JP2010147469A - リソグラフィ装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リソグラフィの方法において、レンズ加熱のモデルを較正するためのデータを提供するために、投影システムの特性が加熱(露光)および冷却の期間の前後に測定される。
【解決手段】 レンズ加熱のモデルは、特性への冷却の影響をモデル化する部分と、特性への加熱の影響をモデル化する部分とを有する。
【選択図】図4

Description

[0001] 本発明は、リソグラフィ装置と、デバイスを製造する方法とに関する。
[0002] リソグラフィ装置は、基板上に、通常、基板のターゲット部分上に、所望のパターンを付与する機械である。リソグラフィ装置は、例えば集積回路(IC)の製造で使用することができる。その場合、パターニングデバイス、あるいはマスクまたはレチクルと呼ばれるものを使用してICの個々の層上に形成されるべき回路パターンを生成することができる。このパターンは基板(例えばシリコンウェーハ)上のターゲット部分(例えば、1つまたはいくつかのダイの一部を含む)上に転写することができる。パターンの転写は、一般に、基板上に形成された放射感応性材料(レジスト)の層上への結像により行われる。一般に、単一の基板は、連続的にパターニングされる隣接したターゲット部分のネットワークを含むことになる。既知のリソグラフィ装置は、ターゲット部分上にパターン全体を一度に露光することによって各ターゲット部分が照射されるいわゆるステッパと、放射ビームにより所与の方向(「スキャン」方向)にパターンをスキャンすると同時に、同期して、この方向と平行または反平行に基板をスキャンすることによって各ターゲット部分が照射されるいわゆるスキャナとを含む。基板上にパターンをインプリントすることによってパターニングデバイスから基板にパターンを転写することも可能である。
[0003] 光学リソグラフィ装置では、パターン付き放射ビームは、露光時間を低減し、処理能力を増大させるために、通常、高強度である。投影システムの素子はビームのわずかな割合のエネルギーを不可避的に吸収するので、これらの素子は熱くなることになり、それによって歪むことがある。そのような歪みは投影システムに収差をもたらし、投影された像を歪ませる。この問題は総称的にレンズ加熱として知られているが、レンズ加熱はさらにミラーなどの反射素子に影響を与える。レンズ加熱の影響を修正する様々な方法が知られている。これらには、レンズ加熱の影響を予測するためのモデルと、投影システムに修正用収差を導入するための調整可能素子とが含まれる。
[0004] 例えば照明モードまたはパターンが投影されるため、ビームが光学エレメントの小さな領域に集中される場合、レンズ加熱の影響は最も顕著である。そのような場合、ビームが集中される素子の中でビームによって照射されない部分を加熱し、その結果、素子を一様に加熱し、歪みを少なくすることが提案されている。
[0005] レンズ加熱の影響は、一般に、投影されるパターンおよび使用される照明モードに依存するが、それは、ビームが投影システムでどのように集中または分散されるかをこれらの要因が決定するからである。レンズ加熱の利用可能なモデルは、一般に、較正データを必要とし、その較正データは意図した照明モードを使用する特定のパターンの試験露光から得ることができる。しかし、そのような試験露光の生成には一般にかなりの期間を要し、それにより、装置が有用な作業を行うのに利用できる時間が減少する。
[0006] 例えば、リソグラフィ装置のレンズ加熱の影響を較正する改良された方法、特に、短時間で実行できる較正方法を提供することが望ましい。
[0007] 本発明の一態様によれば、処方に従って露光を行うリソグラフィシステムの投影システムの特性への影響のモデルを較正する方法が提供され、この方法は、投影システムの特性の第1の測定を行って第1の測定結果を生成するステップと、処方に従って基板を露光するステップと、投影システムの特性の第2の測定を行って第2の測定結果を生成するステップと、投影システムをある期間冷却できるようにするステップと、投影システムの特性の第3の測定を行って第3の測定結果を生成するステップとを含み、このモデルは、特性への加熱の影響をモデル化する第1の部分と、特性への冷却の影響をモデル化する第2の部分とを有し、第1の部分および第2の部分を較正するために第1、第2、および第3の測定結果が使用される。
[0008] 本発明の一態様によれば、処方に従って露光を行うリソグラフィシステムの投影システムの特性への影響のモデルを較正するステップであって、投影システムの特性の第1の測定を行って第1の測定結果を生成するステップと、処方に従って基板を露光するステップと、投影システムの特性の第2の測定を行って第2の測定結果を生成するステップと、投影システムをある期間冷却できるようにするステップと、投影システムの特性の第3の測定を行って第3の測定結果を生成するステップとを順番に含み、このモデルは、特性への加熱の影響をモデル化する第1の部分と、特性への冷却の影響をモデル化する第2の部分とを有し、第1の部分および第2の部分を較正するために第1、第2、および第3の測定結果が使用される、較正するステップと、修正処置を計算して第2の基板の露光においてレンズ加熱の影響を補償または改善するステップと、処方に従って第2の基板を露光し、修正処置を行うステップとを含むデバイス製造方法が提供される。
[0009] 本発明の一態様によれば、投影システムを使用してパターニングデバイスからのパターンを基板上に投影するように構成されたリソグラフィ投影装置が提供され、この装置は、投影システムの特性を測定するように構成されたセンサと、処方による基板の露光の前の第1の測定結果、露光の後の第2の測定結果、および投影システムをある期間冷却できるようにした後の第3の測定結果とを生成するためにセンサを制御するためのコントローラと、処方による露光を行うことの投影システムの特性への影響のモデルを記憶する記憶デバイスであって、このモデルは、特性への加熱の影響をモデル化する第1の部分と、特性への冷却の影響をモデル化する第2の部分とを有し、第1の部分および第2の部分を較正するために第1、第2、および第3の測定結果が使用される記憶デバイスとをさらに含む。
[0010] 次に、対応する参照記号が対応する部分を示す添付の概略図を参照しながら、本発明の実施形態が例としてのみ説明される。
[0011]本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置を示す図である。 [0012]加熱期間および冷却期間に対する投影システムの特性の典型的な応答を示す図である。 [0012]加熱期間および冷却期間に対する投影システムの特性の典型的な応答を示す図である。 [0013]多数の基板の一連の露光において実行されるステップを示す図である。 [0014]本発明の方法の一実施形態による加熱の影響および冷却の影響の分離を示すグラフである。 [0015]本発明の一実施形態によるデバイス製造方法の流れ図である。
[0016] 図1は、本発明の一実施形態によるリソグラフィ装置を概略的に示す。この装置は、放射ビームB(例えばUV放射またはDUV放射)を調整するように構成された照明システム(イルミネータ)ILと、パターニングデバイス(例えばマスク)MAをサポートするように構築され、いくつかのパラメータに従ってパターニングデバイスを正確に位置決めするように構成された第1のポジショナPMに接続されたサポート構造(例えばマスクテーブル)MTと、基板(例えばレジストコートウェーハ)Wを保持するように構築され、いくつかのパラメータに従って基板を正確に位置決めするように構成された第2のポジショナPWに接続された基板テーブル(例えばウェーハテーブル)WTと、パターニングデバイスMAにより放射ビームBに付与されたパターンを基板Wのターゲット部分C(例えば1つまたは複数のダイを含む)に投影するように構成された投影システム(例えば屈折投影レンズシステム)PSとを含む。
[0017] 照明システムは、放射を誘導し、整形し、または制御するために、屈折式、反射式、磁気式、電磁気式、静電気式、もしくは他のタイプの光学コンポーネント、またはそれらの任意の組合せなどの様々なタイプの光学コンポーネントを含むことができる。
[0018] サポート構造MTはパターニングデバイスを保持する。サポート構造MTは、パターニングデバイスの方位、リソグラフィ装置の設計、および例えばパターニングデバイスが真空環境中に保持されるかどうかなどの他の条件によって決まる方法でパターニングデバイスを保持する。サポート構造MTは、パターニングデバイスを保持するために、機械、真空、静電気、または他のクランプ技法を使用することができる。サポート構造MTは、例えば必要に応じて固定にも可動にもすることができるフレームまたはテーブルとすることができる。サポート構造MTは、パターニングデバイスが例えば投影システムに対して確実に所望の位置にあるようにすることができる。本明細書における「レチクル」または「マスク」という用語のいかなる使用も「パターニングデバイス」というより一般的な用語と同義であると考えることができる。
[0019] 本明細書で使用される「パターニングデバイス」という用語は、例えば基板のターゲット部分にパターンを生成するために、放射ビームの断面にパターンを付与するのに使用することができるあらゆるデバイスを指すものと広義に解釈されるべきである。例えばパターンが位相シフトフィーチャまたはいわゆるアシストフィーチャを含む場合、放射ビームに付与されたパターンは基板のターゲット部分の所望のパターンと正確には対応しないことがあることに留意されたい。一般に、放射ビームに付与されたパターンは、集積回路などのターゲット部分に生成されるデバイスの特定機能層に対応することになる。
[0020] パターニングデバイスは透過式または反射式とすることができる。パターニングデバイスの例には、マスク、プログマブルミラーアレイ、およびプログラマブルLCDパネルが含まれる。マスクはリソグラフィではよく知られており、バイナリのレベンソン型位相シフトおよびハーフトーン型位相シフトなどのマスクタイプ、ならびに様々なハイブリッドマスクタイプを含む。プログマブルミラーアレイの例は小さいミラーのマトリクス構成を使用し、各ミラーは入射する放射ビームを様々な方向に反射させるように個別に傾斜させることができる。傾斜したミラーは、ミラーマトリクスによって反射される放射ビームにパターンを付与する。
[0021] 本明細書で使用される「投影システム」という用語は、使用される露光放射に適した、または液浸液の使用もしくは真空の使用などの他の要因に適した、屈折式、反射式、反射屈折式、磁気式、電磁気式、および静電式の光学システム、またはこれらの任意の組合せを含む任意のタイプの投影システムを包含するものと広義に解釈されるべきである。本明細書における「投影レンズ」という用語のいかなる使用も「投影システム」というより一般的な用語と同義であると見なすことができる。
[0022] ここで図示されるように、装置は透過タイプ(例えば透過マスクを使用する)である。代わりに、この装置は反射タイプ(例えば、上述したタイプのプログラマブルミラーアレイを使用するか、または反射マスクを使用する)とすることができる。
[0023] リソグラフィ装置は、2つの基板テーブル(デュアルステージ)またはそれよりも多い基板テーブル(および/または2つ以上のパターニングデバイステーブル)を有するタイプとすることができる。そのような「マルチステージ」機械では、追加のテーブルを並列に使用することができ、あるいは1つまたは複数の他のテーブルを露光のために使用しながら1つまたは複数のテーブルで準備ステップを実行することができる。
[0024] リソグラフィ装置は、投影システムと基板との間の空間を満たすように比較的高い屈折率を有する液体、例えば水によって基板の少なくとも一部を覆うことができるタイプとすることもできる。液浸液は、リソグラフィ装置の他の空間、例えばマスクと投影システムとの間に適用することもできる。液浸技法が当技術分野では投影システムの開口数を増大させることでよく知られている。本明細書で使用されるとき「液浸」という用語は、基板などの構造が液体中に沈められなければならないことを意味せず、むしろ液体が露光中に投影システムと基板との間に置かれていることを単に意味する。
[0025] 図1を参照すると、イルミネータILは放射源SOから放射ビームを受け取る。例えば放射源がエキシマレーザである場合、放射源とリソグラフィ装置とは別個の構成要素とすることができる。そのような場合、放射源はリソグラフィ装置の一部を形成すると見なされず、放射ビームは、例えば好適な誘導ミラーおよび/またはビームエキスパンダを含むビームデリバリシステムBDを用いて放射源SOからイルミネータILに送られる。他の場合、例えば放射源が水銀ランプである場合、放射源はリソグラフィ装置の一体部分とすることができる。放射源SOおよびイルミネータILは、必要であればビームデリバリシステムBDと共に放射システムと呼ぶことができる。
[0026] イルミネータILは、放射ビームの角度強度分布を調整するように構成されたアジャスタADを含むことができる。一般に、イルミネータの瞳面における強度分布の少なくとも外側および/または内側半径範囲(通常それぞれσ-outerおよびσ-innerと呼ばれる)を調整することができる。さらに、イルミネータILは、インテグレータINおよびコンデンサCOなどの様々な他のコンポーネントを含むことができる。イルミネータを使用して、放射ビームをその断面において所望の均一性および強度分布を有するように調整することができる。
[0027] 放射ビームBは、サポート構造(例えばマスクテーブル)MTに保持されるパターニングデバイス(例えばマスク)MAに入射し、パターニングデバイスによってパターン付けされる。放射ビームBはパターニングデバイスMAを通過した後、投影システムPSを通過し、投影システムPSはビームを基板Wのターゲット部分C上に合焦する。第2のポジショナPWおよび位置センサIF(例えば、干渉計デバイス、リニアエンコーダ、または容量センサ)を用いて、例えば放射ビームBの経路中に様々なターゲット部分Cを位置決めするように基板テーブルWTを正確に移動することができる。同様に、第1のポジショナPMおよび別の位置センサ(図1に明確には示されていない)を使用して、例えばマスクライブラリからの機械的抽出の後にまたはスキャン中に、パターニングデバイスMAを放射ビームBの経路に対して正確に位置決めすることができる。一般に、サポート構造MTの移動は、第1のポジショナPMの一部を形成するロングストロークモジュール(粗動位置決め)およびショートストロークモジュール(微動位置決め)を用いて実現することができる。同様に、基板テーブルWTの移動は、第2のポジショナPWの一部を形成するロングストロークモジュールおよびショートストロークモジュールを使用して実現することができる。ステッパの場合(スキャナとは対照的に)、サポート構造MTはショートストロークアクチュエータにのみ接続することができ、または固定することができる。パターニングデバイスMAおよび基板Wは、パターニングデバイスアライメントマークM1、M2および基板アライメントマークP1、P2を使用して位置合わせすることができる。図示のような基板アライメントマークは専用のターゲット部分を占めるが、それらはターゲット部分間の空間に配置することができる(これらはスクライブラインアライメントマークとして知られている)。同様に、1つよりも多いダイがパターニングデバイスMA上に設けられている状況では、パターニングデバイスアライメントマークはダイ間に配置することができる。
[0028]図示の装置は、以下のモードの少なくとも1つで使用することができる。
[0029] 1.ステップモードでは、サポート構造MTおよび基板テーブルWTを本質的に静止したままにしながら、放射ビームに付与されたパターン全体がターゲット部分C上に一度に投影される(すなわち単一静的露光)。次に、基板テーブルWTは、異なるターゲット部分Cを露光することができるようにXおよび/またはY方向に移動される。ステップモードでは、露光フィールドの最大サイズは、単一静的露光で結像されたターゲット部分Cのサイズを制限する。
[0030] 2.スキャンモードでは、サポート構造MTと基板テーブルWTとが同期してスキャンされるとともに、放射ビームに付与されたパターンがターゲット部分C上に投影される(すなわち単一動的露光)。サポート構造MTに対する基板テーブルWTの速度および方向は、投影システムPSの拡大(縮小)および像反転特性によって決定することができる。スキャンモードでは、露光フィールドの最大サイズが単一動的露光におけるターゲット部分の幅(非スキャン方向に)を制限するが、スキャン運動の長さがターゲット部分の高さ(スキャン方向に)を決定する。
[0031] 3.別のモードでは、サポート構造MTは本質的に静止したままでプログラマブルパターニングデバイスを保持し、基板テーブルWTが移動またはスキャンされるとともに、放射ビームに付与されたパターンがターゲット部分C上に投影される。このモードでは、一般に、パルス放射源が使用され、基板テーブルWTの各移動の後にまたはスキャン中の連続する放射パルス間に必要に応じてプログラマブルパターニングデバイスが更新される。この操作モードは、上述したタイプのプログラマブルミラーアレイなどのプログラマブルパターニングデバイスを利用するマスクレスリソグラフィに容易に適用することができる。
[0032] 上述の使用モードの組合せおよび/または変形、または全く異なる使用モードを使用することもできる。
[0033] 典型的なリソグラフィ装置では、投影システムは、全体として、またはその中の1つまたは複数の特定の素子が完全には透過性(または反射性)ではない。これは、リソグラフィ装置が基板を露光するために操作されるとき、投影システムの素子がビームからエネルギーを吸収することを意味する。投影システムの素子がビームからエネルギーを吸収する場合、それは熱くなることになる。そのような加熱は、特にひどく不均一な場合、しばしば投影システムの収差をもたらす、または変更する。これは、素子の形状および/または屈折素子の屈折率の変化によって生じることがある。反射または反射屈折投影システムで生じる場合さえ一般にレンズ加熱と呼ばれるこの現象と戦うための様々な対策が知られている。特に、リソグラフィ装置の投影システムは、投影システムのうちの影響を受ける素子を実質的に一定温度で高精度に維持することを目的とする温度制御システムを含むことがある。他の対策は、レンズ加熱によって引き起こされる収差を補償する(例えば、さらなる収差を導入することによって)ように実時間で制御することができる、投影システム内の1つまたは複数の調整可能素子61を含む。
[0034] 投影システム用の温度制御システムは、典型的には、投影システムの素子(例えば各レンズ素子)の外側の温度を実質的な固定値に維持しようとする。装置が十分に長い期間使用中でない場合、素子はこの均一「休止」温度となるはずである。これは一般に「コールドレンズ」と呼ばれる。(非均一)加熱の場合、ある期間(しばしば約90分)の後に様々な熱平衡が実現されることになる。この場合、素子の本体の端から端までの温度分布が存在することになる。この温度分布が収差分布を生じさせることになる。典型的な基板ロット(同じパターニングデバイス、照明、および線量で露出される一群の基板)は約10分で、すなわち必要とされる最大時定数(約25分となることがある)よりも短い期間に露光されるので、システムは、ほとんどの時間、ある熱平衡から他の熱平衡へと向かう遷移状態にあることになる。
[0035] ビームが特定の素子に高度に局在化される場合に、レンズ加熱の影響が最も大きい。ビームの局在化は、特定のパターンおよび/または特定の照明モードの露光で生じることがある。例えば、二重極および四重極などの実質的なオフアクシスコンポーネントによる照明モードは、大きなレンズ加熱の影響をもたらす傾向がある。レンズ加熱の影響は、像形成されるパターン、照明モード、および/または使用される投影システムの開口数に強く依存するので、投影システムの補償調整または他のプロセスパラメータを計算するために使用されるレンズ加熱の影響のモデルは、露光されるべき各パターン、照明モード、および開口数の組合せに対して較正される。
[0036] レンズ加熱モデルの較正は、1つまたは複数の基板が露光された後、投影システムの関連結像特性の測定を必要とする。しかし、この較正を始めることができる前に、投影システムを標準温度まで冷却させなければならない。さもなければ、1つまたは複数の先行する露光からの投影システムの冷却に起因する投影システムの測定特性の変化と現在の露光による加熱に起因する変化とを区別することができない。これは図2および3からより明確に分かる。
[0037] 図2は、加熱の停止(上のグラフ)および加熱期間の開始(下のグラフ)における投影システムのパラメータ、例えば非点収差オフセットの典型的な応答を示す。加熱の停止(1つまたは複数の露光)の後、測定特性は、公称休止温度で正常値まで低下して戻る前のある期間、正常値から逸脱し続ける。このふるまいは投影システムの素子の長い熱時定数に起因する。加熱が始まると、投影システムの関連特性は正常値からかなり迅速に逸脱し始め、次に、露光中に到達する何らかの平衡温度での最大偏差値に漸近的に近づく。
[0038] 図3(下のグラフ)に示されるように、冷却の期間(露光された基板をアンロードし、新しい未露光基板をロードする(以下で基板交換と呼ばれる)ために使用される時間に対応する)によって分離された加熱の期間(単一の基板の露光に対応する)を加熱が含むより現実的な場合、光学エレメントの結果として生じるふるまいは極めて複雑である。(単一の基板の露光においてさえ、各基板上のターゲット区域の別々の露光、さらに場合によってはパルスビームの使用のために素子の加熱は断続的であるが、そのような加熱の周期性は投影システムの素子の関連熱時定数よりも非常に小さく、その結果、基板の露光は加熱の単一のとぎれない期間として扱うことができることに留意されたい。)
[0039] レンズ加熱の影響の上述の複雑なふるまいのために、特定のパターンおよび照明モード(処方)に対してレンズ加熱モデルを較正するために、一連の露光の開始前に、投影システムが公称平衡温度に到達できるようにすることが従来必要であった。投影システムの素子の長時間熱定数によれば、投影システムがその公称平衡温度に戻るのに90分以上要することがある。この期間、装置は必然的にアイドルであり、したがって処理能力を実質的に低下させる。このことは、処方がしばしば変更される場合、レンズ加熱の影響のモデリングおよび補償が非経済的であることを意味する。したがって、レンズ加熱の影響は、多くの場合、メモリの生産などの非常に大量の用途でしかモデル化および補償されない。したがって、例えば装置の不必要なアイドル時間を避けるレンズ加熱の影響の較正の改良された方法を提供することが望ましいであろう。
[0040] 本発明の一実施形態では、特定の光学エレメント特性へのレンズ加熱の影響を較正するために、その特性は、基板の露光の前、基板の露光の後、および次の基板の露光の前に測定される。特性の追加の測定により、冷却の影響および加熱の影響を分離することができ、その結果、その特性へのレンズ加熱の影響のモデルは初期冷却期間なしで較正することができる。この方法は、特定の特性、すなわち非点収差オフセットを参照しながら以下でさらに説明されるが、フィールド湾曲(フィールドにおける像の2次の軸位置誤差)、非点収差湾曲(フィールド上の2次非点収差変化)、拡大、および/または3次歪み(フィールドにおける像の3次の横位置誤差)などの他の特性に適用可能である。原理上は、本発明の実施形態は、センサ60によって測定することができるあらゆる収差に適用することができる。本発明の実施形態はゼルニケの多項式によって記述される収差に適用される。
[0041] 図4は、投影システムの特性へのレンズ加熱の影響のモデルを較正するための本発明の一実施形態による方法における一連の処置を示す。これらのステップは、この実施形態では、2つの基板テーブルを有するリソグラフィ装置で実行されるが、この方法は、単一の基板テーブルだけまたは2つよりも多い基板テーブルを有するリソグラフィ装置に同様に適用可能である。図4で分かるように、基板の一連の露光10の完了の後に(それらの細部は、投影システムPSの1つまたは複数の光学エレメントを加熱状態に置くこと以外は関係がない)、露光される基板は新しい基板に(例えば基板テーブルの交換によって)交換され11、新しい基板は、レンズ加熱モデルが較正されることになる処方を用いて露光されることになる。第1のアライメント手順12が基板Wを基板テーブルWTにアライメントするために実行され、次に、注目する特性の第1の測定13が行われる。この測定は、基板テーブル内に一体化することができる画像センサ(例えば伝達画像センサ(transmission image sensor))または干渉計収差センサ60で行うことができる。次に、第2のアライメント手順14が、パターニングデバイス上のターゲットを基板テーブルWT上のターゲットにアライメントするために行われ、注目する処方の1つまたは複数の露光が実行される15。1つまたは複数の露光が完了した後できるだけ早く、注目する特性の第2の測定16が行われる。別の基板交換操作17の後、第1のアライメント手順18が新しい基板に行われる。次に、注目する特性の第3の測定19が行われる。次に、第2のアライメント手順20が新しい基板に行われ、これは注目する処方を使用して再び露光される21。この後、注目する特性の第4の測定22が行われる。アライメント手順の細部には関係がなく、それらは必要でなければ省略または組み合わせることができ、行われるごとに同じである必要はない。
[0042] 次に、一巡、すなわち交換、第1のアライメント、測定、第2のアライメント、露光、測定が必要であるたびに繰り返される。一実施形態では、これらのステップが全ロットの基板の露光に繰り返され(例えば12個または24個の基板は約5〜10分を要する)、それはロットのフィードバック修正を可能にする。一般に、ロットは一群の基板として定義され、基板は、連続して、投影システムの同じ開口数設定で露光される。一実施形態では、これらのステップは、モデル化される時定数のすべてより長い期間、例えば約30分間繰り返される。ひとたび十分なデータポイントがレンズ加熱モデルを較正するために収集されれば、注目する特性の測定を省略し、処理能力を増大することができる。投影システムの多数の特性へのレンズ加熱の影響がモデル化されなければならない場合、それらの特性は、使用されるセンサの能力に応じて同時にまたは別個の測定で測定することができる。好ましくは、複数のフィールド位置に対して投影システムの完全な収差状態を同時に測定することができるセンサが使用される。そのようなセンサは、投影システムの多数の特性へのレンズ加熱の影響のより正確なモデリングを可能にする。上述のプロセスは、較正されたモデルを記憶するために記憶デバイス51をさらに含むコントローラ50の制御下の装置によって行われる。
[0043] レンズ加熱モデルを較正するために、第1の特性測定13の中間点と第2の特性測定16の中間点との間の期間が投影システムの加熱の期間と考えられ、第2の特性測定16の中間点と第3の特性測定19の中間点との間の期間が冷却の期間と考えられる。これらの測定の中間点は黒い矢印によって示されている。したがって、注目する特性の第1および第2の測定、ならびに露光の直前および直後の引き続いての測定を使用して、露光を行うことによる加熱の影響のモデルを較正することができ、一方、注目する特性の第2および第3の測定の結果、および基板交換の両側の引き続いての測定を使用して冷却の注目する特性への影響のモデルを較正することができる。
[0044] 特定の例では、注目する特性は非点収差オフセット、すなわち水平線と垂直線との間の平均焦点差であり、時間の関数としての加熱の影響および冷却の影響(A)は以下のようにモデル化することができ、
ここで、
tは第1の露光の開始に対する時間であり、
μ、μはスケーリング要因であり、添え字kおよびhは、前の露光および現在の露光の全応答が多数の時定数およびスケーリング要因によって記述されることを示し、
τ、τは冷却および加熱からの時定数であり、
Pは素子を通過するパワー(1つの露光時間x内の)(すなわち、線量、フィールドサイズ、パターニングデバイス(例えばマスク)透過、および露光の回数)、
xは露光間の時間および露光時間である。本発明の一実施形態で得られた測定値を使用して様々な時定数を決定することができる。
[0045] これらの等式は、加熱および冷却について各々単一の時定数の簡単化された場合に対して以下に示すように導き出すことができる。これは必要に応じて追加の項を加えることによって多数の時定数に拡張することができる。
k=0、新しいロットの開始(測定13)では、
(t)+A(t)=μ (3)
k=1、t=x、均一の露光(測定16)では、
k=2、t=2x、冷却、両プロセス(測定19)では、
k=3、t=3xでは、
k=4、t=4xでは、
である。
ここで、幾何級数を使用する。
そして、有限級数に2つの幾何級数を使用し、
上述の等式をより閉じた形式で書く。
を使用する。
これを露光前測定値(偶数x)および露光後測定値(奇数x)に分割する。
露光前/冷却後:
露光後/冷却前:
見て分かるように、等式(11)および(12)は等式(1)および(2)に対応している。
[0046] いくつかの試験結果が図5に示される。この図において、時間はX軸にプロットされ、非点収差オフセットは任意単位でY軸にプロットされる。黒い点はデータ点であり、関連する破線はこれらのデータ点へのフィット(fit)である。上述のモデルを使用して、冷却および加熱の影響を分離することができる。二点鎖線は予測される冷却曲線を示し、長い破線は測定データからの冷却の影響を示す。グラフの下の部分で、実線は予測される加熱の影響を示し、円を伴う線は測定データからの加熱の影響を示す。このデータはデュアルステージリソグラフィ装置から得られたものであり、加熱データ中のジグザグはチャック交換の冷却の影響に由来する。
[0047] 一実施形態によるデバイス製造方法が図6に示される。この方法では、複数の基板が同じ処方で露光される。露光されるべき第1の基板、すなわち基板1はレンズ加熱モデルの較正のためのデータを提供するために使用される。したがって、前の基板をアンロードし、基板1をロードするステップのステップ11と、投影システムを測定するステップのステップ13と、基板1を露光するステップのステップ15と、投影システムを測定するステップのステップ16と、基板1をアンロードし、基板2をロードするステップのステップ17と、投影システムを測定するステップのステップ19とが、図4を参照しながら上述されたように行われる。アライメントステップも上述のように行うことができるが、見やすいようにこの図から省略されている。投影システムの3つの測定値からのデータをステップ30で使用して、この処方のレンズ加熱の影響のモデルを較正する。次に、このモデルをステップ31で使用して、ステップ21で基板2を露光する場合に予想されるレンズ加熱の影響を予測し、露光プロセスまたは基板への後続のプロセスへのあらゆる補償または改善の調整を計算する。このモデルは、中間で他の処方が使用される場合でさえ同じ処方を使用してステップ40で任意の後続の基板、例えば基板Nを露光する場合に同様に使用することができる。
[0048] 本発明の一実施形態では、注目する特性の代替のまたは追加の測定が第1のロットと第2のロットとの間に行われる。第2のロットの基板が、第1のロットと比較して投影システムの異なる開口数で露光される場合、2つのロットが同じ開口数で露光される状況と比較して、異なるレンズ加熱の影響が第2のロットの露光中に生じる。これらの異なるレンズ加熱の影響を考慮に入れるために、第1のロットの最後の基板の露光の後の注目する特性の測定である第2の測定が第2のロットの開口数で行われる。第2のロットの最初のウェーハの露光の前の測定である第3の測定も第2のロットの投影システムの開口数で行われる。第2および第3の測定値の直線補間を使用して、注目する特性への冷却の影響のモデルを較正することができる。注目する特性への加熱の予測される影響にこのモデル化した冷却を加えることによって、注目する特性への全影響の予測を第2のロットの第1の基板に対して決定することができる。投影システムの異なる開口数でのこれらの測定は、段落[0041]で説明したような第2および第3の測定の代わりにまたはそれに加えて行うことができる。注目する特性への加熱の予測される影響は、第2のロットの露光条件での基板の試験露光の前後に注目する特性を測定することによって較正することができる。
[0049] 本発明の一実施形態を使用して、複数の処方について記憶デバイスに記憶されている較正されたレンズ加熱モデルのライブラリを引き出すことができる。適切なレンズ加熱モデルを選択および使用して、レンズ加熱の影響を予測し、事前に較正されていた任意の処方に対する補償対策を計算することができる。このようにして、異なる処方が使用されるごとにレンズ加熱モデルを再較正する必要なしに、異なる処方を任意の順序で使用することができる。
[0050] 本発明の一実施形態では、注目する特性の追加の測定は、レンズ加熱モデルの較正への測定雑音の影響を低減するために行われる。追加の測定は第1、第2、第3、または第4の測定の少なくとも1つの後に連続して行うことができ、あるいは代替または追加として第1、第2、第3、および第4の測定の間に行うことができる。
[0051] 本文ではICの製造におけるリソグラフィ装置の使用について特に言及しているが、本明細書で説明したリソグラフィ装置は集積光学システム、磁気ドメインメモリ用の誘導および検出パターン、フラットパネルディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッドなどの製造のような他の用途を有することができることが理解されるべきである。そのような他の用途との関連で、本明細書における「ウェーハ」または「ダイ」という用語のいかなる使用もそれぞれ「基板」または「ターゲット部分」というより一般的な用語と同義であると見なすことができることを当業者なら理解されよう。本明細書で言及した基板は、露光の前後に、例えば、トラック(一般に基板にレジストの層を塗布し、露光されたレジストを現像するツール)、メトロロジーツール、および/またはインスペクションツール中で処理することができる。本明細書の開示は、適用可能である場合、そのような基板処理ツールおよび他の基板処理ツールに適用することができる。さらに、基板は例えば多層ICを生成するために2回以上処理することができ、その結果、本明細書で使用した基板という用語は多数の処理された層を既に含んでいる基板を指すこともできる。
[0052] 光学リソグラフィとの関連で本発明の実施形態の使用について上述で特に言及しているが、本発明は他の用途、例えばインプリントリソグラフィで使用することができ、状況が許す場合、光学リソグラフィに限定されないことが理解されよう。インプリントリソグラフィでは、パターニングデバイス中のトポグラフィが基板に生成されるパターンを画定する。パターニングデバイスのトポグラフィは、基板に供給されたレジストの層中にプレス加工することができ、その後、電磁放射、熱、圧力、またはそれらの組合せを適用することによってレジストは硬化される。レジストが硬化した後、パターニングデバイスはレジストから外に移され、パターンがレジスト中に残る。
[0053] 本明細書で使用した「放射」および「ビーム」という用語は、紫外(UV)放射(例えば、365、355、248、193、157、もしくは126nmの波長、またはそれらに近い波長を有する)および極端紫外(EUV)放射(例えば、5〜20nmの範囲の波長を有する)を含むあらゆるタイプの電磁放射、ならびにイオンビームまたは電子ビームなどの粒子ビームを包含する。
[0054] 「レンズ」という用語は、状況が許す場合、屈折式、反射式、磁気式、電磁気式、および静電気式の光学コンポーネントを含む様々なタイプの光学コンポーネントの任意の1つまたは組合せを指すことができる。
[0055] 本発明の特定の実施形態を上述で説明したが、本発明は説明したもの以外で実施できることが理解されよう。例えば、本発明は、上述で開示した方法を記述する機械読取可能な命令の1つまたは複数のシーケンスを含むコンピュータプログラム、またはそのようなコンピュータプログラムを中に記憶しているデータ記憶媒体(例えば、半導体メモリ、磁気または光学ディスク)の形態をとることができる。
[0056] 上述の説明は限定ではなく例示するためのものである。したがって、当業者には、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、説明したような本発明に変形を加えることができることは明らかであろう。

Claims (11)

  1. 処方に従って露光を行うリソグラフィシステムの投影システムの特性への影響のモデルを較正する方法であって、
    前記投影システムの前記特性の第1の測定を行って第1の測定結果を生成するステップと、
    前記処方に従って基板を露光するステップと、
    前記投影システムの前記特性の第2の測定を行って第2の測定結果を生成するステップと、
    前記投影システムをある期間冷却できるようにするステップと、
    前記投影システムの前記特性の第3の測定を行って第3の測定結果を生成するステップと
    を順番に含み、
    前記モデルが前記特性への前記加熱の影響をモデル化する第1の部分と、前記特性への前記冷却の影響をモデル化する第2の部分とを有し、前記第1の部分および前記第2の部分を較正するために前記第1、第2、および第3の測定結果が使用される方法。
  2. 前記処方に従って第2の基板を露光するステップと、
    前記投影システムの前記特性の第4の測定を行って第4の測定結果を生成するステップと、
    前記投影システムをある期間冷却できるようにするステップと、
    前記投影システムの前記特性の第5の測定を行って第5の測定結果を生成するステップと
    を順番にさらに含み、
    前記第3および第4の測定結果を使用して前記第1の部分を較正し、前記第4および第5の測定値を使用して前記第2の部分を較正する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記特性が、非点収差オフセット、フィールド湾曲、非点収差湾曲、拡大、3次歪み、またはゼルニケの多項式およびゼルニケの多項式の和によって記述される収差からなる群から選択された少なくとも1つの特性である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記測定値を使用して、加熱曲線および冷却曲線の時定数を決定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の部分が、
    の形態の曲線を含み、
    前記第2の部分が、
    の形態の曲線を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記基板が露光されたテーブルから該基板が取り出され、前記投影システムを冷却することが可能である間に第2の基板が前記テーブル上にロードされる、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記投影システムの前記特性の第2および第3の測定を行う前記ステップが、前記投影システムのそれぞれ第1および第2の開口数で行われる、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 処方に従って露光を行うリソグラフィシステムの投影システムの特性への影響のモデルを較正するステップであって、
    前記投影システムの前記特性の第1の測定を行って第1の測定結果を生成するステップと、
    前記処方に従って基板を露光するステップと、
    前記投影システムの前記特性の第2の測定を行って第2の測定結果を生成するステップと、
    前記投影システムをある期間冷却できるようにするステップと、
    前記投影システムの前記特性の第3の測定を行って第3の測定結果を生成するステップと
    を順番に含み、
    前記モデルが前記特性への前記加熱の影響をモデル化する第1の部分と、前記特性への前記冷却の影響をモデル化する第2の部分とを有し、前記第1の部分および前記第2の部分を較正するために前記第1、第2、および第3の測定結果が使用される、較正するステップと、
    修正処置を計算して第2の基板の露光においてレンズ加熱の影響を補償または改善するステップと、
    前記処方に従って前記第2の基板を露光し、前記修正処置を行うステップと
    を含むデバイス製造方法。
  9. 前記第2の基板を露光する前記ステップが少なくとも1つの他の処方による基板の露光の後に行われる、請求項8に記載の方法。
  10. 投影システムを使用してパターニングデバイスからのパターンを基板上に投影するように構成されたリソグラフィ投影装置であって、
    前記投影システムの特性を測定するように構成されたセンサと、
    処方による基板の露光の前の第1の測定結果、前記露光の後の第2の測定結果、および前記投影システムをある期間冷却できるようにした後の第3の測定結果とを生成するために前記センサを制御するためのコントローラと、
    前記処方に従って露光を行うことの前記投影システムの特性への前記影響のモデルを記憶する記憶デバイスであって、前記モデルが、前記特性への前記加熱の影響をモデル化する第1の部分と、前記特性への前記冷却の影響をモデル化する第2の部分とを有し、前記第1の部分および前記第2の部分を較正するために前記第1、第2、および第3の測定結果が使用される記憶デバイスと
    をさらに含む装置。
  11. 前記記憶デバイスが、複数の処方に従って露光を行う前記投影システムの特性への前記影響の複数のモデルを記憶する、請求項10に記載のリソグラフィ装置。
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