干渉計8によって検出される。
このステージ6上には、例えば特開昭60−18738
号公報に開示されているようなスリット板9と光電検出
器10とが設けられている。スリット板9にはマークR
M、の投影eP1.又はマークRM、の投影@P、の夫
々r透過するスリットが形成されており、その透過光は
光電検出器10に受光される。
さて本実施例では、投影レンズ5の照明光(具体的には
レチクルRi透過した光)の入射による光学特性(倍率
)の変動を補正するために、圧力調整器20を設ける。
圧力調整器20は、投影レンズ5内の一部で空気室5a
の気体圧力を調整するものであり、特開昭60−784
54号公報に開示されているのと同様に、シャッター2
の開閉を制御するシャッター制御回路21から、シャッ
ター2の開状態と閉状態との単位時間(サンプリング時
間)内における比(デエーテイ)を表わす信号S+ (
入射状態?表わす信号)と入力して、納置特性の変動の
現時点における予測情報を作り出し、これに基ついて空
気室5m(71圧力全調整する。
この圧力調整器20には、投影レンズ50倍率変動特性
上の時定数、投影レンズ5を透過した照明光の全体的な
光量、及び圧力調整量に対する倍率変fヒ量(係数〕等
のデータが予め記憶されている。これらデータと時々刻
々変rヒし得る予測情報とに基ついて、圧力調整器20
は、現時点における投影レンズ50倍率変動量に′x出
し、その変動量が補正されるような圧力値を算出して、
空気室5mの圧力を制御する。その具体的な制御方法は
前記の特開昭60−78454号公報に詳細に開示され
ている。
本実施例では、新たにマイクロコンピュータ。
又ハミニコンピュータを含む補正制御系30に設ける。
この補正制御系30のうち%露光処理部300は、ステ
ップ・アンド・リピート方式の露光制御を行なう部分で
あり、従来のものと同じであるため、本来補正制御系3
0に含めておくべきものではないが、後述の説明?簡単
にするため第1図の工うに含めて考えるものとする。シ
ーケンスコントローラ301は実際の回路パターンの露
光?行なうか否かの情報5tak露光処理部300に出
力するとともに、圧力制御を実行し続けるか否かの情報
島すを圧力調整器20に出力する。データ取り込み部3
02は、タイマ部303によって定めらnた所定の時間
間隔毎に、光電検出器10からの光電信号S、と干渉計
8からの位置情報S4と倉入力して、マーク@p+ 、
Pxの位置関係(間隔)?検出して1倍率の変動値に対
応した実測データ?順次記憶していくものである。マー
ク@P1゜P、の位置検出の際はステージ6?I:移動
させる必要があるので、データ取り込み部302は切替
え部304を介してモータ7に駆動情報Ss ’t”送
出する。この切替え部304は、ウエノ・Wへの回路パ
ターンの露光時には露光処理部300からの駆動ff1
a84にモータ7に送出して、ステップ・アント−リピ
ート露光するように切シ替えられる。またデータ取り込
み部302は、常時タイマ部303によって決まる時間
間隔で起動するのではなく、予測情報を消失したとき、
又は予測情報に誤ま9が生じたか否かをチェックすると
きのみ起動すればよいので、その起動のタイミングをシ
ーケンスコントローラ301からの情報Sacに基づい
て決定するO さて、予測情報の復元又は修正を行なうための演算53
05は、取9込まれた倍率変動のデータに基づいて1例
えばカーブフィッティング等の手法にエリ、失なわれた
予測情報の復元や、正しい予測情報への修正のための演
算を行なう。復元部306は復元、又は修正された予測
情報(補正された正しい予測情報)を圧力調整器20に
送出するとともに、所定の時点で、正しい予測情報に基
づく圧力制御の再開、又は正確な圧力制御への移行を指
令するものである。
またオフセット設定部307は、装置のオペレータが倍
率に一定のオフセット値をのせる場合の入力部分でアリ
、ここにオフセット値が入力されると、それは圧力調整
器20に送出されて、圧力制御上一定の圧力オフセット
が常時加わるように制御される。
以上のように構成された制御系30の内部は。
本発明の機能を実現するための手段としてブロック(ヒ
して示しであるが、実際vcハコンピュータを用いたソ
フトウェア処理で実行される。
以上、本実施例の概略的な構成ケ説明したが、以後のv
;L明を簡単にするため、まず予測情報を失なった場合
の動作について説明し、その後、予測情報を修正する場
合の動作について説明する。
初めに圧力調整器20の動作について第2図のフローチ
ャート図、及び第3囚のタイムチャート図に基づいて簡
単に説明する。このフローチャート図に示したような制
御方法の概略は、先にあげた特開昭60−78454号
公報に開示されている。初期条件として、レチクルRi
透過して投影レンズ5に入射する全光量値は予め値QD
として計測されて記憶されているものとする。
まずステップ100においてシャッター制御回路21か
らの情報S、があったか否か?判断し、入力があったと
きはステップ101においてデユーティ比DTi算出す
る。このデユーティ比とは第3図に示す工うに1時間軸
勿一定の等間隔(例えば10秒〕で分割するような時刻
jl + *1・・・tax・・・ケ定めたとき、その
時間間隔のうちで、シャッター2が開いていたトータル
の時間Tuと、シャッター2が閉じていたトータルの時
間Tdとの比である。その時間間隔ケ単位時間T。と呼
ぶと、To = Tu 十Tdであり、デユーティ比D
TはDT =Tu/To = Tu/ (Tu + T
d )で算出される。
この式からも明らかなLうに単位時間Toの間、シャッ
ター2と開き続けておけばs Tu =To rTd=
0であるからデユーティ比DTは1 (100%)であ
る。尚、第3図において横軸は時間tt表わし、上段の
縦軸は変動量ΔM、下段の縦軸はデユーティ比DT(た
だし0≦DT≦1)を表わす。そして時刻Tslで1枚
目のウェノ・に対するステップ・アンド・リピート方式
の露光が開始され、時刻Telで1枚目のウェハの露光
が終了し、さらに時刻Tslで2枚目のウエノ・への露
光が開始されるものとする。また変動量ΔMOは予め設
定されたオフセットであり、照明光の投影レンズ5へノ
入射にニジ生じる倍率(又は焦点〕の変動量はΔ鴇を基
準とした量として扱う。この第3図における変動量ΔM
は入射状態に基づいて推定された単位時間毎の予測特性
であシ、投影しンズ50元学特性の実際の変動量ではな
い。圧力制御による補正を行なわないときの実際の変動
量は2点鎖線で示す実特性Evとして表わす・ さてフローチャート図の説明に戻り、デユーティ比DT
が求まった時点でステップ102に工り、単位時間内に
おいて入射した照明光の積算的なエネルギー量に対応し
た変動量JM、21出する。このとき全光量値QDと、
予め実験等によって求めておいて比例定数Sとを用いて
、(1)式の工うな演算を行なう。
ΔM、=S−QD−DT   ・・・・・・・・・ (
1)例えば第3図において、1枚目のつz’・への露光
開始時刻TS、は時刻t、と1.の間に存在するので、
時刻t、からt、までの間の単位時間内におけるディー
ティ比DTは時刻t、においてDTaとして検出され、
時刻t、における予測情報(以下予測値と呼ぶンとして
、変動量Δ鴇、1が(1)式に基づいて算出される。
次に第2図のステップ103のように、前回の単位時間
の終了時1例えば時刻t、 Kおける変i仲単位時間経
過後の減衰値ΔMz kメモリから読み出す。第3図の
工うに時刻1.における予測値が零の場合に、そのΔM
、の値として苓がメモリに記憶きれている。次にステッ
プ104において、トータルの変rXjJ址ΔMe f
 (2)式のように昇比する。
ΔMe =ΔM、+ΔM、・・・・・・・・・・・・ 
(2)例えば第3図の時刻り、においては、Δ為二〇で
あるからΔMc=Δぬである。次にステップ105のよ
うに、単位時間経過後におけるΔMeの減衰値tΔM、
として算出し、その値?メモリに記憶する。この演xi
、(3)式のように予め実験等に工っで求めておいた減
衰特性fmを用いて%(4)式のように行なわれる。
t /T n f(tl=ΣAn−e   ・・・・・・・・・・・・
 (3)ΔM、=ΔMe−f(t)”−−−・(41例
えは第3図に9・いて1時刻t4で変動量ΔMcがΔM
、、、であるとすると、次の時刻t3においては。
(4)式から2M1..はΔM2−1’Eで減衰してい
ることになる。
次にステップ106において1時刻t、で求まったΔM
eに基づいて、投影レンズ5への照明光の入射にエリ生
じた変動分のみを、圧力側aに二って補正する。そして
再びステップ100から同様の動作(!−繰り返し実行
する。
例えば時刻t、とt、の間、時刻t、とt4の間。
時刻t4とt5の間、及びtσとt6の間の各単位時間
内では、ウニ/・上での複数のショット露光が規則的な
時間間隔で実行されている九め、その各単位時間におけ
るデー−ティ比DTの夫々は、はぼ一定の値DTbであ
る。このため1時刻t3 において決定された変動量Δ
MeはΔM7.1+ΔM+、t (ただしΔM+、、 
=S−QD−DTb )、時刻t4において決定された
変動量ΔMeはΔM3..+ΔM1.3(ただし。
3M2..=(ΔM2.1+ΔM+、t ) °f(t
LΔMl 、s中ΔM4.、ハ・・・・・・・・・の工
うに順次変Txh量(予測値〕ΔM、cは更新されてい
く・こうして時刻tl + t2 rt3.・・・・・
・・・・の各々におけるΔMeの値?エンベロープとす
る曲線?定めると、これが実特性EVとほぼ一致するこ
とになる。さらに時刻t7において検出されたディーテ
ィ比DTは1時刻Telが時刻tgとt、の間に存在す
るため、DTbよりも小さいDTcになる。そして時刻
1. 、1.におけるデユーティ比DTは、その期間露
光が行なわれなかったため零である。従って時刻t8と
t、においては新たな入射がなく1時刻tevcおける
変@量ΔMcは、時刻t7β・ける変動量ΔMeの単調
な減衰値として決ぼる。さらに2枚目のウニ・・の露光
処理のときも同様に1時刻t、ovc 寂けるディーテ
ィ比DTdに基つく新たな変動!(Δぬ=S−QD−D
Td ) k加えて引き続き実行される。
尚、比例定数Sはウニ・・等の反射率が一定であれば一
定の値であり、また値QDもレチクルRの交換及びシャ
ッター2を開い友ときの照明光の強度変fヒがない場合
は一定の値である。
以上までの動作が正常時における圧力調整−520の動
作であり、ΔM、又はΔMcが結1家特性の変動と一義
的に対応するような予測情報(予測値9である。
次にそのような予測値?失った場合、具体的には停電の
復旧時、又は装置(圧力制御系等)の誤動作による暴走
に対して装置fTh一時的にリセットしt後の復旧時等
におhて、圧力制御?すみやかに復起させる動作を説明
する。ここで説明を簡単にするため、投影レンズ5の置
かれている環境の大気圧および大気温度は一定であると
仮定する。
このとき変動の補正制御?実行している場合の投影レン
ズ5の実際の変動値ΔY(t)は、以下の(5)式の工
うに表現される。
十ΔYof(tl+ΔYcnt(t)−−−(5)ここ
で、Ceハ照明光の入射による特性変fヒの係数(定数
Sに相当する)、E(τ)は時刻t=τにおける入射量
、α(t−τ)は時刻tでの原τ)の残量とE(r)と
の比、ΔYof(t)t!オフセット値、そしてΔYc
nt(t)は変動の補正制御値である。
ま友関数α(tlは、総数iKとして互いに異なる時定
数をT、、T、、・・・・・・Tkとすると、(6)式
のように表現される。
a(tl = X An−e−””−・−・・(6)こ
の(6)式は先の(3)式で定めた減衰特性にほかなら
ない。
さて、正常な状態においては、補正制御値ΔYcut 
(t)は以下の(7)式のように決定されている。
そこでこの(7)式ヲ(5)式に代入すれば、β)式に
おけるΔY(t)は零になシ、正常時においては倍率変
化や焦点変化は零からずれることなく制御されることに
なる。
さて時刻t0において予測値とオフセット情報とを失つ
友とする。そして時刻t0以降の時刻t′においては新
たな予測値が作られているものとする。すなわち時刻t
0の後で時刻t′の前の時刻Tiにおいて停電が復旧し
、装置の制御状態が初期状態になシ1時刻Tiからデユ
ーティ比DTに基づく新たな予測値が零から作シ始めら
れるものとする。
そして時刻TIからそのまま露光処理も再開されたもの
とすると、変動特性は第4図に示すように変化する。第
4図において横軸は時間を表わし。
縦軸は変動量ΔMを表わし、1時刻Tiまでにエラー発
生時(to)の圧力が保持書れ、しかも時刻toでオフ
セット値も消失してしまう場合を表わす。時刻’f’e
 1において1枚目のウェハの露光処理が終了し、#刻
Tagにおいて2枚目のウェハの露光処理が開始され、
その直後の時刻toで停電が発生したものとするーム このとき時刻toまでは、デユーティ比DTt使っ演算
に工って求めた正しい予測値ΔMeに基づいて、照明光
の入射による投影レンズ50倍率変動(又は焦点変動)
の実特性(圧力制御をしない裸の特性)EVoはほぼ正
確に補正され、つz/・上での投影縁の絶対的な倍率(
大きさンがオフセット値ΔMoに保たれる工うに制御さ
れる、ところが時刻to以降においては投影レンズ5の
倍率変動の実特性EV。
は(3)式、又は(6)式で表わされる関数に従りて単
調に減衰していく。そして時刻T1において装置が榎旧
り、た時点で′%実特性EV、に基づい友変動量はまだ
残存しているものとする。時刻Tiから再び露光処理が
開始されると1時刻t′において新たに作られた予測値
は時刻Tli苓としてΔMe’になる。
ところが投影レンズ5の実特性EV、は、時刻Tiの残
存分から上昇にはじめ、実特性EV、のLうに変化する
。ただし時刻Tiでは保持されてい交圧力が標準大気圧
760 trmHfにリセットされる。このため時刻t
′における予測値はΔMdであるが、実特性EV、の値
は実特性EV、の残存分ΔEV’だけΔMe’よシも大
きい値になシ、一義的な対応関係が壊れていることがわ
かる。もちろんこの時点でオフセット値も零になってい
るとすれば、ウェハ上での倍率誤差としてはΔEV’十
ΔMoになってしまう。ΔEV’は時間とともに零〇で
減衰するので、いずれΔMe’は実特性EV、に一致す
る。ここで時刻Ti(又はto)以降の時刻tにおける
不完全な補正制御値(ΔMe’)をΔYcnt’ (t
lとすると、これは(8)式の工うに表わされる。
そこで(8)式のΔYcnt’ (t) 1(5)式の
ΔYcnt(tlK代入し、さらに(6)式を代入して
g理すると、以下の(9)式が得られる。
−(t−r・)/T n JY(t’p=ΣBn−e      +ΔYof(t
l −−(9]ただしBnは(10)式で表現される。
すなわち時刻toにおいて、それ以前の照明光入射によ
る予測値?失なった場合、その後の補正制御(時刻Ti
からの圧力制御〕によって得られる投影レンズ50倍率
変動(ウェハ上で必要とされる倍率からの誤差)は(9
)式の特性に従うことになり、これは第4図中の実特性
ΔEV’とΔYof(t)との和である。そこで上記(
9)式において、未知のパラメータBn (n=1 、
2・・・k )とΔYof(t)k決定してやれば再び
高精度な圧力制御に復帰することができる。
未知のパラメータを決定する場合の有用な手法は最小二
乗法である。そこで最小二乗法?用いて(9)式中の未
知パラメータ勿決定する方法について述へる。まず、決
定すべきパラメータ数は(k+1)個あるため%第4図
上の時刻Ti以降の異なる複数時点tmA)で、(9)
式で表現される実特性EV。
上の各変動量ΔY(tj )を実際に計測して求める。
ここでmは m≧1(+1  であり、キニ1,2・・
・・・・mとすると、時間軸上の離散的な袂数点(m点
)VCおける各変動量h  JY(tt ) 、JY(
tt )・・・・・・JY(tm)として計測される。
ここで、rl=1.2−にとして、関数G+ (n) 
f(工1)式のように定め、a、bの各々に1.2・・
・kとして関数G@ (a 、 b )を(12)式の
ように定める。
G+ (n)= J e−(tt−to)4・ ・・・
・・・・・・ (11)j工1 Gl(a、J=Σ、(B−t・)/TA  −(tt−
t・)/Tb 、、、 (12)j=1 この関数G1 (n) * Gl (a + b)を甲
いると、パラメータBn (n=1 、2−k )とΔ
Yof (t) (一定値ΔYo fとする)とは次の
(13)式に工って算出されるO 通常、減設特性を精度よく近似するための時定数は4つ
程度あれば十分であ、Q、に=4とすると(13)式は
5×50行タリ式であり、それ程大きな演其量を必要と
せす、未知のパラメータBn 。
ΔYof (t)k求めることができる。
尚% (13)式は計測したコ個のデータΔY (tD
の夫々が同じ誤差を持つ場合の式であるが、各データが
異なる誤差σ(tj) k持つ場合は、以下のように関
数金定め、(17)式によって各パラメータを求める、 (ただし、n r a + bは1 、2 ・・−・・
k )さて、以上のようにして決定したパラメータB、
 、 B、・・・Bk及びΔYof ’i甲いて高n1
度な圧力制御に復帰するための最も簡単な方法は、先の
(6)式を(8)式に代入し之(18)式を作シ。
この(18)式において、所定の復帰時刻Trで(ただ
しn=1.2・・・k) の置きかえを行ない、(18)式のΔYcut’ (t
)の値?本来の正確な予測値に直し、同時に(13)式
、又t! (17)式で求めたオフセット値ΔYof 
pΔYcnt’(t)から減じてやれば、時刻Trの復
帰時からは元の通シの正確な圧力制御が再開されること
になる。
上記(18)式は時刻to(又はTi)以降に作られた
断交な予測値であシ、もちろん(18)式のままでは第
4図に示す工うに、ΔY’cnt(t)の値はΔMe’
に相当したままである。
従って(19)式’k (18)式に代入して求めたΔ
Y’ ant (Tr)を1時刻Trにおける正しい予
測値とすれば、それ以降は元通りの制御ヶ続行すること
ができる。もちろんオフセット値ΔYofも再現されて
いるので、予め設定されるべきウェハ上での課の大きさ
も装置のダウン前の状態に復元される。
以上までの説明は倍率のオフセット値ΔYofも失った
場合であったが、オフセット値はその設定時にフロッピ
ーディスク等にバックアンプされているものとすると、
上記(13)式、又は(17)式にニジ求める未知のパ
ラメータはIln (ただしn=1゜2、・・・k)だ
けでよく、k個の倍率変動データΔY(tj) 、 (
j=1 、2 、・・・k)を計測によって求めるのみ
の作莱で済む。
ここで倍率変動データΔY (tDの求め方について、
第5図のフローチャート図に基づいて説明する。第5図
は第1図に示したデータ取り込み部302の動作全説明
するものである。停電等の復旧後、又は制御エラー発生
時のリセット後において制御系30の動作が復帰したと
き、シーケンスコントローラ301は信号S、ci出力
する。これに応’E L、て@5図のステップ110が
実行され、変数j(rlにセットする。このとき切替え
部304は第1図のようにセットさ7″L%さらにシャ
ッター2は閉じたままにして、照明光LBのみがマーク
RM、。
RM、 k照射する。次にステップ111で、ステージ
6の移動(スキャン)が行なわれる。この走査はスリッ
ト板9のスリットがマークWPt 、Psの夫々を横切
るように行なわれる。同時に信号S3と位置情報S4と
がデータ取り込〃部302に入力し、マ? @Pt 0
位(!l P Ps トマl @ h )位置PP。
とが高速演算処理によって求められる。
この位置PP、とPP、の求め方は、−例として第6図
のように行なわれる。第6図において横軸はステージ走
査の位置を表わし、第6図(alは信号S、の波形、第
6図(b)は信号S、’i2値rヒした波形。
第6図(c)は干渉計8によって検出される各波形上の
点の位置を表わす。基本的には2値fヒした波形の一対
の立上シ位置と立下り位置との中点を各々PP、 、 
PP、とするものである。尚、この位置pp、 。
PP、の求め方はこれに限られるものではない。またス
テップ111が実行きれたときの時刻はデータ取り込み
部302内に記憶される。
次にステップ112において、実辿」した位RPPI 
PP、に基づいて、変動データΔY(tj)k演算する
。マークKPI−P!はショント中心に対し2て点対称
に位置するので、マーク滓PIとP、の設計上の間隔茫
りとすると、ΔY(tj)は(20)式によって算出さ
れる。
ΔY(tj)−’二」負と且・・・・・・・・・ (2
0)この演算値は干渉計8の計測分解能のX/2に対応
した(例えば0.01μm)精度で求めることができる
O 次のステップ113において、変数jが(k+1ハ又i
kになったか否かを判断し、それが真であればデータ取
り込みのシーケンス?終了する。
ステップ113が偽と判断されるとステップ]14で変
数jk1つだけインクリメントし、次のステップ115
に進む。ステップ115では、タイマ部303から所定
時間が経過するたびに送られてくるフラグを判断し、そ
のフラグが立つまでは動作を中断している。そし、て所
定時間経過後は再ひステップ111から繰り返し同様の
動作が実行される。尚、タイマ部303に二って設定さ
れた所定時間とは、常に一定値(例えば10秒)とじて
も工いが、変動の実特性が露光を行なわない限り減衰特
性になることから、それにあわせて時間間隔?長くする
ようにしても工い。
例えば、j=1のときの測定時刻とコー2のときの測定
時刻との間隔金5秒としたら、j=2のときとj=3の
ときとでは10秒の間隔に設定する。そして順次、20
秒、40秒、80秒・・・と間隔を広げていくと、測定
flt度等の点でも好都合である。またこの時間間隔は
厳密なものである必要はない。
さて、上記のようにして得られたデータΔY(tj)は
グラフ上に表わすと第7図のようになる。第7図におい
て横軸は時間を表わし、第7図(a)の縦軸は予測値と
しての制御圧力値Pを表わし、第7図(blの縦軸はウ
ェハ面上での倍率変動値1Y(tD k表わす。第7図
に示した各特性において、制御すべき圧力値Pを苓(標
準大気圧760+mHfに制御)にした場合でも、ウェ
ー・上では倍率誤差苓から+ΔYofの倍率オフセット
がもともと存在していたものとする。そしてウェ/〜上
でのΔYofの倍率オフセットを零にするために、圧力
オフセットとして十Pofが上のせされているものとす
る。すなわち投影レンズ単体で’D 十Pofに相当す
るーΔYof分のオフセントkかけて使用することにな
る。ま九第7図(a)に示すように停電が発生しfc時
刻t。
までは正しい予測値に基づいて正常に圧力制御されるが
1時刻tgからは圧力調整器20が空気間隔5aに通じ
るt磁弁等を閉状態にするような構成(ノーマルクロー
ズタイプ)になっている場合?示す。
さて1時刻totではウニ’・上の倍率変動値は苓に制
御されている。時刻toで圧力値がP、であったとする
と、停電の復旧後のシステム立上げ時Tiまでは、その
圧力値P、は保持されている。この時刻t□からTit
での間は投影レンズに露光光が通らないから、 FIX
 7 (i9(bl iC示すように投影レンズ単体の
倍率誤差は熱拡散現象による減衰特性EV、に従って低
下する。このため、ウェハ上の倍率変動値は零からマイ
ナス方向に低下する。時刻Tiにおいてシステムが立ち
上がると、圧力調整器20は空気間隔5a金解放するリ
セット動作を実行した後、標準大気圧(760mH9)
に制御する。このため、第7図(IL)に示す工うに、
時刻Tiで圧力値PIは$まで低下する。第7図(a)
では時刻ffJで急激に零まで低下させているが、実際
にはある一定時間?かけて低下させる。これは投影レン
ズ内のレンズエレメントに急激な応力変化?与えないた
めである。さて1時間Tiにおいて、圧力がP、から零
になると、第7図(b)に示す工うにウェハ上での倍率
変動値は+ΔY(TI)まで上昇する。
その時点からの変動値には倍率オフセット分jYofが
定常的に言まれている。ま之、時刻Tiからは、圧力制
御のためにシャッター2の開閉のデユーティ比DTVc
基ついてlfrたな予測値が作られる。本実施例では倍
率変動の実測値を測定する間、シャッター2が開くこと
はないのでDT=00データが単位時間(例えば10秒
)毎に連続して得られる。
システムが立ち上がった時刻Tiから装置自身は計時を
開始し、例えば時刻t1 + tl * tz + t
4の4点で各々データΔy(tt)、Δy(tt)、Δ
Y(ts)。
ΔY(t4)k取り込み記憶する。この間、圧力調整5
20UDT=0のデータに基づいて圧力制御倉荷なう訳
であるが、DT=00状悪が続く限り、実際の圧力値P
は零(760wmHl )のままでおる。
データΔY(ts)、・・・ΔY(ts)によって決ま
る特性は、投影レンズ単体の減衰特性Ev、とオフセッ
ト値ΔYofとの代数和として測定される。そして最後
のデータΔYCt4)t−取り込んだ後、第1図に示し
た演算部305は先の(13)式、又は(17)式の演
′J!tを行ない、予め定めておいた復帰時刻Trにお
いて、  (19)式のような置きかえを行なう。
先に説明した各種演算にニジ、時刻Trにおけるオフセ
ット値ΔYofと特性EV、の時刻to以降の残存分に
よる変動値ΔEV’とが再生される。時刻Trにおいて
(19)式のような置きかえが行なわれると、復元部3
06は倍率オフセット値ΔYofに相当する圧力オフセ
ット値Pofと、ΔEv′に相当する圧力値との和の圧
力P、を圧力調整器20に指示する。従ってウェハ上で
の倍率変動値は再び零に補正される。圧力調整器20は
ΔEV’に相当する圧力値が得られるような予測値茫時
刻TrVCおける正確な予測値として保持する。
さて、その後時31JTeから露光処理が開始きれたも
のとすると、デユーティ比DTは零ではなくなるから1
時刻Toからは再び圧力値PがP、から上昇して、ウェ
ハ上での倍率誤差又は焦点変動)が常に零になるように
補正される、尚、第7図(a)において時刻Taでオフ
セット値Pofから上昇する特性EPは、時刻1o以降
の入射による倍率変動値の残存分が時刻Teにおいて零
のときの圧力制御特性である。また、上記説明において
時刻Trの設定はどの時点でも工い訳であるが、時刻1
.の後(19)式のような置きかえが可能となるまでの
各種演算時間(例えば数秒)を予め見積り、その演算時
間の後のなるべく早い時点にすることが、ダウンタイム
短縮のためには望ましい。さらに、第し友toはTiに
なる。
ところで時刻TrとTeの時間関係は逆になってもかま
わないが、その場合時刻ToからTrまでの清ρ 間は不正確な圧力制置になる。
以上1本実施例では予測情報(予測値)を全く失ってし
まつ友場合でも倍率変動データΔY(tj)の計測時間
程度だけ待つだけで再び元通シの正確な圧力制御に復帰
できる。ま友ΔY(tj)&−計演1]している間、第
7図(&)に示すように圧力値Pi苓(76〇四Ht)
にするようにしたが、時刻Trまである一定値、例えば
Plに保持し次ままでもよい。
ただし、時刻TIからの新たな予測値は作り出しておく
ことが必要である。
次に予測値に誤りが発生した場合について説明するが、
基本的には消失した場合と何ら変わることはない。誤り
が発生したか否かは実際にはIJアルタイムに検出する
ことは難しく、誤りi=発生したままでウエノ・を露光
し、そのウエノ・σ)レジストパターンを検査した時点
で発覚するのめ二通常である。この場合でも、ウエノ・
へσ)回路・(ターンσ)露光を中止し、第7図に示し
たように倍率変動データjY(tj) k実測し、正L
7い予測値VC,置き換えればよい。演算式上でいえば
、  (10)式の右辺中DE(τ)を、正しい予測値
と実際の制御に用いていた誤った予測値との差とすれば
−(13) 、 C17) 。
(19)式はそのまま成立する。ただし2、i)t。
(すなわち時刻T1以降)に2いては、それ以降の入射
状態(シャッターのデユーティ比〕のみに基づく正しい
予測値が得られているものとする。
第8図は本発明の第2の実施例によるj8光装置を示し
、先の第】実施例と異なる点は変動検出手段として自己
照明型のTTLアライメント系を用いることである。
TTLアライメント系は、レチクルRのマークRMI 
、 RMIの夫々の上方に配置されたミラー50a 、
50bと、対物光学系51 a * 53 bと、テレ
ビカメラ及び照明系を含む光電検出部52a、52bと
で構成され、ステージ6に設けられfc基準マークFM
とマークRM、 (’又はRM、)との重ね合わせの様
子を検出するものである。倍率変動の計測手順としてh
tずアライメント系(50a 、51a 。
52a)vcLって基準? −りFM ?!ニア  1
 RM+ トカ!して(又は所定の位置関係で)検出さ
れるようにステージ6を位置決めした後、その位置PP
、i干渉計8から読み込み記憶する。その後、アライメ
ント系(50b 、51b 、52b )に工って基準
マークFMとマークRM、とが一致して検出されるよう
にステージ6を位置決めした後、その位置PP、i検出
する。あとの演算処理は先の例と同じである。
次に本発明の第3の実施例を第9図を参照して説明する
。本実施例が先の第1.第2実施例とは異なる点は、倍
率変動のデータΔY(tj)を測定する間、シャッター
2が開き露光光が投影レンズ5に入射することにある。
例えば停電の復旧後、システムが立ち上がった時点で、
本来のレチクルの代りに第9図に示す工うなテストレチ
クルRT i装着する。テストレチクルRTには予め定
められた複数の位置にテストマークTMが形成きれてい
る。従って倍率変動の実測値r計測する際は、このテス
トレチクルRTの像ヲ投影したまま%第1図に示したス
リット板9.光電センサー1o?用いて、テストマーク
TMの投影位置?検出すればよい。
この場合、1つのデータΔY(tj) k得るのに最低
2ケ所のテストマークTMの[1検出すればよい訳であ
るが、測定精度を高めるために、さらに多数のテストマ
ークTMについて検出してもよい。
ただし時間的には極〈短い間に検出し終る必要がある。
この場合の予測値(圧力制御値)と実際の変動特性との
関係は各々第10図(al 、 (blのグラフのよう
に表わされる。第10図において横軸は時間を表わし、
第10図(a)の縦軸は予測値とし、ての圧力値p1表
わし、第10図(b)の縦軸はウェハ上での倍率変動値
ΔY(tj)を表わす・時刻to 、 Ti。
jI+ t、 l t、 l t、 l Trの各意味
は先の第7図と同じである。ただし1本実施例における
圧力調整器20は、停電が発生した時点で投影レンズ5
内の圧力を標準大気圧までリークさせてしまうような構
成となっている。畑らに説明を簡単にするため倍率オフ
セット、圧力オフセットhともに零であるものとする。
時刻toで圧力P、に制御されてい友ものが零(760
■H1)まで低下したものとすると、その時点でウェノ
・上での倍率変動値ΔY(tDは零からΔY(to)ま
で上昇する。そして時刻Tiでシステムが立ち上がった
後、第9図に示し之テストレチクルRTをローディング
する。もちろん時刻Tiからはデユーティ比DTに基づ
く断交な予測値が作られている。テストレチクルRTの
ローディング後の時刻Teaにおいてシャッター2を開
く。このため時刻Tea以降にサンプリングされるデユ
ーティ比DTは1 (100%)VCなる。さて、第1
0図(b)VC示し友時刻Tea以降の上昇特性EV、
は、時刻Teaにおいて倍率変動値ΔY (LDがすで
に零であった場合に生じる投影レンズ単体の倍率変動を
示す。また時刻Teaから上昇する特性Ev4は新しい
予測値に基づいて圧力制御をしなかった場合のウェハ上
での倍率変動値を示す。本実施例では第10図(a)K
示すように1時刻Teaから圧力制御が行なわれ、圧力
値は零(例えば760 mH9)から上昇する。この圧
力制御に工って補正される変動量は、あくまでも特性E
V、の分だけである。
このため実際のウェハ上での倍率変動値は、第10図(
b)に示す二うにΔY(t+)、ΔY(h)、ΔY(t
s)、ΔY(b)と変fヒする。すなわちシステム立ち
上げ後の新しい予測値に基づいて圧力制御さえしていれ
ば、第7図に示した場合と同様に停電時の倍率変動値Δ
Y(to)から単調に減衰する特性が得られる。さて時
刻Teaにおいてシャッター2が閉じるので、圧力値は
P4に達し友後、除々に低下していく。そして時刻Tr
において復元動作が行なわれ1時刻Trにおける特性E
V、上の変動値が正しい予測値として再現され、これに
対応し交圧力値P#が設定される。圧力値P−が設定さ
れ友時点でウェハ上の倍率誤差は零に補正され、以後デ
ユーティ比DTに基つく正しい予測値に従って倍率誤差
は零に保たれる。
本実施例ではデータΔY(tD ’に計測する際に露光
が行なわれるので、圧力制御による補正全顎え友が、時
刻Tiからの新たな予測値は作りながら時刻Trまで圧
力値を零(760mHl ) VCしたままK l−1
ておいてもよい。その場合、実測されるウェハ上での倍
率変動データΔY(tj)は第10図(b)の特性EV
、に沿ったものとなる。そこで特性EV。
に沿った実測データから特性EV、に沿った値を差し引
けば、第10図(b)で示した減衰特性上のデータΔY
(tI)、Δy(tI)、Δy(ts)、ΔY(tI)
が演算に工って得られる。特性EV、に沿った値は時刻
Tiからの断交な予測値と一義的に対応している。
以上1本発明の各実施例を説明したが、いずれも時刻T
iにおいて圧力値Pが零(760■Hf)にリセットさ
れる場合について述べた。しかしながら圧力値Pを停電
時、又は暴走時の値(P、)に保持さぜた1ま、データ
ΔY(tj)を実測するガ弐にしても同様の効果が得ら
れる。この場合でも時刻Ti’iH初期値零として時刻
Ti以降の新たな予測値は取得しておく必要がある。ま
た、上記各実施例では倍率変動の実測値を求めて、それ
を圧力制御の正確な復元(補正〕に用いたが、それら実
測位によって再現された補正データ全、ウェハの上下動
による自動焦点合わせ系に導入すれば、露光光の入射に
よる焦点変動の補正もただちに正確なものに復元できる
ことになる。さらに、ステージ上のスリット光電検出器
やアライメント光学系を用いて倍率変動の実測値?求め
る代りに、焦点変動の実測値を求める方法でも同様の効
果が得られる。
この方法を実施するKは1例えば、ステージ上のウェハ
位置とは異なる位置に基準平面板を設け、この基準平面
に対してレチクルの投影像が合焦する工うにTTL(ス
ルーザレンズ〕方式で検出しつつ、ステージを上下動さ
せる。そしてその合焦したときのステージの上下位置を
離散的な時点で順次計測すればよい。また投影レンズへ
の照明光の入射状態はシャッターのデユーティ比から求
めているが、シャッターの開時間や閉時間(例えば50
m5ec)工りも十分早い時間間隔(例えば1m5ec
)毎に、シャッターが閉状態か閉状態かの公を検出して
、高速な演算処理にニジ第3図に示した場合と同様に予
測値を得ることもできる。
(発明の効果) 以上本発明によれば、入射状態に応じて作られる予測情
報(予測値)に基づいて圧力制御、又は焦点調整を行な
っている際に、停電あるいはシステムの暴走が生じた場
合であっても、光学特性(倍率や焦点位置〕の変動を実
測する時間程度待つだけで、すみやかに元通りの補正制
御に復帰でき、装置のダウンタイムを大幅に短縮できる
という効果が得られる。
ま友実施例によれば、システム立ち上げ後の実測動作中
に、立ち上げ後の新たな予測値(不正確)に基づいて圧
力制御、焦点調整等の補正制御を行なっておけば、実測
値がそのまま正しい予測値への補正量に対応するので演
算処理等が簡単になるといった利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例による投影露光装置の構
成?示す図、第2図は光学特性(倍率等)の変動を補正
するための補正制御のフローチャート図、第3図は補正
制御の様子を説明する特性図。 第4図は停電時等の倍率変動の様子を説明する特性図、
第5図は倍率変動値奮自動計測するためフローチャート
図、第6図は倍率変動値の検出時の信号処理の様子を示
す波形図、第7図は復元動作の際の圧力変fヒと倍率変
動とを示す特性図、第8図は本発明の第2の実施例によ
る投影露光装置の構成を示す図、第9図は本発明の第3
の実施例に好適なテストレチクルの平面図、第10図は
第3の実施例による復元動作の際の圧力変化と倍率変動
とを示す特性図である。 〔生安部分の符号の説明〕 l・・・光源、2・・・シャッター、5・・・投影レン
ズ。 9・・・スリット板、10・・・光電センサー、20・
・・圧力調整器、30・・・制御系、302・・・デー
タ取り込み部、305・・・演算部、306・・・復元
部、R・・・レチクル、RT・・・テストレチクル、W
・・・ウェハ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定のパターンが形成されたマスクに照明光を照射し、
    該パターンの像を投影光学系を介して感光基板上に所定
    の結像特性で投影する際、前記照明光の投影光学系への
    入射状態に応じて作られる前記結像特性の変動の予測情
    報に基づいて、該変動を補正制御する手段を備えた装置
    において、前記補正制御の過程で前記予測情報と前記結
    像特性の変動との対応関係が壊れた際、時間軸上の離散
    的な複数点で前記結像特性の変動値を実測により検出す
    る変動検出手段と:該検出された複数の変動値に基づい
    て、前記対応関係が壊れた後の実際の結像特性変動に対
    応した正しい予測情報を算出する演算手段と:前記時間
    軸上で前記演算手段による演算が終了した後の所定時点
    から、前記正しい予測情報に基づいて前記補正制御を復
    元させる復元手段とを備えたことを特徴とする投影露光
    装置。
JP60278277A 1985-12-11 1985-12-11 投影露光装置 Expired - Lifetime JPH0712012B2 (ja)

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US07/390,482 US4920505A (en) 1985-12-11 1989-08-02 Projection exposure apparatus

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Cited By (4)

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